人狼審問

私の所に送られて来た薬も人狼を見つけることは出来るらしいが、人狼の見方をしているのが本物の人間だとすれば、見わけることは出来ないのだろう。

［グレンの言葉を受けて］

そうですね･･･嘘を見分けるのは難しいわけですか。
そういうことなら･･･

［頭に邪悪な考えが駆け巡る］

最悪の場合、どちらも･･･いや、何を考えているのでしょう。
いけないいけない、私までどうにかなりそうです。

―ネリーの様子に蒼白になると―

ネリ！！大丈夫？
あぁ、あなたがこんな目に合うなんて・・・

ウェン！ウェンは？あの子はまだ外にいるの？
あぁ、どこにいるの、ウェン！！

―おろおろとウェンを探しに行こうと扉に向かった―

死者が何者かを見抜く者を寄越している以上。
犠牲者が増えることは計算されている…。

もしくは、この手で人間を殺さなければならない。
私は、どうしたら良いのだろうか…。

まずは、人狼を見抜く能力とやらで誰かを見てみたい…なんて考えは甘いのでしょうか。

[ステラの言葉に驚いて]

……ネリーが、どうしたと！？

駄目だ、ステラ！外に出るんじゃない。
今の村は異常だ、襲われるぞ！

ヘンリエッタさん、ワシはあんたの言葉をむやみに疑う訳ではないが、だが事はシャーロットの真偽にもかかってくる。
あの娘が人狼、もしくは人狼の仲間などと言うことはワシは信じられん。

まったく何ということだ。

―ハーヴの言葉にふるふると首を振ると―

でも、でもウェンが！！あの子が外に居るかも知れないのよ？
あぁ、ウェン！！

……ネリー！

くそっ！　万一お前に絡んで来るような者がいたら、家の名前を出せとあれほど言っていただろう！　すぐに駆けつけると！　この村で私が家に手を出せるものなど居ないのに…なぜ黙って逃げて……！

くそっ、人狼騒ぎから外部との行き来は無いはず…
とすれば村のものの仕業しかない…我々が容疑者であることがどこから漏れたのだ！　アーヴァイン！　これは貴様の怠慢だぞ！

…ちっ、奴はまだ戻っていないのか。

なんて事だ……まさか狼によって我々が害される前に村人から害されるとはな！

…………。

ネリー、君はしばらく休んでいろ。
たまには気分転換に雑事などするのも気が紛れるからな…。

[ヘンリエッタは無言で、ダイニングへ向かっていった…]

……既に死ぬことを想定しての能力者派遣だと……
忌々しい。
まるで捨て駒ではないか……！

セシリア。俺はあんたと違ってその道の専門家じゃないんだ。あんたがそう言うならそうなんだろう。

見分ける力を持った人間も手配されてるってのはそういう事だろうと思うしな。
見分けてみれば良いじゃないか。

……誰を？という話か。なるほどな。

[ステラの言葉に反応して]
ネリーさんが！？
村人め、いや自警団か…。
余計な噂を流して、そんなに急がせたいのか？
全員殺せば楽になるなんて甘い考えでも植えつけたのか…。

阿呆が…。人間の数が減ればこの村そのものが滅びてもおかしくないと言うのに…。
秘密裏に何故しなかった！！

[ステラのほうへと駆け寄っていった]

[ステラを追いかけて]
なんだ、ステラ落ち着け。
ウェンなら大丈夫だ。村人の中にも分別のあるものはいる。お前が女子衆の中で一番年上なんだ、気をしっかり持て。

［ヘンリエッタに向かって］
お嬢様、気を付けて…
正気を失っていますから…

ステラ！落ち着くんだ！
……ウェンが心配なのは私も同じだ。

だが、いま1人で飛び出すのは余りに危険だ。

[ダニエルの言葉に頷き]

……きっと、大丈夫だ。

―ダニエルに止められ―

でも、あの子がまた傷付くのは・・・見たくないんです。これ以上傷つくなんて・・・

―へたりとその場に座り込んだ―

ウェンディは…ネリーと違ってすばしっこいから
もしかしたら、木の上とか…教会の隅とか

あの子は賢いから、きっとどっかに非難してるはず

ネリー、どんくさいから
ごめんなさい、心配かけちゃって、もう大丈夫です
［にっこりと笑ってみせる］

でも……外にはあまり…行かない方が…良いのかも…

そう広くない村だからな。人の口に戸は立たんもんだ。
ダニエルさん。あなたなら自警団にも顔が利くだろう。後で構わないから、事態の収拾を頼んでもらえないか。このままじゃ、村の奴らに俺達全員が殺されかねん。

人狼を見つけ、自警団に突き出して済むなら、それに越した事はないんだ。

ほら、ステラいい子だからしゃんとしろ。お前が怪我でもしたら、それこそウェンが悲しむ。
あの子は大丈夫だから。
[ステラを抱きかかえるようにして部屋へ]

ウェンディちゃん…。
何とか無事に戻ってきて欲しいわ。
いや、人狼なら…死んでもらいたい。


はっ、私は何を考えているんだ…。

[グレンの言葉を聞きながら]
私も後で自警団に駆け寄ってみるよ。
隔離でも何でも構わないから、村人を少しでも落ち着かせて欲しい…と。

グレン、分かっている。この集会所に火でも付けられたら大変だからな。
実はここに来る前に心ある奴らに忠告を受けている。ウェンのことは保護してもらえる筈だ。

火をつけるなんて真似はさせないよ。
無茶をして、失敗した時は…。

村人全員の命がなくなる時だと、強く忠告しておくよ。
下手に事を大きくするな…。とね。

[ダニエルに連れられていくステラを見送り、
扉の向こうを睨んで]

……ウェンディ。
どうか無事で。

［なんとか落ち着きを取り戻して、セシリアに］

セシル、あなたがその何とかって言う組織の人間で有る事は間違い無いみたいなの
だから…教えて
ネリーは何をしたら良いの？
見分ける事は出来る、出来るけどこの能力はどういう風に使ったらいい？
ネリーが気になる人がそうか違うか見ればいいの？
それとも、みんなの意見を聞いて見分ければ良いの？

今、信じられるのはセシリアだけなのかもしれない
教えて、ネリーはどういう風に動くのが一番良いの？

村の人達を静まらせるには結局人狼を見つけて退治するしかないのじゃないかな。
アーヴァインの話では人狼は2匹だけだということだ。
2匹退治してしまえば、残る我々は人狼でないと村の人達も認めてくれるだろう。

ネリー、すまぬ、いささか冷静さを欠いていたようだ。
…しかし、いずれこの報いは受けてもらうことになるであろう。怒りで我を失うのは愚であるが、怒りを忘れて屈辱を受け入れるのもまた愚であるのだから。

