- The Neighbour Wolves -
(1075)緋の刹那 : 3日目 (1)
書生 ハーヴェイは見習い看護婦 ニーナに投票しました
見習い看護婦 ニーナは逃亡者 カミーラに投票しました
見習いメイド ネリーは見習い看護婦 ニーナに投票しました
踊り子 キャロルは見習い看護婦 ニーナに投票しました
逃亡者 カミーラは見習い看護婦 ニーナに投票しました
冒険家 ナサニエルは見習い看護婦 ニーナに投票しました
異国人 マンジローは見習い看護婦 ニーナに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……
見習い看護婦 ニーナ に、7人が投票した。
踊り子 キャロル に、1人が投票した。
逃亡者 カミーラ に、1人が投票した。
見習い看護婦 ニーナ は、村人の手により処刑された……
冒険家 ナサニエルは、修道女 ステラを占った……。
修道女 ステラは人間のようだ。
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルに襲いかかった!
次の日の朝、冒険家 ナサニエルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、修道女 ステラ、踊り子 キャロル、逃亡者 カミーラ、牧童 トビー、異国人 マンジロー、の7名。
| 修道女 ステラ ―2階・部屋1― [ニーナの身体はびくりと震え、瞼を開いて何が起きたのか問うように視線をさまよわせた。だがその瞳は徐々に光を失い、最後にステラの眼差しを見つけて凝固した]
ニーナ……最後に、何か言おうとしたのかしら? その言葉、いつかきっと、聞かせてね……。
[もの言いたげにわずかだけ開いたニーナの唇に接吻し、瞼と口を閉じさせた。項垂れて修道衣を抜き去り、傍らのテーブルに放り投げる] |
(0)2005/12/22 05:05:46 |
| 修道女 ステラ ――ああ。だんだん、熱が下がっていく……。
【ニーナはもう、あたしを見ることも話しかけることもないんだ…… でも、もう二度と悲しむことも辛く感じることもないだろう。 それだけが、今のあたしの望みだったのだから】
ニーナ。休みましょう? ゆっくりと、夜明けが来るまで―― |
(1)2005/12/22 05:16:45 |
修道女 ステラは、見習い看護婦 ニーナと共にベッドに入り、静かに*目を閉じた*。
2005/12/22 05:18:24
| 異国人 マンジロー − 1F 階段下 −
[マンジローは右手に銃を握ったまま、うつぶせになって倒れている。外傷も、争った形跡もないようだ。
あたりには、彼が確保していた缶詰や飲み水の瓶が散らばっている。] |
(2)2005/12/22 11:46:24 |
修道女 ステラは、熱に浮かされたように、ニーナの名を呼んだ。
2005/12/22 12:54:04
| 修道女 ステラ ―2階・部屋1― ニーナ……ニーナ……。
[短く揃えられた金髪は乱れ、熱い呼吸は不規則に荒くなった。呼ぶ声は喘ぎのようにも聞こえ、静かな室内と対照をなしていた] |
(3)2005/12/22 12:54:41 |
| 修道女 ステラ 『ニーナ……』
【だれ、だろう……この声は。聞き覚えのある声。でも、呼んでいる相手はだれ? ニーナ…… 《わたし》 の知らない名前だ……】 |
(4)2005/12/22 12:55:06 |
修道女 ステラは、目を閉じたまま、眉根をきゅっと寄せた。
2005/12/22 12:55:58
| 修道女 ステラ [照明の点る室内。大きめのベッドに、二つの人影があった。下着姿の二人の女性。金髪の女性が小柄な娘の上に乗り、黒い布で何かを絞めあげていた]
【あれは……わたし?】 |
(5)2005/12/22 12:56:40 |
| 修道女 ステラ 『いや…… 《あたし》 だよ』
[心中の疑問に、アルトの声が答えた。それに呼応するかのように、視点が金髪の女性のものに重なった] |
(6)2005/12/22 12:57:06 |
| 修道女 ステラ ― ― [ステラは青い髪の娘を組みしだき、その首に巻かれた黒い布地を握っていた。彼女の意志とは無関係にその手が動き始める。 ゆっくりとだが、確かな力が腕に込もり、娘の首を絞め上げはじめた] |
(7)2005/12/22 13:22:48 |
| 修道女 ステラ 【いや、いや……! わたし、こんな事してない! こんなの、わたしに見せないで!】
[叫び声を上げ、悪夢から逃げ出そうとするが、金縛りに遭ったかのように動かない]
【いや……たすけて、だれか……】
[悲鳴を上げようとしても声は出なかった。恐怖と絶望に襲いかかられる。 心の中に亀裂が入り、ひび割れが広がっていくのをステラは*感じた*] |
(8)2005/12/22 13:23:46 |
| 牧童 トビー ―1F・部屋8―
[鍵探しに疲れたトビーは、椅子に座り、ぼんやりとしている。 少々頭の動きが鈍いような感覚。 あるいはガスの影響かもなと、やはりぼんやりとしながら考える。
やがて思い浮かぶのは、あの日の降りしきる雪と、キリスト生誕を祝う教会の鐘。そして茶髪の少年。] |
(9)2005/12/22 15:09:32 |
| 牧童 トビー 茶髪の少年は「リーダー」と名乗った。他に名前があるらしいが不要なのだと言う。
彼の案内でたどり着いた場所は、寄せ集めの木々やダンボールで作った家とも呼べぬような住処。 だが、その中にはトビーと同じような子供達と、マリーがいた。 マリーはリーダーと同じように、トビーより年上で、この家では母親役をしている少女だった。
子供達の面倒を見て、仲間割れを叱り、稼いで来たら褒める。 ただ、この街が他の街と違う事、それは「稼ぐ」とは悪事に手を染めると言う事と同じところである。 マリーは子供達を褒めるたび、小さなロザリオを掲げて十字をきっていた。
トビーがその意味を尋ねると「幸せのおまじないよ」と、彼女はぎこちない笑顔で答える。 本当の意味を知ったのは、だいぶ後の事だ。
街で生活するうち、他の子供達と同じように、トビーもまた彼女を慕うようになった。 |
(10)2005/12/22 15:14:18 |
| 牧童 トビー [かくん、と首をたれた衝撃で、トビーはハッと目を開ける。]
……やば、今一瞬寝ちまってたな。
皆、元気にしてるんだろうか。俺の分の稼ぎが減って餓えてる奴がいなきゃいいんだが……。
つか、人の心配してる場合じゃないな、俺。
[トビーはため息交じりに立ち上がると、再び鍵を*探し始めた。*] |
(11)2005/12/22 15:24:18 |
| 逃亡者 カミーラ [シーツの山を黙々と調べていく。銃はいつでも取れる場所に置いておく] 【そういや・・・こんな風にシーツを片づけた事があったね・・・・】 [遠い記憶 集められた子供 コンクリートの施設の中での集団生活 一つ夜を越えるごとに数人の顔が見えなくなる 数人の新しい顔が増える 夜の間にたたき起こされる日もあった そしてまた数人が消えていく] |
(12)2005/12/23 06:25:21 |
逃亡者 カミーラは、時々目をつぶって回復をしつつ*鍵を探している*
2005/12/23 06:26:08
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは鍵を探している]
ふぅ、見つかりませんね。 そんな簡単に見つかるわけも無いですが・・・ |
(13)2005/12/23 18:49:01 |
| 修道女 ステラ ―2階・部屋1― [昏々と眠るステラの意識下。盲闇の中、揶揄するような呟きが木霊した]
ダメねぇ…… 《わたし》は。良くなるのは、これからなのに。 [その言葉が呼び起こしたのは 先ほどと同じ場面。 締めつけによって圧迫された頸動脈が、白い首筋に浮かびあがる。意識を失っていたニーナの眉根がわずかに寄せられた] |
2005/12/23 19:47:57 |
| 修道女 ステラ ふふ……苦しい、ニーナ? それとも、気持ちいいのかしら?
[淫蕩さと残忍さを合わせた微笑で生贄となった娘を見下ろし、唇を舐めた]
首を絞められると、目の前が白くなるのよね。意識が霞んで、飛んでいく瞬間は何もかも忘れてしまいそうになるの。
ねぇ……どんな気分? 答えてよ、ニーナ。
[言いながら、更に力を込めて両手を引き上げた。細い首を支点に、ニーナの身体が弓なりに反らされる] |
2005/12/23 19:48:35 |
| 修道女 ステラ あら……? これじゃ、声が出せないわね。
[クス、と笑って腕の力を弛めた。ニーナの口元に耳を近づけると、短く浅い呼吸音だけが断続的に聞こえる。慎ましやかな胸の膨らみは、見てわかるほどの鼓動を打っていた]
そう、声にならないくらい良いんだ?
