流れ者 ギルバート [事の次第のわかっていないらしい様子のラッセルに苦笑し、ただ無言のまま髪をなでて] >>5 …シャーロットとセシィは…もう、ここに帰って来ないんだって…。 [上手く説明出来ないと思ったのか、短くそうとだけ告げて] | |
(7)2006/01/14 23:20:34 |
学生 ラッセル [もう帰ってこない、という言葉に、昨日の短い日記のことがふと頭に浮かぶ] >>7 …えと。 それって…死んだ、っていうこと…? [その後、ナサの視線と呟きが届き、首を傾げる] …どういうこと? 僕たちに…何か関係があるの? 。oO(中/何も解ってない厄介な子ですいません) | |
(10)2006/01/14 23:24:27 |
学生 ラッセル [ギルが居なくなるという事態を受け入れられないのか、くすくすと笑い出す] >>27 …そうだよ。 最初から…死んでれば良かったの。 そうしたら…こんな繰り返しをしなくても、済んだのに。 …いいよ。 ギルが僕を殺してくれないなら、僕は自分で死ぬだけだもの。 そうしたら、この繰り返しの世界から僕は解放されるんだ…。 | |
(29)2006/01/14 23:51:45 |
流れ者 ギルバート [微かな笑みを浮かべるその様子に眉を潜め、抱きしめながら] >>29 …ごめん…。 連れていけるなら、連れていきたいよ。 ……でも、俺には…っ、どうやったら一緒にいけるのか、わかんないんだよ…。 [若干掠れたような声で細く呟き] | |
(31)2006/01/14 23:58:27 |
冒険家 ナサニエル [遠慮がちにノブを回せばかちゃりと扉は開き そっと中を覗けば服を着てベットに倒れこむヒューを見つける 無言のまま意外と力強くヒューをきちんと寝かせ毛布をかけ、ベット脇の椅子に腰掛け暫しその寝顔を見つめ柔らかいハスキーヴォイスを紡ぐ] Cuz you make my heart is so free, Oh darlin’ Everytime I look at you I got to do wonders I don’t care what you say my baby Love is stronger than pride Cuz I’m so love with you Honey Let’s start smiling at the errors of our past We are more than just lovers Lay your body down Let me sing lullaby Control me + Feel me oh darlin’ You are free to take the best part of me Even if you leave me,I’ll make you see my life Don’t throw the best of our times away Caz you make my heart is so free | |
(32)2006/01/15 00:01:06 |
流れ者 ギルバート [頬を伝う指をかんじながらも浮かべる笑みに背筋にひやりとしたものをかんじ、悲しそうな表情で息をつき。それからゆるりと顔を上げて強く抱き締めながら耳元で低く呟き] >>33 ……じゃあ、さ。明日の今。…ラッセルが俺を殺して? …そうしてくれるなら、俺はもう何も、言わない。 | |
(34)2006/01/15 00:11:41 |
学生 ラッセル [いいよ、と、微笑みながら告げると、くすくすと微かな声を漏らし] >>34 僕が、殺してあげる。 僕が…ギルを… [そこまで告げた時、突如失われた記憶を思い出そうとした時にいつも起こる頭痛に襲われる。] …痛、い…っ…なに…!? | |
(36)2006/01/15 00:17:25 |
流れ者 ギルバート [自分の息の根を止めてくれる確約に、僅かに寂しそうな、けれど安堵の色のほうがずっと強い表情を浮かべていれば急に表情を変えた相手に慌て] >>36 ……ラッセル…?おい、どうしたんだよ。 [何かを思い出していたとは思えない時に起きた表情の変化に何事かと神妙な面持ちで] | |
(37)2006/01/15 00:21:58 |
学生 ラッセル [殺す。殺す? 血に濡れた手。目の前の男の髪が、紅い。自分と、同じ髪の色。 この男の髪は紅くなんてなかった。綺麗な、銀糸。 どうして紅かった?] >>37 ギル…や、だ…頭が…痛い…っ! 助けて…っ! [縋りつくように、ギルの腕に捕まる] | |
