人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(670)Virtual Reality村 : 6日目 (1)
農夫 グレンは学生 ラッセルに投票しました
見習い看護婦 ニーナは学生 ラッセルに投票しました
新米記者 ソフィーは学生 ラッセルに投票しました
学生 ラッセルは吟遊詩人 コーネリアスに投票しました
学生 メイは学生 ラッセルに投票しました
牧童 トビーは学生 ラッセルに投票しました
お嬢様 ヘンリエッタは学生 ラッセルに投票しました
流れ者 ギルバートは学生 ラッセルに投票しました
吟遊詩人 コーネリアスは農夫 グレンに投票しました
のんだくれ ケネスは学生 ラッセルに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

農夫 グレン に、1人が投票した。
学生 ラッセル に、8人が投票した。
吟遊詩人 コーネリアス に、1人が投票した。

学生 ラッセル は、村人の手により処刑された……
学生 ラッセルは人間だったようだ。
吟遊詩人 コーネリアスは、お嬢様 ヘンリエッタを占った……。
お嬢様 ヘンリエッタは人間のようだ。
牧童 トビーは、吟遊詩人 コーネリアスに襲いかかった!
農夫 グレンは新米記者 ソフィーを護衛している……
しかし、その日新米記者 ソフィーが襲われることはなかった。
次の日の朝、吟遊詩人 コーネリアスが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、農夫 グレン、見習い看護婦 ニーナ、新米記者 ソフィー、学生 メイ、牧童 トビー、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、のんだくれ ケネス、の8名。
農夫 グレン
―南区・アーノルド邸前―

[アークデーモンの魔法やグレネードの爆風で受けたダメージが大きく、体力が半分回復しても全快していない]
[銃弾が半分回復した]
[目を醒ますと、何人かが倒れているのが見え慌てて飛び起きようとするが、痛みで起き上がれず顔をしかめる]
……っつ!!
(0)2005/07/12 10:59:47
農夫 グレン
[左手甲のコンソールで目に付いた順にステータスを確認してゆく]
……大丈夫か……。
(1)2005/07/12 11:05:31
農夫 グレン
[銃に取り付けられたグレネードランチャーに目をやる]
……。
【アークデーモンごとコーネリアスまで殺したんだ……良く分かったよ。俺は放たれた銃弾……何かに当たるまで、誰かを殺すか殺されるまで……止まれないんだな……】
(2)2005/07/12 11:48:51
農夫 グレン
【でもこれで、アークデーモンを失ったJIN-ROHは、直接俺たちを殺しにくるしかないのかな……。なら俺は……ここにいれば、撃たずに済むのかもしれない……。これも外しておこう……。】
[グレネードランチャーを外して荷物にしまった。]
(3)2005/07/12 12:49:16
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタは目を覚まして起きあがった]

【痛みが消えてる……】

[周りを見回すと、うなっているグレンが目に入った]

……。
(4)2005/07/12 12:50:34
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはグレンに近づき、無言で回復POTを一つ押しつけた。]

あたしはどうやら全回復してるようだ。あんたが飲みな。
ちょっと……周りを見てくる。隠れられそうな場所を知っておいた方が良いだろ。
本当ならトビーやらギルバートが適任なんだろうが……あれだからな。
[ヘンリエッタは顎で離れた木陰を指した。トビーがぐったりと眠っている。]
ギルバートは……見あたらないようだね。
(5)2005/07/12 12:57:11
お嬢様 ヘンリエッタは、「すぐに戻る」と言い残すと、周りを警戒しながら*歩いていった*
2005/07/12 12:57:56
農夫 グレン
[ポーションを渡され唖然としている間に、ヘンリエッタは行ってしまった。]
あ……礼を言うべきだったのか……。

[トビーに目をやる]
うん、これからは盗賊が頼りなんだよな……。
[ヘンリエッタから貰ったポーションを飲めずに*瓶を見つめている*]
(6)2005/07/12 14:30:52
牧童 トビーは、目を覚ますとゆっくりと立ち上がった。
2005/07/12 15:56:20
牧童 トビー
[トビーは握りしめたままのダガーを鞘にしまうと、辺りを見回した]

ひどい状態だな……。
(7)2005/07/12 16:00:28
牧童 トビー
[トビーはグレンの姿を見つけると、無言のまましばらく凝視していた]
(8)2005/07/12 16:04:00
牧童 トビー
[グレンが撃った瞬間の事が、脳裏に蘇る]

[加奈子を撃った瞬間の事が、蘇る]
(*0)2005/07/12 16:07:20
牧童 トビー
[グレンの銃口がこちらを向いて、銃弾を放った様子が脳裏に浮かぶ]

[加奈子が見た光景が脳裏に浮かぶ]
(*1)2005/07/12 16:12:04
牧童 トビー
[銃弾が胸を打つ]

[痛みが、走る]
(*2)2005/07/12 16:13:28
牧童 トビー
[優希は胸を押さえた]

イメージじゃない。痛みがある。……この傷は、なんだ?
加奈子の姿を思い出すたびに、グレンの姿を見るたびに、この見えない傷がひどくうずく。

――いったい、君は何をしてくれたんだ。このぼくが、弱っている!
(*3)2005/07/12 16:16:52
牧童 トビー
グレン……君の大切なものはなんだい?

[トビーは不意に呟いた]
(9)2005/07/12 16:18:46
牧童 トビー
教えてくれグレン。君の大切なものはなんなのか。
この“LIBERTY”で孤独に生き続け、何人もの人間を手にかけ、そのくせそうやって呆然としている君の、もっとも大切でかけがえのないものはなんだい?

それを奪い去ってやらないと、この傷が癒せない。
(*4)2005/07/12 16:21:58
牧童 トビー
――喪ってみないと、わからないかい?

このぼくのように。
(*5)2005/07/12 16:22:59
牧童 トビー
[トビーはグレンの返答を待たずに、ソフィーとメイの元へ近寄った]

まだ眠ってるか。でも、無事でよかった。

……なんだろ、このメモは?
(10)2005/07/12 16:30:43
牧童 トビー
これは……コーネリアスの、遺言……か?

この4つのIDは何を意味するんだ。まさか――。
(11)2005/07/12 16:41:53
農夫 グレンは、牧童 トビーに話かけられ、我に帰った。
2005/07/12 16:46:58
牧童 トビー
ふふ……やるねコーネリアス。そうか、君が遺したのは“希望”というわけか。

時に“希望”は残酷だ。人々を惑わせる。魔性の誘惑……死を歌うセイレーンのように、人々を惑わせる。

コーネリアス、君が彼らの船を死界へ招かぬよう、彼らのために祈っておいてあげるよ。ふふ……っ。
(*6)2005/07/12 16:49:10
農夫 グレン
……全部だ。
[ボソリと呟いた。]
(12)2005/07/12 16:50:39
牧童 トビー
[トビーは目だけを動かしてグレンの呟きを捉えたが、気づかなかったかのようにメモへ視線を戻した]
(13)2005/07/12 16:53:16
農夫 グレン
だが俺は皆と違って、動いてから考えている……な。

[立ち上がりトビーに近づき、ポーションを手渡す]
ヘンリエッタに、トビーに渡してくれと頼まれた。少しでも体力を回復してくれってさ。
(14)2005/07/12 16:54:59
牧童 トビー
全部、か。つまらない返答だよグレン。

なら、君の全てを奪い去ってあげよう。君がぼくにそうしたように。
(*7)2005/07/12 16:55:44
農夫 グレン
[メモに気が付いた]
(15)2005/07/12 16:56:12
牧童 トビー
ヘンリエッタに?

[トビーは少し訝しそうな顔をしたあと、グレンにポーションを押し返した]

ぼくはまだポーションを持ってる。君が飲めグレン。どうみても君の方が憔悴してる。
(16)2005/07/12 16:59:06
農夫 グレン
信じていい2人のIDと、調べて欲しい4人のID? ……俺はどちらにも含まれて居ないな……。

ところで、これらのIDは誰を指しているんだ?
(17)2005/07/12 17:00:00
農夫 グレン
ハハハッ、俺は憔悴していた方が安心だろ?
[苦笑している]
(18)2005/07/12 17:02:30
牧童 トビー
LUNATICはぼくさ。AKIRAはメイだね。wistariasはヒューバートだ。
他は……誰だったかな? よく覚えてないよ。

[トビーは自分の頭上にふよふよと浮いているID表示を指さした]

ここを見ればいい。どれが誰かはきっとすぐにわかるよ。
(19)2005/07/12 17:03:39
牧童 トビー
いいや、憔悴されてちゃ困る。君の全てを奪うために、君は全てを持っていろ。
(*8)2005/07/12 17:04:47
農夫 グレン
あ、ID非表示にしてた。
[左手甲のコンソールをいじり、IDを表示させた]
(20)2005/07/12 17:21:20
農夫 グレン
……トビーを調べるってもな。
[ジーっと眺めている]
(21)2005/07/12 19:24:11
農夫 グレンは、ヘンリエッタから貰ったポーションを飲んだ。体力が少し回復。
2005/07/12 19:26:30
酒場の看板娘 ローズマリー
[CCE本社、ヘルスルーム。白を基調とした、清潔で静まり返った部屋]

[いくつか並ぶベッドのひとつに、加奈子が横たわって居る]

[検査結果。脳波、心拍、全て異常なし]

[新たな『死者』の発生に忙しく立ち働く医療スタッフに囲まれ、静かに眠っている]

[未だ、覚醒していない]
2005/07/12 20:04:04
酒場の看板娘 ローズマリー
[意識の底から何かが聞こえる]

『……子』

……何?

『……奈子』
2005/07/12 20:05:17
酒場の看板娘 ローズマリー
『……加奈子』

『加奈子』

【……わたしの、名前、だ。】

【呼んでいるのは、誰?】
2005/07/12 20:06:31
酒場の看板娘 ローズマリー
『加奈子』

『加奈子、どこ?』

[母親の姿が目に入る。随分若い]

 ……ママ。

[自分の手を見る]
[幼い少女の手だ]
2005/07/12 20:08:29
酒場の看板娘 ローズマリー
ママ、会いたかった。

ねえ、ママ、聞いて。
ねえ、ママ。今日ね、学校で、泥んこ遊び、したんだよ。

 『……加奈子、今日の分のお勉強はしたの?』

うん。したよ。あのね、ママ……あのね、泥んこ遊び、凄く楽しかったの。
2005/07/12 20:10:48
酒場の看板娘 ローズマリー
『……ピアノの練習はしたの?』

 ……もうやったよ。

[母親が微笑む]

『……そう、偉いわね。加奈子は可愛くて賢くて、本当に自慢の娘だわ』
2005/07/12 20:11:06
酒場の看板娘 ローズマリー
【……ママ、わたし、全然賢くなんてないよ。】

 『ふふっ、加奈子ったら。加奈子はわたしの自慢の娘よ』
 『加奈子はほんと、とっても良い子ね。ママはいつも安心していられるの』
 『いつも良い子にしていてね? 汚い遊びでママを困らせる子は、嫌いよ』

【ママ、わたし、全然良い子じゃないよ……】

 『加奈子、大丈夫よ。あなたは本当に良い子だわ。ママは、そんなあなたが大好きよ』

【ママ……わたし、良い子じゃない……】
2005/07/12 20:13:18
酒場の看板娘 ローズマリー
【ママ、どうして】

【どうして、わたしの話を聞いてくれないの……?】
2005/07/12 20:15:32
酒場の看板娘 ローズマリー

[一瞬の後、母親の姿が消える。暗転]
2005/07/12 20:20:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[再び、遠くから声が聞こえる]

