人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(809)狂気孕みし遼遠に : 3日目 (1)
学生 メイは村長の娘 シャーロットに委任しようとしましたが、解決不能でした。
村長の娘 シャーロットは学生 メイに投票しました
書生 ハーヴェイは学生 メイに投票しました
見習い看護婦 ニーナは学生 メイに投票しました
修道女 ステラは学生 メイに投票しました
酒場の看板娘 ローズマリーは学生 メイに投票しました
未亡人 オードリーは学生 メイに投票しました
学生 ラッセルは学生 メイに投票しました
学生 メイはランダム投票で見習い看護婦 ニーナに投票しました
お嬢様 ヘンリエッタは学生 メイに投票しました
流れ者 ギルバートは学生 メイに投票しました
お尋ね者 クインジーは学生 メイに投票しました
冒険家 ナサニエルは学生 メイに投票しました
美術商 ヒューバートは学生 メイに投票しました
吟遊詩人 コーネリアスは学生 メイに投票しました
墓守 ユージーンは学生 メイに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

見習い看護婦 ニーナ に、1人が投票した。
学生 メイ に、14人が投票した。

学生 メイ は、村人の手により処刑された……
学生 メイは人間だったようだ。
お尋ね者 クインジーは、見習い看護婦 ニーナを占った……。
見習い看護婦 ニーナは人間のようだ。
冒険家 ナサニエルは、美術商 ヒューバートに襲いかかった!
学生 ラッセルは村長の娘 シャーロットを護衛している……
しかし、その日村長の娘 シャーロットが襲われることはなかった。
次の日の朝、美術商 ヒューバートが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、書生 ハーヴェイ、見習い看護婦 ニーナ、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、吟遊詩人 コーネリアス、墓守 ユージーン、の13名。
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは夢を見ている。まず現れたのは、あの混乱していた少女だった。体中に開いた穴から、血を吹き出している。]
「ケネス、ケネス、ケネスゥ!」
「あ、貴方! 大丈夫ですか!?」
「私、もう、ダメ……」
「落ち着いて下さい!」
「吸血鬼は、本当にいるわ。私見たのよ、あの死体を……あんなの、人間業じゃない」
「貴方は、人間なのですね?」
「ええ、人間よ……。どうか、ケネスを……お願い……」

[少女はそう言うと、ぼんやりと消えていった。次に、見たことのない髭の男が現れた。男の首は、変な方向に曲がっていて、額には稲妻の形の傷が付けられている]
「うぅ、ぐっ、うう……」
「貴方は……?」
「オレは……ヒューバートという。あんたにはオレが見えるんだな」
「この城の人ですか……?」
「いや、単なる美術商さ。お宝を探しに城へ来たものの、とんだヘマをやらかしちまってな」
「ヘマ……ですか?」
「吸血鬼は、必ずこの中にいる。オレはそいつに襲われた。む、残念ながら……もう、時間切れのようだ……」
[男はそう言うと、ぼんやりと消えていった]
2005/08/27 06:11:36
吟遊詩人 コーネリアスは、悪夢にうなされている。
2005/08/27 06:16:46
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

[コーネリアスは、目を覚ました。寝汗をびっしょりかいている。もう一つのソファには、シャーロットとステラが寄り添うように眠っている]

【人が……また死んだ……。しかも、今日は二人……。吸血鬼は、本当にいるのでしょうか。いるとしたら、一体誰? バートリー家の血を受け継いでいるこども達は3人。しかし、3人ともこの城に来ているとは、偶然にしては出来すぎている……】
(0)2005/08/27 06:22:07
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、自分に誰かが毛布をかけてくれていたのに気が付いた。自分が使っていた毛布を、何もかけずに眠っているステラにかけた]

どなたかが……毛布を持ってきてくれたようですね。
ありがたいことです。
それにしても、吸血鬼とは……。
本当に実在するんでしょうか……。

[コーネリアスは思案にくれた。こういう時、彼は古い伝承の歌を歌って、過去から今どうすればよいのかを学ぶ。コーネリアスは低く小さな声で、歌いはじめた]
(1)2005/08/27 06:42:23
吟遊詩人 コーネリアス
満天の星の 空には嘘が無く
百年の時を 過去も今も明日も
並びゆく泡の 並列に嘘はなく
千年のイデア 理(ことわり)を求めて
鬼よ 鬼よ 泣くな 鬼よ
ロシアからの頼りでは 嵐の夜に会うという
アボリジニの晩餐に 並んだ力と理(ことわり)よ

満天の涙 悲しみは流れて
万年の願い 刻を外れ生きる
明け方に見ゆるは 真実の太陽
億年の思い 思われては生きて
鬼よ 鬼よ 泣くな 鬼よ
パロマからの噂では 静かな夜に会うという
ニューギニアの刈り入れに 並んだ力と理(ことわり)よ
(2)2005/08/27 06:43:58
吟遊詩人 コーネリアスは、嵐の夜に鬼と会うという……と呟いて、*思案にくれた。*
2005/08/27 06:45:10
墓守 ユージーン
――寝室――
[彼は井戸で血を洗い流した後、門番小屋に寝かされていたアーヴァインと吊り橋を確認した後、エントランスにいたラッセルとニーナを一瞥した以外は、誰にも会わずに寝室へと戻ってきたのを思い出した]

[昨日の光景が瞼の裏に蘇る。]

[くんと鼻を効かせると、微かに血の匂いが残っているようだった]

【久しぶりに嗅いだ……な】

[替えの服に着替えながら、何故か無性に笑いたくなり、小さな笑い声が少しもれた]
(3)2005/08/27 11:53:05
墓守 ユージーン
――回想――
[井戸で血を流すと、彼は門番小屋へと立ち寄る。酷い血の匂いに笑みをこぼしながら、ベッドに寝かされたアーヴァインの顔を覗き見る。]

[苦悶の表情は何故か彼に安らぎを与えた。]

[頬につけられた四本の傷跡に己の右手を這わすと、そのまま踵を返し、雨で血を流し落としながら吊り橋へと向かう]

[人為的に切られたとしか見えない切断面。はるか彼方の岸に吊り橋らしきものがぶら下がっているのを見てとると、動揺らしきものを浮かべないまま寝室へと帰ったのだった]
2005/08/27 12:00:47
墓守 ユージーンは、窓の外を見ながら、ぼんやりと*考え事をしている*。
2005/08/27 12:01:49
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは目をつぶったまま考える]

【あれ? あたしは 何を しているの?】

[目を開き、まわりを見回す]
[となりに 横たわる ラッセルを 発見する]

【…あたし 気絶 していた?】
【そんなはずは ない… 神に 選ばれた あたしが あの程度で 気絶するほど 弱いはずが ない】

[ニーナの脳裏に昨夜の惨状がよみがえる]
(4)2005/08/27 15:19:46
見習い看護婦 ニーナ
ひぃ

[ニーナは思わず声をあげた。]
[顎がガチガチなり、胃がギュウギュウと伸縮するのがわかる。]

【違う! あたしは 意識は はっきり してたんだ…】
【耐えきれなかったのは この 体】
【この体は まだ 人間を 引きずって いる】

【はやく 体も 慣れさせ なければ】
(5)2005/08/27 15:25:30
見習い看護婦 ニーナ
【あたしは 人間じゃ ないんだ 人間は あんな風に 粛正される】
【あたしは あんな風に 死にたく ない】

へくちんっ!

【誰かが 毛布を かけてくれたのは いいけど】
【雨に 散々うたれたし 床が 冷たいから すっかり 冷えてしまった】
(6)2005/08/27 15:29:12
見習い看護婦 ニーナ
【これだけ 広い城なら 客間も いくつか あるはず】

[ニーナは 全身にべっとりとついた 血を 認識した]

【お風呂にも はいりたい 気持ち悪い…】

[*ニーナは階段をのぼっていった*
(7)2005/08/27 15:35:42
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
――中庭,井戸付近――

[昨夜はあまりよく眠れず、先程ベッドから抜け出すと、井戸付近まで歩いてきていた。]

【人の死は、悲しい。
何度見ても慣れないし、慣れたくない……。】

[空は涙を止めず、地面はどんどんぬかるんで行く。一歩踏み出すごとに、地面に足がのめり込むような感覚に陥る。井戸まで来ると、足を止めた。]

【もういっそのこと死んでしまえたらいいのにと思う。
だけど……。】

[浮いた表情で指輪をじっと見つめた後、水を汲んだ。]
(8)2005/08/27 16:12:37
酒場の看板娘 ローズマリー
――中庭――

[帯びた憂いもそのまま、水で顔を丁寧に洗った。水に濡れた指輪はキラキラと明りもないのに輝く。ローズマリーは感傷に浸るかのようにその指輪を見つめていたが、やがて顔を上げて中庭の奥の方へ歩いた。]

【確か……この辺りに。】
(9)2005/08/27 16:27:55
酒場の看板娘 ローズマリー
――中庭――
[闇の中で不気味に咲く花の中から、ローズマリーは紫色の筒のような形をした花と、オレンジに近い赤で、けれどどこか毒々しいイメージのある花に手をかけた。]

ごめんなさい。

[小さく謝って、花を手で折った。3本ずつ持つと、地下室の入り口のまで歩いた。少しの躊躇いの後、地下室の階段をゆっくりと降り、メイの残骸を見ないように階段の傍に花を供えた。強烈な血の匂いが気絶を誘ったが、踏ん張る。]

"Fingerhut"……ジキタリスと、オレンジリリィの花を。

[胸の前で手を組み、祈ると、階段をのぼり中庭へ戻った。]
(10)2005/08/27 16:46:33
酒場の看板娘 ローズマリー

Fingerfut――ジギタリス――の花言葉は包み得ぬ愛。
Feuer-Lilie――オレンジリリィ――の花言葉は……

der abscheu、憎悪。

おやすみなさい。
良い悪夢を。
(*0)2005/08/27 16:51:42
お尋ね者 クインジー
――居館2階、寝室――

[クインジーはベットに腰掛けながら、琥珀のペンダントを見つめていた。
琥珀の中に入っている蜂は、昔から変わらぬ姿のまま羽を広げている。
幼いころはこれが不思議だった。蜂はこの中で生きてるのではないかとさえ考えた。琥珀を割ったら、動き出すのではないかと…

黄金色の中で時を止めた蜂。
周りは皆気味悪がったが、彼はそれに惹かれてよく見つめていた。]

…これから、どうしたものかな…
[ペンダントを離し、ふと現実に帰る。
幼いころに見たあの化け物がこの城にいる。
出会ったらどうすべきかもわからず、ただ探していた…。
クインジーは立ち上がると、腰から長剣を抜き放つ。]

もし切る事になったら、俺は勝てるのだろうか…?
[腕をもがれた兵士の死体が、頭の中をよぎる。]

………。
[クインジーは剣を治めて立ち上がると、用心深くドアを開け、*寝室から出ることにした。*]
(11)2005/08/27 17:49:43
未亡人 オードリー
――2階、自室――
[頭が痛い。]

昨日はひどい格好で寝てしまったみたいね。

[窓の外に目をやるが、やはり今日も薄曇りの空だ。
雨は小降りだが、まだ振り続いていた。
机の上には、図鑑があるページを開いたままになっていた。]

さて、今日はやることがたくさんあるわね。
他の皆は、あんなことにならないように、考えなきゃ。

[昨晩の男の無惨に切り刻まれた姿を思い出す。
そして、切り落とされた吊り橋…]

考えても仕方無いから、皆がいるときに知恵を結集して、
方策を立てよう。

[図鑑を閉じて、丁寧に荷物にしまった。
そして、着替えをして、化粧を始めた]
(12)2005/08/27 18:20:29
学生 ラッセル
――エントランス→中庭→井戸付近――
[ラッセルは目を覚ますと血を洗い流すために井戸までやってきた。
上着を脱ぎ捨て、上半身が裸になり、そのまま井戸から水をくみ出し桶に手を浸した。
手で水を掬い、顔を洗おうとした時、
はじめて自分の顔にかかっていたはずの血が拭き取られていたのに気がついた]

……そういえば誰かが僕の顔を拭いて毛布をかけてくれていたような…誰…だった…かな。
(13)2005/08/27 18:22:35
学生 ラッセル
[そうつぶやいた後、手桶から直接頭に水をかぶせた。
ずぶぬれになった髪が額に張り付くのも気にせずに何度も水をかけた。
赤い色をした水が首筋から胸、そして下腹部へと伝って地面を赤く濡らす。
数回水を被り、水が透明になった時、手桶を置いた。
しばらくうつむいて立ち尽くしていたが、近くの柱に拳を思いっきり横殴りに叩き付けた]

……何もできなかった。
何かができると思っていた、でも、何もできなかった……

[そうつぶやくラッセルの拳は皮膚の色が変わるほどに強く握り締められていた]
(14)2005/08/27 18:27:34
未亡人 オードリー
天候を自由に操れるとは思えない。
でも…
この山奥の古城に十数人もの人が出くわしたのは、偶然にしては出来すぎだわ。

内側から切り落とされた橋。
明らかに、誰かの悪意。

ギルバートさんは、橋がないと出られないと言った。

それと、昨日、何か奇妙なことを言っていた、初見の少女。
彼女から目を離したのは失敗だったかしら?

