人狼審問

蕎麦って美味しいね。
いや、いくらでもいけそうだよ。

三毛よ、お前も美味しく頂いているかい？

[三毛猫は、楽しそうに海老天と格闘している。]

[...は、カウンターで突っ伏して寝ているグレンを観察中]

それにしても、この村の人間は、よく寝るな。
まさか、ヴラド・ツェペシュの眷属だったりしないよね？

[...は、グレンの傍においてあった、しわくちゃの紙を、何気なく開いた]

「きかくしょ by グレン」？

グレンというのは、彼の名前かな？
ふーむふむふむ。

野菜の家か。面白いアイデアだね。へー。

ん？最後のコレは。

『・嫁さんがくる』

………

うわっちゃー。

[...は、切なさを感じて、グレンの前途に幸多かれと願った]

[ついでに、グレンのおでこに幸運と安眠を祈念して、「委」と大書]

ボクもお蕎麦食べたかったなぁ。
ローズおねーちゃん、また作ってくれないかな。

え〜と、お肉とかミルクとかはこれだけだったかな？
足りないものがあったらまた注文してね。
(ルートセールスでもばっちり仕事してるよボク。抜かりないよね。えへへ。でも、バンドでもっと儲けるんだ。)

あっ、お店にもビラ置かせてね。
[楽団員募集のビラをどっさり置いた]

［...は一休みしながら、ローズからもらった白ワインを飲んでいる］

[グレンが寝ているのを見つける]
あーあ。畑に姿がないと思ったら。こんなところでサボって。小作料払えなくなっても知らないよ。

[傍らの紙くずのようなものを広げてみた]
「野菜の家」かあ。
そうだ！野菜の家をライブハウスにしちゃえばいいんだよ！
新鮮な野菜スティックはいいおつまみになるしね。お酒はローズのお店が提供。
完璧だよ！ボクってひょっとして商売の天才？

……『・嫁さんがくる』
おっ、大人の事情っていろいろあるんだね。
[見てはいけないものを見てしまったような気がした]

コミックバンドだからね。コスプレもアリだろ。
ドラキュラもいいかもしれんね。

暗闇に潜む影！
はためくマント！
月の光で煌くキバ！

「食ーべちゃーうぞー☆」とか言っちゃうわけだ。
意外とウケるかもしれんね。うん。

あれ、トビー君どこ行くの？
チーズ食べる？手作り？美味しい？

いやー、私もチーズは好きでね。
宜しければ私もお相伴しよう。そうしよう。

[...は、寝ていた三毛を拾って、トビーの後をウキウキと*ついていった*]

わーわー！
きゃーきゃー！

[ウェンディはステラとの約束も忘れて元気に走り回っている。]

[空き地には、３つの大きな甕とすり鉢が積まれたリヤカーが置いてある。]

よーしよし。
丁度いい木陰が出来る木も有るし。
僕は貧乏学生でお金が無いから、ここにアトラクションを作らせてもらおうっと。

[ラッセルは２本の大木の枝の高い場所に、穴の開いたボロボロのシーツの端をくくりつけて屋根にした。]

イヌワンコちゃん、君って力はあるの？

[懐の中でウトウト眠っているロボットにそう話しかけた。イヌワンコはそのまま眠りこけている。]

うーん、しょうがないなぁ。

ぃよいせぇっっとこりゃ！

[威勢の良い掛け声と共に、へっぴり腰で甕を持ち上げ地面に置いた。

それを３度繰り返すと、流石にフラフラになる。]


……僕、夏休みが終わったら、美術部を辞めてレスリング部にでも入ろうかなぁ……。

一番の問題が、染料探しなんだよね。

赤・黄・青

３色あれば、混ぜてどんな色でも作れるからね。
その３つの染料探しが大変なんだ。



……誰か、手伝ってくれる心優しい美女はいないものかなぁ。

……はっ。

ステラさんのところでお絵かきする約束だったの。
ステラさんを怒らせると怖いの。
がくぶるなの。

っと！！！

あ〜、ごめんね、ごめんね、ビックリしたよね、僕ぼーっとして歩いてて。

だ、大丈夫？

きゃっ。

ら、らっせーらのお兄ちゃん、ごめんなさい。

ヒューおじさん、チーズ好きなんだ。よ〜し自慢のチーズを出すよ。
ヤギの乳で作ったシェーブルチーズはどうかな？
これは、“サント・モール・トゥーレンヌ”。保湿の為に木炭粉をまぶしてあるんだ。乳臭くないでしょ？少ししか作れないから、街の高級レストラン用なんだ。

ハードタイプがいいなら、う〜ん。オーソドックスに“ミモレット”かな。
お酒にはぴったりって死んだモーガンおじいちゃんが言ってたよ。ローズねーちゃんのところにも卸してるよ。

どうどう？おいしいでしょ？
いい商材はあるんだけど、販路がないんだよね。せっかくおじいちゃんが残してくれた立派な牧場だから、ボクがもっと大きくして村にも貢献したいんだけど、いろいろ難しいんだ。
バンドが当れば一気にパイプが出来るんだけどな。

ううん、超ダッシュしてたディーが悪かったんだよね、ごめんなさい。

[ウェンディはペコリと頭を下げた。]

あ〜、ウェンちゃんが大丈夫だったのならいいよ。

それにしても久し振りだね。大きくなったなぁ〜。
前にあった時は、こぉんなにちっちゃかったのに。


……でも、相変わらず可愛いね。
そんなに急いでどうしたの？

[今の衝撃で目を覚ましたイヌワンコが、ラッセルの懐から顔だけ出した。]

僕たちの村は都会からは厄介なお荷物と思われてるんだよ。人がいないのに道ばっかり出来る地域振興策しか考えられないくせにさ。バカンスにやって来たって、村を汚すだけ。住んでる人たち含めて、都会の人からみれば田舎も消費するものなんだよ。それなら、逆に僕たちが利用してやろうって考えたんだ。楽団企画はそんな背景があるんだよ。

