人狼審問

ほほう。人狼とな。

某、親友の仇である人狼を探しに、ここまで参ったでござるよ。
　さて、ここには奴がおるであろうか・・・

あら、この村に異国の方がいらっしゃるなんて珍しい･･･ようこそ。
他の者は出払っていて居ないの･･･追々来ると思うわ。

こんなところで立ち話もあれですし、集会所にでも行きませんか？

これは修道女どの。某、この村は、右も左もよくわからぬゆえ、案内していただけると、ありがたい。

ええ、わかったわ。えっと･･･何てお呼びすればいいのかしら？
お名前をうかがってもよろしいかしら･･･

あ、ごめんなさい。私も名乗ってませんでしたね･･･
ステラって呼んでくださいね。

これは、失礼仕った。某の名はマンジローでござる。
この村には、人狼が出るとの事で来たのでござるが、今の所被害も出てないようでござるし、デマかもしれないでござるな。

マンジローさんね、ようこそ。
人狼･･･そう言えば、文献でなら読んだことあるわ。人に化け、人を喰らう狼とか･･･ただの噂だと信じたいわ。

あ、結局立ち話しちゃったわね･･･集会所はこっちよ。

ここが集会所よ･･･色んなことに使うわね。
適当に座って待っててもらえます？そのうち他の者も来ると思うわ･･･

あ、そうだ･･･異国の話を聞かせてもらえません？マンジローさんの祖国は、どのような国でしたの？

そうでござるなぁ。服装や文化は違うでござるが、ここと似たようなものでござるよ。
　ただ、一口には言えんでござるが、風土は良かったでござるよ。某にはここはちょっと寒く感じるでござる。

あら･･･マンジローさんの国には椅子は無いの？
床の方が慣れてるのかしら･･･

椅子はどうも、生に合わんでござるなぁ。咄嗟に動くためにも、思案するにも、胡坐をかいてる方が、それがしには、合うでござるよ。

・・・土地によって水の味も違うでござるな。何故か懐かしい気がするでござるよ。
　そういえば、ステラ殿はここの生まれなのでござるか？

ええ、私はこの村の生まれよ。村を離れてた時期もあったけど、それを除けばずっと居るわね。
確かに、冬は寒いけど･･･これが普通だと思ってるから何とも無いわ。
暖かいところからいらした方には辛いかもしれませんね･･･

水の味も違うのね･･･水は全部同じだと思ってたわ。知らなかった･･･

　某も、色々な土地を周ってきたでござるが、良い土地もあれば、酷い土地も見てきたでござるよ。
　ここは、少し寒いでござるが、見た感じだと悪くないと思うでござるよ。
　水は違うでござるよ。地域によって、仕込む時の水も変わるでござるしな。生国では、土地によって、味が違うのは当然でござったがなぁ。お酒になると、全然違いがはっきりするのでござるが。

さて、某は長旅でちょっと、疲れたでござるよ。ステラ殿には、失礼して、そこの端で休ませてもらうでござる。

ええ、わかったわ･･･
って、あら･･･マンジローさんは座ったまま寝るのね。体、痛くならないのかしら･･･

起きた時には、もっと人集まってると思うわ。おやすみなさい･･･

あら？マンジローさん？･･･寝てるわよね。
でも、うなされてるみたい･･･大丈夫かな。

オッス！オラ、グレン。
見た目の通り判りやすい農夫だ。

さて…
日が昇る前に、今日植える苗の仕度するだな。

こんにちは？

皆，どこ？　義父さん…は？

ステラさん，気絶。じゃなく寝てる。
マンジローさん，瞑想……座禅？

あ･･･ニーナちゃん、おかえり。
ごめんなさい･･･みんなを待ってたら寝ちゃった。

魘されてる。夢は覚めるもの。起きたら…安心？

♯ニーナは読書を中断すると、共通語の勉強を始めた。
　ヴィンセントの所に来て日が浅く、生まれ故郷の方言を
　使わずに滑らかに喋ることが出来ない。

うーん、やっぱり椅子でなんか寝るものじゃないわね･･･もう一度寝ることにするわ。
せっかくコーヒーもらったけど、ごめんね･･･
それじゃ、おやすみなさい。また後でね･･･