[遠くで話す、何人かの女の子たち]

『……上原さん? ああ、あの人美人だよねー』
『うんうん、成績も良いしー、先生に超気に入られてんの。国語の高橋とか、いっつも超ロコツに贔屓してさー、まじやってらんねー』
『でさー、なんかお嬢様なんでしょ?』
『何それー、超近寄り難いじゃん!』
『ぎゃはは、ヤバくね?』
『実際、「わたしに近寄らないで」オーラ出てるよね?』
『つーかさー、第一、何でこんなヘボいガッコ通ってんの?』
『超意味不明!』
『ぎゃはは!!』
『あ、そだ、今日どこ寄ってく?』
『今日、何して遊ぶ?』
『……』
『……』
2005/07/12 20:25:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[うっすらと光がさしてくる]
[光の方向から、中学生ほどの女の子が近づいてくる]
[逆光で顔が見えない]

『ねえねえ上原さん、上原さんってすごいよね? お嬢様で、美人で……』

……わたし、凄くなんてない。

『上原さんって、ほんとに頭良いよねー。凄いよねー。なんで? 生まれつき?』

……凄くなんてない。わたしには、分からないことしかない。
2005/07/12 20:31:38
酒場の看板娘 ローズマリー
[近づいてきた女の子の顔がようやく見える]
[……顔がない。つるりとした皮膚だけがそこにある]

[ただ繰り返す]

『ねえねえ上原さん、上原さんってすごいよね?……』
2005/07/12 20:35:22
酒場の看板娘 ローズマリー
【わたしは凄くなんてない】

【どうすれば良いの?】
【どうすれば、受け入れてもらえるの?】
【わたしは、みんなと違うの?】
【どうして誰も、わたしの話を聞いてくれないの?】

【分からない】

【分からない】
2005/07/12 20:35:48
酒場の看板娘 ローズマリー
[一瞬の後、顔のない少女の姿が消える。再び暗転]
2005/07/12 20:37:05
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタは周囲を回り、屋敷後に戻ってきた。グレンとトビーが話しているのが見える。が、無視してソフィーの側に座り込んで考え始めた。]

【戻れそうなのは……宿と……盗賊ギルドかね……。あそこなら見つかりにくい場所にはある。だが相手はこの世界を知り尽くしてるんだろうしね……。】

[歩き回った疲れからか、*ヘンリエッタはうとうとし始めた*]
(22)2005/07/12 21:15:08
新米記者 ソフィーは、お嬢様 ヘンリエッタが戻ってきた気配に、そっと目を覚ました。
2005/07/12 21:24:05
学生 メイ
[メイは、頭上から聞こえる話し声に目を醒ました。すぐ側にトビーが立っていることに気づいて、見上げて頬笑む。]

あ、LUNA君。
無事だったんだね…よかった。
ラッセル君がLUNA君に襲いかかってきたのを見て、私、ホントにこわかったよ。LUNA君が死んじゃったらどうしようって思って。

それに……。
(23)2005/07/12 21:26:27
学生 メイ
[すこし躊躇して、]
でも、結果はLUNA君のダガーがラッセル君に突き刺さって…。

あの。

殺しちゃった…んだよね。
(24)2005/07/12 21:27:17
学生 メイ
ラッセル君、すごく殺気立ってたから他にどうしようもなかったとして、私、刺しちゃった方のLUNA君がショックだっただろうと思って心配で…。

[メイは、グレンも居る事にハッと気がついた。]
(25)2005/07/12 21:27:36
学生 メイ
……あ。

【グレンさんは、アークデーモンを撃った人だ。
でも、その衝撃でコーネリアスさんが死んで…。グレンさんは、シャーロットさんも、(JIN-ROHだった?)ローズさんも撃って殺してる。

…それに私にも銃を突きつけた…。】
(26)2005/07/12 21:28:21
学生 メイ
[メイはグレンから無意識に後ずさった。]

【こわい。JIN-ROHを殺したからには、JIN-ROHじゃないかもしれない。……でも、この人は沢山殺しすぎてる。こわい。】
(27)2005/07/12 21:30:56
学生 メイ
どうしてそんなに何人も殺せたの?
殺すことに躊躇は無いの?
撃つ事が好きなの?
(*9)2005/07/12 21:31:21
新米記者 ソフィー
【昨夜、また二人が死んで―殺されて―しまった……。あたしには何ができてただろう? “JIN-ROH”を見つけるという使命を、どれだけ果たせてるだろう?
 ……落ち込みかけてるな、あたし。】

[ソフィーは横目で、ヘンリエッタの表情をうかがった。そして膝の上に視線を落とし、静かに眠るメイを見つめた]

【そうだ…あたしは、あたしにしかできないことがある。
 あたしがしなきゃならないことが、あるんだ……。】
(28)2005/07/12 21:31:57
学生 メイ
【……でも、LUNA君だってラッセル君を殺したよね?
それを私は今、仕方ないからしょうがないって言ったのに。

私も…、JIN-ROHを殺す気でいるのに。

それなのにグレンさんの事をこわいと感じるなんて…私、酷いエゴイストだよね。】
(29)2005/07/12 21:32:39
学生 メイは、に、曖昧な笑みを浮かべて、*言葉を止めた*
2005/07/12 21:32:45
学生 メイは、農夫 グレンに、曖昧な笑みを浮かべて、*言葉を止めた*。
2005/07/12 21:33:01
新米記者 ソフィーは、学生 メイがトビーに向けていった言葉を、心の中で反芻した。
2005/07/12 21:41:33
学生 メイ
グレンさんの事が、こわいのに…。
人としておかしいんじゃないかって疑ってるのに、私も人を殺す気でいるんだ。

……間違わないで、JIN-ROHを殺せたらいい。
でも、間違えない保証どこにもない。
(*10)2005/07/12 21:47:26
学生 メイ
人を殺すってなに?
(*11)2005/07/12 21:47:41
学生 メイ
どうしてこんなトコまで来ちゃったんだろう。
元の世界に…、平穏な毎日に戻りたいな。

でも、私、JIN-ROHを殺さなきゃ、ここから出られない。

殺さなきゃ…。
(*12)2005/07/12 21:47:55
学生 メイ
[メイは、*少し上を向いて瞬きをした*]
(*13)2005/07/12 21:48:50
牧童 トビー
もう戻れないさ。
(*14)2005/07/12 21:50:26
新米記者 ソフィー
【殺されそうになったから、殺した。うん…それは間違ってないよ。でも、そう…ラッセルさんが“JIN-ROH”だったかどうか、トビー君が“JIN-ROH”なのかどうか…その事もちゃんと考えなきゃ…】

[ソフィーは立ち上がると杖を呼び出し、空中で二度振ってアクセスを開始した]
(30)2005/07/12 21:51:56
農夫 グレン
よう、メイ。
俺はトビーを少しも責めたりしないぜ。
(31)2005/07/12 21:52:10
牧童 トビー
ふふ……。

幸せには二種類あるんだ。普通の幸せと、知らない幸せ。
多くの場合知らない事は不幸になるけど、知ってしまって不幸になる事もある。

知らない事の幸せ……脆い幸せ……それはたびたび人を包み込む。
(*15)2005/07/12 21:53:13
農夫 グレンは、お嬢様 ヘンリエッタが戻ってきたのを見た。【ふーん。ID:takaはヘンリエッタか】
2005/07/12 21:53:37
牧童 トビー
今も、君を包み込んでいる。
(*16)2005/07/12 21:54:03
牧童 トビー
AKIRA……君のその幸せ、ほんの少し削り落としてあげるよ。ハハッ、アハハハハッ!
(*17)2005/07/12 21:54:50
農夫 グレンは、学生 メイを見つめている。【メイのIDがAKIRAか。】
2005/07/12 21:55:26
新米記者 ソフィー
『ログインサーバーに接続中』……Complete.
『現在のログイン人数を表示』……(6/13)

前に確認した時より、3人減っているわ…。昨日は確認しなかったけど、あの時は(9/13)だった。あれからこの世界で死亡したのは、ラッセル、ヒューバート、コーネリアス。

アークデーモンに襲われた二人は当然、そうだったんだろうけど。
…ラッセルさんも、一般のテスターだった…。
(32)2005/07/12 21:57:06
新米記者 ソフィーは、悲しげに言って俯き、ログインサーバーとの接続を断った。
2005/07/12 21:57:46
農夫 グレン
[ソフィーの呟く声が聞こえた]
【そうか、ラッセルはJIN−ROHじゃなかったのか……。トビー……辛いところだな。】
(33)2005/07/12 22:08:46
農夫 グレン
[左手甲が青く光りinfoを受信した]

ん?……宿屋に泉か……。
おい、トビー。誰か連れて入ってきたらどうだ?
(34)2005/07/12 22:11:21
学生 メイ
[優希の言葉が引き金になったように、メイの中で断片的に映像がフラッシュバックする。]

西区の地下洞窟の岩肌。

揺れる炎と、視界の端に白いシーツ。

……どこからか聞こえてくる呪文を唱えるような声。
(*18)2005/07/12 22:21:39
新米記者 ソフィー
【今の状況をちゃんと考えてみなきゃ…。
 現在、この世界で生きているのはあたし含めて8人。けれど、正規ログイン者は6名。つまり、“JIN-ROH”が2名紛れ込んでる……でも、誰と誰? ローズマリーさんの仲間だったのは……?
 彼女と親しく振舞ってたような人物? でも、それはデボラだったりグレンさんだったりだ。
 じゃあ、その反対? どう考えれば……】
(35)2005/07/12 22:22:29
学生 メイ
[ノイズが入り映像が途切れ、今度は視界が赤く染まる。]

突きさささる鈎爪、

切り裂かれる身体。

吹き飛ぶ腕。

倒れる少年。

[少年の顔がクローズアップで映され、映像にノイズが入る。]
(*19)2005/07/12 22:23:20
学生 メイ
……え?
ハーヴェイくん?
(*20)2005/07/12 22:23:32
学生 メイ
[再び、洞窟の岩肌と白いシーツがメイの視界に浮かび、映像が途切れた。]
(*21)2005/07/12 22:24:03
学生 メイ
今のは一体?
なぜこんなものが見えるの?
(*22)2005/07/12 22:25:20
新米記者 ソフィー
【他の点からも考えてみなきゃ。
 多分だけど“JIN-ROH”は、CCE内部の人間とも関わりのある人物なんだ…もしかしたら、プログラムチームの前チーフ、神原さんと。高畑さんの遺言がそう示唆している。

 けれど、その点から言うなら、あたしはプログラム技術に関心がありそうなコーネリアスさんを疑ってた。半ば無意識に反応したようなものだったけど。だけど昨夜、彼はアークデーモンに襲われた……。信じていいの? 彼の最後の言葉を……】
(36)2005/07/12 22:28:29
新米記者 ソフィーは、“info”の着信音に、物思いに耽っていたことに気づいた。
2005/07/12 22:28:40
学生 メイ
…………。

[メイは、胸中に広がる不吉な予感に再び瞬きをした。]
(*23)2005/07/12 22:28:47
新米記者 ソフィーは、農夫 グレンがトビーに呼びかける声に気づいた。
2005/07/12 22:29:27
のんだくれ ケネスは、静かに目を覚ました。
2005/07/12 22:31:58
牧童 トビー
そうか……。

[ソフィーの言葉を聞いて、トビーはじっと自分の右手を見つめた]

