人狼審問 : (1781)synthetic Savior : 3日目 (1)

村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘シャーロットに、1人が投票した。
ごくつぶしミッキーに、7人が投票した。

ごくつぶしミッキーは、村人の手により処刑された……

現在の生存者は、見習い看護婦ニーナ、酒場の看板娘ローズマリー、双子リック、文学少女セシリア、流れ者ギルバート、冒険家ナサニエル、の6名。

	文学少女セシリア [少女は視てしまった。その惨劇のシーンを。あまりの光景に途中意識を失ってしまったのだ。だが、目覚めた少女はその光景で見てしまった者が到底忘れることができず、いつも以上に震え怯えている。吐く事すらできぬほどに。]
	(0)2006/08/27 08:51:17

	見習い看護婦ニーナ …生きてる…。 [...は静かに目を覚ます。昨日までの事は全て夢だった、そう思い込むかの様に。] ――――っ！ [だが無常にも、昨日より濃くなった匂いを感じ取る。慌てて周りを見回す…までもなく、ソレはすぐに見つかった。 ――――青い髪の少女…だったモノ。]
	(1)2006/08/27 13:59:10

	双子リック [今日も目を覚ました...は、あの臭いに口許を笑みの形に歪ませた。殺されてゆく、食らわれてゆく。ばけものに。]
	(2)2006/08/27 13:59:32

見習い看護婦ニーナ

[...より少し長い、青い髪の少女。外見からは...に近い年齢に見える少女。血溜りに沈むソレは、昨日のソレよりも強く...に死を意識させた。
飛び散った朱、喰い散らかされた腹部、骨の奥まで開かれた股。

そんな彼女の横に転がるモノに目が止まる。

少し離れた血溜りに転がり、
周りの惨状からは考えられないほど綺麗な状態の、
だがそこに離れてある事そのものが異常な、

…ソレは、彼女の右腕。]

――――――――――いやぁぁぁぁぁー！

[耐え切れずに...は頭を抱え、*絶叫を上げた*]

(3)2006/08/27 14:02:03

	双子リック [叫ぶ少女。視線を向ければ赤黒いもの。外れたパーツ。] 早く、さしださないと……。ばけものを [かすれた呟き。その目は狂った色に染められて]
	(4)2006/08/27 14:13:05

冒険家ナサニエル

[空気を裂いた悲鳴。ガスの作用と其れとに響く頭。
体を床に投げ出したまま、額を押さえた]

『…また、一人』

[充満する血の匂いは、昨日のものに比べて何処か甘く。
若い女のものであると、...にはすぐに知れた]

[目蓋を下ろし、気配を探る。
失われたのは、眠りに落ちる前に見たあの赤子と、シャーロットと名乗った少女の気配]

(5)2006/08/27 15:05:01

	冒険家ナサニエル [それ以上部屋を探ることはせずに、目蓋を開く。脳へ信号を送らない瞳を天井へ彷徨わせて] 『…探して、見付けて……それで、何になる？』 [万一、本当に研究所から出られたとして。何も見えない自分では、生きていける筈が無い] [――あの世界に戻れば、即死だ]
	(6)2006/08/27 15:14:28

	冒険家ナサニエル [かと云って。表の世界で生きられるかと云えば、それもなく] [どう足掻こうと己の先にあるのは、死、唯一つ] [ゆるりと息を吐き出して、再び目蓋を閉じた]
	(7)2006/08/27 15:17:58

文学少女セシリア

[少女は怯え続ける。人には言えぬほどの恐怖だった。惨劇を見てしまった自分。あの化け物に気づかれていたら、と思考に浮かべばさらに恐怖は深まるい。]

･･･････っ！！

[怖い。異常なほどの恐怖。仮にその見たものを他のものに告白するとすれば、逆に自分が実験体として連れて行かれるかもしれない。あまりの恐怖のあまり少女は指を、爪をはいでしまうほどかみ続けている]

(8)2006/08/27 17:30:29

	流れ者ギルバート [………呆然と、変わり果てた姿の少女を見つめた。ひどい頭痛がする。この血溜まりは。この肉塊は。 ――今自分は、何を見ている？]
	(9)2006/08/27 18:24:55

酒場の看板娘ローズマリー

痛っ……

[覚醒に伴うのはまた頭痛。冷たいフロアと壁に軽く打ち付けた身体を抱いて、上体を起こす。目覚めは微かな諦めすらも誘って。]