（ニーナはマンジローから３ｍ離れたところに座り，
　勉強を続けている）

（トマトを机に置き、心の中でそっとニーナにエールを送った）

『勉強がんばれよ』

｡.o0 (そういえば、まだこの村には料理してくれる人がいなかった…

こんにちわ。だれかいるかな？

オラ、おるだよ。

これは･･･どうもありがとう。この村は静かだし景色もいいし、とってもいいところだね。
しばらくこの村に泊まりたいんだけれど、どこか宿はあるかな？

宿はねぇだな。

よそから来た奴はこんな風にここで寝てるしかないだよ。
（マンジローを指差して）

あとは酒場の２階。
でもあそこは選ばれた男しか入れないからな…

･･･ああ。それは別に構わないよ。野宿は慣れてるしね。夜露がしのげればそれで十分さ。
･･････そこの彼もよそ者なのかい。どこから来たのかな？

…ックション！

オラもこいつの事はなんもしらねぇんだ。
多分、ステラさんが拾ってきたんだろ。

ステラさんは慈悲深いから、こうやって何でも拾ってきてしまうだ。

トマト，嬉しい。
酒場の２階。ローズさん。

お、ニーナ気づいたかい？
コーヒーが入ってるだよ。

入院設備，無いです。だから，集会所。毛布？

（ニーナは立ち上がった。毛布を取りに診療所へ向う）

後で…。御機嫌よう？

ステラさんと仰る方は･･･？
（ニーナに気が付き）こんにちわお嬢さん。

いや…ステラさんが拾ってきたのは、こいつだけじゃねぇ。

ほら、オラ、この村とちょっと発音が違うべ？
オラも、そしてニーナも…
この村のほとんどの人間が「ステラさんに拾われた人間」だ。

むしろ、アンタみたいに、村の入り口でステラさんに出会わずに、この集会所へやってきた流れ者は珍しい…。

と、まぁ、こんな感じだ。
アンタも行く場所がないなら、この村で暮らすことを考えてもいいと思うだよ。

なんてったって、この村は静かだし景色もいいし、とってもいいところ…だからね。

あはは･･･でも私はひとつところに留まることの出来ない性分なんでね。流れ流れて色々な所へ行くのがさだめみたいなものかな。

それじゃあ早速少し休ませてもらおうかな。ここへ来るまでの山越えで結構疲れてるんだ。

皆さん、こんにちは

人が集まるまでもう少し時間がかかりそうですね
私は勉強の続きでもしていることにします…

こんにちわ、なの。

狼さん…がいるの？
いつものおとぎ話じゃないの…？

あ、ウェンディ　こんにちは。
来ていたんだね、ごめんね本に夢中で気がつかなかったよ

ディこそ、ハーヴお兄ちゃんの読書のお邪魔をしてごめんなさい、なの…。
その本はどんなお話なの？

ん？
あぁこれはね人狼についての記録さ
アーヴァインさんの話によると、ここら辺にも人狼が出るって話だから調べておいて損はないと思ってね

むむ。ディには難しそうなの…。
ここにも、狼さんが出るの？
ディも食べられちゃうの…？

はは、大丈夫さ
ここには自警団があるだろう？
あそこの人たちが人狼なんてやっつけてくれるさ

うん…そう、なの。