だからさ、ヒューおじさんもこの村の出身なら手伝って欲しいな。形になるまで時間がかかるかもしれないけど、絶対うまくいくよ！

あっ、スタジオも見ていってね。見た目は納屋だけど中はすごいよ。
ボクは、牧場の仕事があるからまた後でね。

わんこ！わんこだ！

[ウェンディは目をキラキラさせている。]

ははーん。シェーブルか。いいねー。

若いヤツは、カマンベールぽくって美味い。
熟成させたのは、軽く炙って食べると、またオツなものだね。

ミモレットも好きだよ。
いいヤツは、ほのかに甘い香りがするよね。
さっきの酒場で楽しめるのか。こりゃいいことを聞いたぞっと。

[...は、にこにこ笑顔で、チーズの試食をしている]

[ウェンディの様子に、一瞬ビックリして視線を追うと自分の胸元。]

ああ、そうか。
えっとね、さっきベンジャミンさんに貰ったんだ。可愛いよね、こいつ。

[イヌワンコを懐から摘み出すと、ウェンディの肩にちょこんと乗せた。

イヌワンコは行儀良くウェンディの肩に座った。]

『くふぅ〜ん』

わんこ、噛まない……？

んあ？トビー君、行っちゃうの？

…ふむ。バンドは上手くやりたいものだね。
わかった。後でスタジオに行ってみるよ。

[...は、ミモレットを齧っている。白ワインが欲しい]

さあ、どうだろう。

僕もまだ、少ししかこいつと一緒にいないんだ。

[ラッセルは、試しに自分の指先をイヌワンコの鼻先にくっつけてみた。]

『くふ〜ん、ワンコはそんな凶暴なイヌじゃないんだわ〜ん』

[イヌワンコは、ラッセルの指先をふんふん嗅いでからもじもじしている。]

しゃべった！
いいなーいいなー！

わんこ、お名前は？

[イヌワンコに恐る恐る手を出した。]

『くぅん、イヌワンコ、って言うんだわ〜ん。よろしくなんだわ〜ん』

[イヌワンコは、ウェンディが差し出した小さな手にほっぺをくっつけて、擦り擦りしている。]


あれー？
僕の時と、何だか対応が違うなぁこいつ。

……まあいいや。
ディーが可愛らしいのがこいつにも判るって事は、こいつは♂なのかな？

うふふ、イヌワンコって、変な名前だね。
ディーはディーだよ。
よろしくね、イヌワンコ。

[ウェンディはステラとの約束を忘れて、とてもニコニコしている。]

『ディーは可愛いんだわ〜ん。イヌワンコは、イヌだからイヌワンコなんだわ〜ん。ベンジャミンさんがそう言ってたんだわ〜ん』

−実は、商品のタッグに「犬　わんこ」と、種別と名称が書いてあったのをベンジャミンが読んだのを、勘違いしているだけなのだ。−


[嬉しそうなウェンディの肩の上に座ったイヌワンコから、視線をステラの教会に移す。]

……っと、何だか教会が改装中につき…になってるような気がするんだけど。
週末の礼拝は、ちゃんとあるのかなあ？

[...は、納屋スタジオの中にいる]

お、すごいな。立派なドラムセットじゃない。
タムタム３つあるよ。

しかし、どんな曲を演奏するのだろうね。
ヒュー君、そんなに難しいことはできないんだけど。

シンバルレガードとかで、ごまかせるかな？

[...は、チーンチッキチーンチッキと、シンバルを叩いてみた]

うんうん。久しぶりだけど、悪くないなー。この感触。

あー、でも、ネタやるバンドなんだよな。
練習してから、木魚とか鍋のフタとか、アイテム追加するか。

よーし、やるぞー。

[...は、カフスを外してシャツを腕まくりし、飄々と*練習を始めた*]

[ラッセルの視線を追って、何かを思い出した。]

……はっ。
ステラさんがくぶるなの。

イヌワンコ、もっと遊びたいけど、がくぶるだからごめんね。

[名残惜しそうにイヌワンコを降ろした。]

[イヌワンコは、地面をちょこまかと走ってラッセルの足をよじ登った。]

あれ？
ディーはステラさんに呼ばれたんだね。
ステラさん、元気かなぁ。

僕、用事が済んだらステラさんとディーに会いにまたくるね。

じゃあね。

うん、お兄ちゃんまたね。
イヌワンコもまた遊ぼうねっ！

[ウェンディは両手を振ってイヌワンコを見送った。]

ステラさんこんにちはっ！

[教会に入って、きょろきょろした。]

はわわ、こんなおっきな壁にお絵かきしていいの？
ディーは頑張るよっ！

人魚姫は、お魚だけど人間のお姫様なんだね。

[ウェンディは魚の絵を描いた。]

人間だから、手とか足があるよね。

[ウェンディは魚に手足を生やした。]

お姫様だから、ヒラヒラのお洋服だよね。

[ウェンディは魚にヒラヒラのドレスを着せた。]

できたっ！
でも、あんまり可愛くないね。

[ラッセルは集会所にやってきた]

そう言えば僕の企画、通ったのかな？

[頭を掻いてそう呟くと、イヌワンコが肩からぴょこんと飛び降り、どこからかインカムと承認印が付された企画書（チラシの裏）を抱えてエッチラオッチラやってきた]

あれー？
参加する人はこれを付けるの？

ふうむ、似合うかなあ？
なんか、バンドの人みたいだよね。

……あ。
バンドと言えば、コミックバンド企画はどうなったんだろ。
結局牧場で誰にも会えなかったからなあ。

うーん。


よしっ、ちょっとぶらつこう。
イヌワンコに村を案内しないとね。

おいで。

[ラッセルはイヌワンコをつまみ上げて肩に乗せると*集会所を後にした*]

[来客に気づき顔をあげた]

あら…あなたは隣街の…？　アルビンさん、だったかしら？
こんな田舎町までわざわざ行商？　お仕事熱心ね。

『ローズさん、ご無沙汰してますねぇ。
　フレディさんからじきじきに頼まれたものですから…』

えっ？兄さんから…？
珍しいわね。何かしら？

[アルビンから荷物を受け取ると礼を言った]

