人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
(1201)牢獄のレクイエム : 3日目 (2)
牧童 トビー
「これは、戦争だ。」か…、確かにその通りですね…。
人狼とやらががいるなら人間と人狼…。

そしてなにより人と人のですね…。

殺されたくなければ殺すしかありませんからね…。
2006/02/23 21:30:34
お尋ね者 クインジー
【厨房】

ローズ…か?

『…そうよ。』

腹が減ったのか。
…トビー達だけでは飽き足らず…
人狼とはパンも食うのか。

[クインジーは厨房の奥を覗き込み、パンに勢いよく齧り付くローズを半ば呆れた顔で半ば苦笑しつつ話しかけた。]
(198)2006/02/23 21:35:34
酒場の看板娘 ローズマリー
私が、人狼……?

[ローズは思わず吹き出した。]

見当違いも甚だしいわね。
貴方は私を疑ってるの…?

それなら……
貴方の持ってるナイフで、調べてみる…?

[ローズはパンを床に置き、自分の腕を差し出した。]

人狼は、銀が苦手なんでしょ…?
疑うなら、やってみればいいじゃない。
(199)2006/02/23 21:38:37
酒場の看板娘 ローズマリー
あ…っ!

少しだけにしてよね。
出血多量で、死ぬわけにはいかないから。

[ローズは小さく笑うと、クインジーの瞳を真っ直ぐと見つめた。]
(200)2006/02/23 21:40:24
牧童 トビー
おや…?
クインジーはローズマリーを人狼だと考えているようですね…、その根拠は何所から来るでしょうね…?
2006/02/23 21:48:49
お尋ね者 クインジー
『疑うなら、やってみればいいじゃない。』

……ふ。

いい度胸だ。

[クインジーはローズの腕を掴むと、ナイフをローズの腕に触れさせた。]
(201)2006/02/23 21:51:57
酒場の看板娘 ローズマリーは、思わず瞳を閉じた。
2006/02/23 21:52:42
お尋ね者 クインジー
『…っ!』

[白銀の煌きがローズの白い肌に触れる。
その刃がもつ冷たさがローズに恐怖感を与えたのだろうか…微かに震えているようだ。]

………。

[クインジーはそのままナイフを懐に戻し、ローズの頭をぽんぽんと叩くとローズの食べかけのパンを頬張り*厨房から出て行った。*]
(202)2006/02/23 21:59:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[冷たい感触が離れ、温かい手が頭を触れる。
ゆっくりと瞳を開けると、そこには優しく――そのように見えた―ー笑みを浮かべるクインジーの姿があった。
腕を見ると、そこに血は流れていなかった。]

なんで、やらないのよ…

[ローズはクインジーの背中に向かって、小さく呟いた。]
(203)2006/02/23 22:06:39
牧師 ルーサー
【夢/遠く過ぎ去りし日の我が家】

「――なた? あなた? どうしたの?」

[ 懐かしい声に目を開ける。そこにあったのは。]

「おはよう。うなされてたわ。大変な夢でも観た?」

[ 少し心配そうな、だが、優しい微笑み。控えめな、いや、おとなしいと言っていいだろう。そして心優しい人。彼の……妻であった。
 忘れえぬその姿に、ルーサーは思わず妻を抱き締めていた。妻は幾分か驚いた様子であったが、それでも、柔らかくルーサーを抱き締め返した。温もりが彼を包んだ。忘れていた温もり。失った筈の温もり。
 
 ――そう、失った筈の。
 妻の背に回した手に、ぬるりとした感触があった。生暖かい、その感触。……ゆっくりと手を上げる。
 妻の肩越しに見た己の手。
 
 ――赤く。
 それは、赤く染まっていた。

 そっと身を離した妻は、微笑を浮かべ……そう、悲しげな微笑を浮かべ。
 ルーサーの瞳を見詰めていた……。]
(204)2006/02/23 22:17:14
酒場の看板娘 ローズマリー
[クインジーが厨房を去った後、ローズは再び空腹を満たしていた。何かに憑りつかれたかのように、次々に食料を口に押し込む。それは、生への執着からだろうか。それとも―――何か他の理由があるのだろうか。