……嗚呼、また、人が

[ゆるり視線を移ろわせては止まる。無造作に散らばった青色の糸のような、其れ。部屋の一角に現れた、血の海。]

(10)2006/08/27 19:10:45

酒場の看板娘ローズマリー

[青色を探して揺らめく瞳は、すぐに目的の人物を見つける]

『無事だった』

[小さく呼吸を続ける青年の様子を見つめては、安堵にも似た吐息を零す。彼の腕は、今も傷だらけだろうけれど。]

『……良かった』

[心の中で呟く。その言葉の理由を自らに問えば思考の罠に囚われる気がして、青年から目を逸らす。残っているのは自らも含め六人。――あの赤子の姿は無い]

(11)2006/08/27 19:36:11

流れ者ギルバート

[ふらふらと、少女の遺骸に歩み寄る。]

…シャー…ロット…。

[生前ついぞ呼ぶことのなかった名前を、亡骸に向かって呟く。]

[数日間、この部屋で、僅かに言葉を交わしただけ。
特別な思い入れなどあるはずもない。

だが、その僅かなやりとりが、...には何より貴重なもので――
昨日男の死体を見たときとは全く違う感情が沸き起こっていた。]

(12)2006/08/27 19:42:03

	流れ者ギルバート [少女は彼に何と言った？　何と問いかけた？最後に交わした会話を辿ろうとするが、思い出せない。] [唯一損傷のない、右腕。それにすうと手を触れる。しばらくその場から動かず、じっとしていた]
	(13)2006/08/27 20:02:24

	冒険家ナサニエル [微かな声。女の独白と、肉塊となった少女の名を呼ぶ男の声。ゆるりと目を開け、横たわったままの体を起こす] [昨日と同様に、酷く汗ばんだ体。額に貼り付いた前髪を乱雑に掻き上げた]
	(14)2006/08/27 20:09:35

酒場の看板娘ローズマリー

[床に転がった眼鏡を拾って、汚れたフレームを爪で擦る。凝血が粉になって、はらりと落ちた。被験者の服の上に、くしゃくしゃの白衣を羽織る。淡色同士のコントラストは、綺麗とは言い難い。
立ち上がり、少女の亡骸や、離れた腕とそれに手を伸ばす青年を一視しては、嘆息を零しながら端末の傍へ。]

既に三人。
いい加減、化け物の情報は拾えたのかしら……。

[期待はしていないように、言い方を変えれば返答は求めていないように、呟いてMOTHERを感情無く睨む。]

(15)2006/08/27 20:11:24

	冒険家ナサニエル [端末の傍から聞こえるローズマリーの声に息を吐く] 『あの赤ん坊は…人喰いだったのか？』 [たった一日、己の命を長らえる為に差し出した赤子。その結果すら知らされず、僅かに焦れる] [此処から出られるとは、思っていないと云うのに]
	(16)2006/08/27 20:38:59

酒場の看板娘ローズマリー

[差し出せば、ここから出してやる――その言葉を脳内で繰り返す。適合者は二人。被害者が既に二人。容疑者は赤子を含め七人。
この研究所のデータは、矢張り警備が厳重だと思った。あらゆるアクセスに対し、該当データなし、或いはパスワードミスの忠告が表示される。]

『出るわけがない、か』

[諦め混じりに弾いたエンターキー。
不意に、黒い画面に長文が表示される。

../F2 laboratory/..

Irvine.D--
Charlotte.A--
Michelle--]

……ミ、シェル？

(17)2006/08/27 20:55:59

	冒険家ナサニエル [不意に耳に届いた、誰かの名。思考に沈んでいた意識を引き戻し、鸚鵡返しに問う] …ミシェル？ [それが誰の名であるのか、...は知らずに] [壁を支えに立ち上がり、ローズマリーの方へと歩み寄る。それは、酷くゆっくりと。目蓋を閉じたままで]
	(18)2006/08/27 21:05:59

	双子リック [どうせ、出られやしない。思っていても、あの肉塊になるのは、厭で。死ぬことをとうにあきらめていたはずだったのに狂って、乾いた目で、ローズマリーとナサニエルを見る]
	(19)2006/08/27 21:15:47

酒場の看板娘ローズマリー

[青年の声に振り向く。どこか覚束ない足取りの彼を見ては、一寸心配そうにその姿を目に留め、そっと手を伸ばした]