住人は、いなかったはず。
食堂が使われた形跡がなかったのは、私自身が確かめた。
でも、灯りが点されていたり、
門が開いていたり…

あとは、あの謎の男の死体。
惨たらしい姿に気をとられていたけど、何故椅子に座らされていたのかしら?
殺人者の趣味?だとしたら相当…
2005/08/27 18:30:24
未亡人 オードリー
――自室→廊下――

さてと、男の死体はほっておくわけにいかないわね。
力仕事をしていた方が気が紛れそうだわ。

まずは道具を探さないとね。
シャベルか何か…
倉庫だったら外かしらね?

まずは少しだけ、客間に誰かいるか覗いてみようかしら。
(15)2005/08/27 18:39:18
学生 ラッセル
[握り締めていた拳をゆっくりと自分の胸の前に持ってくる]
……あの女の子はつり橋が落ちた、と言っていた。
人が殺された、と言っていた。
そしてあの子も死んでしまった……
まだ犠牲者がいるのかもしれない。
僕にできることは何だ……
それを見極めるんだ……
[額に張り付いた前髪を手で払い、肌に浮いた水滴を丁寧に上半身から下半身まで用意しておいた布で拭う。
そして身支度を整えて*歩き出した*]
(16)2005/08/27 18:39:18
墓守 ユージーン

[暗い暗い夜空。月は新月。そして星1つない夜。]
[何も見えない。昏い昏い昏い。]

[ユージーンは何も見えない漆黒の闇に1人立ち尽くしている。]

[と、遠くで幼い頃の自分と女性らしき人間が見える]
[とても嫌な気分がして、彼は顔を背けた]
2005/08/27 18:43:17
未亡人 オードリー
――1階、廊下→客間――

[廊下はしんとして静まり返っている。
客間をノックしたが返答はない。]

【誰もいないのかしらね?】

[中を覗くと、銀髪の詩人の姿が見えた。
他に何人かソファの上で寝ているように見える。]

【昨晩は遅かったのかしらね?
あら?
詩人さんは脚を怪我しているのかしら?
昨日までずっと慌しかったから、気付かなかったわ。
後で、きちんとした手当てをした方がいいかもね。】

[静かに客間の扉を閉じて、外へ向かった]
(17)2005/08/27 18:49:02
墓守 ユージーン

[背けた先には、先回りするかのように、輪郭がおぼろげな女性や男性、子供の青白く揺れる顔があった]

--お前は死んだ女の体から生まれたんだよ。

--お前は母親の命を奪って生まれたんだよ。

--お前が死ねばよかったんだよ。

--何故お前が生きて、あの子が死んでいるんだよ。



--お前は、呪われているのさ。


[ユージーンは、そのどれの顔をも冷たい瞳でじっと見ている]
2005/08/27 18:56:09
未亡人 オードリー
――中庭→道具小屋――

[居館を出たところで、城門の中を見渡した。
案外広い。
礼拝堂が見える。
ものものしい城壁が視界を全て隠している。]

どこか、高いところから見ないと、外へ通じる道があるかはわからないわね。
主塔か、城壁の上に上って後で確認しよう。

まずは今は作業。
どこかに物置なんかはないかしらね?

[中庭の外れに、簡単な木の柵で囲まれた畑とその傍らに小屋があるのを見つけた]

あれかしらね?
(18)2005/08/27 18:59:16
未亡人 オードリー
――道具小屋――

[畑には何も植えられておらず、雑草が伸びていた。
おそらく、長い間作物を植えられていないのだろう。
木を組んだだけの柵の一部は壊れたまま、修理されていなかった。
家畜用の檻もあったが、中には生き物の姿は無かった。]

ふーん。ここで、人が暮らしているとは到底思えないわね。
どこもかしこも、管理が行き届いていない。

食料の残量は把握しておいた方が良さそうね。
飲料は…、さすがに山奥だけあって、井戸もあるし、困ることはないわ。
それだけは助かるけど。
(19)2005/08/27 19:09:16
墓守 ユージーン
――寝室――
[ぼんやりとしていたのが、何時の間にか眠っていたらしい。
直前まで見ていた夢を反芻する。
そして、まるで自嘲するかのように笑いを浮かべたが、すぐに普段の穏やかな笑みへと変わった。
そして、沈黙。]



[暫くして、傍らに置いてある鍵のついた黒い皮鞄を引き寄せる。
中身は意外に重いようだ。]
(20)2005/08/27 19:11:33
未亡人 オードリー
――道具小屋――
さて…
[畑の傍らにある小屋の扉に手を掛けた。
昨日、男が殺害されていた小屋とよく似ている]

【何も起こってないんだと、そう思っていても怖いものね。
フラッシュバックか……】

[切り落とされた手脚、生々しい傷。
昨日見た衝撃的な光景とダブる。]

そういえば頬の傷は何の意味があったのかしら?
ハーヴェイさんは斧か剣でないと手足は切れないと言ったけど、
あの傷は斧や剣で付ける種類のものではないはず?
だとしたら何で?

[心拍数が上がるのを感じるが、意を決して扉を開けた。]
(21)2005/08/27 19:19:54
未亡人 オードリー
[建付けの悪い扉は力を入れないと開かなかったが
見た感じは普通の物置だった。]

ふぅ。やっぱり普通の小屋よね。バッカみたいだわ。
一人だと勇気も半減ね。ふふふ

【きっとひどく情けない顔をしているに違いない。
愛しい姫様が見たら、きっと笑われちゃうんだろうな】

さ、作業、作業っと。

[目的の品物、シャベルを見つけると、*墓穴を掘るために適当な場所を探すことにした*]
(22)2005/08/27 19:24:01
未亡人 オードリーが「時間を進める」を選択しました
墓守 ユージーン
――寝室――
[鍵が閉められているのを確認すると、机の上に黒い皮鞄を置いた。金とも銀色ともつかず鈍く輝いている鍵穴。
ユージーンは、服の襟から手を入れると、小さな鍵を取り出した]

カチリ。

[鞄の鍵穴に差し込むと、鍵はやけに簡単に開く。]

[中には、布や包帯、細いロープ、羊皮紙といった細々した雑貨が出てくるが、中に黒い布で包まれたものがあった。]

[彼は、その黒い布ごと包まれたものを丁寧に取り出し、机の上に置く。布が机から垂れ下がっている]
(23)2005/08/27 20:57:32
お嬢様 ヘンリエッタ
――寝室――
[ベッドに坐りながら、母親が残したナイフを見る。]

【あの揺れ方。
誰かが揺らしたとしか思えなかった。
空気以外で、あの縄が揺れる可能性など無い筈…。
何処かにカラクリがある…?】

だけど…一体何処に?

【…違う。カラクリを探すんじゃない、今やるべきことは。】

あの時、一緒に居た人は違う。ユージーンもローズマリーも。あんなに至近距離に居て間違うなんて事は無い。
其れ以外の人は…。
(24)2005/08/27 21:13:12
お嬢様 ヘンリエッタ
――寝室――
[ヘンリエッタは知る。分からないという事実。誰が居たのか誰が居なかったのか。誰がそういうことをしそうなのか。]

…誰も、信用出来ない。
自分の身は自分で守らなきゃいけない。

[言葉の重みに潰されそうだった。]
【人を信じられない…。】

――人は1人では生きていけないんだよ、ヘンリエッタ。

[ユージーンの言葉が聞こえたような気がした。昨日より少しその言葉は真実味を帯びて彼女の中に響いたが彼女は其れを無視することに決めた。]
(25)2005/08/27 21:25:12
書生 ハーヴェイ
――二階・寝室――
[ハーヴェイは幼い頃の夢を見ていた。彼の育った街を原因不明の病が襲ったという悪夢。屍体が所狭しと並べられた薄暗いモルグで、家族の遺体を見下ろしていた]

【とうさん、かあさん、アルトゥール、ミーナ……どうして? どうして死んじゃったんだ? どうして、僕だけ生きている……? どうしてみんな、いなくなっちゃうんだ……】
(26)2005/08/27 21:31:05
書生 ハーヴェイ
【なぜ?
 いいや、私がやった。私が殺した。
 私の内に眠る血が、そうさせた。
 あの時から私は“私”になり、自らの宿命を知った――】
(*1)2005/08/27 21:31:07
書生 ハーヴェイ
[すでに息絶えた家族の身体を揺さぶり、ハーヴェイは幼い瞳から大粒の涙を零した。自分が泣いていることにも気づかぬまま、壊れた機械仕掛けのようにその動作を繰り返す。だが、やがてそれは緩慢な動きになり、呆然として自らの両手を見つめた]

【血……。血塗れだ、ぼくの手……なぜ……】
(27)2005/08/27 21:31:15
書生 ハーヴェイ
[そう認識すると同時に、モルグの床一面が血の海と化した。
昨晩、ハーヴェイが踏み込んだ門番小屋のように。
生々しい血臭が意識を侵蝕する。同時に、男女さまざまの叫びと呻きが耳を襲った。
揺さぶっていた遺骸が、苦悶の表情でハーヴェイを見つめた。
それは、頬に四条の傷を残したアーヴァインの貌だった]
(28)2005/08/27 21:32:01
書生 ハーヴェイ
――二階・寝室――
【く……死者が。なぜ私の眠りを妨げる。それほどまでに無念だったか。だが……私は私だ。死びとの思いになど斟酌はしない。ただ……己のすべき事を果たすだけだ】

――不快な夢だな。あれほどの光景を見たのだから、それも当然かもしれないが。

[ハーヴェイは天井を見上げて呟くと、静かにベッドを下りた。衣服を身につけ、口をきっと閉ざして部屋を出て行った]
(29)2005/08/27 21:32:22
書生 ハーヴェイ
悪夢か……。何十年ぶりだろう、こんなものを見たのは。
しかもあの頃……ヴァンパイアとして目覚めた頃の記憶が蘇るとはな……。

懐かしい名前だ、アルトゥールもミーナも。義父も義母も。
だが――すべては私の血肉となった。
過去の追憶よ、さらばだ。私はもう、人間ではないのだから。
(*2)2005/08/27 21:43:48
墓守 ユージーン
――寝室――
[刃の断面が四角く切っ先は鋭い、突き刺す為に作られた細長い串のようなナイフ。
細かい装飾が柄に施された曲刃のナイフ。
そして、長めの両刃ナイフの三振りが、黒い布の上に広がった]

【ここから出られないなら】
【殺す事も考えておかなくてはならないな】

[どこか悲しそうに、けれども淡々と、ナイフの刃をなぞりながら]

【そして】
【吸血鬼を…探さなければ】

[ユージーンは、曲刃ナイフを外套へ。他の2つをそれぞれ外套の内側へと隠すようにおさめた]

【会って、みたい】
(30)2005/08/27 21:49:25
吟遊詩人 コーネリアスが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
ハーヴェイ。
あなたは強いのね。とても強いと思うわ。

……でも時々、そんなあなたを見ると抱きしめてあげたくなる。本当よ。
(*3)2005/08/27 21:50:05
墓守 ユージーンは、黒い皮鞄を、衣類等の鞄の隣においた。もう持ち歩く必要はない。
2005/08/27 21:53:52
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――
[コーネリアスは目を覚ました。]

【……いつのまにか、眠っていたようですね。
恐怖と緊張で、思った以上に疲れていたみたいです】

[相変わらず眠っているシャーロットとステラを確認した]

【疲れているのは、私だけではないようですね。起こさずにそっとしておいた方がいいでしょう】
(31)2005/08/27 21:55:58
書生 ハーヴェイ
ローズマリー。
君もヴァンパイアだろう。

私には慰めなど要らない。ただ捕食者として人間を狩るのみだ。
母を愛してしまったがゆえに自ら命を断った父のようになるつもりなど、無い。喰らう対象を愛するなど、愚かしさの極みだ……
(*4)2005/08/27 21:59:44
書生 ハーヴェイは、エントランスを通って中庭に出、辺りを見回した。
2005/08/27 22:02:46
書生 ハーヴェイ
――中庭→井戸――
【さて、気が重いことではあるが……あの男の死体。
 それに地下で死んでしまったという少女も。
 何とかしてやらなくてはな】

誰か、居ないか?
誰か――?

