人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1781)synthetic Savior : 2日目 (1)
次の日の朝、自警団長 アーヴァインが無惨な姿で発見された。
 ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
 見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
 無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

 そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、見習い看護婦 ニーナ、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、文学少女 セシリア、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、ごくつぶし ミッキー、の8名。
見習い看護婦 ニーナ
[異質な匂いに...は静かに目を覚ます。昨日までと変わらない部屋…?いや、何か違う。あの男はあんな紅かったか?黒みがかった紅色に染まった男。

目を細め…その男をよく見てみる。
…男が紅い理由。それを理解した時...は声にならない悲鳴をあげ、*意識を失った。*]
(0)2006/08/26 08:06:39
文学少女 セシリア
[ひどく重い頭を抱えながら目を覚ます。気配。この重みが睡眠ガスによるものだと気づくまでかなり時間を要した。]

・・・・・・・・?

[ひどい異臭。昨夜とは違う、何か危険な感覚。見てはいけない。何かが頭のどこかでそう呟いていたが、目は、すでに人の形をなさないソレを映してしまった]

!!!!!

[ソレは男だったモノ。一気にすさまじい吐き気に襲われ声にならない悲鳴をあげ洗面所に駆け込んだ。ひどい足かせの音を響かせながら。]
(1)2006/08/26 08:53:01
冒険家 ナサニエル
[目を覚ます。
左側面から受ける重力に、自分が横たわっていることを知る]

……っつ、ぅ…

[頭を押さえ、ゆっくりと体を起こす]

[恐怖の気配、倒れる音、引き摺るような金属音。
室内を満たす嗅ぎ慣れた――血液の匂い]
(2)2006/08/26 09:20:46
冒険家 ナサニエル
[重く鈍い意識を無理矢理動かして気を探る]

[生命としての気配を失ったモノ。
記憶が確かならば、アレはこの研究所の助手の男。
部屋全体を探り、他には命を失った者がいないことを確認する]

……人喰い。

[何処か、信じ切れていなかったのだろうか。
その言葉の意味を漸く脳が理解しようとしている]
(3)2006/08/26 09:38:51
文学少女 セシリア
[胃液すらもう出ない状況まで吐き出すとそのままその場にへたり込む。自分もいずれあんな姿になってしまうのだろうか?それを避けれたとしても、実験体に送られてしまうのだろうか?

絶望が、体中を駆け抜けていく]

嫌・・・・・

[両手で耳をふさぐように頭を抱える少女を、容赦なく手かせから追い立てるように音が鳴る。実験の時間であることを知らせる音が・・・・。壊れていく。そんな感覚を感じつつもさも当たり前のように体だけは扉の方へ向かっていく。助けなど、求める事もできないまま、迎えにきている研究者たちに*連れて行かれた*]
(4)2006/08/26 09:40:13
冒険家 ナサニエル
[ならば、アレは喰われているのだろうか。
目を閉じて更に気配を読もうと試みて――]

……っ!

[無理に動かしたその反動か、酷い頭痛に意識が霞む。
ゆるりと息を吐き出し、休息を取ろうと*浅い眠りに落ちた*]
(5)2006/08/26 09:45:59
村長の娘 シャーロット
[濃密な血の匂いで目を覚ました。
 匂いの源を探し、視線を巡らす。
 昨日、...が眠った時のままに、それぞれの場所で彼らは倒れていた。
 いや、既に起き出したものもいる。彼らの視点を追えば匂いの源は容易に知れた。

 赤のなかに人のからだが見える。普段は人のからだから見えるはずのないものも見える。
 少女は首をかしげて、それに近寄った]
(6)2006/08/26 10:32:25
村長の娘 シャーロット
[ぐちゃぐちゃになった腹部、まわりに散乱する肉片。
 恐怖や嫌悪は感じなかった。投げ出されたそれと自分とのつながりをよく理解出来ていなかったからかもしれない。
 頭部は既に人の形を成していなかったが、血のなかにアーヴァインと綴られたネームプレートが見えた。
 そのネームプレートをつけた男の顔を思い出そうとして、彼の言葉も思い出す。]

