人狼審問

んー、AWNのブラックボックスって……。
まさか、ね？

[思案。

その時、呼ぶ声に顔を上げれば、五線譜を拾ってくれた彼女が見え。そっと手を振り微笑んで]

お久しぶりですよ。
えぇ、どうやら無事のようです。

[聞きなれた声の方に目をやると、見慣れた青い髪。
...は、思わず顔を綻ばせた]

おぉ、ようやくお目覚めか。我が姫は。

[姫の言葉に一瞬首をかしげ、ロッテと最初に出会った時の様子を思い出し、手をぽむとたたき]

あー、そういうことだったのですか。

[楽しげに笑って]

うん、ホント不思議な縁ですよね。

……そういうこと？

[...は、ハーヴェイの様子に、わけがわからず首をかしげた]

[男性陣二人の様子に不思議そうに首を傾げていたが聞こえてくる女性の声に]

あ、シャーロットにゃん！

[嬉しそうにぶんぶん手を振る]

[ハーヴェイにくすくすと微笑み返し]

…何だか本当に夢の出来事みたいですね。
あの五線譜を拾った時には、こんな事になるなんて思ってませんでした。

[クインジーの言葉に少し顔を赤らめた]

ひ、姫…って、もー恥ずかしいよ。
起こしてくれればよかったのに！

…そういうこと？

[同じく首をかしげてハーヴェイを見つめ、
続いてニーナにぱたぱたと手を振って嬉しそうに笑った]

ニーナさんも本当に無事で何よりです。
今こうして話せてとっても嬉しい。

[首をかしげるクインジーとロッテに]

あの崩壊の前、メインストリートでお会いした時、そういえば”クインジー”とおっしゃりながら駆け出して行かれてたな、って。

[軽く肩をすくめ]

うん、今の今まで忘れてたのですけどね。

[シャーロットの「起こしてくれれば」と言う声に、肩をすくめて]

すまんすまん。
いや、あんまりにも気持ちよさそうに寝てたもんだからよ。
起こすのもかわいそうだと思ってな？

目覚めたときに俺がいなくて、不安だったか？

[...の声に、ありありとからかいの色]

[ハーヴェイの言葉に、そういえば、と呟いて]
丁度クインジーを探してたときに、
ハーヴェイさんに会ったんです。

[くすくす笑って]
本当に…不思議な繋がりですね。色々と。

[ハーヴェイの説明に、「あぁなるほど」と納得]

そういや、ロッテも五線譜拾ったんだったな。
俺たちがお互いに捜し歩いてるときか……

待ち合わせの場所も、時間も決めてなかったもんだから、
お互い必死で探してたんだよな……そう言えば。
今思えば、間抜けな話だぜ。

まぁ……俺はAWNに来たのって、あれが初めてだったから、思いつきもしなかったんだがな。

[からかう相手の様子に、少し口を尖らせ]

そ、それは…不安に決まってるじゃない。
あんな事があった後だし…。

[むぅと小さく唸って俯いた]

[二人の様子に、知り合い以上の雰囲気を感じ取り、くすくすと笑い出しそうな表情で]

うん、ホント、縁(えにし)って不思議ですよね。
偶然と言う糸が交差して…

――そして、今、ここにいる。

[”ロッテも”の言葉に一瞬首をかしげ]

…あれ？
もしかして、クインジーさんも五線譜を拾われたのですか？

あははっ、ホント偶然って凄いや。

悪かった。
もう、ロッテを置いていくなんてことはしねぇから。

[...は、俯くシャーロットの頬にそっと手を添え囁いた後、ハーヴェイの様子に振り向いて]

そうだな……
袖すり合うも多生の縁とは、昔の人間もよく言ったもんだぜ。

……ん？あぁ、俺も拾った。
降ってきた時は何だこりゃ？って思ったがな。

そういやあの五線譜は何処にやったっけか……

[...は、しきりに服のポケットなどを探していたが、はたを動きを止めて]

すまん……失くしたコートのポケットだ……

せめて待ち合わせの場所、決めておけば良かったね。
…本当は、私は初めて来たわけじゃないんだけど…

[言い出しにくくって、と小さく呟きクインジーを伺って。
ハーヴェイの表情に少し首を傾げたものの微笑み]

ええ、こうやって話していることさえ、
考えてみれば凄く不思議なことなんですよね。
偶然が幾つも重なって…こうして出会ったんですもん。

…うん。
今度置いていったら怒るんだから。

[言いつつも頬に手を添えられると微笑を零して]

すべては必然。すべての事象は因縁で進んでいく……のかも知れませんね。

[突如、中央広場に姿を現し、そう言い放つ]

こんばんわ、皆さん。

なんだか……思いがけないクリスマスプレゼントを貰った気分、ですね。

[其の時、聞こえた声に振り返れば、彼がいた。]

ラッセルさんもお久しぶりですよ。
ご無事で何よりです。

あぁ、約束だ。

[そうシャーロットに言った途端、突然現れたラッセルに度肝を抜かれ]

ぬおっ！？
……おめぇ、いったいどっから沸いてきた？
驚かすんじゃねぇよ、ったく……

[相当びっくりしたようだ]

[不意に聞こえた声に、振り向くとラッセルの姿があり]

あ…ラッセルさん！
ラッセルさんも無事戻ってこれたんですね。

全ては必然、ですか…ふふ、そうかもしれませんね。

[ネリーは、歌いながら広場にやってきた。]

♪He's making a list and checking it twice.
♪Gonna find out Who's naughty and nice.
♪Santa Claus is coming to town.