[ハーヴェイは声を上げて四囲に視線を飛ばしつつ井戸まで移動した]
(32)2005/08/27 22:04:49
酒場の看板娘 ローズマリー
慰めなんかじゃないわ、ハーヴェイ。
私には、あなたが羨ましいだけよ。
羨ましいからこそ、あなたが大事なの。
大きなお世話だと思うかもしれないけれど、
それ故にあなたがとても、心配……。
(*5)2005/08/27 22:07:45
酒場の看板娘 ローズマリー
――中庭・井戸付近――
[長い間ぼーっと雨に打たれていた。花を見ながら、メイのことを思い出しながら。ハーヴェイの声でふっと我に返った。]

こんばんは。

[にっこりと微笑みながら、ハーヴェイに近寄っていった。]
(33)2005/08/27 22:09:23
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーが畑らしきあたりで何か作業をしていることに気づいた。
2005/08/27 22:09:50
書生 ハーヴェイ
――井戸――
[オードリーの様子を見極めようとしていたが、声を掛けられて振り返った]

おや。ローズマリーか。
……どうしたんだ。随分濡れているな。
(34)2005/08/27 22:12:25
書生 ハーヴェイ
まったく……そんな様子ではいずれ風邪を引いてしまうぞ。
もっとも私は“目覚めて”以来、病気のひとつもした憶えはないが。
(*6)2005/08/27 22:13:52
酒場の看板娘 ローズマリー
――井戸――

誰か居ないか、という声が聞こえたから、話しかけたのだけれど……、迷惑だったかしら?
ちょっと……、昨日のことを思っていたら、何時の間にか長い時間が経過していたみたいね。

[ローズマリーは苦笑した。]
(35)2005/08/27 22:14:40
書生 ハーヴェイは、上着からハンカチを取り出し、ローズマリーに差し出した。
2005/08/27 22:15:07
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイと話がしやすいように、傍まで近寄った。
2005/08/27 22:15:19
酒場の看板娘 ローズマリー
――井戸――
[ハーヴェイから差し出されたハンカチを受け取った。にこり、と笑った。]

ありがとう。なんだか、ハーヴェイさんには迷惑をかけてばかりね。
(36)2005/08/27 22:17:01
酒場の看板娘 ローズマリー
うん、そうね。
ごめんなさい、ごめんなさい。ハーヴェイ。

[ローズマリーはそう言って、ほんの、ほんの一瞬だけハーヴェイを抱きしめた。]
(*7)2005/08/27 22:18:01
書生 ハーヴェイ
――井戸――
[ハーヴェイは無意識に表情を引き締めた]
昨日のこと、か……。
ああ、いや迷惑ではないさ。

だが、そのことを考えると深刻にならざるを得ないな。
どうやってここから脱出したものか。いや、その前に彼……彼らを弔うのが先だな。
(37)2005/08/27 22:18:22
書生 ハーヴェイ
ローズマリー。
私は、一人でも、生きていける。

ヘンリエッタが言っていたのとは意味が違う。
時折、君やナサニエルと再会する以外の時間はずっと一人だったのだから。
だが……謝る必要は無いさ。感謝するよ、姉さん。
(*8)2005/08/27 22:20:56
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーの様子を視界の片隅に置きつつ、口元に手を当てて考え込んだ。
2005/08/27 22:22:02
酒場の看板娘 ローズマリー
――井戸――
まったくね……。
これ以上、犠牲になる人が出ないといいのだけれど……。

あ、そういえば……、地下室で……犠牲者が出たの。デストラップ、とでもいうのかしら。

[昨日の様子を思い出して顔をしかめた。]

他に脱出口はないのかしら? 
……地下室の彼女も、あのままでは救われないからだ……、けれどどうしたらいいのかわからなくて。
(38)2005/08/27 22:24:11
書生 ハーヴェイは、酒場の看板娘 ローズマリーに「ああ、その話は知っている」と頷いた。
2005/08/27 22:25:50
墓守 ユージーンが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
そうね。
私は……、ハーヴェイ、あなたが一人で生きれるだなんて信じたくないだけなのかもしれないわね。

一人って、淋しいわ。
淋しくて、とても、怖いもの。

[ローズマリーの"声"は淋しげに空気を震わせ、消えた。]
(*9)2005/08/27 22:30:17
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに深刻そうな顔で頷いた。
2005/08/27 22:30:40
墓守 ユージーンは、丁寧に寝室の扉を閉めると、階下へと向かった。
2005/08/27 22:30:46
書生 ハーヴェイ
――井戸――
そうだな。ヘンリエッタから、一部始終は聞いたよ。
ひどいショックを受けていたようだった。
具体的な話は聞いていないが……ひとまず、門番小屋の男性から埋葬しよう。
あそこでオードリーが何か作業をしているようだ。
見たところ、墓穴を掘っているのかな。一度、彼女に声をかけてくるとするよ。
(39)2005/08/27 22:31:03
書生 ハーヴェイ
ふん……そういうところはちっとも変わってないな、ローズマリー。
子供の頃からそうだった。
嵐の夜には決まって私かナサニエルのベッドに潜りこんできたな。
今でもその癖、治っていないんじゃないか?
(*10)2005/08/27 22:33:50
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーを指差して、彼女のいる畑へと向かうことにした。
2005/08/27 22:34:39
酒場の看板娘 ローズマリー
――井戸――

えぇ。私は、客間に戻るわね。
本当に風邪を引いちゃいそうだもの。

[ハーヴェイに軽く会釈をすると、エントランスの方へ向かっていった。]
(40)2005/08/27 22:37:05
吟遊詩人 コーネリアスは、今朝見た夢について、思索を巡らしている。
2005/08/27 22:38:09
墓守 ユージーンは、感情を込めずに、韻のある節の曲を口ずさんでいる。
2005/08/27 22:38:22
吟遊詩人 コーネリアス
それにしても、おかしいのは今日の夢です……。
普段だったら、もっとハッキリ霊と話ができるのに、今日の霊視はほんの一瞬でした。
私の力が、弱まっているのでしょうか……?
それとも、この城の気脈の流れが淀んでいるせいでしょうか。
なんらかの気配は感じるのですが……その正体が吸血鬼であるとは確信できません……。
一瞬しか見えませんでしたが、二人とも、血を吸われて死んだというような姿ではありませんでした。
まるで何かの拷問を受けたか、不慮の事故で死んだように見えました。
ともかく、この城には何か危険なものが潜んでいるようですね。
2005/08/27 22:38:29
酒場の看板娘 ローズマリー
……昔のこと、よく覚えてるのね。
次の嵐の夜は、意地悪なハーヴェイではなく、お兄さまのベッドに行くことにするわ。

[ローズはくすくすと笑った。]

ありがとう、ハーヴェイ。
(*11)2005/08/27 22:38:38
学生 ラッセルが「時間を進める」を選択しました
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

【それにしても、今ここにいるのがシャーロットさんとステラさんだけというのは、どういう事でしょう。様子を見に行った人たちは、どうして戻ってこないのでしょうか……?】
(41)2005/08/27 22:40:48
書生 ハーヴェイ
――畑――
[オードリーが掘っていたのは予想した通りの墓穴だった。但し、一人分の大きさの。ハーヴェイはオードリーに事情を説明し、彼女からシャベルを受け取って墓穴をもう少し広げた]

【土は土に、塵は塵に。訳も知らず死んでいくのは無念だろうが……“死”はいつどこで訪れるか判らないものだ。すべては神の思惑次第、というものだな】

[やがて、墓穴は二人の人間が並んで横たわれるくらいの大きさになった]

よし。これでいいか……。私も少し、休ませてもらうよ。
(42)2005/08/27 22:45:00
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーと共に、木陰でしばらく*雨やどりをすることにした。*
2005/08/27 22:47:58
書生 ハーヴェイ
ふん。礼を言いたいんだったら、ナサニエルのベッドに行くというのは筋が違うんじゃないのか?

[ハーヴェイはからかうような調子でローズマリーに答えた]
(*12)2005/08/27 22:50:59
学生 ラッセル
――井戸→エントランス→1階・廊下――
[ラッセルは装飾品として並んである鎧甲冑を順番に確認していたが奥まったところに置いてある物の前で足を止めた]

まちがいない、実戦用だ…。
あるとは思っていたけど…
全部は使えないけど胸当てと長剣を…

[そういうと鎧の一部を解体して胸当てを自分に合わせて装着し、長剣の具合を確認して、小剣の側に吊るした]

自分自身にできることはこれだけ、かな……
一度この剣を練習で振るってみよう。
一度客間に戻ってみますか…

[ラッセルは客間のほうへ戻っていった]
(43)2005/08/27 22:51:51
村長の娘 シャーロットは、まどろみから覚め、身を起こした。
2005/08/27 22:55:19
酒場の看板娘 ローズマリー
いやね、もう。ハーヴェイ……。
望んでもいないことを言うものじゃないわ。

[ローズマリーはひそかに赤面しながら、笑いをこめて声を送った]
(*13)2005/08/27 22:55:33
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
――中庭→礼拝堂――
【客間に戻るとは言ったけれど……、どうにも、人に逢う気にはなれないわ。】

[少し迷ったが、礼拝堂の方へと歩いていった。]

【こっちには来たことがなかったわよね。どんな風になっているのかしら?】
(44)2005/08/27 22:57:05
村長の娘 シャーロット
――1階・客間――

ん… 私、また長いこと眠ってしまっていたみたい…?
この城に来てから、体調を崩したせいかな。

[大きく伸びをすると室の中を見回した]
(45)2005/08/27 22:57:15
書生 ハーヴェイ
私が望むかどうかはこの場合、問題じゃない。
君がそうしたいかどうか、だろう?

[肩をすくめるような調子で“声”を返した]
(*14)2005/08/27 22:57:59
墓守 ユージーン
――階段→厨房/食料庫――
[口ずさむのはとっくに止めている。]
[ここ数日、手持ちの食料を食べるくらいだったのを思い出し、厨房と食料庫らしき場所を探し出す。貯蔵してある食料を何個が持ち出すと厨房へ。
厨房で、昨日ステラが作った煮込み料理を温めなおしている間に、食料庫にあったチーズをカットすると、大きい皿に盛り付けた]

さて。
誰が作ってくれていたのか分からないが、久しぶりに温かい料理が食べられるな。

[ユージーンは、火を止めると、チーズの皿を持って客間へと歩いていった]
(46)2005/08/27 23:00:30
お尋ね者 クインジー
――居館→礼拝堂――

礼拝堂には、まだ行ったことがなかったな。
まあ、そこに住人がいるとも思えんが…念のためにのぞいておくか。
[クインジーは、居館から出ると礼拝堂に向かった。]
(47)2005/08/27 23:03:32
流れ者 ギルバート
――居館・エントランス→礼拝堂――

[礼拝堂に向かうクインジーの姿が目に入る]

【おや?
 一人で一体どこに…?
 なにか起こることしれません。
 これは確認しておいたほうがいいですかね…】

[ギルバートは足を忍ばせクインジーの後をつけた]
(48)2005/08/27 23:08:31
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

綺麗な礼拝堂……。

[いかにも古城というオーラを発する城に比べ、礼拝堂は綺麗だった。
バランスのとれたシルエットを微かに残している地面から、ゆっくりと上を見上げる。]

鐘まであるなんて。ロマンチックだ……!!

[鐘の隣に、何かがぶら下がっていた。タイミングを見計らうかのように、風が吹き、「それ」は揺れた。]
(49)2005/08/27 23:09:21
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

[主塔や居館に比べると背の高くない礼拝堂。目があまりよくないローズマリーの目にも、少し細めればハッキリと見えた。「それ」が人型をしているということを。]

……っ!!

【な、何……? また人が……死んでいるの? ……いや、違うわ。動転している場合じゃない。まだ息があるのなら、急がなくては……!】

[ローズは気持ちばかりが先走る自分にいらだったが、それでも中々動き出せなかった。]
(50)2005/08/27 23:12:35
村長の娘 シャーロット
[昨夜眠りについたときの記憶を手繰り寄せながら、室内を見回す]

昨日のあの子はどうしたんだろう。

[辛そうな顔で死の状況を語る愛らしい少女の姿を思い出した]

いないということは、どこかに出かけたのかな…
すごく辛そうだった、あの子…
(51)2005/08/27 23:14:00
酒場の看板娘 ローズマリー
ふふ、それじゃあ……、次の嵐の夜までに、考えておくわ。
それまで、魅力的でいてね、ハーヴェイ。
(*15)2005/08/27 23:14:48
墓守 ユージーンは、コンコンと客間の扉をノックして入った。
2005/08/27 23:15:03
冒険家 ナサニエル
── 四階主室 ──

〔ナサニエルは、隠された書斎から持ち出した無数の書簡を熟読している。彼の周囲には何枚もの紙片が散らばり、室内には物音一つなく静かな時間を刻んでいる──。〕
(52)2005/08/27 23:15:46
冒険家 ナサニエル
ふふ……。
嵐の夜といわず、いつでも私のもとに来るといいよ。ローズ。
(*16)2005/08/27 23:16:48
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂付近――

[礼拝堂付近にきた時、風が吹き、かすかだが鐘の音を耳にした。]

鐘楼に誰かいるのか?それとも風のせいなのか?

