人狼審問
- The Neighbour Wolves -
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(1993)緋キ花咲ク泉ノ畔デ(廃墟) : プロローグ
村は数十年来の大事件に騒然としていた。
夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。
そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
[彼岸にも此岸にも、緋い花が咲いていた。]
[身を投げた女の色だろうか。]
[泉の色も、仄か、緋く見えた。]
(0)2006/10/03 21:04:02
冒険家 ナサニエル
……嫌いだった花が手向けなんて、嬉しくないだろうな。
(1)2006/10/03 21:08:06
冒険家 ナサニエルは、しかし彼岸花を摘むことはなく
2006/10/03 21:20:38
冒険家 ナサニエル
sed libera nos a malo
(2)2006/10/03 21:31:00
冒険家 ナサニエル
[祈りの言葉が、口唇から落ちた]
(3)2006/10/03 21:32:51
冒険家 ナサニエル
ああ、こんなにも咲いていると、どこか地獄のようだ。
……地獄なのだとしたら、おれを縛るのは、お前の血か。
(4)2006/10/03 21:49:28
冒険家 ナサニエル
お前はまだここに縛られているのか。
(5)2006/10/03 22:06:45
冒険家 ナサニエル
俺を遺して何をさせたいんだ……
お前を蘇らせる術など無いというのに
(6)2006/10/03 22:09:00
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
[泉の側に、佇む人影。
その視線はぼんやりと、静かな水面に向けられて]
真紅の花……曼珠沙華の繚乱……。
綺麗といえば、綺麗だけど。
……あんまり、好きじゃないな。
[ぽつり、こぼれる、独り言]
(7)2006/10/03 22:10:26
冒険家 ナサニエル
[人の気配に振り返る]
……花に、呼ばれたか?
(8)2006/10/03 22:14:32
書生 ハーヴェイ
[呼びかけに、ふと声の方を見やり]
花に呼ばれた……?
ああ。もしかしたら、そうかもしれないな。
[ひょい、と肩をすくめつつ、軽く答え]
…そういう、あんたは?
(9)2006/10/03 22:20:11
冒険家 ナサニエル
俺はずっと前からここにいる。
いつからだったかはもう忘れた。
…………古城があるんだ。
食糧は揃っているから、暮らすに不自由はない
(10)2006/10/03 22:23:54
書生 ハーヴェイ
[返ってきた言葉に、へえ、と気のない返事をして]
いつからいるかわからない、か。
まるで、何かに縛られてるみたいだな。
[縛られている、と口にした刹那、その表情には僅か、陰りらしきものが浮かび]
(11)2006/10/03 22:28:54
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイの後側を*指差した*
2006/10/03 22:28:55
書生 ハーヴェイ
……後ろ?
[指差される方を見やれば、確かにそこには、古びた城らしき建物の影が。
…深い紅の月の光を浴びたそれは、幻想的にも、また、言いようもなく不気味にも見えた]
あそこにお住まい、と。中々、良いご趣味をお持ちのようで。
[冗談めかした口調で言いつつ、また、紅の中では異質な蒼を帯びた男を、見やる]
(12)2006/10/03 22:35:03
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
[ぼんやりと視線を夜空に向け、素足を泉に浮かべ、囁く様に女は歌う]
朱い花つんで あの人にあげよ
あの人の髪に この花さしてあげよ
朱い花朱い花 あの人の髪に
咲いてゆれるだろう お陽さまのように
[子供の様な声と*笑み。*]
(13)2006/10/03 22:48:58
書生 ハーヴェイは、人の気配が増えたな、と呟いて、周囲を見回し
2006/10/03 23:07:33
村長の娘 シャーロットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(村長の娘 シャーロットは村を出ました)
(2006/10/03 23:10:00)
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
[ぱき、と音がする。
手折った音が響く。
少女は緋色の花を口元に運び、祈るように瞳を閉じた。
何を祈るのかなんて、曖昧なまま]
(20)2006/10/03 23:12:28
双子 ウェンディが参加しました。
双子 ウェンディ
[緋く緋い泉の畔
黒く白くゆうらり浮かぶ]
(21)2006/10/03 23:13:02
村長の娘 シャーロット
あいたいなぁ…
[声は空へ溶ける]
(22)2006/10/03 23:14:46
双子 ウェンディ
[緋色の海をさわりと揺らし 現れしは1人の少女
縁に白き十字を刻む 黒き衣を身に纏い
透き通る肌はビスクドールの様 触れれば壊れてしまいそうで
けれど掲げる其の手には 酷く不釣合いな大きな斧]
(23)2006/10/03 23:14:47
書生 ハーヴェイ
[やって来た赤毛の少年に、ひらり、と手を振り]
こんばんわ……だな。
まあ、寒いのは仕方ないだろうさ。
今は、そういう季節だ。
[さらりと答えて、軽く、肩をすくめ]
(24)2006/10/03 23:14:53
村長の娘 シャーロット
[男達の声がする方へ足を進める]
こんばんは?
[肩からずれ落ちたストールを羽織りなおした]
(26)2006/10/03 23:18:45
書生 ハーヴェイ
誰かといればあたたかい……ねえ?
物理的にはそうかも知れんが。
違う意味では、寒くて凍りつきそうになるかもな?
[冗談めかした言葉と共に、ふ、と浮かぶのは冷たい笑みか]
(27)2006/10/03 23:18:53
双子 ウェンディは、眼下に広がる緋に、指先を口許に当て*微笑み*
2006/10/03 23:19:05
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロットに気づき。挨拶代わりにひらりと手を振る
2006/10/03 23:19:21
冒険家 ナサニエルは、彼岸花を見遣る。誘われた人々を、見遣る。
2006/10/03 23:23:46
村長の娘 シャーロット
みんな、寒いの?
薄着しちゃ風邪ひくよ。
[くすくす笑って、持っていた花を放り投げた]
(30)2006/10/03 23:26:41
村長の娘 シャーロット
[笑うのをやめ、瞬きののちに目を細め]
そう?
それならよかった。
ここに来た意味ひとつ目みつけた。
(32)2006/10/03 23:31:24
書生 ハーヴェイ
ま、人の感じ方なんてのは、俺にはかかわりのない事だけどな。
[冷たい笑みは瞬間的に影を潜め。
そこに浮かぶのは、飄々とした、笑み]
ま、それはともかく、だ。
古城にお住まいの御仁、引き寄せられた彷徨い人に、休息の場を供してはいただけないものかな?
