修道女 ステラ ……そうだな。 ニーナの“お兄ちゃん”は、ここには居ない。 それは、厳然たる事実なんだから。 それは、どうすることもできないな……。 | |
2005/12/22 01:22:10 |
冒険家 ナサニエル 鍵を犯人が直接持っているかまでは考えなかったな。 だが、俺たちは犯人がどんな人間で何故鍵を探させるのかを理解するよう努力をせざるを得ないように思っている。 とても嫌な気分だ。 ……これを見てくれ。 [ステラから渡されたプラスティックナイフを、ネリー、カミーラの両方に見えるように取り出し、反応を伺う。] 殺傷力の低さから、カミーラやマンジローがやったとは思っていない。おそらく、そちらの見解も似たようなものだろう。そして、よく見ると新品のプラスティックナイフだね……。 [ナサニエルは慎重に、トビーが犯人の可能性が低い事、ネリー、ニーナ、ステラの三人が犯人の可能性が高いように思う旨を告げた。] ただ、君が犯人らしき者を見つければ殺すといったように、今後、無実の者同士が殺し合いになる可能性だってあるんだ……。 こういうとカミーラにはとんだ甘ちゃんだと思われそうだが、お互い慎重に行こう。 これからどう動くかはわからないが、探した成果は出来れば共有したいと思っているよ。 | |
(229)2005/12/22 02:02:51 |
冒険家 ナサニエル [ナサニエルは、缶詰を蓋を開け、中身を確認した後、万能ナイフで器用に中身を口に運んだ。] おかげで体は持ちそうだ。 [メイドとしての仕事の有能さを発揮するネリーに加わり、昨日唯一調べていなかったシーツをさばく。ネリーの不思議そうな視線には気がつかなかった。] ……この部屋は終りか。 鍵らしき物はなかった。 この調子で探していては、いつ見つかるともしれないな。 | |
(2005/12/22 02:55:02、冒険家 ナサニエルにより削除) |
修道女 ステラ 綺麗な、からだ……。可愛いわね。 まるで“あの子”みたい。ううん、ニーナこそがあの時の“あの子”なのかもしれない。 けれど……もう、これから先、あたしはこの姿を見ることはないんだ。そう、決めてしまったから。 ニーナ…… | |
2005/12/22 03:21:26 |
修道女 ステラ ニーナ……ごめん、ね。 | |
2005/12/22 03:22:08 |
修道女 ステラ うん、そう……。 あたしがついてるから、ニーナは大丈夫。 いなくなってしまっても、ずっと憶えてるからね、ニーナ。 あたしだけじゃない、《私》も《オレ》も、ずっと憶えてるから。 だから、安心、してね? | |
2005/12/22 03:51:38 |
修道女 ステラ 『現実を受け止めるのは辛くて怖い』か……。 そうだね、だから 《わたし》 は 《私》 や 《あたし》 や 《オレ》 を作り出したんだよ。 ……ニーナはきっと、まっすぐすぎたんだろうね。自分がウソをついても、そのことを自分が憶えてしまっているから。 自分を騙せるウソをつける子じゃなかったから。 本当のことに、気づいてしまっていたから。 | |
2005/12/22 03:56:47 |
修道女 ステラ ……だから、その辛さも怖さも、知っていたんだろうね。 ……ニーナ。もう、ウソはつかなくてもいいよ。もう、そんな苦しさに怯える必要は無いよ。 こんな私達だけど、ニーナのこと、愛してる。 だから――でも――ごめん、ね。 | |
2005/12/22 03:59:15 |