人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1201)牢獄のレクイエム : 1日目 (2)
書生 ハーヴェイ
「私は…ローズ。」

[そう名乗る女性を瞬時に、しかしつぶさに観察した。その刹那、女性の顔に怯えの表情が見て取ることができた。]

(こんなところにいる女性も怯えはするのだな…。おもしろい…。)

[ヒューバートとローズマリーの両名と別れたあと、この興味深い事実を忘れぬようただちにメモに書き留めた。]

ふぅ…、創作に没頭してしまうと我を忘れるのが俺の悪い癖のようだな…。

[一人、思わず苦笑いをした。]
(198)2006/02/19 17:56:38
流れ者 ギルバート
【日暮/刑務所入口付近】

[ 日は既に傾きかけ、
つめたい隙間風が、俺のからだに突き刺さってくる。

冷めた体を温めるべく、俺は酒瓶に口をつけた。
俺達がいつも寒さに身を震わせていたとき、
看守様たちはこれで身を温めていたらしい。
……さぞかし気分のよかったことだろう!

俺がしばらくそうしていると、待ちかねていた足音が、静かな廊下に響いてきた。 ]
(199)2006/02/19 19:35:19
流れ者 ギルバート
よ、グレン。
外の様子はどうだった?

[ 奴の様子をみれば、答えは聞かずとも分かる。
奴が口を開く前に、俺は瓶をその手元に押し付けた。 ]


燃料でも補充しとけ。
……ちっと減ってるが文句はないだろ?

ああ、――そうだ。

[ グレンがいぶかしげに眉をよせた。 ]

神父様が礼拝堂にきてくださいー、だと。

……お祈りは嫌いか、ってな?
(200)2006/02/19 19:42:37
農夫 グレン
【日暮/刑務所入り口付近】
[ 寒さに悴む手足を持て余していると、ギルバートが酒瓶を押しつけてよこした。
俺も酒はひと瓶持ってはいるが、やつの親切に甘えることにした。礼を言ってラッパ呑みしていると、思い出したように伝言してきた。]

さみー…お。酒か。すまねえな。

ん?…礼拝堂だ?
骸がごろごろしてるってのに、お祈りなんぞなんの役に立つよ…

やれやれ。
で、ルーサーの親爺、今すぐこいって?
(201)2006/02/19 20:07:39
踊り子 キャロルが「時間を進める」を取り消しました
農夫 グレン
[ ふだんうろつけない刑務所の看守側を見て回る。
相変わらずの血の匂い…。ランタンが砕けて暗く沈んだ廊下の隅。転がっているあの塊は、人間の残骸じゃないのか…?
ハッキリとは見えないが、観察しようなんて気にはなれなかった。]

あいかわらず…腥せぇ血の臭いだ。
(202)2006/02/19 20:22:18
農夫 グレン
[ 幾人かの見慣れぬ姿が思い思い場所で、思い思いのことをしていた。紙とペンをにぎってぶつぶつ呟く物書き。医務室に眠っていたルーサー、反省房の娘…ニーナは既にいなく、もぬけの空のベッド。
本にかじりつく小男…ヴィンセントだけがなにやら棚を片付けていた。酒とナイフを盗んだ棚だ。はたして気付くだろうか?念のため、ガキのころを思い出して忍び足で立ち去る廊下。擦れ違ったローズマリーと挨拶を交わす。
クインジーが見当たらんが、朝の様子じゃ心配いるまい。軍人だしな。]

またやってやがる…。文章ってのはそんなにいいものかね。

お、本の虫、生きて!…っとと。やべえな。盗みがばれる。あーばよっと…
(203)2006/02/19 20:57:35
医師 ヴィンセント
【脱RP】

出先から鳩です…

…しかし今になっても更新していないとは。
困りましたね、23〜25日辺りは泊まりで出かけるので、
殆ど発言できそうにないのですが…(汗)

これはキャラばれ承知
(ばれている方にはもう解ってしまっているとは思うのですが)
で掲示板に書き込むべきでしょうか…?

【脱RP終了】
2006/02/19 21:01:35
農夫 グレンは、牧師 ルーサーに見咎められるまで、礼拝堂に*足を向けなかった…*
2006/02/19 21:04:35
踊り子 キャロル
【グレン】
懺悔室(呻き声を聞く)→詰め所(一夜を明かす)→朝、アーヴァインの死体をハッケン→医務室(薬、たいまつ取る)→女子房→ニーナ助ける→女子房詰め所(ギル、ローズ、ルーサー、トビーと合流)→ヨアヒムの死を知る→牢獄出る→山頂へ→夕方、帰る→ギルと牢獄入り口で酒を飲む

【ヴィン】
娯楽室→独房(悲鳴を聞く)→宿所(ルーサー発見)→医務室(手当て>>1:47)→ローズ合流→独房へ医学書をとりにいく→医務室へ

【ニーナ】
懲罰室→グレンが助ける(>>1:76)→女子房を見る→ジェーン発見→倒れる>>1:127→医務室にて介護

【ネリー】
夕方、礼拝堂にて料理→独房へ(赤い月発見>>1:22)→叫び声→ローズ開錠(>>1:148)→詰め所→食堂へ食材調達に。
2006/02/19 21:11:19
牧師 ルーサー
【夜(現時刻)/医務室〜礼拝堂】

