人狼審問

な、なにぃ！！！！！！

［ゴゴゴゴゴ…という地鳴りのような音と共にサガの髪の色が黒く染まっていく…］

クッククク…
もはや動きづらい教皇の法衣を借りるまでも無い。
ここへ来てわたしの体を覆え、黒き聖衣よ…

［サガがそうつぶやくと彼の体に漆黒の双子座の聖衣が装着されていった］

天界にはゼウスが、海界にはポセイドンが、冥界にはハーデスがこの大地をつねに狙ってきている。
彼らの侵略を防ぐには彼らに匹敵する力の主が地上を治めねばならないのだ…。
そしてその資格を持つのが神の化身とまで言われたこのわたしなのだよ。
わたしこそがこの時代の救世主なのだ！！
暗黒聖闘士たちよ、ご苦労であった。
汝らの働きをみとめ、正規の聖闘士として認めよう。
そしてわたしの邪魔をする聖闘士たちを排除すべく勅命を下す…。
シャカよ、わたしの同志として、協力してくれたまえ。

恐るべし…幻朧魔皇拳…。

な、なんだ！何が起こったのだ！？

ふ・・・
全ては教皇のシナリオ道理でございます。
この処女宮こそ彼らの墓場になるでしょう。

や、やはりサガが反逆者だったのか！！

フッ…やはりそういうことだったか…。
オレがサガの幻朧魔皇拳に逆らえていられれば…。
すまない…みんな…。

・・・・間に合わなかったようだね・・・・・

[サガの前に跪く]

ただいま戻りました。

[シャイナの聖衣が闇色に変わっている]

着替えずに直行すれば間に合いましたが・・・申し訳ございません。

後はコミット進行でよろしいかと。

（これからの予定はこっそりメモで相談の方向で）

アンドロメダもすでに技を出し切っていたからな…
いわば、やつは両腕をもがれたダルマも同然だったのだよ！
始末するのは簡単なことであった…。

フッ･･･
このブラックドラゴンを紫龍と見間違えるとは女神の聖闘士とはなんと愚かなやつらよ。

・・・・つ・・・っ！
なに・・・が・・・・頭が・・・割れるように痛い・・・・
何が起こったの・・・？
・・・星矢・・・・・

教皇、まずは誰を葬るべきか指示を頂けましたら幸いございます。
まだ紫龍とシャイナの技を見ておりませんので、彼らに始末させて、実力を見極めるのも手かと。

サガ様・・・本日はどの聖闘士を始末すればよろしいのでしょうか・・・？

[シャイナは焦点が定まっていない目でつぶやいている]

ムウ…
シオン…
デスマスク…
星矢…
一輝…
瞬…

みんな…

氷河、そしてカシオスよ。
君たちはここまで立派に戦った。
ゆえに君たちに褒美を与えよう…フッ…
シオンすら葬った、この双子座、最大の拳をな…。

ふ・・・
星矢は残念ながら無になってしまったよ。
すまない、シャイナ。
彼を始末したのは私だが、デスマスクが技と重なって小規模ながらビックバンが発生してね・・・
消滅したと思われるぞ。

む、なるほど…。
確かにそなた達の言うとおりだ…。
では今日の目標だけ定めよう。

>>13
｡oO(え？技。どうしよう。オレ技ないよ)

今日の対象は氷河とせよ。
やはり実力を見るのであれば対等の相手である必要があろう…。

ところで邪武の姿が見えないがどうしたものか…。

我が師カミュ…

マーマ…

オレは…オレは…！！

教皇様、氷河の始末は是非わたくしに！
暗黒四天王が一人、ブラックスワンの仇をとってやりたいのです！

水と氷の魔術師カミュを師とする氷河。
その相手はやはり紫龍がふさわしいかと。

お互い黄金聖闘士を師と仰ぐ者同士の対決
ふ・・・教皇も食えないお方だ。

氷河よ、君を男と認め、真の聖闘士として遇することを約束しよう…。
カミュにはすまないと思うが、それが君への敬意を表することとさせてもらおう…。

僭越ながらわたくしめが・・・・

青銅の坊や・・・覚悟しな！

サンダーーーークローーーー!!

氷河よ！
未だマーマの面影をひきづっているとは何たる醜態。
カミュもそれでは浮かばれんだろう。
仮にも君は聖闘士なら、最後は男らしく戦いたまえ！

おや？紫龍がやるのかい？

じゃあ手加減しておいてやるよ。トドメはあんたが刺しな！

うむ、ではブラックドラゴンよ、見事その任を果たしてみせよ…。

うわあああ――――――ッ！！

くっ…。
なんの、これしき…。

（シャイナよ・・・君はおそらくカシオスと戦う事になるのではないか？）

と、いうことだ。
氷河、お前の相手はこのブラックドラゴンがつとめよう。

一本だ。

きみとわたしの実力差がどれほどあるか、この指一本で君をふっとばしてみせよう。

うっ！！

うわあああああ―――――ッ！！

げ…げほ…。

な…なんという防御力とスピード…。
しかも本当に指一本でここまでふっとばすとは…。

やつは教皇にたよっていたんじゃない。
ひとりでも恐るべき強さをもっていたのだ…。

しかしオレもキグナスの聖闘士…アテナの聖闘士だ！
むざむざやられるだけじゃ終わらせないぜ！
くらえ！！

　K　H　O　L　O　D　N　Y　・　S　M　E　R　C　H　！！

…まさに真の聖闘士と呼ぶにふさわしい戦いぶりだ…氷河…
敵であったのが残念だよ…

>>37
フッ･･･聖闘士には一度見た技は二度と通用しないのだ。
オレはブラックスワンの眼球に残った映像を見ることで、お前の拳をすでに見切っている！
無駄なあがきだったようだな、氷河よ。ハーハッハッハ！

むう！こ、これは！
完全にかわしたはずが、指が一本凍りついている！

氷河･･･
恐ろしい男よ。

後は、何も知らずに戻ってくる邪武を倒せば終わりだな。

ウム、ブラックドラゴンよ。
その手腕、見せてもらった…。
暗黒四天王最後の生き残りとして、その力、存分に振るってくれ…。

ありがたきお言葉、光栄にございます。

では、わたしは引き続き、邪武を待ち伏せますのでお暇させていただきます。

うむ…実に頼もしいな…。
火時計の火が消えたときの準備をして待つことにしよう…。

ハァ…ハァ…みんな…済まない…
俺がふがいないばかりに…

しかし…聖闘士としての誇り…
この邪武！戦い抜く！