なら、もっとしてあげるわ。
二度と目覚めたくならないくらい。 快楽で死んでしまいそうなくらい。 |
2005/12/23 19:48:59 |
| 修道女 ステラ ――可愛いあなたを、イカせてあげる。
[紅を引いたように朱い唇を舐め上げる。再び修道衣の袖を手にし、躊躇のない様子で左右に引き絞った。 やがてニーナの頬から血の気が失せ、色合いの抜け落ちた表情でうっすらと目を開けた時にも、ステラの口元に浮かんでいたのは嫣然とした微笑みだった] |
2005/12/23 19:49:17 |
| 踊り子 キャロル ――一階・部屋六―― [一人になって鍵探しをしても、一向に見つかる気配が無い。先程睡眠を取ったばかりだったが、うとうととし、キャロルはソファーに倒れこんだ]
……逢いたいな。
[ぽつんと呟いた言葉は空気に静かに紛れて切ない余韻を残しながら消えた。]
アタシまだ……、ちゃんと好きって言った事無いのに。 |
(14)2005/12/23 21:18:14 |
踊り子 キャロルは、涙で頬が濡れるのを感じながら、眠りに引き込まれた
2005/12/23 21:18:16
異国人 マンジローが「時間を進める」を選択しました
| 修道女 ステラ ―2階・部屋1― ん……。
[寝返りを打った手がニーナの身体に触れる。体温を失い、冷たくなった小さな遺骸。それは硬く滑らかな手触りを伝えてきた] |
(15)2005/12/23 21:52:22 |
修道女 ステラは、かすかに目を開け、見習い看護婦 ニーナを優しげに見つめた。
2005/12/23 21:53:35
| 修道女 ステラ [手を伸ばし、ニーナの頬を撫でる。その様子は恋人を愛撫するかのように柔らかく優しい動作だった]
冷えてきたわね、ニーナ。 ……あたしが、温めてあげるわ……。
[そっと身体を寄せ、ニーナの遺骸に寄り添って抱きついた。もう二度と開かない瞼、どんな言葉も発せられなくなった唇に、幾度も口づけた] |
(16)2005/12/23 21:57:38 |
| 修道女 ステラ もうすぐ、あたしも行くわ……。 こんな処、これ以上居ても仕方ないもの……。
それに、《私たち》 がこの事を知れば、《あたし》 を二度と表には出してくれなくなってしまうでしょうしね。 あたしは、あたしでいたいの。ずっと、表で生きていたい。 つらい事を引き受けるのなら、それくらいの報酬は与えられて当然でしょう?
……でも、それが許されないのなら。 最後くらいは、好きに選ばさせてもらうわ。 |
2005/12/23 22:00:59 |
| 修道女 ステラ [ニーナの遺骸を見つめ、その下着を脱がせると、自らも一糸まとわぬ姿になった。首筋から胸、腹部へと口づけを重ねていく]
ねえ、ニーナ? あたし、あなたのことをきっと“欲しかった”んだと思うわ。 可愛い顔や声、仕草も好きだった。でもそれだけじゃなくて、あなたを形作るもの、全てを欲しかったの。あたしの手元において、支配して、可愛がってあげたかった。 |
2005/12/23 22:05:35 |
| 修道女 ステラ [だらりと投げ出されたニーナの手をとり、その指先を軽く甘噛みした。血の通わなくなった冷たい腕を撫でさすり、頬を寄せる]
……でも、それは叶わないのよね。……どうしてなんだろう。 あたしは、欲しいと思ったものを、手元で大事にしておくことができないんだ。自分の中にとりこんで、あたしの一部にしてしまえるくらい、粉々に壊してしまわないと気がすまないのかもしれない。
……けど、結局はそれで後悔する事になるんだけどね。 ……今、みたいに。 |
2005/12/23 22:09:45 |
| 修道女 ステラ [布団を跳ねのけ、明かりに照らし出されたニーナの裸身を見つめた。目に焼き付けておこうというかのように。 ほっそりとした身体は白くなだらかな曲線を描き、美術品のように美しかった。思わずため息を吐く。自分が“壊して”しまったものを思い、悔いるかのように] |
2005/12/23 22:15:25 |
| 修道女 ステラ ……ニーナ。あなたが、欲しいわ……。
できれば、生きてた時の方が良かったけど。でも、あたしがこうしちゃったんだもんね。
それでも、愛してあげる。死んでからも、ずっとあなたはあたしの物よ……。
[ニーナの身体に覆いかぶさり、口づけると共に腕を下腹部へと伸ばした。薄い茂みをかき分け、指先を彼女の入り口へと辿りつかせる。固く、潤みのないその場所に侵入しようとした時、刺すような痛みがステラの頭に走った] |
2005/12/23 22:26:25 |
| 修道女 ステラ ……つっ、うぅ……。
【何よ、これ……! あたしの邪魔をしないで! 一体、《だれ》 なの!?】
[頭が割れそうに痛む。怒気を発して目を固く閉じたが、応えはなかった。意識が霞んでいく。唇を強く噛んだが効果は無く、ステラは 《何者か》に乗り変わられていくのを感じた] |
2005/12/23 22:30:29 |
修道女 ステラは、ベッドから静かに身を起こした。
2005/12/23 22:37:01
| 修道女 ステラ ―2階・部屋1― [ステラは脱ぎ散らかされた衣服を拾い上げ、身につけた。ベッドに眠るニーナの遺体を見下ろし、彼女のワンピースと下着を畳んでサイドテーブルに置いた]
それじゃ、いってくるね。ニーナ、いい子にして待ってるのよ?
[ひざまづき、既に鼓動を止めたニーナの心臓の上に唇を重ねると、ステラは立ち上がって部屋を出て行った] |
(17)2005/12/23 22:38:04 |
| 修道女 ステラ ―2階・廊下― 皆はまだ、1階に居るのかしら? 鍵があるとすれば、1階よりも2階じゃないかって気がするんだけどな。せいぜい、勘に過ぎないんだけど。
ま、いいか。ひとまず、様子をみてこようかしら。
[階段を囲う手すりを回り込み、ステラは階下の様子を覗き込んだ] |
(18)2005/12/23 22:41:22 |
修道女 ステラは、誰か男性が、階段の下で倒れているらしき姿を発見した。
2005/12/23 22:42:01
| 修道女 ステラ ―階段・踊り場― [散乱する缶詰や瓶。うつ伏せになって倒れているのは東洋系の男性だった。名前を思い出そうと、記憶を辿る]
マンジロー……さん、だったかしら。ねぇ、大丈夫……?
[近づいて背中に手を当て、揺さぶった。だが、伝わってくるのは固い感触。自分が絞殺したニーナと同様の、死体の手触りだった] |
(19)2005/12/23 22:45:46 |
修道女 ステラは、息を呑んで、周囲を警戒するかのように見回した。
2005/12/23 22:46:17
| 修道女 ステラ ―1階・階段下― [辺りには誰の気配も無く、静まり返っていた。マンジローの死体に目を止める。その右手に握られていた拳銃に触れ、指を一本一本引き剥がして手に取った]
ピストル……? なぜ、手に持ってたのかしら。 単に警戒して? それとも、誰かに襲われそうになって……?
[《GLOCK26》の刻印がなされたその物体をまじまじと見つめた。映像でよく見かけるものとは異なり、意外と短い銃身と銃把。だが重量はずしりと重く、装填されているのが実際の銃弾であることを感じさせた] |
(20)2005/12/23 23:26:21 |
| 踊り子 キャロル [キャロルはソファに体を横たえながら、静かに下着に手を忍ばせた。指に粘着質の強い液体が纏わりついた。溢れ変える様に中を満たすその液を掻き出しながら、キャロルはハーヴェイに苛立ちの声を送った。]
……ハーヴェイ。 貴方ってホント……、良い性格してるわよね。
[その声は頭の声だと言うのに、どこか艶交じりで妖艶な響きを纏ってハーヴェイに届いた] |
(*0)2005/12/23 23:41:23 |
| 修道女 ステラ ―1階・廊下― [マンジローの身体には外傷らしきものは無く、さしたる出血も見られなかった。遺体を壁に寄りかからせ、周囲に散乱した缶や瓶を並べて置いた]
彼は……食料を探していたのかしら? 何が原因で――
[マンジローの左手が紫色に変色している事に気づき、息を呑む]
……これ? 毒か何か、かしらね……。食べ物ではないだろうし。何かに刺されたみたいな様子だわ。 |
(21)2005/12/23 23:51:57 |
| 修道女 ステラ ……でも、ここでこうしていても、仕方ない。 伝える事が増えたということになるわね。
さあ、行きましょうか。一階のどこかに誰かはいるでしょうし。
[始めにいた部屋を覗いてみるが、やや薄れた血臭がするだけだった]
彼の隣に寝かせておいても良いけど。一旦はここに寄りかからせておくしかないわね。ごめんなさい、マンジローさん。 |
(22)2005/12/23 23:55:44 |
修道女 ステラは、異国人 マンジローに軽く頭を下げ、階段に向かって右手側へと歩き出した。
2005/12/23 23:56:10
| 異国人 マンジロー ?1階・廊下?
[何の収穫もないまま部屋1を出た、ナサニエル、カミーラ、ネリーは階段の裏側にあたる場所で、大きな荷物がおちるような音を聞きつけた。]
[眉根を寄せながらナサニエルが口を開く。]
「……誰かになにかあったのか? それとも、罠だろうか。 足音を立てないように近づいて、そっと伺ってみる方がいいかもしれない。」 |
(2005/12/23 23:56:49、異国人 マンジローにより削除) |
| 見習いメイド ネリー ―1階・部屋1― [シーツを調べ終えて] [ネリーは貰った缶詰を食べようと試みた] [しかしそこで、食欲が全く無い自分に気付く]
【しっかり、しないと。】 【しっかり、人を殺さないと。】 【…・・・怖い。】
[ネリーはさり気なく服のポケットを上から押さえた] [その存在を静かに確認する]
【…やらないと】 |
(23)2005/12/23 23:57:11 |
| 異国人 マンジロー ─1階・廊下─
[何の収穫もないまま部屋1を出た、ナサニエル、カミーラ、ネリーは階段の裏側にあたる場所で、大きな荷物がおちるような音を聞きつけた。]
[眉根を寄せながらナサニエルが口を開く。]
「……誰かになにかあったのか? それとも、罠だろうか。 足音を立てないように近づいて、そっと伺ってみる方がいいかもしれない。」 |
(24)2005/12/23 23:57:53 |
| 書生 ハーヴェイ お褒めに預かり光栄ですよ、キャロル。
[頭に届く声にクスクスと笑いながら答えた]
私との行為を思い出して自分で慰めてでも居るんですか? 声に少し快楽を含むものが混ざってますよ? |
(*1)2005/12/24 00:02:08 |
| 見習いメイド ネリー ─1階・廊下─ [促されるままに廊下に出る] [音と共に地面を揺らす衝撃]
そう…ですね。此処まで大きな音が出る罠と言うのも考え難いですが、そっと伺ってみると言うのが最善だと思います。
[ナサニエルに端的に答えた]
【人がいっぱい死ねば良いのに】 【だけど事故と罠じゃないと駄目ですよ】 【殺すのは私の役割です】 |
(25)2005/12/24 00:03:41 |
| 牧童 トビー ―1F・部屋8―
[机の中を探していたトビーは、忌々しげに引き出しを引っ張り出した。空っぽの引き出しが、音を立てて転がっていく。]
あー―、もう見つかんねぇよ!くそっ!