[ 扉が開く。
 一時離れていたヴィンセントが戻って来た。
 物思いに耽っていたルーサーがそちらに目を向けると、ヴィンセントは、おや? というような顔をこちらに向けている。ヴィンセントは、帰ってくる前にギルバートに呼び止められ、ルーサーが礼拝所に集まってくれと言っていたと言われたのだが、まだ、こちらに居たのですね、とルーサーに話しかけた。
 ヴィンセントに言われ、ルーサーはようやくその事を思い出した。そう言えば夕暮れ前にギルバートが訪れた時、ルーサーは少しの間目を覚ましてギルバートと話し、皆に礼拝所に集まるように言ってくれと頼んだのだった。
 思わず、苦笑が浮かぶ。]

やれやれ……こんな状況とはいえ、自分で言った事も忘れているとは。皆さんを待たせてしまっているかも知れませんね。急いで行きましょう。

[ ヴィンセントに慰めの言葉を掛けられながら、ルーサーは立ち上がり、服を正した。そして、二ヶ所ある礼拝所のうち、囚人のために用意された礼拝所の方へと足を向けた。]
(204)2006/02/19 21:18:55
踊り子 キャロル
【ルーサー】
礼拝所(絶叫を聞く)→女子房詰め所(アーヴァイン遺体発見)→宿所にて襲われる(ローズの鍵の音を聞く)→朝、医務室で目覚める→正面玄関が開いていることに気づく→草原にてローズマリー発見→刑務所へ戻る→正面玄関(鍵が閉まってたことを確認(>>1:137))→医務室(ローズを伴う)→夜ひとり医務室→礼拝堂へ

【ローズ】
詰め所(看守の死を発見)→独房の鍵あける(>>1:3)→外へ→丸太橋で倒れ、ルーサーに助け出される→医務室(メスとる>>1:166)→厨房へ(凍傷>>1:175、朝迎えニーナがあたためてくれてる>>1:177)→男子房へ→ヒュー発見>>1:183、ハーヴェイ発見>>1:186→詰め所にてクイン発見>>1:189→アーヴの死を見る

【カミーラ】
鍵を抜けて外へ
2006/02/19 21:20:30
踊り子 キャロル
【トビー】
夜、独房(寝る)→朝、鍵があいていることに気づく(ギル合流)→ヨアヒムの死を知る→詰め所へ→グレン合流→反省室へ

【ギルバート】
夜、独房(悲鳴聞く)→ヨアヒムの独房でヨアヒムの死を知る>>1:14→朝、ヨアヒムの独房出る→トビー合流→ハーヴェイ合流>>1:66→詰め所(トビーと一緒)→反省室でグレンとニーナ合流→医務室へ(神父、ニーナ、●●>>1:145)→外へ→グレン帰還、礼拝堂へ?

【クインジー】
夜、独房→ヨアヒムの死を知る→独房へ→グレン合流→ハーヴェイと合う→詰め所(ローズ合流)
2006/02/19 21:22:48
踊り子 キャロル
【ヒュバ】
娯楽室

【グレン】
懺悔室(呻き声)→詰め所(一夜を明かす、看守の死を知る)→厨房→詰め所(薬、たいまつ)→女子房にてニーナ助ける→女子房詰め所(ギル、ローズ、ルーサー、トビー合流)→ヨアヒムの死を知る→牢獄出る→山頂→帰る→牢屋の入り口でギルと酒のみ

【キャロル】
虐殺の夜、うずくまる→看守の死だけを確認、血を舐める
2006/02/19 21:24:59
踊り子 キャロル
【キャロル】
独房でグレンの通り過ぎるのを見る→詰め所(血を舐める)→医務室へ→眠るヴィンとルーサーをみつける→外へ

【ハーヴェイ】
夜、独房でギルが走るのを目撃→朝出る→ギル、トビー合流→独房(クインと会話)→娯楽室でヒュバ合流
2006/02/19 21:28:03
牧師 ルーサー
 【礼拝所へ〜男子房側通路】

[ ルーサーはヴィンセントと共に礼拝所へと向かった。なんとなくではあるが、距離の近い女子房側ではなく、習慣として男子房側の通路を通って行く。
 通路の奥の曲がり角に何者かの人影があった。昨晩の襲撃者の事が頭を過ぎり、もしかしたら……という警戒を浮かべながら、ルーサーは声をかけた。そして、はっきりと姿を人影が見知ったものであった事に安堵した。]

グレンさん。あなたでしたか。
礼拝所に来ていただけますか? 皆さんと相談したい事がありまして。

[ グレンは、何処となく渋々といった風に頷く。そして、ルーサー達は礼拝所に入っていった。]
(205)2006/02/19 21:31:50
踊り子 キャロル
【回想/夜明け、詰め所→医務室】

