人狼審問
- The Neighbour Wolves -
インデックス
プロローグ
第1日目
第2日目
第3日目
第4日目
第5日目
エピローグ
[1] [
メモ
/
履歴
]
(2003)黒百合に太陽を(廃墟) : プロローグ
村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
異国人 マンジローが参加しました。
異国人 マンジロー
ふふ。心地良い酔いだ──。
[男は徳利に直に口を付け、酒を呷る。
薄めの唇を歪めて嗤いの形をつくりつつ、はふ、と酒臭い息を吐く。
ほんのりと熱くなった肢体を寛げる。
奇妙にクリアな視界と程好く鈍った感覚が、妙に興をそそった。]
(0)2006/10/05 21:59:10
見習い看護婦 ニーナが参加しました。
見習い看護婦 ニーナ
あれ?
ますた いないの。
にな まいごなの?
[荒れた街にはそぐわぬ、白いエプロンの少女。
きょろきょろとあてどなくさまよっている。]
(1)2006/10/05 22:02:39
雑貨屋 レベッカが参加しました。
雑貨屋 レベッカ
[コンクリートの破片をバラバラバラと踏み散らして、剥き出しの鉄骨が歪むビルの上から、不似合いに鮮やかな青いドレスをはためかせ、女が飛び降りる。
女の背後には黒い太陽。
世界が滅びるその前に……。]
(2)2006/10/05 22:03:16
農夫 グレンが参加しました。
農夫 グレン
[朽ちかけた街には不釣合いの、頑丈そうな
銀色の物体が存在している。窓がついている。
もともとは、ワゴン車であったのだろうか。]
(3)2006/10/05 22:04:47
見習い看護婦 ニーナ
ますた ますた
にな いいこにしてるよ?
ひとりで ちゃんと きる できるよ?
ますた どこいったの?
おいてっちゃ やーの。
(4)2006/10/05 22:09:07
異国人 マンジロー
[刀を抱き、黒き太陽を仰ぎ見る。
世界が終わることなど男には何ほどのこともない。]
嗚呼、良い宵だ──。
(5)2006/10/05 22:09:17
農夫 グレン
[得体の知れぬ雰囲気を帯びながら、銀色の物体が
駆ける。陽と銀色のボディが相まって、発行物体が
朽ちかけた街を進んでいるようにも見えるかもしれない。]
(6)2006/10/05 22:11:12
見習い看護婦 ニーナ
[少女のポケットからはらりと落ちる紙片。
『きみは ごきんせいひん なので つれていけません
よいこで おるすばん してね』
紙には気づかず、少女は空を見上げた。
暗い空を裂いて飛ぶのは移民を載せたシャトル。]
(7)2006/10/05 22:14:13
異国人 マンジロー
人間五十年
下天のうちを比ぶれば
夢まぼろしのごとくなり
ひとたび生をうけ
滅せぬ者のあるべきか
[謡いながら酒を呷る。]
(8)2006/10/05 22:15:48
逃亡者 カミーラが参加しました。
逃亡者 カミーラ
[黒い太陽の照らす黄昏。
足元に砂礫と化したコンクリートを踏んで、遥か地上を見下ろす。
そこに見える人影もまた、砂粒のようだ。]
ついに、夜が、真の夜が来る。
貴方が、訪れぬ事を願った夜が。
死の境界は覆り……だが「世界」は未だ滅びぬか。
(9)2006/10/05 22:17:18
見習い看護婦 ニーナは、ちょこんと座り込んで、主を*待っている。*
2006/10/05 22:18:17
農夫 グレン
[すでに朽ちてしまった瓦礫を弾き飛ばしながら、
走る物体。その進行は乱暴で、凄まじい音を立てている。]
(10)2006/10/05 22:18:50
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
嗚呼‥─────。
我は終焉を告げる騎士─────。
(11)2006/10/05 22:25:18
酒場の看板娘 ローズマリー
