人狼審問

−　聖殿　−

そうか、とうとうやったのか。。
エリューシオンが生命で満たされるこの日が来たのだな。

これで女王は、アンジェリークに決定したぞ！

へぇぇ……
アンジェリークが女王か……おめでと♪

［オリヴィエは、少しだけ安心したような笑みを浮かべた］

アンジェリークの育てた新しき宇宙の力によって、この世界は救われるであおう。

古きこの世界は、終焉に向かいつつあった。
そのため、新しき女王と、新しい宇宙を創り、この世界の生命を、星々を新しき宇宙に移動させる必要があったのだ。

女王、そして、試験中にこの地を離れた守護聖たちは、そのための力を集めていたのだ。

今こそ、アンジェリークの創造した新しき宇宙に、これまでの宇宙の星々を、生命を、すべてを送ろう。

すべてを慈しみ、導く心を持って静かに目を閉じ、心の扉を開くのだ、アンジェリーク。

[こうして、旧宇宙からの星々の移動は無事終了した。

アンジェリークの新しい宇宙には、もう一つの世界を受け入れてもなお十分な余裕があったのだ。

世界の危機とそれが回避されたことを知った人々は驚き、そして喜んだ。]

[姿を消していた守護聖たちも、聖殿に再び姿を現した。

そして、新女王アンジェリークの即位の儀が執り行われることとなる。]

アンジェリーク、おめでとう。
これから先、様々な困難に負ける事無く、大事に育てていくのよ。
貴女には、期待してるわ。

［オリヴィエは、光のサクリアがエリューシオンに満ちたのを感じ取った］

………そう、アンジェリーク。おめでと。

そして、ロザリアもお疲れ様。

…………………。

違うね。
私はロザリアに言わなくちゃいけないことがあったんだ。

フ……アンジェが女王となったか。
まあ、頑張る事だ。おそらく全ての守護聖も力を貸してくれることだろう。
今後アンジェに対しては、こう言う口の聞き方も出来なくなるのが寂しいことではあるがな……。

アンジェリークが、新しい女王陛下…か。

なんかすっげー変な感じだけど、おめーが頑張ってたことは
オレも素直に認めてやるぜ。

これからも頑張れよ…女王陛下。

アンジェが新しい女王陛下になるんだね。

もう一緒に遊べなくなるんだ…。
ちょっとさみしいけど、
アンジェのために、ぼくがんばるよ。

おめでとう、アンジェリーク。

時空間移動。
女王試験は未来を決定するものだったのね。

エリューシオンが新しい『宇宙』
アンジェリークがその世界の女王。

アンジェリーク、おめでとう。
あなたとあなたの宇宙の未来が輝きで満ちていますように。
いいえ、あなたならどんな困難でも乗り越えていけると信じているわ。

今までは肩を並べてきたけれどこれからはそうできなくなるのは寂しいけれど。
いつでもあなたの力になりたいし、あなたの幸福を祈っているわ。

ああ……ついにこの瞬間がきたのですね。

おめでとうございます、アンジェ。
貴女の頑張りが宇宙を救ったのです。
これからも、貴女のその明るさと頑張りでわたくしたちを、お導き下さい。

ロザリアも良く頑張りましたね。
お二人のどちらが女王となっても、遜色は無かったと思います。

お二人とも、本当にお疲れさまでした。

[結果を見届け、聖殿のテラスにでた。]

……ひたむきに頑張るアンジェが新女王に、ですか。
確かに新しい宇宙に求められるのは、完成された安定よりも未知数の力強さ…なのでしょうね。

心からお祝いし、新女王陛下への忠誠を誓うべきこの時にわたくしは……。

[胸元に右手を当てて静かに目を閉じた。]