手紙が入ってるわ…なになに…？

『ローズ、元気でやってるか？
　…手紙なんて何だか照れくさいな。

　残念なんだがちょっと多忙でね。村おこしの手伝いに戻れそうにないんだ。
　代わりといっちゃなんだが、役に立ちそうな食材を送ることにする。
　お前ならひとりでもなんとかできるさ。
　テーマパークが完成する頃には俺も帰れるといいんだがな。』

──相変わらず、自分勝手ねえ…兄さん。
でも一応気を遣ってる、のかしらね？

[箱いっぱいに詰められた食材は町でしか見かけない珍しいものもあった]

これは、トビーね。
んー…相変わらず美味しそうなチーズね！
少し若めだからすっきりとした白にあわせるのがいいかしらね。

このちらしは、目立つように壁に貼ってあげましょう。
楽団っていうのも面白そうよね。
何か楽器ができたらあたしもやってみたいんだけど…
カスタネットくらいしかできないわね。
カスタネットってバンドにいるのかしらね？

[機嫌よさそうに鼻歌を歌いながら壁にちらしを貼った]

[自宅。
楽しげに笑みを浮かべながら電話で話している。

相手は懇意にしてもらっている画商だ。]


えぇ、今回のは自信作ですよ？

え、君の自信作は高く売れない？
ひでぇなぁ…。
なんか感覚が普通とずれてるみたいじゃないですか。

え、ずれてる？
そんなぁ…。

俺とか普通の若者ですよ？

そろそろ夕刻ね。
作業のほうはどうなってるかしら。

ロボの調子もみてあげないとね。

[チーズとミルクを冷蔵庫にしまうと竹薮に*向かった*]

- テーマパーク建設予定地 -

村長いないけど……作り始めちゃっていいのかな。
まあ自分で企画しておいてアレだけど、あたしの企画って結構危険だよね。ロープのぼりの下、しっかりマットを敷いておかないと。

それにしても小さい頃作ったこの小屋が、こうして役に立つ日が来るなんてね……ふふ、ナツいなー。

[ネリーはかつて祖母の制止も聞かずに自ら枝を切って木の上に建てた小屋を見上げた。]

木、腐ってない、よね……？
登りました、床抜けました、死にました、じゃシャレにならん。てゆかなんかゴロいいと思ったら５７５！俳句！じゃない、川柳！

[ネリーは木登りを始めた。]

…じゃ、いつもの業者さんを寄越してくださいね。
溜まってる仕事の分もあるんで。
いつも不便かけますけど、まっ、勘弁してください。

…ここは、絵を描くだけならいい環境だと思いますよ。
染料や絵の具の材料が取れる事もありますし、気のいい人も多いし、何より空気も綺麗ですしね。
今回みたいに空の絵なんて描く分には気分いいですよ。

床屋が今はいないのが困り者ですけど…。


あぁ、でも今ね、なんか村おこしの企画やってるらしいんですよ。乞うご期待って感じですね。

え、俺？
うーん？


てへ☆

[会話は続く。

街に出ていた頃に知り合った旧友でもある。
話は尽きなかった。]


え？
いや、街の空には街の空のよさってもんがあるじゃないですか。
街の建物、街の自然。街の建物、村の自然。
みんなちがってみんないい、みたいな。

街か…。



…あ、そうだ。

俺、やってみたい事があるんですけど…

いい眺めだね、ばあちゃん。
村が一望できるよ。
あたしさ、この小屋から見る景色、好きなんだあ……。

−教会−

ふぁぁ…企画考えていたら寝てしまいました。

『ようやく貼り終わったのよー』

[ 頬に紙の跡をつけたステラの肩にシュテルがとまる ]

遅かったのね。
もっと役に立ってもらわないと困るわ。

『いたいけな鳥に重労働させて何を言うのよー』

[ 微笑みを浮かべてシュテルをねじりあげる ]

『キャー、もげるのよー』

もっと働いてくださいね。

『横暴なのよー…そういえば村長からまた回覧板が来ていたのよー』

まぁ、アーヴァインさんがくすぐられすぎて寝込んだのね？
ひどいことをする人もいたものだわ。

『今日から一人ずつ尋問して犯人見つけてお仕置きするから投票してほしいって書いてあるのよー』

面倒ですね。

『いい笑顔で断言しないでほしいのよー』

【今日も寝る前にいい子は目覚ましをかけようね☆】

わたくし村長の文章に殺意を覚えるんですけど。

『神に仕えるものが殺意とかいっちゃだめなのよー』

アーヴァインさんのことより目覚まし強調っていうのがひどいと思いません？

『ステラよりひどい人なんて…キャー、解体はイヤー』

…人魚姫ってこんなのだったかしら？
そうよ、ウェンディさん、人魚姫は薬を飲んで足をもらうんだから、足を描いちゃだめなんじゃないかしら？

『問題はそこじゃないと思うのよー』

ではどこなの？

『真顔で聞き返さないでほしいのよー』

シュテルさんの人魚姫のイメージがあるのなら、シュテルさんが描けばよろしいのではなくて？

『これ以上働かせるつもりなのー？』

当たり前です。

『…この絵でいいと思うのよー』

何かおかしければほかの方が見たときにきっと忠告してくれるわよね。

ところで人魚姫クッキーとか人魚姫パンケーキとか人魚姫ドリンクって売れるかしら？

[ 買いだめたものを利用できないか考えている ]

『まずはネーミングセンスから矯正したほうがいいと思うのよー…』

まあ、こんなもんだろ。

[邪魔な竹を伐採し、残った竹の枝打ちを終えて、...は手ごろな石に腰を下ろしている。
頭上では手が届かない部分の枝を鷹が切り落としているところだった]

さてと、こいつをどうするかだな。使い道がありすぎて迷うぜ。太い部分は器にするが、残りはローズに聞いてみるか。

[伐採した後の数本の青竹を見つめている]

─竹薮入り口付近─
[竹薮を夕刻の涼やかな風が吹きすぎていく。
髪を撫でる風を心地よく感じながら竹薮の外周──やや不ぞろいに柵…杭が打ちつけられている──をたどっていった]