狼さんはアーヴァインのおじちゃんたちがすぐに倒してくれる、の。

でも、なんか嫌な予感がするの…。

ふーむ、ウェンディの予感は結構当たるからなぁ…
大事にならなければいいんだけど

でも心配しすぎてると夜寝れなくなっちゃうぞ？

あう、夜寝れなくなるのは嫌なの…；

何か違うことを考えるの。違うこと、違うこと…

ここにグレンさんが置いてったトマトがあるよ。
コーヒーは…辛いか
飲み物探してくるよ

はい、どうぞ
人間お腹が空いてると不安になりがちだからね
他に食べたいものがあれば何か作るよ？

トマトにジュースも…ありがとう、なの。
グレンお兄ちゃんのトマトはすごくおいしいの。

お腹はそんなにすいてないの…だから大丈夫なの。
でも、ハーヴお兄ちゃんがお料理得意なのは…意外なの。

私は何でも自分でやらないと気が済まないからね
それに一人暮らしだからやらないと飢え死んでしまうよ(笑)
意外と言われるのは慣れてるさ。最近は男でも料理できる人は結構いるからそんなに珍しくはないと思うんだけどなぁ

一人暮らしでも、男の人でお料理できるのはかっこいいの。
私もちゃんとお料理できるようになりたいの…。

シャロお姉ちゃん、こんにちわなの。

こんにちは、シャーロット

私はそろそろ席を外さなくてならなくてね
戻ってくる頃に皆が集まっているのを期待しているよ

うん、ハーヴお兄ちゃん、またなの。

リックも、まだきてないの。
またどこかで、遊んでるの…？

私も、少し眠るの。
夜に起きれると、いいの…。

…バイバイ。

おはよ。寝すぎちゃったわね･･･

あら？見慣れない顔が･･･旅の方かな？賑やかなのはいいことよ、歓迎するわ。
夕飯、誰も作ってないわね･･･何か作ろうかな。

こんばんは。
人狼ですって？人に紛れるですって？信じられないわ…

アーヴァインさんはまだ帰ってこないのね。少し待たせていただくわ。

ステラさんこんばんは。
アーヴァインさんに聞いてここに来たのだけど…
まだ全員集まっていないようね。

あら･･･ローズマリーさん、こんばんわ。
今、夕飯作ってるからね、もうちょっと待ってて･･･

人狼は･･･大丈夫よ、噂だと思うわ。ええ、そう信じましょう。
文献の中だけの話よ･･･不安になってはダメよ。他の者まで不安になるわ。異国の方や旅の方もいらしてるんだから、ね？
人狼なんて居ないわよ･･･

ええ、そう信じましょう。
アーヴァインさんが帰ってきたら皆に納得の行く説明をしてもらわないとね。
悪戯にしても、タチが悪すぎるわ。

そうね･･･他のみんなとアーヴァインさんを待つしかないわね。

あ、手が空いているのなら、夕食作るの手伝ってもらえない？今は９人しか居ないけど、急に誰かが来るかもしれないし･･･お願いできる？

もちろんお手伝いさせていただくわ。
今日の夕飯は何にしましょうね？

皆で集まって賑やかにお話したいものだわ。

何でもいいわよ、適当に作ってもらえる？
でも･･･マンジローさんって、東洋の島国の方よね？服装から、文献で調べてみたんだけど･･･
食べ物に禁忌ってあるのかしら。困っちゃうわね･･･