……転ぶわよ。

[低く言って、ちらりと画面に目を戻す。三つの名の下には、改行を開けて、更に六つの名前。知った名を見止め、それがこの部屋に居る人間のものだとすぐに気付く。]

(20)2006/08/27 21:19:53

	酒場の看板娘ローズマリー [Cecilia--unknown Gilbert--unknown Rick--unknown Rosemary.H-unknown Nina--unknown Nathaniel--unknown ....... Charlotte.A--human Michelle--_ 白いアンダーバーは点滅し、文字に変わる。適合、と]
	(21)2006/08/27 21:21:23

冒険家ナサニエル

[随分と遅い歩みで端末へと歩きながらリックの気配に気付く。
数日前に感じていた気配とはあまりにも違ってきている、気配]

…どうかしたか、リック？

[向けられた視線の、狂気の色に問いかける。
差し伸べられるローズマリーの手を取って、少し速度が上がった]

転んだら転んだ、だな。

[端末の元に辿り着き、見下ろす。
――矢張り、何も見えてはいないのだが]

(22)2006/08/27 21:28:29

双子リック

[リック。名前を呼ばれ、その瞬間、すっと目に正気の色がよぎる。]

……おれ、は。

[だが、厭だと言うように、頭を力なく振って、耳を押さえて。
狂っていられたら、それの方が楽だと。
そうわかってしまったから。]

[それは本当に、楽なのか。それでいいのか。そんなことがよぎるけれど、それすらも、再び、捨てようと]

(23)2006/08/27 21:41:06

酒場の看板娘ローズマリー

[ナサニエルの声にちらりとリックへ目を向けるが、未知の存在よりも今は。無機質に伝えられる情報に意識を向けた。ディスプレイを見ても、それが見えていないような青年の姿を見ては、告げる]

適合者の名前が、一つ。
ミシェルって、もしかしてあの奇形児……

[表示されている他の名と、人々の姿を照らし合わせるように思い浮かべては、小さく息を吐く。この情報と記憶が確かなら、適合者は残り一人。
掴んだナサニエルの手を緩く、握って]

転ばないで……痛そうだから。

[ぶっきらぼうに投げ掛けた]

(24)2006/08/27 21:42:10

	見習い看護婦ニーナもう…早くみんなを連れていってよぉ…。 [昨日より更に身近になった…死。それを色濃く感じ、頭を抱えたまま...は弱々しく呟く。その時、何人かの話し声が聞こえ、...は虚ろな眼差しをその方向に向けた。]
	(25)2006/08/27 21:45:08

	冒険家ナサニエル [ゆるり、溜息を吐き出す。狂気に逃れようとする、その姿に] 俺は、お前がどうなろうが構わんが。 …狂気に足を掬われて、命を失っても知らんぞ。 [それは酷く残酷な台詞ではあったが。己が今まで生き抜いてきた、たった一つの真理]
	(26)2006/08/27 21:48:13

冒険家ナサニエル

適合者、ね…

[伝えられた情報に息を吐く。ならば、残りは一人。
吐き出した己の溜息に、我に帰る]

『…安堵している？』

[死ぬことは疾うに覚悟していると云うのに。何故]

[混乱しかけた思考は、緩く握られた手に打ち切られた]

…問題ない。
転ぶ程度の痛みに喚く程、ヤワじゃない。

[薄く、笑って]

(27)2006/08/27 21:56:31

	見習い看護婦ニーナ [女の言葉が聞こえる。「適合者　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの奇形児……」断片的に飛び込んできた言葉。しばらく間をおいて、微かに...の唇が動く。] ……あと………ひとり…？
	(28)2006/08/27 21:56:39

双子リック

[声は、封じようとするその耳に届いてくる。
それが正しいことだとも、
彼が、忠告してくれているということも、わかるのに。

ふるふる、首を振り。

しかし適合者、その響きにはっと顔を上げ――]

あ……

[嬉しいのか？
死ぬのがわかって、いるというのに。

自分自身がわからなくて、*戸惑う*]

(29)2006/08/27 22:02:07

	酒場の看板娘ローズマリー [少女の微かな声。全てを拒絶するような声の後に、誰に投げ掛けたかもわからぬ、疑問の声。] そう、あと一人……。 [肯定の言葉、小さく漏らした。] 『あと、ひとり』 [自らの中の少女に問うように、心の中で繰り返す。]
	(30)2006/08/27 22:07:08