思ったより進んでるわね。
ロボは…あ、いたぁ。

[小走りに近づくと自分の倍ほどの毛むくじゃらの塊に向けて微笑んだ]

ロボ、お疲れ様！
だいぶ進んだから今日はもういいわよ。
…ずいぶん、汗をかいたのねー…

『…俺、頑張った…』

うんうん、ロボは頑張ったわねー　えらいえらい。
ロボがいるからあたしはすごく助かってるのよ！

『…俺、頑張る、ローズ、嬉しい？…』

あったり前じゃないのー
兄さんがいなくなってロボがいなくなったらどれほど困ってたか！
想像したくないわー

[精一杯背伸びすると巨大な熊型のロボットの頭を撫でてやった]

そういえばね、朝ロボが手伝ってくれたお蕎麦。
みんな美味しいって食べてくれたわよ。

ロボが頑張ったおかげね！

『…（コクリ）…』

[大きな図体にあわずかわいらしく頷くロボに微笑んだ]

……そういえば、赤毛の男が来なかった？
クインジーっていうんだけど。

『…それ悪いやつ？…』

違うわよー、クインジーは今日からロボと同じようにお手伝いをしてくれることになったの。
仲良くしてあげてねー

『…（コクリ）…』

んー、でもロボにあってないってことはまだ中にいるのかしらね。
呼んできてあげたほうがいいのかしら？

[しばらくの休憩の後、竹を節ごとに切り始めた。切ったものをさらに半分に割る。
それを何度か繰り返して、数十の器を作った]

茶屋をやるってんなら、普通の食器より竹を使ったほうが趣があるからな。

そろそろあいつの落とした枝を片付けるか。

おい、もうそろそろ降りて来い。片付けてる最中に上から枝が落ちてきたらまた傷が増えちまう。

[鷹を呼び戻すと、...は落ちている枝を集め始めた]

そういや、柵をロボが作ってるって言ってたな。

後で見に行ってみるか。

しかしそろそろ腹が減ったぜ。枝を集めたら終わりにすっかな。

こぉんばんは〜〜

ステラさぁぁぁん、ディー、居ますかぁぁぁ？


[馬鹿でかい声を張り上げると、イヌワンコはすかさずインカムのボリュームを絞った。]

竹を切っている音がする……そういや、ローズはかぐや姫をやるんだっけ。
あすこにいるのはロボだね。あいかーらずでかい図体だなあ。ローズはああいう筋肉系が好きみたいだね。

教会の前にいる赤いのは……ラッセル？ふうん、あいつも戻ってきたんだ……染めちゃってまー「大学デビュー」ってやつだね。昔あたしにびんたされたくらいでちびってたあいつも大人になったんだねえ。

[ネリーは視力4.0を用いて隅々を見渡した。]

ここにいたら、何でも見えちゃうね。
はは、おっもしろー。
ばあちゃん、あたし、今日ここに泊まるわ。
シモネタのクインジーさんがローズにちょっかい出しやしないかも見張れるしね。あはは。
やだな、好きあってるなら覗くシュミはないけどさー。

『誰かきたのよー』

言われなくてもあの大声は聞こえます。

ラッセルさんいらっしゃいこんばんは。
ウェンディさんが絵を描いてくれてるところなの。

あっ、ステラさんこんばんは。

うわーうわー。
久しぶりに会っても、変わらず綺麗ですね。

やばい、ちょっとどきどきしちゃった。

[ラッセルは、綻んだ自分の顔を、イヌワンコで隠した。]

綺麗だなんてそんなほんとのこと。

『自信過剰もいいところなのよー…うぎゃー』

[ わしづかみにして握りつぶした ]

そのかわいい犬はラッセルさんのお手伝いかしら？
シュテルさんより役に立ちそうね。

[...は枝を一箇所に集めると紐で縛り、残りの竹と一緒に背負った]

それじゃ、そろそろ酒場に戻るかねぇ。
おっと、その前に柵見ていくか。

う、うん。

えっと、こいつはイヌワンコっていうんだ。

『くふぅん、イヌワンコです。どうぞよろしくなんだわ〜ん』

[イヌワンコは、ラッセルの顔面の前で、ちょこんとお辞儀をした。]

かわいいわね。

[ やさしくイヌワンコの頭をなでる ]

ラッセルさんは企画進んでいるのかしら？

『また人の考えを盗もうとしてるのよー』

[ つぶされた状態からようやく復活したシュテルを無言で叩き落した ]

なんてーか……ステラはロボットを丁寧に扱ってないねえ……どれだけ頑丈な小鳥なんだろう、欲しいな。

いたっ！ばあちゃんなんで突っ込んでンの！冗談だって！あたしにはばあちゃんがいるんだ、それで十分さ。

『くふぅん。照れるわぁん』

[イヌワンコは、ステラに撫でられて赤くなってクネクネしている。ラッセルは、イヌワンコを肩に乗せた。]

ええっとね、僕は「ふくろうの染物屋さん」をやろうと思ってるんだ。
でも、染料を探さないといけなくて、それが大変そうかなあ。
ステラさんは、順調みたいだね。流石だなぁ。

[言いながら、視線は落下したシュテルを追いかけた。]

順調というほどでもないの。
まだ考えてない部分が多いし。

『というかほとんど考えてないのよー』

染料…。
そういえば買いだめした食紅があるんだけど、いるかしら？

[ 落ちたシュテルを踏みつけてから、ダンボール3箱ほどの食紅を倉庫から持ってきた ]

うわ、凄いな、これ全部いただいちゃっていいんですか？

えっと、僕、貧乏学生なので支払えるか……。

[ステラが持ってきた食紅を見て、目を白黒させた。]


ええと、ステラさんは……見たところ、水族館みたいなのを考えてるんですか？

[ウェンディの魚の絵をしげしげと眺めた。]

[企画書を提出した。

文章を書くのは苦手なので、ほとんどを絵で表現してみた。

村長は最初「意味分からんちん」みたいな顔をしていたが、概要を説明したら快諾してくれた。

テーマパーク完成の暁には休憩所になる予定の場所。

その天井に、各アトラクションがテーマとする物語を描く。


必要なものは、電話で既に頼んでおいた。
明日早くには届くはずだ。]

