未亡人 オードリー >>197 そう、認めるのね… 心はこちらにもう無いって… もう、運命に逆らう気は無いね… あの事件の時…間違いなく貴方は居なかった… それだけは言える…でも… 皆が明日を間違いなく迎える為なら… 私は貴方と刺し違えるべきなのかも… | |
(198)2005/05/26 16:38:19 |
未亡人 オードリー | |
2005/05/26 16:48:24 |
未亡人 オードリー ――再び混線中―― 牧師真、ケ狂 今日:占霊怪怪狂村村 オル??ケネ? 明日:霊怪怪村村 ル??ネ? 牧師怪、ケ狂 今日:占怪怪狂村村村 オ?ルケネ?? 明日:怪怪村村村 ?ルネ?? 怖っ… 寡黙二人残り&明後日手がかり無し… 生き残りたくない世界だわ…今日死ぬけど ――放送事故をお詫びいたします―― | |
2005/05/26 17:06:33 |
未亡人 オードリー ↑ケネス吊った場合の世界よ… はっ…嫌…また記憶が混乱している しっかりするのよ、オードリー… | |
2005/05/26 17:08:55 |
見習い看護婦 ニーナ [ニーナは、ゆっくりと目を閉じると、返事のない相手へ語り始めた] そう…あれは3年前…、 12歳で両親と家とを失い孤児になった私は、別の街で物乞いをし…時には盗みまでして、なんとか生活していたわ…。大人が妙に怖くて、保護を求めることは出来なかったのよ。 『蒼い髪のお嬢さん、私の財布をどうするつもりですか?』 くすっ、先生ったら…盗みを働こうとした小娘にまで、丁寧な口調だったわね…。 先生は、見るからに知識階級で…裕福そうだったわ。脇に下げていた大きなボストンが、外からの来訪者である事を告げていた…。 素早く先生の懐に差し込んだ筈の腕を掴まれて、まじまじと見つめられて…、心臓が凍るかと思ったわ。 それで逃げようと必死にもがいた時、このペンダントが襟口から飛び出したのよ。 誰からも見つからないように、服の下に隠していたのに…。 | |
(*7)2005/05/26 20:52:10 |
書生 ハーヴェイ 俺は…なにも…やれてない… | |
2005/05/26 20:53:23 |
見習い看護婦 ニーナ 先生は、嫌がる私からペンダントを取り上げると、丹念に調べながらこう言ったわね。 『…これを何処で?』 『…ママの形見よ!…返して…!』 すると先生はゆっくりと目を見開き…、私を興味深げに長いこと見つめたわ…。 沈黙が怖くて、私の躯が小さく震え出した頃、 『私と一緒に来なさい』 って…、くっ、ふふふ…。いきなり何を言い出すのかと、頭が真っ白になってしまったのよ、私…。 『…何故なら、貴女は私と同じ、深きもの、なのですから』 そう言って、眼鏡を外した先生の目は……、瞼がなくギョロリとして…異様に飛び出したおぞましいものだった…。 だけど、それを見た瞬間、私の中の恐怖が一掃されたわ…。不思議と穏やかな気持ちになって、自分の中に流れている種族の記憶をほんの少しだけ思い出したの。 そして、ようやくあの惨劇が何を意味していたかを理解した…。 母は人ではなく…自分もまた、人ではないく…。そして先生は…、そんな自分の、ようやく出会えた同胞なのだと…。 先生が眼鏡をかけ直すと、どんな魔術か…目は人間のものに戻ったけど、私はもう迷わなかった。 | |
(*8)2005/05/26 20:53:50 |
見習い看護婦 ニーナ 『貴女はまだ幼く、変化には時間がかかる。…それまで私が面倒を見ましょう』 …そうして先生は私に、凍える事のない住居を、飢えることのない食事を、襤褸ではない服を、先生の助手という居場所を、与えてくれた…。 そう…、今の私の全ては、先生に与えられたもので出来ている…。 なのに、先生は私を置いて逝ってしまうのね……。 嗚呼…気配が、もうこんなに薄い…。 でも…先生、不思議よね? あんなに先生に縋り付き、頼って生きて来た私なのに…なんだかもう、あんまり悲しくないの……。 この村で初めて人を殺してから…心がどんどん変わって行くのを感じるのよ……。 先生……先生………愛していたわ…さようなら…………。 ダゴン様と、ハイドラ様に。 ここに居る人間全ての絶望と狂気と魂を、捧げてみせるわ………。 | |
(*9)2005/05/26 20:55:18 |
未亡人 オードリー (オードリーの日記:3日目続き) 遂に私は胸の内を告白した…神の御前に全てを… これが皆をどんな運命に導くのか解らない… 不安が消えた訳ではない… 牧師様が…ニーナが…嘘を付いていたら… やっぱりケネスと刺し違えるべきだったの? 私の疑念は尽きない… ネリー…どうか、貴女だけは… 生きて外の光を浴びて欲しい… 夜明けが近付いている… 私の運命の時が… 私は明日の光を見れるだろうか | |
2005/05/26 20:58:23 |
見習いメイド ネリー >>208 ニーナ、奥様はあなたが化け物だとは断定してはいないわ。 それにあたくし…どんなことでも起こり得ると思っているの…。 本当に誰も信じられないわ…でも奥様がディープワンならばあたくしやケネスさんを庇う理由は何かしら…? ケネスさんの真偽は明らかではございませんが、無力なあたくしに関しては、陥れて処刑してしまう方がよほど理に適っていますのに…。 | |
(210)2005/05/26 21:22:38 |
見習いメイド ネリー >>211 ええ、そうですわね…。 でもあたくしは、自分がそのどちらでもないことを知っておりますの…。 だから奥様がディープワン側だった場合の目的が推測できないのですわ…。 却って物思いが増えてしまったのです。 奥様がたとえディープワンであろうとその狂信者であろうと、あたくしに奥様を断罪できないことなど、奥様にはおわかりでいらっしゃるはずですわ。 ですから奥様がディープワンでいらっしゃったとしても、あたくしをわざわざ味方に付けるような行動を取ることはナンセンスなのですわ…。 | |
(212)2005/05/26 21:35:36 |
牧師 ルーサー >>202 いや、気にすることは無い。それぞれがそれぞれを疑わなければ真実は見えないだろう。 | |
(217)2005/05/26 21:42:16 |
見習いメイド ネリー >>214 ―ネリーはケネスを揶揄した― そうですわ…あたくしや奥様をディープワンとおっしゃるなら、どうしてあたくしたちに愛を捧げてはくれませんの? …できるはずがありませんわ。なぜならあたくしはディープワンではありませんもの…。 あなたはディープワンしか愛せないのですものね…? | |
(218)2005/05/26 21:43:40 |
牧師 ルーサー >>219 そうだな、何故貴女が私を疑っていないかは、気になるところだ。 | |
(220)2005/05/26 21:45:41 |
見習いメイド ネリー >>216 ええ…あたくしがニーナの立場だったら…と思うと胸が張り裂けそうですわ…。 でも裏を返せば奥様が記憶を取り戻せれば、明日にでもニーナの潔白は証明できるかも知れないですわ…。 これももちろん奥様が本当の奥様であれば、ですけれども…。 …ああ、こんなことを口にしてしまうなんて! 奥様を疑いたくはございません…どうか奥様、元の奥様のままでいてくださいまし…! | |
(221)2005/05/26 21:47:35 |