	文学少女セシリア [あと一人。怯える少女の耳にその言葉は響く。あと一人、つまり自分が見てしまった者こそ最後の一人。だが、それは恐怖を引き起こす引き金でしかなく、少女はｶﾞﾀｶﾞﾀと震え続ける。視線だけは助けを求めるように右往左往するが、ソレもやがて地に落ちてしまった。]
	(31)2006/08/27 22:11:58

酒場の看板娘ローズマリー

[ナサニエルの笑みに、弱い笑みを返す。
手を触れさせたままであることに、ふと気付いて。
焦りを滲ませぬようにそっと手を引いた]

それならいいの。
……別に心配とかじゃ、ないんだからね。

[妙にぎこちなく青年から目を逸らすと、ディスプレイに表示された六つの名前を見つめ、思惟に耽る]

(32)2006/08/27 22:13:01

	冒険家ナサニエル [適合者の一人が見つかった。その事実に、数名が僅かに希望を見出したような雰囲気を纏い] [けれど、一方で酷く怯える気配。少女の名は、確か] ……セシリア？
	(33)2006/08/27 22:17:25

	冒険家ナサニエル [離れた手。紡がれた言葉。逸らされた視線。思わず苦笑が零れ落ちる] …ありがとう？ [部屋の空気には合わない、何処か悪戯な口調で告げて。不安定な足元を誤魔化すように、端末に近い壁に背を預けて座り込んだ]
	(34)2006/08/27 22:22:58

文学少女セシリア

[声をかけられ、顔を上げる。目が、視線が、交じり合った。とたんに思い出される恐怖の残像。]

！！！

[声にならない叫びを上げて、少女の震えが一気に大きくなり、顔色は青を通り越し白くなっていた。何かにすがるように、すでに自分ではがした爪のない指で側面の壁に、助けを求めるようにすがりつく]

(35)2006/08/27 22:26:16

	冒険家ナサニエル [セシリアが顔を上げる気配がして。その気配が、酷く震える] [少女が向ける視線の先。己ではない。すぐ、近く。端末を見ていた、女]
	(36)2006/08/27 22:34:05

	酒場の看板娘ローズマリー …… [ナサニエルに返す言葉に躊躇っていた時、セシリアが酷く落ち着きを欠いたのを見ては、僅かに眉を顰める。――彼女が視たのは。] 私に、何か？ [冷たい口調で、問いかけた]
	(37)2006/08/27 22:35:40

	見習い看護婦ニーナ [...の瞳に輝きが戻りつつあった。] 『あとひとり…なら何とか…。』 [最後の適合者を探す...の瞳が、セシリア達のやり取りを捕らえる。何をやってるのか、分からないまま様子を見る。]
	(38)2006/08/27 22:40:14

文学少女セシリア

ひっ！！

[少女の瞳は恐怖に彩られ、その視線から逃げようと体を後ずさりさせたが、もとより四隅にいた自分。逃げ場などなくて必死で壁を血の流れる指で引っかく。逃げれないことなど、わかっているというのに。よほど力を入れているのか、壁についた血のあとは、やがて滴るほどになり壁を赤く染めていった。]

(39)2006/08/27 22:41:42

流れ者ギルバート

『……適合者……人喰い。』
　
[顔を上げ、声のするほうへと目を向けた。赤子が人喰い……ではあの子が――。食料を貪欲に貪っていた姿が目の前の惨状と重なり、嘔吐を催し口を押さえる。]
　
[血溜まりへ踏み入れた足は黒く、しかしシャワー室へ向かう気力もなく、そのまま端へと移動した。]

(40)2006/08/27 22:44:37

酒場の看板娘ローズマリー

何？幻覚でも、見てるの？
ねぇ……大丈夫？

[心配そうな声を上げて、端末の傍から離れ、ゆるりとセシリアに歩み寄っていく。不思議そうに。小首を傾げて。
けれど、その表情が他の者の死角に入った瞬間、表情に屈託の無い笑みを灯した。]

『何が言いたいのかなぁ。セシリアちゃん……？』

[聲には出さず、少女が嗤う。]

(41)2006/08/27 22:50:47

	文学少女セシリアぁぁぁぁ！！！！ [笑み、それは今まで見たどんなものよりも恐ろしくて、これまでにない絶叫を上げると少女は目を見開いたまま止まった。極度の恐怖が、限界に達したのだ。]
	(42)2006/08/27 22:59:36

酒場の看板娘ローズマリー

[射止めるような瞳でセシリアを見つめ、息を吐いた]