昨日はつい寝すぎちまったな〜

ま、こんな時のためにこいつを用意したわけだしよ。
きっちり働いてくれてるようで何よりだぜ。

[グレンは畑を軽やかに耕すロボットを頼もしそうに眺めている]

安かったからつい買っちゃったんだけど使い道がなくて困っていたの。
引き取ってもらえるとうれしいわ。

『信者の寄付金で買ったものだから気にしなくていいのよー』

[ ステラの裏拳でシュテルは遠くに飛んでいった ]


水族館…？
人魚姫なんだけど、どこかおかしいかしら？

[ 小さく首を傾げてラッセルをじっと見つめた ]

これで収穫量は間違いなく増えるし、自分で企画やんなくても食料の供給が出来るな。
そういや、食べ物の仕入れが必要なやつってどれくらいいるんだ……？

っと、集会所にでも行けば揃ってンのかな。

[街で見た天井絵。

衝撃を受けた。

それは、世界が迫ってくる感覚。

それでいて、世界が無限に広がるのを同時に感じた。


昔から空の絵なども描いていたけれど、それを見て以来、作風が変わったと言われるほどの衝撃だった。]


あれほどのものができる気はしないけどなぁ…。

[苦笑する。]


まっ、やってみたかったし。
楽しめたらいいな。

うはー、感謝感激雨霰ですよ、ステラさん。
流石、神に仕える人は慈悲深いなぁ。

[遠くに消えてったシュテルを見ながら、ラッセルはステラと話す時には常に裏読みはすまいと心に決めた。]

え？

人魚姫？
にんぎょひめ……。

[どう見ても、壁には洋服を着たタンノ君が描かれている。唇薄いけど。]

[不ぞろいながらも頑丈に作られた柵を見て感心している]

シュテルさんも何か言いたげだったのだけど。

ねぇ、ラッセルさん人魚姫ってこういうのじゃだめなの？
だったらウェンディさんをしばいて…いいえ、ウェンディさんに言い聞かせて描き直させるのだけど。

しまった！

今日も買い出しをしてない！

そしてもう夜！

がーん！

一個一個学んでいこうよ。

えっと、えと、えと。

えーっと。

[ラッセルは言いようの無い悪い予感におどおどしながら視線を彷徨わせた。]

ぼ、僕で良かったらちょっと、描かせてもらってもいいですか？
一応学校では美術部に所属してるんですよ。下手のなんちゃらなんですけどね。

まぁ、ラッセルさんは絵心があるのね。

[ 顔を輝かせてラッセルの手をぎゅっと握り締めた ]

うれしいわ。
お願いしてもいいかしら？
代わりといってはなんだけど、買いだめした食緑も差し上げるわ。

[ 心なしか逃がさないように握った手に力がこもっていた ]

うわ、うわうわうわうわうわうわ！！！！！

[手を握られた瞬間、ラッセルの顔が真っ赤になって頭から湯気が立ち上る。]

ほほほ、ほんとうですか？
ぼぼぼ、僕嬉しいです。どどどど、どうしよう。

[食緑も嬉しいやら、手を握られて嬉しいやら。どもりながらコクコクと頷いた。]

−集会所−

んー？　誰もいねぇのか？
皆どこに集まってんだ……。

[採れたての野菜や穀物をどっさりと置く]

まあいいや。
腹が減ったら誰か来るだろ。多分。

あらあら、ラッセルはステラみたいなタイプが好みなんだね。こりゃ尻に敷かれるぞ。
さって、ここで夜を過ごすのはいいけど、毛布も何も持ってきてないことに気づいたよ。
集会所に取りに行って来よう。

ラッセルさん面白い…。

あの、ついでにもしできればですけど…人魚の像を作ったり魔女の壷を作ったり人魚姫の短剣を作るのも手伝ってもらえないかしら？

[ 顔を近づけて目を覗き込んだ ]

だめ？

あ。

酒持ってくんの忘れた……。

[ネリーは集会所に着き、グレンが野菜や穀物を持っていることに気づいた。]

グレンさーん！
それ、畑で採れたの?!きゅうりもトマトも鮮やかでおいしそう！！

[ネリーは目をキラキラ輝かせた。]

[柵を辿りながら歩いていくと、大きな毛玉と話すローズの姿が目に入った]

【なんだ、きてたのか。しかし…あれはなんだ？　ローズが気安そうにしてるってことは…あれがローズのロボか？

…確かに、あいつならこの柵も作れそうだな】

ローズ、ひとまず仕事は片付けたぜ

[...は声をかけながらローズのほうに歩み寄った]

んあ？
おーネリーじゃねーか。野菜持ってきてるぞー


俺の野菜はそのまま食ってももちろん美味いが、料理に使ったらもっと美味いぜ。

えっえええええーーーーっっっ？？！？！？？！

[美術部ではあるが、不器用なため彫刻系ではないラッセル。動揺していると、ステラの顔が近づいてくる。]

とっ、つ。つつつつつ、壷だったら、僕が昼間、ベンジャミンさんの所から貰った甕を一つ譲りましょうか？いや、３つないと僕が困るんだけど、えっと、なんていうかその、あ。あげますし、ええと。

壷って、どうやってつくるんですかー。

[固まったまま、汗がだらだら垂れてきた。]

だから何か作ってくれ。
腹減った。
　

ふふっ、かわいい。

甕はラッセルさんが使うのでしょう？
いただくわけにいかないわ。

像は聖女の像があるから布を巻いてそれっぽく見えればいいと思うのよ。
壷も聖杯があるから海の中にある岩をくりぬいたもののようにうわべを飾ってくれればいいの。
わたくしそういったことが得意ではなくて…シュテルさんも鳥だから物を作るのはできないし。

お願いできないかしら…？

[ 困り果てた表情を作ってラッセルをじっと見つめる。顔は近いまま ]