あ、マンジローさんって･･･あそこで寝てる、髪を上でまとめてる男の人ね。

うーん、島国の人ならお魚がいいのかしら？
周りを海に囲まれてるってことよね。
何品か作ってみて好きなものを食べてもらえばいいと思うんだけど…どうかしら？

魚料理中心に何品か作って見ましょう。
シンプルに焼いたものと、マリネと…
スープはコンソメの、薄味にしておきましょう。好みがありそうだから。

あ、そっか･･･島国だからお魚ね。何で気付かなかったのかしら･･･恥ずかしいわね。
そうね･･･それで行きましょう。

（大きく伸びをして）････いい匂いがするな。この匂いは焼き魚の匂い･･･？どこからだろう。

諸君、こんばんは。

あ、起きました？おはようございます･･･と言っても、外は真っ暗ですけどね。
えっと、お名前うかがってよろしいですか？
私のことは、ステラって呼んでくださいね。

あ、村長さんも･･･こんばんわ。

夕食、もうすぐ出来るわよ。もうちょっと待っててね･･･

こんばんわ。ここはとても良いところのようですね。
でも何やら噂では人狼が出るとか･･･こんな静かな村なのに残念です。

いい匂いがしたもんでな、つい集会所に来てしまったよ。魚料理ですか、楽しみですな。

旅の者よ、心配は無用です。我が村には自警団がいます。人狼のやつらは1匹残らず退治してみせます。村人には指1本触れさせません。

旅のお方、心配しなくて大丈夫･･･ええ、主は導いてくださいます。不安にならなくていいのよ･･･

村長さんも言っているように、自警団もいるんだから、気にしなくて大丈夫よ。

旅の間に時々人狼の話は聞きましたね。大概はたわいのないデマに過ぎないのですが、中には事実全滅した村もあったようですよ。
でも、きっとこの村ではそんなことは起きませんよ。頼りになる村長さんと自警団の方がいるようですから。

そうなの･･･そんなことがあったんだ。噂だと･･･いいわよね。人狼なんて現れないことを祈るしかないわね･･･

さてと･･･魚も焼けたし、こんな感じかな？
村長さん、テーブル片付けてもらえる？あと、お酒飲むのなら、その準備もお願いね。

のまのまいぇい

あら、牧師様もいいところに･･･ちょうどご飯が出来たところですよ。
座って待っていて下さいね。

ゴハンだって？ぼくも食べたーい！

リック君も･･･こんばんわ。

夕飯、遅くなってごめんね。居ない人もいるけど、冷める前に召し上がってね･･･
あ、お酒飲む人は言ってね･･･ある程度は知ってるから、簡単なのなら作れるわよ。

うーん…なんかいい匂いがするの…。
もう、お夕飯なの…？

おっと、トイレに行っている間にご飯がでてきていたのですな。さっそくいただきますかな。

ええ、どうぞ･･･召し上がれ。
私も、先に食べてようかな･･･遅い人には、何か別に作るわ。

ああ、支度をしているうちに人が増えたのね。
夕食、たくさんつくったからいっぱい食べて頂戴。
お口にあうか心配なのだけど…

あ、毛布…ニーナちゃん、ありがとう、なの…。

後３人ね･･･誰が来るかしらね。楽しみだわ･･･

あ、忘れてた･･･文献広げっぱなしだ。片付けてこなきゃ･･･
食事中にごめんなさい、ちょっと行って来るわね。

遅く来た人が居たら、温めなおして食べてって伝えてね。

ステラお姉ちゃん、いってらっしゃいなの。

お魚も、スープもおいしいの。
みんなお料理がうまくて、うらやましいの…。
今度、ディにも教えてほしいの。

いくらでも教えてあげるわ。
だけど、まずはアーヴァインさんを問い詰めないとね。

人狼なんて嘘だとはおもうけど、自警団長の言うことだし、やっぱり気になるわ…

ありがとう、なの。

アーヴァインおじちゃんは見回りにいってるの。帰ってくるのを待ちましょう、なの…。

もし人狼がきても、アーヴァインおじちゃんたちが倒してくれるって、ハーヴお兄ちゃんがいってたの。だから大丈夫なの。

そうね、うちの村の自警団はつよーい人たちが揃っているしね。

まだ人が集まりきらないみたいだから、お店のほう見てくるわ。
マスターが隣村の市に行ったまま帰ってこないのよ。

しまったでござるな。長旅の疲れか、かなり寝入っていたようでござるよ。

ローズお姉ちゃんいってらっしゃい、なの。
お仕事頑張ってくださいの。

えっと、変な格好のお兄ちゃんおはようなの。
ご飯は暖めて食べてください、とステラお姉ちゃんがいってたの。

・・・変な格好でござるか〜まあ、外から来た某の格好は確かに変なのかもしれないでござるな。
　ふむ。飯があるのはありがたい。暖めて頂くとするでござる。某は放浪の旅で色々周ったでござるが、りくえすとでござったか、それがあるなら何か作るでござるよ？