『そっか。
　見なければ、良かったのに。
　怖がらず死ねたのに……』

[表情を消して、冷たく呟く]

おそらくは化け物と同じ場所に閉じ込められているという恐怖感から来る、幻覚、幻聴、妄想の症状。人間の想像力って怖いわね。――恐怖の淵に追い込まれた脆い人間なんて、所詮はこんなもの……。

(43)2006/08/27 23:11:00

双子リック

[セシリアの様子を眺める。ローズマリーの様子も。
一体何がおきたというのか

幻覚、幻聴……
そんなものなのだろうか。

何があったのかまったくわからずに、二人をじっと見るが……
変わった画面が気になって、そちらに足を向ける。

ただ、やはり、すべての感情は置き去りにしている]

(44)2006/08/27 23:28:11

	酒場の看板娘ローズマリー [口元に指を当てて考える。告発されるわけには、いかない。生きるために。] ……、 [人々の視線を感じて、一寸唇を閉ざした後で続ける。] あの子が私に怯えているように見える？酷い話。私は何もしていないのに。私は、何も。 [一日一人。身代わり……か。]
	(45)2006/08/27 23:33:44

	流れ者ギルバート [...は空気を切り裂くような絶叫に目を見開いた。動かない少女。その怯えようは尋常ではない。] 　セシリア……ッ！　セシリア！？　 [名を叫び、少女のもとへ向かい寄る。]
	(46)2006/08/27 23:34:32

見習い看護婦ニーナ

[恐怖の余りか、絶叫を上げ、脱力したセシリアと…ローズの言葉。幻覚・幻聴・妄想…この状況なら、仕方ないのかもしれない。

そして、そんな二人を離れた位置で見るナサニエル、慌ててセシリアに駆け寄るギルバート、無感情な様子を受けるリック…三人にも目をやる。]

『…適合者…。』

[誰がそうなのだろうか。...は、激しい頭痛を感じながらも、*考える事をやめたりはしない。*]

(47)2006/08/27 23:39:28

	文学少女セシリア [少女は青年に声をかけられようと、その瞳は何も写していなかった。意識はあるのかないのか、たとえ触れられたとしても、怯える事も、拒絶する事も、ましてや答えることもなく、そこに居る。よくできたマネキンのように。]
	(48)2006/08/27 23:41:25

	冒険家ナサニエル [あの子が私に怯えているように見える？ローズマリーの問いに、こつりと頭を壁に当てた] …その問いの答えならば、Yesだ。何もしていないか、しているか。 ――試してみれば判ることだろう？ [無表情に言い放つ。視線は外さぬまま]
	(50)2006/08/27 23:43:13

酒場の看板娘ローズマリー

[人々の視線を受けて、参ったように軽く手を挙げた]

私が人を食べたとでも言いたいのかしら……？
前例を省みても？

ミシェル。
あの赤子が一人目の適合者だったのよ？
本能的で、精神的に不安定で。
私より余程、それらしい子が居るじゃない。

……狂った子どもの仕業じゃない？

[動きを止めたセシリアを、一視する]

(51)2006/08/27 23:50:38

	酒場の看板娘ローズマリーあの子の欺瞞か勘違いかを真に受けてるのね…… [ナサニエルに、零すように返しては、視線を合わせる] それで。試すって、どういうことかしら？
	(52)2006/08/27 23:52:20

	双子リック [適合、その文字を見つめながら。それからローズマリーの声に、じっと其方をみて試してみればわかる。それはどういう意味だったろうか。実験すればいいということだったろうか。]
	(53)2006/08/27 23:53:42

冒険家ナサニエル

確かにミシェルは本能的だったな。
まだ知能もない赤子だった。

精神的に不安定と云うのなら、それはこの部屋にいる誰もが適することだろう。

それに――

[薄く笑う。酷薄にも、自嘲のようにも見える、笑み]

誰が、自分が狂っていないと証明できる？
俺とて、自分が狂ってなどいないとは言い切れない。

[向けられた視線に眼を細めて]

…簡単なことだ。
実験をすれば、判ることだろう？

(54)2006/08/28 00:03:46

	双子リック [実験の話。死についての話。再び、動き出す。ゆっくりと、今度は、ローズマリーの方に。ギルバートの近くにくると、動きを止めた。実験を勧められる、研究者のようなことを言うこともある、女を見上げ。]
	(55)2006/08/28 00:07:38

酒場の看板娘ローズマリー

[畳み掛けるようなナサニエルに、強く眼差しを向け、ゆるりと首を横に振る]