[クインジーは剣の柄を握ると、鐘楼へ足を踏み入れた。
そしてそこにたたずむ、ローズマリーを見つける。]

ローズマリー…か?お前、こんなところで何をやってるんだ?
[クインジーは警戒しつつ声をかけた。]
(53)2005/08/27 23:20:29
墓守 ユージーン
――居館-客間――
[客間にいる人間を見渡すと、チーズの皿を机の上へと置いた。]

【ヘンリエッタがいるものだと思っていたが】
【いないのか?】

やあ、こんばんわ。

[ユージーンは穏やかに笑顔を浮かべた]
(54)2005/08/27 23:23:13
村長の娘 シャーロット
[傍らで眠るステラの姿に気がついた。かなり疲れているようだ。何か考え事をしているコーネリアスの姿に気がつき、挨拶をしようとしたが眠さのあまりソファーに*倒れこんだ*]
(55)2005/08/27 23:23:27
酒場の看板娘 ローズマリー

[クインジーの声に、力が抜けてその場に座り込んでしまった。震える指を鐘楼に向けた。]

人が……。
(56)2005/08/27 23:23:52
未亡人 オードリー
――中庭の隅、墓地――

[後から来たハーヴェイに短く挨拶をして、
昨日別れた後の大方の事情を説明してもらった。
とは言え、それも又聞きのような形ではあったが。]

【あの子が、死んでしまった!】

[作業の手が止まった。
自分の心臓の音が聞こえてくるような感覚。
頭に血が集まるのが自分でもわかったが、
湧き上がる感情が何なのかはまるっきり判らなかった。]

[思い出されるのは表情。
怯えた顔。
泣いた顔。]

[『逃げよう』『殺されちゃう』メイの悲痛な叫びばかりが、頭の中をこだました]
(57)2005/08/27 23:24:08
流れ者 ギルバート
――礼拝堂前――

[ドアからわずかに身を乗り出し中の様子を覗う]

【誰か他に人がいる…?
 あれはローズマリーさんですかね…
 鐘のところでなにかやっているようですが、あれは…?】
(58)2005/08/27 23:25:56
酒場の看板娘 ローズマリー
あら、お兄さま。
声が聞けなかったから、まだお休みになっているのかと思ったわ。
寝付けない夜には甘えることにするわね。
(*17)2005/08/27 23:31:49
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――

な、なんだあれは…人か…?
とにかく、近くで確かめなければ…
ローズ、俺はここを登って上に行ってみる。
お前はここで待ってろ!

[クインジーはそう言うと、鐘突き堂の中にある螺旋階段を登り始めた。]
(59)2005/08/27 23:33:37
未亡人 オードリー
[穴を広げるのはハーヴェイに任せて、少し休憩する事にした]

【可哀想なあの子。名前も知らないあの子。
逃げたがってた。お友達を探してた。
怯えていた。…】

[激情のままに、近くにあった木に向かって、頭を打ち据えた]

【なんで、なんで、なんで…】
(60)2005/08/27 23:33:55
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルは書簡を読み終えると、深く息をついた。それからゆっくりと天井を見上げて、静かに目を閉じた。〕


さて……、行動しなければ。
よく考えてから、な……。
(61)2005/08/27 23:34:04
冒険家 ナサニエル
ああ、少し考え事をしていた。
私は寝ないよ。ほとんど、な……。
(*18)2005/08/27 23:34:32
墓守 ユージーン
――居館-客間――

話は後にするよ。
ここ数日、手持ちの食べ物ばかりでロクに食べていなかったからね。

[ユージーンは踵を返すと、厨房と客間を何回か往復して鍋や皿、飲み水などを運んできた。]

【何処へ行ったのだろうか】
【まさか……】
【いや、何か昨日以上の事があればもっと騒がしい筈だろう】
(62)2005/08/27 23:37:21
未亡人 オードリー
【なんで、なんで、なんで…】

【一緒に行動していた人が何人もいて、なんで助けられないのっ?】

【……違う……、腹立たしいのは私自身に対してだわ。
あの時、一緒に城を出ていれば、あの子はこんな不幸な目に遭わなかったはず。
あの子の目は真剣だった。
怯えていた。
こんな忌々しい城をすぐに抜け出していれば…】

[木に額をつけたまま、きつく目を閉じた]
(63)2005/08/27 23:40:20
流れ者 ギルバート
――礼拝堂前→礼拝堂内――

[吊り下げられた死体に気がつくと慌てて中に飛び込む]

こ、これは…

【素晴らしい…
 巣晴らしすぎる…
 ここはなんて芸術に溢れているんだ!

 ふははは、もっとだ…
 もっと見たい…
 この素晴らしい光景を私が描き出す為に!!】

[歓喜のあまりに震え、その顔には気づかれぬようだがわずかに笑みが浮かぶ]
(64)2005/08/27 23:40:59
酒場の看板娘 ローズマリーは、座り込んだまま、呆然と見上げていた。
2005/08/27 23:44:10
酒場の看板娘 ローズマリー
それでよく、体が持つわね。凄いわ。
私なんて、12時間近く寝てしまうこともあるもの。
(*19)2005/08/27 23:45:09
酒場の看板娘 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
お嬢様 ヘンリエッタが「時間を進める」を選択しました
学生 ラッセルは、客間のドアをノックした
2005/08/27 23:47:00
冒険家 ナサニエル
日の出ている時間は、眠りの時だからな……。
だが、12時間とは。
少々寝すぎだよ、かわいいローズ。
(*20)2005/08/27 23:48:34
墓守 ユージーンは、食事の支度をしていたが、ノックの音に振り向いた。
2005/08/27 23:48:43
学生 ラッセル
――居館一階・客間――
みなさん、こんばんは…。
[挨拶をして回りを見ると寝ている人間と、用意されている料理が目に止まった]

やはり疲れている方がおられるのですね。
しかしここで携帯食でない食事を見られるとは……
食材はどうなさったのでしょう……

[そして近くにあった椅子に腰掛けた]
(65)2005/08/27 23:49:54
未亡人 オードリー
旦那が天に召された時、気が違いそうだった。
悲しみに明け暮れて、自分を見失った。

あの時は、丁度次男が生まれたばかりで、すごく不安定だった。
イライラばかりが募った。
長男は、まだ上手く喋れなかったけど、お父さんは寝てばっかりだね、
お仕事がんばってるんだねって。
何度も言ってたっけ。

その長男も、立派になって、一人前の男になったのに、
兵役であっけなく天に召されてしまった。
私の元に戻ってきたのは、ただの書類1枚だった。
長男の骨がどこに眠っているかすら、私には分からない。

……
辛いけど、苦しいけど、
現実は続くから

あの子はどんな気持ちで、天に召されたんだろう。
2005/08/27 23:51:11
お嬢様 ヘンリエッタ
――客室―ー 

【誰も信じてはいけないわ。さっきの考えだって甘いわ。吸血鬼が3人いるなら、単純に考えてあの中に吸血鬼がいたって、おかしくない。
だけど…。】

信じたい…。

[葛藤の中で、ヘンリエッタは客室を後にし、階段を降りた。]
(66)2005/08/27 23:51:50
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、何か考えごとをしている]

あ……こ、こんにちは。
(67)2005/08/27 23:52:06
お尋ね者 クインジー
[鐘突き堂は内側の壁に沿って、螺旋階段がついている。
中央は吹き抜けで、上についている鐘から太いロープが伸びていた。
鐘の下にぶら下がっているのは、中年の男性のようだ。]

自殺…じゃないよな…
[上にたどりついて、男の死体を見る。
鐘に吊るされている男の首は異様な方向に曲がり、首筋には牙の痕が見て取れた。そして額には稲妻のような奇妙なマークが記されている。]

首の骨が、折られてる様だな…見るに耐えんが、昨日の兵士よりはだいぶましか……
(68)2005/08/27 23:53:06
吟遊詩人 コーネリアス
死者たちが口をそろえて言っていたのは「吸血鬼がいる」という事でした。
霊魂は嘘をつかない。
死者にはその必要がないから。
ですから、彼らは嘘を言っているわけではないはずです。
ということは、本当に吸血鬼が、この中に混じっているのでしょうか……?
2005/08/27 23:54:29
酒場の看板娘 ローズマリー
太陽が出ていないのに、不思議よね。
こんなに寝てしまうなんて。

お兄さま。
そういえば、お兄さまを客間とかで見ないわ。
お兄さまはみんなと話合いを持つ気はないの?
(*21)2005/08/27 23:56:47
書生 ハーヴェイ
――中庭の隅、墓地――
[作業を終えてからしばらく木の下で休んでいたが、やがて身を起こした]

オードリー……あの娘を悼む気持ちはわかるが、今は他になすべき事をしなければ。
先ほど、何人かが中庭の方に出てくるのを見た。
私は誰かしらを呼んで、遺体を葬るように言ってこようと思う。
では、行くよ。
(69)2005/08/27 23:57:36
未亡人 オードリー
――墓地の脇――

[ゆっくりと目を開く]

【確認しなくちゃ。
ハーヴェイさんは嘘を言ったりしない。
でも、この古城で何が起こっているのかを見なくては駄目】

[旦那も長男もとっくの昔に亡くなってしまったが、
生きてる愛しい人もいる。
叱咤激励されているような気がして、少しだけ平静を取り戻した。]

【嘆いてももう、あの子は戻らない。
この目で見てこよう。】

[ハーヴェイが作業を終えて戻ってくるのが見えた]
(70)2005/08/27 23:57:52
書生 ハーヴェイは、中庭に戻り、人影がないか辺りを見回した。
2005/08/27 23:59:10
墓守 ユージーン
――居館一階・客間――

やあ、ラッセル。こんばんわ。
……昨日は。

[そこまで言いかけて沈黙した]

食料庫があってね。長くは持ちそうにもないが食材が保存してあった。
こっちの煮込み料理は、誰が用意してくれたのかは分からないんだが、厨房にあったものだよ。
せめて少しでも体力はつけておかなければならないからね。

[ユージーンは、今現在起きている人間の分を皿によそった。そして、肩をすくめて、子猫人形を右手に嵌めると、ぺこぺこ動かし始めた]

『コーネリアス、どうかしたかにゃ?』
『一緒にご飯を食べようにゃ?』

[ブランはコーネリアスを下から覗き込んだ]
(71)2005/08/28 00:00:35
冒険家 ナサニエル
人間と話すのは、いつでもいい。
私には、その前にやるべきことがある。

何のために城へもどってきたのか、忘れているわけじゃないだろうな。ローズ。
(*22)2005/08/28 00:02:30
吟遊詩人 コーネリアス
まさか、本当に吸血鬼がいるとは……。
信じられませんが、きっと事実でしょう。
しかし、それを知っているのは私だけです。
このままでは、犠牲者が増え続けるのは必至……。
でも、私が吸血鬼の話をしたら、どうして知っているのかと問いつめられるでしょう。
そうしたら、私の霊能力のことも話さなくてはなりません。
しかも、それすらも信じてもらえないかもしれない。
また、あの時みたいに私のことを迫害するかもしれない……。
一体、どうしたら……!
2005/08/28 00:04:33
酒場の看板娘 ローズマリー
……。

そうだったわ。
ごめんなさい、お兄さま……。
(*23)2005/08/28 00:05:12
吟遊詩人 コーネリアス
――1階・客間――

[コーネリアスの顔は真っ青だ。滝のように冷や汗をかいている。彼は子猫ブランに気付くと、ひきつったような笑みを浮かべた]

あ……ああ、ブランさん……。
そ、そうですね、一緒にご飯を……。
(72)2005/08/28 00:06:38
学生 ラッセルは、墓守 ユージーンの言葉に違和感を覚えながら、礼を述べて食事を始めた
2005/08/28 00:06:56
流れ者 ギルバート
[クインジーがヒューバートの死体に近づいたところで我に返る]

【この芸術も汚されてしまうのですね…】

クインジーさん、ローズマリーさんなにがあったのですか!?
この方は一体…?

もしかしてまた誰かが犠牲に…?
(73)2005/08/28 00:07:37
吟遊詩人 コーネリアスは、うぷ、と口をおさえた。極度の緊張で吐き気をもよおしたようだ。
2005/08/28 00:07:42
冒険家 ナサニエル
謝る必要はないさ、ローズ。
たしかに、いま城内にいる人間たちは邪魔だ。
必要とあらば、排除しなければならない。
そのための情報収集は必要だな。
(*24)2005/08/28 00:07:55
学生 ラッセル
人が住んでいる形跡がないのに食料がある、というのは不思議ですね…。
ここから出て行く時、置いていく理由がないと思うのですが…。
(74)2005/08/28 00:09:13
書生 ハーヴェイ
ローズマリーの目的と私やナサニエルの目的とはやや違うのだろう。
少なくとも私には、きょうだい全員で仲良く語り合うなどという気は無かったからな。
(*25)2005/08/28 00:09:27
学生 ラッセルは、吟遊詩人 コーネリアスの苦しむ様子を見て「大丈夫ですか?」と声をかけた
2005/08/28 00:10:27
未亡人 オードリー
[ハーヴェイの後姿を見ながら]

【ハーヴェイさんは、あの子の遺体を見てないのよね。
私は、見たい。
酷く痛ましいというか、可哀想で仕方無いけど。】


【もう1回だけ、抱きしめてあげたいな。】
(75)2005/08/28 00:11:52
お嬢様 ヘンリエッタは、階段を下りて客間をノックした。
2005/08/28 00:13:02
墓守 ユージーンは、学生 ラッセルに苦笑した。「人見知りらしくてね。警戒をとく為にね」と囁いた
2005/08/28 00:13:14
冒険家 ナサニエル
そういえば、まだハッキリと聞いていなかったな。

何のために私たちを呼び寄せたんだい? ローズ。
何か大切な話をしたいとかいうことだったが。
(*26)2005/08/28 00:13:59
吟遊詩人 コーネリアスは、学生 ラッセルの手を振り払った。
2005/08/28 00:14:06
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――
[下を見ながら]
そこにいるのはギルバートか?
見てのとおり、ひどい有り様だ!こいつ下ろすの手伝ってくれないか?