私、村の外にでたことがないの…だからいろんなものが珍しいの。変っていってごめんなさい、なの。

リクエスト…お兄ちゃんの生まれた所のものが食べてみたいかも…なの。

この時間に食べるのは、ちょっと問題があるかもしれんでござるが、材料があるので白玉アンミツでも作るでござるか。確か、手持ちに緑茶が残っていたはず・・・

ありがとう、なの。

あんみつ…っていうのは甘くておいしいの。この白いのが不思議な感じなの。
でも緑茶っていうのは苦いの…お砂糖がほしいの。

ふふ（笑）　お嬢には、この緑茶はまだ早かったようでござるな。さて、某も御飯を頂くとするでござる。

うぅ、子供扱いされてる気がするの…。
それに、お嬢じゃなくてウェンディ、なの。

おや。起きられたみたいですね。

小さいレディ。君もはじめましてだね。白玉餡蜜に緑茶とはまた随分オリエンタルなものを食べているね･･･。

こんばんわ、なの。お兄ちゃんも、旅人さんなの？

オリエンタル…？これは、そこのお兄ちゃんが作ってくれたの。

そうだね。いろんな国を廻って来たんだ。東洋の国も行ったね。とても綺麗で穏やかな国だったな･･･。

そうか。この餡蜜は彼が・・・。（マンジローに向かって）はじめまして。さっき君が寝ている間に私もこの村に来たんだよ。

ありがとう。いただくよ。

ああ、初めましてでござるよ。ギルバート殿。
お嬢の白玉あんみつの話をしていたから、ついそれが食べたいのかと思ったので、出した次第でござるよ。

･･･懐かしい味だね。この村でこの味にまた会えるとは思っても見なかったよ。

いろんな国に…うらやましいの。
私も、もっと大きくなったらいろんな国に行きたいの。
それまでに、料理がうまくできるようにするの。

喜んで頂けて幸いでござるな。
さて、某はちょっと外で身体をほぐしてくるでござるよ。どうも、身体が鈍りそうな感じでござるし・・・

ふふ･･･きっと行けるようになるよ。夢を忘れずに一生懸命がんばれば何でもかなうよ。

さて。私も少しこの村を回ってみるとするよ。ついてすぐここへ来てしまったので、まだ村の中は見ていないんだ。
それでは小さなレディ。また会おう。

いってらっしゃい、なの。
でも、夜のお外は危ないの…お兄ちゃん大丈夫、なの…？

うーん、ディも眠くなってきたの。
おやすみなさい、なの…。

ただいま･･･遅くなっちゃったわ。みんな、寝てるのかな？

こんなところで寝て、風邪ひかないかしら･･･

誰も来ないわね･･･14時までに後３人集まると嬉しいわ。
それじゃ、私も寝るわね･･･おやすみなさい。

かぼちゃと、さつまいもと、たまねぎと、ほうれん草と、レタスと、トマト。
てきとーにウチにある野菜を持って来ただ。
料理に使ってくれると嬉しいだよー。

（ギルバートとあの異国人の間、なーんか変な空気だよな？あいつら知り合いなんだろうか？）

お料理。

(ニーナはさつま芋のレモン煮と，野菜をたっぷり入れた
　スペイン風オムレツを作った）

ギルバートとマンジローさん？

…行けますよ，きっと。思い続けていれば，いつかきっと行けます。

集会所，夜と朝が繫がってる。

おはよう･･･えーとグレンにニーナ。
スペイン風オムレツかぁ。私も腹が減ってきたな。厨房を使ってもいいかな？何か食べるものをこしらえるよ。

（グレンは私のことを何か疑っているようだ。失敗したかもしれない。しかし･･･彼は一体どうしてこの村に･･･いや、きっと人違いだろう。そう･･･そんなことはありえないのだから。）