[氷を思わせる碧の瞳を、蒼い男へ向けて問う]
(33)2006/10/03 23:32:04
村長の娘 シャーロット
ここは、どこなの?
[誰へという様子ではなくつぶやき、ぐるりと周りを見渡した。
一面の緋に眩暈を起こしそうになる]
(34)2006/10/03 23:34:21
冒険家 ナサニエル
[緋い花を見て、それから男の声
>>33
に目を向ける]
ああ、案内するよ。
[それから女の質問には]
……さて、この世の淵とでも言うのかな。
(36)2006/10/03 23:35:59
村長の娘 シャーロット
世の淵…
[何か感じたのか、しばし遠くを見やり]
あたし、シャーロット。
あなた達のお名前を聞いても?
[にっこり微笑んだ]
(37)2006/10/03 23:39:27
冒険家 ナサニエル
ああ。
俺は、……ナサニエル。
……休む場所に案内しよう。見えてはいるが、足元が危険だ。
(38)2006/10/03 23:41:17
書生 ハーヴェイ
人の感じ方が全部同じだったら……。
……面白くない。
[赤毛の少年の言葉に、低く、答えて]
それはありがたい。
…この花は、嫌いじゃないが、好きでもない。
長々とは、見ていたくないんでね。
[男の言葉に、低く笑いつつ、こんな呟きをもらした]
(39)2006/10/03 23:41:57
書生 ハーヴェイ
名前……?
[青い髪の少女の問いに、何故か瞬いて]
ああ……ハーヴェイ。確かな。
[どこか投げやりに、名を告げた]
(41)2006/10/03 23:44:26
村長の娘 シャーロット
[ナサニエルと名乗った男の後ろを、黙って着いていくことにした。
緋から逃げるような気持ちで]
よそ見をしていると、どこかへ引きずり込まれたりして?
(42)2006/10/03 23:44:47
村長の娘 シャーロット
なんだかみんな、心ここにあらずって感じ。
ナサニエル、ラッセル、ハーヴェイ。
[確認するように、聞いた名前を繰り返す。
歌うように弾んだ声で]
(43)2006/10/03 23:46:26
冒険家 ナサニエル
着いてくるなら、ついてくればいい。
一人でいくなら、一人でいけばいい。
[名前を、記憶しようとして]
……引きずりこまれるだけなら、マシだ。
[言いながらも歩はすすむ、ゆっくりと。]
(44)2006/10/03 23:46:56
書生 ハーヴェイ
全部同じ、規格品。
そんな生き方に、どんな意味があるんだか。
[ラッセルに、と言うよりは、独り言のように呟き。
ナサニエルについて、歩き出す]
心ここにあらず、ね。
…心を何かに取られて、ここに引き寄せられたのかもな?
[シャーロットの言葉に、ごく軽い口調でこんな事を呟きつつ]
(46)2006/10/03 23:51:25
酒場の看板娘 ローズマリーは、歌い続ける。壊れたオルゴールの様に。
2006/10/03 23:51:44
双子 ウェンディ
[柔らかな笑みは其の侭に 手にした斧を 横薙ぎに
――ざっ…
緋の花弁が舞い散る様は 何時もの仕事 其の光景に似て]
終わるのね、兄様。
――終わるんだね、姉様。
[甘やかな声は 独りで二人の言葉を紡ぎ]
(47)2006/10/03 23:51:58
村長の娘 シャーロット
あたたかいものが食べたいな。
ここにいても、目が痛くなるばかりなんだもの。
[ラッセルに振り向いて、艶っぽい笑みを浮かべ]
本当に怖いのは、たくさんの人の中で感じる孤独だと思う。
(48)2006/10/03 23:52:13
双子 ウェンディ
嗚呼、でも。
此の緋で迎える最期なら、悪くは無い。
(49)2006/10/03 23:52:36
双子 ウェンディは、其れからゆるり 歩を進め。
2006/10/03 23:54:08
村長の娘 シャーロット
何万分の、いえ、それ以上の中に1個、もしくはもっとレアな、不良品。
あたしはそういうのが好き。
心は無くしちゃダメよ。
忙しさで、心を亡くしちゃダメよ。
(51)2006/10/03 23:54:23
冒険家 ナサニエル
温かいものもあるだろう。
あの城に住み着く男が、やっているはずだ。
(52)2006/10/03 23:56:06
冒険家 ナサニエルは、足元に咲く彼岸花を見て、此処まで伸びたかと呟いた
2006/10/03 23:59:02
書生 ハーヴェイ
[不良品、という言葉に、ふと笑みをもらす。
その言葉は、妙に深い意味合いを持って、響くような気がした]
心を無くすような忙しさには、多分無縁なんでね。
[ご心配なく、と冗談めかして呟き]
…住み着く? 執事かなんか?
[言ってから、執事が住み着く、というのも妙な気はしたけれど]
(53)2006/10/03 23:59:04
村長の娘 シャーロット
[足元を確かめながら、ゆっくりと足を進める]
迷わないように、パンのくずを道しるべに。
(54)2006/10/03 23:59:25
村長の娘 シャーロット
[風が頬を撫でる。
目を伏せ、閉じて、髪が後ろに流れる感覚からも風を感じる。
緋い華の、なくようなざわめきがあたりを支配している]
(56)2006/10/04 00:03:48
冒険家 ナサニエル
[細い道を抜ければ、目の前に黒い門。
扉を開けて中に入れば、古ぼけた鐘の音が...たちを迎えた]
(57)2006/10/04 00:09:30
書生 ハーヴェイ
[門を潜るなり、響く鐘の音にふと上を見上げ]
……大層な、お出迎えだな。
[呟く声には、微かに呆れも含まれていたか]
(58)2006/10/04 00:12:23
村長の娘 シャーロット
[鐘の音は、13だった気がした]
数え間違った?
(60)2006/10/04 00:15:40
冒険家 ナサニエル
さあ、数なんて数えた事はない。
[広間を開ければ、中へと入ってゆく。]
(62)2006/10/04 00:17:51
村長の娘 シャーロット
どこかいきたい所があるの?