 ひとをたべるもの……

[死体の耳に残る牙の痕に目が止まる。自分が噛み付いたとしても、このように鋭い痕が残るのだろうか?
 もっと近寄ってみようと延ばした爪先が、既に乾き始めた血に触れた]
(7)2006/08/26 10:56:39
村長の娘 シャーロットは、床に流れる血の感触に*足を止めた*
2006/08/26 11:00:19
双子 リック
[目を覚ましたのは、自然に、ではあった。――ただしそれを起こしたのは、異臭だった。
翳む瞳を擦る。
不自然に倒れていた体を起こし……直後にソレを見なかったことは、まだ、幸せなことだったろうか。

ソレは、最初は、特別なものには見えなかった。ただ、何かがおかしい気がすると、近づいた。
近づくにつれ、はっきりとしてくる。

ソレは。]


……ぅ、あ


[ソレは、昨日まで――寝る前までは、人であったはずだったと、思う。
あたりに散らばる液体。赤や濁った黄色のような。
視界の端に光る――というか、硬質な透明なものが、それだけが色がなくて。異質。
叫ぶことすらできず、ただその場で凍りついたように、動くこともできない]
(8)2006/08/26 12:35:10
双子 リック
[人喰い。聞いた言葉が、頭の中を駆け巡る。
人を食らう化け物

がたがたと震えだす体が、止められない。

嫌だと、何が呟いたか。
助けてと、何が思ったか。

実験でおきるのではない、死――それを目の当たりにした...は、
ソレが機械により片付けられるそのときまで、まったく*動くことはできないでいた*]
(9)2006/08/26 12:46:20
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/26 12:48:14
文学少女 セシリア
[いつもと変わらない実験。体の中を異物が通る感覚。痛みなど感じる事もなく、強い電気を体に流されぼんやりと何かを思い出す。]

『暗闇・・・・』

[真っ黒な視界。眠る吐息とは違う音。気づいて目覚めてしまった自分。何かが動く音。二人の人らしき影。辺りの人々、顔まではわからずぼんやりとぼやけている。確認できた唯一の顔。不意に一気に思い出す。]

『あれは・・・・・』

[昨夜見た顔。鮮明に思い出される顔。青髪の長い少女の寝顔。少女が突如目を見開いた事に実験中だった研究員たちの動きが止まった]
(10)2006/08/26 15:22:53
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/26 16:33:39
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/08/26 16:38:12
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/26 16:48:47
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/26 16:51:16
文学少女 セシリア
[やがていつもの実験は終わりもとの部屋に戻される。今回は点滴をつけており足かせは軽いものに変えられていた。少女はそんなこと気にも止めず、いつもの四隅に座り長い青髪の少女を見て昨夜の記憶を何とかたどっている。だが、少女の寝顔しか思い出せずにいる。やがて諦めてぼんやりと焦点の合わない瞳で床に視線を落とした。]

『彼女は違う。』

[わかることは、それだけだった。]
(11)2006/08/26 16:59:03
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/26 17:36:08
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/08/26 19:04:30
酒場の看板娘 ローズマリー
[微かな頭痛を感じながら、目を覚ます。眠りに落ちたのはいつだったか。強制的な睡眠からの目覚めは、酷く身体が重い。起き抜けの感覚に突き刺さるように、吐き気を催すような異臭がする。怪訝そうに口元を押さえて、匂いの方向へ目を向けては、暫し言葉を失った。]

……、あれは

[絞り出すように掠れた声を漏らして、亡骸――最早肉塊と言った方が相応しいか、赤黒く染まった場所を見つめ、壁に手をつきながら立ち上がる。どこか覚束ない足取りで、確認するために近づくと、それが元は人間であったことが認識出来た。実験に失敗しても、此処まで酷い状態にはならない。明らかに人間とは異なる存在の作り上げた惨状を目にし、少しの眩暈にこめかみへ手を当てた]
(12)2006/08/26 19:13:32
酒場の看板娘 ローズマリー
天使を作る為 

          人食い

 ――化け物

[断片的な声。冷静に事態を認識する為に。
あれが人為的でないとしたら、余りに簡単な答え。
他の七つの存在の中に、化け物が居る。
自らも渇望する天使という奇跡。
化け物を差し出せば天使に。
――“奇跡”?