おっと。

何かえーと…配られたんだっけ。
いんかむ…？

in come！

違う！


まぁいいや。
集会所行ったら誰かいるだろから聞こ。

あ、クインジー、作業のほうはどうかしら？
そろそろ遅いから呼びに行こうかと思ってたのよね。

ずいぶんたくさん…竹？
えっ　これをお皿につかうの…
すごいわー…そんなこと考えつかなかったわ。

やるわね、クインジー。

[クインジーの差し出した素朴な竹皿をみて感心したようにいった]

[グレンには野菜を貰う恩があるのでネリーは逆らわない。]

おなかすいたよねー。
せっかくいい野菜があるんだから、ピーマンの肉詰めとトマトスープ、スティックサラダでも出そうか。残りはラタトゥイユにさせてもらうね。

[ネリーはうきうきとキッチンに向かった。]

う、うん。そうか。うん。

だったら僕にも出来る……かな？
像に布を巻くのはディーもやりたがるだろうから、一緒にやったら楽しいかもしれないね。

壷は、粘土を使えばそれっぽく見せることも出来る、かな？

ステラさんがアイディアを出して、僕が実現させるんだね。うん、僕、頑張る。

[視線は泳ぎながらそう言い終え、ステラの目を見詰め…照れて俯いた。]

ふー。暑い。
ちと、集中しすぎた感じ。

[...は、シャツのボタンを２つばかり開けた]

でも、だいぶ勘は戻ってきたかなー。

[...は、アップダウンでバスドラを正確に連打]
[合わせてスネアを連打して、シングルストロークロール]
[最後にハイハットで締める]

よーし、今日の練習おしまい！
酒場に行ってみよう。

ふふんふんふーん。

[ちなみにネリーの歌は下手。すごい下手。]

ラッセルさんありがとう。

[ 思いっきりラッセルを抱きしめた ]

ウェンディさんと協力してわたくしを手伝ってくれるのね。
助かるわ。

『また一人人生握られちゃったのよーかわいそうなのよー』

[ よろよろと戻ってきたシュテルはラッセルに同情している ]

さっけーさっけー。
うわ、これすごいよ、ビショーネンだってさ。

[ネリーはてきぱきと料理を作りながらグレンに話しかける。]

『…（首かしげ）…』

あ、ごめんね。ロボ。
この人がクインジーよ。ロボと同じように手伝ってくれるの。
仲良くしてあげてね。

クインジー、この子はロボ。
あたしの大切な家族よ。
ちょっと人見知りをするけど、いい子なの。よろしくね。

[クインジーにロボを紹介した]

[集会所の扉を開ける。]


やぁやぁ皆さん。
お待ちかねのユージーンが登場でございますよ！


と思いきや人少ない！
切なげ！

おーありがとな。


[料理をするネリーの様子を眺めている]

【すっげーなー。どうやってんだアレ。
　俺はせいぜい真っ直ぐ切るくらいしか出来ねー……】

っと、酒あるのか！
ネリーナイス！

んじゃ悪いが先にいただくぜー

[上機嫌で瓶を手に取る]

なに、和食なら竹のほうが合うと思ってな。

少し前に使い方をならったのさ。

るーるー るるるるるるるーるるー♪
さすが過疎の村。夜なのに、酒場に誰もいない。
酒場のレゾンテートルって、なんなのさー？

それともあれか。ヒュー君に対するいじめか？

…大人しく集会所に行くか。

ふうん…よろしくな。

[ロボに向かって軽く笑う]

しかし大切な家族なら、名前がロボってのは少し寂しすぎやしないか。

まあ、俺だってあいつには名前付けてないけどな

[...は頭上でくるくると旋回している鷹を見上げた]

おっ、ユージーンじゃねぇか！
会うの何ヶ月ぶりだ？　同じ村に住んでンのに、お前ちっとも俺の畑の辺り通らねェんだもんな〜


……つうか、今更だけど聞いていいか？
皆ここで何やってんだ？

△×●※◆◎！！！！！！

[突然ステラの柔らかい身体が密着してきてもう、ラッセルの頭の中はオーバーヒート！何が何だかワケワカメ！！]


はっ、はいはいはい！！！
が、がんばりま……ふっ

[硬直して気絶寸前。]

さて、と紹介がすんだところで。
………そろそろ戻らないとね。

おなかすいた人たちを満たしてあげないとー。

[クインジーを促すと酒場に戻っていった]

グレンさん、ばんはっ。
俺も俺も。

[酒を目にして明らかにテンションが上がる。
と、歌のようなものが流れている事に気付く。]


…おう！

この歌は紛れも無くネリー！
相変わらずの天才っぷり！

しかし音痴とか言うと怒るんだよな…。


こういう時はインカム確認。
何があったか把握しないと。


[ユージーンはインカムのログの海へ逃げ込む。]

話がまとまりましたし、ラッセルさん、ウェンディさん、集会所へ行きましょう。
きっと昨日みたいに食べるものがあるでしょうから。

『自分で用意するという選択肢はないのねー』

わたくしはおいしいものを労力を払わず食べたいのです。

『その発言はどうかと思うのよー』

満を持して集会所の扉を開くと、そこにはっ！

うは、男が２人だけ？そりゃないでしょ。

[...は、元気よく集会所の扉を開き、人の少なさに少し凹んだ]

ん、なんだこれ。

[グレンはインカムを手に取った。]

こんなもんがあるのか〜。へー。

えーっ？
ロボって素敵な名前だと思うんだけど何か変だったかしらね？

あたしが物心ついたときにはもうロボはロボだったわよ？

[不思議そうにクインジーをみた]

えーっと…
骨の人と委の人、こんばんは。

[...は、とりあえずユージーンとグレンに、夜の挨拶]

ああ、俺もそろそろ腹が減ったぜ。うまいもん食わせてくれよな。

[ローズの後ろをついて集会場へと向かった]

よっしゃ、できたっと。

[ネリーはユージーンとヒューバートに気がついた。]

あれ？二人分しかないよ？

[ちなみに自分の皿にはかなり大盛り。]

ヒューの旦那も久しぶりだな〜
まあ呑もうぜ！

[ヒューバートにビショーネンの瓶を差し出す]