[下を向いて叫びながら、もしかしたら、ギルバートやローズがやったのかもしれない、という気持がよぎる。]

油断は禁物だな…
[自身に注意を促しつつ、クインジーはギルバートを待った。]
(76)2005/08/28 00:15:14
書生 ハーヴェイ
――中庭――
[ハーヴェイは礼拝堂の鐘楼に、人影が幾つかあるのを確認した]
ふむ、あれは。
クインジーに……ギルバートか?
何か、鐘の隣にぶら下がっているな……。

[ふと振り向いて、オードリーに声をかけた]
オードリー、私は礼拝堂に向かうよ。数人、あそこに居るようだ。
(77)2005/08/28 00:15:24
吟遊詩人 コーネリアス
あ……す、すみません、ラッセルさん……。
つい……。

[コーネリアスは、ラッセルとユージーンの心配そうな顔を見て、少しに緊張を解いた]
(78)2005/08/28 00:16:53
村長の娘 シャーロットが「時間を進める」を選択しました
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[煮込み料理とチーズに舌鼓を打っていたが、コーネリアスの様子に動きが止まる]

『大丈夫かにゃ?』
『また歌うにゃ?』
(79)2005/08/28 00:17:25
墓守 ユージーンは、ノックの音に振り返った。
2005/08/28 00:17:43
流れ者 ギルバート
[返事をしながら鐘へと向かう]

わかりました。
すぐそちらに行きます。

[ローズマリーに向かって]

あなたはここにいてください。
今ここを一人で離れるほうが危険かもしれません。
私たちの目の届く範囲にいてください。

【彼女がこの芸術の作者とも限らないわけですが…】
(80)2005/08/28 00:18:25
吟遊詩人 コーネリアス
この人たちなら、信じてくれるかもしれない。
私のこの、忌まわしい能力を。
いえ、伝えなきゃいけないのです。
吸血鬼がこの中にいるという事を。
本当に吊り橋が落ちているとするなら、全滅は時間の問題です。
勇気を出せ、コーネリアス!
2005/08/28 00:18:29
学生 ラッセル
[コーネリアスの挙動に驚きながらも笑みを浮かべる]
いえ、大丈夫、少し驚いただけですから。
落ち着いたのであれば問題ありません。
(81)2005/08/28 00:18:40
学生 ラッセルは、ノックの音に対して「どうぞ」と声をかけた。
2005/08/28 00:18:57
吟遊詩人 コーネリアスは、ノックの音に驚き、言いかけた言葉を飲み込んだ。
2005/08/28 00:20:22
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイに声をかけて、まず昨日の男を墓に運ぶように提案した。
2005/08/28 00:20:44
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーに頷き、人手を集めてくる、と答えて礼拝堂へ向かった。
2005/08/28 00:22:39
墓守 ユージーンは、『ブラン』はコーネリアスをつぶらな瞳でじっと見つめている。
2005/08/28 00:22:41
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[ヘンリエッタは誰とも目をあわさないように下を向きながら、客間に入り、小さい声で呟く。]

こんばんは
(82)2005/08/28 00:25:39
未亡人 オードリー
――中庭→礼拝堂――

[じっと礼拝堂の方を見る]

【鐘楼に人が集まっている?
遊び…のわけないわね。
急を要する。】

ハーヴェイさん、今ある、緊急の事態を解決する方が先よ。
私も行く。

[ハーヴェイに続いて鐘楼に向かった]
(83)2005/08/28 00:26:29
酒場の看板娘 ローズマリー
まだ……、まだ、早いわ。
もう少ししてから、話したいの。
ダメかしら?
(*27)2005/08/28 00:26:56
吟遊詩人 コーネリアス
こ、こんばんは……。

[コーネリアスは、入ってきたのが小さな女の子だったので、少し安堵した]
(84)2005/08/28 00:27:15
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートを涙をためた目で見つめ、ぎこちなく頷いた。
2005/08/28 00:27:29
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは安心したように顔をほころばせた]

ヘンリエッタ。
(85)2005/08/28 00:28:18
冒険家 ナサニエル
……わかったよ、ローズ。
この騒ぎだからな。
少し落ち着いてから、ゆっくり聞こう。
(*28)2005/08/28 00:28:18
学生 ラッセルは、お嬢様 ヘンリエッタに挨拶を返した
2005/08/28 00:30:52
お嬢様 ヘンリエッタ
――1階・客間――
[ユージーンの笑顔を目にすると、一瞬の空白の後、笑顔になる。]

こんばんは、ユージーン。
…昨日は、ごめんなさい。
(86)2005/08/28 00:31:49
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――

ギルバートはこの死体をひっぱっててくれ。
俺がロープを切るからよ。
そのままロープ切っても良いんだが、死体が下まで落ちてしまうからな。
(87)2005/08/28 00:31:58
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは軽く頭を左右に振る]

構わないよ。
昨日は…辛かったろうね。

[それ以上は何も言わず、ブランを嵌めた右手でヘンリエッタの頭を撫でようとした]
(88)2005/08/28 00:34:16
お尋ね者 クインジーが「時間を進める」を選択しました
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂――
[入り口辺りで、ローズマリーが座ったまま鐘楼を見上げていることに気づいた]
ローズマリー。どう……した、ん……。

[彼女の視線を追って見上げ、鐘の隣に吊り下がっていた物体が人間であることを知った。近くにはクインジーの姿が見え、しばらくしてギルバートの姿も鐘楼に現れた]
おい! そこに居――いや、あるのは……!?
(89)2005/08/28 00:34:23
吟遊詩人 コーネリアス
ブランさん、歌……ですか。
そうだ、歌。
歌を歌って、落ち着きを取り戻そう!
いつだって、私はそうしてきました。
初めて客を取ったあの雪の晩も。
大勢の男達に嬲られたあの日にも。
いつも歌を歌えば、何もかも忘れて楽になれた。
2005/08/28 00:35:40
流れ者 ギルバートは、言われた通りにヒューバートの死体を支えている。
2005/08/28 00:35:41
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイに続いて礼拝堂に到着した。
2005/08/28 00:35:54
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――
[ハーヴェイの声に振り返るが、その目はあまり焦点があっておらず、今にも折れてしまいそうな一厘の花を思わせた。]

……また人が……。
(90)2005/08/28 00:36:36
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

触らないで…!!

[ユージーンに頭を撫でられようとして、思わず叫んでしまい、はっとする。]

ご、ごめんなさい。
私…、ちょっと疲れているみたいだわ。
(91)2005/08/28 00:37:26
お尋ね者 クインジーは、ギルバートを見たあと、ロープを切った。
2005/08/28 00:37:27
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、意を決したように言葉を発した]

み、皆さん。
う、歌を一曲どうでしょう。
明るい曲がいいですかね?
それとも、静かな曲がお好みですか?
(92)2005/08/28 00:37:48
書生 ハーヴェイは、お尋ね者 クインジーがギルバートに何か指示し、作業し始める様子を見守った。
2005/08/28 00:37:58
墓守 ユージーンは、ピタリ。と伸ばしかけた手を止める。
2005/08/28 00:39:07
吟遊詩人 コーネリアスは、リュートをケースから取り出した。
2005/08/28 00:39:48
書生 ハーヴェイ
ふ……助かるな、あれは。
どうせナサニエルの仕業だろうが、その後始末まで私がするのは御免こうむりたいからな。

ありがとう、クインジー、ギルバート。
君らを“狩る”ときはせいぜい配慮するように心覚えしておくよ。
2005/08/28 00:40:46
学生 ラッセル
……歌えるのなら…鎮魂歌をお願いできますか?
天に召された人たちのために……。
(93)2005/08/28 00:41:42
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[ユージーンを拒んでしまった自分に嫌気がさし、暢気な事を言うコーネリアスをきっと睨み付ける。]

こんな時に歌?貴方頭可笑しいんじゃなくて?
皆がそんな事を望んでいると思っているの?
場の空気を読む事を覚えなさいよ!!
(94)2005/08/28 00:42:40
墓守 ユージーン
――1階-客間――
【ショックが大きいようだな】
【いや、それとも…】

そうみたいだね、ヘンリエッタ。
温かい料理を食べた方がいいよ。

[穏やかに笑顔を浮かべると、ヘンリエッタにソファーをすすめて、煮込み料理をよそう事にした]
(95)2005/08/28 00:42:41
未亡人 オードリー
[ローズマリーを見て、悪い予感を覚えた]

【『また』、ということはまたなのね。
この女性は確か…ローズマリーさんと誰かが呼んでいたかしら?
昨日あの子と一緒に行ったはず。】

誰が……死んだのかしら?
(96)2005/08/28 00:44:12
お尋ね者 クインジー
これでなんとか下ろせそうだ…鐘に吊り下げっぱなしってのもあんまりだからな。
[クインジーは死体を抱えると階段を降り始めた。]

【この首の傷、おふくろの首にあった傷と同じだ…
やはりいるのか…この城に…】
(97)2005/08/28 00:44:14
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルは上着のポケットから、楕円形にゆがんだコインを取り出した。ローマ時代のコインだ。表面にはネロ帝の肖像が浮き彫りにされている。ナサニエルは指先でその肖像を何度か撫でさすると、軽く弾いて空中でキャッチした。〕


さて、動くか……。
バートリ家の財宝は私が手に入れる。
(98)2005/08/28 00:44:48
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
[ローズマリーの言葉にかすかに頷くと、ハーヴェイは目を凝らしてその人物の風体を見た]

【誰だ、あれは……まだ見たことのない人間が、突然に死体となっているとは。どういうことだ……】
(99)2005/08/28 00:45:15
冒険家 ナサニエルは、やおら立ち上がると主室を出ていった。
2005/08/28 00:45:27
未亡人 オードリーは、お尋ね者 クインジーが下りてくるのを見守っている
2005/08/28 00:46:20
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

知らない人が……。
あれは、一体……誰なの?

[ハーヴェイとオードリーに震える声で問いかけた。]
(100)2005/08/28 00:47:24
書生 ハーヴェイ
ローズマリー、“あれ”は君がやったのか?
あるいは、ナサニエルが?
(*29)2005/08/28 00:48:59
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[ユージーンにソファーをすすめられ、コーネリアスからぱっと、視線を外し、座る。]

そうね。頂くわ…。
(101)2005/08/28 00:50:49
未亡人 オードリー
――礼拝堂――

私もこの顔、姿には見覚えがないわね。
誰か知ってるかしら?

もしかしたら、私達と同じく迷い込んだけれど、居館に寄らずに、
この礼拝堂にいたのかもしれないわね。

!!

あの子の探していたお友達なのかも…。

【だとしたら、これほど酷い話はないわ】
(102)2005/08/28 00:53:51
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは、ヘンリエッタに皿に盛った煮込み料理を手渡しながら、ソファーの肘に手を置いてヘンリエッタと同じ視線になる]

ヘンリエッタ、コーネリアスはこんな時だからこそだよ。彼は皆を和ませてくれようとしたんだ。

[子猫人形ブランは、コーネリアスに向き直った]

『コーネリアス、大丈夫にゃ』
『どっちでもいいんだにゃ』
『コーネリアスが好きな歌を歌えばいいにゃ』
(103)2005/08/28 00:55:26
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――
[クインジーは下までたどり着いた]
見ての通りだ…俺の知る限りじゃ、死者はこれで2人目か?
実は始めて見る顔なんだが、こいつも迷い込んだ1人なのかね。
殺意を持った凶悪な奴が、城の中に…いや、あるいは俺たちの中いる…それは間違いないだろうな。

[クインジーはそう言いながら死体を横たえると、油断なく周りの反応をうかがった。]
(104)2005/08/28 00:55:27
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
[ローズマリーの言葉に首を振り、オードリーの反応を窺った]
いや……。ひとまず、クインジーが下りてくるのを待つとしよう。
あの死体を確認した後で、私からの用件も言わなければな。
(105)2005/08/28 00:55:29
酒場の看板娘 ローズマリー
えぇ。
お兄さまが手を下した後、その血をわけていただいたの。
さすがお兄さまだと思わない? とても、いい趣味だと思うわ。晒す場所といい、ね。
(*30)2005/08/28 00:56:26
吟遊詩人 コーネリアス
レディ・ヘンリエッタ。
こんな時だからこそ、歌なのです。
心に余裕を持たなくてはいけません。
少なくとも、今の私には歌が必要です。
少し、耳を傾けては下さいませんでしょうか?

鎮魂歌ですか……急には思いつきませんが……

[そう言いながら、コーネリアスは厳かにリュートを爪弾きだした]
(106)2005/08/28 00:56:27
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[ユージーンと目があうと、反らすように、皿に目を落とす。]
いいわ。聞く…、聞くわよ。
(107)2005/08/28 01:00:12
冒険家 ナサニエル
ふ……。
血を流すだけが見せしめではない。
(*31)2005/08/28 01:00:23
流れ者 ギルバート
[クインジーを手伝って一緒に降りる]

たしかに始めて見る方ですね…
はじめの方ほどではありませんがむごい状態です。

運んでいる途中に気になったのですが首筋と額におかしな傷がありますね。
他にも異常はないか調べてみたほうがよさそうですね。

[胸の前で十字を切る]

この方の魂が主の御許へとたどり着けますように…
(108)2005/08/28 01:03:06
墓守 ユージーンは、困ったように笑顔を浮かべたが、エッタの傍らで食事に戻った。
2005/08/28 01:03:38
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――
[オードリーの言葉を聞き、首を横に強く振った。]

そうじゃないと信じたいわ。
だってそんなこと……、そんなこと。
そんなことって……、あんまりよ。

[ローズマリーは両手で顔を覆った。]
(109)2005/08/28 01:04:40
吟遊詩人 コーネリアス
ああ、デジャヴ
見たことがある? この景色
ああ、デジャヴ
見たことがある? この古城
満ちた、刻は満ちた
朝の風は凄まじく、幾万もの声を消す
海を渡る電光の、夢を焚いた火柱でも
見えぬ天(そら)の秘密よ
雨に焼けた往来で、君よ夢に何を見た?