ぼくの殺めた命は、無実の命だったんだ……。
(37)2005/07/12 22:35:53
牧童 トビー
泉……? ああ、“info”が届いてたのか。
ぼくは大丈夫だけど……他に入っておいた方がいい人はいないかな?
(38)2005/07/12 22:38:18
学生 メイ
[メイはグレンの言葉に小さく頷いた。infoを確認する。その後で、決意したようにグレンに向かって口を開いた。]

ねえ、グレンさん。
グレンさんは……、今日も誰かを撃とうと思ってる?
(39)2005/07/12 22:43:15
学生 メイは、農夫 グレンの方を向いて、*ゆっくりと立ち上がった。*
2005/07/12 22:43:29
のんだくれ ケネス
―南区・アーノルド邸前―

[目を開ける。全焼したアーノルド邸が視界に入る]
[自分が寝ているのが屋根のない地べただと悟り、顔をしかめながらゆっくりと身体を起こす]

ぐ……うぅ。

[身体が痛む。四肢を動かそうとすると鈍痛が走り、痛みに唸った]
(40)2005/07/12 22:43:45
農夫 グレン
[メイの言葉に振り返る]
あぁ。撃つぜ。
誰がJIN−ROHか判れば、迷わずな。
(41)2005/07/12 22:47:31
農夫 グレンは、のんだくれ ケネスの唸り声に振り返る。【ふーん。JAZZってケネスなのか。】
2005/07/12 22:49:10
新米記者 ソフィー
トビー君、ごめんね。…ううん、あたしが謝るのは筋違いかな。ラッセルさんが“JIN-ROH”ではなかった、それは事実。
だけど、トビー君はラッセルさんから身を守ろうとして、ああしたんだよね。そのことは、自分に言ってあげても良いと、あたしは思うよ。

あたしなんて……

【“JIN-ROH”だと確信できる相手なら、躊躇なく攻撃できそうな気がしているんだもの。そして、それをきっと後悔しないだろう、とも思ってるんだものね…】
(42)2005/07/12 22:49:39
新米記者 ソフィーは、言葉を切った後、「何も、出来なかった。」と呟いた。
2005/07/12 22:50:22
のんだくれ ケネス
そうか、昨日は……ラッセルが死んで、コーネリアスがやられたのか。
オレはコーネリアスを襲ったデーモンの魔法にやられて……まだ全快してないんだな。
2005/07/12 22:52:50
農夫 グレン
ソフィー。
何かするって事は……人を殺す事かも知れないんだぜ?
それでもやるのか?
(43)2005/07/12 22:54:41
牧童 トビー
ああ、君が謝るのは筋違いだよ。どうせぼくは後悔も何もしてない。

少しでも悔やんでいる事があるとすれば、“意識して”殺せなかった事だけさ。せっかく、直接この手を汚したというのにね。
(*24)2005/07/12 22:55:08
のんだくれ ケネス
[話し声が聞こえて顔を向けると、グレン、トビー、メイ、ソフィーの四人が話していた]
[身体の痛みを隠し、立ち上がろうと地面に手をつく……そこで、左手にinfoの文字が灯っていることに気づく]

宿屋に泉、ね。ふん。
覚えておくだけ……覚えておいてやるよ。っち。

[画面を閉じ、立ち上がる]
(44)2005/07/12 23:00:59
新米記者 ソフィー
相手を“JIN-ROH”だと確信できれば、ね。

あるいは、その相手以外を正規ログイン者だと考えられれば。
…でも、“JIN-ROH”はまだ2名、いるんだよね…。
(45)2005/07/12 23:01:42
農夫 グレン
てことは、正規ログイン者以外ならJIN−ROHの可能性があるって事でいいのか?
誰が正規ログイン者か判るのか?
(46)2005/07/12 23:10:05
学生 メイ
誰がJIN-ROHか分かればって思ってるのは、皆同じだと思うよ。きっと、JIN-ROH以外はね。
(47)2005/07/12 23:14:19
のんだくれ ケネス
【奴らは……話してるだけか。ま、なんかあったら、のんきに寝てるオレが生きてるわけねぇんだが】

[グレン、トビー、メイの三人に敵意がなさそうなことを確認し、自嘲する]

よお。お前ら起きるの早いな。
って、オレが遅いだけか。

[ソフィー達に向かい、挨拶した]
(48)2005/07/12 23:14:52
お嬢様 ヘンリエッタは、目を覚ましてキョロキョロ辺りを見回した
2005/07/12 23:16:10
新米記者 ソフィー
……だから、誰かを信じつつ、別の誰かを疑いつつ、ってしなきゃなんないのかな。

コーネリアスさんが疑う必要はないって言った内、〔wistarias〕…ヒューバートさんはもう居ない…。
〔kt-n〕は……確か、ニーナちゃんじゃなかったかしら。
(49)2005/07/12 23:16:51
新米記者 ソフィーは、農夫 グレンの問いに首を振り、学生 命にうなずいた。
2005/07/12 23:17:08
農夫 グレンは、のんだくれ ケネスに手を振った。
2005/07/12 23:18:02
学生 メイ
「迷わず、撃つ」っていう、グレンさんの言葉はこわいな。
でも…。

[メイはメモを取り上げて、指定されている4名のIDをトビー、ヘンリエッタ、ケネスそれぞれの頭上に確認した。]

コーネリアスさんが嘘を言ってなんて事がなければ、この4名の中に確実にJIN-ROHが1名は含まれてるわけだよね。コーネリアスさんがアークデーモンに襲われたことを考えたら、嘘や勘違いの可能性は低いと思うから、それであってると思う。
(50)2005/07/12 23:20:35
農夫 グレン
【ふーん。ID:kt-nがニーナなのか……疑ってるんだがな……】
(51)2005/07/12 23:23:24
牧童 トビー
一人どころか、二人含まれてるのさ。まったく大ヒントだね。だが、それを彼らが生かせるとは限らない。

――コーネリアス、君の掴んだ希望の欠片も、引き継ぐ者がいなければどうしようもないのさ。
君は彼らを信じたか? 彼らが辿り着けると信じたか? 自分の命を賭けられる程に。

信じたんだろうね。まるで知らない赤の他人をさ。美談じゃないか。ふふ……。
(*25)2005/07/12 23:25:49
農夫 グレン
ふーん……4人って事はメイも入っていて、最大2人のJIN−ROHって事か?

[メイ、トビー、ヘンリエッタ、ケネスと順に見比べている]
(52)2005/07/12 23:26:44
学生 メイ
私はJIN-ROHじゃないけど、JIN-ROHかもしれないって皆に思われる状況だから、今、JIN-ROHが私を殺すってことはないだろうな。容疑者なんだもの。
それはきっと、LUNA君も、ケネスさんも、ヘンリエッタちゃんも同じ。

[メイはそこで言葉を少し切った。]

さっき、ソフィさんはラッセル君はただのテスターだったって結果を教えてくれたよね。
(53)2005/07/12 23:28:00
学生 メイ
──もし万が一、ソフィさんがJIN-ROHだなんて、信じられないような事が無い限り、きっとJIN-ROHは状況を把握してる事が気に入らないんじゃないかと思う。

だから、グレンさんがJIN-ROHじゃないなら、ソフィさんを守ってほしいの。…というより、グレンさんがJIN-ROHじゃないって思えたらいいのにって思うから、ソフィさんを守って欲しい…かもしれない。
(54)2005/07/12 23:28:37
学生 メイ
私、正直、銃を持ってるグレンさんがすごくこわい。
(55)2005/07/12 23:28:58
学生 メイは、農夫 グレンをじっと見つめた。
2005/07/12 23:29:03
学生 メイ
グレンさんが、仲間を殺す事も躊躇しないような種類の人間で、しかもJIN-ROHだったら?

でも、グレンさんにこれを渡すわ。
ソフィさんを守って欲しいから。

[メイはそういうと、ヒューバートが残していった残数の少ない照明弾のカートリッジをポケットのハンカチから取り出し、グレンに手渡した。]
(56)2005/07/12 23:32:00
新米記者 ソフィーは、学生 メイと農夫 グレンを、等分に見つめた。
2005/07/12 23:34:11
お嬢様 ヘンリエッタ
あ……寝てた!
すまねえ……考え事するとどうも眠くなっちまう。
(57)2005/07/12 23:34:23
農夫 グレン
これは……
(58)2005/07/12 23:34:49
のんだくれ ケネス
[話を聞いて、割り込む]

コーネリアスの話か。確か、オレのIDとメイのIDと……

[そこで、設定がID表示のままになっていることに気づいた。ヘンリエッタとトビーのIDが目に入り、昨日のメモを思い出すと呟く]

高原と、トビーのIDか……
(59)2005/07/12 23:35:27
お嬢様 ヘンリエッタ
ID?
なんの話だ?
(60)2005/07/12 23:36:39
農夫 グレン
【メイ……俺は全部を守りたいんだ……だからこそ……引き金を引いてきたんだ……】
(61)2005/07/12 23:36:58
学生 メイ
照明弾だよ。
目くらましにヒューバートさんが使ってた。

[メイはヒューバートの名前を自分で口にして、少し辛そうに震えた。]
(62)2005/07/12 23:37:26
新米記者 ソフィー
―南区・アーノルド邸前庭―
メイさん……。あたしは、グレンさんは“JIN-ROH”じゃないって思ってる。
一昨日、ローズマリーさんが此処に来てた時。彼女の言葉を聞いてたグレンさんの反応や、あの後の様子を見て、あたしはそう思った。
正直、少しグレンさんを恐れていた…疑っていたって部分はあったよ。けど、グレンさんも自分の行動とかその結果に対して恐れを抱いてる、そう感じられた。

…だから、あたしは信じるよ。グレンさんは“JIN-ROH”じゃない、って。
(63)2005/07/12 23:41:21
学生 メイ
ヒューバートさんは、JIN-ROHに殺された。

私はJIN-ROHじゃない。

[メイの脳裏にまた、洞窟の岩肌が浮かぶ。]

………私は何におびえているの?
この、胸に広がる不吉な予感はなに?
(*26)2005/07/12 23:42:10
農夫 グレン
照明弾……か。
ふっ……っはっはははははは。

[受け取ると地面に落とし踏みつける]

閃光のなか、俺がしてきた事を考えた事があるのか?メイ!
(64)2005/07/12 23:43:17
新米記者 ソフィーは、農夫 グレンに近寄り、平手打ちを放った。
2005/07/12 23:46:59
流れ者 ギルバート
[ジャケットをはおり、キャップをかぶる。
最早慣れてすらしまっていた、この場所での「朝」。

窓から外へ出る。]

俺にできることは・・・ほとんど無い。
残ってるのは何人だ?
状況を、整理しないと。
誰が生きていて、誰が死んでいる?
それすら・・・確信を持てない。
(65)2005/07/12 23:47:22
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはキョロキョロと周りを見回す。]

……ニーナとギルバートはどこだ?
(66)2005/07/12 23:47:59
新米記者 ソフィー
グレンさん!

自分を否定するようなこと、言うんじゃないわよっ!