集会所には我々以外に居ない…護衛も居ない代わりに、不埒な考えを持つ者も居ないが…。今回のような事が発生するなら、屋敷から少し荷物を運び込んで、事態が終わるまでここに拠点を移した方が良いのやも知れぬな。家も父の随伴で今は人員が少ない…彼らも彼らで手一杯であろう。

ウェンディ…あの娘もまだ戻っておらぬのか。会議が終わるまで私もここから出られないが…玄関外で待たせている従者に話すぐらいは良いであろう。見かけなかったか扉越しに聞いてくるとしよう。

[ヘンリエッタは玄関へ戻りつつ、呟く…]

（弱いものから狙われる…か。嫌なものだ。
弱肉強食は銃と投機の世界だけで十分だと言うのに…。）

ひゃっ！？

[驚いて目を開き、周囲をキョロキョロ]

[ダニエルの厳しい視線に項垂れ]
……済まない。
私も、大分おかしくなっているようだ。

今の私じゃウェンディに会えないな。

[ネリーの言葉に反応し]
出来れば、皆の意見を聞いて貰いたいと思う。
幸い、人狼の数はこの中の人間より少ない。
この状況を信じるならば、２人に誰を見て欲しいか…。
誰が人狼だと思うか、言って貰いたいと思う。

[みんなの声を聞きながら恐る恐る部屋を覗き込む]

ステラママ？じーちゃん？みんないるの？

[昼間の額の傷を隠しながら部屋に入る]

セシリアさん、私もネリーと同じ質問をあなたにしようと思っていたのだった。
そう言えばさっきステラさんが同じ人を調べるのか、別々な人を調べるのかって聞いていたが、これは私の希望より、セシリアさんが決めることじゃないかな。

［背中でシャーロットの眠気の様子を感じ］

大丈夫ですか？無理もないですよ。
貴女のような若い身に、村の運命の一端が
のしかかっているわけですから。
休めるうちに休んでおいた方がいいですよ。
これだけいれば、人狼も下手に手出しはできないはずですし、
あこの施設の中なら外部の危険は、
及ばないようですから。

[セシリアの言葉に頷き]

誰を見るか、か。
此の状況、ヴィンセント先生の言うように狼を見つけ出さねば収まるまい。
半信半疑などと言っている場合ではないな。

人狼に殺される前に村人に殺されかねんとは、
皮肉なものだ。

……何してるんだ、シャロ。

―ウェンを認めると抱きしめ―

ウェン！！よかった・・・・

[セシリアはペンを取って、紙に書き始めた]
ネリー、ヴィンセントに誰を見てもらいたいか議論して欲しい。

皆に少しでも落ち着いてもらうように…少し、自警団の方に足を運んでくる…。

[最後に小さな文字で]
神様、段々醜くなってくる私の心をどうか、抑えてください…。

［ウェンディの額の傷を見て］

Sei getrost, meine Tochter...おっと･･･。

［今自分のいる空間の意味を思い出し、
　思わず言いかけた一節をつぐむ］

ウェンディ！

……よかった、無事だったか？
うむ、大体揃っている。
ユージーンとナサニエルがまだ、か。

[数歩歩み寄った]

[顔を赤らめ、そっとルーサーの陰から出てきて]

えへ…
ちょっと色んな事がありすぎて、疲れちゃってた…

ウェンディ……無事であったか。捜索も頼もうかと思っていたところであったぞ。

[怒りの声を抑えつつ…]

その怪我はまたあいつが？　それとも別の誰かか？
……いや、答えたくないならば無理強いはしないが。

ネリー、救急箱を持ってきてやれ。

ウェン心配させおって。
[ウェンの頭を撫ぜる]


・・・騒ぎが収まったら悪ガキにちゃんと謝らせてやるからな。

［部屋の隅から救急箱を持ち出して、ウェンディの額の怪我の治療をする］

ヴィン先生に見て貰うほどの大きな傷では無いわ
良かった、女の子の顔に傷でも残ったら大変だもんね

はい、はがしたらダメよ？
一日はこうやっておきなさいね？

これこれ、ここに医者がいるというのにネリーに救急箱を取りに行かせることは無いでしょ。ヘンリエッタお嬢さん。
どれ、ウェンディちょっと見せてごらん。

[ウェンに気付き、同時に傍にいるエッタにも気付き]

ウェン！

…ちょっとどいて！

[エッタを押し退ける…というより突き飛ばし、ウェンの手を取り]

石を投げられたって聞いたけど、大丈夫だった？
ねえ、誰の仕業か言ってくれる？

ネリー、ありがとう。
どうやら、私の出番は無かったようだね。
私の出番は無い方がいいんだけどね。

―ウェンの無事を確認してほっとすると―

ねぇ、ウェン？しばらく私の部屋に泊まらない？
そうね、騒ぎが収まるまで私の部屋に泊まりましょ、ね？

あっ、ネリー、ありが…

[彼女の格好に驚き]

な…何があったの……！？

［ヴィンセントににっこりとほほえんで］
先生に教えて頂いたから出来るんですよ？
いずれ、弾丸の摘出手術も出来るようにして下さいって、無茶を頼んだネリーに一から応急手当を教えて下さったのは、先生ですもの。

［ロッテに］
えーっと……毛布は今のファッションらしく……
って違うわね…

換えのお洋服無いから…

[ヘンリエッタはややムッとしつつも大人しく退き]

…そうとも、シャーロット。貴女は疲れているだけだ。
人狼探しなどは、私たちに任せて休んでいるのがいいと思うがね。

ダニエル殿、それは私も同じ気持ちだ。
残念ながらシャーロット嬢とは普段から良好な間柄であった、とは言い難いが…それでも私から恨む理由も無い。彼女も事件のショックで色々と疲れているだけであろう…今回の事件が終われば、普段の彼女に戻るであろうとも。

ダニエル殿は昔は腕の方もなかなか覚えがあったらしいな、ナサ殿に生き延びるための技を幾つか教えたのもあなたであると聞いたぞ。
…いざという時は頼りにしているぞ。何しろ、容疑者同士である我々以外すら、敵なのかもしれないのだからな。ネリーやウェンディの事を見る限りでは。

―慌てて着替えを持ってくると―

サイズ平気かしら？ネリーこれに着替えてらっしゃい。

―そっと服を手渡した―

>>443
換えの洋服って…
えっと、ちょっと待ってて！すぐ取ってくるから！

[わけも分からずネリーの肩を強く抱き、自宅まで服を取りに*走っていった*]

[ウェンディの治療の様子を心配げに眺めていたが]

あ、おい、シャーロット！こら！！
1人で行くな、危ないだろうが！

[慌てて*追いかけた*]