(40)2006/01/15 00:27:18 |
異国人 マンジロー [医者につられて点滴を見上げ] ・・・終わったら「コレ」はどうすればいいんだ? [医者>>38に頷き] 人の命を助けることに信念を持つ者は、命の大切さを誰よりも分かってるはずだ。・・・お前自身の命も含めて。 [改めて手を握りなおし] ・・・お前が、自分で自分の命を絶たなくてよかった。「コレ」にすがってでも生きてきてくれてよかった。 なんというか、うまく伝わるか分からんが・・・ 俺は、お前に出会えてよかったと思っている。 俺も・・・、お前といると心が安らぐのだ。 異境で人に親切にされたのが初めてだったからかな、これまでは道で行き倒れようがなんだろうが、誰も助けようとはしなかったし、俺自身もそうだったから。 ・・・医者としての範囲内であれ・・・嬉しかった。ありがとう。 | |
(43)2006/01/15 00:37:36 |
美術商 ヒューバート [額に手を当てて自嘲気味に笑いながら] >>41 はははっ・・・・お見通しでしたか? 私の方は自分の行動を正当化するために、貴方が狼であって欲しいとずっと願っていました。 幾ら何でも真占い師に恋しようなどと・・・・最後まで間抜けで締まらない男で済みませんね。 | |
(44)2006/01/15 00:39:40 |
流れ者 ギルバート >>45 [自分の干渉出来ない次元で何かが怒っていることはラッセルの様子を見ればすぐにわかることで。上がる悲鳴に何もしてやれない自分を歯がゆく思いながら只管ラッセルが落ち着くのを待って] | |
(47)2006/01/15 00:48:03 |
医師 ヴィンセント [卍>>43上段の問いかけに答えようとしたときに、続く言葉を言われ、黙って最後まで聞き、どう言葉を紡ごうか思案しつつ口を開く] 医者になって、何度も「ありがとう」と言われてきました。 けれども、今、あなたに言われた「ありがとう」が私にとって一番嬉しい「ありがとう」です。 ……確かに…私は医者ですから、病の者・傷ついた者を見過ごすことはできません。 しかし…… ……きっと、それだけではなかったのでしょう。 私にとって、自分が「点滴に繋がれた命」であることを口で説明することはできても、意識ある他人様の前に晒したことはありませんからね。 あなたになら…見せても大丈夫…という安心感があったのでしょう。 [ふわりと微笑んで左手を卍に差し出し] 針の角度を変えずに、真っ直ぐ引き抜いてください。 | |
(48)2006/01/15 00:50:12 |
学生 ラッセル [両親が殺されてた、白い部屋。両親の、寝室。綺麗に洗われたその部屋で、一人ただ佇んでいた。両親の死が信じられなくて。その時に現れた男。父の弟。遺産整理のために来たと言っていた。] >>47 僕…殺した… 叔父さんを…殺したんだ… [相変わらず虚空を見つめたまま、くすくすと笑い続け] | |
(49)2006/01/15 00:52:49 |
美術商 ヒューバート [ナサニに口付けされた指先を軽く引き戻す] >>46 ならば私になど構わずに貴方は自分の道を進みなさい。 もう誰も貴方を束縛することは出来ないのだから 狂った哀れな男に同情することもないでしょう? [再び背中に激痛が走る・・・・ 苦痛に顔を歪めながら枕元にある薬を幾つか飲み下す] | |
(50)2006/01/15 00:56:16 |
冒険家 ナサニエル [くつくつと喉の奥で嗤えば冷笑を浮かべ] >>50 お前に近付いた最初の目的が誘惑だと知ってもまだ俺を愛せるかな? 生き延びて狼を駆逐する為に人の心を弄ぶような人間等執着に足らないと、あの人を始末してくれた礼に教えに来ただけさ。 そうそう、随分と調子も悪いようだが、あの医者に相談してみろ。 奴ならお前を救ってくれるやも知れん。 | |
(52)2006/01/15 01:04:17 |
流れ者 ギルバート [小さく紡がれる言葉に眉を潜めればラッセルの髪をなでて] >>51 …まさか、こんな形で……っ…。 [苦い表情のまま小さく呟けばゆるりと息を吐いて] …ラッセル……可哀相に。 …辛かっただろ……ごめん……こんな取り戻し方しかさせてやれなくて…。 | |
(53)2006/01/15 01:07:55 |