（ニーナの視線に気付いて）
おや。どうしたの？怖がらなくてもいいんだよ。（微笑む）

ギルバートは，行きたい所，あるの？
どうして旅してる…のですか。でしょうか？？

ベーコンを焼いて、その油でジャガイモをソテー。あとは適当にレタスでサラダを作っておこう。

（一瞬だけ切ない笑みを浮かべた）
･･･私の旅する理由かい？そうだな･･･グレンにも言ったけど、私は一つの場所に留まれない人間でね。一箇所に長く居ると飽きてきちゃうんだ。どんなに良いところでもね。
だから、旅をしてるというよりは私にはこれが普通の生活なんだ。

さあ、できた。二ーナはもうご飯を食べてしまったんだね。じゃあ私は一人で食べるけどいいかい？

目的が無いのに旅。生きることと似ている。

良い記憶は，残るでしょう？それでも。
虚しくは無い，と思います。

(ニーナはギルバートの話を聞いている内に眠りに落ちていった）

（どうぞ）

（ニーナの肩に毛布を掛けて）そうだね･･･目的のない旅、か。

（ギルバートは朝食を取りながら、もの思いにふけっている･･･)

ごちそうさま。さて、私も一眠りしようか。

（ギルバートは、女性たちから少し離れたところで毛布に包まって寝た）

みなさん、元気そうじゃの？
ちょっと居眠りしておったら３週間も寝ていたわい
人狼とな、昔小さいころに聞いたことがあったが、本当にいるとはの・・・
長生きはしてみるもんじゃ

うーん、よく寝たの…。

あ、ウェンディちゃん･･･おはよう。
私もよく寝たわ･･･

暖かかったの、ステラお姉ちゃんがいたからなの…。
ありがとう、なの…。

ステラお姉ちゃん、おはようなの。
もしかして、起こしちゃったの…？

ええ、私も温かかったよ･･･ありがとう。

ううん、大丈夫･･･気にしなくていいよ。

あらあら、ニーナちゃんもグレンさんも･･･えっと、旅の方はギルバートさんって言うのね。
こんなところで寝ちゃって･･･ちゃんと毛布被ってないと、風邪ひくわよ。

ありがとう、なの。

ディも手伝うの。
グレンお兄ちゃん、朝早くからお疲れさま、なの。

なんだい、みんな起きちゃっただか？
まぁ、これからも、人狼騒ぎがおさまるまで、皆ここで寝るんだべ？

ベッドを作って持って来ただ。

特に女の人は腰を冷やしちゃいけねぇしな。

グレンさん･･･凄い、よくもって来れたわね。
そうね･･･毎日床で寝るのは辛いわよね。ありがとう･･･助かるわ。

まぁ、オラ農夫だし。
重いもの運ぶのなれてるしな。

さてと、軽く朝ごはん作ろうかな･･･もう、だいぶ日も高いけどね。

グレンお兄ちゃん、おはようなの。
ベッドを作れるなんて、器用なの。
ここでみんなで寝るの。…結構楽しいかもしれないの。

ディ、簡易ベッドだから、あんまりこの上で遊んじゃダメだぜ？
婆さんみたいに３週間寝られちゃうと、逆に腰を痛めそうだがな。

そういえば婆さんはどこへ…？

（あ、床で寝てる！）

（デボラをベッドの上に寝かせた）

んじゃ、オラは畑仕事してくるだよ。
また野菜持ってくるだ。

そうね、楽しくなるといいわね。
私は共同生活慣れてるからいいけど･･･他の人は、ちょっと大変かもしれないかな？

はい、朝ごはん･･･この時間だとブランチかな？出来たわよ。
茹でたサツマイモとレタスとトマトのサラダに、パンとコーヒー･･･このぐらいでいいわよね。適当に食べててね。