[ただ、時を浪費する苛立ちからか、思わず声を荒げる。] |
(26)2005/12/24 00:03:58 |
| 踊り子 キャロル 貴方の中ではそれすらも褒め言葉なのね。 世の中の色々な事に直面しても傷つかなさそうな鈍感さで、羨ましい事この上無いわね。
[キャロルは言いながらも、指を動かし取り除こうとハーヴェイのものを掻き出し続ける。確かにそこに快楽がある事は否めない事実で、キャロルは一瞬言葉を失った]
……、 そんな事、ある訳無いでしょう。 忌々しい過去を振り返って、自分を慰める人なんか一体ドコに居るっていうの? |
(*2)2005/12/24 00:06:47 |
修道女 ステラは、牧童 トビーが立てた物音を、壁越しに小さく耳にした。
2005/12/24 00:06:58
| 踊り子 キャロル [苛立ちもあり、指を強く動かすと、思わず唇から声が漏れた。強い快感に涙が溢れそうになる。指に感じるものは、"忌々しい"ハーヴェイのものだけではなく、自分の感じている証拠もあることに気がつき、キャロルは唇を噛み締めた] |
(*3)2005/12/24 00:08:12 |
| 修道女 ステラ ―1階・廊下(部屋8の西側)― [右手の壁から何かのぶつかる音が聞こえ、足を止めた]
【誰か、居るのかしら?】
[踵を返し、先ほど曲がった角から左右を覗いてみた] |
(27)2005/12/24 00:09:09 |
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2005/12/24 00:09:48
| 修道女 ステラ ―1階・部屋8の前― 誰か、そこにいるの?
[扉越しにも、室内を物色する物音は聞こえてきた。声をかけ、強めに数度ノックを繰り返した] |
(28)2005/12/24 00:11:31 |
| 異国人 マンジロー ─1階・廊下─
[ナサニエルはネリーに頷いた。階段横の廊下を壁伝いに移動し、そっと様子を伺う。 階上からの足音と共に、踊り場からステラが姿をあらわした。マンジローの遺体を検分した後、その手から拳銃を取り、ナサニエル達が居るのと反対側の廊下へと歩いていくのを見る事が出来た。]
「マンジローが、死んだようだ…ね。 さっきの音は彼が階段から落ちる音だったみたいだ。 ……ステラが殺したのだろうか?」
[ナサニエルは用心のため、銃に手を添えた。] |
(29)2005/12/24 00:13:48 |
| 書生 ハーヴェイ 普通は居ないでしょうが、 "本当の貴女"は受け属性ですからね?
十分ありえそうなんですが。 他人に責められる自分、蹂躙される自分を思い浮かべて興奮する…
[ハーヴェイは愉快そうに笑う]
まぁ、大方折角私が注いであげた物を掻き出そうとデモしているんでしょうけどね。 もったいないですねぇ、私の好意の証明なのに。 |
(*4)2005/12/24 00:15:10 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルがはっとした表情を浮かべた。傍に居る2人にだけ聞こえるような声で言う。]
「ニーナが居ない。 ステラはニーナと一緒に居たはずだが。」
[ナサニエルの銃に添えた右手が震えた。] |
(30)2005/12/24 00:18:14 |
| 牧童 トビー あー、一旦、ハーヴェとキャロルのところに戻るか。 トイレのついでに、個人的に気になった部屋調べにきたけど、埒があかねぇや。
[と、その時トビーはノックの音に気づく。]
……誰だい?
[トビーは恐る恐る、部屋8の扉を開けた。] |
(31)2005/12/24 00:20:16 |
| 見習いメイド ネリー [マンジローの死体を見てもさほど驚かない] [けれどナサニエルの言葉にぴくりと震える]
ステラ様が…?でも、でも…
[ネリーは静かに動転する]
【若しかして、御主人様の手下?】 【…うう、負けてられないです…】 【人の功績をとっちゃうし…】 【あの人、キライです…】 |
(32)2005/12/24 00:21:11 |
見習いメイド ネリーは、ナサニエルの言葉にはっとした表情を浮かべた
2005/12/24 00:21:28
| 牧童 トビー ステラ……?!
[トビーは反射的に身をひく。] |
(33)2005/12/24 00:23:11 |
| 踊り子 キャロル "受け属性"――? このアタシが? 笑わせないで。 アタシ、娼婦時代にはSMクラブの女王様を薦められた事もあるのよ? 貴方も、調教してあげましょうか?
[敵意を隠さない声が響く。けれど迫力は無く、それはキャロルの余裕のなさを表していた]
……好意ね。アタシには悪意にしか見えないけど。 |
(*5)2005/12/24 00:23:43 |
修道女 ステラは、牧童 トビーの姿を見て、安心したような表情を浮かべた。
2005/12/24 00:24:05
| 見習いメイド ネリー 確かに…ニーナ様の姿が、見えませんね…。 何か、あったのでしょうか? |
(34)2005/12/24 00:26:43 |
| 修道女 ステラ ―1階・部屋8の前― ここを探してたの? 何か見つかった?
[平静な様子で声をかけ、右手をさりげなく修道衣の隠しに忍ばせた。掌に収めた拳銃をすべり落とす]
トビー……あなた、一人で行動してるの? |
(35)2005/12/24 00:27:04 |
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは、キャロルのいる部屋に静かに入って行った]
…それは貴女が作った"鎧"でしょう? 本当の貴女じゃない。
本当の貴女はあくまで弱い人間だ。 |
(*6)2005/12/24 00:28:28 |
修道女 ステラは、牧童 トビーが開いた扉の隙間から室内の様子をすかし見た。
2005/12/24 00:29:15
| 牧童 トビー [ステラはトビーにとって一番理解できてない人物だ、子供のように泣いたかと思うと、男のように堂々とした態度を取る。]
【まるで、何人もステラがいるようだったが…、そんな事があるんだろうか。】
ん?いや、ちょっとはぐれてるだけさ。 そっちこそ1人なのかい?ニーナはどうしたんだ? |
(36)2005/12/24 00:31:17 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは、ステラが歩く方角を変えた事に気が付き、身を乗り出した。薄暗い廊下に軋んだ音が響き、おぼろげながら部屋8が開いたのを確認する事が出来た。]
【……扉が内側から開いた? ということは、部屋の中に誰かが居る。キャロルたちだろうか?】
[ナサニエルは、どこか現実感をふみはずしたような印象をおぼえたステラの姿に不安を感じた。ネリーの言葉にうなづく。]
「……行って、ニーナはどうしたのか聞いてみよう。 もしかしたら、ステラがニーナかマンジローを殺したという可能性もあると思う。
なので、不安なら俺の後ろから来てくれてもいい。」 |
(37)2005/12/24 00:31:33 |
| 踊り子 キャロル [キャロルはハーヴェイが入ってきた音に、慌てて指をそこから抜き、ハーヴェイの目に触れないように傍にあった毛布をかぶった]
"鎧"……? アタシは弱くないし、そんなもの、纏ってもいないわ。
貴方は、アタシを誤解しすぎよ。 |
(*7)2005/12/24 00:31:36 |
| 修道女 ステラ ずいぶん荒れてるわね……というか、荒らした、というのかしら? 片付けはちゃんとしとかないとダメよ? 散らかしたり、物に当たるのもね?
[悪戯っぽく微笑み、出やすいように一歩下がった]
他の部屋はどうだった? あと、他の人はどこにいるのかしら。たしか、キャロルとハーヴェイだったっけ、あの二人と一緒に出てたわよね。
[特段何も起こってなどいないというかのように、あくまでも穏やかな口調で続けた] |
(38)2005/12/24 00:32:42 |
修道女 ステラは、ふとやってきた方向を振り向き、何者かの視線に気づいた。
2005/12/24 00:34:31
| 見習いメイド ネリー 違うんです!
【あの男の人を殺したのは私だから】 【マンジローさんを殺した人があの二人のはずが無い】 【それに…、これ以上御主人様に私の業績を…】
[反射的に言葉を言いかけて呑み込んだ] [こくりとその言葉に頷いて恥ずかしそうに首を振る]
【でもそれは、ナサニエル様達に言っても…】 【仕方ないし、危ないんでした…。】
あ………いえ、何でも、無いです。 |
(39)2005/12/24 00:37:30 |
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイはキャロルがいる部屋へ足を向けた]
そっちの状況はどうですか? |
(40)2005/12/24 00:37:57 |
| 修道女 ステラ ―1階・部屋8の前― 【何かしら……こちらを窺うようなあの気配は。】
トビー、ちょっと落ち着いて聞いて欲しいことがあるの。あのね……
[トビーの側を振り向き、声をやや大きくしてはっきりと喋った]
マンジローさんが、死んでいたわ……最初に居たあの部屋を出た、階段のところで。怪我や傷なんかは無かった。毒か何かだと思うの……。 |
(41)2005/12/24 00:38:31 |
| 牧童 トビー 【ニーナはどうしたんだ…なぜ答えない?】
[トビーの中で警戒心が強まる。だが、部屋に留まるのも不安に思い、話ながらステラの脇を抜け、外に出ようと考える。]
マンジローが死んだ?!本当なのか? ……ちょっと確かめてくるよ。
[トビーは、ステラの脇を抜けようと歩き出した。] |
(42)2005/12/24 00:43:21 |
| 修道女 ステラ キャロルとハーヴェイは別の場所に居るのかしら?
