自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
|
語り部 デボラ あぁ…暇じゃ暇じゃ… 暇を持て余すついでに何か思い出話でもしておこうかのう。 今から70年前 この村には宿屋が無かった。 その代わりに村はずれの森の奥に一件だけ旅人や行商人達を泊めていた屋敷が有った。 その屋敷には、どこぞやの公爵だと名乗る男とその妻、それに召使が3人居たそうな 村の者達は豪華な屋敷と若い召使達を見て 男の言う事は全て事実だと確信して疑いもしなかったのじゃ… ある日の事…その屋敷から逃げてきたという一人の男がこの村に現れた。 「助けてくれ!あいつらは鬼畜だ、殺人鬼だ!このままじゃ俺は殺されちまう!」 泥まみれのボロ布を着飾った風貌から、村人達は誰一人その男の言う事を聞きはしなかった…zzz んあ?何の話をしてたっけか…忘れてしもうたわい わしも寝るとするかのう | |
(9)2006/03/15 21:18:25 |