[血が散乱している牢獄にもキャロルは動揺せず、通常通りに歩いていた。自分が錯乱しているのか、何故こんな状況で冷静に居られるのかが解らなかった。
さっきまで医務室にたどり着くまでに見た独房皆、肉片が散らばっている有様だ。もう目がなれてしまった。]

パリジェンヌならば騒ぐわよねぇ。…私は骨の髄までかわいくない女なのかな。

[場違いなことを考えながら、医務室へと向かったその時、医務室の扉が開いた]
(206)2006/02/19 21:32:45
踊り子 キャロル
[キャロルは咄嗟に近くの一角に身を隠した。彼女は一度も入れられたことはないが、反省室の場所だ。
出てきたのはルーサーだった。酷い手負いのようで、ふらふらしている。手当てはされていることを鑑みると、医師は生きているのだろう。ただ、それがこの牢獄付きの医師か否かは疑わしいが。]

…あんな手負いの身で…何処へ?

[眉を潜めつつ、彼が通り過ぎ、ドアから出て行くのを見計らって、キャロルは医務室へと進入した。
ルーサーを後で追うことにする。手負いの足ではそんなに早くもないだろう。]
(207)2006/02/19 21:35:30
踊り子 キャロル
【回想/朝、医務室(グレン侵入後、ルーサー出奔後)】

[医務室の中には眼鏡をかけた男が独り、椅子に座ってベッドにもたれかかって寝ていた。かかっている毛布はルーサーがかけたものであろうか。ルーサーの様子から言って、この男がなんらかの医学的知識を持っている者なのだろう。
扉に整然と並べられた薬ビンはところどころ盗まれたように抜けていた。キャロルには医学的知識などこれっぽっちも無かったが、朝の光を浴びるそれらがとても綺麗に見え、端の黒い薬ビンを思わずひとつ手にとった。]

「う…ん。」

[振り返ると男が眠りながら肩を回す仕草をする。]

そんな格好で寝ていたら肩が凝ってしまうわよ。

[小さく独り言をつぶやき、キャロルはそっとその場を後にした]
(208)2006/02/19 21:40:05
踊り子 キャロル
【回想/朝〜午前、正面玄関からルーサーを追う】

[手負いの三十路男が気になったわけではない。この牢獄から外に出られることも十分違和感があったが、それもキャロルの興味を引く事項ではなかった。ならば何故外に出ているのだろう?彼女にもその見当はつかぬまま、鍵のかからない正面玄関のドアをそっと開けた。]

…!!!!!

[あまりの寒さにびくっとする。クリムゾンレッドのショールをきつく体に巻きなおす。]

囚人服は質素だが、あたしの着ていたドレスよりは温かいわ。こういう時に、ダンサー魂が役立つわね。

[心の中で自分を叱咤し、ルーサーの後を追う。彼も自分の靴跡には気づかないのだろう、10メートルほど血のついた足あとが残されていた。おかげで、彼の行った方向を知ることができた]
(209)2006/02/19 21:44:31
農夫 グレン
【礼拝所へ〜男子房側通路】
[ ヴィンセントに見つからないよう集中していたら、廊下の角で呼び止められた。
一瞬びっくりしたが、薄暗がりの向こうにいたのはルーサーだった。
ついてくるよう促され、礼拝堂に向かった。ひんやりと広がるその部屋には、既に何人もが集まって、ルーサーを待っていた。]

おお…ルーサーか。
脅かすない。

相談って、なにをだ?
まぁいいや。わかった。行くよ…。
(210)2006/02/19 21:48:21
踊り子 キャロル
【回想/午前中、C:丸太橋付近】

[ルーサーの背中はすぐに発見することができた。気づかれない程度の距離を保ち、彼の後を追う。同時に彼女はこの刑務所のある箇所の地形を把握しておこうと考えていた。
彼女はロシアに興味を持ってから、さまざまなロシア関連の事項を勉強した。勉強といっても、客から話を聴いたり、アメリカで行われているというボリシェビキの運動を新聞でちらっと見たりの程度であったが。ロシアの地図や、都市に関しても少しは知っているつもりだった。が、この牢獄がどこにあるのか、全く聞いたことのない地名だった。島というのはジェーンがちらっともらしていたが。
ふと空を観ると、雪がちらついてきた。]

…あぁあぁ。おじさん大丈夫かしらね…。

[その時、ルーサーが大きな木の根元にうずくまった。どうやら人を発見したようだ。
ルーサーが助け起こした人物はローズだった。鍵を開けてくれた彼女。]
(211)2006/02/19 21:53:57
牧師 ルーサー
【礼拝所】

[ 礼拝所には既に皆が集まっていた。入るなり、ギルバートが軽く文句を口にした。]

お待たせしてしまいましたね。自分から言っておきながら遅くなり申し訳ありません。
皆さん、集まっていただき、ありがとうございます。

[ ルーサーは礼拝所に集まった、皆のそれぞれの顔を見遣った。これで全員だろうか。何人が生存しているのかをルーサーは知らなかった。皆に話を聞いてみると、全員という訳ではないようであった。]