ええ……判っておりますよ。

彼女の微笑みは、等しく全ての存在に向けられるべきもの。
それがどれほど大切で、重要な事なのかも。

……判っております。


どうしたのでしょうね。わたくしは。

おめでとう、アンジェ！
君が新女王陛下だなんてまだ信じられないよ。
いや、もうこんなふうには話し掛けられないな…

［ランディは姿勢を正してアンジェを見上げた］

おめでとうございます、女王陛下。風の守護聖として陛下に忠誠を誓い、陛下と共にこの宇宙を支えていけることを、非常に嬉しく思います。

光の守護聖ジュリアス。

新しき女王陛下に永遠の忠誠を捧げます。
我が司る、この世界のすべての光が陛下の御為に輝かんことを。
そして、新女王陛下の御世に、誇り高き光を掲げんことを。

おめでと、新女王陛下。そのドレス、よく似合ってるよ。

初めは危なっかしかったけど、今は全然そんなコトないよ。アンタとエリューシオンとおんなじように、明るくて元気な宇宙を作っていこうね♪

［そして、うやうやしく一礼した。］

夢の守護聖・オリヴィエ、新しい宇宙の生成に精一杯尽力させていただきます。

―謁見の間・外―

………さてと。

ロザリアに会いに行かなくちゃね。
きっと今頃準備で忙しいだろうけど、補佐官になる前に、言わなくちゃいけないことがあるからねぇ……

［オリヴィエは、*ロザリアの部屋に向かった*］

……♪

[自室に戻り、程なくして部屋のドアが叩かれた
　半ば期待のこもった面持ちで立ち上がり扉を開ける]

───私を新しい宇宙の女王補佐官に…？

お申し出、喜んで受けさせていただきます。
あの子──アンジェリークと共にこの宇宙を見守りますわ。

[一瞬目当ての相手でなかったことに落胆の表情を浮かべかけたが想定外の申し出に考える間もなく答えた]

女王補佐官として、ここに留まるということをあの方にお伝えしたらどんな顔をするかしら？
どなたかから聞かされてしまう前にお伝えできるといいのだけれど。

[くすっと笑うとそう呟いた]

［オリヴィエは、部屋の中に入った］

……ロザリア。

女王試験、お疲れ様。

結果は残念だったけれど、アンタはよくやったと思うよ。

［寂しげな表情を消すかのように、微笑んでみせた］

［ノックをして「どうぞ」と声を掛けられてから、ロザリアの声が聞こえない。ロザリアの部屋に入っても、その空気が凍みるように痛い］

…………。

［オリヴィエは、ロザリアをじっと見つめている］

[部屋に入ってきたオリヴィエをみて輝くように微笑んだ]

オリヴィエ様、来てくださったんですね。

女王試験の間オリヴィエ様にいつも助けられてきましたわ。
でも…せっかく応援して頂いたのに…

力及ばず女王になれることができなくて申し訳ありませんでした。

[なんとも言えない感情が湧き上がってくるのを抑えるように言った]

……そんなことないよ、ロザリア。
アンタもよくやったじゃん。

ねぇ…フェリシアの民を思い出してごらんよ。

私には王立研究院の研究員が出してくれるデータでしか分からないけれど……ロザリアには、フェリシアの民の幸せそうな笑顔が見られるんだろう？

［オリヴィエは、ロザリアの隣に座った。］

……ロザリア。

これから、どうするんだい？

元に居た世界に帰るのか、それとも……

［何かを言いかけて、言葉を飲み込んだ］

よくやったと…オリヴィエ様に言って頂けて何よりも嬉しいですわ。

フェリシアの民──今は旧宇宙と共に新しい宇宙に過ごす民ですが、彼らは本当に頑張ってくれましたわ。
彼らの夢見るように微笑む顔とまっすぐなあの眼差しは生涯忘れることができないと思います。

そうですね。女王試験が終わった今。
私は元の世界に戻るべきなのかもしれません。

──オリヴィエ様は、私がどうするべきだとお考えですか？

そうだね。
フェリシアの民は、ロザリアを信じてここまでやってきたんだ。

……そして、この私も……ね。

結果がどうこうっていうんじゃないよ。
ロザリアと居られることが、幸せだったんだ。

私はロザリアに、私の「夢」の力を贈れたことを…力になれたことを、決して忘れたりはしないよ。

［オリヴィエは、ロザリアに微笑んだ］

……どうすべきか、ねェ。

ふふっ。聞きたいかい？ロザリア。

［オリヴィエは、ロザリアの目をじっと見つめて微笑んでいる］

ロザリア……

私のシゴトは、美しい夢を見る力を与えるコト。
明るくて楽しくて、一晩眠ったら明日には希望が見られるようにするための力を、私のサクリアに乗せて贈っているんだ。

……でもね、私だって、美しい夢が必要なんだ。
私が美しい夢を見るために、とっても大切なものがあるんだ。

オリヴィエ様の描く夢──さぞ美しい夢なのでしょうね。

その夢に大切なもの…？
一体何でしょうか？

[オリヴィエの瞳を見詰めながら問いかけた]