[振り向いて、ラッセルに尋ね]
昔、13の鐘の音とともに、不思議な世界へ行ってしまう小説を読んだわ。
(63)2006/10/04 00:20:21
書生 ハーヴェイ
13番目の鐘は、時の王を呼ぶ音色…とかなんとか。
[独り言のように呟きつつ、広間に入り、ぐるり、見回して。
それから、空いているソファの一つに腰を下ろす]
(64)2006/10/04 00:22:23
冒険家 ナサニエルは、一人、キッチンへ。中の男に声をかけ、食事を温めた。
2006/10/04 00:24:02
双子 ウェンディ
[大きな斧を引き摺って 黒衣の少女は足を止め
首を傾け空を見遣れば 高らかに響く鐘の音]
素敵ね、兄様。
――素敵だね、姉様。
[金糸の如き髪を靡かせ 澄んだ碧の双眸を細め
再び歩む其の先は 聳え立つ古き高き城]
(66)2006/10/04 00:24:07
冒険家 ナサニエルは、あまり豪華でない食事を、男と広間に並べた。
2006/10/04 00:25:32
村長の娘 シャーロット
どこか、遠くへかえりたい。
[口をついたそれは、恐らく自分の言葉ではない。
人々の動きを、立ちすくんだままチラチラと目で追う。
鐘の音が、未だに頭の中で響き渡っているような気分だった]
(67)2006/10/04 00:26:39
冒険家 ナサニエル
食べる。
食べなければ、何処へもゆけなくなる。
彼岸の花に、落とされてしまう。
(71)2006/10/04 00:37:57
双子 ウェンディ
[緋の園を抜ければ 古びた門が眼前に]
――此処は何処なのだろうね。
何処なのかしらね。
[今更の様に 問う言葉]
何処でも良いわ。
――終わるのだものね。
[そうして前に立つ者を見れば 首を傾げてゆるり瞬き]
(72)2006/10/04 00:39:06
村長の娘 シャーロット
[すとん、と椅子に腰掛け、ナプキンを膝に。
スプーンを手にして、枝豆のスープを口に運ぶ。
安堵のため息を吐いた]
(73)2006/10/04 00:39:13
書生 ハーヴェイ
[何となくぼんやりとしていたが、ナサニエルの言葉に、氷の瞳を僅か、瞬いて]
…彼岸の花に…落とされる?
どういう意味だ?
(74)2006/10/04 00:39:55
村長の娘 シャーロット
[広間の椅子を指差して数える]
最後の晩餐に招かれたのは、12人。
(75)2006/10/04 00:40:19
冒険家 ナサニエル
椅子がこんなに埋まる事は、俺が知る中では初めてだ
(77)2006/10/04 00:45:09
冒険家 ナサニエル
彼岸の花は、
いつでも誘うよ。悪夢へと。
(78)2006/10/04 00:46:59
村長の娘 シャーロット
ナサニエルさんは、ずっとここにいたの?
[問い、チーズオムレツを口に運んだ]
(80)2006/10/04 00:48:40
冒険家 ナサニエル
俺は……
気がついたらここにいた。
それからずっと、ここにいる。
(81)2006/10/04 00:49:51
村長の娘 シャーロット
じゃあ、ここの主なのね。
なんでも知ってる?
(82)2006/10/04 00:50:51
書生 ハーヴェイ
悪夢…悪夢、ねえ…。
[目の前に出された料理を、適当につつきつつ]
真紅の悪夢に、人を落として。
その血で、更に紅い花を咲かせる…そんなとこですかね、と。
(83)2006/10/04 00:51:27
冒険家 ナサニエル
主ではない。
主はその男だろう
[料理を運んできた男を指差す。]
(84)2006/10/04 00:52:01
双子 ウェンディ
[振り返る表情に 返すは花の咲く様な]
こんばんは。
――こんばんは?
[口許に白き指を当て]
ええ、奇麗。
とても、素敵ね?
[其の唇は 薄く弧を描き]
(85)2006/10/04 00:53:40
村長の娘 シャーロット
夢は見るもので、落ちるものではないのに。
[ナサニエルが示した男に会釈し]
ご主人があたしを呼んだの?
[愉快そうに笑った]
(86)2006/10/04 00:54:16
冒険家 ナサニエル
知らない。
ただ。
俺は彼岸花を緋く染めた命に呼ばれたのだろう。
(87)2006/10/04 00:56:05
学生 ラッセルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(学生 ラッセルは村を出ました)
(2006/10/04 00:50:00)
村長の娘 シャーロット
[ふと、自身の手を見つめ]
彼岸花には、毒が含まれているんだったっけ。
(88)2006/10/04 01:02:03
冒険家 ナサニエル
毒薬にもなるな。
[質素な食事を終えれば、台所へ。食器をもどし]
(90)2006/10/04 01:05:59
村長の娘 シャーロット
こんな手で、パンを食べて平気?
まぁ、今更だけど。
[ナプキンで口元を拭った]
(91)2006/10/04 01:08:07
双子 ウェンディ
――終わりか。
終わりね。
[くすくすくす
愉しげな 声で]
開けてみる?兄様。
――開けてみようか、姉様。
[其れから先を促す様に 藤の髪の少女を見つめ]
(92)2006/10/04 01:11:53
書生 ハーヴェイ
[彼岸花の毒は根に集中してあったんじゃなかろうか、などと思いつつも、逐一突っ込むほどの事じゃないか、と思い口にはせず]
……?
[外から感じる、人の気配に僅か、眉を寄せて]
……まだまだ、『客』は来るらしいな。
[そんな呟きを、ぽつりと]
(93)2006/10/04 01:13:50
冒険家 ナサニエル
部屋は俺も勝手に使っている。
勝手に使うと良いと思う。
俺はそろそろ部屋に戻る
[そういって...は*二階へ。*]
(94)2006/10/04 01:17:40
村長の娘 シャーロット
[ハーヴェイのつぶやきに視線を向け]
席が全部埋まったら、何が起こるんだろう。
[ひとりごちて、グラスの水を飲み干した]
(96)2006/10/04 01:18:51
酒場の看板娘 ローズマリー
[リズムに合わせ、足をぱしゃぱしゃ]
あの人、どぉこ?