暫くして、ローズはゆっくりと立ち上がり、厨房を後にした。]
(205)2006/02/23 22:21:52
書生 ハーヴェイ
【午後/娯楽室】

と、とにかくだ…。俺は少しシャワーを浴びてくるよ。

[キャロルの言葉に多少動揺しながら、娯楽室を後にした。]
(206)2006/02/23 22:29:53
酒場の看板娘 ローズマリー
【刑務所の外】

[何故か、空を見たくなった。
ローズは刑務所の外へと向かった。

朱い月は、今夜も煌々と輝いている。]

魔女狩り、ね…

誰が人狼か分からない今、それも仕方ないわ。
生きるために…お母さんに逢うために必要な事なら…

殺しだってやってやるわ。

お母さん…
私、間違ってないよね…?
(207)2006/02/23 22:30:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、空に向かい、返事のない問いを繰り返していた。
2006/02/23 22:31:13
書生 ハーヴェイ
【刑務所の外】

(「元」夫か…。彼女の身に何があったのだろうな…。)

[キャロルのことを考えながら、気持ちを静めるために外の空気を吸いに出た。]


「殺しだってやってやるわ。………私、間違ってないよね…?」

[女の声がする。ハーヴェイはそっと近寄ると声を掛けた。]

殺しだなんて、物騒だな…。
(208)2006/02/23 22:34:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[背後から、男の声が聞こえる。
ローズは、声の方に振り返った。そこには―――]

ハーヴェイ…

[―――あの不敵な笑みを浮かべていた男の姿があった。]

一体、何の用…?
私を、殺しにでもきた…?

[ローズはポケットに手を入れ、ナイフを力強く握った。]
(209)2006/02/23 22:40:58
書生 ハーヴェイ
[女は空を見上げていた。ハーヴェイは女の後ろ姿をじっと観察した。女は、ローズマリーだった。表情を見て取ることはできず、またハーヴェイにはその表情を想像することができなかった。

ただ、刑務所の灯りの下で見た透き通るような白い肌と、氷のように冷たく光る瞳ばかりを思い出していた。]
(210)2006/02/23 22:41:32
書生 ハーヴェイ
[ローズマリーがこちらを振り返る。表情は無表情であったが、どことなく強張って見えた。]

「一体、何の用…?私を、殺しにでもきた…?」

……ははは、気が立っているようだな。月の影響かね?
俺には君を殺す理由なんかないさ。君が人狼出ない限りね。
それともやはり君が人狼で、みんなに魔女のごとく狩られてしまうのを恐れているのかね?
(211)2006/02/23 22:46:26
農夫 グレン
【午後/厨房】
ネリー。ギルバートを見な…
誰も居ないな。

飯もない。
(212)2006/02/23 22:46:34
お尋ね者 クインジーは、農夫 グレンに気付いた。
2006/02/23 22:48:25
見習い看護婦 ニーナ
【午後/娯楽室】

[娯楽室を出る前にニーナはキャロルやローズ、ハーヴェイと言葉を交わした。その輪へ加わるクインジー。
クインジーは周囲に試すように質問を投げかけた。]

『…お前さんらに誰かを…確信の無い者を殺す決心はあるか?

俺は…ある。
これは…戦争だ。』

[ニーナはクインジーを刹那に見上げ、そして視線を落とした。気色のない色をキャロルに見られているかもしれない。]

私は…人狼でもない人を手にかけることは…
でも、それが唯一の生き延びる道というのなら、振るうことを私は……っでも

[喉が、口元がつまってそれ以上の言葉にはならなかった。]
(213)2006/02/23 22:49:05
酒場の看板娘 ローズマリー
やはり……?
私は人狼なんかじゃないわ。

ハーヴェイ、貴方の方こそ、人狼じゃないの…?

[ローズは冷たい瞳で、目の前の男を見つめていた。]

私が魔女狩りを恐れてる…?
えぇ、恐れてるわ。

私は死ぬわけにはいかないのよ。
でもそれは…人を喰らうためじゃない。
(214)2006/02/23 22:51:27
農夫 グレン
【午後/娯楽室】
[ 飛び出してきたハーヴェイと擦れ違う。部屋を覗き込むと、ニーナとキャロルが真剣な表情で黙り込んでいた。
ベッド以外で見る久々のニーナの姿が嬉しかった。ニーナの頬に両手を伸ばし、じっと瞳を見つめる。]