姿を見ていないのはカミーラ、ネリー、ナサニエル。
さっきの視線……粘りつくような厭らしい気配。あれは男のものだったわ。と、すると――ハーヴェイか、ナサニエルね。
そう、それなら―― |
2005/12/24 00:44:19 |
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイはゆっくりとキャロルに近づいた]
…弱いと言う事を認めるのが怖いんですか? それとも、鎧を纏いすぎて本当の自分を見失いましたか?
もう一度言いましょう"貴女は弱い" 能力とかではなく、心…存在が弱すぎる。 |
(*8)2005/12/24 00:45:31 |
| 踊り子 キャロル ――一階・部屋六―― [ハーヴェイがやってきた音でソファから気だるそうな視線を投げやった。]
ん……、こっちにも何も無いみたいよ。 あ……、別にサボってる訳じゃないわよ。 ちょっと眩暈がして。
[キャロルはさらっと嘘を口にした。] |
(43)2005/12/24 00:45:58 |
| 書生 ハーヴェイ 眩暈…
大丈夫ですか? 何かトゲに刺さったりとかはしていませんよね?
[ハーヴェイはキャロルの近くへと歩いて行った] |
(44)2005/12/24 00:48:11 |
| 踊り子 キャロル やめて。
[今までに無く強い口調でハーヴェイの言葉を遮った]
弱くなんか無いわ。 鎧なんか纏っても居ない。 ……アタシは強いわ。 だってずっと……一人でここまでやってきたんだもの。ずっとね。
何もかもに一人で立ち向かってきたわ。 アタシだけの力でここまでやってきたのよ。
そのアタシの、どこが弱いって言うのよ! |
(*9)2005/12/24 00:48:18 |
| 修道女 ステラ ―廊下― そうね、見てもらえばその方が分かりやすいと思うわ。
[気ぜわしく歩き出したトビーを、数歩遅れてついて歩く。意識から抜け落ちていた質問に、思い出したように答えた]
ああ、ニーナね。あの子は気分が悪いらしくって。 二階の、階段を上がって左に回ったところの部屋で寝てるわよ。
【もう、目覚める事はないけれどね――】 |
(45)2005/12/24 00:49:10 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは、衝動的に話しだした途端言葉を飲み込んでしまったネリーを不可思議なものを見るように見つめた。]
違う? ネリー、なにか気が付いたことでも……。
……あ。
[ナサニエルが「行こう」と声をかけたことで、カミーラが廊下を階段の表側に進みマンジローの遺体を改めて検分しはじめた。ナサニエルにもマンジローの手の傷口が、毒によるものであること程度は理解出来る。] |
(46)2005/12/24 00:50:00 |
| 異国人 マンジロー [検分をしていたカミーラが、簡潔に「この傷口は生きたサソリだね」と言った。] |
(47)2005/12/24 00:50:56 |
修道女 ステラはメモを貼った。
2005/12/24 00:50:58
| 踊り子 キャロル [近寄ってくるハーヴェイに嫌なものを感じ取りながらも、体を起こすのが面倒臭く、そのまま応対を続ける]
大丈夫。 ちょっと疲れただけよ。 トゲ? 別に平気だと思うわ。痛みなんて感じていないし……。
[キャロルは少し不安を抱き、言葉を紡ぎつつこの部屋に来てから探した場所の記憶を軽く浚った。] |
(48)2005/12/24 00:51:18 |
| 書生 ハーヴェイ それが弱いんですよ。
弱いから他人に頼れない。 弱いから自分だけの力でやってしまう。
不幸だったのは貴女にそれなりの能力があった事。 普通の人より器用だからこんな"何でも出来る"奴になってしまう。 他人に頼らないままココまで来てしまった・・・
[ハーヴェイは静かにキャロルの頬に触れた] |
(*10)2005/12/24 00:52:37 |
| 踊り子 キャロル そんなの、違うわ。
人に頼る事なんか誰でも出来る。 勇気も強さも何一つ必要ない。
一人で物事をこなす方が、 一人で生きる方がずっと、強さを要するもの。
[キャロルはハーヴェイの手を掴んだ。全身の震えが薄らと、自分にとっての真実が揺らぎつつあることをキャロルに訴える] |
(*11)2005/12/24 00:55:40 |
| 書生 ハーヴェイ 即効性の毒じゃない場合もありますからね…。
本当に大丈夫ですか? 眩暈のほかに症状はないですか?
[ハーヴェイは暫くキャロルの傍に立ち様子を見た後、頬に触れた] |
(49)2005/12/24 00:56:26 |
| 踊り子 キャロル 否定しないで……。 お願い―ー。
アタシは今までずっと、 それが正しいと信じて生きてきた。
人に頼ることなんか、したくない。 そう。 したくなかったから、しなかった。 |
2005/12/24 00:56:46 |
| 牧童 トビー ―廊下―
気分が悪いね、初めからあの調子だったし仕方ないかもな。 階段のところで倒れてるんだったよな。
【俺の考えすぎだろうか、まあ、ニーナはあとで確かめればすむ事か。マンジローの死は本当なのか?】
[トビーはすり抜けてしまった手前、ステラを先に行かせることもできずに階段に向かって歩く。]
【人を後ろに歩かせるのは、どうにも落ち着かないな】 |
(50)2005/12/24 00:56:54 |
| 踊り子 キャロル ……無い、無いわ。 ちゃんと探索には気を使って行ってるわ。 迂闊に手を突っ込んだりもしなかったし、大丈夫よ。 そんなにヤワじゃないし、ね。
[突然、ハーヴェイに触れられた事に吃驚し、ほぼ反射的に頬に触れる手を掴んだ] |
(51)2005/12/24 00:59:05 |
修道女 ステラは、牧童 トビーの向こうに逃亡者 カミーラたちの姿を認め、歩調を速めた。
2005/12/24 01:00:34
| 見習いメイド ネリー [ナサニエルの視線から逃れるように顔を背ける] [小さく首を横に振った] [カミーラの言葉にマンジローの亡骸を振り向く]
生きた蠍…。 …一体この御屋敷、どうなってるんでしょうか?
[不安げな表情を見せる]
でも、それなら…ステラ様が殺した可能性は薄そうですね。 |
(52)2005/12/24 01:00:38 |
見習いメイド ネリーは、安堵の溜息を漏らした。
2005/12/24 01:00:43
| 書生 ハーヴェイ ・・・本当はわかっているんでしょう?
一人で生きる事より、他人と助け合い生きていく事の方が勇気がいると言う事を。
それでも、その勇気が持てなくて1人で生きてしまった。 普通の人なら、その途中で挫折する物ですが・・・ 貴女は出来てしまった。
本当に運が悪い人ですね、貴女は。
[ハーヴェイはゆっくりと頬を撫でる] |
(*12)2005/12/24 01:01:41 |
牧童 トビーはメモを貼った。
2005/12/24 01:04:19
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイは腕を掴まれても、何事も無かったかのようにそのまま頬を撫でた]
…それなら良いんですが… この屋敷には何があるかわかりませんからね、 少しでも何か身体に異常等を感じ始めたらすぐに言ったほうが良いですよ? |
(53)2005/12/24 01:05:02 |
| 踊り子 キャロル 違う、……違うわ。
必要が無かったのよ。 ただ、必要が無かったの。それだけのことよ。
アタシは一人で出来たし、一人で生きていけたの。 これからもずっと、そうよ。 運が悪い事なんか無い。
例え幾ら他者に頼る事に強さが、勇気が必要だとしても。 アタシには関係ないわ。
[潤みかけた瞳でハーヴェイを見つめる。弱くてもそこには意志が宿っているように見えた。]
……だって、一人で生きていけるもの。 誰の力も、必要としないわ。この先も、ずっとね。 |
(*13)2005/12/24 01:05:18 |
| 牧童 トビー 【うん?あれはカミーラとナサニエルとネリーかな? ……!あそこに倒れてるのはマンジ?!本当だったのか。】 |
(54)2005/12/24 01:07:21 |
| 踊り子 キャロル わかったわ。 ……ま、言った所でどうにか成るわけじゃないでしょうけどね。
[キャロルは嬉しさからか、それとも体調からなのか、僅かに潤んだ目でハーヴェイを見た。]
そっちの部屋には? 罠も含めて何かあったの? |
(55)2005/12/24 01:07:39 |
| 書生 ハーヴェイ 関係や必要が無いんじゃない。 貴女が逃げて、今まで運良く逃げ切れただけです。
それじゃ貴女はいつになっても救われませんよ? 貴女自身が気付いてないだけですよ、時々本当の貴女が叫ぶ"助けて"と言う声を。
私がこの数年、貴女に肩入れし、貴女の下で働いた理由はその弱さが気に入ったからです。 これでも付き合いは長いんですから、貴女の事は多少わかっているつもりです。
…このままじゃ貴女は一生苦しみ続けるだけですよ? |
(*14)2005/12/24 01:11:30 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーに歩み寄り、声を掛けた。
2005/12/24 01:12:47
| 書生 ハーヴェイ 確かに、何かできるわけでもないですがね。 まぁ、最後まで共に居る事ぐらいはできるでしょう。
こっちは収穫はゼロですね。 鍵らしい物は一切見当たりませんでした。 |
(56)2005/12/24 01:13:51 |
| 修道女 ステラ ―1階・階段前― ネリー、どうかしたの? そんな不安そうな表情をして……
[マンジローの遺体を囲むように立つ三人に目をやる。トビーを追い越し、心配げな言葉を投げかけた] |