かくれんぼ?
それとも鬼が浚ったの?
[女は独り、あてもなく歌い続ける。]
(97)2006/10/04 01:20:19
村長の娘 シャーロット
[広間を出て行くナサニエルの言葉に]
勝手に、って。
…帰りたい所もないけれど。
おやすみなさい。
(98)2006/10/04 01:22:30
書生 ハーヴェイ
さあて、ね?
何か起こるかもしれないし、何も起こらないかも知れないし。
そも、全ての席が埋まるという保証もない。
ただ、何事もなく、時間がすぎるだけかも知れんぜ?
[シャーロットの呟きに、さらりとこう答え]
勝手に、って…アバウトだな。
ま、お休み。
[2階へ去って行くナサニエルを、手を振りつつ見送った]
(99)2006/10/04 01:26:07
双子 ウェンディ
[きぃと軋む様な音 黒き門は抵抗も無く]
嗚呼、開いたね。
――開いたね。
[有難う 有難うと 呟いて
微笑いながら舞う様に 一つ歩を進めて見上げ]
次は如何する?
――入っちゃう?
[問い掛ければまた くすくすと]
(100)2006/10/04 01:27:10
村長の娘 シャーロット
静かに、時間だけが進むのかもしれないね。
無目的に。
つまらないな。
(101)2006/10/04 01:30:21
村長の娘 シャーロット
ああ、でも、贅沢な時間なのかも。
[立ち上がり、カラになった皿を台所へ持っていく]
(103)2006/10/04 01:32:40
書生 ハーヴェイ
ま、どうなるかなんて、誰にもわからんさ。
今から眠ったら、そのまま目覚めない…そんな可能性だってあるんだしな?
[つまらない、という言葉にくく、と低く笑って]
…まあ、なんにしても、眠らない訳にはいかんし…俺も、勝手に休ませてもらうとしようかね。
[ごく軽い口調で言いつつ立ち上がり。
ひらり、と手を振りつつ、*2階へと上がって行った*]
(104)2006/10/04 01:34:22
双子 ウェンディ
――さあ、如何かな。
如何かしら。
[斧を引き摺り 後へと続く]
――行ってみないと、分からないね。
其のほうが、愉しいものね。
[黒き衣の白十字 くると回ればふわと靡いて]
(105)2006/10/04 01:39:15
村長の娘 シャーロット
永遠の眠り――。
[ハーヴェイの言葉に、そんなことを思った]
あたしも、寝ようかな。
[広間を通り抜ける際に、あかい髪の少年がいた席を見やった]
いつの間に?
(107)2006/10/04 01:44:21
双子 ウェンディ
[歩みを止めた背中に構わず 其の横を擦り抜けて]
嗚呼、愉しみね、兄様。
――愉しみだね、姉様。
[黒と白の少女の姿は 古城の中へと*消えて行く*]
(108)2006/10/04 01:49:56
村長の娘 シャーロット
[首を傾げ、けれど答えが出るわけもなく。
ほどなくシャーロットは、*寝床を探しに2階へ向かった*]
(109)2006/10/04 02:01:30
村長の娘 シャーロット
[どこまで歩いても、一面緋色だった。
歩き疲れたシャーロットは、地面に座りこんで*彼岸花の花弁を口に含んだ*]
(110)2006/10/04 17:23:43
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
[狂い咲く花の中、彼は目を開く]
(111)2006/10/04 17:33:37
学生 ラッセル
[彼は寝転がった儘、天に目を遣る]
[見上げた空には月と星]
[彼は仰向けの儘、地に視線を送る]
[見下ろす地には花と泉]
[彼が身を起こせば、短き髪がさらと風に揺れ]
[天と地の狭間には古びた城]
(112)2006/10/04 17:34:46
学生 ラッセル
此れは。
(113)2006/10/04 17:35:34
学生 ラッセルは、微かな呟きと共に、地に咲く花を虚ろな眸で見詰める。
2006/10/04 17:35:45
学生 ラッセル
[其の花は、葉の無い花]
[一本の花茎の先には、輪状に付いた幾数かの小さな花]
[一つの花には、反り返り絡み合う、細く縮れた六枚の花蓋]
[放射状に外へ長く飛び出るは]
[六本の雄しべと、一本の雌しべ]
[其れらが集まり、一輪の花の形を成す]
[毒々しくも、華やかに]
(114)2006/10/04 17:38:06
学生 ラッセル
ああ。相思華か。
(115)2006/10/04 17:38:16
学生 ラッセル
彼岸花とも、曼珠沙華とも、言ったかな。
[冷艶な双眸を瞬かせ薄い唇を動かす]
彼の世に咲く花。地獄に咲く花。天上に咲く花。
[少年とも青年とも判別し難い歳の頃]
ならば此処は、生と死の境に在るの場所か。
[男らしいとも女っぽいとも言えぬ容貌]
[咲えば幼く、哂えば大人びて見えるだろうか]
僕は、何方に属するのだろうか。
[然し、今の彼はどちらでも無く、唯、空虚な表情を浮かべていた]
(116)2006/10/04 17:39:50
学生 ラッセルは、他者の気配にも気付かず、彼岸と此岸との境に*歩を向けて*
2006/10/04 17:42:10
文学少女 セシリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(文学少女 セシリアは村を出ました)
(2006/10/04 20:10:00)
冒険家 ナサニエル
[紅い、緋い花を見て、指先でその細いひらをなぞる。]
[いつも気がつけば此処にいる。]
赦されないということか。
(117)2006/10/04 20:16:17
冒険家 ナサニエル
……此処はお前が死んだ泉ではないというのに
[と、何か、違うあかが。視線をゆるりと巡らせ……少年の姿を見つけた。]
(118)2006/10/04 20:18:19
冒険家 ナサニエルは、学生 ラッセルを見遣り、一度、*瞬いた*
2006/10/04 20:24:28
お嬢様 ヘンリエッタがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(お嬢様 ヘンリエッタは村を出ました)
(2006/10/04 20:50:00)
酒場の看板娘 ローズマリー
[風が、騒ぐ。]