姿の見当たらない方もいらっしゃるようですね。
ふむ。もう、皆さんをお待たせしてしまっていますし、居ない方には後で話を聞いて頂きましょう。 
(212)2006/02/19 21:54:45
踊り子 キャロル
[2人の話がちらっと聴こえた。]

「…船は…2週間…」

なるほどね。

[独りごちるキャロルが潜む木の陰を通り過ぎて、ローズとルーサーは牢獄のほうへ歩いていった。お互いに手負いの身を寄せ合いながら、寒そうに。

キャロルはもう少し歩くことにした]
(213)2006/02/19 22:00:47
踊り子 キャロル
【回想/昼過ぎ、D:港】

[さらに30分ほど歩くと、小屋の併設された港が見えてきた。船は一隻も停泊していない。
その頃にはキャロルの体力ももう、限界に近づいていた。空腹に加え、寒さが酷い。
小屋に滑るようにして潜りこんだ。

小屋には人の姿はなかった。
そのかわり、夥しい数の毛と、少量の血痕が残されていた。]

…。
なによこれ。

[この地に鳥なぞ居るのか?キャロルは刑務所暮らしだが、中庭に鳥が飛来するのは見たことがなかった。羽毛でなければ、獣毛だろうか。それにしても争ったような後にも見える。何の毛だろう?
看守の首の引きちぎられたような痕を思い出し、キャロルは身構えた。しかし、この小屋の中には生物の気配はないようだ。]
(214)2006/02/19 22:01:05
踊り子 キャロル
[何の毛だろうが関係ない。そう考えたキャロルは、そこにあった白い毛をありったけ集めた。人ひとりがうずくまれる程度の小山になった。
キャロルはふかふかした毛の中にもぐりこみ、しばし眠りこんだ]
(215)2006/02/19 22:02:13
踊り子 キャロル
[キャロルの根底に流れる血が解っていた。]
この毛は…誰のものかは知らない。
けれどこの毛をここに撒き散らしたのは、私が従うべきお方たち。

[毛は想像以上にふわふわだった。
キャロルは彼らが、自分のためにこの高級なベッドを用意してくれたと想像し、とても幸せな気分になった]
2006/02/19 22:03:42
踊り子 キャロル
【回想/夕方、D:港の小屋】

[どれくらい時間がたっただろう。寒さにキャロルは目覚めた。
小屋の簡易ベッド(ベッドと呼ぶにはあまりにもお粗末だが)で寝込んでしまったようだ。

設えてある椅子を眺めると、手編みのひざ掛けがかけてあった。
キャロルはそれをそっと手に取る。
小屋は地下室や別の部屋がまだあるようであったが、日が落ちてしまうことを懸念し、キャロルは小屋を出発した]
(216)2006/02/19 22:06:02
踊り子 キャロル
【回想/夜にかけて、D〜Aの道】

[雪の積もった道をキャロルは急いでいた。
体にひざかけを巻きつけても、夜に入りかけた時間はとにかく寒い。
この土地が島というのは本当のようだ。しかし、一周するにもそんなに時間はかからないだろう。
次に出るときはもっと温かい格好をしよう。そう考えてはたと足をとめた。]

…温かい格好なんてどこでそろえてくるのよ?

[独り寂しく笑い、キャロルは足を速めた。囚人が戻る場所はいつにもひとつしかないのだ。]
(217)2006/02/19 22:08:07
牧師 ルーサー
【礼拝所】

皆さん。
既に、この刑務所の有様は皆さんご存知でしょう。
――多くの命が何者かの手によって奪われました。それもごく短い時間の間にです。
私には……これは人のなせる業であるとは思えません。人の力では、ここにあるどんな道具を使ってさえ、このような殺戮が行える事ではないでしょう。
しかし獣の仕業であるとも思えません。どのような獣も、姿も見られる事も無くこのような事が出来るとは思えないのです。
仮に獣であれば何処からか侵入したことになるでしょう。ですが、そのような形跡もありません。あの時、扉は施錠され閉ざされていたのです。

そう……扉は閉ざされていました。
この殺戮を行ったものは、初めからこの刑務所の中に居たのです。
(218)2006/02/19 22:10:06
踊り子 キャロル
【回想終了/現時間、正面玄関】

[正面玄関の扉を開けた。
そこには、左側に向けて足を進めるグレンの姿があった。]

グレンさん。ご無事でしたか。

[驚く彼に彼女は自己紹介をした。自分は囚人とこれまでそんなに絡んでいなかったが、娯楽室の主とも言えるグレンの顔は有名だ。
グレンに礼拝堂にせかされ、彼女は礼拝堂へと足を運び、そこに居る生存者の数に少し驚いた。ほぼ壊滅と思っていたからだ。]
(219)2006/02/19 22:10:26
踊り子 キャロルは、牧師 ルーサーの話を神妙な面持ちで聴いている。
2006/02/19 22:10:52
踊り子 キャロル
[ルーサーの話を作った顔で聞きながら、彼女はネリーとグレンの顔を横目で見ていた。憔悴しきったような顔のネリー。まだギラギラした感触が残る博徒グレン。]

…どうして、わたしも殺ってくれなかったの?
あなたたちの牙に剥かれるなら、本望よ…。

[キャロルは心の中で問いかける。だが、彼女の思いが彼ら2人に通じるまでの念力は、彼女にはない。
壊れそうな愛の力を必死に表情で抑えながら、キャロルは身じろぎもせずにルーサーの話を聴いていた]
2006/02/19 22:13:37
踊り子 キャロル
殺戮が…内部の者の手で、ですか。
扉が施錠されていたことは確かなのよね?