こら、シャーロット・・・

行ってしまった。あの子はせっかちすぎる。誰に似たんだか。
ハーヴェイが追いかけて行ったか。あの子に手を出すほど無分別な奴はいないだろうて。

[墓地で一人いつもの雑務をこなしていると捨てられた小動物の死体を発見した]

ああ、ここにも・・・また動物が・・・
本当に町中に私たちが人狼だと思われてしまったのか。

[嫌がらせのように置かれた動物の死体をその場に埋め呟いた]
直接言いに来る勇気も持たぬのに、動物なら殺めていいものか。普段あまり人の来ないここまでこんな様子なら、他はもっと酷い、のでしょうか・・・集会場に向かいましょう。

ステラさん…思った寄りも胸が大きい…
胸の所だけぶかぶかです…

[二階の窓辺で思考する…]

ふぅ…空気はいつもと変わらぬのだな。人の心は違うと言うのに。
明日はここに集まった中から人狼探しをしなくてはいけないのか…私も誰かを疑い、誰かもまた私を疑う…剣呑なことだ。しかし、考えねばならぬ。

[地上に目を留めて]

ふむ、こちらに向かっているのは…あれは墓守殿か。何時にも増して暗い表情をしておるが。

[些細な悪戯だと思いつつも、どうしたものかと考えあぐねているうちに集会場の扉の前に立っていた]

・・・はあ。ここで悩んでも仕方ありませんし。

[扉を押し開け中に入った]
こんばんわ、皆さん。

[破れた服と腕を抑えてセシリアは集会所に戻ってきた]
関わってなければどうでもいいって事か。
愚かな…私達の中の人間が全員死んだ後に災いに巻き込まれるのはお前等だと言うのに。

少しずつでも説得していくとしよう。
まあ、これで家にいきなり火をつける馬鹿者が出る事は無いだろうが…。

こんばんは、ユージーンさん。

セシリアさん、怪我をしているのですか？

―ユージーンに駆け寄ると―

ユー兄！！大丈夫？村の人たちに何もされてない？
平気？ねぇ？ねぇ？

―続いて入って来たセシリアにタオルを渡すと―

セシリア！あなたまで？
あなたは、組織の人なのに？どうなっているの？

[事の次第をユージーンに話してから]
ジーン、お前んとこは大丈夫か？
どういう事か分からないが人狼の噂が飛び交ってるな。
冗談なんて言ってる場合じゃなく、村中が殺気立ってる。相当ヤバイぜ、これは。

こうなっちまった以上、俺は、セシリアの指示に従うのが最善に思うね。

[自宅の門の前。家に入ろうとした彼女を自警団員が制する]

…え？なんで？
ここは私の家なのに…

ねえ、服を取ってきたいの。どいてよ。

[首を横に振られ、ムッとして]

何でよ！何で自分の家に入れないの！？
父様と母様は！？

[ヴィンセントに会釈をしてステラに微笑んだ]
私自身は大丈夫でした、が・・・
すこし墓場に悪戯をされましたよ。

ということは、他に何方かなにかされました？

[ヘンリエッタの言葉に独り言気味で]
腕に覚えがあるわけではない。ワシが知っているのは山や森に親しんでいたら自然と身につくことばかりだ。

ナサニエルか。あいつが子供の時は木こりの仕事に興味があったようでよく一緒に出かけたからな。・・・それがいきなり外国を見てきたいだと。船などとという不確かな物に乗って何年も音沙汰も無く・・・帰ってきたと思えば・・・ばか者が。

［着衣などに乱れが見られるセシリアを見て］

この状況下、村人には伝わってないのでしょうね。
彼女が、信頼できる味方のようだということが。
ただ、あそこに集められた13人は危ない、
そういう認識なのですね。

[ヴィンセントの言葉に、大丈夫だという顔で]
ちょっと村人達に囲まれただけだよ。
ちゃんと戻ってきただろう。

いきなり尻尾を見せろから始まって、背中の刺青を見たら、収まりがつかなくなったようでね。
人の心と言うのは怖いものだ…。私も…怖くなっているが。

大丈夫だよ。私達は殺されはしない。
現状の説得はしました。どうか私達をおとなしく見守って欲しいって言ってきましたよ。
下手に命を奪ったり、害そうとするような真似をすれば…生命の保証は無い。とね。
こっそり命を奪うような馬鹿は出ないだろう…。

自警団との交渉も早期の事件解決を要求されたのみ…。
自警団は私に強硬手段を取れと催促してきたよ。

[どっと疲れたのか、椅子へと腰掛けた]

[みんなの様子に少し面食らった様子できょとんとしていたが、手当をうけ、椅子の上で足をぶらぶらとさせている]

じんろうさんのせい、なの？
みんな顔が怖いよ

おねえちゃんとエッタちゃんは喧嘩してるし…すぐ、仲直りしてくれるかな？
おでこは広場でじんろうの事言われただけだし
ウェンはこれくらいぴーすおぶけいく、なんだから！へっちゃらだもん。

だから、じーちゃんも怒らないでねっ。
ウェン、オトナだから大丈夫☆

[ステラのほうを向き、にこにこ笑う]

ステラママのお部屋で寝ていいの？
ね、ね、ほんと？わーい♪

シャーロット！！

[自警団に詰め寄るシャーロットに歩み寄る]

……私達は容疑者なんだ。
何を言おうと動くまいよ。

[セシリアの言葉に眉をひそめ]
強硬手段？　どういう意味だ、それは。
人狼を見つけさえすれば、自警団がなんとかしてくれるんじゃないのか？

あ…ハーヴ……

[団員に、問答無用で服やノートの入った鞄を押し付けられ]
あっ…

[鞄を抱えたまま尻餅をつき、小刻みに震え始めた]

強硬手段というのは？具体的にどうしろと。
まさか、リンチ [声が細くなる]

[セシリアに]
強硬手段？
どういうことだ。

[ウェンディに]
ああ、さっきはヘンリエッタに対してシャーロットが失礼だったな。謝らせようと思ったら出て行きおって。こんな狭いところで喧嘩してもつまらん。ウェンは賢い子だ。

[グレンの言葉に頷き]
こっちは悪戯で済んでいるから、まだいいが・・・火をつけられたりなどなければいいが。それにしても酷い。
何故ここまで皆は・・・

強行手段？それって・・・・

―微かに青ざめるとセシリアを凝視した―

シャロッ……

[駆け寄り助け起こそうと]

……どうした。
何があった？よもや自警団に……
……？その荷物、は。

[ハーヴェイの服の裾に縋り、消え入りそうな声で]

父様…母様………

紅茶をどうもありがとう。
これでも飲んで少し落着かないと。
それにしても、強硬手段だって？

［ユージーンの言葉に飄々と］

火ですか･･･もうとっくにつけられてますよ。
留守だったからよかったものの。

[何とか搾り出すように、セシリアは言う]
人狼を探し出して…殺す。
分からないのであれば疑わしき者を殺せ…と。

疑わしいから殺せなど、愚か過ぎると思い反対したのだが…いつまで抑えられるか分からない。

ヴィンセントさん、ネリーさん…。
だから、私は最初は２人の見る力に頼って判断して行きたい。

…………。


[シャーロットの背をなで]