[ ― 予兆 ― ]
[歌を止め、惚けた瞳で月を見上げた。]
(120)2006/10/04 20:54:59
書生 ハーヴェイ
[ふらり、紅の中を彷徨う。氷の色の瞳は、どこか虚ろに紅い闇を見つめ]
…やっぱり、この色彩は…好きになれんな。
[誰で言うでなく、呟いて。泉の方へと彷徨うように、歩く]
(121)2006/10/04 20:57:14
学生 ラッセル
[泉の傍らに彼は佇む]
[人影][歌声][水音]
[現実だろうか][虚実だろうか]
何方でもいいか。
何方でも同じか。
[音が止んだ] [月を見上げる女] [騒ぐ風]
(122)2006/10/04 21:02:02
冒険家 ナサニエルは、足音に振り返る。
2006/10/04 21:03:01
学生 ラッセル
[彼はそう独り言ちて]
[一歩泉に足を踏み出す]
[水が跳ね半身が浸かる]
[濡れる] [冷たい]
[掌で掬う] [ぱしゃり。] [雫が落つ]
(123)2006/10/04 21:03:29
学生 ラッセル
[此の儘先へ進めば]
[水底に沈むだろうか][彼岸に渡るだろうか]
リコリスは、海の女神だったっけ。
[水の滴る細き指を唇に当て][横に引けば其れを舐める]
(124)2006/10/04 21:04:39
酒場の看板娘 ローズマリー
[風の哂い声が耳を擽り、つられて女も哂った。]
(125)2006/10/04 21:05:59
書生 ハーヴェイ
[泉の側まで歩みを進めれば、いくつかの人影が目に入る。
静寂を破る、水の音。
音の方を見やれば、水に浸る、人の影]
……風邪ひくぞ。
[呆れたような呟きを風に乗せ。
自分は、空へと目を向ける]
(126)2006/10/04 21:08:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[違う音。]
[すぃと視線を地上に戻せば、泉の中心へと進む誰かの影。]
[それでも、女は哂ったまま。]
(127)2006/10/04 21:11:20
冒険家 ナサニエル
[紅い髪の男に、声をかけるハーヴェイを見て。
ああ、彼も後で城につれていくかと思う。
何故人があつめられているのだろう、今宵の月は、とても紅い。]
(128)2006/10/04 21:12:16
冒険家 ナサニエル
宵は冷える。
……花に命を吸われるぞ
[呟いて]
(129)2006/10/04 21:13:23
学生 ラッセル
[その髪も肌も服も水で濡らして] [彼は少し満足気に]
[掛けられたの声に彼は振り向く] [空へ視線を向ける男]
こんばんは。
[微笑を浮かべようとしたが] [他者の目には無表情に]
[もう一つ掛けられた声] [羽根帽子を被った男にも挨拶を]
綺麗な花に命を吸われるなら、それも悪くない。
僕に未だ、命があると言うのならば。
(130)2006/10/04 21:18:29
冒険家 ナサニエルは、風に、手で帽子を押さえる。揺れる緋に、*目眩*
2006/10/04 21:18:29
書生 ハーヴェイ
花に生命を吸われる…か。
[聞こえた呟きに、僅か、笑んで]
余り、面白くはないな、それは。
[もらした呟きは、風に紛れようか]
(131)2006/10/04 21:19:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[ゆっくりと振り返れば蒼の髪の男。]
花に、命を吸われると、どうなるの?
[白磁の頬と薔薇色の唇が、無垢な笑みに変わる。]
(132)2006/10/04 21:21:26
冒険家 ナサニエル
今晩は
……そうか。
彼岸へは望めば望むほど遠い。
俺がおそらく生きているのだから、君もおそらく命があるだろう
[緋の色に目を*瞑った*]
(133)2006/10/04 21:21:50
書生 ハーヴェイ
[挨拶の声に気づけば、氷の瞳をそちらへむけ、同じ言葉で短く挨拶を返し]
秋の夜長の水遊び。楽しいのか?
[ふと感じた疑問を、そのままで投げ返し]
(134)2006/10/04 21:23:26
学生 ラッセル
[吹く風に水を含んだ服が張り付き][寒さを感じる]
ああ。僕は生きているのだろう。
活きてはいなくとも。
[別の声に視線を向ければ][ウェーブの掛かった髪の女]
(135)2006/10/04 21:25:23
学生 ラッセル
[疑問の声を受ければ、彼は僅かに首を傾げ]
如何だろう?
何も考えていなかった。
唯、何と無く。何と無くだった。
[御一緒してみますか、と悪戯に言う。表情は浮かばぬ儘]
(136)2006/10/04 21:28:01
書生 ハーヴェイ
[何となく、と言う返事に一瞬、呆れたような表情を覗かせ。
続く誘いには、ひょい、と肩をすくめる]
…遠慮する。
さすがに、この寒空では水浴びをする気にはなれん…。
[嘆息するように言って。
無垢な笑みをナサニエルへと向ける女に、一瞬、視線を投げた]
(137)2006/10/04 21:35:16
酒場の看板娘 ローズマリー
[水の滴る音に混じる声を見やれば。]
夢見るように、逝けるのかな?
花の一つとなれるのかな?
それとも枯れて逝くのかな?
[歌うように、囁いて。]
(138)2006/10/04 21:41:36
学生 ラッセル
[男の表情を気にした風も無く]
[彼は首を傾げた儘、歩もうとした先を見て]
泉の底には何があるのか、とか。
此の儘向こう側に渡れたら、だとか。
思ってはみたのだけれども。
[張り付く邪魔な前髪を退けて]
[ふるりと首を振れば、水滴が宙を舞う]
寒いと感じるのは、生きているということだ。
[呟くように言って、彼もまたぼんやり光る月を見上げる]
(140)2006/10/04 21:45:30
書生 ハーヴェイ
[歌うように囁く女の姿に、ふ、と、氷の瞳が陰る。
揺るぎのないようにも見えるその色が刹那、揺らめき]
…花を艶やかに咲かせ、花と共に消え失せる。
そんなところだろ。
[その言葉は、独り言にも似て。
風に、ゆらり、散る]
(141)2006/10/04 21:45:31
酒場の看板娘 ローズマリー
――――あ、れ?
[自分の喉から紡がれた言葉にはっとし]
まだ、生きてるのかしら?