正しくなくって、間違ってたって、その結果として今があるんじゃない! それを否定しちゃ、だめだよ…っ!
(67)2005/07/12 23:48:16
農夫 グレン
っつ!!
(68)2005/07/12 23:48:25
のんだくれ ケネス
調べろってことは、怪しいってことだよな……高原は、JIN-ROHじゃねぇ。
頭悪くってネットだの何だのに詳しい方じゃなかったし、性格も全然そんなヤツじゃねぇ。

博打にゃさんざか痛い目見せられたが、あいつがJIN-ROHなんつー大穴に賭けるほど、オレもヤキは回ってねぇぜ。

てぇことは……今目の前にいるトビーとメイ。このどっちか、もしくはどちらもがJIN-ROHってことか?
2005/07/12 23:49:57
のんだくれ ケネスは、新米記者 ソフィーの行動に驚く。
2005/07/12 23:51:02
お嬢様 ヘンリエッタは、目を丸くしている。
2005/07/12 23:51:47
流れ者 ギルバート
一人で、よかった・・・落ち着ける時間がある。

まだ、大丈夫だ。
・・・考えようとはできてるだろう。

っは。

[笑う。]

でも・・・人と関わらずに俺ができることは無い。

いつまで、この場所で・・・。

[頭を振る。]

・・・いや。そんな事を考えても仕方ないな。
昨日、自分で言ったんだ。次を見ろ・・・動け。

そうだ、まずは昨日のメモだ。
いや、状況を確認するのが先か?
(69)2005/07/12 23:52:35
学生 メイ
私はソフィさんみたいに、グレンさんの行動を見てないから、同じように信じるとかは出来ないよ。グレンさんが人殺しだという事実がすでにあって、でもそれだけじゃないと思いたくて、だからこれを渡してる。

受け取ってもらえないのは、殺したくて殺してるって意味なの?
(70)2005/07/12 23:57:08
牧童 トビー
一本取られたね、グレン。

[トビーは右手の掌をふと眺めて、再びグレンを見た]

もうくよくよするのは止めるよ。死を背負う事と、歩みを止める事とは違う。“JIN-ROH”を倒す。そして……現実の世界へ帰るんだ。

ラッセルの命を奪ったぼくが、命を粗末にするわけにはいかない。こんな単純で大切な事に、気づくのが遅すぎた。
(71)2005/07/12 23:58:19
新米記者 ソフィー
あたしは…まだ、深刻になりきれてないのかもしれない。メイさんみたいに、リアルな不安を感じてないのかもしれない。

けど、まだ“JIN-ROH”は2人いるんだよ。
何とかして、その2人を見つけ出さないと、いけないんだよ…。前に進む力は、なくしちゃ、だめだよ…。
(72)2005/07/12 23:58:55
牧童 トビー
我ながら……詭弁を弄するのが巧くなった。今なら神すら騙せるような気がするよ。クク……。
(*27)2005/07/12 23:59:55
新米記者 ソフィーは、牧童 トビーの言葉に、一人強くうなずいた。
2005/07/13 00:03:01
新米記者 ソフィー
【そうだ…現実の世界に、帰るんだ。そのことを忘れちゃ、いけない…。いくらリアルな感覚があったって、ここは仮想空間の中なんだから。ここは閉鎖された環境でしかない。そこから抜け出すことを忘れちゃいけない。

―そして、ここを支配しようとしてる“JIN-ROH”達を、倒さなくちゃ】
(73)2005/07/13 00:06:38
のんだくれ ケネス
[冷めた目でソフィー達四人を見、何か言いかけて、口をつぐむ]
[出しかけた言葉の代わりに、ヘンリエッタに呼びかけた]

……高原、ちょっといいか?
(74)2005/07/13 00:07:28
新米記者 ソフィーは、お嬢様 ヘンリエッタの言葉に振り返った。
2005/07/13 00:08:32
流れ者 ギルバート
問題は、さ・・・。
どうも勘違いをしてる奴がいるみたいなんだよな。

忘れてる。最初のルールを設定したのが誰か。
混乱、生き、死に・・・。その中で。
忘れるべきじゃないんだ。
JIN-ROHを全員殺せば助かる、それは「信じたい」ことであって、「信じられる」ことじゃない。
俺たちなりの、ルール。
それを共有するには、至らなかったな・・・。

まぁ、でも・・・ここまでは、結果論としては上手く行ってるのかもしれないな。
最低限の殺し合い、時間稼ぎ・・・。

[自分の第一者視点が軋む。]

・・・っつ。
何だよ。うるせぇよ・・・。
だったら、他にどういう道があるんだ・・・。
(75)2005/07/13 00:09:24
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはふと思い出した。]

そうだ……昨日コーネリアスがなんかやってただろ?
あれ……結局なにやったか聞けなかったのか?

……あたしは結局ふっとばされて何の役にもたちゃしなかった……。
(76)2005/07/13 00:09:46
新米記者 ソフィー
[ケネスにニーナの居場所を問おうとしたが、ヘンリエッタに呼びかけるのを見て留まった]

【? どうかしたのかな?】
(77)2005/07/13 00:10:47
お嬢様 ヘンリエッタ
あん?何だ大宮?
つうかおまえ……身体大丈夫なんか?
あの魔法力は相当だったからな……あたしじゃ太刀打ちできねえよ……。

[ヘンリエッタは悔しそうに拳を握りしめている]
(78)2005/07/13 00:11:56
のんだくれ ケネス
[ヘンリエッタの言葉に、無理矢理笑みを作って答える]

身体は大丈夫だ。心配してるんじゃねぇよ、お前らしくねぇ。
それより、お前あのメモ見たか? ……どうやら、ここにいる四人が怪しいみたいだぜ?

[ケネスは皮肉げに言って、ヘンリエッタにコーネリアスの遺言を伝えた]
(79)2005/07/13 00:16:04
新米記者 ソフィー
[あ、と思い出し、ヘンリエッタに昨日書いたメモの一枚を渡した]

これよ。コーネリアスさんが管理コンソールから調べたと言っていた内容。どう判断するかは読んだ人に任せてるわ…。
(80)2005/07/13 00:17:26
農夫 グレン
メイ。俺は何度も言ってる。殺させたくないから殺してきたんだ。
人殺しの事実? ふっ…… [苦笑している]
トビーに同じ事を聞いてみろよ。え?
(81)2005/07/13 00:19:33
学生 メイは、農夫 グレンに首を傾げた。
2005/07/13 00:20:47
学生 メイ
[急に泣きそうな表情でグレンに向かって頬笑んで、]

…うん、わかってるよ。
LUNA君も人殺しで、JIN-ROHに対して明確な殺意を持っている私も、グレンさんと同じだってことを。
私はわかってる。
(82)2005/07/13 00:23:12
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはメモを読んだ]
あたしはあんたじゃ無理だとおもってっからねえ……。
この中に一人か二人……いるかもしれないって事でいいのか……?
正直、ギルとニーナを疑ってたんだが……。
(83)2005/07/13 00:24:43
牧童 トビー
コーネリアスが遺してくれた情報を信じれば、メモの四人の中に一人か二人、“あいつら”が混じってる。なら、ぼくは……。

[トビーはケネスとヘンリエッタを交互に見た]

自動的に、疑うべき相手が決まってしまうね。ぼくにメイは疑えない。
(84)2005/07/13 00:24:44
農夫 グレン
俺がこれを受け取れないのは……逃げたくないからだ。
俺はガンナーだ。
閃光の中では、何も見極められない。

……殺す相手を……な。

これが俺のしてきた事だ。お前を狙って、シャーロットを殺したのは、俺なんだろ?
(85)2005/07/13 00:25:28
のんだくれ ケネス
[トビーの言葉を受けて、頷く]

オレも、高原……ヘンリエッタは疑えねぇ。

だが、だからってお前らを殺せるかって言ったら、できねぇな。
つくづく思うんだがな……お前らおかしいぜ。ソフィー、お前もだよ。
前に進む力って、何だよ……綺麗な言葉でくるみやがって。そりゃ人殺しをするってことだろ。
コーネリアスの遺言は、調べろってだけだった。メイもトビーも違うかも知れない……だったら、オレは殺せねぇよ。
人殺しにゃ、なりたくねぇ。
(86)2005/07/13 00:29:39
学生 メイ
[メイは、自分が装備しているダガーに目をやった後、再びグレンを見つめた。]

……わかった。
ちゃんと見極めて撃ってね。グレンさん。
(87)2005/07/13 00:30:54
農夫 グレン
[自嘲気味に笑っている]

ならケネス。大人しく殺されるのか?
ひいては、お前が疑えないヘンリエッタを死なせることになるかもしれないんだぞ?

何かを守るなら、覚悟を決めるしかないだろ。
(88)2005/07/13 00:33:12
牧童 トビー
いや、ケネス。たぶんコーネリアスは真実に近づいたんだ。でなければ、アークデーモンが現れたりしない。それも、あんなに堂々と現れたりはね。きっとせっぱ詰まっていたから、みんながいる所を襲ったんだ。

実際ヒューバートは、一人で見張りに立っている所を襲われたんだしね。
(89)2005/07/13 00:34:56
お嬢様 ヘンリエッタ
さすがにケネスは疑えないね。
こいつはあたしより数学の点数低かったんだぜ。
……あたしは英語負けてたけどな。

トビーは昨日ラッセルを殺した。だがショックを受けているように見えた……。
メイは必死で回復をかけていた……。
あたしは人を見る目はある方だと思ってたんだけどね。コネの情報が確かなら……どっちえらびゃいいってんだ!

[ヘンリエッタは混乱している]
(90)2005/07/13 00:37:19
新米記者 ソフィーは、のんだくれ ケネスの指摘に、顔を上げてまっすぐ見つめた。
2005/07/13 00:37:32
流れ者 ギルバート
信じたいこと、信じられること。
後者は、一つもないようなものなんだよな、実際。

そうだよな・・・。

そりゃ皆、混乱するよな・・・。
俺だって・・・。

くそ。

[もう一度頭を振る。]

時間を、稼いできたつもりだ。
でも、時間はなくなってきた・・・確実に。

取り敢えず・・・皆はどこだ?
(91)2005/07/13 00:38:08
農夫 グレン
すまんな、メイ。
俺にはJIN−ROHを見極める力なんて無いからよ。
俺は引き金を引く相手を、最後までこの目で見るんだ。

[メイを凝視している]
(92)2005/07/13 00:38:17
新米記者 ソフィー
ケネスさん、確かにあたしは、綺麗な言葉でくるんでるだけかもしれない…。
でも、前に進むってことは、そうだよ。汚い事や嫌な事を乗り越えていかなきゃ、ならないんだ…。
たとえそれが……他人を傷つけることに、なっても。
(93)2005/07/13 00:42:35
農夫 グレン
[メイから目を離さずにトビーに答える]

そうだな。コーネリアスが掴んだものは、おそらく真実なんだろう。俺もそう思うぜ。
(94)2005/07/13 00:42:56
流れ者 ギルバート
―南区:外れの民家前―

さて。取り敢えず観察に参りますか。

【昨日のメモは・・・取り敢えず気にせずにおこう。
不確定なことが多すぎる。】
(95)2005/07/13 00:45:18
のんだくれ ケネス
[グレン、トビー、ソフィーの顔を順に見る]

……そうだな。オレはJIN-ROHって情けねぇやつらにノルのが気にいらねぇだけかもしれねぇよ。認めるさ。

だけどな、オレはこのゲームの意味を考えてたんだよ……
奴らはな、人の命を奪うってことの責任を、ゲームのルールと……オレたちに負わせようとしてやがるただの卑怯もんだ。
このゲームは殺すってことに言い訳するだけの装置さ。
デーモンに襲われたら「運が悪かったな」。PKしたら「やっちゃたなぁ」。
それだけを言うために作られた舞台だろ。

そんな奴らどもに、いいようにされたあげく……人殺しにまでなりたくねぇんだよ。オレは。
(96)2005/07/13 00:45:24
学生 メイ
意味がわからないよ、グレンさん。
最初から私を殺したかっただけ?
でも、その目は自分を信じてるんだね。
今まで間違い続けた自分を信じて、私を殺したいと思ってる。

[メイは静かに腰のベルトからダガーを引き抜いた。]
(97)2005/07/13 00:46:46
牧童 トビー
人殺しになりたくない……か。ぼくは人殺しになっても構わないよ。相手が“あいつら”なのならね。

“あいつら”はwistariasを……ヒューバートを殺したんだ。ろくでもないPKマニアではあったけど、彼は人殺しではなかったよ。

ぼくは昨日ここに来た。仇を討つためにここに来た。

――ケネス。ヘンリエッタ。ヒューバートを殺したのはどっちだ?
(98)2005/07/13 00:47:55
新米記者 ソフィー
【メイ、先に抜いた……?
 さっきから、メイは何か変だわ…。
 過敏になりすぎてるように思える。どう云うこと…?】
(99)2005/07/13 00:49:45
お嬢様 ヘンリエッタ
この中に……二人?
IDが出てないヤツはどういう扱いになるんだ?
ソフィーはともかく……ギルは人間って事か?