間違ってる。
私はまともよ？
そう、此処に居る誰よりも。
下賎なモルモットと一緒にしないで頂ける？

貴方はまともだと思っていたのに。

[吐き捨てるように言い放つも、実験、その言葉に僅かに表情を強張らせる]

厭……
いやよ、実験なんて。
下手したら死……

(56)2006/08/28 00:11:28

見習い看護婦ニーナ

「……狂った子どもの仕業じゃない？」

[ローズの言う言葉に耳を傾け、考える。]

もし、セシリアが適合者だとして、この状況…錯乱して襲ってきてもおかしくないんじゃないかな？

[思わず洩れる呟き。思考が垂れ流しになっている。考えれば考えるほど、頭痛が酷くなる。でも、考えずにはいられない。]

『………誰が適合者？』

[あと少しで、ココから出られるのだから]

(58)2006/08/28 00:15:24

	酒場の看板娘ローズマリー [余りに単調な声に瞳を揺らす。視線の先には、少年の姿。空笑いを漏らした] ……何、言ってるの？死なない……化け物さえ差し出せば…… ここから出して貰える……
	(59)2006/08/28 00:17:42

	双子リック出ても、いつか、しぬよ [違うの？そう、呟いて。女と、怯える少女とを見比べ。]
	(60)2006/08/28 00:20:57

酒場の看板娘ローズマリー

……私も、そう思う。

[呼吸を殺すように、低く、ニーナの言葉に同意の声を漏らす。生贄の羊を探して彷徨う瞳は、菫色の髪の少女に、止まる]

……セシリアなら
有り得るんじゃないかしら。

狂った人間は何をするかわからないもの。
最初から、そうだったわね？
人を覗き見て、視線を合わせれば俯いて
食べたい人でも、探してたの？

[――感情を押し殺して、訥々と紡ぐ。]

『……じっけんなんていやだ。ロゼは、まだ』

(61)2006/08/28 00:22:11

流れ者ギルバート

…俺には。あんたを見て、怯えていたように見えた。
　
[呟き、人形のように動きを止めた少女の前に跪く。呼吸をしている、脈もある。だが呼びかけても反応は全くない。]
　
[彼女の血まみれの指先を一寸見つめ……。周りの会話に耳を傾ける。リック、ナサニエル、ニーナ、ローズマリー、セシリア。この部屋の中に、人喰いはあと一人。]

(62)2006/08/28 00:24:46

冒険家ナサニエル

[強まった視線。首を横に振る様子。
微細に読み取れる気配に、己の精神が異常状態にあることを知る。
それでも、言葉を止めることは無く]

解らないんだな。
この環境でまともだからこそ、狂っているんだ。
いつ死ぬかわからないような状況で、発狂しない方がおかしい。

死への感覚が麻痺している俺も、異常だ。

[違うか？と、僅かに首を傾げて。
ひとつ、思い出したように告げる]

お前が下賎なモルモットと呼んだ者たちが実験対象者を選ぶことを忘れないようにな、ローズマリー？

(63)2006/08/28 00:25:33

見習い看護婦ニーナ

[洩れていた思考。反応した女の言葉に、...は緩やかに首を振る。]

逆だよ？だからこそ、今、彼女の動きが止まってる理由が分からないんだよ？
あんなに人を壊せるのなら…暴れられたら、ボクらなんてひとたまりも無さそうなのに。

[だから、彼女は違うんじゃないかな…そう...は呟いた。]

(64)2006/08/28 00:28:18

見習い看護婦ニーナ

[セシリア以外の候補について考える。]

『ローズマリーは何故あんなにセシリア＝適合者に自信を持ってるの？
ナサニエルはいつも冷静すぎないかな？いくら目が見えてない、とは言っても。
ギルバートは…どこか隠れてる感じがする。何か秘密があるのかな？
リック…良く分からない。どこか達観しているようだったけど、何か変わってきてる？』

[結局、誰もが気にかかる。また機械に急かされるのだろうか…。]

(65)2006/08/28 00:31:08

酒場の看板娘ローズマリー

何言って……
発狂……？
私がまともだからおかしいって？

随分破綻した考え方ね。
私は違う。……私は、違う。

[ナサニエルの言葉に、焦燥が滲む。それでも否定するように、繰り返す。繰り返す。]

ッ、……

[実験対象者を選ぶ？何故？]