(143)2006/10/04 21:50:54
学生 ラッセル
[月を真ん中に、その下に咲き乱れる、花、花、花]
此の花と、共に。
[悪くないと呟いて、彼は此岸に手を掛ける]
(144)2006/10/04 21:53:04
書生 ハーヴェイ
[思っていた、という内容に、なるほど、と呟く。
泉の底に何があるのか、それは彼自身も僅か、疑問としていたから]
死んだら、暑さ寒さも感じはしない…だろうな。
実体験がないから、わからんが。
[冗談とも本気ともつかぬ調子で呟き。
それから、ふと、風の中に声を捕えたような気がして。
風の来る方を、軽く、見やった]
(145)2006/10/04 21:53:33
書生 ハーヴェイ
…死んでないなら、生きてるんだろう?
[突然、はっとしたような声を上げる女に、僅か、瞬いて。
それから、呆れたようにこんな言葉を口にする]
(146)2006/10/04 21:56:35
学生 ラッセル
生きているのかもしれないね。
死んでいるのかもしれないね。
[女の紡ぐ言葉に、歌うよな調子で言い]
(147)2006/10/04 21:56:35
学生 ラッセルは、男の呟きには、ほんの僅か唇の端を上げて、笑みの形を作ろうと。
2006/10/04 21:56:43
学生 ラッセル
[然し其れは矢張り笑みと言えるものには成らず]
[己の映る水面を見れば][彼は空虚な光を湛えた眼を細める]
[彼から落つる雫は泉に波紋を作り]
[地上に在る双子の月を崩していく]
(148)2006/10/04 22:07:13
酒場の看板娘 ローズマリー
[泉につけたままの素足に視線を落とし]
寒い……
じゃぁ、私は生きてるのかな?
イラナイのに……。
――死んでいればいいのに――
[自分への呪詛の言葉を吐き捨てれば。
瞳の中、*揺れる朱*。]
(149)2006/10/04 22:09:38
学生 ラッセルは、小さく、嚔を、一つして。
2006/10/04 22:18:54
冒険家 ナサニエル
……生けるものは、生かねばならない。
たとえ、何を望もうと。
[泉が緋い。再び目をあけ、それを見る。]
(150)2006/10/04 22:19:14
書生 ハーヴェイ
[波紋を揺らめかせる水面と、その波紋を生み出す者を、軽く、見やり。
吐き捨てられた女の言葉に、氷の瞳に、刹那、苛立ちのような物を過ぎらせるが、それもまた曖昧で]
……。
[ただ、天穹の静かな紅い月を見やり、嘆息する]
(151)2006/10/04 22:19:39
冒険家 ナサニエルは、学生 ラッセルに近づく。赤を見ぬように、タオルを差し出し陸へ促す
2006/10/04 22:22:59
学生 ラッセル
ああ。少し冷え過ぎたかもしれない。
[呟くように言って、彼は泉から上がる]
[ぱたり。][ぱたり。][ぱたり。]
[水滴が、此岸に咲く花を濡らしていく]
ありがとう。助かった。
[矢張り笑えぬ儘に、男からタオルを受け取れば、水を拭って]
(152)2006/10/04 22:25:13
学生 ラッセル
[彼は滴を受けた、死を想わせる花をじっと見詰め]
ねえ。此の花は、どんないろをしているのだろうか。
[泉へ、月へ、そして最後に二人の男に視線を移して、問うた]
(153)2006/10/04 22:27:24
冒険家 ナサニエル
風に余計、冷えるだろう。
……温まった方が良い。
あなたも。
[女性の肩に、もう一つのタオルをかけて]
(154)2006/10/04 22:29:51
冒険家 ナサニエル
あかいよ。
[嗚呼、彼は目がみえないのだろうかと思った]
……深い、赤だ。血のような。
(155)2006/10/04 22:30:55
学生 ラッセルは、タオルを片手に、目を細めた儘、*其の答えを待って*
2006/10/04 22:31:04
冒険家 ナサニエルは、目→色
2006/10/04 22:31:36
書生 ハーヴェイ
[投げられた問いに、氷の瞳を月から地上へと下げ。
一度、瞬いてから、そこにある花を、見る]
……紅。
俺の目には、そう、映る。
[間を置いて、返した言葉に感情の起伏はなく]
(156)2006/10/04 22:32:08
学生 ラッセル
そう。
僕の髪と同じなのかな。
僕の髪も、あかといういろなのだそうだ。
其れより、濃いのだろうか、薄いのだろうか、其れとも。
[ほんの僅か、愉しげな色を滲ませて、*彼は言った*]
(157)2006/10/04 22:33:55
冒険家 ナサニエル
同じだね。
……君の髪より、濃いと思う。
[呟いて、泉を見る。薄い緋色の泉は、月を未だうつしていた。]
(158)2006/10/04 22:37:58
冒険家 ナサニエルは、魅入られたように
2006/10/04 22:42:26
書生 ハーヴェイは、紅の花から目を逸らす。それそのものを、忌避するように
2006/10/04 22:43:04
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイを振り返る。
2006/10/04 22:45:45
冒険家 ナサニエル
此処に居ると、恐ろしい。
[祈りの言葉を短く唱える]
……戻るか?
[少年と女性にも、案内しようと。]
(159)2006/10/04 22:47:16
書生 ハーヴェイ
…恐ろしい…?