いつごろ、その殺戮は行われたのですか?

[ルーサーやギルバートから時間経過の詳しい話を聴いた]
(220)2006/02/19 22:15:41
踊り子 キャロル
内部の人間を疑うのならば…私たちも当然、疑われることになるわよね。

しかし…その時間ならば、私は独房に居ました。
ローズ…ローズ・デュポアが鍵を開けてくれたのよ。
女子房に居た方、皆そうじゃないかしら。

そういえばローズは何処に居るのかしら?
(221)2006/02/19 22:17:11
踊り子 キャロルは、酒場の看板娘 ローズマリーが詰め所側に居ると聞き、眉をひそめた
2006/02/19 22:17:43
踊り子 キャロル
とにかく、独房に居た私たちよりも、
疑わしいのは自由に動けた人たちじゃないのかしら…
と、私は思いますわ。

[その場に集まった面々の表情を注意深く読み取るように、辺りを見回す。
彼女にとっては知らない顔ぶればかりであった。]
(222)2006/02/19 22:24:10
牧師 ルーサー
【礼拝所】

皆さんも聞いた事があるのではないでしょうか。
古くから伝わる言い伝えです。私の祖国、ルーマニアにおいては老人が子供たちに語って聞かせていたものでした。

――人にありながら、人で在らざる者。
夜な夜な、月の光を浴び、その姿を魔性のものと変える者。
そして、その爪を以って、その牙を以って、人を引き裂き食らう物……

そう……人狼と呼ばれる者

普段であれば、御伽噺と言われる類の話かも知れません。
しかし……それが御伽噺ではなく、真実なのではないかと――今、正に、その者が此処に存在しているのではないかと……思えてならないのです。

[ ルーサーはそこまで話すと……目を閉じ、一つ息を吐いた。]
(223)2006/02/19 22:26:36
踊り子 キャロルは、牧師 ルーサーの御伽話に少し黙った。
2006/02/19 22:28:57
見習い看護婦 ニーナは、牧師 ルーサーの声を聞き、静かに祈りを捧げているようだ。
2006/02/19 22:30:23
農夫 グレン
【演説直前/正面玄関】
[ ルーサーについて礼拝堂に入ろうとした時、女に呼ばれた。
俺のことを知っている金髪美人の手短な自己紹介を聞きながら、礼拝堂へ入る。
監獄じゃ…いや、路地裏にいたころさえ、めったにお目にかからない鮮やかな赤い上着。唇の紅。
ほんの一瞬呆ちまったごまかしに、キャロルとルーサーを礼拝堂に急かした。]

俺のことを…知ってるのか?あんたは?
そうかー。キャロルってのか…
助かってよかったなあー…

おっと、礼拝堂に急ごうぜ。ルーサー牧師殿のありがたい御説教があるって話だ。
ささ、あるったあるった。
(224)2006/02/19 22:36:50
牧師 ルーサー
これが……真実だという確証がある訳ではありません。
しかし、私にはこう思えるのです。

――皆さんはいかがに思われますか?

[ ルーサーはそう言い、居並ぶ者たちのそれぞれ顔を見遣った。]
(225)2006/02/19 22:37:08
踊り子 キャロル
[ルーサーの話を一通り聴き終え、キャロルはぼそっとしゃべった]

人狼…ですか。
ルーマニアにはそんな話が…。

…私はフランスの生まれですが、あまり聞いたことのない話だわ。

でも、確かにあの夜の月は紅かった。
紅すぎるようでしたわ――
(226)2006/02/19 22:43:46
踊り子 キャロルは、見習い看護婦 ニーナのベルフラワーの髪を見つつ、あの紅い月の色を思い出している
2006/02/19 22:45:00
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはルーサーの話に聞き入っていた。ニーナは子供の頃、故郷で親達からお伽話を聞かされており、鬼達の話は少し聞いていたが、ニーナの知りうる鬼達とはまったく異を放つものだった。]

スクーグスロー、ヒーシ……いいえ、私の知っているとはまた違うもの。

でも、あの紅い月と何か関わりがあるのかしら…
(227)2006/02/19 22:50:07
農夫 グレン
【Now/礼拝所】
[ 礼拝所で語られたのは、神様のありがたい御説教などではなく、この異様な状況の解説だった。赤い美女キャロルが、鍵の美女ローズマリーの名を呼ばわる。
皆、思い思いの言葉を口にする。ざわ…ざわ…
そんな喧噪を意にも介さず、ルーサーは物語を言い終えた。
そのあまりの内容に、俺はひと息ついたルーサーに、両手をひろげて反駁したが…。]

殺しが内側からで、そいつは爪と牙でもって何人もの看守や囚人をひとひねりできるって…?