忘れないように指きりげんまん♪

[嘘吐いたら針千本だよー？とクインジーに笑って。
聞こえてきた歌声に、視線をそちらへと向ける]

ネリー…！

[声の主に気付くと、嬉しそうに手を振った]

おいおい、指きりって……子供じゃないんだから……

[照れくさそうに、シャーロットと指切りをしていたが、ふいに聞こえてきたクリスマスソング。聞き覚えのある歌声だと視線を向ける]

ネリー！！！
お前さん、いったいどうやって……
いや、そんな事はどうでもいい。

メリークリスマス、ネリー。

[...は、満面の笑みでネリーを迎えた]

[にっこりと微笑んでシャーロットに手を振り返した。]

メリークリスマス、ロッテ、クインジー！えいっ。

[クラッカーを出すと、紐を引っ張った。破裂音と共に色取り取りの細長い紙が飛び出す。]

えへへっ、びっくりした？さっきそこでもらっちゃったんだ！

[クラッカーの音に振り返ると、そこにはネリーの姿。そっと背後から近づくと、ポンと頭の上に手を置き]

メリークリスマス、ネリー。

[突然のクラッカーの音にびっくりし、音の元をみやると緑の髪の少女]

えーっと…

メリークリスマス！！！

大人がしちゃダメってことはないでしょう？

[照れるようすにくすくすと笑ったところで、
ネリーの声と共に響く破裂音に目を見開く]

すっごくビックリしたよ！
もう…ネリーは驚かせるのが上手だね。

[メリークリスマス、と呟いて。
色取り取りの紙テープが散る中楽しそうに笑った]

[クラッカーの不意打ちに、目を丸くする]

ははっ……そっかそっか。そこで貰ったのか。

[...は、すっと立ち上がると、ネリーの前に行き、握った拳を開いて見せた。するとそこには、造花がひとつ]

ちょっとしたパーティで使う手品のネタだが……クリスマスプレゼントの代わりだ。
メリークリスマス。

[再びそう言うと、造花をネリーの髪に刺してやった。緑の髪に、薄いピンクの花びらが良く映える]

[クインジーとネリーの様子を微笑ましく眺めながら、指輪をこつんと弾けば、スタンダードなクリスマスソングが流れ出し、あわせて歌いだす。]

I'm dreaming of a white chiristmas
Just like the ones I used to know
Whre the tree-tops glisten and children listen to hear
Sleigh bells in the snow

じゃあ、もうニーニャ行かなきゃ。
どこに行くか、次にどんな姿かはわからないけど。
いつかまたどこかで、きっと会えるにゃ！

ばいばい、楽しかったのにゃ〜

[自分の身長の３倍はありそうな建物にジャンプし、手を振って後、闇に紛れて*姿を消した*]

[去っていくニーナに]

あぁ、またどこかで。
ニーナにも、メリークリスマス。

何かさ、ねりぃとロッテとクインジー以外みんな消えちゃって、ねりぃも最後にはクインジーに壊してもらう夢を見たんだけど……

夢……だったのかな？よくわかんないや。

最初にいなくなっちゃったお兄さんもいるし。
じゃあやっぱり夢？
それなら、ラッセルは……うわぁ！？

[考えを巡らせていると、突然後ろから声をかけられて飛び上がった。振り向くと―――そこには、見慣れた赤い髪の青年の姿。]

……ラッセル！！

[目を見開いたが、次の瞬間にはラッセルに抱きついていた。]

[ニーナに手を振りながら]

また何時か、ね？約束だよ？

[ネリーの呟きに、少し顔を強張らせたが]

あぁ。きっと、夢を見てたんだ。俺たちは。
気紛れな神が用意した、最高に悪趣味なクリスマスプレゼント。

だが……

[...は、そこまでで言葉を切り、シャーロットを抱き寄せて]

悪い事ばかりじゃなかった……のかもな……

またね、ニーナ！

[ニーナに手を振って、ネリーの呟きに微かに苦笑し]

うん、夢だったのかもね…
…でももう今となってはどっちでもいいのかも。

[抱き寄せられて、相手を見上げ]

だって今こうして皆と会えたんだもん。
ありがと……気まぐれな神さま。

[クインジーの腕に手を添えて幸せそうに笑みを零した]