キャロル。それにニーナ。

おいおい。ニーナ、もう起きて平気なのか?
すまなかった。
変なもの呑ませちまって。…ヴィンセントから聞いたよ。目が見えなくなるかもしれなかった、ってさ。
(215)2006/02/23 22:51:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、その後に続く言葉を、ぐっと飲み込んだ。
2006/02/23 22:51:50
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは部屋に滑り込んでくるグレンを見つけた。ほんの1日2日顔を合わせていなかっただけなのに、一週間程見ていなかった錯覚をも覚える。]

グレンさん……心配かけてすみませんでした。
私、あの飲み物…いいえ飲み物ではなかったのですね。あれが危険と知らずに飲んでしまって…
(216)2006/02/23 22:56:05
農夫 グレン
【午後/娯楽室】
[ ニーナの、水平線の色をした瞳は、ぱちくり驚いてこちらを見返していた。
…よく、見えているようだ。
ひと安心して彼女の顔を掻き抱く。短く揃えられた髪が掌をさらりと流れる。
…背後の扉からクインジーが入ってきた。]

見えている…よな?
よかった。よかったよ。

…ニーナ。ほんとにごめんな。



(かつ、かつ、かつ)
ああ、クインジーか。ギルバートが見当たらないが、どこにいるか知らないか?
灯台に行く約束だったんだが、昼寝しちまってな。
(217)2006/02/23 22:58:41
書生 ハーヴェイ
「私は人狼なんかじゃないわ。ハーヴェイ、貴方の方こそ、人狼じゃないの…?」

ふっ、俺が人狼…?何を血迷ったことを。

人は誰しも死にたくはないものだろう?なぜ殺す?
人を喰らうためじゃなければなんだというのだ、ローズ。

俺は人狼とやらに会いたい。会って話を聞いてみたいんだ。人狼はどんな気持ちで人を襲い、人を喰らっているんだ?

殺戮は突如起きた。人狼はおそらくいきなりあらわれたのではないか?だとすれば人狼に成り果てたヤツはいま必死に自分が何者か苦しみ悶えているだろうな。

その苦悩を俺は聞いてみたい。そしてそのドス黒い心を、物語として書き上げてみたくなったんだ。

教えてくれ、ローズ。人狼の心を。
(218)2006/02/23 22:59:48
農夫 グレンは、踊り子 キャロルにも問いかけるように視線を向けたが、彼女は頭を振っていた。
2006/02/23 23:01:21
見習い看護婦 ニーナ
グレンさん、もう大丈夫です。
皆さん疲れているのに、私だけこんなに休んでいては申し訳ないですから。

[ニーナはビビッドな瑠璃色の瞳を2、3度まばたきをグレンして見せた。
後ろにいるキャロルがふわりと微笑んだようなかもしれない。それはニーナに向いたものかグレンに向けられたものか。死角に映るニーナには知る由もなかった。]
(219)2006/02/23 23:02:50
農夫 グレン
【午後/娯楽室】
[ クインジーは、俺を見て驚いたようだ。
死体でも見たような、とまでは言い過ぎか。]

──グレン、灯台に行ったんじゃ?

いや?そのつもりだったんだが。
…昼寝しててな。
(220)2006/02/23 23:07:17
お尋ね者 クインジー
グレン、灯台へ行ったんじゃなかったのか?
俺はそうだと聞いていたんだがな…

[クインジーはグレンが娯楽室に入るのを見るとその後に続いて入った。]
(221)2006/02/23 23:08:14
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーの冷たい瞳を、じっと見つめた。
2006/02/23 23:10:46
農夫 グレン
[ ふと、閃くものがあった。
クインジーを誘い表に出ると、潮風にそよぐ草原に男と女が佇んでいた。
ローズとハーヴェイだ。]

まさかギルバートの奴、ひとりで行ったんじゃあるまいな。
クインジー。一緒に来てくれ。あんたのような兵(つわもの)がいてくれると、心強い。


ん、あれは…?
(222)2006/02/23 23:12:59
酒場の看板娘 ローズマリー
なぜ殺す…?