俺達の中に、コレをやったやつがいる…すると、昨夜のあの吠え声やらも全部、その化け物ってわけか?

ちょっと待てよ。ムショのどこでもいいから見てみろって。
どこを向いても骸、骸、骸だ!
こんなマネ、悪党10人揃えたってできないぜ?

…それでも、やったっていうのか?
(228)2006/02/19 22:51:31
農夫 グレンは、ルーサーを、キャロルを、そしてニーナを見た。
2006/02/19 22:55:21
見習い看護婦 ニーナは、踊り子 キャロルの柔らかく長いハニーブロンドの髪にほんの僅か見とれていた。
2006/02/19 22:56:25
牧師 ルーサー
[ ルーサーはキャロルに、ニーナに、そしてグレンに目を向けた。]

人狼……そう、人でありながら、獣に姿を変じる者。
彼らの力の源は、月であるのだと伝えられています。そして、満月の夜にはその本性を晒さずにはおられないのだと。

昨日の月は……
(229)2006/02/19 22:56:47
踊り子 キャロルは、農夫 グレンをじっと見つめた。
2006/02/19 22:58:07
農夫 グレン
【Now/礼拝所】
[ 3人の深刻な面持ち、その奥にある恐怖は…
俺にも理解できた。彼等の言葉に冗談の類が混じっていないことも。
呆然と、拡げていた手を垂らして、呟いた。]

本気で…言ってるのか。
(230)2006/02/19 22:58:31
見習い看護婦 ニーナ
牧師様……では、牧師様は牧師様のおっしゃる魔性の者がこの近くにいるとお考えなのですか?

[ニーナは多数の人間が引き裂かれて殺害されている事実、原因を知りたかった。]
(231)2006/02/19 22:59:25
見習い看護婦 ニーナ
あの地鳴りが全ての発端なのでしょうか…
2006/02/19 22:59:33
踊り子 キャロルは、軽く鼻を鳴らした。
2006/02/19 23:04:25
見習い看護婦 ニーナは、小さく手をあわせて、戦慄している。
2006/02/19 23:05:31
農夫 グレン
[ ルーサーが、おそるおそる言葉を続ける。尻すぼみになった言葉を引き受け、呟いた。]

「昨日の月は…」
…満月、だな。

で…、その「人狼」は、どんな奴なんだ?
男か?
(232)2006/02/19 23:05:43
踊り子 キャロル
誰が、どこに居て、どういう状況だったか、
それすらも自己申告制の場所ですものね、刑務所って…。

解っているのは看守様だけじゃないの?
その看守様が殺されているのなら…誰の仕業かは解らないわね。
(233)2006/02/19 23:07:54
見習い看護婦 ニーナ
[キャロルの『看守様』という言葉にはっとした。]

看守様…看守は誰もいないのですか?アーヴァインさんも…

[ニーナは最も厳格かつ屈強そうに思えた看守の名をあげた。]
(234)2006/02/19 23:10:22
踊り子 キャロルは、牧師 ルーサーが襲われているのに改めて気づいた。
2006/02/19 23:10:26
見習い看護婦 ニーナ
キャロルさん、目敏いですわ。
いい洞察力だと思います。少し羨ましい。
2006/02/19 23:12:40
踊り子 キャロル
――そういえば、ルーサーさんは襲われたの?

それで人狼、という言葉に思い至られたのであれば…
それは信憑性があるわね。

[ニーナの言葉に目線を落とした]

アーヴァインは…。まぁ、後でね。
(235)2006/02/19 23:14:20
農夫 グレン
俺は昨夜、看守のいるはずだった詰め所の隅に隠れてた。
朝になったら骸だけが残ってたよ…

顔までは見ちゃいないが、アーヴァインだけ助かってるってことは…ないだろうな。
(236)2006/02/19 23:18:03
踊り子 キャロルは、見習い看護婦 ニーナの肩にひざかけをかけてやった。
2006/02/19 23:19:08
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートが礼拝堂の端のほうに腰掛けているのに気づき、彼を見つめた
2006/02/19 23:20:41
見習い看護婦 ニーナは、目を細めて、キャロルにひざかけをかけてもらった。
2006/02/19 23:21:47
医師 ヴィンセントは、牧師 ルーサーの人狼の話を聞いて、顔を上げた。
2006/02/19 23:22:03
牧師 ルーサー
ええ……

[ ルーサーはニーナの言葉に頷く。]

人狼……男かも知れず、女かも知れません。普段は人と変わらぬ姿をしていながら、時に獣に姿を変える。

そして、そう、キャロルさんの言うように、あの時、何処で誰が何をしていたか、それを知る者は残っていません。
生き残った皆さんはあの時はそれぞれ一緒に居た者もいなかったようです。

つまり……誰もがその可能性が有るという事になります。
(237)2006/02/19 23:23:15
見習い看護婦 ニーナ
グレンさん…ではもう、この島に無事に残っている人々はごく僅かなのですね…

[ニーナはぎゅっとひざかけを握り、これからすべきことが全く分からず困惑していた。]
(238)2006/02/19 23:23:31
見習い看護婦 ニーナは、農夫 グレンに話の続きを促した。
2006/02/19 23:25:50
踊り子 キャロル
ルーサーさんの目撃されたものが――人狼のそれに近いのですか?

