酒場の看板娘 ローズマリー 少女の無理矢理な笑顔は、心に痛んだ。 心が痛むのは久しぶりだった。 アーヴァインを殺しても、 私は罪悪感にさいなまれるだけで、 結局は自分を追い詰めて楽しんでいただけなのだから。 | |
2005/08/27 00:35:53 |
冒険家 ナサニエル 少し厄介な荷物を拾ったかな。 まぁいい。どうにでもなるだろう……。 | |
2005/08/27 00:50:07 |
墓守 ユージーン 拷問器具…なるほど、ね。 [白骨を感情のこもらない瞳で見つめている。] | |
2005/08/27 01:21:11 |
墓守 ユージーン 鉄の処女……。 まさかこの目で見る事が出来るとはな。 | |
2005/08/27 01:27:29 |
学生 メイ ――地下室―― 見てくる、ね……。何かあるかもしれないし。 [メイは白骨死体の方へ覚悟を決めて歩いていった。白骨死体の辺りまでいって、そのまま奥へ進む。] きゃっ! [足をひっかけたメイは転ばなかったが、勢いあまってそのまま二歩、三歩と前進した。引っかかったものはロープのようなものだった。ロープはスイッチ代わりになったのか、何かがまっすぐにメイの前方に落ちた。その何かが地面につくのと、メイがその中に足を踏み入れてしまうのは同時だった。] ひいいああ!! [右足をドアに引っ掛けた。メイが中に突っ込んだ際、自分でドアを閉めてしまった。] い、いやあああ、な、何!? [その何かは、檻にも似た鳥篭のようなものだった。鉄柱が構成するその籠は、ただの鳥篭じゃなかったが。鉄柱一本一本には鋭く、そして小指よりも短い程度の刺が大量につけられていた。当然のごとく、刺のむいている方向は内側。籠の高さはメイの背より少し高く、直径はそこまで大きくなく、大人二人が手を繋いで輪を作ると余る位だった。] な、な、何、な、なにっ!? | |
(271)2005/08/27 01:35:26 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――地下室―― [メイの様子に驚き、思わず後に下がった。背中に壁をどんっとぶつける。唇から小さく悲鳴が漏れる。」 ひっ……! な、何!? | |
(2005/08/27 01:36:35、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除) |
酒場の看板娘 ローズマリー ごめんね。ラッセルさん。 そんな方法、ないわ――。 | |
2005/08/27 01:44:34 |
墓守 ユージーン 素晴らしい…罠だ。 残酷だな。 だが、それゆえに美しい。 | |
2005/08/27 01:51:11 |
修道女 ステラ [客間を覗くとコーネリアスだけしか居ないのを見つける] あら?もう一人の方は? | |
(2005/08/27 01:54:48、修道女 ステラにより削除) |
書生 ハーヴェイ 手足を切断した目的、か。 オードリーは面白いことを考えるな。 苦悶の悲鳴を聞くため、それだけで十分だというのに。 とはいえ、やはり男の悲鳴では美しさにやや欠けるな。 次は誰を襲ったものか……。 くっくっく。 | |
2005/08/27 01:55:38 |
学生 メイ ケネス。愛してる……。 結局、言えなかったけど。 [メイはぼんやりと浮かんでいた意識が底につくのを感じた。] | |
2005/08/27 02:43:05 |
お嬢様 ヘンリエッタ ――客間―― [ハーヴェイの後姿が客間に消えた。] 【暢気に待っている人たちに言ってやる義理なんかないわ。】 [ふとユージーンの言葉を思い出す。] 【…一人で、生きていけるわ。私は強いもの。お母様がなくなった時からずっと、一人で生きて行こうと決めたのだから。誰の力も借りないし、誰の助けも要らない。私は子供じゃないし、保護される対象なんかじゃないわ。この震えだって恐怖からだって逃げ切ってみせる。…むしろ、こんなの怖くないわ。 …でも。たまには人と関わってみるのも悪くないのかもしれないとも思う。】 [ヘンリエッタは血の気が引いた頬に複雑な表情を乗せて客間へノックもせずに入った。] | |