[突然振り返られ、何事かと思った矢先に投げかけられた言葉に、一瞬、戸惑い]
…ああ。
そこの二人は、水に浸かって身体を冷やしている。
暖を取らせた方がいい。
[一つ、瞬いた後、こう言って頷く]
(160)2006/10/04 22:49:51
双子 ウェンディ
あか。アカ。緋。
[囁く声は“何方”のモノか
月は紅く 地は緋く
膝丈のスカートはふわり揺れ]
(161)2006/10/04 22:51:08
冒険家 ナサニエル
……恐ろしいよ、俺は
[それから、二人に]
着いてくるもこないも、自由だ。
だが、温まった方がいい。
[告げて、くるりと背を向ける。]
(162)2006/10/04 22:53:22
書生 ハーヴェイ
恐ろしい…ね。
[口の中でその言葉を繰り返し。
二人を見やった後、歩き出す蒼い影を追うように、自分も歩き出す]
(163)2006/10/04 22:59:57
学生 ラッセル
そう。
[男の答えに再び目を細め、"あか"だと言われた花を見遣り]
御言葉に、甘えさせて貰おうかな。ゆくところは無いから。
[指先で未だ濡れた自らの髪を弄りながら、歩を進める]
ああ。僕は。名が必要なら、ラッセルと。
[其れは古い言葉で"あか"という意味なのだと、彼は聞いていた]
(164)2006/10/04 23:00:59
双子 ウェンディは、緋の海の中 愉しげに哂って
2006/10/04 23:01:41
書生 ハーヴェイは、学生 ラッセルを振り返り。「必要なら、ハーヴェイと呼べばいい」と短く告げ
2006/10/04 23:08:36
冒険家 ナサニエル
俺は、ナサニエル。
……別に、主でもないはずだが。
あの城に、暫く、世話になっている。
(165)2006/10/04 23:10:14
双子 ウェンディ
[さわり さわり
黒のブーツは緋色の波を掻き分けて
やがて其の碧眼は 緋とは異なる色を写して]
(166)2006/10/04 23:21:41
双子 ウェンディ
ヒト?
――ヒトだね。
沢山、居るよ。
――沢山、居るね。
[じぃと 其の動向を見つめ]
(167)2006/10/04 23:21:55
冒険家 ナサニエル
[前へすすもうとしていたら、視線を感じ、
緋の中に、目を向ける。]
……君も誘われてきたのか。
(168)2006/10/04 23:24:08
学生 ラッセル
ハーヴェイに、ナサニエル。
[口の中で其の名を繰り返して]
ハヴェに、エル。
["自分なりの"呼び方へと変える]
其れでも、いいかな。
[歩きながら、そう声を掛けて]
(169)2006/10/04 23:26:06
学生 ラッセルは、濃いいろの中、濃いいろの服を纏った少女に、視線を移す。
2006/10/04 23:28:10
冒険家 ナサニエル
其れでも構わない。
[好きなように呼べば良いと]
(170)2006/10/04 23:29:55
書生 ハーヴェイ
[こちらを伺う気配の主を、視界の隅に捉えつつ]
ああ。好きなような呼べばいい。
[ラッセルの問いには、簡潔に返し。
それから、ふと、ある事に思い至って]
ハーヴ、と。
そう呼ばなければ、何でも構わん。
(171)2006/10/04 23:31:25
双子 ウェンディ
[男の声に 首を傾け]
――誘われた?
誰にも、呼ばれてなんか居ないわ?
[金の髪を揺らし]
私たちは、私たちだけ。
――僕たちだけで、来たのに。
[二人の声で 独りの少女は微笑んで]
(172)2006/10/04 23:35:58
冒険家 ナサニエル
…そうか。
この花に誘われたかと思った。
君…たちは、
ゆくあては?
(173)2006/10/04 23:37:23
学生 ラッセル
[相変わらず表情は笑みには成らなかったが]
解った。ありがとう。
[二人の承諾に礼を言って]
[長い髪の少女に首を傾げる]
(174)2006/10/04 23:37:35
冒険家 ナサニエル
君は、何と呼ばれたい?
[ラッセルに尋ねる]
(175)2006/10/04 23:44:23
双子 ウェンディ
花に?
[足許に 視線を落とし]
そうかも知れないわ。不思議なこと言うお兄さん。
[再び見上げれば にっこりと]
さぁ。
――今から何処に行けるかな?
何時終わるとも、知れないのにね。
[口調は何処までも あどけなく]
(176)2006/10/04 23:46:02
冒険家 ナサニエル
そう。
さあ。
何時終わろうと、この緋い花は咲き続けるだろう。
取敢えずは、あの城へ、ゆくところだ。
…あてがないなら、ゆくか?
(177)2006/10/04 23:48:53
学生 ラッセル
何でもいい。何でも構わないよ。
僕を僕として。他の誰でも無い、僕として。
見てくれるならば、名を、呼んでくれるのならば。
(178)2006/10/04 23:50:12
学生 ラッセル
終わるかもしれないから、
何処かへゆこうとするのかもしれない。
[あどけない口調の、独りの少女に]
君の事は。君達の事は、何と呼べばいいだろうか。
[首を傾げて][笑顔に向けるは][無表情]
(179)2006/10/04 23:53:13
冒険家 ナサニエルは、学生 ラッセルに、ならばラスと呼ぼう、と。
2006/10/05 00:03:05
双子 ウェンディ
そう。
――そうかな。
[頬に手を当て 考える様に]
――如何する?姉様。
行きましょうか、兄様。
――姉様が、望むなら。
(180)2006/10/05 00:05:24
双子 ウェンディ
[そうして顔を 赤毛の青年のほうに向けて]
此方は兄様。
――此方は姉様。
[胸に手を当て]
でも、不便かしら?
――其れなら、姉様の名を。今は姉様の番だから。
そうね。其れなら。
“ウェンディ”と、そう呼んで?
[無表情に 微笑みを返し]
(181)2006/10/05 00:06:07
学生 ラッセルは、ありがとうと、羽根帽子の男に声を返して。
2006/10/05 00:12:50
書生 ハーヴェイ
[一人でありながら、二人であるらしい少女の姿を、不思議そうに見つめ。
告げられた名を、一先ず記憶に刻む]
本当に…色々なのがやって来るな、ここは。
[風に紛れるように。ぽつり、呟き]
(182)2006/10/05 00:13:31
冒険家 ナサニエル
[ウェンディ、少女の名を繰り返して]
なら、ゆこう。
見えてはいるが、わかりにくい。
風も強くなってきた。
[花から目をそらし]
(183)2006/10/05 00:14:41
学生 ラッセル
兄様で、姉様。同じで、違う。
そうなのかな。如何なのかな。
何方でもいいか。何方でも同じか。
[彼は独り言るように、言の葉を紡いで]
ウェンディ。ディー。其れでも、いいだろうか。
[笑えぬ儘に微笑む少女に声を返して、] [嚔。]
ああ。風が強い。道理で、寒いと感じた筈だ。
(184)2006/10/05 00:17:03
学生 ラッセルは、肩に掛けていたタオルで顔を拭えば、僅か、目を伏せ。
2006/10/05 00:19:08
冒険家 ナサニエル
…早く行こうか。
[先へと、向かう。城へと。]
(185)2006/10/05 00:20:55
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルの言葉に頷いて。自分も足を速める
2006/10/05 00:22:02
双子 ウェンディ
色々?