……余り長居すると危ない。
一度、集会場へ戻ろう。

立てるか？

出来れば、人狼を発見して自警団に引き渡すという穏便な手段で解決して行きたいと考えているから…。

ごめん、私でも村の総意を何処まで抑えられるか分からない。
自警団に対して、警告は出来てもあまり強い影響力を持たないから…。

[よろりと立ち上がり]

行こう、ハーヴ…
みんなの所へ、行こう…？

［セシリアの言葉に頷き］

ネリーの力が、みんなを助けられるなら…
パパのように…ううん、大丈夫きっと大丈夫・・・

［大丈夫と自分に言い聞かせるように何度も呟いた後］

みなさんが、どなたを見極めたいかネリーに教えてください、多分ヴィン先生と同じ人を見た方が良いとネリーは思って居ます。

[グレンの言葉に対し]
実際にここに集められた容疑者の血を見たいんじゃないのか？
自警団の皆様方は。

[毒づくように愚痴った]

―セシリアの言葉に身震いすると―

人狼が見つからないと、誰かが変わりに殺されるの？
そんな・・・私、まだ・・・死にたくないわ。

判断してもらって人狼を早く探さないといけないわ！

フン、信頼できる結社の代表として、自警団から今回の件を委任されたセシリアにまで手を出すとは。

しかしきついことを言うようだが、私は私の家の代理責任者、セシリアはこの集まりの責任者でもある。何かがあれば恨みを買い、その責任を負う事になるのは避けられぬ。責任者が痛みを受けることで、弱き者を守れるのならば、な。それ故になおさら、ネリーらに対する無法は許せぬ…！

にしても、フフ、容疑者同士で殺し合えだと？　私はてっきり、疑いをかけた後は、せいぜい監禁した後、正式な裁判をするものだと思っていたが。この村は、我が家がまだ都会の片隅でドンパチやらかしていた時代にでも逆戻りしたつもりか？　父が居ればこのような無法は潰せたものを！

いや…むしろ居なくて幸いだったのかも知れぬ。村中で戦争をやるよりは、限られた13名だけで殺しあった方が被害は少ないか。いや…父だからこそ、居たとしてもそういう判断をしたかも知れぬ…。

まるで悲劇の世界に放り込まれた役者のようだな。我らは。

疑わしき者を殺せ、だと。なんと短絡的な事を。
命というものを何だと思っているのだ。

だが確かにワシらも早期の解決のための話し合いをせねばならんな。まずはネリーとヴァンセントの力とやらを見せてもらうしか無いのか・・・

[ダニエルの膝に攀じ登り座ったところでセシリアの言葉が耳に入る]

「うたがわしきは、ころせ」？
「ころせ」？

ころす…
ころすの…？

じんろうさんの退治？

[顔から血の気を引かせて小さな声でぶつぶつと呟く]

とーさん、ころす、なんて、いっちゃ、だめ
ウェン、いい子よ？
ころしちゃだめ、だめ

ウェンディ、ひとを、ころすの？
うたがわしき、ひと？

[目は虚空を泳いでいる]

―一堂を見渡し、皮肉に口の端を歪めた―

……なるほどな。
とりあえず、一杯やろうか。酒は売るほど持ってきた。
誰かグラスの代わりになるものはないか？
てんでに喚いていてもしょうがないだろう、セシリア？　

［ヘンリエッタに、いつも飲んでいるお茶を渡し］

お嬢様・・・ご主人様は、お嬢様とネリーを信用してここに行くようにと命じたのだと思っております。
ですから、ネリーはネリーの、お嬢様はお嬢様の任された任務を、遂行することが多分一番の早道での解決だと思うのです。

先ほど、まだ村が安全だと思われた時に、お屋敷で奥様からこれを
［とエッタに人形を手渡し］

お嬢様に渡して欲しいと、側に居てやれないけどこれを持っていて欲しいと…

［ヘンリエッタの言葉に眉間にしわを寄せる］

簡単にそのような考えを口に出すものではありません。
一方的な都合で、戦争に巻き込まれていく人もいるのです。
そんな、自分から好き好んで殺しあうようなこと
･･･よくも言えるものですな。
育ちが粗野だからでしょうか。

ウェンディ、安心しなさい。
きっとそんなことにはならないから。
私が人狼を見つけることが出来ればそいつだけを退治すればいいんだからね。

しかし、一度に一人しか調べられないのか。

[泣きそうな顔でダニエルに歩み寄り]

おじい…ちゃん…ごめんなさい……

［誰にも聞こえない小さな声で］

パパは……人狼を見つけて殺された…
「もう仕事は終わったな」って一言で殺された…
知らない町での出来事だったからじゃない、きっとここでも…

覚悟は出来ている…でも…お嬢様や先生やロッテは…
ううん、みんなは…

［自分の肩を抱き、小さく震えている］

私のせいで、父様と母様が……

ここでグチっていても仕方無いな。
私は先にやすませてもらおう。一晩眠ればまたいい考えが浮かぶかも知れない。
それじゃ、おやすみなさい。

[ウェンディを心配そうに見たあと、
事のあらましをセシリアから聞いた]

……そうなのか。
まったく、人身御供か私達は。
横暴なことだ。

だがそれが一番だと判断したのだな、自警団は。
そして、お前の属する組織も……か。
まったく……冗談ではないな。

だが、道はない、か。

…セシリアが気にすることは無い。
おそらくシャーロットの父殿も、娘が容疑者という事で、事態収拾まで半軟禁状態であろう。最早、今回の事態を動かせるものは居ない。13人全員リンチ、とならず、セシリアが取引を勝ち取っただけでも御の字としなければ。村の全員から襲われては、我らだけではどうしようもないのだからな。

牧師殿、フフ、住む場所も守れず逃げてきた者が、この事態でどれほどのことができるのやら…。せいぜい、神のご加護とやらに期待しているぞ。

ネリー、ありがとう…。
そうだな、ここには私たちが居るのだから、諦めることは無い。

[人形を強く握りながら]

もはや出来ることは、迅速に人狼とやらを見つけ出すのみ。
それが我々であるというならば、使命を果たすのみだ。家の事や母も心配だが…今はここで人狼探しに専念させてもらうとしよう。