私は誓いを破った騎士。
唯一なる主を見出し仕えんとて、主は我を捨て申した。
誓いを破り、私はおめおめと生き長らえるのだ。
(12)2006/10/05 22:26:19
酒場の看板娘 ローズマリーは、瓦礫に足をかけ、黒い太陽を見上げた。
2006/10/05 22:26:55
酒場の看板娘 ローズマリー
憎い憎い世界が憎い。
(13)2006/10/05 22:29:21
酒場の看板娘 ローズマリー
世界を焔の業火で焼き、世界を滅すものに力を貸さん。
(14)2006/10/05 22:30:09
酒場の看板娘 ローズマリー
我の名は、ローズマリー。
清き薔薇の処女の名を冠し、焔に身を焼かれ、焔で世界を焼くもの。過去の記憶に囚われし、我を祓うものは居ようか。
(15)2006/10/05 22:31:51
逃亡者 カミーラ
[ガラスの破片と共に、ビルから滑り落ちるように空に溶ける。
手首に纏わる緋い奇妙な形の文字を連ねた鎖が、鈍く何かの光を反射した。
その指には、更に奇妙なものが握られている。]
地上には、最早貴方に手向けるべき花はあるまい。
(16)2006/10/05 22:32:59
吟遊詩人 コーネリアスが参加しました。
吟遊詩人 コーネリアス
空に黒き太陽が浮かぶ時、世界が終わると言う…
それを確かめる為、この地へと来た。
話が本当であればこれが最後、今宵の宴、存分に楽しむとしよう…。
(17)2006/10/05 22:33:24
酒場の看板娘 ローズマリーは、淀む鶸色から麹塵色へ変化する髪の毛を長々と熱風に靡かせる。
2006/10/05 22:34:40
雑貨屋 レベッカ
──堕ちる堕ちる堕ちる堕ちる堕ちる堕ちる。
[女は笑いながら落下して行く。]
(18)2006/10/05 22:35:00
酒場の看板娘 ローズマリー
面白い事を謂う。
黒髪の女よ。
私に手向けられる花など、元よりありはしない。
(19)2006/10/05 22:35:58
逃亡者 カミーラ
[ローズマリーの前に、音もなく着地すると、微笑んだ。]
其方の為の薔薇は既に用意してある。
忘却の河の向こう、水銀の湖の畔から摘んで来た。
冥界の青薔薇。
かつて、其方に地上に在らざる薔薇を手向けたことはなかったが。
二つの世界が崩れ落ちる時には、それもいいだろう。
(20)2006/10/05 22:35:59
酒場の看板娘 ローズマリーは、「既に業火で焼き払ったのだから───。」
2006/10/05 22:36:32
逃亡者 カミーラ
[右手に握ったものを差し出す。
水晶の棘を持った、鉛色の茎の先には、奇妙な色の蕾。]
そう。
地上は焼き払われたな。
(21)2006/10/05 22:38:24
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
世界は―――
君ひとりが滅んでも、小揺るぎもしない。
君こそが世界の中心で、いや、君こそは世界と同等で
君が失われれば、世界は終わるのだと思っていたけど
それなのに
まだ世界は終わっていない。
だけど―――
この世界は終わるという。
[黒い太陽を見上げた]
ならば確かめてみよう。
君を失っても回り続けた世界が、どうして終わるものか。
せめて、生きているのか死んでいるのかすら
もう分からなくなってしまった
僕の世界が終わることを祈って。
(22)2006/10/05 22:39:36
[1] [
メモ
/
履歴
]
インデックス
プロローグ
第1日目
第2日目
第3日目
第4日目
第5日目
エピローグ
Tool
Statistical Summary
発言数
農夫 グレン
3
書生 ハーヴェイ
1
雑貨屋 レベッカ
2
見習い看護婦 ニーナ
3
酒場の看板娘 ローズマリー
6
逃亡者 カミーラ
4
吟遊詩人 コーネリアス
1
異国人 マンジロー
3
通常発言
ささやき
独り言
呻き