――他にも、居るの?
[茶の髪の男に呟かれた言の葉に 小さく瞬くけれど
蒼髪の男に頷いて 緋の海を揺らす
黒衣が 髪が 風に煽られ]
(186)2006/10/05 00:23:08
冒険家 ナサニエル
[やがてたどり着いた古城の扉を開ける。]
(187)2006/10/05 00:26:57
双子 ウェンディ
[先を急ぐ男たちに 合わせる様に 舞う様に]
私たちは、二人で独り。独りで二人。
――同じだけど違う。違うけれど、同じ。
[紡ぐ言葉は 謎掛けの様]
どうぞお好きに。赤いお兄さん。
[相手の表情など 意に介しては居ないのか
またくすくすと 笑みを零して]
(188)2006/10/05 00:29:20
書生 ハーヴェイ
[ウェンディの疑問に、ああ、と頷いて]
どんな理由があるかは知らないが、ぽつぽつと人が集まっているらしい。
…かく言う俺は、理由はわからんが。
気づけばここにいた。
(189)2006/10/05 00:29:53
双子 ウェンディは、愉しげな足取りで 後へと続いて
2006/10/05 00:29:55
学生 ラッセル
[古城に辿り着けば] [外とは違う空気が流れる]
ありがとう。ディー。
あかい。君にもそう見えるのだね。
僕はラッセル。
[少女にそう返せば] [静寂の包む中を歩んでいく]
[石造りの壁][敷かれた絨毯][置かれた調度品]
[色鮮やかなのだろうか][くすんでいるのだろうか]
[彼の眼に其れを知る術は無い]
[月のひかりではなく] [人工的な明かりが] [辺りを照らす]
(190)2006/10/05 00:35:03
冒険家 ナサニエル
俺も気づいたときには此処に居た。
花の中に。
食事、もってくるか
[広間からキッチンへ。そしてまた暖め、男と共に戻る。]
(191)2006/10/05 00:35:22
双子 ウェンディ
――ふぅん。
気がついたら。
[茶と蒼の髪の男の言葉を繰り返し 薄い唇に指を当て]
私たちは、如何だったかしら。
――忘れちゃったね。
如何でも良いか。
――如何でも良いね。
(192)2006/10/05 00:38:28
双子 ウェンディ
ラッセル。
――赤いお兄さんは、ラッセル。
[“二人”で確認し合う様に]
ええ。赤。奇麗な、赤よ。
[見上げ 碧の眸は細まり]
(193)2006/10/05 00:42:26
双子 ウェンディは、城の中を 物珍しげに くるり見渡して
2006/10/05 00:44:12
学生 ラッセル
綺麗。そう。それなら、よかった。
[少し嬉しそうに彼は][独りの少女に][言葉を返して]
食事。僕は大丈夫。空いていないから。
風呂は在るのかな。貸して貰えると、とても助かる。
[主と思わしき男に軽く頭を下げ] [首を傾げて彼は尋ねる]
(194)2006/10/05 00:47:11
書生 ハーヴェイ
[言葉を繰り返すウェンディに、一つ頷き]
そう、気がついたら、いた。
前にいた場所に何か思い入れがあるわけじゃなし、構いはしないが。
[あの花はいただけないが、と小さく口の中で付け加え]
…ああ。名乗ってないな。
必要なら、ハーヴェイと。ハーヴとさえ呼ばなければ、どう呼んでも構わない。
[静かに告げつつ、昨日も会った男に、一礼を]
(195)2006/10/05 00:48:33
冒険家 ナサニエル
[男、アーヴァインは好きにどうぞ、と、風呂の位置を指し示したようだった。
さえない男のようだ。]
(196)2006/10/05 00:49:08
冒険家 ナサニエル
ハーヴェイ
ああ、よろしく。
[軽く、食事を取り始める]
(197)2006/10/05 00:55:03
冒険家 ナサニエルは、そしていつものように*やがて部屋へと*
2006/10/05 01:01:36
学生 ラッセル
[部屋や着替えの事も言われれば][彼は驚いたよに幾度か瞬き]
ありがとう。
有り難く、使わせて貰う。
[素直に礼の言葉を述べて][皆に挨拶して][広間を後にする]
(198)2006/10/05 01:04:20
学生 ラッセルは、風呂にて身体を暖めれば、適当な部屋にて*休息を*
2006/10/05 01:06:21
書生 ハーヴェイ
[用意された食事をすませ、ふと見れば、ナサニエルは部屋へと戻る所。
その背に、じゃあまた、と短く声をかけ。
広間を後にするラッセルにも、同じくまた、と声をかける]
…さて。俺も、休むか。
[小さな声で呟いて。
食器を片付け、*2階の部屋へと*]
(199)2006/10/05 01:06:27
双子 ウェンディ
不思議ね。
――不思議だね。
[他人のことのように 茶の髪の男に微笑いかけ]
茶色のお兄さんは、ハーヴェイ。
――ハーヴェイお兄さん。
[確認の言葉を紡いで
其れから 現れた男と 周りの反応に 一つ瞬いて]
あの人は、違うのね。
(200)2006/10/05 01:08:18
双子 ウェンディは、そうして 去る人々を見送って
2006/10/05 01:08:53
双子 ウェンディ
――おじさんは、お城のヒト?
お部屋は使って良いのかしら?
[昨日の夜の散策で 城内の部屋は見て回って居て
佇む男に声を掛ければ 双方の言葉に肯定の頷き]
有難う、おじさん。
――有難う。
[其れから少し 食事を貰って]
(201)2006/10/05 01:19:03
双子 ウェンディ
[やがて食事を終え 二階へ上がる足は]
嗚呼、そういえば忘れて来ちゃった。
[小さな呟きと共に 途中で止まり]
――明日取りに行こうよ、姉様。仕事ももう、意味はないもの。
そうね、兄様。そうしましょう。
[けれど再び 上を見上げて
ゆっくり ゆっくりと 続きを*上る*]
(202)2006/10/05 01:28:31
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