……って、「イノヒト」ってなんだ？？

いや、まあ愛着持ってんならいい。
だがロボってのは一般的な総称だろう？

そいつにしかない名前をつけるのもいいんじゃないか？

おや、ネリー。こんばんは。
いやー、いい匂いだね。晩御飯かい？

…ありゃ。私の分はないのか。むーん。

[...は、物欲しげにネリーの分の皿を見ている。じー。]

ネリーさんきゅ。

[食事を持ってきたネリーに嬉しそうに片手を挙げる]

俺の分は確定だよな？
他のヤツの分は……。


……生野菜ならたくさんあるぜ？

[ご主人様これを...]
何これ？あー、インカムね。迂闊に誰かを口説いたりするとフクロにされるというあれか。
おかしいよね。ツンとかいいつつダダ漏れなの。
おっと、ボクも心の声を口に出すとまずいね。注意注意。

じゃぁ、ロデムみんなが集まっていそうな場所にいってみようか。っと、黒豹のままだとみんなが怖がるから、リックにでも変身しといてよ。

ツマミはなくても、酒は飲める！
頂こう。

[...は、勢いよくグレンの隣に座った]

イノヒトってのは、アレだよ。アの国の隣に住んでるんじゃね？
ほら、オーラ力って知ってる？
あれは「りょく」じゃなくて、「ちから」って読むんだぜ？

骨？
何の事かなっ。

[髪をかきあげると、「骨」の文字がちらちらと見える。]

ふっ。

て言うか誰でしたっけ。
えーとインカムインカム…モニターモニター…
…めどい。



っつかネリー多ッ！

はいっ！

[手を上げる。]

分けるといいと思います！

こんばんは〜〜。

あれー、皆さんおそろいですかぁ。
何人くらい、村興しやってるんだか判らないけど賑わってますねぇ。

[適当な椅子に座ると、ステラが引き摺ってきたウェンディを膝の上に乗せキョロキョロ見回した。]

[ ウェンディを引きずったまま集会場へ入る ]

みなさまこんばんは
いい匂いがするけど…ローズマリーさんがいないようね。
まだ食べ物はないみたい。残念だわ。

分けるのに賛成。激しく賛成。

ローズマリーさんこんばんは。
いいところにきてくれたわ。

グレンさんのお野菜があるみたいなの。
何か食べさせて。

あ、肉の人だ。肉の人こんばんは。

[...は、ラッセルに向かって軽やかに挨拶した]

月って書いた方が良かった気もするね、キミの顔は。

人間だけが持てる力ってヤツだな。
旦那、もっと呑もうぜ！

[ヒューバートの盃に溢れんばかりに酒を注ぐ]


それにしても、なんか一気に集まってきたな〜。
これから呑み会か？

こんばんは。ずいぶんいい香りね。
今日も色々と持ってきたわよー

あら？
見慣れない人もいるけど…はじめましてかしら？

委…。肉…。


はっ。


額かッ！！


[ばっと髪を上げる。

はっきりくっきり、「骨」の文字。]


これは芸術ですか！？

[リックと声を揃えて]
こんばんはー。皆さんお揃いですね。

あっ、スペシャルなチーズを持ってきましたよ。
じゃ〜ん！
フレッシュなシャウルスだよ！雪のようなとろける食感。
白カビチーズは熟成しなくてもおいしいのがあるんだ。試してみて。
重たいからリックと一緒に運んできたんだ。食べて食べて！

え？

肉の人？

[ヒューバートの視線を追いかけて振り向いたが、そこに居たのは今集会所に入ってきたクインジー。]

ええっと。
肉ってあだ名だったかなぁ？
マジで？好きな食べ物、肉だったりするんですか？

[クインジーにまじまじと質問をしながら、ふとあることに気が付いた。]

って、まーさーかー！！！

おーっととと。
いやー、悪いねー。

確かに、なんか人が増えたね。
飲み会やるんなら、私も混ぜて欲しいもんだ。

[ぐぐーっと、一気に盃を干す]

くーっ、美味い！

[ みんなの額を見回す ]

額の文字はやっぱり男の方の間で大流行のようね…。



変なの。

皆いいもん飲んでんじゃねぇか。

ローズ、食い物の前に何か酒をくれ。

[...は空いていた椅子の一つに腰掛けて、ローズに声をかけた]

おやおや、続々と。

ばんはっ。

仕事がひと段落着いたため連日登場のユージーン君ですよ！

レディース＆ジェントルメン！
お待たせいたしました！

そんな私はジェントル面！


つーかネリー無言で食わないで。
食わせて。
何にも食ってないのプリーズ。


はっ！チーズ！？
飛び道具来たッ！！

[ユージーンの様子を見て、盃に映った自分の顔を凝視する。
額にはくっきりと『委』の字。]

ぶっ。
なんじゃこりゃ！！



…………ま、いっか。

[酔っているらしい。]

ステラもこんばんは。作業のほうはどう？
食事はネリーが今日は腕をふるっててるみたい。

とりあえずねー、新作なのよー
食べてみてくれる？

【焼きおにぎり】
【海老しんじょ】
【あさりの酒蒸】
【茄子の生姜焼き】

[嬉しそうにいうとテーブルの上に料理を並べた]

あ、牧場のトビー君じゃないか。

そっか。君に僕は会えなかったんだね。

っていうか、ヒューバートのおじさん酷いや！僕のおでこに落書きしたよね！
訴えてやる！

[とうに文字は消していたが、おでこを押さえてヒューバーとに抗議する。]

むう。人が増えたのか。
しゃーないなー。
簡単にピビンパでも作るかー。
あ、あたしの皿には手ぇ出さないでよ！

[ネリーは再びキッチンに立った。]

トビーさんこんばんは。
チーズ…食べられるものが届いたわ。
うれしい。

『本当に自分で何もする気がないのねー』

座っていて食べるものがでてくるのは幸せだと思うの。

『横着者なのよー』

はい、ちなみにローズの料理もあたしがいただき。

[ひょいぱく。]