(57)2005/12/24 01:15:09 |
修道女 ステラは、唇に手を当て、何か考えるような仕草をした。
2005/12/24 01:15:46
| 牧童 トビー マンジが死んでるって、ステラに聞いて来て見たんだが本当だったんだな……。 どこにも傷は無いみたいだが……死んでるのか? これ……。
[トビーは呆然としながら、つぶやく。] |
(58)2005/12/24 01:16:48 |
| 修道女 ステラ [ネリーに視線を置いたまま、言葉を紡ぐ]
ねぇ、ネリー? さっき、誰かに名前を呼ばれたような気がしたのだけど……気のせいかしら。どうもここで目覚めてから、何か感覚が変なのよね。 ネリーやカミーラは、そんなことはない? |
(59)2005/12/24 01:17:49 |
| 逃亡者 カミーラ [耳を澄まして音を聞き取ろうとする]
蠍なんてどこから手に入れてきたんだか・・・ あんた達!音に気をつけな! マンジを刺した蠍がはい回ってるかもしれないからね。 |
(60)2005/12/24 01:18:21 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルはネリーに頷き、そらされた横顔をじっと見つめた。]
【ネリーは落ち着いていてとても無口なのに、どこか不器用な印象を受ける。生真面目な印象も……。それはただ、性格なのか。なにかを隠している…のか。今の彼女の瞳はガラス玉のようではない。ただ、なんと形容していいかもわからない……。】
[ネリーを見つめすぎていることに気が付いたナサニエルは、そんな自分に驚いて、改めてマンジローの傷口に視線を移した。]
【いや、今はサソリだ。 もし、罠だとすればこの廊下にさそりが居る可能性も……。 暗くてみえないな。】 |
(61)2005/12/24 01:18:55 |
| 異国人 マンジロー [マンジローの体が階段を転がった所為で、敷き詰められた絨毯がめくれ上がっている。ナサニエルは階段のすぐ下の部分に、鈍く光る何かが隠れているのを見つけた。]
【あれはなんだ? だが、ステラがこっちに来るようだな。】
[複数の足音が近づき、ステラがネリーに声をかける。ナサニエルは、トビーとステラを振り返った。] |
(62)2005/12/24 01:19:22 |
| 修道女 ステラ ナサニエル……ね。さっき見ていたのは。 心配だわ、この二人も。
カミーラは、こんな状況でも落ち着いているようだけど。ネリーは――あの時の微笑があったとはいえ――どこか不安定な様子を感じるもの。
どうにかしてあげないといけない。
《私》 が。《あたし》 が。《オレ》 が。――《わたしたち》 が。 |
2005/12/24 01:20:48 |
修道女 ステラは、異国人 マンジローを、冷たく光る瞳で見据え、冷艶に目を細めた。
2005/12/24 01:22:03
修道女 ステラは、冒険家 ナサニエルを冷たく光る瞳で見据え、冷艶に目を細めた。
2005/12/24 01:22:27
| 牧童 トビー 蠍?蠍にやられたのか。屋敷の罠…なのかな。 【今ひとつ、罠があることに実感が持てないでいたが、やっぱりあるのか?】 |
(63)2005/12/24 01:22:31 |
| 見習いメイド ネリー [ステラの声に、彼女の方を振り返った] [だがネリーは一瞬、ステラより若干左側にずれて会釈をした] [勿論、ステラの左側には何も無い] [ネリーは顔を上げたとき、自分のミスに気付き慌てて真っ直ぐステラを見つめた]
いえ、別に何でも御座いません。心配をおかけして申し訳有りません。 名前………、ですか?
[不思議そうに小首を傾げる] |
(64)2005/12/24 01:23:42 |
牧童 トビーは、ステラの後ろで物思いに*ふけっている。*
2005/12/24 01:25:46
| 見習いメイド ネリー いえ、私の方はその様な経験は御座いません。 …御連れ様…、ニーナ様は確か、看護婦と仰っていませんでしたか?相談をされて見ては如何でしょうか? 単純な疲労から来る物だとは思いますが…。
[ネリーはあくまで事務的だ] [不意に誰かに見られているような気がした] [静かにさり気なく辺りを見回すが、誰とも目が合わない]
【私の気のせい・・・でしょうか?】 |
(65)2005/12/24 01:26:26 |
| 修道女 ステラ [ステラの内心に、形容しがたい感情が沸き起こった。 敵対心、猜疑心、嫌悪感、侮蔑、憎悪――それらの入り混じった黒い瘴気のような感触。抑えようとしても抑えきれない否定的な無意識が全身を総毛立たせた]
誰を見ているの。ナサニエル。そんな眼でその子を見ないで。 今、すぐ、その眼をこちらに――《わたしたち》――に向けて。
そうすれば。《わたしたち》 は。 殺しに、向かってあげるから―― |
2005/12/24 01:28:20 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーの言葉に、ふっと微笑んで視線を合わせた。
2005/12/24 01:34:40
| 踊り子 キャロル 逃げてなんか、無い。 逃げてなんか無いわ。
助けて、なんて思ってないし、叫んだ事すらない……。 アタシはただ……
[キャロルの脳裏に色々な事が描かれる。家に帰りたくても意地とプライドで帰れなかった日々。ずっと夢見ていたものは、帰れる家、安定した場所、暖かな居場所だった事をふと思い出し、顔を背ける。]
それなら、貴方の見込み違いよ……。
それに。 ……もしも、もしも。 アタシが弱かったところで……何も、してくれない癖に。 |
(*15)2005/12/24 01:35:16 |
| 踊り子 キャロル ふん、止めて頂戴。 そんな効率が悪い事を貴方が言うのは似合わないわ。 アタシの事を思ってくれるなら、鍵を必死に探すと言うのが一番とるべき選択肢でしょ?
[女王様の様に高圧的な口調で話ながら、苦笑いをしてハーヴェイから顔を背けた。]
そうよね、そう簡単に見つかるわけないわよね。 それにしても二階も探さなきゃいけないなんて、なんて面倒なのかしらねー。 |
(66)2005/12/24 01:38:39 |
| 修道女 ステラ ―1階・階段前― [ネリーに頷く]
そう、名前。幻聴なのかな、もしこれが“ガス”の影響だったら嫌なんだけどね。 ……ネリー、さっき、横の方にお辞儀していなかった? 誰か、居るの? ……たとえば、亡霊でも。
ニーナね、あの子は寝てるの。二階で―― |
(67)2005/12/24 01:39:21 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーとの距離をふっと縮め、その耳に囁きかけた。
2005/12/24 01:40:43
| 見習いメイド ネリー [ネリーはふとナサニエルを見つめた] [ずきんとした痛みで、視界がぼやける]
【うう、こんな時に痛まなくても良いのに…】 【"見えてない事"に気付かれないようにしないと】 【御主人様の期待に答えられませんよね…】
[丁度視線が行き違いになる形だったが] [ネリーはナサニエルを静かに見つめた]
【若しも。先程言おうとしたことを言っていたら】 【どんな反応をしたんでしょうか】 【…私を、殺した?】 【………想像が、つかないです。】 【…若し、私が知ってるこの"実験"の話をしたら】 【どんな顔をするのでしょうか】 |
(68)2005/12/24 01:42:18 |
| 修道女 ステラ [キスするように、ネリーの耳元に唇を寄せる]
(そう、二階で――永遠に、ね。貴女があの子を殺せないように) |
(69)2005/12/24 01:42:31 |
見習いメイド ネリーは、修道女 ステラにびくんと体を震わせ、はっとして彼女を見つめた。
2005/12/24 01:43:09
| 書生 ハーヴェイ 何もしてくれない…ですか。 確かに私は何も持っていない小悪党ですが・・・
[ハーヴェイはキャロルの頬から手を離し、軽く頭を抱き寄せた]
貴女を認め、抱きしめる事ぐらいなら私にでもできますよ? |
(*16)2005/12/24 01:43:27 |
| 逃亡者 カミーラ [カミーラはステラの言葉を聞いて考え込んだ]
あたしは別に、何もないけれど? |
(70)2005/12/24 01:43:33 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーの反応に、満足げに眼を細めて嫣然とした微笑を送った。
2005/12/24 01:44:42
| 書生 ハーヴェイ コレは心外ですね。 私は効率を優先するんじゃなく、自分がしたい事しかしないだけですよ?
確かにたかが数部屋でコレだけかかるんです。 本当に見つかるかどうかは全くわかりませんね・・・。 |
(71)2005/12/24 01:45:14 |
| 修道女 ステラ [ネリーの手を掴み、自分の側に引き寄せようとして引いた。沈黙のまま自分を見つめていたナサニエルに、固い声を掛ける]
ナサニエル、貴方はお加減はいかが? あのナイフからは、何か分かったかしら……? |
(72)2005/12/24 01:48:15 |
修道女 ステラは、逃亡者 カミーラにちらと視線を送り、頷いた。
2005/12/24 01:49:25
| 見習いメイド ネリー ’ガス’の影響の可能性は考えられますが、可能性としてより濃厚なのは疲労による幻聴かと思われます。 いえ…、少し立ち眩みがして視界が覚束なかっただけです。御心配には及びません。
[ネリーはステラに対し、敵意を隠さない] [険しい視線でステラをじっと見つめた]
…ステラ様。先程も申し上げましたが、私の目には御疲れの様に思えます。ですから… ステラ様も、二階でニーナ様と寝ていらしたら、如何でしょうか?