問題だったのは、男の亡骸が同じ空気に堕ちていること。
自らと。亡骸と。或いは化け物である可能性を秘めた者。
その間に、強化硝子や鉄格子といった隔たりが無いこと。
其れは即ち、奇跡よりも遥かに大切と言える、自らの命の危険]
(13)2006/08/26 19:25:35
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/26 19:29:08
文学少女 セシリアは、酒場の看板娘 ローズマリーの声に視線を飛ばす。何も語らず空虚な瞳で。
2006/08/26 19:31:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[モニター越しではなく、直接に見る人間の死とは、なんてリアルなものなのだろう。自らに酔って雄弁を振るっていたことが嘘のように、焦燥と怯えを滲ませる。

天使の為なら――…リスクなんて――……化け物を差し出せば――簡単なこと……――奇跡

奇跡を起こすリスク、その代償の大きさに、今頃になって気が付いた。命の危機という崖に主人格が耐え切れずに。この施設で行われた実験で呼び起こされた、小さな人格が、嗤う]

ロゼは、こんなところで負けないよ。
ねぇ、パパ……?
(14)2006/08/26 19:39:43
酒場の看板娘 ローズマリー
化け物……実験台にしちゃえばいい。
化け物ぜんぶ差し出したら
ロゼも一緒に天使の研究するんだ。

だれがばけもの?

[ゆるり、振り向いた先に、深い紫色の瞳。一寸少女を見つめては、笑みに目を細めた]

あなたは化け物かなぁ。
セシリアちゃん……?
(15)2006/08/26 19:48:53
文学少女 セシリア
・・・・『あなた』は、誰?

[変化。それはあまりにも急激な。人格がまるでかわったかのようで。じっと相手を見る。心が、耐えられなくなったのだろうか?そんなことを考える。]
(16)2006/08/26 20:08:20
酒場の看板娘 ローズマリー
[返された問いに、朗らかに笑った]

ロゼは、ロゼ。
ローズマリーに殺された、わたし。

おとなは嫌い。
ロゼを殺すおとな、みんな嫌い。

セシリアちゃんはロゼを殺さない?

[真っ直ぐに、小首を傾げて問うては、ふと端末を見遣って其方に近づき、とん、とキーを弾きながら問いを重ねる]

化け物を探すの、協力してくれる?
(17)2006/08/26 20:17:22
ごくつぶし ミッキー
…あぅー。

[その生き物は今日も、むさぼるように食事をし、満ち足りたら眠った。
食べて眠り、また食べて眠る。
そして、たまに声をあげて笑った。
ただ、それだけだけがその生き物に出来ることで。

食べて眠り、また一回り大きくなった。]
(18)2006/08/26 20:24:35
酒場の看板娘 ローズマリーは、ごくつぶし ミッキーを眺めては、どこか楽しそうに笑みを零す。
2006/08/26 20:28:18
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/08/26 20:33:50
流れ者 ギルバート
[身を起こし、覚醒までしばし夢を現実を行き交う。周囲の異変と異臭に気づくより早く、いつものように部屋を見渡し……]
 
ひぃっ………
 
[...は絶句した。ベッドに飛散する肉片と血液。中央にある紅い塊――"それ"は、部屋にいたあの男。]
 
ぐっ……
 
[胃から何かが湧き上がった。口元を押さえ、吐気を堪える。]
(19)2006/08/26 21:01:39
文学少女 セシリア
『ローズマリーに殺された・・・?』

[よくわからなかった。ただ、『彼女』はあの研究者の女ではないようだ。多重人格障害。ふとそんな言葉が頭をよぎった。だが、油断など、できるはずもない。演技、とは思わない。それは何故か分かった。しかし、『彼女』が何者であるか。それは分からない。だからこそ、問いかけに答えられることは限られていた。]

大人が嫌い、その気持ちは分かるわ。私も、嫌い、だもの・・・。ううん、嫌い、じゃない、怖いわ。

それに・・・

・・・・・・・・『貴方』が適合者でない、といえる証拠はないわ。
(20)2006/08/26 21:04:09
酒場の看板娘 ローズマリー
[茶髪の青年――ギルバートと名乗っていたか。彼の微かな呻きに気付いては、思い出したように亡骸に目を向けて。その瞳は何も宿さない]