もう、誰にも手を出させはしない。
いや、手を出せなくなるだろうね。

あの後、人狼の恐ろしさをきっちりと話してきたからね。怖くて手を出せないでしょう。
手を出して、逆に殺されるかも知れないと恐怖がね…。

奇異な目で見られることだけは勘弁して欲しいが。

しんだら、なくなるのよ？
ウェンディ、きえちゃうの
うふふふ、まほうみたいに、しんだらいなくなるの…、うふふ、ふふ

[自失していたがシャーロットたちの入って来た音で我に帰り、いつもの調子で駆け寄る]

おねえちゃん！ハーちゃん！
…こんな遅くまでどこいってたのよぅ。
あー！ハーちゃんおねえちゃんをいじめたのね？

だめよぅ、ウェンの大事なおねえちゃんなんだからー！
ハーちゃんはウェンの「ふぃあんせ」なんだから
ハーちゃんのおねえちゃんみたいな…

あれ？ハーちゃんの方がおにいちゃん？あれ？

[紅茶を飲み干すと、カップをナサニエルの方に差し出し]
一杯もらえるか？

…話がどんどんと血生臭くなっていくな。
俺はお前と違ってそんな修羅場はくぐってないんだ。
どうするのが最善かわからん。が、最善もなにも、選択肢はなさそうだな。

―ヴィンセントを見送ると―

ここで眠る方の部屋を用意しますね。孤児院の２階にベットを用意しておきます。
ご自由に使ってください。
ウェンは私の部屋に泊まってね、先に行って皆さんの寝室を用意しますね。

―会釈するとベットの用意をしに向かった―

私の留守中に…誰かが、家に押し入ってきたらしくて……

それで、私が居なかったんで…父様と母様に…

どこに隠したんだ…って言って…


[ガクリと泣き崩れ]
………
今、隣町の病院に…２人…とも……

でも、会いに行っちゃ…家にも入っちゃ…駄目、だって……！

今一番して欲しい事は、ヴィンセントとネリーに誰を見て欲しいかと言う意見を言う事。

私は２人に同じ人物を見てもらいたいと思っているよ。２人に人間と言うお墨付きを貰った人間は人狼ではないからね。

ウェン、私はシャロを苛めてなんかない。

[苦笑交じりにぽんぽんと頭を撫でた]

元気なようだな、よかった。
そうだな、私の方がおにいちゃんだ。
ウェンは、そうだな……妹みたいなと言う感じか？
フィアンセは大きくなったらな。

額の絆創膏、剥がすんじゃないぞ。
痒かったりしたらヴィンセント先生に見てもらうようにな。

[シャーロトのそばへ行って頭をなぜながら]
分かった。大丈夫だ。アーノルドは丈夫な奴だからな。エレノアさんもあのアーノルドと連れ添っている根性ある人だ。
病院へは騒ぎが落ち着いたら見舞いに行こうな。いや、その頃には二人とも退院しているかもしれん。だから、心配するな。

ほらほら、お前が泣くとウェンが心配する。お姉さんが泣くとおかしいぞ。

[ハーヴェイの言葉に頷くように返答する]
そうだな…。この部屋の中の掲示板にでも貼り付けておけばいいと思う。
皆をずっと縛るわけには行かないだろうし…。
やりたい事だってあるだろう。

皆の意見を参考にして、次の夜明け前に誰を見てもらうか私が決めることにするよ。

ヴィンセント…ネリー。
悪いけど、皆の意見を見て私が誰を見て欲しいか使えるけど、その決定に従ってもらえるかな。

[少しずつ酒を口に運びながら]
そうじゃないのか？　俺には想像もつかないような危険なところまで調査に行っていたもんだと思ってたぜ。

お前も飲むんだろう。俺の酌で良ければ注ぐぞ
[ナサニエルにカップをひとつ手渡した]

そうだった、ここには二人もいるのでした。
（どちらかが人狼やその協力者だとしても）

セシリアさんの言うとおり、同時に同じ人を見てもらった方が良さそうですね。
とはいえ、誰を見てもらいたいかなんて・・・どうやって決めれば・・・

［怒りをおさめるかのように］

いいでしょう。しばらく考えさせてください。
信用の問題です、即答できるはずがありませんから。

［落ち着きを欲するかのように*二階へ*］

分かった、有難うセシィ。
では、そのように。

……そうだな、誰にするか…か。
昨日の今日だ、混乱していて直ぐになど決められはしない……。
そもそも、誰を疑えと……。

[ユージーンの言葉に同意するように呟く]

村長も奥方も、村の者に監禁されたのであろうな…。
…助けることも叶わぬここからでは、今はシャーロットが平静を取り戻してくれるのが一番だと思うがな。事態が解決した後もこの調子では、私も村長殿に申し訳が立たぬ。死者を判別する能力があろうと、心を平静に鎮めなければどうしようもあるまい？
そう、飲み物でも飲んで落ち着くことだ。

（ふう…自らを信じ込んでいる者を否定しても無駄であるからな…）


私の力も必要になるかも知れぬな。準備をしておくか…

[窓辺へ行き、口笛を吹いた後、何かの呪文を唱えた…]


「……だ…………頼むぞ。」


[暗闇と会話している…]

［名前を呼ばれ、ふと我に返り］

セシル、そうね、それがきっと一番良い方法だと思うわ。

この状況でも、信用出来ないというのであればそれでも構わない。
だけど逃げる場所など何処にも無い。
みんな、今日それを思い知った筈。

[ユージーンの様子をみて苦笑し]
ジーン、何をオドオドしてるんだ？
ボーっと突っ立てってもしょうがないぞ

[漸く少し落ち着きを取り戻し、鞄を抱えて立ち上がり]

あ、ネリー…
[ぽふっと鞄を押し付けるように渡し]

中に入ってる私の服…着て、いいよ…

[僅かに微笑み、その場に膝を抱えてしゃがみこんだ]

[子供扱いされたことにむくれながら]

はぁーい。ばんそうこさんが剥がれなかったらね！
ふぃあんせくらい、いいじゃーん。ハーちゃんのケチ。
「あいがあればとしのさなんて」って言うんでしょ？
ウェン、知ってるんだから。えっへん。

[ふふん、と笑い背伸びして泣きじゃくるシャーロットのところまで歩く]

だいじょぶよ、おねえちゃん。
泣いちゃうときもあるけど、ウェンは、おねえちゃん好き。
そだ、今ウェンがおねえちゃんしてあげる！

[おもむろにシャーロットに抱き着くと、目一杯手を伸ばしシャーロットの頭を撫でた]

[誰を見て欲しいか考えて、理由込みで貼り付けて欲しいという事を紙に書いて掲示板に貼り付けた]
私は人狼を倒すという仕事を完遂しなければならない…。
来てみたら兄さんやステラさん、学校のみんなも集められて…。
辛いよ…。本当に。