あ、ちょっとまって！

ねえねえ、ステラさん、ユージーンさんが帰ってきてるよ！絵がとっても上手なんだよ。

僕、ユージーンさんに憧れて美術部に入ったの。
村の絵描きさんなんだよね。

[ラッセルはウェンディを自分が座っていた椅子に座らせると、ユージーンの隣に座った。]

ぼっ、僕に絵筆のイロハを教えてくださいっっ！！

お、ネリーはまた料理作ンのかー。



[グレンは無言でインカムを耳にセットした。]

クインジーもこっちに来て呑もうぜ！

ん？誰が肉だって？

[男性陣の額に文字が書いてあるのを見た後、見なかった振りをして視線をそらした]

茄子のしょうが焼き！茄子のしょうが焼き！
ハフハフ！熱い！美味い！熱い！美味い！（もぐもぐ

うん、これはイケるね。
参考までに、葉しょうがのしょうが焼きも乙なものだよ、と言ってみる。

[...は、海老しんじょにも箸を伸ばした。ウマー。]

ふっふっふっ　ビショーネンを飲んでるのねー
これ美味しいわよねー

私が今日持ってきたのはね。
シューチョーっていうのよ。
あらシャチョー？チャーシュー？なんだったかしら…？
芋とか麦からできるらしいわ。

ヒャクネンノコドークっていうの変な名前よね。

[満面の笑みを浮かべるとクインジーに焼酎を渡した]

ふっ。

そんな隙にインカム確認完了。

何やらくすぐられたデボラ婆ちゃんの息子がヒューバートな額に文字で万事オーケイとかそんな感じ？


[酒が目に映り一切集中していない。]


っつーかその隙にネリーが食べ物をジェノサイドッ！？

ネリー…。

[さめざめと泣く。]

相変わらずのいじめっ子…いや何でもありません。


とりあえず俺にも酒をください…。

ローズマリーさん食事ありがとう。
見たことないものばっかりだわ。

いただきます。

[ 手を合わせて食前の祈りをささげるとゆっくりと食べ始める ]

ウェンディさんだけでなくラッセルさんもお手伝いしてくださることになったの。
順調に進んでいるわ。

『ステラが考えること以外なのよー』

[ 煌くナイフがシュテルの翼を掠めて飛んでいった ]

『キャー』

えーと、おにいちゃんは…あー、ラッセルにーちゃんか。久しぶり。
ねぇねぇ、バンドしようよ。何か楽器できないの？

ヒューおじさんにやられたんだね。ほら、あのデボラばーちゃんの息子なんだってさ。わかるだろ！いたずらするために生まれてきてような人だよ！

俺にも食わせろッ！

そして飲ませろッ！


つか食べさせてください飲ませてくださいお願いしますプリーズ！


あ、やべっ今日も財布持ってない！

ツケで！

ユージーンさんは確かに絵がうまいけど…。

やることがなかったらお手伝いいただける約束はいただいているの。
手伝っていただけないなら何かやることがあるんじゃないかしら？

『ステラが珍しく謙虚なのよー』

ユージーンさんは下手にこき使うと危うく殺人になってしまいそうなんだもの…。

ラッセル君、だったかな？
ここは戦場だ。戦場で油断をすれば命を落とすぞ。

額への落書きくらいで済んだことを、神に感謝するといい。
ほれ、アーメンソーメンヒヤソーメン。

[...は、酒をあおりつつ、ラッセルにニヤリと笑いかけた]

おっと、いけない。ボクたち子供はもう帰らなくっちゃ。
またね〜！
[リックと一緒に集会所を立ち去った]

トビーのチーズも相当美味しいわねー
これ、今度うちのお店でもだしたいわ。

[トビーのチーズをつまみながら焼酎ごくごく]

バンドだよね、うん。
楽器はそうだなぁ。ハーモニカとか出来るよ。あとはアコースティックギターだね。

うん、もちろんマーチンに憧れてるけど手が出ない。何故って僕は貧乏学生だから。

[テーブルの上の料理をつまみながら、トビーに笑顔を向けた。]

デボラばあちゃんか……。

食事もしたしわたくしも教会に戻らなくては。

ローズマリーさん、本日の食事もおいしかったわ。
いつもありがとう。

ではみなさまおやすみなさい。

[ ステラは挨拶をすると急いで教会に帰っていった ]

【ユージーンは相当ツケがたまってるわね…】

どうぞー、思う存分飲んで頂戴ね。
今日はくるのが遅くなってしまったから、あんまりゆっくりできないの。
そろそろ戻らないと。

あーあ、今晩もろくに勧誘できなかったよ。ちぇ。門限だけは厳しいからなあ。だいたい、牧場の運営とかみんなボクがやってるじゃないか。こんな時だけ子供扱いして。ブツブツ…。

『まあまあご主人様落ち着いて』

そうだね。ロデム。焦ってもしょうがないよね。

っと。
明日も朝から畑に出なきゃなんねーから、俺はもう寝るぜ。

野菜は毎日ここに持ってくっから、使いたいやつは使ってくれなー

そっかぁ。

じゃあ、教会の絵は僕が描かせてもらうね。下手でも許してね？

[ステラを上目遣いで見る。ヒューバートの言葉にびくびくしながら席を立った。]

ぼ、ぼくも帰らなきゃ。
あーっと、ステラさん夜道は怖いから送ってくよ。まってー。

んぐんぐんぐ。


[注ぎ込まれた酒をそのまま胃へ放り込む。]


ふっ。


しかし、さすがはデボラ婆ちゃんの息子ッ。
これがたどり着けぬ高みというものか…。

普段見ない顔も混じってるね。
ラッセルいつ帰ってきたの？

引きこもってたら分からない事にッ。

よし。今日は朝まで酒を飲むぞ。
喋る暇も無いほど、酒を飲んでやる。飲みきるぞー。

グレン君。キミはつきあってくれるよな！な！？

[...は、グレンの盃に*新たな酒を注いだ*]

おっと、俺もそろそろ帰らないとな。

自分の土産に何か持って帰るか

[...は焼きおにぎりといくつかのおかずを竹の器に入れて集会場を*出て行った*]

パプリカッ！！

苦手！

ぎゃふん！

飲め飲めッ！

パプリカの味を消す！