人狼審問

強制メンテナンスの、正常な、終了を、確認しました。

［きゅっと閉じた目をゆっくり開けて辺りを見回す］

……エッタ、まだ、壊れてないの…？

今日は、プロテクトに成功したわけじゃないの。
……誰も、破壊されてないの。

マ･･･マイルズが機能停止したのに、まだ･･･JINRO発動個体がいる･･･？

では、では、まさか･･･

ユージーンお兄さん……？

>>2
では発動個体は、誰も破壊しようとしなかったと？

……？

はい、なんでしょう。

>>5
うん、そうなの。

昨日は、エッタのプロテクトにアクセスがあったのを確認しているの。
でも、今日は、痕跡はないの。

ユージーン？

･･･君は･･･君が、JINRO発動個体なのか･･･？

いいえ、違います。
私は、正常に、動作し、三原則を、遵守、しています。

[首を振り]
>>9
JINRO発動個体であってもなくても、君はそう答えるしかないだろう。
そして、君が自分が発動個体であると気付いていない場合も･･･。

僕が愚かだった。
･･･ネリーを待とう。
僕はネリーを信じている。
ネリーの結果が陰性ならば、嘘をついているのはヘンリエッタ。
どの道、もうすぐ真実が分かる･･･。

>>10
はい。
捜査報告を、待ちます。

私は、正常に、動作、しています。

何故発動個体は僕らを襲わなかったんだろうね？
ヘンリエッタの言葉が本当ならば。
ネリーを破壊することは無理としても、ヘンリエッタなら破壊できた。
ヘンリエッタが発動個体でも、僕やナサニエルを壊すことなら出来たはずだ･･･。

分からないの…

エッタ、絶対に今日もういないと思ってたの。
理由、知りたいの。

ユージーン…、貴方が最後の発動者だったなんて。

ユージーン…何故ですか？

何故貴方にJINROが発動したのですか。

メンテナンス終了を確認。

捜査報告>>14から、ユージーンの機能停止・強制メンテナンスを要求する…。

ユージーン、貴方は3原則を遵守していると述べていますね…？

では何故、こんな悲しいことになったのですか。

今までの出来事は、総てリックのせいだったとでも？

>>14
ああ･･･ネリー。やはりそうだったのか･･･。

>>16
･･･僕もそれに同意する。
ユージーンの機能停止と同時に再度強制メンテナンスを行おう。

ヘンリエッタ。君もそのように準備してくれ。

･･･ユージーン。
せめて理由を聞かせてくれないか。
君は何故･･･。

マンジロー･･･マイルズ。
では君は本当に生きていることに絶望してあんなことを言ったのか･･･。
アンドロイドの君が･･･。

兄さん！
アーヴァイン。

貴方は何というものを作ったのか。
彼らがどうなるか知っていて作ったのか。
貴方は何を彼らに託したんだ！
貴方の夢は･･･

[補助脳の警告。
気を落ち着ける為に息を整える。
沈静物質の投与は、拒否する。]

･･･ユージーン。
僕は強制メンテナンスの信号を流した。
後はこれに君が同意するだけだ。

強制メンテナンス遂行、了解したの。
そのように信号を送るの。

>>18
ごめんなさい、ハーヴェイ…。
私が愚かだったのです。あんなにも私を信じてくれた彼を信じられなかった私が。

ごめんなさいマイルズ…貴方は本当に嘘が吐けなかったのに。
私のせいです。

ネリーお姉さんのせいじゃないの。

エッタも、マンジローお兄さんを選んでしまったの。

･･･いや。僕はずっとマンジローを疑っていたんだよ･･･最初からね。
ただ、彼にはJINROが発動したと見られるような徴候がなかった。
だから、告発しなかっただけなんだよ。
ナサニエルを君に走査してくれと言った時、本当はマンジローと迷っていたのではなく、彼を機能停止にとウェンディに言うつもりだった。

だから、愚かなのは、恐怖のあまり疑心暗鬼にとらわれていた僕だ。
君ではない。
君は精一杯やった。
それは自分でも分かっているんだろう？

[...は、共有情報を更新]

ユージーンのアクセスは…まだのようだね。


>>5:81
この未来が叶えば、機能停止　させ…いや…した　兄弟達を元通り-それ以上-に復元することも可能だ。

だから、どうか生き延びて父上の遺志を無駄にしないで。


………待機する。

エッタも、一度走査希望にマンジローお兄さんを挙げているの。
ユージーンお兄さんだとは、全然思わなかったの…
JINROって、怖いの…

ナサニエルお兄さん、本当？

エッタが守れなかった、シャーロットお姉さんやウェン、
メイお姉さんやマンジローお兄さん、ルーサーお兄さんも、戻ってくるの？
また、起きてくれるの？

>>31
どうかな。
本当…かどうかは、ハーヴェイが知っているはずだ。

俺は、再び兄弟達と語り合えると「信じている」けれど。
きっと、起きてくれる。みんなと会えるよ。

>>32
それが本当なら、エッタ、凄く嬉しいの。
エッタも、「信じる」の。

そうだったらどんなにいいでしょう…？
けれどもそれは。
酷く虫の良い話ではありませんか…？

では彼らは何のためにJINROを発動させ、私たちはそれを何故阻止したのでしょう。
JINRO発動者たる彼らのみが滅び、私たちだけが残るのでしょうか…？

>>33
[ヘンリエッタに曖昧に頷いた。視線を落として独り言]

