 | お嬢様 ヘンリエッタ ギルバートさん、大丈夫ですか？ 神の癒しをこの者に恵みたまえ！ヒーリング！ あまり無茶はなさらないでくださいね。 [ヘンリエッタは少し疲れた表情で微笑みながら言った。] |
(2005/11/24 00:27:58、お嬢様 ヘンリエッタにより削除) |
 | 学生 ラッセル やべ、頭がクラクラする。毒ったか？ |
(2005/11/24 00:52:37、学生 ラッセルにより削除) |
 | 冒険家 ナサニエル [ブレスを吐きおえたドラゴンの口を狙い、小剣を誘導した。二本の剣が宙を舞い、前後して飛翔する] 【――行けっ！】 [先行した一本は狙いを外して鱗に弾かれた。しかし、もう一本がドラゴンの口内に突き刺さる。苦悶の咆哮が周囲の空気を震わせた] |
(2005/11/24 01:00:38、冒険家 ナサニエルにより削除) |
 | 流れ者 ギルバート 我ながらバカっぽい |
2005/11/24 01:03:55 |
 | 見習いメイド ネリー [ヒューバートをぎゅうと抱きしめると、嬉しそうに声をかけた。] 大変でしたねぇ☆ でもでも、かっこよかったですよぉ。 |
(2005/11/24 01:34:21、見習いメイド ネリーにより削除) |
| 冒険家 ナサニエル 電気信号か。 そうだよな、この世界だって電気信号の集合体なんだ。極言すれば脳の働きもそう。肉体を動かす信号は言うに及ばず、だ。 心がどうして動くのか、なぜ人の意識が存在するのか……LIBERTYに戻るようになってから、時々考えちまうんだよな。 どうしてなんだろ。 |
2005/11/24 01:36:05 |
| 冒険家 ナサニエル この世界――ティバイブン、そしてLIBERTY。 ネットワーク上の、実体としては存在しない仮想空間。 この世界の中で、俺は幾つの物事を見てきただろう？ 仲間と敵、殺戮と休息、そして数え切れないほどの仮初めの死。あの頃、あれほどのめりこんでいた理由は――俺自身の存在のため。攻撃し破壊すること、それが楽しかった。 何故なのだろう。 |
2005/11/24 01:41:30 |
| 冒険家 ナサニエル [宿屋へと歩く道中。思考が再開された] そう、きっと。俺自身の能力を誇示したかったんだ。 何者であれ打ち倒し跪かせるだけの力。幾多の戦闘を繰り返し、無差別なくらいのPKを繰り返して〔ruin〕の名を知らしめたかった。 ――歪んだ自己愛、だな。 |
2005/11/24 01:50:58 |
| 冒険家 ナサニエル しかし、結局それは現実の俺に対して跳ね返ってきたんだ。 付き合いのなくなった友人、呆れと諦めの入り混じった親の言葉、それでも肥大し続けた自我。何を求めてああしていたのだろう。 あいつの言葉が無ければ、きっと今も繰り返していたのだろうな。自分がLIBERTYの中に囚われていることにも気づかないままで。 |
2005/11/24 01:55:09 |
| 冒険家 ナサニエル [ふとネリーやキャロルの言動を思い起こす] 彼女らも、そういった囚われ人なのだろうか？ 己の作った枠に自分自身をはめ込もうとする自我の虜囚。 ……いや、こんな詮索をするのは礼に叶うことではないか。 俺がそんなことを考える必要など無い、所詮この場限りの仲間なのだろうしな…… |
2005/11/24 01:58:38 |
| 冒険家 ナサニエル [宿屋に到着し、主人に部屋を取りたいと告げる。あてがわれた部屋に入り、ベッドに身を投げ出した] さ、休むか。 体験会にしてはずいぶん長いプレイ時間だが――この休息くらいはたっぷり味合わせてもらうぜ……。 [ナサニエルはやがて、穏やかな寝息と共に*眠りについた*] |
2005/11/24 02:01:36 |
 | お尋ね者 クインジー 勇希･･････ [数年前に同じような世界で起きた事件を思い出す] 味覚、感覚、疲労感、痛み･･････。 今もまた、僕らプレイヤーは端末でここまで支配されている。 技術は進歩し、求めているものが人間の技術で獲得できるようになっていく。 こんな非現実空間、そしてあの黒い魔術師が言ったような仮想人格を持った擬人。 だが、それはやはり人間にとっては無用の長物だ。 発明と創造は違う。理想と現実が混在することは、人にとってプラスにはならない。 ･･････ あの事件が終わって、お前の事をよく思い出す。 この世界はお前が目指していた物にさらに近づいている。 死という概念は当然存在しないがな。 この世界は興味深い。それは間違いない。 だが、やはり俺にはお前の理想が理解できない。 |
(352)2005/11/24 02:10:55 |
 | 牧師 ルーサー ［倒れるハーヴェイを憐憫のまなざしで見下ろした］ 世の中運が悪かった、ただそれだけで死ぬ人もいるのですよ…。 今日、ここに来てしまったのが貴方の不運です。 貴方の意思が強ければ現実世界に戻っても目覚める事ができるでしょう… ［虚空に向かってつぶやく］ フィードバックシステム、オンライン。 フィードバックレベルのリミッターを解除。 ［どこからか無機質な声が反応を返す］ 「了解、フィードバックシステムのリミッターを解除します」 さて、身をもって体験していただきましょうか。 「影よ、我が敵を撃て！シャドウアロー！」 ［ハーヴェイに向かって３本の黒い矢が放たれた］ |
(371)2005/11/24 03:09:05 |