ああ、デジャヴ
見たことがある? この死者よ
ああ、デジャヴ
見たことがある? この霊よ
満ちた、刻は満ちた
現世から黄泉の国へ、儚い歌を捧げよう
私たちの悲しみで、いくら世界を染めても
見えぬ天(そら)の秘密よ
雨に焼けた往来で、君よ夢に何を見た?
(110)2005/08/28 01:04:45
書生 ハーヴェイ
鐘楼か。
侵入者を居館から吊るす気には確かにならないしな。
妥当なところじゃないか?

私なら城門にフォークででも縫い付けておくところだが。
(*32)2005/08/28 01:05:01
学生 ラッセルは、吟遊詩人 コーネリアスの歌を聴いて、鎮魂歌…なのか…?と少し考え込んだ。
2005/08/28 01:05:51
吟遊詩人 コーネリアス
つたない即興で、お耳を汚して申し訳ありませんでした。

[コーネリアスは歌い終わると、ぺこりと頭を下げた]
(111)2005/08/28 01:07:12
吟遊詩人 コーネリアス
歌える……私は歌える……!
そうだ、歌ならちゃんと伝えられる。
勇気を出すのです、コーネリアス!
みんなの命を救うのです!
2005/08/28 01:07:30
吟遊詩人 コーネリアス
あ、あの……皆さん、ちょ、ちょっとお話が……。
実は……あの、その……いえ、すみません、口下手なもので。
う、歌にして伝えたいと思います。
これから歌う事は、かなり突拍子もないことだと思います。
でも……し、信じて下さいますか?
(112)2005/08/28 01:08:47
吟遊詩人 コーネリアスは、絞り出すように必死に思いを言葉にしている。
2005/08/28 01:09:02
学生 ラッセルは、吟遊詩人 コーネリアスにどうぞ、話してみてください、と告げた。
2005/08/28 01:09:48
未亡人 オードリー
誰もこの男を知らないってわけね。
お気の毒に…。

【赤い目に、白い肌、あの挿絵…】

この中に、犯人がいるとは思わないけど…

【充分注意しなくっちゃいけない】

[何かを考え込んでいる。
皆に聞こえるように]

死体の検分をしながらでいいから聞いて頂戴。
(113)2005/08/28 01:10:16
墓守 ユージーンは、『ブラン』は拍手をした。『わーい、アンコールにゃ?』
2005/08/28 01:10:47
お嬢様 ヘンリエッタ

【ユージーンを直視できない…。】
【どうして?吸血鬼のせい?】
【…もしかして私。疑っているのかしら。】

[手を黙々と口に運んで料理を食べていたが、コーネリアスの申し出にうんざりとした表情を隠さない。それでもヘンリエッタは何も言わずに耐えた。]
(114)2005/08/28 01:11:50
吟遊詩人 コーネリアスは、頷くと、静かにリュートを爪弾き出した。
2005/08/28 01:12:07
吟遊詩人 コーネリアス
声が聞こえる
死者たちのうめき声が
嘆き苦しむ苦悶の声が
私だけに教えてくれる
その死者の正体を

声が聞こえる
エレイン・バートリーの声が
毎夜毎夜、夢の中で
いてもたってもいられず
この古城へと足を向けた

声が聞こえる
エレイン・バートリーの声が
私のこども達を、止めて下さい
覚醒の時は近い、覚醒の時は近い
ただそれだけを繰り返す
(115)2005/08/28 01:12:41
冒険家 ナサニエル
── 一階 ──

なにやら、まだ話しあいをしているのか……?
少し様子を見てみるか。
(116)2005/08/28 01:12:54
吟遊詩人 コーネリアス
皆さん……御拝聴いただき、ありがとうございます。
お、お聞きの通り、私には若干の霊能力が備わっています。
つまり……死者と会話ができるのです。
この城に訪れたのも、死者の呼び声が聞こえたからでした。
かつてこの城の主であった、エレイン・バートリーの声が……
ああ、なんて悲しく、苦しい声だったか。
危険と言ったのは……。
エレインのこども達……三人のこども達が、どこにいるのかわからないのです。
覚醒の時は近い……と言っていました。
これと、この城の吸血鬼の噂を合わせて考えると……。
もう、おわかりですよね?
(117)2005/08/28 01:13:00
酒場の看板娘 ローズマリー
フォーク!
想像しただけで笑いがこみ上げてくるわ。

期待してるわ、ハーヴェイ。
(*33)2005/08/28 01:13:13
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはコーネリアスの言葉を聞くと、立ち上がり、顔色を変えてコーネリアスに掴みかかった。]

エレイン・バートリーですって?もうおわかりですよね、ですって?何をわかれっていうの?
あなたが、吸血鬼だってことでもわかればいいのかしら?!
(118)2005/08/28 01:15:17
流れ者 ギルバート
[死体の様子をじっくりと調べている]

首の骨が折れていますね…
直接の死因はこれでしょうか?

気になるのは首筋にある傷跡ですね。
犬に噛まれた傷に似ていますね。
なにか鋭い物を突き立てられたかのような傷です。

あとは額の稲妻のような傷が目立っています。
一体なんの意味があって犯人はこのような傷を…

【すごい…
 人間業とは思えない…
 素晴らしい芸術だ…】
(119)2005/08/28 01:20:26
吟遊詩人 コーネリアスは、お嬢様 ヘンリエッタに困惑した。
2005/08/28 01:21:26
未亡人 オードリー
――礼拝堂――

私達がすべき事、この城から脱出する事。

[昨日吊り橋を確認した3人をひとりずつ見て、
最後にローズマリーの方を向いて]

吊り橋は落ちている。まだ調べきれていないけど最悪脱出口はないわ。

最重要課題、それは城の全容を把握すること。
向こうに…居館に残っている人と共に、知識を結集して城の地図を作る。
調べてない場所を残らず調べて、地図を埋めるの。

もし、私達を閉じ込めた目的が、皆殺しだとしたら…
考えたくはないけどね……
急がないとまずいと思うわ。

【何より、人の腕を切り落とすほどの力…圧倒的な暴力】
(120)2005/08/28 01:21:39
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンはたった今聞いた歌と言葉を頭の中で反芻している]

【コーネリアスの話が本当かどうかは分からないが】
【もしそうなら、もっと話を引き出せるかもしれないな】

【そして】

【これまでの事を合わせて考えるなら、この古城には、確かに吸血鬼が存在しているのだろう。】

【覚醒の時】
【か】
(121)2005/08/28 01:21:42
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

この人殺し!!吸血鬼の母親と会話した??笑わせないで。貴方の言葉を信じられると思っているの?お母様から御伽噺で聞いたもの!吸血鬼は仲間を作る力があるんでしょう?貴方もその仲間にされたっていう筋書きなんじゃなくて?

何とか言いなさいよ!

[ヘンリエッタは、コーネリアスに、平手打ちをしようと手を振り上げた。]
(122)2005/08/28 01:24:52
学生 ラッセル
[激昂したヘンリエッタをそっと抑える]
落ち着いてください、それでは彼に話をしてもらうことができないじゃないですか。
最後まで話してもらってからでも遅くはありません。

……コーネリアスさん、でしたか。
結局…貴方は何がおっしゃりたいのですか?
(123)2005/08/28 01:25:01
吟遊詩人 コーネリアスは、お嬢様 ヘンリエッタに怯えてリュートを取り落とした。バツン、と弦の切れる音。
2005/08/28 01:25:07
書生 ハーヴェイ
ローズマリー、念の為に言っておくが……食堂にあるフォークではなく、農夫が使うフォークだぞ?

ま、食卓で使う方でもやれば出来ないことはないだろうが。
(*34)2005/08/28 01:26:05
流れ者 ギルバート
[オードリーの言葉に頷きながら]

同時に今後一人、もしくは二人になるようなことは絶対に避けたほうがよさそうですね。
この傷、考えたくはありませんが吸血鬼はこの城に本当にいるのかもしれません。
そして私たちの中の混じっているのかもしれません。
だとしたら少人数での行動は危険極まりないですからね。

オードリーさんの言うとおりまずは状況を整理すべきでしょう。
今いる人の把握と地図の作成。
それにいつから礼拝堂に死体があったのかも確認をとるべきです。
だれか立ち入っているかもしれません。

死体が現れた時間が分かれば多少犯人を絞り込めるはずです。
(124)2005/08/28 01:27:32
酒場の看板娘 ローズマリー
食卓で使うフォークの方が、芸術的だわ。

期待してるわね、ハーヴェイ。
(*35)2005/08/28 01:28:09
吟遊詩人 コーネリアス
この城の中に、吸血鬼がいるのです!
私は夢の中で、くせっ毛の女の子とも話しましたし、もう一人の知らない男とも話をしました!
二人とも、口をそろえて言いました!
吸血鬼がこの中にいると!
死者は絶対に嘘をつきません!
(125)2005/08/28 01:28:10
吟遊詩人 コーネリアスは、興奮して、壁にもたれながら立ち上がった。
2005/08/28 01:28:41
冒険家 ナサニエル
── 一階客間 ──

〔ナサニエルはドアを開けて客間に入ってくると、室内の様子を見て片眉を上げた。〕


……何の騒ぎだ、これは。
まだ吸血鬼がどうとか言っているのか?
(126)2005/08/28 01:31:17
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはラッセルを振り払うように壁にいるコーネリアスの方へ走ろうとした。]

死者と話?貴方は馬と鹿より愚かだわ。作り話も程々にしたら如何なのよ!この大嘘吐きが!!
死者は嘘なんかつかないでしょうね、そもそも喋れないんだから!
はっきり言いなさいよ!貴方が殺す前に無理矢理言わせたんでしょう!?
(127)2005/08/28 01:31:36
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは、コーネリアスが取り落としたリュートを拾い上げた]

落ち着くんだ、コーネリアス。
もしもそれが本当なら、吸血鬼が誰なのかも聞いたのか?
3人の名前や顔が分かれば、もし吸血鬼がこの中にいても対処のしがいがあるだろう。
(128)2005/08/28 01:32:55
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――

城の地図を作ったところで、こっからでれるとは限らないだろう。主塔の上から周りを見たが、ここは谷で囲まれてて出口らしい出口はなかったぜ。
まあ、バケモンがどっかに隠れてるってなら意味はあると思うけどな。

とにかく周りの人間には注意することだ。
いつ、赤い目になるかわからんぜ?
(129)2005/08/28 01:32:56
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――
[オードリーとギルバートの言葉に、顔を手で覆ったまま呟いた。]

だけど……、こんな礼拝堂にそんな何回も来るかしら……?
その人がいつ死んだかわかる方法なんてどこにもないなら……見回りとかをつけるしかないんじゃないかしら?
(130)2005/08/28 01:34:00
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
[ハーヴェイは遺体の様子を調べながら、オードリーの提案に注意を払った。しばらく考え込んだ後、ゆっくりと口を開いた]

賛成だね。ここに居る誰もがこの男を知らなかった。ということは、彼以外にもまだどこかに隠れ潜んでいる者が居る可能性もある。ひとまずは安全だと思える場所を確保して、その範囲を広げていくのが良いだろうな。
(131)2005/08/28 01:34:10
未亡人 オードリー
[ギルバートの言葉を聞きながら死体を見ている。]

【明らかに、何かの目印?じゃないかしら。
でも、言わない方が良いわね。】

【昨日の男の頬の傷、今日の男の額の傷。
明らかに殺害の直接の方法とは、まるで異なる余計な傷。
わざわざ手間を増やす意味はないわ。】

[額がズキズキ痛む]

【さっき額を打ちつけたんだっけ。馬鹿ね。】
(132)2005/08/28 01:34:15
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートの言葉に、立ち上がって腕組みをした。
2005/08/28 01:35:42
吟遊詩人 コーネリアス
うわああああああああ!

[コーネリアスは突然、ラッセルの腰の長剣をすらりと抜き取った]

あなた達なら、信じてもらえると思ったのに!
やっぱり、言うべきじゃなかった!
それ以上近づかないで下さい!
私をどうする気ですか!?

[コーネリアスは長剣でヘンリエッタを威嚇した]
(133)2005/08/28 01:37:59
学生 ラッセル
[ヘンリエッタに振り払われて姿勢を崩した]
っ……

コーネリアスさん、貴方が言うことは貴方にとっては真実なのでしょう。
ですがそれは僕達からすると確認ができないことなのですよ。
もう少し説明できませんか…?もっと具体的なことを聞けば判断の材料にできます。
(134)2005/08/28 01:38:28
墓守 ユージーンは、ラッセルを振り払ったエッタを抱き抱えるように止めようとした。
2005/08/28 01:40:57
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
死体が現れた時間、か。
しかし、誰にそれがわかるだろう?