……逃げ場所など、何処にもない……
ああ、身をもって思い知ったさ。

今日は休ませて貰おう。
冷静にならねば、見えているものも見えてこないだろうしな……
ステラ、すまないが暫く厄介になる。

セシィ、あまり無理はするなよ……。

[ウェンにおやすみ、と手を振る。
シャーロットの様子を心配げに見やったがユージーンが何か謂わんとしているのを見て僅か笑み。
*集会場を後にした。*]

［シャーロットの肩をそっと抱いて］

大丈夫よ？
叔父様と叔母様は多分…病院へ避難しているんだと思う…

家族には…手を出さないから…
だから、ママは事が終わるまで何も知らずにここでネリーと一緒に待ってたし…
ネリーもママも、全てが終わるまで何も知らなかった…

[目元を袖でぐしぐしと擦り、微笑み]

ウェン、ありがと…

[掲示板を眺めながら]
今の段階でネリーとヴァンセントの真偽は分からんから、確かに同じ人を見るしか無いだろうな。

だが誰にするか・・・少しでも早くこの馬鹿な騒ぎから解放されるにはどうすればいいのか。難しいものだな。

うん、ネリー…
今は病院にいるのが、一番安全かもしれないね…

この事件が終わったら、きっと、元気な姿が見られるよね…！

[テーブルに戻り]

そうだな、視点は違えど、牧師殿やハーヴェイの今すぐ結論を出せる問題ではない、という考えに関しては、私にしても同じ事だ。誰を調べるか、という点については、明日まで考えさせてもらおう。

さて…母も大変であろうが、なに、こういうときの肝も据わった人だからな。どうせ明日からはここに泊り込みも辞さぬつもりであったのだ。今日からになったところで致し方ない。委細は従者に屋敷まで伝えてもらうとしよう。
何せ、我らは処刑対象だ。うろうろしていると何をされるか分かったものではないからな。集会場を出る人間は、十分に気をつけることだ。

ネリー、私は割り当てられた部屋を見てくる。後は頼む。
そうだな……暇があったら、ウェンディと遊んでやってくれ……色々あったようだからな。

[ヘンリエッタは、*寝室へと去っていった*]

[もう一度ぎゅうっと力強く抱きしめたあとそっと離れ、ユージーンに近寄る]

ユーちゃん、おとこはどきょう、よ。

[にやりと笑い勝手に手にタッチ]

［ロッテから離れたウェンを見て］

ウェンちゃん、お屋敷から持ってきたお菓子が有るの
食べる？
大丈夫よ？ネリーが作ったお菓子じゃなくて、お屋敷のパテシエさんが作った奴だから。

[去るヘンリエッタに気付き]

あーん、エッタちゃん、行っちゃった。
エッタちゃーん！明日、あそぼうねーっ！

[ヘンリエッタの背中にぶんぶんと手を振り見送った]

ワシも、もう寝るぞ。寝てもいい考えは浮かびそうに無いがな。
ウェンも夜更かしをし過ぎないように。ステラが心配する。シャーロットもだ。

[ウェンディの言葉に再度固まったままじわじわと赤面してゆく]

う・・・（ウェンディにまで・・・・）

[ネリーの声に機敏に反応する]

おやつ！おやつ♪食べる食べるー！
ぱ…ぱてしえね。ウェンもけっこうよく食べるの…よ？
オトナだから！

ネリーちゃんのお菓子は、たまにおくちの中がばくはつしそうにな…っと、と。

ステラさん…済みませんが、部屋１つ借ります。
明日、また会いましょう。

[皆に一礼して、割り当てられた部屋へと移動して,
*机に向かっている。*]

[カップに注いだ酒をユージーンに渡してニヤニヤ笑いながら]
おい、ジーン。さっきから何やってんだ？
これを一杯飲んで行ってこいよ。

[自分のカップにも改めて酒を注いで]
ネリー、俺にもその菓子、少し貰えるか？
つまみがなくて少し困ってたんだ。

[ダニエルの言葉に首を竦め]

はぁい。おやつもらったら寝るもーん。
おやすみなさい、おじいちゃん！

[ダニエルに手を振り、固まるユージーンを見つつ]

ねえ、ネリーちゃん。
男の人ってみんなてれやさんなのかしら？

すっごおい！このお菓子、たからものみたい！
うわあい、ありがとうネリーちゃん！
エッタちゃんはいつもたからものを食べてるのね…

［グレンの方に向き直って］

あら？お菓子で良いの？
あまぁ〜いわよ？

［形の良さそうなのをウェンに残して少し持っていく］

[顔をちょっとだけ上げ]

あ、お菓子…

うーん…どうかなぁ？
ロッテは可愛いから、きっとジーンは照れてるのね
今更って気もしないでも無いんだけどなぁ
［ウェンに対等に話しかける］

>>532
酒のつまみにお菓子ってのは、君らしいな。
僕も少しもらおうか。

落ち着いたかい、ロッテ？

[予想外の甘さに少し苦戦しながら]
ああ、半分、いや、もう少しやるよ。
こんな事なら、胡瓜でも持ってくれば良かったな。

[ナサニエルのカップに酒を注ぎながら]
それにしてもまだ実感がわかないな。
人狼だと？　しかも俺たちの中に。
お前の考えを聞かせて欲しいね。飲みながら少し話さないか？

[ふう、と息を吐き、外野の声を聞かないようにして落ち着け、と呟いた]

（いかがですかと聞くのも、どうだろう）

[ちらり、とシャーロットを伺い、先ほどよりも元気そうな様子にほっとする]

そうだ、奥様が「大人の方もいらっしゃるだろうから」って持たせてくれた物が有ったんだ…

［干し肉を不器用に薄く切り分けて、お菓子のあいた器になんとか並べる］

………ネリーはお嫁には行けない気がしてきた…

[グレンに持たされたお菓子を見て、ぐっと決意をした]

シャーロットさん、いかがですか。頂き物ですが・・

>>538
僕の引き出しに「ためになる話」の本はないのは知ってるよな？　それでもいいなら・

人間に化けて人間を殺す。そんな怪物の話は、少しずつ形を変えていろんなところで聞くね。
そんな化け物が本当にいるのか、化け物のような心性の人間がいるだけなのか。
一番恐ろしいのは、そのどちらとも知れない、何がなんだかわからない場合じゃないかと思うよ。

[ネリーから干し肉（？）を受け取って食べながら]
ああ、済まないな。こっちの方が良い。大概なんでもつまみにしちまうんだが、さっきのはちょっと甘すぎたな。

[酒を一気に呷り]
まだ俺には、この中に人狼がいるってのが信じられねえ。が、いるのは確かなんだろうな。胡散臭いってだけなら、俺は、ルーサーがずば抜けて胡散臭いと思ってる。
そうでなきゃ……

[ナサニエルをじっと見つめ]
お前、本当にナサニエルなんだろうな？

[突然かけられた声に、お菓子の皿へ向いていた意識が戻り]