うん、わかったの。

おばあちゃん、３週間も眠ってたの。どんな夢をみてたのかな？なの。
腰…痛くなったことがないからディにはわかんないの。（なんで腰を冷やしちゃだめなんだろう…？

グレンお兄ちゃん、いってらっしゃいなの。
お兄ちゃんのお野菜、楽しみなの。

あら･･･グレンさんはお仕事なのね。いってらっしゃい、頑張ってね･･･

ウェンディちゃん、腰を冷やしちゃいけないのは･･･もう少し大人になったらわかるわよ。
さ、ブランチにしましょ･･･

むう。ディもはやく大人になりたいの…。

いただきます、なの。

大人か･･･ウェンディちゃんは今のままでいいのよ。いずれ、大きくなるんだから･･･そのときまで楽しみにしてればいいわよ。

私も食べてようかな･･･いただきます。

今のままで…うん、わかったの。

サラダ、おいしいの。
こんなおいしい野菜を作れるお兄ちゃんは、やっぱりすごいと思うの。

そうね、グレンさんは頑張ってると思うわ。凄いわよね･･･
私が彼をこの村に連れて来てすぐなんて、ありえないようなミスして･･･肥料の量間違えたり、収穫時期間違えたり、出荷忘れたり、散々だったんだから。
あの頃が懐かしいわ･･･

グレンお兄ちゃんでも、そんなことがあったのは意外なの。
ステラお姉ちゃんは、いろんなことを憶えてるの。

でも、あの経験があったから･･･今、美味しい野菜作れてるんじゃないかな？って思えるよ。
色んなこと･･･か、当然覚えてるわよ。あれだけ大変だったんだからね･･･

……！

気絶しすぎた！！
昼の眠るは1時間以内，の筈。
診療所！

行きます。皆，またね，お会いしましょう。

（ギルバートは目を覚ますと大きく伸びをした）
･･･ん。おや、おはようございます。ステラさん、･･･小さいレディ。

ディが来る前は大変だったんだ、なの…
ステラお姉ちゃんも、すごいの。
ディやみんなを連れてきて、お世話をして、えらいの。

ごちそうさま、なの。
お片づけしたら、ディはお外で遊んでくるの。

ニーナちゃん、忙しそうなの。診療所のお手伝いも大変そうなの。
今度、一緒に遊びたいの…。

えっと、お兄ちゃんもおはようなの。

私も手伝うよ。小さなレディ。
（ギルバートは食器を片付けるのを手伝った）

あ、ニーナちゃん、ギルバートさん･･･おはよう。
促し、ありがとう。

ウェンディちゃん･･･気にしなくていいのよ。昔、辛くてもさ･･･今が楽しければ、それでいいじゃない？
私も、みんなと一緒に居られて楽しいわ。だから･･･もう気にしちゃダメよ。
片付け、ありがとう･･･

あ、ギルバートさんも･･･ありがとう。助かるわ･･･

どなたか存ぜぬが、ベッドに連れて行ってくれたんじゃね
ありがたや、ありがたや
この村は本当に老人に優しい、いい子ばっかりじゃよ

グレンさんが「この村はステラさんに拾われた人間が多い」って言ってたのは本当だったんだ。

おや、そこでお皿を洗っているかわいい子供はステラかね？
少し見ない間にちょっと小さくなったような気がするね

ありがとう、なの。

うん…わかったの。
ディもお皿洗いはできるの。ステラお姉ちゃんにばかり、任せちゃいけないの。

おはようございます。えーとデボラさん･･･でしたね。本当にこの村は優しい人の多い良い村です。流れ者の私に親切にしてくださるんですからねえ。他所の村では、よそ者というだけで色々と胡散臭い目で見られたり、追い払われたことも多いですから･･･。