……悪いおとなだから、殺されちゃったんだ。

[一つ呟いて、すぐに端末へ目を戻す]
(21)2006/08/26 21:17:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[セシリアの言葉に、瞳をぱちり瞬かせて、すぐに自信に満ちた笑みで答えた]

そうかもしれない。
悪いのは作ったおとなで、子どもが化け物にされているかも。
でもロゼは違うよ……。

[アクセスを何度も試みながら、続ける]

おとなの作ったプログラム。
どこかに化け物の情報があるかもしれない。
……見つけるんだから。

[かちり、かちり。]
(22)2006/08/26 21:17:59
流れ者 ギルバート
[人喰い。食べる。誰かが呟いた、その単語が耳に残る。]

"――だれが、ばけもの?"
 
[異臭の立ち込める、白い部屋。ベッドの一角だけが、赤黒く。]

[真っ白な頭に、記憶が蘇る――。
血。紅。折り重なった死体。]
 
……ッ!!!

[声にならない叫びをあげ、...は両手で頭を抱えた。]
(23)2006/08/26 21:29:58
流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリーに目を向け、その様子を見つめている。
2006/08/26 21:32:31
文学少女 セシリア
・・・・・・・。

[ありえないほどの自信。純粋であまりに危険なほどの微笑み。問いかけに答える事をやめ、口をつむぐ。何が正しい?何が正しくない。どれが本物で、どれが偽者か?頭の中で、ぐるぐると、自分でも分からない問いかけが幾度となくいったりきたりしていた。と同時に頭を抱えた青年に視線をずらした。]
(24)2006/08/26 21:37:11
冒険家 ナサニエル
[目を覚ます。意識が妙に霞んで、頭が酷く痛い。
背に滲んだ冷や汗が気持ち悪い]

[血に酔った訳じゃない。そんなものは今更だ。
死と隣り合わせの生活も、今更]


[脈動に呼応するように痛む頭を片手で押さえ、ぼんやりとした意識をローズマリーへ向けた]
(25)2006/08/26 21:45:50
酒場の看板娘 ローズマリー
[ロックは厳重で、望む情報は引き出せず。何処か焦れた様子を浮かべ、真っ直ぐにディスプレイを見つめる瞳が揺れる]

ばけもの、ばけもの……

[少女じみた笑みが消えるにつれて、様子が落ち着かなくなっていく。その人格は、現状に満足出来なければ、一頻り泣いて眠ってしまう我侭な子どものようで、自らの意の侭にならぬ現状に見切りをつけたように、少女の人格が沈んだ。]
(26)2006/08/26 21:51:36
ごくつぶし ミッキー
[もそもそと床をはいずって、真っ赤に染まったベッドを見る。


しばらく見つめていたが、興味を失ったようにぷいと顔を背けた。]
(27)2006/08/26 22:07:57
酒場の看板娘 ローズマリー
……。

[――ふっと困惑の様子。少女の面影は消えていた。一部始終を遠くから眺めていた主人格は、区切るようにパチンとキーを一つ叩いて手を止めた]

『……一番疑わしいのは、“ロゼ”かもしれない』

[主人格に戻った瞬間、酷く鼻につく血の匂いに眉を顰め、*顔を伏せた*]
(28)2006/08/26 22:08:48
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/08/26 22:09:28
冒険家 ナサニエル
[人が変わった。
ローズマリーの様子を表すには、その言葉が最も適切な気がした]

『多重人格…?』

[頭痛の治まり始めた思考で考える。
己に名を訊いてきた時と、今の口調。思考を巡らせる]


[――ばけもの]

[不意に強く思い出された言葉に、小さく笑いが漏れた]
(29)2006/08/26 22:21:29
冒険家 ナサニエルは、痛みの引いた頭を壁に預けるようにして、天井を仰いだ。
2006/08/26 22:30:28
見習い看護婦 ニーナ
[...が意識を取り戻す。快適な目覚めとはとても言いがたいが。何かを確かめるように周りを見回す。…そして、目的のモノを見つけた。見つけてしまった。]

…そりゃまぁ…夢じゃないかなー、なんて…ちょっとしか期待してなかったけどさ…。

[黒に近づきつつある紅色。ヒトだったモノ。そして、周りに漂う負の感情。そう…これが、彼女達にとっての現実。]
(30)2006/08/26 22:39:28
村長の娘 シャーロット
[少女の視線はひたすらにアーヴァインであったものに注がれている。
 その唇と耳に残った痕に。
 その間にも、その死体から漂う臭気は濃くなっていくように感じられた。
 ついに鼻に皺を寄せその場から距離を置く。]

 だれが、かじったの?