【―永遠に。】 【御主人様の手下は一人だけで良いから】 【私だけで良いから。】 【私の功績は私だけものだから………】 |
(73)2005/12/24 01:49:39 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは、ステラが一瞬自分に向けた凍るような眼差しに驚いて固まった。ステラがネリーの手を掴む様子をみて、あわててネリーを庇うように、2人の間に入った。]
「ステラ……君はなにを?」 |
(74)2005/12/24 01:49:53 |
見習いメイド ネリーは、修道女 ステラに手を引かれ、よろけた。
2005/12/24 01:50:00
| 修道女 ステラ そう、それなら良かったわ……。 ニーナみたいに、倒れてしまう人が他に出ていないかと心配していたのよ。
[軽く眼を閉じ、階上を思うように上を見上げた] |
(75)2005/12/24 01:52:11 |
| 踊り子 キャロル [不覚にも涙が零れそうになり、それを振り払うように強く言う]
ふん……、 そんなもの……、求めてもないわ。
そもそも。 貴方に何かして欲しいとおもったことも、 一度も無いもの。 |
(*17)2005/12/24 01:52:15 |
| 踊り子 キャロル あら……、そうだったの。 カミーラ、だったかしら。貴方に対してした「冷たい」という評価はアタシと共通だったから、貴方がそんな事を望む様には到底見えなかったのよね。 ……これは、失礼。
[おどけるように言った後、静かに肩を竦めた]
一度集まって情報を集めた方が良いのかもしれないわね。 |
(76)2005/12/24 01:55:37 |
| 異国人 マンジロー [最初、ナサニエル割って入った角度からは、ネリーの表すステラへの敵意は見えていない。ステラを見つめながら、ステラが引いたネリーの手を離させた。]
「ニーナをなぜ一人にしているんだ。寝ている? 今、カミーラが言ったように、マンジローの死因は蠍の毒だ。ニーナは安全じゃないぞ?」 |
(77)2005/12/24 01:56:42 |
| 修道女 ステラ [ネリーとの間に割り込んできたナサニエルに、弾かれるように手を離して後ずさった。頭痛を感じたように頭を押さえ、頭を振る]
いや、オレはまだ休むほど疲れてはいないよ。さっきまで、寝ていたしな。だから……気にするな。立ちくらみがした、というネリーの方がオレは心配だよ。 |
(78)2005/12/24 01:59:05 |
| 異国人 マンジロー 【ステラが俺にナイフを渡した時とは、別人のようだ。何があった?】 |
(79)2005/12/24 01:59:06 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーを心から案じるような視線でじっと見つめた。
2005/12/24 02:01:18
| 書生 ハーヴェイ 思う事、求める事を意識的に止めていただけなんじゃないですか?
貴女は不器用で弱いけど・・・ 貴方なりに少しでもマシな自分になろうとがんばってきた。 弱くても自分なりに努力して、今まで苦しみながら呼吸してきた。
私が気に入ったのはそういう"弱いながらもあがく姿"です。
もう、他人を頼ってもいいと・・・私は思いますよ? |
(*18)2005/12/24 02:01:19 |
| 書生 ハーヴェイ 本当に失礼な人たちですね。 まぁ、冷たいと言うのは否定しませんよ? 目的の為に、他の物を切り捨てる事には躊躇しませんからね。
たしかに、そろそろ他の人達と情報交換をしたほうが良いですね・・・ |
(80)2005/12/24 02:03:38 |
| 見習いメイド ネリー [ナサニエルに庇われる様にステラから距離を置く] [解放された手を胸元に引き寄せて握った] [ナサニエルの後姿をじっと見つめる]
【…変な、方。】
[ネリーはふっと御主人様に言われた言葉を思い出す]
【'実験で生き残れる被験者は最大で一人'】 【…何時私の行動が暴かれるか解らないのに】 【鋭くて怖いのに、おかしいですね】 【此処で死なれるのは、嫌みたいです………】 |
(81)2005/12/24 02:05:02 |
| 修道女 ステラ ―一階・階段下― [ナサニエルが自分に向ける不審げな視線、内面を探ろうとするような口調と雰囲気に身震いするほどの嫌悪を感じた。俯き、右手を修道衣の隠しに入れる]
【見ないで……あたしに関わろうとしないで、あたしを探らないで、あたしの中に踏み込んでこないで……っ!】 |
(82)2005/12/24 02:06:37 |
| 見習いメイド ネリー [ステラの声に視線をステラへと戻す] [左目の奥が痛むような感覚を抱えたまま]
いえ、私のは…何時もの事ですから、大した事ではありません。 そう、それより、ナサニエル様が仰る通り、ニーナ様の事を御心配になられた方が良いと思います。それに、幾ら休んでも疲れが取れていないならば全く意味が無いと思います。鍵探しを行うにしろ、もう少しお休みになられた方が良いのでは無いでしょうか?
………不安でしたら、着いていますし。 |
(83)2005/12/24 02:07:49 |
修道女 ステラは、指先に触れたプラスチックの質感に、安堵したような息をついた。
2005/12/24 02:08:43
| 逃亡者 カミーラ [カミーラはネリーとステラを交互に観察している]
【どちらも普通には感じない・・・けれど・・・あたし達のような気配も感じない・・・ 何かが、おかしい】
[キャロルが言った言葉を思い出す] 【・・・・「不気味な感じ」ってのは合ってるようだね】 |
(84)2005/12/24 02:10:07 |
| 踊り子 キャロル 不思議な人。 良くそれで今まで社会に適応出来てたわね。 アタシにはそれが奇跡の様に思えるわ。貴方を見てるとね。
[腕組をし、ハーヴェイの瞳を見ることなく会話を続けた]
効率を考えると、現状は最悪よ。 部屋を虱潰しするしか無いなら、情報交換をしない事には意味が無いわ。 危険性も大分違ってくるでしょうしね。 |
(85)2005/12/24 02:11:16 |
| 修道女 ステラ 【あぁ……そうだ。あたしには、これがあったんだ……】
[身体が覚えているかのように、無意識に手が動く。密かに安全装置をスライドさせ、銃把を握った。顔を上げてナサニエルを見る]
何を、って聞いたわよね、ナサニエル。 そう、あたしがしようとしてるのは……あたしが今したいのは…… |
(86)2005/12/24 02:12:44 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーにちら、と挑むような視線を向けた。
2005/12/24 02:12:57
| 踊り子 キャロル ……違うわ。 本当に、求めてなんていないのよ。
アタシは確かに弱かったわ。 家出をした三、四年前は本当に弱かった。 何一つ出来やしない生意気なガキだったわ。 だけど、だけどね…… アタシは変わったのよ。もうあの頃のアタシじゃないの。 |
(*19)2005/12/24 02:13:14 |
| 踊り子 キャロル 頼る時が、 頼らざるを得ない時が来たら、頼るわ。 必然性が無い限り――
人には頼りたくないのよ。 |
(*20)2005/12/24 02:13:28 |
| 修道女 ステラ ――こういうことよ。
[隠しから右手を抜き出し、ナサニエルに銃口を突きつけた] |
(87)2005/12/24 02:13:36 |
| 見習いメイド ネリー [ステラの挑むような視線] [何かを直感的に思う] [感じる]
―――っ! |
(88)2005/12/24 02:15:16 |
見習いメイド ネリーは、ナサニエルを突き飛ばそうと力を込めて手を伸ばした
2005/12/24 02:15:41
| 異国人 マンジロー 【今の緊張感は……? ステラがまたなにかに変化するのではと思ったが。落ち着いた?】
[ステラに向かって、]
マンジローが二階で蠍に刺されたなら、ニーナを一階に下ろした方がいい。俺はライターを持っているから、灯りを付けながら手早く片付け……
[そこまで言ったナサニエルはステラに銃口を突きつけられた事にはっと気が付いた。] |
(89)2005/12/24 02:17:39 |
| 修道女 ステラ [片目でネリーの表情を観察しつつ、言葉を続けた]
言っておいてあげるわね、ネリー。
ニーナのことはもう、心配する必要はないの。安らかに眠っているから。殺したのよ、あたしが。 とても可愛かったわよ……最期の表情は。
[その記憶を辿るように、ステラの口元が愉悦に歪んだ] |
(90)2005/12/24 02:18:11 |
| 書生 ハーヴェイ そうですか。
でも貴女はもう少し自覚すべきですよ? 自分自身が弱い人間で、自分一人の事すら手にあまる事もあるとね。
もし、頼りたくなったらどうぞ頼ってください。 全力で期待に応えましょう。
[ラッセルは最後にもう一度キャロルの頬を撫でると、キャロルから少し離れた] |
(*21)2005/12/24 02:21:15 |
| 異国人 マンジロー 「な、に……。」
[ナサニエルはネリーに突き飛ばされて、取り出しかけたライターを放り投げ、体勢を崩しながら銃をかまえようとした。] |
(91)2005/12/24 02:23:12 |
| 修道女 ステラ [ネリーの動く姿が眼に入る。それをきっかけにステラは発砲した。だが、その銃弾は一瞬前までナサニエルがいた空間を通過し、階段を抉った]
ネリー、邪魔しないで。 貴女は、この男の次に殺してあげるから、ね?
[静かな狂気をはらんだ声が、ステラの唇から紡がれた] |
(92)2005/12/24 02:24:29 |
| 見習いメイド ネリー [銃口の先に自分が立つ様に移動しつつ言う] [ステラの言葉に嘲る様な笑いを浮かべた]
其れが貴方の美学ですか。 馬鹿馬鹿しいですね。 ナンセンスですね。 実に下らないですね。
[相変わらず冷淡な口調のネリーは冷淡にステラを罵倒する] [それはネリーが気付いたからだ] [ステラは御主人様の手下ではないと]
【例え御主人様と同じ組織の人だとしても】 【私には関係有りません】 【こういう人は、大嫌いです】 |
(93)2005/12/24 02:24:40 |
| 書生 ハーヴェイ 私のような歪な人間が居るからこそ、社会は成り立つんですよ。
[ハーヴェイはクスクスと笑った]
それじゃ、合流の件はトビーが戻ってきてから考えましょう。
[ハーヴェイは自分の捜索場所へ*戻っていった*] |
(94)2005/12/24 02:24:58 |
踊り子 キャロルは、苦笑と共にハーヴェイの背中を*見送った*
2005/12/24 02:25:31
修道女 ステラは、銃を両手に構え、冒険家 ナサニエルの動きを銃口で追った。
2005/12/24 02:25:52
| 踊り子 キャロル 一つだけ。 一つだけお願いがあるの
[キャロルは静かに自分の顔を覆った]
これ以上アタシを、否定しないで…… 認めなくていいし、そんなの求めない。 だけど否定だけは、しないで……
|
(*22)2005/12/24 02:27:41 |
| 異国人 マンジロー 「駄目だ!!」
[ナサニエルは叫びながら、銃を構えているステラの手元を狙って銃の引き金を引いた。] |
(95)2005/12/24 02:29:32 |
| 書生 ハーヴェイ ……私は"本当の貴女"を否定するつもりはありません。
色々と口出しはしましたが、貴女の生き方も否定する気は無いです。
ただ、今まで必死で生きてきた"本当の貴女"を… 貴女自身が認めてあげて欲しいだけです。 |
(*23)2005/12/24 02:31:25 |
| 書生 ハーヴェイ [ハーヴェイはキャロルの頭を優しく撫でた] |
(*24)2005/12/24 02:31:55 |
| 逃亡者 カミーラ [蠍の気配を探る事に気を取られ、一瞬目を離す 険悪な気配を感じて視線を戻すと、ステラが銃口を向けているのに気がついた]
!