―――生きるためよ。

[ローズは、はっきりとそう言った。
しかし、まだ迷いがあるような…そんな感じだった。]

私に人狼の心を聞いても無駄よ。
私は人狼じゃない。

私は人狼を滅ぼして…帰らないといけない。
魔女狩りの犠牲者になんかなりたくないわ。

勿論……
人狼の犠牲にもなりたくないわ。
(223)2006/02/23 23:20:01
流れ者 ギルバート
[ グレンとクインジーの姿に、俺達はふらふらと手をふった。
遠目にローズとハーヴェイの姿も見える。]

あ、おい! 悪ぃなグレン。

……取り込み中みたいだったから、
先行かせてもらってたよ。

[ 俺は二人の手に、抱えた荷物を押し付けた。 ]


たいしたモンは無かったがね。
使えそうなのをいくつか、な?
(224)2006/02/23 23:23:00
見習い看護婦 ニーナ
人狼がいるのなら…誰が人狼なのでしょうか……

[ニーナはひとり廊下を歩き、考えに耽っていた。

人の心は、あまたの骨組みから成っているのではないのだろうか。そしてこの島へ虜囚として身を流された者達は、その骨組みを一度大きく崩した者達なのだろうか。そしてニーナ自身も。
骨組みを一瞬崩し、その僅かの間に、罪という行為を犯す。
その似たような力が…人狼が犯す快楽(けらく)の開放と繋がりはあるのだろうか。]
(225)2006/02/23 23:23:12
見習い看護婦 ニーナは、農夫 グレンやクインジー達とともに、表へ出た。
2006/02/23 23:23:47
農夫 グレン
【午後/屋外】
[ 静かに佇むローズに、ハーヴェイが熱っぽく語りかけている。風にかき消され、会話は聞き取れなかった。
今は、灯台が気になる。…ヨアヒムの死に様が。そして、カミーラと共に見つかったトビーが脳裏をよぎった。]

クインジー、急いでくれ。
礼拝堂に集まったとき、髭の男が居ただろう。あいつの姿が昨夜から見当たらないんだ…
(226)2006/02/23 23:24:04
見習い看護婦 ニーナ
[足が急いているようにも見えたニーナはグレンへ話しかけた。]

グレンさん、どちらへ…?
私も少し行ってみたい…でも、足手まといなら残ります。
(227)2006/02/23 23:26:52
農夫 グレン
【夕方/草原】
[ 道を行くと程なく、ギルバートの姿が見えてきた。
大量の荷物を抱えて、くねった道をえっちらおっちら歩いてくる。荷物を俺達に押しつけて、ギルバートは検分を始めている。]

「使えそうなのをいくつか、な?」

使えそう、か。何を見付けたんだ?
(228)2006/02/23 23:28:16
農夫 グレン
【夕方/屋外】
[ ニーナがすぐ後をついてきていた。躊躇いを覚えたが…、遠くにギルバートの姿を認めて、俺はニーナに頷いた]

「…でも、足手まといなら残ります。」

いや…、ギルは戻ってきてるよ。すぐそこだ。
ニーナも一緒にこいよ。
(229)2006/02/23 23:32:29
流れ者 ギルバート
防寒具に、……なんだっけ?

望遠鏡だか双眼鏡だか。地図にちょっとした灯りとかな。
色々豪華詰め合わせだから大事にしろよ。

[ 俺は荷物を軽く指し示した。]

本なんかもあったぜ、よくわかんねーの。
食いモンもあったが、とりあえずはいらねーだろ。

……ま、兎に角きりきり運べよ。
俺は疲れたから、後頼む……な?
(230)2006/02/23 23:34:19
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナの小さな影に、大きく手をふった。
2006/02/23 23:34:42
農夫 グレン
【夕方/草原】
[ 吹きつける風が冷たさを帯びてきた。
沈みゆく夕日が、みるみる明かりを出し渋る。
収穫に浮かれるギルバートは、無事のようだが。押しつけられた荷物はずしりと重たい。]

ああ。しかしずいぶん運んだな…たいした量だぜ。コレを全部、ひとりで?
それと、次の船がいつ来るかは探れたか?
(231)2006/02/23 23:37:17
見習い看護婦 ニーナ
ありがとうございます。

[ニーナは囚人の服のまま、やや薄着の状態であったが、事を急いているようなギルバートやグレンの様子を見てそのまま向かうことにした。]

持てるものがあったら持ちますから……
(232)2006/02/23 23:38:38
書生 ハーヴェイ
「私は人狼じゃない。」

[戸惑いの表情でローズマリーは反論した。その声はかすかに震えているようだった。]

昨日の晩、俺は礼拝堂にみんなと一緒にいた。その場にいなかったのは…、言わなくてもわかるな?