……だーっ!考えてんのに鬱陶しい!
[ヘンリエッタは左手のちかちか光るinfoを呼び出した。泉の情報が出る。]
何だよ……今日は宿屋かよ……。
偵察んときに宿か盗賊ギルドあたりが屋敷のかわりになるかと思ってたんだが……。
(100)2005/07/13 00:49:47
お嬢様 ヘンリエッタ
はぁ?
馬鹿かおまえ。
あたしは昨日ヒューが死んだなんて知らなかったぞ?
(101)2005/07/13 00:50:58
農夫 グレン
間違い続けただと?
するとメイは、何を選択したんだ?

[メイがダガーを抜くのを見ている]

それが答えか?

[銃は下ろしたままだ。]
(102)2005/07/13 00:51:34
見習い看護婦 ニーナ
−中央区 女神像前−
[ニーナは崩れた女神像を見つめている]

…形のあるものは必ず崩れる…それは世の定めだ…

じゃあ、形のないものは?
(103)2005/07/13 00:53:14
のんだくれ ケネス
[トビーの言葉に失笑する]

どっち、と来たか。

トビー分かってるのか? オレがお前らを奴らだって完全に思えない理由。
kt-n、wistarias……wistariasってのはヒューバートのことらしいが、この二人を疑う必要はないってあっただろ。
ってことはだ、他のヤツは疑う必要がある。逆に言えば、この中にはいないかも知れない、ってそういうことだ。

何、焦ってるんだよ。前に進むヤツが熱くなってるんじゃねぇよ。
(104)2005/07/13 00:53:50
見習い看護婦 ニーナ
…形のないものは…崩れない…

崩れるのではなくて…変化するだけだ…

人の気持ち

ものの考え方

そして…人間関係
(105)2005/07/13 00:54:31
新米記者 ソフィーは、コーネリアスの言葉を、脳裏によみがえらせた。
2005/07/13 00:56:49
学生 メイ
ヒューバートさんを殺した相手を、殺したい。
もう会えないのがすごく辛いんだ。

………本当は、ヒューバートさんを返してくれたら。
元の世界に普通に戻れたら。

なんにもしたくない。
(106)2005/07/13 00:57:28
学生 メイ
私は、人を傷つけるのが嫌だよ。
自分を信じているからとか、正しい事を目的としてるからって、平気で人に銃を向けるグレンさんも嫌だ。

[握りしめたダガーを見つめて、]

それに実際のところ、JIN-ROHが誰か分かってるわけでもないんだ…。
(107)2005/07/13 00:57:36
新米記者 ソフィー
【そうだ…コーネリアスさんが最後に言っていたのは「この四人を調べてみろ」と、だけ。今一番冷静なのは、ケネスさんなのかもしれない…】
(108)2005/07/13 00:58:47
牧童 トビー
知らない振りなんて幾らでもできるよヘンリエッタ。

ヒューバートは殺された。誰に?

ぼくじゃない。ぼくが殺す意味がない。
メイじゃない。メイは彼を……好いてた。

ぼくらは誰も何も得をしない。得をしたのは誰だ?
(109)2005/07/13 00:58:59
学生 メイ
……平気でって言い方は間違ってるね。
グレンさんが、平気なわけじゃない。
(110)2005/07/13 00:59:17
学生 メイは、ダガーを再び腰に吊るすと、グレンの傍に近寄った。
2005/07/13 01:01:27
のんだくれ ケネスは、学生 メイの動きに気づいた。
2005/07/13 01:03:28
見習い看護婦 ニーナ
…じゃあ…あたしは…かわったのだろうか…

死にたい気持ちに変化はない…世の中にだって自分にだって相変わらず絶望している…

でも…昨日は死にたくないと願っていた…
丸一日考えたけど…やはり納得できない…

あたしの気持ちは崩れても変化してもいない!

[ニーナはinfoに気がつく]

…いいかげん泉につからないと体が持たないね…
今日は宿屋に向かうことにしよう…

[ニーナは南へと向かった]
(111)2005/07/13 01:03:46
新米記者 ソフィー
……メイ。
あなたが言ってるのは逃げ口上だわ。
あたしの言葉は綺麗に包まれてるだけって言われたけど、でも、正しいと信じた事なら、できる。たとえ、その選択が間違っている可能性があったとしても。

メイは自分で信じたことではなく、自分が知っていることをしか、したくないと…言うの?
(112)2005/07/13 01:06:10
お嬢様 ヘンリエッタ
……得をしたのはあんたかい?トビー?
それとも……メイ?

一緒に行動をして、PKの得意なヒューバートが死んだ。
一見損には見えるがね。
だけど……その分あんた達には疑いが行きにくくなる。
(113)2005/07/13 01:06:44
農夫 グレン
ヒューバートの仇を取るなら、元の世界に戻りたいなら、でも、人を傷付けたくないのか。

俺はな、メイ。
みんなを守りたい。元の世界に戻りたい。

誰かがやるくらいなら、俺がやるぜ。
(114)2005/07/13 01:06:57
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはメイを見ている]
……ヒューバートが好き?メイ。

トビー……あんた、メイのことは好き?
(115)2005/07/13 01:16:06
流れ者 ギルバート
―南区:木陰―

[そっと近付く。]

穏やかならざる・・・雰囲気。

「仲間」だった奴も・・・死んでる、か。

疑心暗鬼。

俺に・・・何ができる。
(116)2005/07/13 01:18:58
牧童 トビー
メイを? ぼくが?

[思いがけない問いかけにトビーは毒気を抜かれてきょとんとした]
(117)2005/07/13 01:20:29
学生 メイ
グレンさん、ソフィーさん。

昨日のコーネリアスさんもそうだったけど、ヒューバートさんが死んだ時も、アークデーモンの残した焼け野原は、惨状としか言いようがなかったんだ。

死ぬって言っても、これはPKであって現実の死じゃない。

でも、死の衝撃がリアルに及ぼす影響は、大きいんじゃないかって思ったよ。もしかしたら、ホントに二度と起き上がれないかもしれない状態になるかもって。

だから、一言でJIN-ROHを殺すって言っても、すごく重い事だって思ってる。…できれば、逃げたいよ。
しなきゃって思う気持ちがある分、逃げたい。

そう思うのはおかしいかな?
(118)2005/07/13 01:20:46
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはトビーをじっと見ている]
(119)2005/07/13 01:23:51
牧童 トビー
[トビーはヘンリエッタの視線に苦笑した]

本気で聞いてるのかい? メイは友達だよ。大事ではあるけど、恋愛対象にはならないね。で、ここでそれを聞く理由は?
(120)2005/07/13 01:26:14
新米記者 ソフィー
メイ。それなら、問い返すけれど。
ではそう言って何も動きを起こさないままにしていたらどうなると思うの?

アークデーモンには対抗できない、そのことは昨日誰もが目にしたはずよ。むしろ、あれだけの能力を設定されているのはあたしから見てもおかしいくらい。

“JIN-ROH”に対して手をこまねいていることはもう全く出来ないの。躊躇うのがおかしいとは言わない、でも“JIN-ROH”だと考えうる誰かを――排除、していかなければならないのよ。
(121)2005/07/13 01:27:37
牧童 トビー
大事ではあるよ。大事な玩具だからね。壊す前に壊れてもらっては困る。
(*28)2005/07/13 01:28:14
流れ者 ギルバート
【何度も言ってるだろ・・・。
ここが、「現実」だ。

現実は認識だ。

本当の現実は無い。

ここに来る前俺たちがいた世界が現実だなんて、誰が言える。
誰が言えるんだ。

誰も言えやしない。

JIN-ROHを探すなんて、実際、無理だ。
俺は探すつもりは無い。
俺は生きていたいだけ。観察したいだけ。
あぁ、皆の意識と、乖離してしまったな・・・。

JIN-ROHを殺す。それは魔女狩りと同じだ。
指摘が認識になり、認識が証拠となる、意識の進展。
狂った論理。】
(122)2005/07/13 01:29:26
のんだくれ ケネス
[いつしか、五人の中を不穏な空気が流れている。居心地の悪さを感じる]
[一つため息をつくと、人の輪の真ん中に躍り出た]

ああ……くそ。てめぇら、落ち着きやがれ。
勝手に殺伐してるんじゃねぇぞ、クソ共が。
気分悪ぃ……お前ら少し頭冷やせよ。殺し合うことばっか考えやがって。

[張りつめようとしている空気を振り払うように大声を出すと、今度は二歩下がった。皆を睨み付ける]

ああ……たぁく。こんな場所にゃいたくねぇぜ。
ちょっと散歩してくらぁ……逃げねぇよ。歩いてくるだけだ。すぐに戻る。
(123)2005/07/13 01:29:47
見習い看護婦 ニーナ
―南区 アーノルド邸跡付近―

って、なんでここに戻ってきてるんだー!

うわは!みんなまだここにいたよ!

ふむ…今のあたしの心境的にみんなにはあいたくないのになぁ…

[ケネスの姿をみつける]

つ…なんでわき腹が痛むの!なんで、あたしはその痛みを嫌うの!

…痛みを望むことにしていたんじゃないか…あたしは…
(124)2005/07/13 01:30:34
牧童 トビー
恋愛感情を持ちうるとすれば……もうその人はここにはいない。心ない銃弾を受けて、霧散してしまった。

いや、これは……きっと恋愛感情とは呼べないな。ひどく傷がうずくけど。……この感情、どんなプログラムで動いてるんだ。それとも、ただのバグなのか?
(*29)2005/07/13 01:30:59
のんだくれ ケネスは、皆の言葉を待たずに背を向けた。
2005/07/13 01:31:25
見習い看護婦 ニーナ
…あたしは…死ぬ事を受け入れないあたしなんて…あたしの形を保っていない…

…あたしは…あたしを守る為に…死ぬ事を願う…

…では…昨日みんなが守ってくれたあたしは何?

……ケネスが救ってくれた…ニーナではなくて…あたしは何?

[人の気配を感じ、とっさに身を隠す]
(125)2005/07/13 01:33:54
美術商 ヒューバート
[ヒューバート・・・いや、果蒼龍憲は白い部屋でベッドに横たわっていた]
ううっ・・・ココ・・・は…?

【俺は・・・何をしてるんだ・・・?何でこんな所にいる・・・?】
【確か・・・LIBERTYの新VRシステムのテスターに当選して・・・CCE社に行ったんだ・・・】
【それで・・・ログインして・・・】

[ヒューバートはログインしてからの出来事を思い出し始めた]

【そうだ・・・アークデーモンに襲われて・・・】
【・・・!】

俺は生きてるのか!? メイは! メイはどうなった!?