小さいレディ･･･君は本当にいい子だね。

おやま、ステラかと思ったらウエンディだったのかい？
通りで少し小さくなったと思ったよ
ほんに、ステラの小さい頃にそっくりだね

んー、拾ったとは思ってないわよ･･･私の大切な家族よ。みんなと一緒に居て楽しいもの。

って･･･デボラさん、私はこっちよ。お皿洗ってるのは、ウェンディちゃん･･･ボケちゃったかな？大丈夫？

おんやまあ、旅のお人かね？
なんもない村には珍しいお客さんだね
ゆっくり、していってくだされや

デボラおばあちゃん、ステラお姉ちゃんじゃなくてディなの…ってわかってくれたの。よかったの。
ディは、ステラお姉ちゃんの小さい頃に似てるの？

おお、おお、そっくりじゃよ
髪の毛の色といい、目の色といい、ほんにうり二つじゃ

（どなたかステラさんにも促しを･･･）

家族がいるのはいいですね。血の繋がりがなくとも大切に思う人達がいるのは･･･。

お皿洗いおしまい、なの。

ディは、お外に遊びにいってくるの。

って言ってるわよ･･･
ウェンディちゃん、もうちょっと大きくなったら神学校通う？その気があるのなら･･･紹介状書くわよ？
って、気が早いわね･･･また今度、ゆっくり考えようね。

お兄ちゃん、促しありがとうなの。

ディも、ステラお姉ちゃんみたいになりたいの…。

ではそのベールの下は小さいレディと同じ綺麗な金髪なのでしょうか･･･?　いや、失礼しました。勝手な想像をしてしまって。

行ってらっしゃい、小さなレディ。沢山遊んでくるといいですよ。また会いましょう。
（ギルバートはウェンディに手を振った）

ウェンディちゃん、促しありがとう。いってらっしゃい･･･またね。

ギルバートさんも、気にしてくれてありがとう。
そうね･･･ギルバートさんも、放浪に疲れたら、いつでも立ち寄ってくださいね。歓迎するわ･･･
髪は･･･内緒よ。何をご想像なさってるのかしら？ふふ･･･

うぅ…学生会の飲みに行ったら酷い目に…
昨日遅いうちに戻ってこようと思ったんですけどね、そのせいで顔出せずじまいでした

こんにちは、皆さん…

いえ。世俗の者はついそのベールの下が気になってしまうのです。一体その下はどうなっているのか、とね。決して不埒な想像をしたわけではありません。

貴方のようなお若く美しい方だと余計に。どうして修道女になられたのか、とね。
････すみません。立ち入ったことをお聞きして。失言をお詫びいたします。

ハーヴェイさんおはようございます。具合が悪そうですね。大丈夫ですか？

大丈夫、と言いたいところですが少々きついものがありますね。ま、時間が経てばそのうち治るでしょう
お昼ご飯は…片付けられちゃったか…
ふむ、何か軽いものでも作るとしましょう

ハーヴェイさん、おかえりなさい。飲み会だったのね･･･二日酔いかしら？大丈夫？

どうして修道女になったのか･･･昔も聞かれた気がするわね。あの時は･･･誰に聞かれたかしらね。
ま、いいわ。これから共同生活だし･･･言っておいた方が良さそうね。

初めは、親が無理やり神学校に放り込んだのよ。
でもね、今は違うのよ。誰かが苦しんでいる時に、何か心の支えになれる。いいことだと思わない？
それにね、この村のみんな、家族みたいに･･･ううん、家族よ。みんな大事なの･･･だから、私は修道女であり続ける。この先ずっと･･･

ああ、気にしなくていいわよ･･･隠すことでもないからね。でも、面と向かって聞かれると恥ずかしいわね･･･

ちょっとふらふらしているね。私がパン粥でも作ってあげようか？

私みたいな他人にそのような話をしてくださるとは、ステラさんは本当に心の清い方のようですね。貴方のような方は本当に貴重です。
･･････この村がずぅっと平和でありますよう、私も祈ります。早く人狼騒ぎが落ち着くと良いですね。

む…
思ったより具合がよくないみたいだね…自分では大丈夫なつもりだったんだけど…
旅の方、ギルバートさん…でいいのかな？
お言葉に甘えることにします