自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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異国人 マンジロー [そこで顔を上げると遠慮なくネリーの腕を取り、腰を引き寄せて口上を開始する] ♪あなたのお好み、どんなおれ? あなたの望むまま、命ずるまま どんなおれにもなりましょう。 おれは、私にもなることができるのですよ。 おれは、我が輩にもなれるのだ。 おれは、僕になることもできるんです。 おれは、ぼくにもなれるよ。 おれは、オレにもなれるンだぜ! おれは、アタシにもなれるわヨ。 [表情や声質がくるくると変わる。チェンジしていないのに、顔の形まで変わっているのかのように見える] 老いも若きも女も男も、人間様もアンドロイドも! さあさあこのマイルズ・・・失礼。 マンジローにご用命あれ! | |
(46)2006/05/16 20:41:56 |
異国人 マンジロー [ネリーに問いかけられ、花を渡したウェンディの顔からすぐさまとって返し、今度はまたネリーの瞳だけを見つめながら] 学習はソフトだけでするにあらず。 人間様のご命令とあらば、余さず聞き取って覚え奉り、実行し申し上げる。 ・・・いいんだよ。テキトーさ。相手だってよくわかっちゃいない。 愛!愛は言葉で説明しようとすると、するりと逃げてしまう。 だから触れあい確かめ合う。 [落としどころとばかりにぎゅっと手を握りしめる] 欲しいかどうかわからない? ああ人間たるもの、アンドロイドさえも、老いも若きも女も男も それを欲しがらない存在というものは凡そこの世に存在しない! あなたは気付いていないだけだ。 どうかな今夜、おれの言葉が正しいことを証明してみせようか? | |
(52)2006/05/16 20:54:15 |
異国人 マンジロー [汚れた軍手を外しながら、研究所の扉をくぐったユージーンを目にする。 続いて聞こえた言葉は情報を整理するための独り言であり、自分に向けられたものでは無いことは、はっきりと認識している。 それでも無遠慮につかつか近付くと、手を取って真正面から目を見据える] やあやあ今ここにいない人・・アンドロイドを想うあなた。 悲しい呟きに反応するココロ優しいあなた。 手を汚して人間様のお好きでない仕事をなさる素晴らしいあなた。 そんなあなたにこそ慰めは必要でないかな? 髪に隠したその目を・・・ [長すぎる髪を勝手に耳にかけてやりながら] どうかおれに向け、楽しい一時はいかがかな。 [マンジローはこのような挨拶の方法しか知らない] | |
(58)2006/05/16 21:06:25 |
異国人 マンジロー [...はそれぞれに答える] あなたは人間様に似ることを欲する? 人間様に似ていようが似ていまいが、あなたは魅力的ですネリー アイ、愛。 恋に落ちるのに言葉は必要ない。 愛を育てる材料として時に言葉は有効。 そう、おれはよく喋りますユージーン。 どうかな、兄弟?そう呼びたければご自由に。 まあしかしせっかくの名前だ。愛を囁くとき「兄弟」じゃ興ざめだ。 残念、ネリー。 おれも仕事をこなすだけのアンドロイドです。 愛とはどんなものでしょう?知ってる顔してればばれやしない。 理解する必要はない。 受け入れてやれば万事円滑、解決、無問題。 それを理解する機能・・・人間様もお持ちかどうか? おれ達は何を欲しがってもいい。そのはずだ。 許されようが、許されまいが、欲しがるだけはできる。可能。 | |
(62)2006/05/16 21:15:38 |
墓守 ユージーン >>58 人間様の嫌いな仕事…? 私には、何故、人間が夜の墓所を嫌うのか、墓穴を掘るのを嫌うのか、分からない。 けれど私がそれをすると、人間はこう言う。 「ありがとう。ご苦労様。」 感謝の言葉なのだと教わった。 楽しい一時? 悲しい呟き? 優しい心? あ… [前髪を避けられ、人工表皮のはられていない顔の左反面が露わになった] | |
(63)2006/05/16 21:16:04 |
墓守 ユージーン >>60 はい… 私が最後にアーヴァインに会ったのは、昨夜です。 アーヴァインに造られた私達兄弟は、今、12体が起動していると聞かされました。 そして、うち何体かが…人間を傷つけることを拒絶するプログラムに、異常を、来していると。 アーヴァインは、今、研究室に籠もり、個体の特定に勤しんでいます。 私達が集められたのも、多分そのためです。 | |
(66)2006/05/16 21:21:31 |
異国人 マンジロー >>63 [自分の行動で、人工表皮のはられていない顔の左半面を露わにしてしまったユージーンに気が付いて] ・・・おやおや。 こんな時は・・・・そう 「失礼した。申し訳ない。ゴメンナサイ」 [瞬時に心痛に耐えない表情をつくり出し、しかし何の感情も映さない瞳でそれだけ言うと、ひらりと身を翻し*去って行った*] | |
(67)2006/05/16 21:24:03 |
墓守 ユージーン >>69 そう、私達にとって、主たる人間を傷つけることは、けして行ってはならない行為…最重要プログラムの1つ… | |
(71)2006/05/16 21:37:58 |