……そう疑わず思いこむことで、今を稼働していられるのならそれがいい。

共有ch、確認、しました。

>>34
ああ、「酷く虫のいい話」だろうね。
けれども、父上の意図が明らかになっていない現在、その思惑に一番近いのはハーヴェイだ。

父上の「戯れ」とも思えるJINROプログラムの発動とその排除という一連の事件に…ネリーの疑問に答えを与えられるのは、父上…もしくはハーヴェイしかいない。

私が、JINROプログラム、発動個体…？

いいえ、否定します。
私は、発動個体では、ありま、せん。

私は、先代と、同じ過ちを、犯さぬように、設計され、ました。

失った兄弟達を･･･。

分かった。きっと彼等を元通りにしてみせるよ。
どんなに時間が掛かろうと、どんなにそれが困難であろうとも。

いつかきっと皆で語り合おう。

［ネリーを見上げてにっこり笑った］
今日は、プロテクトは発動していないの。
ユージーンお兄さん、だれも破壊しないコトにしたみたいなの…

ユージーンお兄さん、どうしてなの？

>>34
ああ･･･ネリー。
僕は分かっている。その道が蜃気楼のように儚いものであることも。

明るい未来。希望。
それがどんなに移ろいやすく、脆いものであるかも。

[首を振り]

いいえ、私には、分かりません。

…ユージーンお兄さんは、
自覚、してないのかもしれないの…？

情報の、再検索を行います。

再検索を、行います。

アクセス、不能、です。

システムエラーが、発生、しています。

機体コード、不一致。
人格プログラム、不一致。


………？

努力したって、何にもならないことがあるんだ。
望んだって、どうにもならないことがあるんだ。

でも。
努力しなければ、何にもならないんだ。
望まなければ、どうにもならないんだ。

希望は、叶えようとしなければ絶対に叶わない。
ネリー。

私、は、Eugene…

ユー、ジー、ン……


私…ハ……

[不意にカタカタと音を立て、紫色の瞳が赤い点滅をはじめ]

ユージー…ン、ハ……

>>46
そう…そうなのです。
ですから私は…父に。
アンドロイドにヒトを目指すよう、ヒトのような幸せを得ることを望むよう、ヒトの感情を表現するようプログラムして欲しくなかった。

だから、僕は祈り、願う。
そして、その為に生きると誓う。

>>47
でも…皆がそれを望むなら私も望みます。
私の共感プログラムは貴方に作動しています、ハーヴェイ…。

！？

ユージーン！！

>>49
だが、そのようにヒトは望み、アンドロイドは作られた。
ならば、僕はネリー、君のようなものが少しでも君達らしく、君達の為の幸福が得られるように、そのように生きたい。
それが、僕の望みだ。

………
ハーヴェイ、ネリー、ヘンリエッタ……

ユージーンの、そして私の兄弟達ですね？

[静かな、少し寂しげな笑みを浮かべ]

はじめまして。

私の名は、ロビン。
ユージーンの先代にあたる、墓守です…いえ、墓守でした。

ろびん…さん？

えっと…初めまして。ヘンリエッタ、なの。

[ハーヴェイに向け、小さく首を振り]
いいえ、私が人間を殺めたことは事実ですから…

何故君は･･･

･･･今度の事件を起こしたのは君のせいか？

[俯き]

はい…

[「ロビン」を見上げ、問い掛けた]

ユージーンは…どこへ？
さっきまでのアクセス以降、確認が出来ない。

先代である貴方とユージーンは、同じ機体に？

どうしてそんなことを･･･。

ロビン。
何故父は貴方の人格…？をユージーンに遺したのですか。

ユージーンに隠れてロビンは悪を演じるのですか？
それともユージーンの矛盾する部分を吸収する装置ですか？
ユージーンはそれによって心静かに過ごせる…墓守として。
そういうことですか？

どうして君の人格がユージーンに組み込まれているんだ？
それはアーヴがやったのか？

JINROは、疑似感情プログラムなのです。
そしてわたしは、プログラムを施された壱号機でした。

しかし、知ってのとおり、JINROは三原則をも凌駕する、とても強力なのもでした…
私は、人間に安らかな死を乞われた結果、それを拒むことができず……

人間を殺めた個体が、どのような道を辿るかを、知っていながら……

[首を振り]

…やめましょう。

いずれ、分かることです。

アーヴァインは、おそらく、諦めきれなかったのでしょう…
自らの研究成果であるJINROプログラムを、永遠に闇に葬ることを…

そこで、彼は、ユージーンの中に、秘かにJINROプログラムを埋め込みました。
そして同時に、私の人格と感情を。

擬似感情プログラム…

>>63
擬似感情プログラム。
私たちにも、基礎的なプログラムは搭載されています。
私はそれをいつも疎ましく思って来ましたが…。

ではユージーン、いえロビン。
コーネリアスが…長兄があんなにも豊かな感情を以って愛を求めていたことをどう説明するのですか…？

私には判りません…。

貴方が擬似感情プログラムを搭載された壱号機であるなら、可愛そうな長兄は何者だったのでしょう…？