異国人 マンジロー [医者の手を膝に置き、慎重に針を引き抜き素早く綿を当てる] ・・・うまくできただろうか。 [医者の言葉を反芻しつつ、処置を終えた後も手を離さず握り締め綿を押さえ] ・・・俺の「ありがとう」が少しでもお前の心に残ったなら、それは俺の言葉が単なる「ありがとう」じゃなかったからではないかな。・・・お前にそう言ってもらえるなら、俺は嬉しい。 [医者の目を見て、言葉を探すようにぽつぽつと続ける] お前は確かに・・・、人を癒す術には長けているのだろう。 だが・・・、お前の心の呻吟を癒す術は、お前自身は持っているのだろうか。 誰のどんな術なら、お前は安らぐのだろう。 たとえば・・・こんなのはどうだ? [握った手を引いて医者を抱きしめ、故郷の言葉で耳元にささやいた] ・・・愛している。 | |
(54)2006/01/15 01:08:27 |
学生 ラッセル [くすくすと笑いながら、ギルの頬に手をあて] >>53 …一緒に、死んであげる。 僕も…人殺し。 ギルと…同じ。 ね、そうでしょ、ギル…。 [どこか狂気染みた瞳を、不意ににこりといつもの笑顔に変えると] …僕、綺麗な体でも、なかった。 とっくに、穢れてたの。 …それでも、ギルはまだ僕を好きだと言ってくれる…? | |
(55)2006/01/15 01:13:11 |
流れ者 ギルバート [頬に添えられ建てに自分の手を重ねながら悲しみ混じりの笑みを浮かべ] >>55 ……違うよ。俺とお前は、一緒じゃない。…俺は、狼だ。 人を喰らって生きる存在…お前のように人じゃない。 だけど、お前がそれを望むなら…お前の、したい通りに。 [頬にあてられた両の手を外し、自分の両の手で自分のものより小さな手を包むようにして、その指先に口付け。ためらいも、かげりもない語調で] 好きだよ。…お前が穢れてるなんて思わない。 誰より純粋で、何より愛しい……俺の、大切な人。 | |
(56)2006/01/15 01:23:11 |
学生 ラッセル [取られた手に落とされる口付けを、どこか放心したような瞳でぼんやりと見つめていたが] >>56 …うん。 僕は…ギルと一緒に、死にたい。 もしかしたら、これでもう戻されなくなるのかもしれないけど。 ギルのいない世界で生きていくのも、この罪を抱えて生きていくのも…いやなの…。 [そうして彼から告げられた言葉にぽろぽろと涙を零すと、その首に両腕を回して抱き付き] 好きだよ…僕だけの、正義の味方。 きっと、ずっと好きだった…。 最初から、好きだった…。 もっと早くに答えてあげられなくて、ごめんね…。 | |
(57)2006/01/15 01:31:29 |
医師 ヴィンセント [針を抜かれ微笑んで] はい、大丈夫です。剣の道に通じるものがあるのでしょうか? [卍に見つめられ紡がれる言葉を聞いていたが、不意に抱き寄せられ耳元で囁かれた言葉に、いつもの冷静さを失い] Σ!……マンジロー…あなたは何を……… ………………… [ふっと微笑んで卍の耳元で] マンジロー、正直に話しますね。 私には「愛している」という感情がどういうものなのか…この歳になってもよくわかっていません。 今の私に言えることは…あなたのそばが心地よい…それだけなのです。 今はそれだけではダメですか?…こんな私では、イヤですか? [そっと身を離して穏やかな目で卍を見て] 元気になったら、一緒に「生薬取り」につきあってくれるはずでしたよね? 明日、天気だったら…あなたが「修練」している近所で、生薬取りをしたいのですが、ご一緒してくださいますか? oO(中/わざわざ波乱は要らないでしょう。笑 そして、明日は日中ほぼいないので連れて歩いて欲しいCO。笑) | |
(59)2006/01/15 01:37:11 |
流れ者 ギルバート >>57 ……わかった。一緒に、いこう。 [やっぱり泣きだしたその背を柔らかく撫でながら] ……やっと聞けた…。 まさか、お前の口から本当に聞ける日が来るなんて思わなかったのに。 [遅くなったことなんか関係ないと首を緩く横に振って] | |
(60)2006/01/15 01:41:01 |
冒険家 ナサニエル [ふっと力なく笑めば立ち上がり] >>58 幻想に生きる狂えるものか… この村は何かとやり難かったが、まさか狼に狂う者一人まともに落とせないとはな。 くじらはペガサスが石にしてくれる。 こんな人間でも星詠みの力は本物でね。 気が向いたらきっちりと症状を説明してみろ。 では、失礼。 [目を合わせずに踵を返し自室へ] | |
(61)2006/01/15 01:45:00 |
