修道女 ステラ 綺麗な青い髪をした子。わたしの腕の中にいる、小さな子。 ……誰だっけ? ……どうして、忘れちゃったんだろう。 ……ええと、名前は…… | |
2005/12/21 00:17:08 |
修道女 ステラ ……ああ、そうだ、にーなだ。 ニーナ。 わたしのかわいい妹。 でも……あの日。 | |
2005/12/21 00:18:02 |
修道女 ステラ 司教さまが、ニーナを呼び出したんだ。 あれ? にーなじゃなかったのかな。 わたしも呼ばれていたような気がするけど。 でも、どちらでも同じことだった。 | |
2005/12/21 00:18:58 |
踊り子 キャロル ――廊下―― [右にも左にも分かれている廊下。右側の廊下にはまた新たなドアが突き当たりに見え、左側は真っ直ぐと延びていた。薄暗いからか、あまり先の方までは伺う事は出来ない。扉から完全に身を廊下へと出せば、階段があるのが見えた。] ご丁寧に他にも階があるって訳ね……。 | |
(2005/12/21 00:19:38、踊り子 キャロルにより削除) |
修道女 ステラ わたしが“あのこと”をされるのには、もう慣れていた。 でも、あの子はちがって、はじめてみたいだった。 だから、泣いていた。 わたしは、それをいやだと思った。とても、いやだと思った。 | |
2005/12/21 00:21:35 |
修道女 ステラ だから――わたしは、 | |
2005/12/21 00:22:07 |
修道女 ステラ だから――オレは。 | |
2005/12/21 00:22:30 |
修道女 ステラ ――司教さまを、さした。 ――あの、男を、殺した。 | |
2005/12/21 00:24:33 |
修道女 ステラ ……そうだ、あの時から私の中にはもう一人、わたしじゃないわたしが棲みつくようになったんだ。 私の知らないことを知っていて、私に出来ないことをしてくれる誰か。それが誰なのかは知らないけれど。 でも、その人はわたしを守ってくれる。きっと。 だから――今度もまた、きっと守ってくれるだろう。 | |
2005/12/21 00:27:04 |
修道女 ステラ わたしと、にーなを。いのちがけで。 | |
2005/12/21 00:27:28 |
修道女 ステラ ふぅ……どうやら、アイツか? ネリーとか言っていた、緑の髪の娘。あの微笑はたしかに“何か知る人間”のものだ。 そう、オレがあのクソ碌でもない司教を殺った時の、院長の微笑。すべてを知りつつ、流れに任せようとしていた、あの笑顔に似ている……。 | |
2005/12/21 01:04:24 |
異国人 マンジロー − 台所 − [居間から食堂を抜けると、台所があった。食い物と水があれば、生存できる可能性は少しはあがるだろう。 戸棚を漁ると飢え死にしない程度の食料備蓄はあるようだ。ありがたい。 うまそうなハムの塊に、行儀悪く齧り付こうとする。その直前で、違和感に気づく。ハムを持った手の感触がぶよぶよしている気がする。 ナイフを取り出して、カットしてみた。ハムの中身は紫色に変色しており、異臭もしている。注意深く見ると、ハムに小さい穴が開いている。注射器で毒物を注射してあったのか。] 誰がやったのか知らんが、食い物を粗末にするとバチがあたるぞ。 まぁ、食べるなら缶詰かなにかのほうがいいようだな。 | |
(80)2005/12/21 01:34:17 |
見習い看護婦 ニーナ [ナサニエルの申し出に驚き、ステラの影に隠れた。小さく首を振る] あ……あたしは……。ステラさんが、持ってて欲しい、です……。 だって、そんなもの持つ、怖い……。 | |
(2005/12/21 02:00:04、見習い看護婦 ニーナにより削除) |
冒険家 ナサニエル ニーナ、君に積極的に使え…とは言わないよ。 ただ、死にたくない…と少しでも思うなら持っていて欲しい。 君がステラに渡したいと思うなら、そうしてくれてもいい。 [ニーナの手に、半ば強引にナイフを握らせつつ、ステラのきらきらした瞳を見つめ返した。] 残念ながら、捜査の時に使う道具は、何も持っていないみたいなんだ…。指紋の検出キットがあれば、さっきのナイフを指紋照合することが出来るよな。簡単なのに。 記憶がないので分からないが、携帯端末を充電装置無しに1つだけ持っていたあたり、仕事中ではなかったんだろうな。 [ナサニエルは思い出そうとすると、また痛みだした頭を支えるように、額に指を当てた。] | |