えっ…？

あ、ジーン…えと、うん…

[嬉しそうに受け取り]

ありがとう。

>>543
もちろん、違うよ。誰だと思ってるんだい？

[受け取ったお菓子を半分に割り]
こっち、ジーンの分ね。

[そして早速自分の分を口に入れ]
とっても美味しいよ？

あ、ありがとう・・・
[早速半分をそっと口に運びもぐもぐ]

おいしいですね。

まぁ、君がそう言ってくれるとは思っていたけどね。
危ういな、グレン。僕が本当に僕なのかどうかは、誰も知らない事だ。

[改めて酒を注ぎ、真顔になって]
そうか……どこにでもある話なのか、これは。世の中は恐ろしいもので満ちてるな。
誰が怪しい、なんて根拠がある訳じゃない。勘で言うなら、俺はルーサーを見極めて欲しいね。
ナサニエル、お前はどう考えてるんだ？

今のところ、俺はお前を信じておくよ。
明日どうなるかは分からん。とりあえず、今日のところは、な。

[緊張が解けてきたのか、大きな欠伸をしてしまい]

わ…
[赤い顔で口に手をやり]

えーっと…私…もう寝るねっ！

[毛布を掴むとソファーに飛び乗り、頭まですっぽり被ってしまった]

グレン、僕も、君が君だと言うのを、ロッテがロッテだと言うのを、その言葉のままに信じるか。疑うかしかない。何の根拠もなく、それを決めるしかない。
危ういな。危ういよ。誰かを、そのままに信じたいと願うのは。

薬品検査だか、夢に忍び込むやら、随分対照的だが、何かの足がかりになると言うなら考えなくもない。

>>549
ルーサーか。
確かにガチガチだが、胡散臭いかい？
僕がそう思うのは、もう長い間お祈りをしなくなったせいかもしれないな。

[話しをそれとなく聞きながら真剣にお菓子を食べいたが、ふと動きを止める。]

ナッちゃんがナッちゃんじゃないかもしれないの？
グレンちゃんも？
おねえちゃんもエッタちゃんも…？

だから、見てもらわなくちゃ、なのかな？

[わざとらしく思案顔を作りながら首を傾げている]

>>553
そうだね。セシリアが言うとおりなら、そういうことだ。
傷は傷むかい？

ああ、いたのかユージーン。
僕はとりあえず君の事を嫌う理由が出来たのでよく憶えておいてくれ。

僕はこのとおりの体だから、床から離れづらい事もある。
君はどうもロッテによく効く薬のようだから。たまにでいいので様子を見てやってくれないか。

ふぅん…じゃあウェンディも考えなきゃね！
だーれーにーしーよーうーかーな

[指をテーブルの上でトントンと移動させる]

うぅん…

おでこはねぇ、大丈夫だよ。
ウェン、つよいこだから。
お母さんがそう言ってた。

俺も、久しく真面目にお祈りなんて行った事はないんだが……どう言えば良いんだろうな。俺が元々彼をよく思っていないせいもあるかも知れん。
が、どうにも、事態の表面を撫でているように思うんだ。俺がおかしいのかね、これは。

>>552

>>556
そうか。ウェンディは強いな。僕よりもずっとだ。
ではその強さに見合った魔法の呪文を教えてあげよう。
もしまた石を投げるような奴がいれば、睨んで、それから大声で笑って、こう言うんだ。「やれるもんならやってごらん」
臆病者は逃げていく。残った奴とは喧嘩する価値がある。

実際に使う機会がいないといいがね。

（ソファでは風邪引かないだろうか・・・？まだ朝夕は結構涼しいような）

[ナサニエルの言葉にまた、思考を元に戻し]
嫌われてしまっても、私は彼女の事、大切ですし・・・このままほっとけませんから、様子見ますね。

[魔法の呪文という言葉にぱあっと顔を輝かせる]

やっぱり！やっぱりナッちゃんはまほうを知ってるんだね！
うんうんうん、ちゃんと必要なときに使えるように覚えておく！

わあ…すごいな…まほう教えてもらっちゃった…！
ありがとうナッちゃん！

[嬉しそうにぴょんと椅子から飛び降りる]

じゃあ、そろそろ寝るね。
おじいちゃんにバレたら大目玉だもん！

あ、ナッちゃん。
おじいちゃんと喧嘩しちゃ、めーだよ？

[ナサニエルに近寄りの頬にキスをする]

これね、やさしくなれるおまじない。
お母さんがよくしてくれたの。

おとうさんにもたまにしてあげるのよ。
おとうさんが寝てる時だけど…。

[首をぶんぶんと横に振り、顔をあげる]

んじゃ、みんなおやすみなさい！
ステラママのお布団、久しぶりだから嬉しいな♪

[スカートの裾を持ち上げお辞儀をし、スキップでステラの部屋へ向かった]

>>559
そういうことをさらっと言うんだからなぁ……。

[ナサニエルの呟きに]
・・・いけませんか？

こういう事態になっている以上、おとなしくしているだけでは、悔いが残りそうなので。

[ステラの部屋―ドアを閉めると俯いてステラのベッドに潜りこみ、寝息を立てるステラに話し掛ける]

ね、ステラママ。
とーさんは無事かな？元気かな？
ウェンみたいに石に当たったりしてないかな？

…ママ。ウェン、おとうさんに会いに行きたい…。

[ぎゅっと目をつむり、下唇を噛む]

痛いのは嫌い。
だから、おとうさんも嫌いなの。
でも、おとうさんに会いたくなるの…なんでかな、ステラママ…

[返事のないステラを見つめ、いつの間にか*眠ってしまった*]

いけないとは言わない。君の決める事だし、野暮のあまりに愛想をつかされるなら大歓迎だよ。

……ただ。

僕は姪が可愛い。気にくわないが、父さんもそうだ。
ロッテの両親は言うまでもないだろう。
それを憶えておいてくれないか。

[まだ笑いを浮かべながらナサニエルの方を向き]
ロッテが可愛いのは分かるが、そうピリピリするなよ。
ジーンは良い奴だ。俺が保証するよ。

俺が保証したって逆効果かもな。

どうもいらない事を言ったようだね。

−ウェンディの消えたステラの部屋の扉を見やる−
優しくなれるおまじないか。
これを使うには、まず優しい気分にならないといけないな。
それができればいいんだが。

>>567
良い奴なのは当たり前だ。悪い奴なら今からでもサメの餌にしてやるよ。
ほんの二言三言でこの子をあんなふうに笑わせるなら、まぁとりあえずはよしとする。>>546 >>547

そう言えばグレン、誰を判定……と言っていいのかも微妙だな、なにせ方法が方法だし……してもらうかと言う話だったよな。

僕の意見はユージーンにしておこう。
ばかばかしいと笑わば笑え。

正直、疑わしい人間なんてさっぱりだ。思いつくまま言わせてもらうよ。

[ナサニエルの言い方に半ばむっとしているが、言い換えせず]