私が中庭に出てきた時には、既にローズマリーとオードリーも出ていたな。二人は、礼拝堂を見上げたりはしなかったか?
私は……見ていなかったのだが。

その手のことを考えるなら、全員の行動をつき合わせてみる必要がありそうだな……。
(135)2005/08/28 01:42:10
吟遊詩人 コーネリアス
うるさい! うるさい! 黙れ!

[コーネリアスは近づいてきたラッセルに斬りかかった!]
(136)2005/08/28 01:43:00
お嬢様 ヘンリエッタ
[コーネリアスの威嚇に、足が震え、恐怖を感じたが、飛び出し式ナイフを構えた。]

情けない、あまりの情けなさに笑いが出てくるわ。女の子に向かって剣を向けるなんて最低よ。
人殺し!貴方なんか生きている価値もない只のクズだわ。
そんな物持ったところで、刺せやしない癖にっ!

[一歩、コーネリアスに近づく。]
(137)2005/08/28 01:43:01
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルはテーブルの上に並べられた料理に気を取られていたが、コーネリアスの叫び声で事態の深刻さに気付いた。〕


……なんだ?
どうしたんだ、あの男。
何かあったのか?
(138)2005/08/28 01:43:30
吟遊詩人 コーネリアスは、お嬢様 ヘンリエッタに向かって剣を振り回した!
2005/08/28 01:44:02
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

[顔をあげ、顔を横に軽く振った。]
いいえ、見ていないわ。ごめんなさい……。
(139)2005/08/28 01:44:40
流れ者 ギルバート
――礼拝堂前――

[ハーヴェイの言葉に頷きながら]

それに関しては可能性は低いかもしれません。
ただ「死体のない礼拝堂」に立ち入った方がいれば多少はなにかわかるかもしれません。

あとは個人の供述はあてにならないでしょうし、他の方の記憶と照合してそれぞれの方の一人だった時間をはっきりさせるべきでしょうね。

以上のことも含めて一旦他の方と合流すべきでしょう。
お互いを監視する意味も含めて、ね。
(140)2005/08/28 01:47:10
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

ユージーン!離してよ!!
人殺しが人を殺していく様を黙って見てろって云うの?

[剣を振り回す、コーネリアスにヘンリエッタは苛立ち、暴言を吐く。]

謝りなさいよ!死んでいった人に、生まれてきてごめんなさいって謝りなさいよ!!
(141)2005/08/28 01:47:23
墓守 ユージーン
――1階-客間――

コーネリアス。
少なくとも、『ブラン』は君の事を信じているよ。
剣を降ろそう。
『落ち着くんだにゃ』

[『ブラン』は必死でコーネリアスを説得する言葉を話し続けている。]
(142)2005/08/28 01:47:37
酒場の看板娘 ローズマリー
何だか、つまらないわ。
もっと驚いてくれると思ったのに……。
(*36)2005/08/28 01:49:29
墓守 ユージーン
――1階-客間――

駄目だ。ヘンリエッタ。
君が殺されてしまう。

[ユージーンは抱き抱えるようにしてヘンリエッタを止めたまま、コーネリアスから距離をとっていく]
(143)2005/08/28 01:49:52
お嬢様 ヘンリエッタは、ユージーンを突き飛ばすように両手を勢いよく伸ばす。
2005/08/28 01:50:53
未亡人 オードリー
[クインジーに向かって、]

出口がないのならどうするの?
あの橋を架けなおすのかしら?
この人数で?

それとも、渓谷を渡るのかしら?
渡り切れるかしら?

どのみち、無いかもしれなくても、あるかもしれない出口を探すしか今の私達には道が無い。

それに食料。
出られなければ、その吸血鬼とやらをうまく滅ぼしたとしても、
生き残れるのかしら?

私の見たところ、食堂も菜園も家畜小屋も手入れされてなかったわ。
(144)2005/08/28 01:51:41
学生 ラッセル
[姿勢を崩したときに剣を引き抜かれて奪われた。
その剣を振りかぶるのを見て小剣を抜いて構えた]
…剣を下ろしてください。
武器を奪われたのは僕の油断ですが…
そのまま振り回しているのなら、実力行使をせざるを得ません。

[そうコーネリアスに告げると振り下ろしてきた剣を右手に握った小剣で打ち払った]
(145)2005/08/28 01:52:06
未亡人 オードリーは、書生 ハーヴェイに、礼拝堂は特に気にしてなかったわ。
2005/08/28 01:52:37
流れ者 ギルバートは、「私も礼拝堂には立ち入ってません」
2005/08/28 01:53:57
吟遊詩人 コーネリアスは、学生 ラッセルに剣を払われて、バランスを崩した。
2005/08/28 01:54:34
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
[ローズマリーに頷き、ギルバートに同意した]
ああ、いいんだローズマリー。謝るほどのことじゃない。

ギルバート、君の言うことは尤もだな。
だが……その前に、この遺体、それに昨日のあの男性の遺体を埋葬しておかないか?
いつまでも野ざらしにしておくのは死者に対する冒涜だろう。
(146)2005/08/28 01:55:35
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルは状況を見て取ると、最も冷静そうなユージーンに話しかけた。〕


コーネリアスはどうしたんだ?
人殺しとか言っているが……。
錯乱しているようにしか見えん。
(147)2005/08/28 01:55:43
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタを強く抱きしめた。
2005/08/28 01:56:09
書生 ハーヴェイ
徐々に……慣れ始めているのかもしれないな。
暴君が支配する街はそうだ。どれほどの人間が吊るされていても無感動になる。
あまりに大きな衝撃を受けると、人はそれまでの価値観を自ら壊そうとするものさ。
(*37)2005/08/28 01:57:13
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは、足をもつれさせて前のめりに転んだ。自分の持っていた長剣の切っ先が、コーネリアスの喉に突き刺さった]

ひゅぐっ!?
(148)2005/08/28 01:57:17
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

[ユージーンを突き飛ばせない。
自分の力の無さと、何かに、ポロポロと涙を、零しながら、それでも首だけ捻り、バランスを崩したコーネリアスに狙いを定める。右手に握ったナイフを勢い良く投げた。]
(149)2005/08/28 01:58:22
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーを見て、「それに、あの娘の遺体もだな……」と言い足した。
2005/08/28 01:58:40
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスはそのまま、うずくまるように座り込んだ。喉には長剣の切っ先がめりこんだままである。気管を傷つけたらしく、ひゅーひゅーと空気が傷からもれる音がする。頸動脈は切らなかったようだ]
(150)2005/08/28 01:59:37
吟遊詩人 コーネリアス
[ヘンリエッタの投げたナイフは、コーネリアスの肩に突き刺さった]

ふぐっ!
(151)2005/08/28 02:01:35
流れ者 ギルバート
[再びハーヴェイに頷く]

ええ、そう致しましょう。
せめてもその魂が主の御許へとたどり着けるよう安らかに眠らせてあげましょう。
(152)2005/08/28 02:01:36
未亡人 オードリー
――礼拝堂――

[『あの子の』と聞いて、ひどく悲しい顔になる]

ハーヴェイさん、
埋葬するのは賛成だけれど、この男に関しては、
他の皆にも様子を見てもらったほうが良いんじゃないかしら?
誰かに会ってる可能性は有るわ。

[放置するのは気が引けるけど、今は状況の改善が大切]
(153)2005/08/28 02:02:09
冒険家 ナサニエル
……っ!?

おい!
コーネリアス!
(154)2005/08/28 02:02:30
冒険家 ナサニエルは、コーネリアスのもとに駆け寄った。
2005/08/28 02:02:40
流れ者 ギルバートは、ハーヴェイとオードリーからメイの話を聞いた。
2005/08/28 02:02:49
学生 ラッセル
[構えたところでコーネリアスが目の前で転んで喉に剣が刺さったのを見て呆然と立ち尽くしている]
(155)2005/08/28 02:03:04
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

[オードリーを見て、頷いた。]

私も、出口を探すしかないという意見には賛成できるわ。
だけど……、ここは迷路じゃない。
お城から出ることが出来ても、お城の向こうにいけないだけ、なのよね。
それなら……、お城を必死に探す意味なんて……。

[睫毛を伏せて、悲しそうにつぶやいた。]

ごめんなさい……。
なんだか弱気になりすぎているわね、私。
(156)2005/08/28 02:03:16
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスの目は血走り、口からは血の泡を吐いている。何かを言おうとしているが、空気が喉の傷からもれるだけで、言葉にならない。コーネリアスは手で傷口の穴をふさいだ]

ひゅー  ひゅー
こ……これを……抜いて下さい……。
た、たすけて……。
(157)2005/08/28 02:04:31
冒険家 ナサニエル
なんだ? 一体どうなっている?
何があったのか、誰か説明しろ。

それと、誰か布切れか何かもってこい!
血を止めないと死ぬぞ。この男は。
(158)2005/08/28 02:05:57
冒険家 ナサニエルは、コーネリアスを抱きかかえた。
2005/08/28 02:07:20
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

貴方なんか死ねば良いんだわ!
人殺し…!人殺しっ!

[叫ぶようにコーネリアスに吐き捨てる。泣いているのを見られたくなく、ユージーンの服にしがみついて顔を隠した。]
(159)2005/08/28 02:08:10
墓守 ユージーン
――1階-客間――

……っ!!!
コーネリアス……。

[呆然とした様子でコーネリアスを見ている]

【手がかりだったものを】
(160)2005/08/28 02:09:11
吟遊詩人 コーネリアスは、冒険家 ナサニエルのなすがままにされている。まだ意識はあるようだ。
2005/08/28 02:10:13
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
[オードリーの言葉に納得した]

ああ、確かにその可能性はあるな……忘れていたよ。
この男の遺体は礼拝堂の中に運んでおいて、まずは門番小屋の男性からとするか……。あそこに再び入るのは、気が重いことだが。
(161)2005/08/28 02:11:47
吟遊詩人 コーネリアス
ひゅー 剣を……
ひゅー 抜いて……お願い……
(162)2005/08/28 02:11:55
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

でも、ここに皆を連れてくるわけにはいかないんじゃないかしら?
あの怪我をした男の方もいたと思うし……。
私、特徴を伝えて、心当たりがないか聞いてくるわ。
(2005/08/28 02:12:09、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除)
流れ者 ギルバート
[メイの話を聞いてうな垂れる]

そうですか、あの子が…
この城には罠まで張り巡らされているのですね…
調べるならば細心の注意が必要ですね…

【その光景が見られなかったのが残念でなりませんね。
 一体どのようなものだったのでしょうか…
 亡骸にも興味はありますが死の際が興味をそそります…】

[ローズマリーに視線を移し、励ますように]

落ち着いてください。
この城は外部への接点が吊り橋ひとつと人が住む環境としてはいささか不便すぎます。
非常の事態に備えた抜け道の類があってもおかしくありません。
希望を捨てずにやれるべきことをしましょう。
(163)2005/08/28 02:12:03
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタの頭を抱き抱えている。
2005/08/28 02:12:08
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

男性の……埋葬をお願いするとして、こちらの方は……。
ここに皆を連れてくるわけにはいかないんじゃないかしら? あの怪我をした男の方もいたと思うし……。
私、特徴を伝えて、心当たりがないか聞いてくるわ。
(164)2005/08/28 02:12:59
冒険家 ナサニエル
〔ナサニエルはコーネリアスの傷を見て、致命傷だと判断した。剣を抜くと同時に血が噴き出すのは明白だった。〕


……コーネリアス。何があったんだ。
何故こうなった?
死ぬ前に言っておけ。
(165)2005/08/28 02:14:20
流れ者 ギルバート
――礼拝堂――

少人数での行動は危険ですし、一旦全員で戻ってその後門番小屋の方の埋葬をしましょう。

オードリーさんの意見は尤もですね。
この方のことを知っている方がいないかも戻った際に確認しましょう。
(166)2005/08/28 02:16:11
お尋ね者 クインジー
――礼拝堂――

まあ、城を調べて誰もいなかったら、俺たちの中にバケモンがいるってことになるんだろう。
俺はそっちの方が濃いと睨んでるんだけどな。

きっと奴らは、ニコニコ笑いながら平気で人の中に潜んでるような連中さ。油断も隙もねぇ!
[夢の中の旅人を思い出し、クインジーは声を荒げる]

チッ…俺はもう戻るぜ…明日は我が身かもしれないのに、落ち着いて話してるお前ら見てると、怖くなるってもんだ。
[思わず感情的になった事に、ばつの悪い気持が広がる。
クインジーは悪態をつくと*その場を去ることにした。*]
(167)2005/08/28 02:16:33
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

ユージーン。
もう、大丈夫だから離して頂戴。

[顔を上げたヘンリエッタの顔は言葉とは裏腹に「大丈夫」とは程遠かったが声に強い意志がこもっている。]
(168)2005/08/28 02:20:39
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂――

[クインジーの背中を見てオードリーたちの顔を見た。]

吸血鬼達が、私たちを閉じ込めたくて橋を切ったなら、吸血鬼の入った「グループ」で出口を探しても見つかる筈がないと思うわ。

……クインジーさん、と言ったかしら。
彼の言うとおりだと思うし、私も……、彼と同じように疑ってしまう気持ちはあるわ。
それに。クインジーさんのような方が一人でもいたら、みんなで探すという作戦は成り立たない、わよね……。