(348)2005/08/27 03:00:49 |
吟遊詩人 コーネリアス やはり……。 今日の夢に出てきた、ヘルメットの方でしょう。 両手と片足がちぎれていて、見るも無惨な姿でした。 明らかにこれは殺人です。 いったい、誰が……? やはり、エレイン・バートリーのこども達……? | |
2005/08/27 03:19:58 |
書生 ハーヴェイ 少なくとも、この世にはもう存在しないだろうけれど、な。 ヘンリエッタは何を見てきたのか……口にのぼすことはできるか? くくく。 [ハーヴェイは嗜虐心を感じつつ、ヘンリエッタの表情を窺った] | |
2005/08/27 03:23:08 |
墓守 ユージーン ――井戸―― [中庭を横切り、地下室への入り口を通り過ぎると、井戸へとたどり着く] [べったりと彼の頭の髪の毛から、肩、外套へと、濃い絵の具のように血がついている。] 【…久しぶりだな。】 [べたりと頬についた血を、血に濡れた右手でなぞる。その右手も血で濡れていた] | |
2005/08/27 03:38:00 |
書生 ハーヴェイ 思い出してくれたかな、ヘンリエッタ? そう、あの場所は地下牢。 拷問部屋のひとつでもあるけれどね。 見たかったな。あの娘が『鳥籠』で揺られる様子。 さぞ、良い悲鳴をあげたことだろうに。 さぞ、美しい血しぶきが飛び散ったことだろうに。 残念だな。 | |
2005/08/27 03:42:53 |
お嬢様 ヘンリエッタ 苦しい。 如何するべきなのか分からない。 昨日彼女の言葉を拒絶した自分が恥ずかしかった。 次は自分かもしれないという恐怖。 そんな恐怖に負けたくないと言う精神力が何時まで持つのか分からなかった。 壊れてしまいそうな思いをひしひしと感じた。 自分が真っ二つに裂けそう…。 | |
2005/08/27 03:45:27 |
墓守 ユージーン ――井戸―― [居館から今まで歩いてきた中で、血は少しずつ流されている] [からからと滑車を回して桶で水を汲むと、両手の血を洗い流す。酷く、慣れ親しんだ、慣れる事のない匂いがしている] [もう一度、からからと滑車を回し、水を汲むと、外套を脱ぎ、血がついた部分だけ洗い流す] | |
2005/08/27 03:49:51 |
墓守 ユージーン ――井戸―― [もう一度、滑車を回すと、髪の毛の血を洗い流す] [雨] [小降りの、さやさやとした雨が降っている。すぐ下にメイが死んでいるとは、思えない穏やかさでもある。] | |
2005/08/27 03:52:49 |
墓守 ユージーン ――井戸―― く。 くくくくく。 [思わず、何故か笑い声が漏れた] | |
2005/08/27 03:54:45 |
墓守 ユージーン ――井戸―― [何度か滑車を回して水を汲み、血を洗い落とすと、暫くぼんやりとその場に立ち尽くした] [髪の毛がだんだんと湿り気を帯びてゆく] [酷く、曖昧な視界の端] | |
2005/08/27 03:57:45 |
墓守 ユージーン ――井戸―― 酷く、面白いじゃないか。 [ユージーンは、穏やかに*笑みを浮かべた*] | |
2005/08/27 04:01:29 |
冒険家 ナサニエル 書簡に記された名前を読み取ってしまったか? ヒューバート。 この言語を読める知識人だとは思わなかったよ……。 | |
2005/08/27 04:21:40 |
冒険家 ナサニエル ふぅ……。 人を殺すのは久しいな。 だが、名前を知られたのでは仕方あるまい……。 | |
2005/08/27 04:27:01 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――お兄さまの誘いの声が聞こえた。 先程脱ぎ捨てたばかりのドレスを拾い上げる。 | |
2005/08/27 04:29:49 |
酒場の看板娘 ローズマリー ――これ以上は、聞かない方がいい。 警告音が体の中で鳴り響いた。 | |
2005/08/27 04:42:10 |