俺を睨むお前のその瞳が…

俺に冷たさを感じさせるのだ。もしお前が人狼でないと言うのであれば、こいつを試させてくれるな?

[そういうとハーヴェイは銀のナイフをそっと取り出した。]
(233)2006/02/23 23:39:25
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートにお辞儀をした。
2006/02/23 23:39:31
流れ者 ギルバート
船は神父様のいうとおり、と。

……随分?
おかげさまで苦労したよ。お前がきてくれりゃ楽できたのになー?
(234)2006/02/23 23:43:39
お尋ね者 クインジー
[クインジーはちらりと二人を見たが、何も言わずに黙々と荷物を運んだ]
(235)2006/02/23 23:43:42
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナにかるく*会釈した。*
2006/02/23 23:44:10
農夫 グレン
【夕方/草原】
[ ギルバートの持ち込んだ大荷物を俺とクインジー、ニーナの3人で分担する。
ひとり手の空いたギルバートは、なんとも気楽なもんだ。
ニーナには双眼鏡と、大きな地図。それにがらくたの詰まった布袋を持ってもらうことにした。残りは男の仕事。
ギルバートの話だと、船のスケジュールは見つからなかったそうだ。荷物に混じっていることを期待。]

「船はいつだかな。このどこかにかいてあるんじゃねーの?」

そうだな…。これだけあるんだ。どこかにあるだろうな。

しかし…重いぞ。ギルバート。
(236)2006/02/23 23:45:18
美術商 ヒューバート
おや、皆さんお出かけかな?
(237)2006/02/23 23:45:38
見習い看護婦 ニーナ
【夕方/丸太橋】

[ニーナは通りかかった丸太橋に少し目をひかれた。]

綺麗な湖…沼と言ったほうがいいのかしら。私の故郷を思い出します。そういえばこの橋を渡るのは私がこの島へ連れてこられた時以来でしょうか。
…すみません、危ないから気をつけてください。落ちてはいけませんから。
(238)2006/02/23 23:47:09
お尋ね者 クインジー
グレン、ヒューバートを探しに行くんじゃなかったのか?
それとも荷物を運ぶか?

[クインジーは荷物を持ちつつ、グレンに話し掛けた。]
(239)2006/02/23 23:47:32
お尋ね者 クインジーは、美術商 ヒューバートに手を振った。
2006/02/23 23:49:21
酒場の看板娘 ローズマリー
昨晩……?

[ローズはハーヴェイの言葉に、ふと我に返った。]

私は医務室で、ニーナと一緒に居たわ。
疑うのなら、ニーナに聞くといい…。

[ローズはハーヴェイの手にある、銀色のナイフに視線を向けた。]

私は銀製のものなんて、怖くないわ。
試してみたいのなら、試してみれば…?

でも、貴方が出すものは……

―――鋭い…牙、じゃないのかしら。
(240)2006/02/23 23:50:49
農夫 グレン
【夕方/草原】
[ クインジーの分担も、かなりの量になった。これだけ持って橋を渡るのはきつい…
クインジーと会話していると、どこからか飄然とした声が聞こえた。遠目に人影。]

これだけニーナに持たせるわけにもいかないしな…
一旦戻ろう。やむを得ない。

…ん?ありゃ、誰だ?
(241)2006/02/23 23:51:14
酒場の看板娘 ローズマリーは、ポケットから、銀色のメスとナイフを取り出した。
2006/02/23 23:51:16
見習い看護婦 ニーナは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2006/02/23 23:52:21
見習い看護婦 ニーナ
グレンさん、どうかしましたか?
(242)2006/02/23 23:52:25
美術商 ヒューバートは、誰も居ない娯楽室を見渡した。
2006/02/23 23:52:43
お尋ね者 クインジー
と思ったら、向こうからお出ましだな。

ヒューバート、今までどこへ?