私はあなたたちのような、醜い存在とは違う。
生きている次元が違うの。
選ぶ、なんて

……、嘘。

[認めることの出来なかった現実。呟きに絶望を、滲ませた]

(66)2006/08/28 00:36:06

	双子リック『ここにいる、いきているものは、ぜんぶ、実験道具なのに』 [不思議なことを言う女を、ただ、見やる。]
	(67)2006/08/28 00:38:19

	酒場の看板娘ローズマリー逆……？ [ニーナの言葉に少しの意識を向けるも、それは自らの考え――正確には疑惑のすり付けを、犠牲を、否定されるものだった。] 『……セシリアちゃんの所為で』 [少女を見遣っては、唇を噛む] 『おとなは嫌いって云ったくせに。　うらぎりもの』
	(68)2006/08/28 00:40:58

冒険家ナサニエル

此処は、常識が通用するような場所ではないだろう？

[垣間見える焦りの色に、肩を竦めて見せる]

…ローズマリー。
この部屋を何だと思っている？
どうしてお前は、俺たちと共に此処に居ると思っている？

此処にいるものは、誰も何も変わらない。

被験者。
ただ、それだけだ。

[小さく笑う...の顔に、諦めの色が滲む]

(69)2006/08/28 00:46:43

	文学少女セシリア [少女は、人形となってしまった少女の瞳は、ただ静かに、『ロゼ』を、大人の姿になってしまっている彼女の姿を写している。彼女のすべてを写すように。そう、ただただ鏡のように映しているだけだった。]
	(70)2006/08/28 00:48:16

	双子リックねえ。まともって、なに？ [ナサニエルとローズマリーの言葉に、そう尋ねる。感情などこもっていないのに、小さな笑みが浮かぶ]
	(71)2006/08/28 00:52:02

	酒場の看板娘ローズマリー被験者…… 化け物…… 違う。 “私”は、違う、のに。 [女は其処まで言って、手放す。人格を。忌避すべき現状を、大人は、受け入れない。残されるのは、抑圧の末に生まれた少女の人格。] ……ロゼは天使なんかじゃ、ないのに。 [呟いて、笑った]
	(72)2006/08/28 00:53:33

	冒険家ナサニエル [リックの声に、ふと顔を向ける。口元の笑みは消えないまま] …俺が、最後まで手に入れられなかったもの。 [答えになっていない台詞を、呟く]
	(73)2006/08/28 00:56:18

	酒場の看板娘ローズマリー [少年の声に、弱く笑みを漏らす] ロゼにもわからない。人を食べることがおかしいのかそれを作ったおとななのか何もしらないひとなのか ……わからないよ。 [ゆるり天井を仰いで、息を吐く]
	(75)2006/08/28 00:59:25

	冒険家ナサニエル [呟きに、また、ローズマリーへ視線を戻す] …アンタなら、綺麗な天使になれるだろうさ。 [呟いて、目蓋を閉じた]
	(76)2006/08/28 01:00:45

見習い看護婦ニーナ

[スピーカーから流れる声。…時間だ。
悩みながらも...が指差した者は……。

いつも冷静に周囲を見つめるモノ。その視えない瞳は何を映し出し、その傷だらけの腕はどれほどの命を奪ってきたのだろうか。

最後に血溜りに沈んだままの少女を見つめ、
...はゆっくりと*意識を手放した。*]

(77)2006/08/28 01:01:32

	流れ者ギルバート ……は。はははッ。 [白い空間。白い部屋。そこは数日で赤い部屋へと変貌を遂げた。この部屋を監視してるのだろう、機械音が、今日の被験者を問う。] 俺たちは実験体。その通りだ……。 […一人の女を指差し、意識を失った]
	(78)2006/08/28 01:04:41

酒場の看板娘ローズマリー

[時間――。
少女は、笑った。]

みんな、一緒に来ればいいのに。
ミシェルもシャーロットちゃんも、まってる。

[睡眠ガスによって、堕ちて行く人々を、眺めていた。
やがて扉が開かれ、マスクをした研究員達が現れる。
ガスが効かぬ女を見て彼らは囁く。

「適合者か」

――……]

(79)2006/08/28 01:04:51

	酒場の看板娘ローズマリー [警戒する研究者達に、歩み寄る。] ……あははは。ロゼを作った科学者さんたち、ごきげんよう？ [酷く場違いな少女の声色に、やはり警戒して後退る者も居れば、一寸呆気に取られる者も居た。笑って、近づく。] 皆死んじゃえばいいのに。
	(80)2006/08/28 01:09:32