 | 書生 ハーヴェイ [腕から赤い液体が流れていく、仮想現実であってもその痛みを頭は現実に起こった事のように伝える。 彼に頭は遂に一つの事柄でのみ埋め尽くされた] 死ぬ シヌ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 死ぬ 嫌だ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 嫌だ 死ぬ 死ぬ シヌ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ シヌ 嫌だ 死ぬ イヤダ シヌ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ シヌ 死ぬ 死ぬ 嫌だ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ シヌ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 死ぬ シヌ 嫌だ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 嫌だ 死ぬ シヌ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ 死ぬ イヤダ 死ぬ 死ぬ 嫌だ 死ぬ シヌ 死ぬ シぬ しヌ シヌ 死ぬ |
(377)2005/11/24 03:39:04 |
| お嬢様 ヘンリエッタ マスターの承認により対象をデリート。 クリエイトナイフ。 [ヘンリエッタが口に出すと虚空からナイフが現れた。「GMの権限までできる！？ま、まさかハッキングされたの！？」] ＹＥＳ。現在ここのシステムはマスターの支配下にあります。ＢＹＥ−ＢＹＥ。 [ヘンリエッタはそう言うとボブの胸にナイフを突き立てた。「ぎゃーーー！？痛い痛い痛い！？ぎゃー！！」ボブはのたうちまわっていたが、徐々に反応が弱くなり、動かなくなると最後は光になって消えた。それと同時にドッペル『ボブ』も掻き消えた。] ボブのスキル確認。記録しました。 目標のデリートを確認。マスター。こちらは終わりました。 |
(*23)2005/11/24 03:44:09 |
| 見習いメイド ネリー ――宿屋―― [ネリーはベッドの上で横たわったまま、自分の右膝に手をやった。そこは、昨日地揺れが発生した時に転び、擦り傷がついていたはずの場所だった。白い膝には何の痕も残っていない。] こんなにリアルな世界なのに、もう、消えてる。 ……視覚だとか触覚だとか、そういったあらゆるものは、私を"ネリー"にしてくれるのに。 [ネリーは静かに唇を噛んだ。] 痛みを等身大のままに感じることが出来ないなんて。痛みや、傷跡が、私に刻み込まれる生の証なのに……。 ――もっと完璧になりたい。そしてこのまま此処で、暮らせたら良いのに。 [ネリーは現実世界の事を考えてしまった自分を咎めるように瞼を閉じた。それに押し出されるように涙が一粒、零れ落ちた。] 【"私"は"ネリー"。"私"は、"ネリー"。私の名前は……、"ネリー"。】 |
(393)2005/11/24 13:49:19 |
| 見習いメイド ネリー 私が初めてリストカットをしたのは、今から二年前の事だった。 あれは夏の暑い日のことで、窓からオレンジ色の日差しが沢山降り注いでいた。テーブルにおいた麦茶の入ったグラスが汗をかき、たった数分前に入れた氷はもうなくなっていた。 私は机の中から、クリームがかかったような淡い青色のカッターを取り出した。"この為"だけに買ったカッターは新品で、その刃には錆一つついていない。手が震えて、カッターが幾重にも重なって見えた。 怖い気持ちが無いと言ったら嘘になった。いや、むしろ、とても強かった。紙で切った時、あんなに痛いのに。 それでも私は、震えるカッターを強引に左の手首に押し当てて、一気にそれを引いた。 力みすぎたのだろうか、かなり力を入れたはずなのに、私の手首には途切れ途切れに赤いものが浮かぶだけだった。ろくな一本の線すらつけられない自分にいらだった。 ぴりぴりとした痛みは、顔を顰める程度にはあったし、よくわからない充実感が体を満たしていく感覚はあった。 |
2005/11/24 14:17:07 |
| 見習いメイド ネリー その時、私は悟った。生きていることを一番実感できるのは、五感で感じられる痛みと恐怖だけなのだ、と。だから私は、その日、学校に行くのがとても楽しみだった。 なのに。なのに―― 私の"生きがい"に共感するどころか、"あいつ等"は益々私を虐めた。痛みと恐怖が生きがいだと思ったクセに、クラスメイトから加えられる痛みや恐怖は私のブライドを削って行き、不快にさせるだけだった。泣いた事など無かったのに、私は許しの言葉をクラスメイトにかけながら、頬を伝う涙に耐え難い屈辱感を覚えた。上手く行かない事に対する不快感。 |
2005/11/24 14:17:17 |
| 見習いメイド ネリー 私には、沢山のことを考える時間があった。だからもちろん、記憶に鮮明に残った初めてリストカットをした時のことや、学校でのみんなの視線、そして自分の応対などを振り返ることは多々あった。けれど、私は、未だにあの涙の理由を考えられずにいる。私はクラスメイトに何を求めていたのかと、考えるのが怖いのだ。 けれどもう。私は虐められッ子の蓮野美では無い。 "ネリー"なのだ。 足りない物はたった一つだけ。それは欠けた実感。痛みという感覚。ただ、それだけだった。 大した不足も問題も無い。 私は心置きなく、蓮野美を捨てることが出来る。 そう、これで私は本当に、蓮野美じゃなくなれるのだ。 |
2005/11/24 14:18:49 |
| 流れ者 ギルバート 男か……。 |
2005/11/24 14:44:16 |
| 流れ者 ギルバート もうなんというか。 ときめき成分が足らないんだよ！ いま俺に必要なのはアレだよ。 萌え |
2005/11/24 14:47:40 |
| 流れ者 ギルバート 当然、自分の分は多めに抜いてある。 |
2005/11/24 14:56:48 |