[そう叫んでから、自分の姿がゲーム内の「ヒューバート」の物ではなく]
[現実の【果蒼龍憲】の物である事に気付く]

・・・これは・・・俺の体?
戻ってきたのか?現実の世界に・・・?
2005/07/13 01:35:22
学生 メイ
[メイは困ったような表情を浮かべた。]

ソフィーさん。
さっきは深刻になりきれてないって言ってたのに…、言ってる事が逆になってる。それに私が言ってるのは、JIN-ROHを放置したいって事じゃないのはわかってるよね?

……なんだか、話が混戦してる。
少し、落ち着いた方がいいのかな。

……グレンさんもごめんなさい。
すごく嫌な事をいっぱい言った気がする。

[メイはあやまった後、ふとケネスの姿がない事に気がついた。]
(126)2005/07/13 01:38:05
新米記者 ソフィーは、のんだくれ ケネスの後姿にかける言葉が見つからず、ただ*立ち尽くした。*
2005/07/13 01:38:14
村長 アーノルド
[外のソファーで休憩していたが、途中で1名気が付いたと知らされた。
それが、明子このものなのか、加奈子のものなのか。

急ぎ足で、部屋に入る。そこで目にしたのは、果蒼だった]
2005/07/13 01:39:24
牧童 トビー
……ちっ。

ヘンリエッタ、何の権利があってぼくを戸惑わせるんだ。君にそんな権利を認めたつもりはない。こんなノイズを……ぼくに埋め込むな!
(*30)2005/07/13 01:43:17
学生 メイは、新米記者 ソフィーにつられて振り返り、ケネスの背中を見つけた。
2005/07/13 01:43:59
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはふっとため息をついた]
やーっぱ、疑えねえや。
「LUNATIC」はシステムの隙をついて自分有利に持っていくヤツだったからね。そんな考え方するヤツなら人の感情面も有利に使いそうだなと思っただけさ。
友達……ね。
あんたの今の態度、演技には見えなかったねえ……。
(127)2005/07/13 01:43:59
流れ者 ギルバート
・・・。
ニーナは・・・生きているはずなんじゃないのか。
コーネリアスは、助からなかった・・・と見ていいのか。

くそ、ケネスを追うか?
(128)2005/07/13 01:45:47
牧童 トビーは、お嬢様 ヘンリエッタの言葉に険しい顔をした。
2005/07/13 01:46:07
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは近づいてくる人影がケネスである事を視認した]

【なんで…なんでよりによってケネスがあたしの方にくるの…よりによって…】

[ニーナはまたもわき腹が痛むのを感じた]

【なんで、今傷が痛むの?なんで、あたしのあたしの死にたい気持ちをゆるがせるの?なんで、痛みに恐怖を覚えさせるの?

 痛みの恐怖も死の恐怖も克服したと自分に言い聞かせていたじゃないか!

 あたしは死にたいんだあたしは死にたいんだあたしは死にたいんだあたしは死にたいんだ…】

[近づいてくるケネスと目があう。ケネスはにっこり笑い声をかけようとする]

【…………だめ…やっぱり死にたくない……この人と離れたくない…でも…それもだめだ…】

[ニーナはゆっくりと手を広げケネスに微笑んだ]

ケネスさん……あたしを…殺して?
(129)2005/07/13 01:46:19
美術商 ヒューバート
[果蒼はドアを開けて入ってきた男に気がついた]

・・・アンタは誰だ!?
ココは一体どこだ!?
ゲームは・・・一体どうなったんだ!?
俺が目覚めたって事はJIN-ROHのゲームは終わったのか!?

・・・

メイは・・・メイは一体どうなった!?

[果蒼は突然目の前に現れた男に疑問をぶつけはじめた]
2005/07/13 01:47:05
新米記者 ソフィーが「時間を進める」を選択しました
のんだくれ ケネス
―南区 アーノルド邸付近―

クソ……クソ。ああ、気分わりぃ。
野郎共、殺す殺さねぇってくだらねぇ話ばっかしやがって……

[ぶつぶつと悪態を付きながら、南区を歩く]
[しんと静まりかえった街にももう慣れ、恐怖は感じなかった……ふと、ニーナの姿が見える]

お……よお、ニーナ。どこ行ってたんだ?
(130)2005/07/13 01:49:13
のんだくれ ケネスは、見習い看護婦 ニーナの突然の言葉に、呆気にとられた。
2005/07/13 01:49:24
牧童 トビー
LUNATIC、君は忌々しいほどに有名人だね。これほどとは思わなかったよ。

あいつを知っている、か。……邪魔だな。
(*31)2005/07/13 01:49:39
お嬢様 ヘンリエッタ
ヒューバートの存在はJIN-ROにとっちゃ助かってたと思ったんだが、ヤツは殺された。
あんたとメイはヤツについてた。ヤツが殺されたらあんたたちは有利になる。疑いが行きにくくなるからね。

あんた達にとっちゃ大勢で固まっているあたしらか単独だけど行動力のあるグレンやギルは脅威だろうからね……。JIN-ROの疑いからそれたうえにこっちに疑惑を向けられれば時間をかせぐことができる。攻撃する口実もできる。
そう思ったんだがね……
(131)2005/07/13 01:51:02
のんだくれ ケネス
[アーノルド邸にいる集団からは少し離れていた。ここからでは双方ともに見えない]
[ケネスはニーナを見つめる]

……なんで?

[しばらくして、ただ、そう聞いた]
(132)2005/07/13 01:51:50
のんだくれ ケネス
殺す、殺さない。
殺す、殺さない。
殺す、殺さない。
殺す、殺さない。
殺す、殺さない。
殺す、殺さない。


……殺して、かよ。
2005/07/13 01:53:37
お嬢様 ヘンリエッタが「時間を進める」を選択しました
お嬢様 ヘンリエッタは、のんだくれ ケネスがいないことに気がついた。
2005/07/13 01:54:07
お嬢様 ヘンリエッタ
……あいつ……こんな時にどこ行きやがったんだ?
ったく……ふらふらふらふらと。
(133)2005/07/13 01:55:37
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはケネスの質問にあっけにとられた]

なんで?…なんで、なんでなんて聞くの!
なんでなんて聞かないで殺してくれれば
あたしのストーリーは完成なのに!

なんで…なんでかなんてわかったら殺せなんていわないよ!

……なんでだか考えるのに疲れたから…殺してほしいんだよ…自分で死ぬ勇気なんてないから……

…死ぬならあなたの手で殺してほしいの…そうしないとあたしの決心はまた鈍るの!決心の鈍った世界は生きるにはつらすぎるの!

だから…

[ニーナの頬を涙が伝う]

なにも聞かないであたしを殺して?ね?
(134)2005/07/13 01:57:07
お嬢様 ヘンリエッタは、牧童 トビーに「疑って悪かったよ……」と小さな声でつぶやいた。
2005/07/13 01:57:28
学生 メイ
ヘンリエッタちゃんには、自分のために私がわざとヒューバートさんを殺すように見えるんだ。
言いがかりにしても酷いよ…。

[メイは、ヘンリエッタの言葉に泣きそうな表情を浮かべた。]

ダメ…。
私も少し頭を冷やしてくるね。

[メイは、立ち尽くしたままソフィにすまさなさそうな表情を浮かべると、ケネスが歩いていったのと逆方向に立ち去った。]
(135)2005/07/13 01:57:37
見習い看護婦 ニーナ
【これはあたしの心からの願い】

【この願いがあたしがあたしだという証明】

【この願いだけは…JIN-ROHにもハッキングさせない…】

【あたしはあたしの願いの為に死ぬ…あんたたちのルールなんてそのための道具でしかないのよ…】

【そうよね…JIN-ROHのケネスさん……】
(136)2005/07/13 01:58:37
のんだくれ ケネス
[ニーナの涙を見、胸の内でため息をつく]
【死にたがり、かよ……手に負えないぜ】

……ニーナ。昨日、コーネリアスの遺言を記したメモ、見たよな。
おめでとう。やつの言葉を信じるなら、お前はプレイヤーに殺されることはない。

オレも、お前を殺す気はねぇよ。人殺しにはなれねぇ。

[改めてニーナを見やり、その頭上には彼女のID……kt-nが表示されていた]
(137)2005/07/13 02:02:53
流れ者 ギルバート
・・・・・・。
あぁ・・・っ?

―南区:ケネスの後方、民家の陰―

何を、言ってるんだ・・・?
生きたい。その前提すら、違うのか。

遺言・・・コーネリアスはやはり助からなかったのか。
メモ・・・俺は無視することにしたが。
皆は、信じることにしたのか?
(138)2005/07/13 02:07:32
農夫 グレンが「時間を進める」を選択しました
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは激しく首を振った]

…そんな話をしているんじゃないの!

あたしは…あたしの世界が壊れる事を恐れているの!

ここが現実でも、ここの外が現実でも関係ない…あたしにとって揺るがなく残っているのはあたしの世界だけなの!

そして…あたしの世界が今崩れかけてる…あなたのせいで…

だから、あなたには責任を取ってあたしを殺してほしいの…

[ニーナはケネスの目を見つめた]

でも…あの怪物はやめてね…あたしはあなたの手で殺されたいの…JIN-ROHのケネスさん…

あたしがJIN-ROHでない事なんて最初からわかっていたんでしょ?
(139)2005/07/13 02:09:56
のんだくれ ケネス
殺されかけたことがある。

博打に溺れ、ヤクザに闇医者に連れてかれて、臓器を丸ごと持ってかれそうになったことがある。
麻酔を打たれそうになり、オレは死にものぐるいで逃げた。
そのときのことは良く覚えてないが、恐怖に押しつぶされそうで、それだけで死にそうだった。

殺すことなんざできやしない。誰だって死にたくないんだ。

けど、なんでこいつは、オレに殺してくれなんて……
2005/07/13 02:10:17
農夫 グレン
[メイが立ち去るのを最後まで見届けていた]

……ふぅ……。

[ドサリと座り込む]
【わかんねぇ……俺を刺すつもりだったのか? でも……先に殺そうとしてたのは俺だからな……】

[銃を握り締めた手が汗をかいていた]
【……流れるのは血だけじゃないんだな……】
(140)2005/07/13 02:13:46
のんだくれ ケネス
【JIN-ROH……オレがJIN-ROHか。オレに……殺されたい……】
[どこからか、怒りが沸いてくる]

【ああ……そうかよ】

……ワケわかんねぇ。
ムカつくぜ……ムカつくよ。お前。
お前、生きたいってのに、殺されるヤツがいるって分かってるか?
オレは死にたくねぇ。だけど、ヤクザに臓器狙われて殺されそうになったことがあるぜ。死ってのがどれだけ恐いか知らねえだろ。

[歯を食いしばる。ニーナを睨んだ]

ああ、分かったよ。殺してやるよ。
その代わり、オレはんな理由で殺しなんかしたくねぇ。
お前が死にたいんなら、オレを殺しに来いよ。そしたら、オレもお前を殺しに行ってやる。
(141)2005/07/13 02:18:20
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはケネスの姿を探している]

ったく!あの馬鹿どこに行きやがったんだ……!