[ぐるりと起き出した生き物を見回した。]
(31)2006/08/26 22:48:50
冒険家 ナサニエル
[思考に沈んでいる最中、聞こえた声。
その声の持ち主は、確か、ニーナと言った]

『…随分あっさりしてるな』

[匂いと気配から、死体が相当凄惨な姿であると推察していた。
女子供では耐えられないのではないかと思う程度には]
(32)2006/08/26 22:53:16
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/26 22:55:17
見習い看護婦 ニーナ
[かつて生きていたモノを眺める。…大人の男をここまで無残に喰い散らかす事の出来る、圧倒的な存在。人を喰うバケモノ、人狼、適合者…天使となるモノ。それが、この中に…二人も?]

「だれが、かじったの?」

[シャーロットの声が静かな室内に響く。…名乗り出てくれるとは、到底思えないが。]

…ボクじゃないよ。

[信じてもらえるかはわからないが、一応答える。]
(33)2006/08/26 22:57:43
村長の娘 シャーロット
[全体を見回し、一番近くにいた青い髪の少女につと近寄った。
 自分と同じくらいの大きさの青い髪の少女。
 何か呟いた彼女の歯をじっと観察した。]

 あかいの、ついていないね。

[唇にも歯にも、アーヴァインを染め上げたのと同じものは見当たらない。
 首を傾けると他の生き物を探し視線をめぐらせた。]
(34)2006/08/26 23:03:15
文学少女 セシリア
[再度辺りを見る。青い長髪の少女の声。誰。分からない。ただ分かるのは、彼女ではないということのみ。死にたくない。でも行きたくない。けれどたとえ残れたとしても、自分はどこにもいけない。絶望。痛みなど、感じないこの体。けれども少女の精神はあらゆる恐怖に感じぬ痛みに悲鳴を上げていた。自分を守れるすべなど、ないのだから。辺りをただ、観察するのみしか。]
(35)2006/08/26 23:03:35
ごくつぶし ミッキー
[もそもそと、今日幾度目かの食事をとる。

起こったことを理解していないのか、きゃっきゃとご機嫌なようで。]
(36)2006/08/26 23:03:39
冒険家 ナサニエル
[齧った。――その言葉に、眉が寄る。
本当に喰い殺されたのだと、思い知らされる言葉]

[ひらりと。手を横に振る。
俺ではない、誰かも知らない。二つの意味を篭めて]
(37)2006/08/26 23:04:54
見習い看護婦 ニーナ
[シャーロットに近寄られ、...は少し身構える。]

……っ、当たり前だよ。

[観察されている…その視線でさえも恐ろしく感じた。]

『もしかして彼女が…?今夜の獲物を探してるのだろうか…。』

[周りの存在、全ての行動が怪しい…まさに疑心暗鬼。…もはや...に、心許せる存在などいない。]
(38)2006/08/26 23:12:30
村長の娘 シャーロット
[食事をとる赤子に近寄り、その歯と唇をじっと見つめた。]

 ……わかんない。

[彼の口はひっきりなしに動いており、血の跡など残っていそうもなかった。せわしなく動く口に食べる度に動く脂肪に見入る。]

『おおきな口』

[この子がお腹を空かせて人間を食べてしまうことも、あり得るかもしれない。
 きゃっきゃっと笑う赤子に、自分の食事は残っていないかと寝ていたベッドの辺りを振り返るが、手をつけられなかった食事は既に下げられたようだった。
 彼女の次の食事の時間はもう姑く先だ。残念そうに息を吐き、少女は赤子から離れた。]
(39)2006/08/26 23:12:39
流れ者 ギルバート
……俺でもないよ。