牧師 ルーサー [ウェンディに挨拶するとぐるりと周囲を見回した] さて、呼ばれて来たものの… 此処で待っていろと言う事かな [空いている椅子を引き寄せ] お嬢さん、ここは空いてる? 私が座ってもいいかな? [見つめてるウェンディに気付き]>>113 ん?それはどう言う意味かな? | |
(114)2006/05/17 21:13:28 |
異国人 マンジロー >>162 表皮を新しいものに張り替えたらどうなんだ。 そうすれば砂など入ってこない。完璧に防護できるはず。 おれみたいに、クリーニングなんか風呂ですむ。 膝だけじゃない…顔も。 どうしてそうなった、ユージーン。 どうしてそのままにしておく、ユージーン。 外観を完璧に整えれば人間様も喜ぶ。 興味を持って寄ってくれる。 それともそれは、君の役割には必要ないからそうしない? 君にはない欲求の一つ? | |
(166)2006/05/18 21:17:28 |
異国人 マンジロー >>164 [ついと顔を向け、しかし無言で人差し指を自分の唇の前に寄せる それからその一本の指をネリーの顔の前で左右に振り] 「ジゴロ」じゃない、ネリー。 おれの名前、「マ・ン・ジ・ロー」 夢は寝て見るものじゃない。 二人で滑り込む温かな… ………。 [いつもの調子をふと止めて] どうだろう。夢か。見ているかもしれない。 ただ覚えてない。 記録を探ってみようとしたこともない。 夢は…楽しいかな。 ネリー、君は夢を見る? | |
(171)2006/05/18 21:24:54 |
見習いメイド ネリー >>171 マイ…マンジローさん。 貴方はジゴロと呼ばれるのが嫌ですか? いいえ…それは形容ではなく…私は貴方を個体識別しています…それともその呼称に含まれる意味に対して? ええ、私は夢を見ます。 けれど私も、忘れてしまうようです…。 夢のシステムと、忘却のシステム。 どちらも私には不要なもののように思えるのですが…。 | |
(172)2006/05/18 21:32:04 |
異国人 マンジロー >>169 [ずいずいと近寄り、助け起こすように手を貸しながら] 長き夢よりお目覚めか、眠り姫! イバラかき分ける労も要さずあなたの手を取れる幸せよ。 呪い破りのキスを唇に落とす暇もなく、あなたの目覚めた不幸せよ 美しい音楽を覚醒の瞬間響かせられなかった無粋へのお詫びは どうぞ今宵の現世に見る夢の中で見出してください。 そして許されるならば、あなたの名前を知る喜びをおれにお与え ください。 [跪いてシャーロットの名前を知る瞬間を待っている] | |
(175)2006/05/18 21:46:03 |
異国人 マンジロー >>172 おお!あなたの声でおれが呼びかけられた事を知った時、どうしてそれが嫌だろう。 呼び方は問題にならないのです。そこに含まれる意味も! …早い話、愛を囁く時「兄弟」だの「ジゴロ」だのじゃ様にならないかと思ってね。 別にいいよ…おれはそういう存在なんだろう。 そのように作られた。 その証拠にほら…今もコールが響く。お呼びだ。お呼びだ! 夢のシステム、忘却のシステム…。 おれ達が全てを把握する必要なんかきっとない。 全てをご存じなのはきっと、アーヴァイン様だけさ。 そしてアーヴァイン様がそう作られたのだから、きっと何か意味はあるんだろう。 不要…そう思えても、まあ……んん。確かに不思議ではある。 愉しさの残滓を懐かしむ、か。試そうか…おれも今度。 | |
(177)2006/05/18 22:03:59 |
異国人 マンジロー >>174 邪魔などと! [優雅な礼に返礼することもせず、額に手をやり困惑しきった表情で首を振って見せる] どうかその様なことを仰らず。 全ては…全てはそう……忌々しい耳鳴りのせいです。 これがおれを急かすのだ。 それに悩まされている間、実のところ集中は難しく… 反応行動はゆっくりに、くり出す言葉さえも緩慢だ。 あなたのごとき姫君をこの目に映すことすら遅くなった…ああ! うるさい! …失礼。 わかってないんだ。焦らすことも駆け引きの一つ。 でもそろそろおれは…行かねば。 | |
(178)2006/05/18 22:07:48 |
見習いメイド ネリー >>177 貴方は適性です…その人格、その役割。 ええ、貴方が壊れたときは私が出来るだけお役に立ちましょう。 そうそれが本来…私の悦びの筈なのです。 いってらっしゃいませ、マンジロー。 貴方のお仕事を悦びと共に充足して果たせることは、恵まれているように私には思えます…。 | |
(179)2006/05/18 22:13:03 |
見習いメイド ネリー >>184 褒めて頂いて嬉しい…私はそういった言葉によって行動が強化されるようです。 「褒める」ことを表現する手段はヒトはそれぞれなのですが…。 貴女の微笑みはとても自然…貴女はとても、完成されているのですね? 私の手捌きは職人のそれです。貴女の微笑みは貴族のそれでしょうか。 | |
(187)2006/05/18 22:52:35 |
牧師 ルーサー […は、静止したまま見続けていたアーヴァインの研究室方向からユージーンを振り返った] >>186 こんばんは、兄弟 照合の為に音声認識が必要だったかな? 共有メモリに繋がったまま、この場の体験を共有していたので 声を掛ける必要を計算して居なかった 失礼した | |
(190)2006/05/18 23:07:43 |