[絶望を帯びたその音色は、暗闇に虚しく飲み込まれていく。]
(169)2005/08/28 02:23:42
吟遊詩人 コーネリアス
ひゅー
……吸血鬼、です
ひゅー
……嘘じゃ、ありません
ひゅー
……誰も、信じて、くれなかっ

[コーネリアスは、ガボッと大量の血を吐いた。白目を剥き、体をビクン、ビクンと痙攣させると、*やがてぐったりと力尽きた*]
(170)2005/08/28 02:23:57
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前――
ふう……。良いでしょう。
では、また後ほど埋葬の手順を整えるということで。
弔いの祈りを捧げるにも、ステラさんの姿がさっぱり見えませんしね……。

何にせよ、彼の遺体は礼拝堂に一旦運んでおきましょう。
[ハーヴェイはヒューバートの遺体を抱えて礼拝堂に入り、開いている長椅子に横たえた]
(171)2005/08/28 02:25:26
学生 ラッセル
[呆然としていたがコーネリアスが血を吐くのを見て正気を取り戻した]
コーネリアスさん…貴方は何が言いたかったんだ…
(172)2005/08/28 02:26:50
冒険家 ナサニエル
吸血鬼、か。
ふぅ……。


〔ナサニエルはコーネリアスが息絶えたのを確かめると、静かにそのまぶたを閉じてやった。それから慎重に剣を引き抜くと、ラッセルに手渡した。〕
(173)2005/08/28 02:28:06
酒場の看板娘 ローズマリー
――礼拝堂→居館――

ごめんなさい。
何だか、私……変ね。
少し頭を冷やしてくるわ。
先に戻るわね。

一人になりたい……。
(174)2005/08/28 02:30:13
書生 ハーヴェイは、遺体を寝かせた長椅子を壁際に寄せ、礼拝堂から出てきた。
2005/08/28 02:30:14
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ヘンリエッタをゆっくりと離した]

[ブランが力なく右手となっている]

………。
(175)2005/08/28 02:30:39
流れ者 ギルバート
【落ち着いている…
 いえいえ、私は興奮しているくらいですよ…
 これ以上の芸術があるならばそれを見たい…
 それまで私は死ねません。
 いえ死ぬわけがない…】

[ローズマリーを正面から見ながら]

気持ちはわかります。
だけど行動しなければ追い詰められるだけです。
一緒に行動するのはお互いを監視し合い、少しでも安全な状況を作るためです。

とりあえず居館に戻りましょう。
ここで話していてもどうにもなりませんからね。
(176)2005/08/28 02:31:21
未亡人 オードリー
――礼拝堂――
[ローズマリーの方をちらりと見る、]

……そうね。
確かにそうなのかもしれない。

でもね、何もしなければ、私達に明日は無いのは確か。
だから、少しでも気がつくところがあったら、協力して欲しいわ。

[居館の方に向かって歩き出した]
(177)2005/08/28 02:31:50
学生 ラッセル
[ナサニエルから剣を受け取り、懐の布で血を拭うと鞘に収めた]
……結局、何がどうなったんだろう……。
何故コーネリアスさんは突然僕の剣を奪って暴れだしたんだろう……
(178)2005/08/28 02:32:06
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――
[コーネリアスの方へ近寄り、座り込んだ。]

私は、許さないわ…。最後の最後に本当の事を言ったって、吸血鬼の貴方を許しはしないわ。
貴方の仲間も、絶対に…。

[小さい声で呟くと、自分のナイフを乱暴にコーネリアスから抜き取る。]
(179)2005/08/28 02:33:57
冒険家 ナサニエル
それは私が訊きたいよ。
キミは……騎士か? 見習いといった感じだが。
素人に剣を取られるとは、無用心だな。

一体なにがどうなってコーネリアスは死んだんだ?
なりゆきを説明してくれ。
(180)2005/08/28 02:35:00
酒場の看板娘 ローズマリー
――→居館エントランス――

どうしたらいいの……。

[歩きながら、誰にともなく呟いた。オードリーの言う事が正しいのはわかっていた。何かをしなければ、私たちに明日は無い。]

だけど……、何かをしたとしても、明日があるとは限らないもの……。

【じゃあどうしたらいいか、なんてわからないけれど。もう、私の傍から誰も死なないで……。誰も、消えないで。一人にしないで……】

[ローズマリーは重い城の扉をゆっくりと開けた。]
(181)2005/08/28 02:40:06
学生 ラッセル
僕にも何がどうなっているのか…
確かに素人に剣を奪われたのは不覚のきわみ……
ところで貴方のお名前は…?僕はラッセルといいます。

僕からお話できるのは…
[コーネリアスが客間で即興の鎮魂歌を歌った部分から今までの経緯をナサニエルに説明した。]
(182)2005/08/28 02:41:03
未亡人 オードリー
――礼拝堂→居館――
[ふと思いついたように足を止め]

ハーヴェイさん、ギルバートさん。
申し訳ないけど、やりたいことがあるので、先に行ってて下さい。

言いたい事はわかってるわ。
でも、
危険は…
どっちみちあるんだから。
(183)2005/08/28 02:42:10
冒険家 ナサニエル
あぁ……私はナサニエルだ。
そちらの二人も、覚えておいてくれ。

で、話をまとめるとコーネリアスには何か不思議な力があったというわけだな。誰もそれを信じなかった、と……。ふむ……。
(184)2005/08/28 02:44:50
書生 ハーヴェイ
――礼拝堂前→居館――
【死者のことよりも生者のことの方が大事、か……。
 それは正しいことだ。
 しかし、“死”はいつも私達と隣り合わせに存在している。
 いつ自分が死ぬことになるか、彼の姿は明日の我が身かもしれないというのに。だが、その事実に気づかずにいられるのもまた、幸せなことなのだろうな】

[ハーヴェイは他の者に続いて、居館へ戻った]
(185)2005/08/28 02:47:03
お嬢様 ヘンリエッタ

ヘンリエッタよ。
…ヘンリエッタ・ロザモンド。

不思議な力?そんなもの、ある訳ないもの。
エレイン・バートリーと会話をした、ただなんて、自ら吸血鬼と名乗ったようにしか見えないわ…。

[自分に言い訳でもするように、強くナサニエルに言った。]
(186)2005/08/28 02:47:57
流れ者 ギルバート
――礼拝堂→居館――

動きましょうか。
他の方々にも状況を話さなければいけませんしね。

[ギルバートは*ハーヴェイと行動を共にしている*]
(187)2005/08/28 02:48:08
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーの決然とした様子に頷き、一礼して先に戻った。
2005/08/28 02:48:18
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーに話の続きを促した。
2005/08/28 02:48:56
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ヘンリエッタを暫し見つめた後、ナサニエルに目をやる]

僕はユージーンと呼ばれている。
顔は会わせた事はあったな。

[ユージーンは、もう持ち主がいなくなってしまった弦の切れたリュートをケースにいれようと動いた]
(188)2005/08/28 02:49:19
酒場の看板娘 ローズマリー
――客間――
[扉をノックして、軽く頭を下げながら中に入った。]

ラッセルさんに、ヘンリエッタちゃん……。
昨日は……

[昨日は、と言いかけて、空気が異常なことに気がついた。ナサニエルとヘンリエッタの傍に、男の人が寝かされているのを見た。]

何が……、あったんですか?
(189)2005/08/28 02:50:34
書生 ハーヴェイ
――中庭――
オードリー……。
何をするつもりかは知りませんが、どうぞ、気をつけて。
(190)2005/08/28 02:50:44
酒場の看板娘 ローズマリーは、言葉を選ぶように、恐る恐る聞いた
2005/08/28 02:50:57
冒険家 ナサニエル
ロザモンド家のお嬢さん、少し落ち着いて考えてみてくれ。
吸血鬼が、自ら吸血鬼ですなどと名乗るかな?


……あぁ、ユージーンもよろしくな。
こんな形で自己紹介というのも何だが。
(191)2005/08/28 02:51:13
書生 ハーヴェイは、未亡人 オードリーと井戸の方とを見比べてから、再び歩き出した。
2005/08/28 02:51:14
学生 ラッセル
僕にはいまいち状況が理解仕切れていないのですが…
吸血鬼とはいったい…?
エレイン・バートリー、という名前もはじめて聞いたのですが…
いったい何が起こっているのですか…?
(192)2005/08/28 02:51:20
冒険家 ナサニエルは、事態の顛末をローズマリーに語った。
2005/08/28 02:52:23
酒場の看板娘 ローズマリー
お兄さま!
何だか客間で会うと、昔に戻ったみたいだわ……。
(*38)2005/08/28 02:52:57
墓守 ユージーンは、入ってきたローズマリーに目をやった。
2005/08/28 02:53:23
冒険家 ナサニエル
こんな状況でなければ、もっと良かったのにな。
まったく……。何の因果だ、これは。
(*39)2005/08/28 02:53:46
お嬢様 ヘンリエッタ
ナサニエル、私は落ち着いているわ。
其れならば。
人間が吸血鬼ですと名乗る意味は一体何処にあるのか聞かせて頂ける?
(193)2005/08/28 02:55:16
お嬢様 ヘンリエッタは、酒場の看板娘 ローズマリーにちらっと目をやったが、すぐに目を反らした。
2005/08/28 02:55:28
冒険家 ナサニエル
エレイン・バートリ……。
聞き覚えのある名前ではあるがな。
(194)2005/08/28 02:55:32
お嬢様 ヘンリエッタは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2005/08/28 02:55:35
学生 ラッセルは、酒場の看板娘 ローズマリーに挨拶を返し、簡単に事情を説明した
2005/08/28 02:56:17
酒場の看板娘 ローズマリー
[ナサニエルから話を聞くと、少しの沈黙の後、口を開いた。]

私からも……悪い知らせがあるわ。
また、人が……死んでいたの。

[先程礼拝堂で見た光景を説明した。]
(2005/08/28 02:57:43、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除)
酒場の看板娘 ローズマリー
[ナサニエルとラッセルから話を聞くと、少しの沈黙の後、口を開いた。]

私からも……悪い知らせがあるわ。
また、人が……死んでいたの。

[先程礼拝堂で見た光景を説明した。]
(195)2005/08/28 02:57:58
冒険家 ナサニエル
吸血鬼になりたいという願望のある人間は少なくないと思うよ、お嬢さん。

コーネリアスは、私がこの城に来る途中で拾ったんだ。そのとき彼は足を挫いて動けずにいた。吸血鬼が御伽噺のとおりの力を持つ化け物なら、こんなことは有り得ないだろう?
(196)2005/08/28 02:58:42
学生 ラッセル

いったい…何が起こっているんだ…?

[ローズマリーの話を聞き*考え込んだ*]
(197)2005/08/28 03:01:11
酒場の看板娘 ローズマリー
ねぇ、でも……。本当かしら?
お母様が、私たちのことを……。
(*40)2005/08/28 03:01:25
墓守 ユージーン
――1階-客間――
[ユージーンは、話を聞きながら、持ち主のいないリュートをケースに収めなおそうとする。
と、彼がコーネリアスを寝室に運んだ時に置いた木製の人形がある事に気がついた]

【……】

[ユージーンは頭を振り、人形を外套の中へ戻した]
(198)2005/08/28 03:04:08
冒険家 ナサニエル
可能性はある……。
母は人間だったからな。
(*41)2005/08/28 03:04:33
未亡人 オードリー
――居館→中庭→道具小屋――

【結局、埋葬も出来ずに申し訳無いことをしてしまった。
でも、あまりに状況は悪化するばかり。
ローズマリーさんのように、絶望してしまうのも無理はない…。】

【あの子の姿を確認しておきたい…。
でも、やるべきことは多いわ。】

[道具小屋の中に入り、ナタと紐を取り出した。
木々の間に入って、*枝を切り始めた*]
(199)2005/08/28 03:06:00
酒場の看板娘 ローズマリー

軍隊の男の人がこの城に飛び込んできて……、
仲間を殺された、と言ったのよね。
その後のみんなの話と照らし合わせると、軍隊を殺したのは吸血鬼だっていうことになって……。

それで、それで……。

[礼拝堂の男を思い出した。]

あの人が死んでいて……、コーネリアスさんの言葉。

[考えば考えるほど、あまりにリアリティがなく解決策もこれからの未来についても何も思いつかずに思わず溜息をついてしまう。]

……どうしたらいいのかしら、これから……。
(200)2005/08/28 03:10:55
お嬢様 ヘンリエッタ
――客間――

吸血鬼に、なりたかった…?そんなの、まるで精神異常者じゃない。

[ナサニエルの言葉に、後悔と罪悪感が精神力を蝕むのを感じた。]
(201)2005/08/28 03:12:16
酒場の看板娘 ローズマリー
でもお母様は……お父様のことを凄く愛していたんだ、と、お兄さまは昔私に言ってくれたわ。
そうでしょう?
(*42)2005/08/28 03:12:41
冒険家 ナサニエル
……死んでしまった者を悪く言いたくはないが、コーネリアスはそういう風にも見えたよ。
しかし、キミが罪悪感を覚えることはない。
彼が死んだのは事故だ。
(202)2005/08/28 03:15:30
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