[ローズマリーの変化には気づいたが理由は分からず。少女の問いに短く返答した。]
(40)2006/08/26 23:13:20
流れ者 ギルバートは、手元のシーツを手に取り、静かに立ち上がる。
2006/08/26 23:15:22
文学少女 セシリア
・・・・・・・私はやっていない。

[きっぱり言い切る。信じるかどうかはわからない。皆半信半疑だから。誰が、どういうおうが、信じるのは所詮各自なのだから。少女の視線を何気なくたどればそこには赤子がいて、食べるかもしれない、と思考にくれる。]
(41)2006/08/26 23:19:43
村長の娘 シャーロット
[−−−俺でもないよ。

 聞こえてきた声に、茶色い髪の青年を振り返る。
 数歩歩いて十分に近寄ると、青い髪の少女にしたのと同じように、その口元を観察した。
 やはり、彼の口にも何の痕跡も見つけられない。]

 あかいの、ついてない。

[彼が手にしたシーツに、首をかしげた。]
(42)2006/08/26 23:23:04
見習い看護婦 ニーナ
[シャーロットが離れていく。他のモノの所に行く。]

『たすか…った?』

[...の恐怖で強張った体がほぐれていく…。彼女の視線がただただ、恐ろしかった…。見た目からして...とほぼ同年代なはずなのに幼すぎる口調。この惨劇に満ちた現状でも純粋さを失わないその言動…それは既に狂気。彼女もまた、異質なる存在。人ならざるモノであると...は認識する。]
(43)2006/08/26 23:37:10
流れ者 ギルバート
[真っ直ぐに近づいてきた少女を、驚いたように見つめる。ついてない、という言葉に彼女の行動の意図を知り、]
 
…うん。
 
[安心させるように笑顔を作ろうとするが、うまくいったかは分からなかった。]
 
あの人に。そのままにするのは、忍びないから……。
 
[小さく呟く。そうして、喰われた男の方へ歩を向けた。]
(44)2006/08/26 23:38:31
見習い看護婦 ニーナ
[だが、彼女が適合者なのか…そこが分からない。そして、適合者以外に用は無い。周りの観察を再開する。
...の、輝かしき未来のために。]
(45)2006/08/26 23:40:22
見習い看護婦 ニーナ
[一通り状態を眺めた後は、アーヴァインの姿を視界から外す。さすがにずっと見ていたいモノじゃない。それに、あんなモノに用は無い。]

『さて…誰なんだろう?ボクをココから解放してくれる天使は。』

[注意深く眺める。見た目で判断するなら…強いて言うなら男二人くらいしかあんな芸当は出来ないだろう。だけど…]

『アレラノ実験を受けたモノ達が…そんなボクみたいな普通の物差しで計れるとは思えないよね。』

[だが...は忘れている。いや、敢えて気づかない振りをしている。...もまた、同じ実験を受けていることを。]
(46)2006/08/26 23:42:42
見習い看護婦 ニーナ
[頭に細布を巻いた男が、毛布を片手に男だったモノに近づく。彼の声は昨夜、意識が遠のく中で聞いた記憶がある。]

『ギルバート、って言ったかな?』

[...はそのまま、彼の行動を見守っている。]
(47)2006/08/26 23:49:53
ごくつぶし ミッキー
[ぺちゃぺちゃとバケツのような食器を舐めまわし、飽きるところりと転がした。

カランと音がした。

それが楽しかったのか、更にカラカラ転がして、手を叩いてキャラキャラ笑った。]
(48)2006/08/26 23:49:55
酒場の看板娘 ローズマリー
[現実逃避を望み、手放しそうになる意識、でも此処で手放すわけにもいかない。「一日に一人」「そうすれば――」。機械の向こうから聞こえた声を脳内で繰り返す。もう彼らの示す“一日”に至ろうとしている頃だろうか。

人々を見渡す。亡骸に近づく男に目を引かれ、容器が転がる音に目を引かれ。暗中模索に近かった]