(102)2005/12/21 02:13:12 |
修道女 ステラ 帰りたい? 怖い? ニーナ、ダメだろ。そんなこと言ってちゃあ。オレがちゃんと、こうやって傍にいるんだから。 守ってやるって、言っただろう? ニーナ、お前は安心していればいいんだよ。幸せそうな顔をしていてくれれば、それでいいんだよ。何も恐れるものなんか、無いんだから。 | |
2005/12/21 02:19:05 |
書生 ハーヴェイ 用を足す・・・と言うのは馬鹿らしく見えても重要かつ一番隙が出来る行為ですからね。 出来ればこの近くのそれなりに広い部屋を拠点としたいですが・・・ [ハーヴェイは辺りを見回す。 右を向くと突き当たりに扉があった。 再び様子を見ながら慎重に扉を開く。 更にすぐ奥にもう一つ扉、そして左に扉のない狭い部屋。 更に奥の扉を開けると、それなりに広く薄暗い部屋に出る。] ふむ、それなりに良さそうですね・・・ ソファーもありますし、寝るには困らない。 更にこの扉・・・ご丁寧に外側には鍵穴が無く、内側からしか鍵は閉めれないし開けれないようになっていますね。 トビー、キャロル、今日はここで休む事にしましょう。 | |
(120)2005/12/21 02:44:29 |
書生 ハーヴェイ [数時間が経ち、2人が寝静まったのを確認したハーヴェイはキャロルを寝姿を眺めていた。 相変わらず見目麗しく、更に近くの男を挑発するするかのような無防備さ。 眠っている分には年相応の女の子っぽく、何度見てもメチャクチャにしたくなる。] 【あ〜・・・我慢出来そうに無いですねぇ。】 [ここまで外見と中身が一致していない女も珍しい。 見た目は俺好みの、隙の無い成熟した食べ頃の女。 でも中身は自分に自信がもてない臆病者で、それを偽装する為に常に強がり、虚勢を張っている。 巨大な鎧で身を包み、常に本当の自分を覆い隠している。 だが、時たま動く為の隙間から素のキャロルが覗けたりする。 中身がどうなってるかなんていう必要は無い。 長年鎧に守られてきた中身なんて余りにも初々しすぎて、一気に踏み潰したくなる。] 【駄目だな、我慢するのは性に合わない】 | |
(*24)2005/12/21 02:59:58 |
書生 ハーヴェイ 少し・・・我慢できなくなりましてね? [口元を吊り上げると、キャロルの元へと近づく。 逃げようとする腕を掴み、頭を押さえ喰いつくすうに口づけする。 女の足がベッドや自分の足を蹴るが力で捻じ伏せ、女の肉に全身を巻きつける。 服の下はどこも柔らかく胸も尻も力を入れれば指がゆっくりと上質の肉に食い込む。 女の唇に自分の唇を押し付け、女の顎を掴み強引に歯を開かせ、本来味を感じる為の器官で、女の中をグチャグチャと舐り、互いの体液を混ぜ合わせる。 女の息遣いに恥じらいと抵抗が混ざりはじめる。 実に少女らしい反応だがそんなものは望んでいない。 欲しいのは絶望、意味もなく壊したい衝動の捌け口のみ。] | |
(*27)2005/12/21 03:17:52 |
冒険家 ナサニエル ─1階・トイレ、脱衣所、洗濯室のある側の廊下─ [探索をある程度終えて、] ……トイレは、今の所何もないようだった…ね。 風呂場を示した表示の横の扉は施錠されている。 洗濯室は水も出るし洗剤もあって、洗濯機を利用するのは可能なようだ。旧型の洗濯機な所為がひどい音がしたが、鍵は挟まっていなかった。 ……疲れたかい? おそらく水場の配置からすると、普通ならこちらの角を曲がった方面に台所等があるはずだが、屋敷は広そうだ。 神経ガスが充満しているなら、ゆっくり眠っている暇はないはずだが、俺も頭痛がまたひどくなってきた。少しの時間なら、仮眠を取った方が効率的かもしれないな。 その部屋を確認してみて、問題がなさそうなら交替で休みを取ろう。 | |
(130)2005/12/21 03:25:07 |
書生 ハーヴェイ ・・・それは出来ませんね。 心配は要りません、私はただ貴方を犯すだけです。 食欲みたいなものですよ、腹が減ったから貪り食うのと一緒です。 [頭の中が激情で満ちていく。 今まで保っていた理性が徐々に……しかし確実に崩壊していく。 欲情で頭が割れそうになる。 とにかく目の前の女をメチャクチャに犯したい。 目が怯えている、幾度となく他人に身体を預けてきた女が、今更何を怯えると言うのか・・・ 嘲笑いながらゆっくりと舌を女の身体に這わす。 肩から腕へ、腕から胸へ…] 極上の肉はやはり串刺し…ですよね [女の足を掴み、性器を露出させる為片足を持ち上げる。 女の体の事など知ったことではない。 充血し今にも弾けそうな生殖器で自分がイくまでこの女をグチャグチャにするだけだ。] | |