[目線は顔を上げた眼鏡の男の表情を注意深く読み取るように見つめながら、キャロルはルーサーに問いかけていた]
(239)2006/02/19 23:27:25
医師 ヴィンセント
【現時刻/礼拝堂】

[礼拝堂の中にいる人数は10人そこそこ、
この監獄に収容されている人数の一握りにも過ぎない。

『人狼……そう、人でありながら、獣に姿を変じる者。
彼らの力の源は、月であるのだと伝えられています。そして、満月の夜にはその本性を晒さずにはおられないのだと。

昨日の月は……』

『…満月、だな。』

ルーサーの話に、遠い昔、まだ己が小さかった頃、
両親から故郷である国の昔話だといって、
それに酷似した話を聞かされたことがあったのを、ヴィンセントは思い出した。]
(240)2006/02/19 23:28:04
医師 ヴィンセントは、会話に耳を傾け、礼拝室の中の人々の様子をそっと見回した。
2006/02/19 23:30:28
踊り子 キャロルは、医師 ヴィンセントを怪訝そうに見た。
2006/02/19 23:32:20
牧師 ルーサー
姿は見ておりませんが……宿所に立ち入った時、闇に灯る二つの紅い……そう、あれは瞳だったのでしょう。
私はそれに……

[ ルーサーは己の方を示す。]

この傷を付けられました。

[ ルーサーはキャロルの問いに、表情を強張らせながらそう答えた。そして、ニーナに顔を向ける。]

アーヴァインさんは……亡くなりました。私がその死を看取りました。

[ 沈痛なものをその面に浮かべ……ルーサーはそう言った。]
(241)2006/02/19 23:32:29
牧師 ルーサーは、医師 ヴィンセントに顔を向けた。
2006/02/19 23:33:22
医師 ヴィンセントは、踊り子 キャロルの視線に気づいて、軽く会釈をした。
2006/02/19 23:33:27
牧師 ルーサー
ヴィンセントさん。
あなたはどう思われますか?
(242)2006/02/19 23:34:12
医師 ヴィンセントは、牧師 ルーサーの言葉に頷き、重々しく口を開いた。
2006/02/19 23:35:54
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントが無事なのをはっきりと確認としてほっとした。
2006/02/19 23:36:28
農夫 グレン
[ 膝掛けを握りしめるニーナの表情は、固くて暗い。小柄な女だと思っていたが、今はもう一回り小さくすら見える。
…絶望を噛みしめるように、疑問を。いや、確認の問いを発していた。]

たぶんな…
ローズマリーの開けた扉から、一斉に逃げたってんでなけりゃ。
俺達くらいなんじゃ、ないか?
(243)2006/02/19 23:38:08
医師 ヴィンセント
[『この傷を付けられました。』

…ルーサーの言葉を聞き、
ヴィンセントは今までの惨劇の原因を把握した]

…皆さん、既に独房の惨劇はともかく、
武装した看守たちの屍を見た方もおられるでしょう。
そしてルーサーさんのその傷。
…どれを見ても正気を保ったままの人の仕業とは思えない。

この島にいる番犬の爪では肉を裂くことはできない。
ましてや人を食いちぎる顎の力は持ち合わせてはいない。
それに、この惨状が発生したときは鍵は開いていなかったと耳にしました。

あのような殺戮を行える者がいるのだとしたら、
それは人ならざるものではないのか…
そして私たちのなかに、それは紛れている……

その可能性は高いのでないだろうか…
(244)2006/02/19 23:43:11
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナの心配そうな視線に、僅かに微笑を返した。
2006/02/19 23:44:34
農夫 グレンは、医師 ヴィンセントの言葉に舌打ちした。くそ、なんてこった…
2006/02/19 23:48:49
見習い看護婦 ニーナ
牧師様、この数回の、この島への渡航で囚人や看守、最近特別不審に見かけた方などはいらっしゃるのでしょうか。どんな方でもかまいません。

[ニーナはこの殺戮を実行した者が島の外の人物というのはないかと少し思った。]
(245)2006/02/19 23:49:05
農夫 グレン
そういえば、港のほうの小屋に潜んでるってことも、あるのかもな。

竈は使ってないようだったが。
(246)2006/02/19 23:52:26
見習い看護婦 ニーナは、牧師 ルーサーの傷を見つけ、牧師様までもが負傷したことに驚いた。
2006/02/19 23:53:15
見習い看護婦 ニーナ
……そうです、港の小屋やその近くに建てられている灯台を今日どなたか確認された方っていらっしゃるのでしょうか。誰かがいるかもしれませんし、危険かもしれないのですけど…
(247)2006/02/19 23:57:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、牧師 ルーサーに話の続きを促した。
2006/02/19 23:58:57
踊り子 キャロルは、小屋の話を聴き、おずおずと口を開いた。
2006/02/20 00:03:38
踊り子 キャロル
私が…行ってきたわ。