[クインジーは颯爽と現れたヒューバートに話し掛けた。]
(243)2006/02/23 23:52:58
書生 ハーヴェイ
「でも、貴方が出すものは……
―――鋭い…牙、じゃないのかしら。」

[ローズマリーが銀のメスとナイフを取り出す。ハーヴェイは一瞬たじろいだ。]

牙を出すのは……
お前の方じゃないのかい、ローズ。
そんなちゃちなおもちゃなんか引っ込めて、牙を出して見たらどうだ?

[ハーヴェイはローズマリーにぐっと詰め寄った。お互い腕を前に突き出せば、メスのささる距離だ。]
(244)2006/02/23 23:56:53
農夫 グレン
【日暮れ/草原】
[ クインジーが手を振った先には、ヒューバートがひとり歩いてきていた。
クインジーの問いかけに、ヒューバートは塔での探索を朗らかに、滔々と語った。]

「ヒューバート、今までどこへ?」

「いやいや重労働でしてね。とても勤まらなくて、ギルバート氏に荷物を預け、休んでいました。…」
(245)2006/02/23 23:59:59
酒場の看板娘 ローズマリー
『牙を出すのは……
お前の方じゃないのかい、ローズ。』

[ローズはハーヴェイのその言葉には反応せず、両手に力を篭めた。それは…微かに震えるのを、隠すかのようだった。]
(246)2006/02/24 00:04:03
農夫 グレン
【夜/丸木橋】
[ 休憩していた、というヒューバートを連れた5名は、牢獄に戻ることにした。
僅かの隙にすっかり暗くなった道を戻ると、丸木橋。
荷物を抱えての渡河は、見るからに不安だった。]

…よし、一旦止まってくれ。
荷物が多いな。少しずつ持って運ぶか。
(247)2006/02/24 00:04:58
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに向かって、銀のナイフを振りかぶった。
2006/02/24 00:05:03
見習い看護婦 ニーナ
ヒューバートさん……

[ニーナ達の前にヒューバートが姿を現した。ごく普段通りの表情とニーナ感じた。]
(248)2006/02/24 00:05:58
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイの動作に、ローズマリーは思わず目を瞑り、身をすくめた。白く可憐な手からはナイフがこぼれ落ちる。]

……。

[透き通る白い肌。一瞬、吸い込まれそうになった。この美しい女性を傷つけてよいのだろうか…。]

(えいっ…!)
(249)2006/02/24 00:07:44
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイはナイフを放り落とすと、ローズマリーの身体を自分の方へと抱き寄せた。

そして、目を瞑るローズの顔を上に向けると…、震える唇に自分のそれを重ね合わせた。]
(250)2006/02/24 00:09:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[何が起きたのか、一瞬分からなかった。刺される、と思い、思わず瞳を閉じた。そして、その瞳が再び映し出すもの―――それは、自分の顔に接近した、目を瞑るハーヴェイの顔だった。

ローズはハーヴェイと唇を重ねたまま、暫し動く事ができなかった。]
(251)2006/02/24 00:19:22
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーをぐっと抱きしめた(このまま更新まで)。
2006/02/24 00:22:00
お尋ね者 クインジー
『…よし、一旦止まってくれ。
荷物が多いな。少しずつ持って運ぶか。』

そうだな。少しずつ運ぶか。

[クインジーは先頭に立って荷物を運び始め刑務所を目指した。]
(252)2006/02/24 00:22:20
見習い看護婦 ニーナ
私も運びます。
何もできないかもしれませんけど…
(253)2006/02/24 00:23:30
美術商 ヒューバート
すまなかった…いろいろと忙しくてね。
(254)2006/02/24 00:23:54
美術商 ヒューバートが「時間を進める」を選択しました
農夫 グレン
【夜/丸木橋】
[ せめてもの明かりに、荷物にあったランタンを灯してかざす。暗闇の中、朧気に照らされた丸木の向こう岸はまったくの暗闇。
ランタンは目印になる。俺はランタンを持って、一歩一歩慎重に丸木橋を渡る。幾度か足を踏み外しそうになりつつも、命からがら対岸に縋り付く。]

暗いな…
目印にしよう。明かりを持っていくぜ。
荷物は小分けにして、幾度も往復するしかないだろう。

……おっ!あぶねえ…

っ…

……ふーーー。
よーし!光めがけて歩いてこい!
(255)2006/02/24 00:27:42
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
Tool
Statistical Summary
発言数
43
36
3
35
10
7
30
38
0
0
28
22
4