[とっさに床に転がって銃をかまえる]
なんのつもりだい!
[ナサニエルが突き飛ばされた瞬間、彼のいた方に向かってステラが引き金を引いた] |
(96)2005/12/24 02:35:43 |
| 修道女 ステラ [カミーラとトビーが眼中に無いかのような様子で、嘲弄の形に唇をゆがめた]
ネリー、退きなさい。それとも、予定を変更しましょうか? できれば、貴女はゆっくりと刻んであげたかったのだけど。 その口が、素直な言葉を吐くまでね。
[ネリーの方に向けて吐いた言葉の合間、ナサニエルの叫びが聞こえた。ステラは後ろへと飛び退ったが、銃弾は彼女の顔を掠め、金髪を削り取っていった] |
(97)2005/12/24 02:37:36 |
| 見習いメイド ネリー [ステラの言葉に唇が歪む] [面白くて唇から笑い声が零れる] [先程触れていたポケットから折りたたみ式のナイフを取り出す] [静かに刃を出しながら答える]
残念ですが、貴方には私に命令する資格がないんです。 そして、良い事を一つ教えて差し上げます。貴方には、私は殺せませんよ。 "私達"の美学の前で、貴方は―貴方達は無力なんです。所詮、それだけの存在なんです。 身の程を知らないと………
[両手に二つのナイフを構えた] [真っ直ぐに狙える間合い、距離を図る] [訓練されたネリーは距離感覚を取るのは得意だ]
痛い目、見てしまいますよ? |
(98)2005/12/24 02:41:37 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは照星からステラを必死に見つめている。再び、引き金を絞ろうとする手に緊張が走る。]
【……こんな時に、見える。】
「ステラ……っ!! 君は、このゲームを仕組んだ犯人じゃないはずだ! 俺には見えるんだ。見えるから、今まで戦場で生きのびた!!
あの男も君が殺したのか!?」 |
(99)2005/12/24 02:41:51 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーと冒険家 ナサニエルの言葉に、クスクスと忍び笑いを洩らした。
2005/12/24 02:44:02
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは、本性を現したかのようなネリーの言動に動揺した。ナサニエルの視界の隅で、ネリーの構えたナイフが階段上からこぼれ落ちるシャンデリアの光に反射して、鈍くきらめいている。 ネリーの言葉は的確で、その動きには隙がない。それは、動揺するナサニエルにもすぐに理解する事が出来た。]
【……………。】 |
(100)2005/12/24 02:49:10 |
| 修道女 ステラ ククク……いいね、ネリー。でも、教えてあげるわ。 《あたし》 が、貴女を殺せるって言うことを。
なぜなら――貴女は『あの男を殺した』と言っていないでしょう? それすらも言えない程度のことで、どうやって自分の力を示そうというの? 《あたし》を殺すつもり、その2本のナイフで?
構わないわよ、あたしは抵抗しないから。無力な獲物を、貴女に用意してあげる。 |
(101)2005/12/24 02:49:28 |
| 見習いメイド ネリー [ナサニエルの叫びにふと、ナサニエルを見つめた] [他の何も目に無いように、じっと見る] [見えると言ったナサニエルの瞳は、何処までも澄んでいるように見えた] [魅入られるようにぼうっとその瞳を見つめた]
違います。 ………あの人を殺したのは、私です、ナサニエル様。 言わなきゃ良い事なのに、如何してでしょうね。 貴方には解かって貰う必要が無いのに、御主人様にだけ知ってて貰えれば良い事なのに、何となく言ってしまいました。
【このゲームで誰が生き残っても私には関係無いのに】 【生き残って欲しいと思うなんて可笑しいですよね】 【本当に、如何して何でしょうか? 御主人様。】 |
(102)2005/12/24 02:49:56 |
| 見習いメイド ネリー [ネリーは静かに言葉を切った]
如何してでしょうね? 疑惑を持っても、一緒に行動してくれた事が嬉しかったからだと、思います。 …有難う御座いました。 |
(103)2005/12/24 02:50:05 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーに挑発的な表情を向けると、冒険家 ナサニエルの言葉に頷いた。
2005/12/24 02:50:11
| 修道女 ステラ ふぅん……そう言うんだね、ネリー。
じゃあ、ナサニエル、カミーラ。あなた達はどうするつもり?
自ら殺人者だ、と告白した娘がそこに居るわ。
以前あたしは言ったわよね、『仮に』名乗りを上げる、って。
さあ、あなたの銃口はどちらを向くの? |
(104)2005/12/24 02:54:51 |
修道女 ステラは、冒険家 ナサニエルに向けていた銃口を静かに下ろした。
2005/12/24 02:55:52
| 異国人 マンジロー [ナサニエルには、ネリーの言葉だけが頭の中に響いているような、どこか違う静寂に満たされた空間に自分が居るような感覚に襲われた。]
【ネリーがアーヴァインを殺した。主人なる人のために。】
[ナサニエルはステラに向けた一旦銃口を下ろし、ネリーを見つめ返した。] |
(105)2005/12/24 02:59:27 |
| 逃亡者 カミーラ [銃声が聞こえたとたん、トビーが近くに転がり込んできた 一瞬警戒するが、殺気は感じられない ちらりとトビーの方を見て、ステラに目を戻す ナサニエルの言葉が聞こえる]
【見える・・・?妙な事を言う男だね・・・・】
[ステラとネリーが言い争っているのが聞こえる ぞっとするような冷たい声]
・・・ちっ・・・どっちが敵なんだ? |
(106)2005/12/24 03:00:08 |
| 見習いメイド ネリー [ステラの言葉に笑みが零れる]
もう一つ良い事を教えて差し上げます。 今日の私はサービス精神旺盛なメイドの鏡ですね。
―――私を殺したら永久に鍵の在り処は解かりませんよ。
本来ならば言うつもりは無かったのですが……… 御主人様と私の美学に反する人物は排除しなければなりませんから。 |
(107)2005/12/24 03:04:25 |
| 見習いメイド ネリー [構えるナイフに力を込める]
ステラ様。 私と貴方が対等な立場だとお思いにならない方が宜しいですよ? 私の命の重みは、貴方みたいな………クズとは違うんです。 |
(108)2005/12/24 03:04:35 |
| 異国人 マンジロー [ネリーに向かって、]
「俺がネリーといたのは、一緒に居たかったからだ。 君の事がひどく気になった。知っている誰かに似ているような気もしたが、記憶は戻らない。過去に俺が誰と知り合いだろうが、君は君だ……。
御主人様と言った。 その人物につかえていて、君は幸せなんだろうか? ……妙な質問かもしれない。」
[ナサニエルは自分がこの状況で自分が何を言おうとしているのかが分からず、混乱しつつ奇妙に冴えてくる頭に不思議な心持ちがした。ただ、いつまででもネリーを見つめていられそうな気がした。]
[ステラを振り返る。]
その質問は、俺に選べという事か……。 ……それはそうだ。 |
(109)2005/12/24 03:09:41 |
| 異国人 マンジロー ……命の重みは同じはずだよ、ネリー。
[御主人様の存在について語るネリーの言葉にはある種の熱があり、それはそれでナサニエルには生き生きとしてみえた。]
【だが、命の重みは違うというのが、今のネリーの価値観だ。俺とは違う。それと、ネリーと御主人様とやらの関係とは、俺はまったく別の位置に居る。】
【だが、俺はネリーを知りたかった。 そして、今知る事が出来たかわりに……。】
[ちらりとカミーラたちを振り返る。様子見をしているが、すぐにでも三人のうちだれかを殺しかねないのは、ナサニエルにも容易に理解出来た。] |
(110)2005/12/24 03:19:42 |
| 見習いメイド ネリー ・・不思議な方ですね。凄く、不思議な方。 ナサニエル様の記憶が無いのは…、私が原因でもありますのに。
[ナサニエルを見たまま] [ネリーの動きがぴたりと止まる]
幸せ…?そんなの…幸せに決まって………
[ネリーは首を傾げた]
私にとって、御主人様は絶対的な人でそれが当たり前だからそうしていて…、御主人様に与えられた使命だから私はそれをこなしているんです。 ええと、それで…幸せ………って、何でしたっけ?
[知っていて当たり前のはずの概念] [もやもやとした気持ちがネリーの心をかき回す] |
(111)2005/12/24 03:20:14 |
| 逃亡者 カミーラ ・・・美学ねえ・・・・ [カミーラは立ち上がってネリーを醒めた目で見つめる]
確かにあんたのご主人様とやらはたいした美学をお持ちなようだけど。 あんたはふらふらして職務を全うしてないようねえ?