[皆の視線が自分に集まるのを感じ、キャロルは言葉を選ぶようにつぶやいた]

…昼過ぎに、港の小屋まで行ってまいりました。
私の足で1時間少しかかったかしら。

…何も、居ませんでした。ただ、私が確認したのは入り口の部屋だけだけれども…
(248)2006/02/20 00:06:07
牧師 ルーサー
[ ルーサーはヴィンセントの言葉に頷く。]

ヴィンセントさんも、そう思われますか。

――いいえ、ニーナさん。
取り立てて、おかしいと感じたような方は居ませんでした。
仮に居たとして……それでも、これは人のなせる事ではないでしょう。
(249)2006/02/20 00:06:42
踊り子 キャロルは、これ以上皆の動揺を増殖させたくない。
2006/02/20 00:07:03
踊り子 キャロルは、今は大量の毛と血痕のことは黙っておくことにした
2006/02/20 00:08:13
踊り子 キャロル
…私が見つけた、彼らの痕。
しばらく、誰にも邪魔させないわ。
2006/02/20 00:08:40
見習い看護婦 ニーナ
[キャロルが気を遣っていることをニーナは無意識的に感じ取った。]

そうですか…なら、何か使えるものがあるか後日探しておいたほうがよいかもしれませんね。
(250)2006/02/20 00:10:44
見習い看護婦 ニーナは、踊り子 キャロルのさらなる気遣いを知らずに、ぽつりとつぶやいた。
2006/02/20 00:11:05
踊り子 キャロル
岬の灯台…ですか。
今日は薄着ででかけてしまったので、私は小屋しか確認できなかったわ。

[グレンとヴィンセント、髭の紳士のほうを見る]
明日か明後日にでも、確認してきたほうがいいかしらね…
(251)2006/02/20 00:12:43
医師 ヴィンセントは、踊り子 キャロルの言葉を聞きながら、腕組みをしてなにごとかを考えている。
2006/02/20 00:12:58
踊り子 キャロル
それより、ルーサーさん。

[異国の民である彼女は、異国の地の聖職者であるルーサーの正式な呼び方を知らない。ゆえに、いつも申し訳なく思いながらも名前で呼んでいるのだった。そもそも、彼を避ける生活をしていたので、あまり名前を呼ぶ機会もなかったのだが。]

その、人狼…の言い伝えについて、もう少し続きがあるのでは?
まさか退治できずに終わった、というのであれば、言い伝えにならずにそのお話も滅んでいるはずですから。
(252)2006/02/20 00:15:40
踊り子 キャロルは、牧師 ルーサーに話の続きを促した。
2006/02/20 00:16:40
医師 ヴィンセントは、踊り子 キャロルの言葉を耳にして、己の古い記憶を手繰り始めた。
2006/02/20 00:17:36
踊り子 キャロル
もし、私達の目で、看守を殺した犯人を見つけられないのであれば。
…本当に、その、人狼、とやら、が、相手なのであれば。

何故、私たちが生き残っているのかしら…これからのいけにえとして残されているのならば、何かしら対策を練らないと。

[そこまで言ってキャロルははたと気づいた。私、何をこんなにムキになっているのだろう?
異国の地の囚人が死のうと、あたしにはなんの関係もないことじゃないか?]
(253)2006/02/20 00:18:01
見習い看護婦 ニーナは、両手を膝に置いて、牧師様達の言葉に聞き入っている。
2006/02/20 00:18:39
牧師 ルーサー
 灯台は……見張りに立つにしても、この季節、交代せずに見張りを続けられるものでは有りません。見張りに立っていた方が帰ってきていない所から考えれば……襲われている可能性が高いかも知れません……
(254)2006/02/20 00:20:37
踊り子 キャロルは、すぅっと醒めた様子で、いつものように空ろな目をしている、
2006/02/20 00:20:38
踊り子 キャロルは、その目で眼鏡の男のほうを見つめた
2006/02/20 00:21:30
見習い看護婦 ニーナは、踊り子 キャロルのややもすれば頽廃的も見える瞳を見て複雑な気持ちになった。
2006/02/20 00:23:53
牧師 ルーサー
ええ、キャロルさん。

そう、言い伝えには、こう有ります。
人狼を滅ぼすもの……それは銀であるのだと。人狼に限らず、人に在らざる者は銀に弱いとも伝えられます。

銀の武器があれば、人狼を滅ぼせるはずです。
(255)2006/02/20 00:26:42
踊り子 キャロル
銀…ですか。銀…
(256)2006/02/20 00:29:48
踊り子 キャロルは、その時、耳を劈く悲鳴を聞いた。
2006/02/20 00:29:51
牧師 ルーサー
[ その時、ルーサーは、ふとある事に気付く。]

そう言えば……ローズの姿が見当たりませんね。彼女は何処にいるのでしょう? 医務室にも見かけませんでしたが。
体が弱っているはずです。誰も見かけてないのであれば、探しに行かねばなりませんね。
(257)2006/02/20 00:29:59
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