[ヘンリエッタはキョロキョロしながら屋敷跡へ近づいた]
(142)2005/07/13 02:21:24
牧童 トビー
ぼくも頭を冷やしてこよう。熱くなりすぎたよ。

[トビーは歩いていった]
(143)2005/07/13 02:21:26
のんだくれ ケネス
……うぜぇ。
JIN-ROHよりもうぜぇよ……殺す? 殺される? 殺してくれ?
お前ら、現実になるって分かってるんだろうが。

うぜぇよ……もう。何もかもがよ。
2005/07/13 02:21:45
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
牧童 トビー
まだ……胸が痛む。ヘンリエッタのせいだ。
(*32)2005/07/13 02:22:31
牧童 トビー
君は、ぼくの傷を刺激した。
君は、あれの名前を知っていた。

君の存在は、癇に障る。生きているだけで迷惑だ。
(*33)2005/07/13 02:22:45
牧童 トビー
[トビーの目が赤く染まる]
(*34)2005/07/13 02:23:02
牧童 トビーは、何かぶつぶつと呟きながらふらふらと歩いている。
2005/07/13 02:23:19
牧童 トビー
五つの扉 五つの鍵にて目覚めよ
封じられし“死”への架け橋 いま闇夜を渡れ

我が祈りを形と成し 哀れな者に慰めを
我が想いを形と成し 罪深き者に裁きを

冥界の使いよ 悲しみを癒せ
(*35)2005/07/13 02:23:34
牧童 トビー
さよならだヘンリエッタ。深紅のウェディングドレスをまとって冥界の王に嫁ぐがいい!
(*36)2005/07/13 02:24:07
お嬢様 ヘンリエッタ
おい!大宮!

[ヘンリエッタは屋敷の中をのぞきこむ。屋根が破壊されて廃墟になった玄関の中へ入り込んだ。]
(144)2005/07/13 02:24:18
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは涙を溜めた目でケネスを寂しく見つめると悲しげにわらった]

…あはは…あはは…あは……は……は…

…あたしの求めたのはこんな結末じゃなかったのにな…

どこで話が食い違っちゃったんだろう……はじめからか…あたしの前提が間違えていたのか…

【でも、死にたがらなければあたしは生きてこれなかった……やっぱり、決心が揺らぐと自分がコントロールできないんだね…】

…生きたい人がたくさんいるのは知ってるよ……あなたは生きるために…あたしを殺したいんだね…

そうやって自分をごまかさないと…生きられないんだね…

わかったよ…

[ニーナはこぶしを握り、構えを取る]

……でも…あたしはこんな結末は望んでいなかったんだよ…
[ニーナの目からはとめどなく涙があふれている]
(145)2005/07/13 02:24:22
お嬢様 ヘンリエッタ
[目の前にふわりと影がまった]

【何だ……?今のは……?】

おい!大宮か?

[向こうから誰か近づいてくる。天井からの月の光に照らされて顔が浮かび上がってきた]

……ローズ……姉ちゃん……?
(146)2005/07/13 02:28:07
流れ者 ギルバート
って、オイ・・・!

お前ら・・・何がしたい!
本当にやる気か!

[ギルバートは少し慌て気味に陰を飛び出す。]
(147)2005/07/13 02:29:56
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはすばやくケネスの懐にもぐりこむと一撃を加えた]

…近接戦闘で武道家にかてるわけがないじゃない…

…これでも…まだ本気じゃないのよ…

[ニーナはこぶしごしにケネスの体の感触を感じている]

【あぁ…あたたかい…】
(148)2005/07/13 02:31:18
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタは呆然とローズの姿を見つめている。黒いローブが風に揺れてなびいている。長い鎌がきらりと光った]

【ローズは死んだはず……この姿は……確か……LIBERTYで……】

……!
サモン=デスかっ!

[ヘンリエッタは慌てて外に飛び出した]
(149)2005/07/13 02:33:27
のんだくれ ケネス
[構えを取ったニーナが、一瞬で間合いを詰める]
[拳が身体にめり込み、苦悶の声が漏れる]

違うぜ、お前から動いたってこっちは十分殺せる……

【オレの魔法は他の奴らとは違う。長い詠唱なんか必要ねぇ……制限時間内に、正しい詠唱をする。それさえできれば、お前がこっち来るより早く唱えられる】

[ケネスは手のひらをニーナに向ける]
(150)2005/07/13 02:35:09
のんだくれ ケネス
バスガス―――

【前は、できなかった】
【だが、あれは焦って正しい発音ができなかったからだ】
【今は違う】
【今は、焦っちゃいない】
【ただ……怒っている】

―――爆発!

[瞬間、派手な爆発が起こり、ニーナの十数メートル背後にあった民家の壁が爆散した]

……け、ちくしょう。

[悪態をつき、ケネスはニーナに殴りかかった]
(151)2005/07/13 02:36:09
のんだくれ ケネスが「時間を進める」を選択しました
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナが攻撃をよけるとケネスは勢いあまってころんだ]
[その上に馬乗りになるニーナ]

[ニーナは馬乗りになったまま、ケネスを殴り続ける]

さぁ!早く殺してよ!ねぇ!

本気で殺しにいったらあたしを殺してくれるんじゃなかったの!

ねぇ!はやく!早く殺してよ!そうしないと…

【あたしは自分のためにあなたを殺してしまいそう!】

[ニーナは涙を流しつつ、ケネスの事を殴り続けた]
[そう、ひたすらに]
(152)2005/07/13 02:37:14
牧童 トビー
そうだよ、愛しい死神さ。ぼくの奪われた二つのもの……なくしてしまったもの……ぼくの想いをこめて、その姿に宿した。

大人しくしておいで、ヘンリエッタ。足掻けば、苦しむ。
(*37)2005/07/13 02:37:34
牧童 トビー
[トビーはヘンリエッタが飛び出してくるのを見た]

どうした、ヘンリエッタ!
(153)2005/07/13 02:38:25
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタが飛び出した瞬間、死に神の鎌が元いた場所をなぎ払った。少し残っていた壁が割れ、破片が飛び散る]

うわっ!!

[ヘンリエッタは土の上を転がり、慌てて起きあがった。膝をすりむいている。]

ったーっ!
ちょ……っとまてっ!あたしのレベルでこんなん相手できるかよ!!
(154)2005/07/13 02:38:34
牧童 トビー
彼女の鎌は、彼女の慈悲だ。受け取れヘンリエッタ。
(*38)2005/07/13 02:40:05
牧童 トビー
大丈夫か、ヘンリエッ――。ロ、ローズ、マリー……。
(155)2005/07/13 02:41:45
流れ者 ギルバート
くっ!

[爆風の煽りを食う。]

くそ、止められないか・・・!
魔法で接近できない、接近してもニーナには勝てそうも無い・・・!

オイ・・・!
くそ、何なんだよ!何なんだよ!

何もできない、何も、何も分からない、何も!

俺は止めるぞ!
俺は俺のルールに従う!
嫌なら自分の力で貫くんだな!

[懐のナイフを握り、ケネスをひたすら殴り続けるニーナに投擲する!]
(156)2005/07/13 02:42:13
農夫 グレン
[爆発音が聞こえたと同時にヘンリエッタが焼けたアーノルド邸から飛び出してきたのが見えた。その後ろに……]

ローズ?!
(157)2005/07/13 02:42:25
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタはトビーの姿に気がついた]

逃げろトビー! こいつはあたしらのレベルじゃ……っ
うわっ!

[目の前にローズが立っている。静かに……優しく微笑みながら。]
[そして、ゆっくりと鎌を振り上げる。]

やばっ!うわーっ!

[ヘンリエッタは後ろに飛びすさった。鎌が目の前を行きすぎる]
(158)2005/07/13 02:43:59
のんだくれ ケネス
[何度目かの、ニーナの拳が当たる。地面に頭を打ちつけ、そのたびに気が遠くなる]

【ちっくしょ……くそ……】
【まだ……殺してやってねぇのによ……】
【オレに頼んでくれたヤツに……答えてねぇのに】
【ああ、こりゃ……】

[身体が動かなくなってることに気づいていた。同時、光に包まれていく]

【死ぬな……】

[一瞬だけ大きく輝き、光が空へと上っていった]
(159)2005/07/13 02:44:17
牧童 トビー
――サモン=デスか。それにしても……。

[トビーは闇夜を舞う黒衣のローズマリーを見上げて呟いた]

相当に、洒落がきついね。まるでローズマリーの怨念が宿ったかのようじゃないか!

[トビーはダガーを引き抜いた]
(160)2005/07/13 02:45:19
お嬢様 ヘンリエッタ
[くるりと振り向いて走り出す。]

あたしが……狙いなのか……?
それなら誰も巻き込ませるか!

[海の方へ向かって走り出す。ちらりと振り向くと自分の方へまっすぐに向かってくるローズの姿が見えた。]

【……あいつ……魔法……ほとんど効かなかったよな……】
(161)2005/07/13 02:48:36
農夫 グレン
う……あぁっ……
[銃を構えるが、腕が震えて狙いが定まらない]

【何だ?何が起こってるんだ? 何でローズが?!】
(162)2005/07/13 02:49:00
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナは目標を見失い、こぶしをとめる暇もなく地面を思いっきりたたきつける]

いた………ケネス…ケネス!

…しんじゃいやだよ…あたしを殺してくれるんじゃなかったの?ケネス?

あたしは、あなたを殺したくて…そして、でもあなたと離れたくなかったんだよ…殺されたくても離れたくはなかったんだよ!じゃあ、そうすればよかったんだよ…

[ニーナ号泣すると、地面に崩れこんだ]
[だが、地面はひんやりと冷たい感触をニーナに与えただけだった]
(163)2005/07/13 02:49:07
見習い看護婦 ニーナ
【…あたしは結局なにがしたかったんだ!】
【あたしは、ケネスとどうなりたかったんだ?】

【これがあたしの望んだ結末か…あたしの望んだ関係のある死ってやつか?】
【ならば、死ぬべきだったのはあたしだったんじゃないのか?なんであたしが取り残された関係に苦しむ側にまわっているんだ!】

[ニーナは大声をあげて泣きじゃくった]

【冷たい地面は…あたしにぬくもりを与えてなんてくれない…】
(164)2005/07/13 02:52:11
牧童 トビー
ちっ、ヘンリエッタ! 接近戦ができる人間じゃないだろ君は!

[トビーは死神ローズに背後から斬りつけたが、美しい死神はふわりとかわした]
(165)2005/07/13 02:52:44
見習い看護婦 ニーナは、声をあげるのに疲れ、その場で背中を震わせている。
2005/07/13 02:53:35
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタは海へ向かうワープポイントへ走った]

あと……少し……
みんなから引き離さなきゃ……

!!!!

[ワープポイントに黒いローブが浮かび上がる]

……くっ!テレポートか……っ!
戦うしか……ねえよ……な……

[ヘンリエッタは立ち止まると、詠唱をはじめた]
(166)2005/07/13 02:55:05
牧童 トビー
本気で戦うつもりはないけどね。少しは、“演じて”おく必要がある。

ふふ……ヘンリエッタ、一人で死ぬ気なのか。誰も巻き込まないようにする気なのか。高貴な心の持ち主だね。殺すのが少々惜しいぐらいだよ。

だからこそ殺すけどね。惜しまれる死こそ美しいものさ! アハハハハッ!
(*39)2005/07/13 02:55:21
お嬢様 ヘンリエッタ
永久を過ぎ行き 往き交う風よ 優しき流れ たゆたう水よ すべてのものに白い息吹を
(167)2005/07/13 02:55:51
お嬢様 ヘンリエッタ
空と大地を渡りしものよ 優しき流れ たゆたう水よ 盟約の言葉により 我に従い力となれ!

[氷の固まりが一瞬ローズを包み込む。]

きい……たか……?

[次の瞬間、ローズの姿が消え、目の前で何かが光った]
(168)2005/07/13 02:57:50
農夫 グレン
[フラフラと引きずられるように、ローズマリーの形をしたものを追いかけた]
(169)2005/07/13 02:58:06
牧童 トビー
ヘンリエッタ! よけろ!
(170)2005/07/13 03:00:57
お嬢様 ヘンリエッタ
きゃーっ!