酒場の看板娘ローズマリー

[刹那、鋭利な刃物で切り裂かれたように、
一人の研究員が血を噴き出して倒れる。

一斉に、警戒を濃くした研究員達から羽交い絞めにされ暴れた。]

死んじゃえばいいのに、
おとななんて、ロゼが食べてあげるのに
いやだ、ロゼは死にたくない
ロゼは世界を救う為に
折角、生まれてきたのに！

[女の力で研究員達に抗うことは侭ならず、引き摺られるように、部屋を出て、エレベーターに押し込まれた]

(81)2006/08/28 01:14:14

酒場の看板娘ローズマリー

[力技に出られぬことを察して、微かに息を切らせながら、力を抜く。でもその瞳は、無慈悲な研究員に対して憎しみの光を宿したまま]

おとななんて……だいきらい……
欲しいものを作って
要らなくなったら殺して。

ミシェル……
君もおとなから、殺されたんだよ。
君のママも、おとなから殺されたんだよ。

……ひどいよ。

[実験によって女の中で生まれた少女は、
生を受けてから初めて、涙を流した]

(82)2006/08/28 01:20:20

酒場の看板娘ローズマリー

[地下三階にある実験室には、監視カメラで見ていたのか、多くの研究員が「適合者」を待っていた。その視線は何れも冷たく、唯、研究のためだけに存在している。

――「偉大な研究を」……「天使が」――……「奇跡」

彼らの期待に揺れている橫顔は、誰かと同じ。
聞こえる囁きに、少女は嗤う。]

ロゼは天使なんかじゃない……
天使のママに、なりたかった……

未熟な研究で、人間を殺すんじゃない……
ロゼは、……

(83)2006/08/28 01:28:49

酒場の看板娘ローズマリー

[子どもの知能で喋る適合者。
研究者達は視線を交わす。

「問題無い」
「器は小さい方が良い」
「下手に知能があれば、支配者だ」
「これでいい」

実験を行う台へと、引き摺っていく。
実験される側であるのに、白衣。区別されるとしたら、先程の研究員の返り血で赤く染まっていることか。]

いや、だ……

[自らが生まれた台を見て、瞳を怯えの色に揺らす。
抵抗も虚しく、近づいて行く。
天使を望む者たちに、連れて行かれていく。
少女にとっては、行く先は楽園どころか、奈落にしか見えない。]

(84)2006/08/28 01:39:56

酒場の看板娘ローズマリー

[最期の時に巡ったのは、]

こんな、実験……
天使をいつわる、にんげん……

[――絶望]

死んじゃえば、いいんだ。

[一瞬の隙をついて
最期の力で研究員を振り解く。

人の肉を噛むことに慣れた牙は
自らの手首の動脈を掻っ切って
其の侭、力を失い、崩れ落ちた

――天使の羽根のような、研究員達の白衣が
緋色に染まっていく。]

(85)2006/08/28 01:56:04

酒場の看板娘ローズマリー

[研究者達は突然の事態に驚くも、すぐに落胆し、
女の亡骸を見下ろす。

「また失敗か」
「薬の作り直しだ」
「いや、まずは被験者の選択を……」

既に次なる過ちへ推し進める大人達。
一人の研究者が端末に指を伸ばす様子も気にすることなく。
終わった実験に興味など無いのだ。
最早、“適合者のコードネーム”にも、興味は無い。

被験者と、死者が眠るあの部屋で
端末のディスプレイが点滅した。

>
>
>
>>Michelle--synthetic Savior
>>Rosemary.H--synthetic Savior ]

(86)2006/08/28 01:57:50

	双子リック [ただ、近づいて文字を眺める。自分が何をしたいのかも、わからぬままに]
	(49)2006/08/27 23:41:51

	双子リックいつかは、しぬのに？ [女の、強張った表情に、不思議そうに呟く。]
	(57)2006/08/28 00:13:54

	双子リック [ナサニエルの言葉に、彼をみやる。 ……首を傾げて] ほしかったの？
	(74)2006/08/28 00:58:57

	発言数
村長の娘シャーロット	0
見習い看護婦ニーナ	10
酒場の看板娘ローズマリー	30
双子リック	14
文学少女セシリア	8
流れ者ギルバート	7
冒険家ナサニエル	18
ごくつぶしミッキー	0

人狼審問

- The Neighbour Wolves -