学生 ラッセル [背を撫でる手の優しさに、涙は止まるどころか流れ続けるばかりで] >>60 …何度でも、言うの。 ギルが…好き。 好きだよ。 …これまで貰った分、一杯返してあげる。 思い出すまで…ずっと何かあやふやだったのに… 今なら本当に何回だって言えるよ、ギルのことを好きだって…。 | |
(62)2006/01/15 01:46:02 |
美術商 ヒューバート [ベットに座り込み酒を煽りながら力無く無骨で調子外れな歌を呟くように唱う] Dolcissimo uscignolo, Tu chiami la tua cara compagnia, Cantando vieni animo mia. A me canto non vale; E non ho come tu da volar ale. O felice augelletto: Come nel tuo diletto. Tri ricompenso ben l’alma natura; Se ti nego saper ti die ventura | |
(68)2006/01/15 02:06:11 |
美術商 ヒューバート [ふぅ、と、短い溜息をつき腕の力を緩めると、頬の涙を指先で拭う。やおらナサニを抱き上げ自分の部屋に移動] もう深夜もいい時間です。 この様な所で騒ぐのも迷惑でしょう。ドアは開けておきますので安心してください。 [ナサニをベットに座らせ自分は椅子に座り膝の辺りで両手を合わせる] さて、説明しますが・・・・私はもう死ぬ気が無くなりました。 最後の最後まで足掻いて々石に齧り付いてでも生きることにしたんです。まあ、多少の変化はあるやも知れませんが・・・・ ナサニが嫌でなければ側にいて欲しい。 もう貴方に寂しい思いをさせない為にもずっと側にいたいのです。 期待しては頂けませんか? | |
(94)2006/01/15 04:02:03 |
医師 ヴィンセント [>>96上段に答えようとした途端に唇を奪われきょとん。暫くしてから] 確かに……言われたら警戒もしますね(笑) 卑怯とは思いませんよ。いくら私だって、子どもではありませんから。 [ベッドと卍を交互に見て] んーーーーーーーーー。 | |
(99)2006/01/15 04:27:10 |
流れ者 ギルバート [ベッドのほうから聞こえてくる微かな声に煙草の火を消して、冷たい風の入りこむ窓を閉めてからベッドのほうへと] >>113 …起きてるよ。おはよう、ラッセル。 [気分は?とここ数日の目覚めに頭痛を伴った事が記憶にあるせいか、ベッドに腰掛けながら尋ね] | |
(114)2006/01/15 12:51:19 |
学生 ラッセル [声が聞こえれば漸く重い瞼を持ち上げて、おはよ、と、ギルのほうへ向かってにこりと微笑み] >>114 うん…信じられないくらい、すっきりしてる。 繰り返してた四年間の記憶はまだぐちゃぐちゃになってるけど、それでも昨日に比べれば全然平気なの。 [ギルのおかげだね、と、ベッドに腰掛けたギルに手を伸ばし、彼の手を取ると嬉しそうに笑む。] | |
(115)2006/01/15 12:58:49 |
流れ者 ギルバート >>115 …そっか。ならよかった。 [とりあえずは平気な様子にほっと息を一つ。自分のおかげと言う言葉には僅かに苦笑しただろうか] …そんなことないよ。でも、お前が思い出せたならよかった。 その言葉だけで、救われるよ。 | |
(116)2006/01/15 13:05:04 |
学生 ラッセル [よかった、という言葉に、僅かに困ったような笑みを浮かべ] >>116 …人を殺した記憶と、それを忘れて同じ時間を繰り返すことと、どっちが良かったかなんて、僕にはやっぱり良く解らないけど。 …うん。 でも、記憶が戻らなければギルがどれだけ僕にとって大事な存在か、永遠に解らなかったと思う。 …だから、これで良かったんだろうね…。 [はぁ、と長い息を吐き出しながら、ギルの肩口に額を摺り寄せる] | |
(117)2006/01/15 13:15:52 |
流れ者 ギルバート >>117 んー…俺としては、記憶のループがなければお前はここに来ることもなかったし、俺はお前に会えなかったし。 そうやって考えるなら…お前には酷い事言ってるって思うけど。 [ごめん、と小さく肩を竦めながら謝って。肩にかかる僅かな重みに瞳を笑ませたあと、そっと抱き寄せながら] …なぁ、ラッセル。 俺は、ずっとお前の正義の味方でいられた? [微かに唐突な尋ねごとを一つ] | |