グレン、ありがとう。サメのえさにだけはなりたくないよ・・・流石にね。

[ナサニエルに頷きながら]
薬で調べるにせよ、夢に入るにせよ、どちらも即座に納得できる話じゃないんだが、他に出来ることもないからな。
早いとこ、人狼とやらを見つけたいもんだな。

[苦笑混じりにナサニエルに頷き]
さっぱりだってのは同感だな。分かった。セシリアに会ったら伝えておこう。

[ユージーンの方を振り向き]
ジーン、お前はどう考えてるんだ？
ナサニエルに認めてもらうチャンスだぞ。
話を聞かせてくれないか？

>>572
おかしいな、誉めたつもりだったんだ。

>>573
そうだね。さっさと見つけてぶち殺せば。
だが、誰が狼か知るのは恐ろしくもある。君でないといいな。

別に認めてもらわなくとも・・・

ああいや。私は。今のところは、どちらもなんとも言いがたいですよね。結果を見ても、たとえばそれが、相反する場合、どちらを信じるかどうか。そんな中で誰を信じられるのだろうか、と。

自分の判断でさえ、すでに居る人狼やその協力者に利用されるのはないかと・・・

ジーン、想像が先を行き過ぎじゃないか？
誰を信じる根拠もない。が、少なくともどちらかは本物なんだろう
少しでも怪しいと思う奴を見分けて貰い、その答えからまた考えていけば良いんじゃないか？　その手前の問題は「誰を見分けるか」だな。

どちらもなんとも言いがたい、と言うのはニ……ネリーとヴィンセント医師の事かな？
どちらが本物、というかどちらも嘘をついてるようには見えないというのは分かるが。

まぁ、そう慌てて結論を出さなくてもいいんじゃないか。
セシリアが言っていた刻限までまだいくらかあるからね。

[がくりと肩を落としてうなだれた]
ええ、考えすぎてしまっているのは、わかっているのです。先ほどからもう思考が回りすぎて行過ぎていることもわかってはいるのです・・・一度寝たほうがいいのかもしれませんね。

誰を見分けるか・・・ううん・・・
これはまだ、考えたいと思います。

そうだね。
眠い頭ではろくな事を考えない。

僕も一度帰るとするか。

あの航海から戻ってきてから、初めてまともに人と口を聞いた気がするよ。楽しかったと言っては不謹慎だろうな。

おやすみ。

[ナサニエルを見送り、ふと気づいた]
出歩くのは危険だったのでは・・・？また来る時になにか無ければよいのですが。

そのままここで寝るわけにもゆきませんし私も一応戻ります。そう遠くもありませんし、常任していなければ、また何かされても困りますゆえ。

ではおやすみなさい。

おはよう。
と誰もいないのかな？

[壁に貼った掲示板を見て]

これに候補者の名前を書くことになったということのようだな。
詳しいことは誰かが来たら聞くことにしよう。
しかし、ここに書くべき人物の名前をどうすればいいのだろう。
ゆめうつつであれこれ考えてみてもこの13人の中に人狼らしい人物は思いつかないんだが。
さて、
*椅子に座り込んで考えこんでしまった*

[静かに集会所へ入ってきた]
ふむ、夜の間に変ったことは無かったようだの

ああ、ダニエルさん。昨夜あれからどうなったのですか。
[あらましを聞いた]

そうですか。
*再び考え込んでしまった*

[掲示板を眺めながら]
誰を判定してもらうか、考えは決まらなかったわい。いい考えというのは早々転がってはおらんな。

[窓の外を眺めて]
さて、と。ちょっくらワシも出かけてくるとするか。ここに留まることになるにせよ、やり残してきたことを片付けてこねばならぬからな。

[眼を覚まし、毛布に包まったままボンヤリと]

また、ここで寝ちゃった…
あの様子じゃ、暫く家に帰れそうにないし…おじいちゃんの所に行こうかな。
それとも、ここに泊まっちゃおうかな？

[クウッと小さくお腹が鳴り]

あっ…

[掲示板に目をうつし]
…そんな事になったんだ…

[呟き、椅子の上で膝を抱えて*考え事をはじめた*]

―礼拝堂で静に祈りを捧げている―

・・・主よ。

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

―祈りを終えると誰も居ない礼拝堂を見渡し―

神に仕えし、わが身も・・・村の人から見れば人狼かもと疑われるのですね。
誰を判断してもらうのが、いいのでしょう？

ルーサー牧師・・・異教徒という事でそれだけで疑っていいのでしょうか・・・
でも、見つけられなければ、誰かの命が奪われて・・・人と断定されれば、少なくとも迫害は受けなくなりますよね？

―ゆるゆると首を振ると―

ウェンを人と断定してもらえれば、あの子の安全は保障されるのかしら？
でも、人狼を見つけなければ騒ぎは収まらない。

あぁ・・・どうしたらいいの？

―窓辺からグレンを見つめながら―

グレンはほんとうにグレン？そんな・・・誰も信じられないって事？

―自分の心に浮かぶ罪深き心を抑えるように賛美歌を小さく謳いだした―

Amazing grace, how sweet the sound
that saved a wretch like me
I once was lost but now I'm found,
was blind but now I see.

―澄んだソプラノでゆっくりと心を落ち着かせるよう謳っている―

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved;
How precious did that grace appear,
The hour I first believed!

……やぁ、ステラ。

大嵐にあって、回心した男の歌だね。
似たような経験をしたけれど、僕のほうは、そうでもないな。

[仕事をする手を止め、手の泥を軽く払って]
ああ、おはよう、ナサニエル。
……おはようという時間でもないか。

昨日、ずいぶん飲んでいた割には調子が良さそうだな。
そろそろ昼食時かい？

さて、お祈りの邪魔をするのも悪い、僕はそろそろいくよ。

心配はしなくていい。それらしく見えるんだろうな、どうも彼らは僕の事が怖いようだから。
女の子に乱暴は出来ても、病人と目をあわすことも出来ない。がっかりさ。

[学校の調理室］

わぁん！奥様・・・何でネリーにちゃんとお料理教えてくださらなかったんですか？

［黒く焦げてしまった『パンだったもの』を目の前に、どうして良いか解らずに困り果てて居る］

>>587
船乗りはみんな浴びるほど飲むからな。僕も付き合って、酒は随分強くなった。

日課の散歩だよ。村はずれまで、ちょっとね。
また夜会おう。

―ナサニエルに微笑むと―

罪深き心を静めたいと思って謳っていました・・・。
村人は、私たちが怖いのでしょうね。

―漂ってくる焦げた匂いに―

え？この匂いは・・・調理室かしら？