あんたと一緒にされたらご主人様とやらの美学が崩れそうに見えるんだけどね
[カミーラはぞっとするような冷たい笑みを浮かべてネリーを見つめている] |
(112)2005/12/24 03:23:02 |
| 修道女 ステラ ―2階・階段前― 【ああ……そうか。ネリーの言葉……“美学”に拠って立つ人格。そう、なら、仕方ないわね……】
[ネリーの言葉に、含み笑いを洩らした。ナサニエルを一瞥した後、どこか哀れむような表情でネリーに視線を戻す]
そう、矢張り貴女……あの連中に絡め取られていたのね。 可哀想な子。 ……だったら、《私》 からはこうするのが一番、なのでしょうね―― |
(113)2005/12/24 03:24:58 |
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーの眉間に向けて照準を合わせ、引き金にかけた指に力を込めた。
2005/12/24 03:25:45
| 異国人 マンジロー [揺れているネリーを見つめていると、何故か彼女を抱きしめたい衝動に駆られた。]
【……駄目だ。俺は今、ネリーに死んで欲しくない。】 |
(114)2005/12/24 03:27:58 |
| 修道女 ステラ [静かに微笑み、最後まで銃爪を沈み込ませる。その一瞬、ナサニエルもカミーラもトビーも視界には無く。ただ、ネリーの瞳だけをステラは見つめていた]
――パン。
[乾いた破裂音がし、銃弾がネリー目掛けて発射された] |
(115)2005/12/24 03:29:11 |
修道女 ステラは、更に二度、拳銃の引き金を引き絞った。
2005/12/24 03:30:19
| 異国人 マンジロー [ナサニエルは衝動のままにネリーの方へ走り、ステラに向けて銃弾を放った。 ネリーを突き飛ばした事を確認して、ステラの方に向き直る。ナサニエルには自分が今、ここで撃たれて死ぬのだという事が理解出来た。
ナサニエルの胸に、ステラの放った銃弾が何発も突き刺さる。] |
(116)2005/12/24 03:36:27 |
| 見習いメイド ネリー [カミーラの言葉ににっこりと笑う]
愚かしいですね、何処までも愚かですね。 状況と立場を把握出来ない人間は死ぬのがその運命である事を学習したら如何です?
命乞いを為さったら良いのに。 プライドも意地も何もかも捨てて。
そうでなければ…貴方は只此処で死ぬだけ。
[言葉を紡ぎ終わった瞬間に、ステラの狂気に気付く] [何が起こったのかわからぬままに乾いた音が響く] [そして体に衝撃は走らない]
……ナサ…ニエル様?! |
(117)2005/12/24 03:38:00 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルの視界が赤く染まる。ネリーを庇えたかどうかが知りたくて、ナサニエルは崩れ落ちようとする不自然な体勢で首をひねった。ナサニエルはネリーを突き飛ばし切れていなかったが、ネリーはそこに居た。]
[激痛が走り、視界が暗くなる。急激に自分の生命が失われていくのが分かる。それと同時に、ナサニエルは自分の中で、何かがクリアになっていくのを感じた。]
………ネ、リー。 |
(118)2005/12/24 03:44:04 |
| 修道女 ステラ [ナサニエルが銃弾の射線に飛び出してくることを予測していたかのように、三発の弾丸は彼の身体に吸い込まれた。静かな哄笑がステラの口から迸る]
ふふ……あはは。ネリー、あなたは気づけなかったの? 彼が貴女を守ろうとする事に。何よりも大切な『ご主人様』ではなく、今ここで貴女を守ってくれるのが、彼だったという事に。
【……《あたし》 には理解できないことだけどね】 【いや、《オレ》 にはとてもよく判ることだがな】 【だけど、《私》 には実行できることでは無いわ】
[三様の声が心の中で響く。直後、それらを全て打ち砕くかのように、ステラの耳に大きな炸裂音が飛び込んできた] |
(119)2005/12/24 03:45:15 |
| 見習いメイド ネリー [反射的に手にしたナイフをステラに投げていた] [真っ直ぐで無駄のない動き] [そして漸くネリーは気付く]
…如何して…。
[ナサニエルが自分を庇った事に] [危険だとは知りつつ、本能でネリーは駆け寄った]
如何してですか、ナサニエル様…。 しっかり………、して下さい……。 |
(2005/12/24 03:46:50、見習いメイド ネリーにより削除) |
| 見習いメイド ネリー [漸くネリーは気付く] [ナサニエルが自分を押し]
…如何して…。
[庇ってくれた事に] [危険だとは知りつつ、本能でネリーは駆け寄った]
如何してですか、ナサニエル様…。 しっかり………、して下さい……。 |
(120)2005/12/24 03:47:48 |
| 異国人 マンジロー それでも、俺は君が好きだ。 |
(121)2005/12/24 03:48:59 |
| 見習いメイド ネリー 貴方を、此処に閉じ込めたのは私なのに。 私は只の、…駒なのに。
[ネリーがナサニエルを見る瞳が驚きに見開かれる] [ナサニエルの手を握った] |
(122)2005/12/24 03:52:02 |
| 見習いメイド ネリー 行かないで下さい。 幸せって言う概念も、好きっていう感情も、私には知らない事だらけなのに………。
苦しい…。 嬉しい筈なのに、苦しいです。 |
(123)2005/12/24 03:53:07 |
見習いメイド ネリーは、視界がぼやけ、溜まった涙の滴がぽたぽたと落ちるのを知った
2005/12/24 03:53:34
| 逃亡者 カミーラ あたしはあんたみたいに一人じゃ何もできないやつなんか相手しないよ。そんな価値もないしね。
[銃声が響き渡る。とっさに床に転がる ナサニエルがネリーの前に飛び出す。その身体が後ろにはじき飛ばされるように崩れ落ちていく]
ナサニエル!
[銃声がやみ、崩れ落ちたナサニエルの胸が赤く染まっていくのが見えた]
|
(124)2005/12/24 03:54:54 |
| 異国人 マンジロー [駆け寄ってくるネリーに、頬笑もうとするがそれすら上手くいかない。]
……生きて (幸せ………に、なってく、…れ…)
[ネリーの手を握りかえそうとしたナサニエルは、*果たせぬまま力尽きた*。] |
(125)2005/12/24 03:56:31 |
| 見習いメイド ネリー [手の中で抜け落ちる力] [ナサニエルが紡ごうとした言葉から] [今まで抑えてきた何かが溢れそうになる] [ネリーは必死にそれを堪えた]
………私には…全く理解出来ませんね。
[声が震え、上擦る。涙を堪える。] [機械的に傍らに置いたナイフを取る] [使い慣れない銃よりも使い慣れたナイフの方が都合が良い] [機敏且つ無駄の無い動きでそれを持ち上げた]
荒唐無稽な出来事に発言…。嫌になりますね。 でもまぁ、安心して下さい。 貴方を排除するのに、何の問題も有りません。 |
(126)2005/12/24 04:05:05 |
見習いメイド ネリーは、修道女 ステラを、冷たい獣の瞳ですっと見据えた。
2005/12/24 04:06:00
| 異国人 マンジロー 【なにかが温かい……。】 【ああ、 ……泣かせたいわけじゃ……な…。 ……………………泣かせては、駄目、
………………………………………………だ。】 |
(127)2005/12/24 04:07:02 |
| 異国人 マンジロー [ナサニエルの意識はそこで*完全に途切れた*。] |
(128)2005/12/24 04:08:06 |
| 修道女 ステラ ―1階・階段前― [身体中が熱く、寒かった。炸薬の香りが辺りに漂い、血の匂いと相俟ってステラの意識を繋ぎとめていた]
【死ぬわね、私も……ニーナ。待っててね……?】
[弾丸が突き抜けた左胸には爆ぜたような弾痕が穿たれ、黒い修道衣を烏の濡れ羽色に染めていた。倒れたまま、ステラは霞む視界に揺らめく姿を見たように思った]
【だれ、あなた……? おしえてよ、あなたのなまえ。 わたし? わたしは、ステラ――】
[幻のような姿が焦点を結ぶ。青い髪の少女がふわりと微笑み、唇を動かした。その声を聞くことなく、ステラの瞳は*閉じられた*] |
(129)2005/12/24 04:12:20 |
| 逃亡者 カミーラ [カミーラとトビーは、ステラとネリーの様子を*伺っている*] |
(130)2005/12/24 04:13:03 |
修道女 ステラはメモを貼った。
2005/12/24 04:15:54
修道女 ステラは、見習いメイド ネリーの声に応えることなく、ふ、と最期の*吐息を洩らした*。
2005/12/24 04:16:40
| 見習いメイド ネリー [ネリーは静かに立ち上がるとステラの傍に寄る] [生気を失った体に静かにナイフを突き立てた] [そしてそのナイフを引き抜いた] [返り血を浴び、そのナイフの刃にもしっかりと血が残った]
【私は此れで良いのでしょうか?】 【…良くないとすれば、一体如何すれば?】 【………ずるいです】 【ずるいです、ナサニエル様】 【私の胸に問題だけして残して消えてしまうなんて】 【嬉しさの後に絶望的な苦しみを残すなんて】 |
(131)2005/12/24 04:34:14 |
| 見習いメイド ネリー [ぱちんと音を立てて折りたたみナイフを仕舞った] [静かにナサニエルの方へ歩み寄る] [亡骸の傍らに落ちていた銃を静かに拾い上げあげた] [暗い暗い声が冷淡で事務的に発せられる]
…貴方が如何思おうと私には関係有りません。 ですが、此れだけは覚えて置いてください。 次に私が明確な殺意を持って貴方達の前に現れた時、貴方達は死ぬ運命です。
自分の無力さと哀れさと情けなさを恨んで哀れんで悲しんで、如何すべきか今一度考えてみる事を御勧めします。 |
(132)2005/12/24 04:38:15 |
見習いメイド ネリーは、逃亡者 カミーラ達に背を向け、正面玄関の方へと*歩いていった*
2005/12/24 04:38:49
| 見習い看護婦 ニーナ ステラさん……? ここは…………どこ? わからないけど、なんだかとても。
悲しい気がする…。 |
2005/12/24 04:56:38 |