(118)2006/01/15 13:24:16 |
学生 ラッセル >>118 …そうだね。 ああ…ネリーには四年間もこんな僕の世話してもらってたのに、黙っていなくなっちゃうんだ…。 …最後の最後まで酷いね、僕…。 [と、肩口から顔を上げ困ったように眉根を僅かに寄せるも、抱き寄せられ唐突な問いを囁かれて、顔を埋めたままくすりと笑う] …ずっと…守ってくれてたんでしょう?僕のこと…。 ギルが狼だって、関係ないの。 見守ってくれて、こんな繰り返しに付き合ってくれて、失われては再生して… …ギルは、本当にかっこいい…僕だけの正義の味方。 | |
(120)2006/01/15 13:36:17 |
流れ者 ギルバート >>120 …それなら、手紙を書けばいい。そうすれば、感謝の気持ちも、ラッセルの思ったことも全部伝えられる。 [どうだろう、と尋ねるように少し首を傾げ。安堵したような笑みと共に、小さく唇を掠め] ……ありがと。 | |
(121)2006/01/15 13:44:52 |
学生 ラッセル [そっか、と頷くと、その後ふと降りた口付けに頬を赤く染める。そのまま暫く何かを言おうとしては飲み込んで、を繰り返していたが、やがて意を決したのかぎゅっとギルの服の袖を握り締めるも、やはり顔は俯けたままに耳まで赤く染め] >>121 …あの。 えっと…もっといっぱい、キスしてほしい、の…。 [ギルのことだけ考えさせて、と、最後の言葉はかろうじて聞き取れるほどの声で] | |
(122)2006/01/15 13:56:35 |
流れ者 ギルバート [まだ口付けに恥らうようすをほほえましく見守っていれば、何やら言いたげな様子に軽く首を捻り。やがて俯いたままつげられた言葉に流石に驚くも、小さく笑んでラッセルの頬に両の手を添え自分のほうを向かせて小さく口付け] >>122 …キスだけで、いいの? [意地悪く、吐息さえ触れそうなほどの距離で小さく尋ね] | |
(124)2006/01/15 14:05:38 |
学生 ラッセル [そういえば数日前にも似たようなことを問われていた。あの時は解らなかったけど、記憶が戻った今、告げられてる言葉の意味は解る。そうなってもいい、と思う気持ちもある。けれど、] >>127 …だ、だって…僕は綺麗な体じゃない、って言ったよね…? [蘇った記憶に思わず涙が零れ、慌ててそれを拭いながら] …ギルは、昨日穢れてないって言ってくれたけど、僕の体は…本当に、穢れてるんだよ…? | |
(129)2006/01/15 14:30:36 |
流れ者 ギルバート [零れる涙を指先で拭ってやりながら] >>129 …聞いたよ、確かにね。 ラッセルが嫌なら、これ以上はこれ以上は進まない。 [頬に口付けて苦笑し] …お前が穢れてるって言うなら、何度でも違うって言うよ。 ……俺の両手のほうが、もっと穢れてるから。 | |
(131)2006/01/15 14:41:03 |
学生 ラッセル [ぶんぶんと首を横に振り] >>131 …ギルは、穢れてなんか、ない。 生きる為に何かの命を奪うのは、人も狼も変わらないの。 穢れてなんか、いないよ…。 [そこまで告げると、きゅっと唇を噛み締め、ギルの腕を掴んで俯き] …嫌じゃ、ないの…。 嫌じゃない、だから…。 [その先は言葉にならないのか、ただぎゅっとその腕を握り締めた] | |
(133)2006/01/15 14:51:56 |
流れ者 ギルバート [ふと唇に浮かんだのは苦笑。それからゆっくりと手を頬から背へと滑らせて抱き締め] >>133 ……それなら、お前だって穢れてなんかないよ。 何度だっていうさ。 [嫌じゃない、と言う言葉さえ聞いてしまえば、次の口付けは深いものになるか] …優しくしてやれなかったら、ごめん。 [それ以上は言葉にならないとばかりに口付けて@以下暗転。そして退席つーか鳩に移行?] | |
(134)2006/01/15 15:10:45 |
学生 ラッセル [ギルが浮かべた苦笑に、同じように苦笑を返し] >>134 …そうかな。 僕が人を殺したのは…生きる為でもなんでもないもの。 [もう一度苦笑するが、それは深い口付けに遮られる。慣れないそれに稚拙ながらも精一杯で応じ、やがて離れた唇に切なげな吐息を漏らすと] …優しくなくたって、いいの…。 [それ以上の言葉は恥ずかしくて紡げないのか、後はただされるがままに@以下暗転。夜まで喉温存退席] | |