ふふっ……それはね……

ロザリア、アンタだよ。

……ロザリアが頑張っている姿を見て、フェリシアの民が幸せになって、ロザリアが笑顔を見せてくれる。どんなにキレイに着飾っても、本当に幸せな笑顔には何もかなわないんだ。

ロザリアの笑顔がね、何よりもこの場所で一番美しいって私は思ってたんだ。見ているだけで、私は幸せになれるんだよ。

[オリヴィエの言葉に驚いたように瞬きをした]

もし私の笑顔を美しいと感じてくださるなら光栄ですわ。

でも…その笑顔を与えてくださったのは…
オリヴィエ様、あなたなのです。

オリヴィエ様の笑顔を言葉を思い出すとき、私はとても幸福な気持ちになるんです。だから…きっと笑顔でいられるのですわ。

……ねえ。ロザリア。

私はね、ロザリアのことが好きだよ。

できることなら、私の傍に居て欲しいんだ。
私の傍で、美しい夢を見せてあげたい……

……これからも、一緒に居てくれるかな？

[オリヴィエの言葉にコクリと頷いた]

オリヴィエ様のお望みのままに───
いえ、オリヴィエ様の望みと私の望みは同じものですわ。

私もオリヴィエ様の隣で美しい夢を見続けたい。
オリヴィエ様の声を聞き、あなたの瞳に映るものと同じものがみたい。

それが私の今の『夢』ですわ。

ふふっ。

［オリヴィエはそっとロザリアを抱き寄せた］

ロザリアの幸せが、私に美しい『夢』を見せてくれる。

…………ありがと、ロザリア。

[オリヴィエの腕の中で幸せそうに微笑んだ]

オリヴィエ様…
この幸せがどうか永遠に続きますように…

−　ロザリアの部屋前の廊下　−

[鍵穴からこっそりと部屋の中を覗いている。]

即位の儀についての打ち合わせがあるというのに姿を見せぬから、もしやと思ってきてみたら……。

こら、ランディ。押すのではない。

[幸福な時間を味わっていると戴冠式がまもなくはじまるという使者が訪れた。新しい宇宙の女王アンジェリークの戴冠式は聖殿内の豪奢な一室で守護聖達に囲まれて華やかに行われた。居並ぶ守護聖達は皆、新宇宙の誕生と女王アンジェリークの誕生を祝福をし変わらぬ忠誠を誓った。数名の守護聖はその心のうちに忠誠や思慕といった想いとは別の感情を抱えてはいたが──]

【fin】

お疲れさまでした（おそるおそる

お疲れさま。

さすがにこの時間だと、みんな寝たかな。

遅い時間まで引っ張っちゃってごめんなちゃい…

６６６さんのジュリ様かなり面白かったですよぅ
白でもかなり面白かったんだけど、独り言は相当面白かったなぁ

でもまさか元ネタがBoo○ o○fで買った攻略本３冊とは…！！
すごすぎですｗ

まぁ、アンジェが来ないので進まない訳で。
やっぱ▼スカさん。

ジュリアスは、どういう風に動いたらいいのかよくわからなくて。
自分から人の輪に入っていくようなタイプではなさげなので、結果的にあんな風になりました（笑

あとはGoogle。

ネタがなくなったら、適当に「ジュリアス　クラヴィス」とかでぐぐると、誰かが書いた妄想SSが出てくるので、それを参考に……（笑

なんかねぇ、公園を徘徊してるのが面白かった！
オリヴィエ様と会う前に出会ってしまいそうで、寧ろ面白そうだからそうしちゃおうかなーとか思ってたのは内緒の方向で…

あと「ケシカラン」とか言いながら覗きをしてるのが！！

そんなものまで読んでたのかー
凄すぎですよぅ

私はゲームをやり直す時間がなかったので全て記憶を頼りに…
かなり捏造気味でしたねー

ゲームは村が始まる前に時間あったらやろうかと思ったんだけど、さすがにそんな余裕はなかったり。

まぁ、原作とキャラが微妙に違うとかは、みんな結構適当にやってるぽいのでいいんじゃないかと。

本当はもっと序盤に消えるつもりだったんだけど。
オスカーなんかがはやく消えてしまったのが想定外。

んー…そうですねー…
それはかなり残念でした。

スカさんと神取さんのカップルにつっこみを入れるために村にきたのに。
最終日まで残るとか想定外だった（笑

オリヴィエは寝たかな。
僕もそろそろ寝ます。

それでは、おやすみなさい。