[ヘンリエッタは血しぶきを上げながら後ろにはじき飛ばされた。ローズの姿をした死に神が妖艶に微笑んでいる。]

[ヘンリエッタはそのまま地面にたたきつけられた]
(171)2005/07/13 03:00:58
学生 メイ
[メイは1人になると、こぼれてくる涙を止める事が出来なくなっていることに気がついた。]

全然、冷静じゃないや。
……誰がJIN-ROHなんだろう?

もしかして、JIN-ROHは私のすぐ側にいる?
(*40)2005/07/13 03:02:02
学生 メイ
[メイは、おそろしくなってふと後ろを振り返った。]
(*41)2005/07/13 03:02:32
流れ者 ギルバート
・・・っケネス!

[ケネスがゆっくりと光に包まれる。]

くそぉおおおおおおおおおおっ!

どうして!
どうして死に急ぐ!

何かと誰かと、関わりを持つ限りは、捨てちゃいけないものを!どうして簡単に捨てる!

[ギルバートの第一者視点が全てを押しつぶし、叫び声を上げ続ける。]

捨てるな、捨てるなよ!
諦めもするな、停滞もするな!

生きているんだろう!
自らの持つ現実、少なくともその中に!
(172)2005/07/13 03:03:04
見習い看護婦 ニーナ
[泣きすぎて酸欠状態になっている事に気がついたニーナは顔を上げて息をする]

はー…はー……ケネスぅ…

[ニーナは地面に落ちているナイフに気がついた]

…誰かいるのか…?

…誰か見ていたのか!
(173)2005/07/13 03:03:12
お嬢様 ヘンリエッタ
ちっ……くしょう!負けるかよ!
あたしは……全員で……帰るんだからな!

[ヘンリエッタはよろけながら立ち上がり次の詠唱を開始する]

す……べて……の……力の……源……よ……空……を彷徨……う雷……よ……
(174)2005/07/13 03:04:06
学生 メイ
[メイの目の前に唐突に、またヴィジョンが広がる。]

血しぶき。

鮮明な赤。

少女の悲鳴。

頬笑む黒いドレスの美しい死神。
(*42)2005/07/13 03:05:12
牧童 トビー
くっ、もう止めろローズマリー! いったいヘンリエッタに何の恨みがある!

[トビーはヘンリエッタの元へ全力で走った]
(175)2005/07/13 03:05:14
流れ者 ギルバート
[・・・ニーナを見やる。その拳は傷ついていた。

罪悪感すら、覚えた。
何故か、とても悪いことをしたような気がした。
最も純粋なものを見た気がしたからだ。

頭を振る。]

見ていた。見ていたさ。気付けよ・・・。
ナイフまで、無意識に避けてくれやがって。
(176)2005/07/13 03:06:43
学生 メイ
『そうだね、AKIRA。
君がもう少し、真実を知ってみるのも悪くない。』

その声はだれ?
(*43)2005/07/13 03:07:47
お嬢様 ヘンリエッタ
我が手……に集……い……て……力と……なれ……っっっ!!!

[死に神は微笑んだまま動かない。]

【あいつ……余裕……店手やガル……っ】

[背筋に冷たい物が走る]

こんの…っ!野郎っっ!!!

[無数の雷の矢がローズを貫く。次の瞬間、矢は地面に大きな穴を開けた。]

素通り……してやがる……
(177)2005/07/13 03:08:09
お嬢様 ヘンリエッタ
トビー!くるなっ!逃げろっ!!

[トビーに気を取られた瞬間、ローズの鎌がヘンリエッタの身体を切り裂いた]

!!!!
(178)2005/07/13 03:10:09
学生 メイ
『ヘンリエッタは、ローズマリーの幻影によって美しい死を迎えるのさ。もうすぐだよ。君にももっとはっきりみせてあげようか?』
(*44)2005/07/13 03:10:35
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヘンリエッタの身体が宙を舞い、駆け寄ってくるトビーの前にどさりと落ちた]
(179)2005/07/13 03:11:00
学生 メイ
[メイの目の前に、ローズの鎌がヘンリエッタの身体を切り裂く、その光景が鮮明に映し出された。]
(*45)2005/07/13 03:11:53
学生 メイ
ヘンリエッタちゃん?
(*46)2005/07/13 03:12:32
牧童 トビー
エッタァーッ!

[トビーはヘンリエッタに駆け寄ると、少女の身体を抱き寄せた]

しっかり……しっかりしろヘンリエッタ!
(180)2005/07/13 03:13:03
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはギルバードの顔を見つめる]

…えへへ!とんだところを見られちゃったなぁ…

[ギルバードの哀れむような視線に気がつく]

そんな目でみないでよー!ほら、えっと、あれ、全部演技だからさ!ほら!
コーネリアスさんのメモみたでしょ?あれみて、あたしケネスさんがJIN-ROHだと思ったからさ!で、ほら…ねぇ…

[ニーナはあふれる涙が抑えられなくなり下を向く]

だから…ほら…ほっといてくれないかな……

【それとも…あたしを殺してくれるの?あなたが?】
(181)2005/07/13 03:18:25
お嬢様 ヘンリエッタ
ち……っくしょう……
あたしは……死ぬ……みたいだ……ね……

[ヘンリエッタは薄く目を開けてトビーを見た]

……ヤツを……殴り飛ばせなかったのが……悔しいがね……。
……あたしは……リアルで死ぬとは信じ……ない。
絶対に……起きあがって……見せる……さ……。
あんた達は……あのあほう共を……ぶんなぐって……笑いながら戻って来てくれよ……。
[ヘンリエッタは無理矢理口をゆがめて笑うと光になって消えていった。]
(182)2005/07/13 03:18:34
牧童 トビー
[ヘンリエッタが腕の中で光に変わる]

[トビーは、また命が一つ喪われていくのを知った]
(183)2005/07/13 03:20:17
農夫 グレン
[トビーがヘンリエッタを抱えているのが視界の片隅に写るが、グレンは動けずにローズマリーの形をしたものを見ている]

【……ローズ……よせよ……そんな目をするなよ……】
(184)2005/07/13 03:21:34
学生 メイ
………ヘンリエッタちゃんが死んだ?
なぜ、私にこんな光景がみえるの?

……ハーヴェイくんの時も。
なぜ?
(*47)2005/07/13 03:21:54
牧童 トビー
[トビーが見上げると、まだそこに美しい死神が佇んでいた]

[死神は恍惚の表情を浮かべたままトビーを見下ろしている。彼女はその唇についたヘンリエッタの返り血を、舌で二度、三度、舐め取った]

[そしてトビーに穏やかな微笑をみせると、黒いドレスが、緑の髪が、そしてその微笑が、音もなく闇に溶けていく。やがて月光を受けて煌めいていた禍々しい鎌も光を失い、あとは静寂だけが残った]
(185)2005/07/13 03:22:15
学生 メイ
JIN-ROHはどこにいるの?
(*48)2005/07/13 03:22:18
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
[ギルバートは、もう一方のナイフを握っていた手を離す。

自分でも、何故そうしたのか分からない。
警戒を解くべきでは、なかったと思う・・・本当は。]

分かった。放っておく。そこにいろ。

皆のところへ行く。
・・・伝えて、来る。
事実だけを。

・・・悪かった。

【何が・・・悪かったんだよ。俺・・・。】
(186)2005/07/13 03:26:24
学生 メイ
[メイの声がむなしく響き彷徨う。メイは闇の中に*独り取り残された*。]
(*49)2005/07/13 03:28:33
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはフラフラと立ち上がった]

ここで待っていろか…

【残酷な事をいうね…こんな冷たい地面の上にいつまでもいられるわけがないじゃない…】

[ニーナは西区にむかってふらふらと歩いていった]
[ニーナが泣きじゃくっていた地面は、ニーナの体温で*少しあたたかくなっていた*]
(187)2005/07/13 03:30:31
流れ者 ギルバート
[ギルバートが見たのは、月を見上げ座り込むトビーと、呆然と視線を宙へ送るグレンだけだった。]

・・・おい。どうした。

[・・・反応が無い。]

・・・なにか、あったのか。

・・・動けよ!次を見ろ。
何があった。教えてくれ。

ケネスが死んだ。ニーナと殺し合いをして、ケネスが負けた。

・・・聴こえてるか。
(188)2005/07/13 03:31:08
牧童 トビー
ギルバート……。

ヘンリエッタが死んだ。ローズマリーの姿をした死神が彼女の命を……。
(189)2005/07/13 03:33:31
農夫 グレン
[ヘンリエッタとローズマリーの形をしたものが消えた後も、虚空を見つめたまま動けずに呆然としている]

……俺は……何を守れば良かったんだ?

[ギルバートの声が、遠い世界のこだまのように響いている]
(190)2005/07/13 03:34:46
牧童 トビー
[トビーは立ち上がろうとしてよろめき、仰向けに倒れ込んだ]

また二人、死んだのか……。

[トビーはそう呟くと、*気を失った*]
(191)2005/07/13 03:35:39
牧童 トビーが「時間を進める」を選択しました
流れ者 ギルバート
トビー!どうした。

[近付く。気を失っているようだ。息を吐く。]

ふぅ・・・。驚かせるなよ。

[グレンを見る。その視線は未だ虚空を彷徨っていた。]

グレンは、グレンのルールを守ればいい。
グレンはどうしたい。・・・それが全て。
でも、それが俺の目的を妨げるなら、俺は全力で抵抗する。
それだけだ。

・・・ソフィーとメイにも伝えてやってくれ。

[踵を返す。]

【どうも・・・不合理な行動をとってるな、俺は。】

[自嘲する気にすら、なれなかった。]
(192)2005/07/13 03:47:35
農夫 グレン
あ……あぁ。聴こえているよ。わかった……。
[トビーを抱え上げた]

メイのところに連れて行く……。
(193)2005/07/13 03:49:15
農夫 グレン
[うつむいたままトビーを抱えて、元の道を*戻っていった*]
(194)2005/07/13 03:53:56
流れ者 ギルバート
[ニーナが立ち上がり、ふらふらと西区へ向かうのは見ていた。

今日は、放っておこう。そう思った。

それは、罪滅ぼしかもしれなかった。]

【・・・何の、だ。
引っ張られるな、俺。
俺は俺のルールの下に動く!
明日同じ事をしようとしたら・・・殺す。】

[ニーナの顔が脳裏に浮かぶ。]

【殺してくれと、ケネスに言った。
純粋な現実だったのだ。紛れもなく。それは、彼女の。】

【・・・っは。本当は、監視しておきたいくらいだったがな。】

・・・あぁ、くそ。こんなの、俺じゃねぇ。
(195)2005/07/13 03:55:48
流れ者 ギルバート
[煙草を咥え、火を点ける。もう残り少なくなっていた。]

これが無くなる前には、ここから出たいな・・・。
これが無くなったら、多分、うっかり死にたくなるかもしれない。

[・・・ここでようやく、自嘲することができた。]

今日も、どっかの家を借りて寝るか・・・。

[落ちていたナイフを拾い上げて懐にしまうと、ギルバートは*立ち去った。*]
(196)2005/07/13 03:56:59
学生 メイが「時間を進める」を選択しました
学生 メイ
[アーノルド邸に戻りかけていたメイは、途中で気絶したトビーを抱えたグレンに出会った。]

ヘンリエッタちゃんが、サモン=デスの姿をしたローズマリーに襲われて死んだ?

そんな…。

[メイは、グレンから預けられたトビーの体を茫然として抱えた。]
(197)2005/07/13 07:17:10
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