(*29)2005/12/21 03:32:39 |
書生 ハーヴェイ [目の前の女の行動を見て、一瞬動きを止める。 ・・・火がついた、それは逆効果だ。 愛情や快感ではなく、ただ女を犯し屈服させる為だけの行為。 相手を愛するのではなく、染めつくす。 その人間を破壊したいという衝動から始まる生殖活動 女の割れ目にあてがったモノを、一気に女の性器に突き入れる。 女は電気を流されたかのように、身体を弓ぞりにし声を漏らした。 挿入に使うのは力のみ ただ捻りこむ様に突き刺すだけ。 ソコには技術も呼吸も、相手への配慮もない。 ただ、折り重なった肉ヒダを強引に貫くだけだ。 女を壊すように更に奥に突き入れる 思ったより締まっていたのは、体の大きさの違いからそう感じただけだろう。 単純な前後運動、快楽もクソも無い。 まとわりつく愛液の分泌など申し訳程度のものだ。] | |
(*31)2005/12/21 03:48:55 |
異国人 マンジロー 速攻で、台所に籠城して、 食料を求めてきた奴を全部追い返せば、敵を倒すのは容易だったのでは……? いやいや。 | |
2005/12/21 10:59:24 |
踊り子 キャロル [痛覚だけが刺激される行為に漏れる苦悩の声。キャロルはそれでも唇をぎゅっと噛み、悲鳴をあげまいと抵抗を見せる。娼婦という職業で培った自己防衛本能は実に大きなもので、キャロルは目を閉じてハーヴェイをハーヴェイと認識するのを拒んだ。] "あ……、あずーた……さま……" [小さい声で彼女が唇から実際に発した名前。彼は"上"にいるうちの一人であり、キャロルの想い人でもあった。不意に唇を噛んでいた力を緩め、声を出すのを厭わなくなった。苦悩の声に僅かではあるが艶が次第に混じり始めた。けれどキャロルは、ハーヴェイを感じるのではなく、瞳の中の世界で"アズータ"を感じていた] | |
(*32)2005/12/21 13:50:31 |
踊り子 キャロル 何も、感じない。 犯されたって、何も。 ――あたしは娼婦だから。 | |
2005/12/21 14:09:56 |
踊り子 キャロル アタシの"鎧" ――誰にも壊せないほど頑丈。 アタシは自分の武器を知ってる。 処世術、だなんて、偉そうに言うつもりは無いけど。 だけど……。 | |
2005/12/21 14:30:09 |
踊り子 キャロル こんなことぐらいで壊れたりはしない。 | |
2005/12/21 14:30:23 |
牧童 トビー 始めに思い出すのは、数年前の雪の日の夜。 トビーは1人で街を彷徨い、疲れ果てて路地裏にしゃがみこんでいた。 自分が母に捨てられた事実も、それがこの街ではよくある光景だということも解らないくらい、幼い頃の事だ。 無関心に通り過ぎていく人々、体に降り積もる雪、止まらない体の震え。 「運がいいな、お前は。少なくとも生まれた瞬間に捨てられなかった。」 このまま眠ってしまおうかと思った時、頭上から声をかけられる。 ふと見上げると、建物にへばりついた鉄の階段の途中で茶髪の少年が座っていた。 少年と言っても、トビーよりはるかに年上だろう。 面白そうにこちらを見下ろしているその姿は癇に障ったが、今のトビーには怒る気力もない。 | |
(141)2005/12/21 14:37:18 |
牧童 トビー 「お前、名前は何て言うんだ?」 少年はトビーの気持ちなどお構い無しに話し掛けてくる。 確かに名前はあったはずなのに思い出せない。親に呼びかけられた記憶もろくに無かった。 トビーは億劫そうに、首を振る。 「無いのか、まあ名前なんて記号みたいなものさ。特にこの街の子供の名前なんて意味がない、付けたそばから死んで行くしな。」 少年はそう言いながら立ち上がる。 「今日からお前はトビーだ。この名を人につけるのは4回目だな。」 遠くで教会の鐘がなっている。 今日は神様が生まれた日だと言う。 奇跡が起こる日だとも聞いた。 「メリークリマス、トビー。今日から俺が飼ってやるぜ。」 もしこれが奇跡だと言うなら、神様ひどく意地の悪い奴だろう…… 茶髪の少年を見つめ、真っ白な息を吐きながら、トビーはそう 思った。 | |
(142)2005/12/21 14:44:38 |