(137)2006/01/15 15:33:05 |
学生 ラッセル [ペンを取り、便箋を前にしばらく考え込む。けれど考えても考えてもうまく纏まらなく、溜息ばかりが出て。このままじゃ埒も明かないし、と、とりあえず紙にペンを走らせた。] ネリーへ。 …まずは、こんな僕の傍に四年間も居てくれて…有難う。 突然こんなことを書くと、きっとネリーは驚くよね? …この村に来て、とても大切な人が見つかって…僕の記憶が、戻ったの。そうしたら…繰り返していた四年間の記憶も戻った。ネリーがいつも僕の傍で頑張ってくれていたことも、全部思い出したの。…本当に、有難う。 …ねぇ。 ネリーは…知ってたんだよね? 僕が…叔父さんを殺したこと。 ネリーはきっと…僕があの狂った世界に居たほうが僕の為だと思ったんだよね? そして…僕が、死でしか救われないことも、きっと全部全部知ってたんだよね? ごめんね。ネリーに直接会えないまま、死ななきゃいけないことだけが、本当に心残り。 けどネリーなら解ってくれるとも思ってるの。 もう…僕から、解放されて、幸せになって。 [そこまで書くと、しばしそれを読み返した後、綺麗に折り畳んで封筒へ。] | |
(161)2006/01/15 22:58:00 |
美術商 ヒューバート [困ったような困惑したような顔をしてナサニを見つめるも] >>160 しかし、このままでは私も立つ瀬がない。 一日も早く身体を治してナサニに頼られるくらいにならなければ・・・・ そして、何時かきちんと貴方の口から愛していると聞きたいですね。 | |
(162)2006/01/15 22:59:18 |
学生 ラッセル コーネへ。 僕を…好きだと言ってくれて、嬉しかった。 僕も、コーネのこと大好きだった。 でもコーネが僕に求めてたのはそういう”好き”じゃなかったんだよね…。答えてあげられなくて…ごめんなさい。 コーネが死んだ時、…これがコーネの愛の形なんだ、と、誰かが言っていたような気がする。 けど…僕には、やっぱり…どうしてコーネが死ななきゃいけなかったのか、解らない。 僕が…忘れちゃうから? 僕の記憶から、永遠に自分のことを消してしまいたかったの? …解らないよ。 けど…今僕は自分と、そしてギルの為に、死のうとしている。これは…コーネが死を選ぶしかなかったことと、同じことなのかな…。僕が、解っていないだけなの…? …ねえ、コーネ。もう一度、謝らせて。本当に、ごめんね。 コーネを死なせたのは…僕、なんだよね。…叔父さんだけじゃなくて、コーネも僕の手で殺したも同然なんだ…。奪ったものの変わりに手に入れられたものもあるけど、それでも僕がコーネを殺したことには変わりが無い。 …僕にはもう、ただごめんねって言い続けることしか、できないの。 だから…ごめんね、コーネ。 | |
(166)2006/01/15 23:06:27 |
冒険家 ナサニエル [ヴィンとマンジに気付き会釈 煙草を揉み消しヒューに静かな視線を注ぎ] >>162 これ以上、何かして欲しいと思ってる訳でもなし… 叶うなら傍にいて欲しいと願うだけだ。 縛られる苦痛は良く知っている、好きにすれば良い。 なんにせよ先ずは身体を癒せ。 [困惑気味に表情を曇らせ目を逸らせばグラスに口つけ] 愛してる、か… | |
(168)2006/01/15 23:10:52 |
学生 ラッセル [ふとナイフを握り締めたままの両手を見れば、ギルの血に濡れたナイフが自分の手をも濡らしていた。 あの時と、同じ。叔父を殺した時も、この手は血で真っ赤に染まっていた。 なんて、罪深い。叔父を殺して、直接的ではなくとも自分を好きだと言ってくれた人を殺し、そうして自分が愛した男をも、今殺した。 なんて、罪深い。自分は、欠片も綺麗なものなんかじゃなかった。穢れていた。それでも穢れてなどいないと…純粋だと言ってくれた人を、この手で。] …好きだよ、ギル。 誰よりも、愛してる…。 こんな終わりしか選べなかった僕を、赦して―――― [ぱたり、と、涙がナイフに落ちた。それを合図とするかのように、ギルの胸を刺したナイフを首筋に当てる。 あとはこれにほんの僅かな力を篭めて引けば、全てが終わる――――] ギル…っ! [瞼を落とし、最後に愛しい男の名を、か細く呟いて。 ――――当てたナイフを、一気に引いた。 虚ろな視線は、どこを見ているのか。やがて、その体は愛した男の上に重なるように落ちて。 ――――そして、本当のゼロが訪れた。] | |
(180)2006/01/15 23:29:21 |