……何処から疑えばいい。
(49)2006/08/26 23:55:21
双子 リック
[だれがかじったの

その言葉に、死体からはじかれたように目を離す。
口許をおさえ、しかしこんな状態で食べ物など口に出来るはずもなかったから、戻すことはなく]

[ソレに近付くギルバートの姿を、くいいるように見つめた]
(50)2006/08/26 23:56:00
文学少女 セシリア
[死体。思い出したくもない無残な。しかし頭のどこかでは繋がる。あれは夢ではないことを。一体誰が?見えていれば助かったかもしれない。しかしもとより視力の悪い自分。睡眠ガスの効力もプラスされどうしても思い出すことはできなくて、不安で、恐怖で、爪を自然と噛む。]

・・・・?

[墓場のように静まり返った部屋で、バケツのようなものが転がる音だけが、鮮明に脳内に響いていた。]
(51)2006/08/27 00:02:06
冒険家 ナサニエル
[軽い音。転がる音。ゆるりと其方へ顔を向ける。
笑う声は酷く無邪気で]

[何故か、逆に恐怖を感じさせた]

[その、圧倒的な質量が。
人ならざるもの、と、結びついて]
(52)2006/08/27 00:02:47
流れ者 ギルバート
[喰われた男の成りの果てに向かい、その全身を覆うようにシーツを被せる。間近で見る、男の姿はやはりひどい有様で、周辺一面に飛び散った内臓や骨髄組織がこびりついていた。なるべく目を逸らし息を潜め、作業する。]
 
『村の人たちも。まだあの場所に残されているのか』
 
[今までただ一つ拠り所としていた、帰らなければという思いと、いっそこの現実から目を背けたいとする願望。二つは決して相容れることはなく、...の頭を交互に支配していた。]
(53)2006/08/27 00:02:57
見習い看護婦 ニーナ
――カラン。

[何かが転がる音を聞き、そちらに目をやる。大きなモノがバケツを転がし、楽しそうに笑っていた。]

『アレなら…人を食べてもおかしくないんじゃない?』

[食べることにしか使われない成長した腕力で上顎と下顎を引き裂き、脳を啜る。その光景が目に浮かび、吐き気が我慢できずに...は洗面所まで*走った。*]
(54)2006/08/27 00:03:32
村長の娘 シャーロット
[青年が作ろうとした表情がなんであったのか、少女には理解出来なかった。
 ただ、彼から感じる気配は、自分を脅かすものではないように感じる。
 振り返って、青い髪の少女を見た。彼女から感じられる張り詰めた感情。それは、今この部屋に色濃く漂っているものだ。
 あの動かなくなった生き物を中心に発される何か。

 隣を動く気配に、青年に視線を戻した。
 死体へと向かう青年のあとを少し遅れて追う。]
(55)2006/08/27 00:05:43
双子 リックは、村長の娘 シャーロットもまたソレに向かったのを見て、がたがたと震えだす
2006/08/27 00:07:27
村長の娘 シャーロット
 かくして、どうするの?

[ゴミだから片付けるのだろうか?
 少女にはその行為が理解出来ず、血に染まったシーツを握る青年に問いかけた。]
(56)2006/08/27 00:08:22
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 00:11:34
酒場の看板娘 ローズマリー
……。

[沈黙のままに、ギルバートの行動を目で追っては、亡骸の様子を思い出す。――否、思い出してしまった。心的外傷にもなり得るような、凄惨な死体を。過去に実験で様々な人間の死体を見てきた分、少しの耐性はあったものの。]

あんな死体を作れるのは、

腕力がある、男性……?

[二人の青年と、本能的な行動しか行わない、奇妙な赤子と。落ちていた、汚れた白衣を拾いながら、三人を横目で見遣った]
(57)2006/08/27 00:15:19
冒険家 ナサニエル
[自分が含まれた言葉。
赤子に向けていた視線をローズマリーへ向ける]

[小さく、笑みさえ浮かべて]

此処に入れられる前だったら、できたかもしれないな。

…が、今は無理だ。
動くことも制限されていたからな…筋力が衰えてる。

[あちらはどうだか知らないが、とギルバートへ視線を向けて]
(58)2006/08/27 00:22:14
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 00:22:33
文学少女 セシリア
『・・・・精神が、成長していない・・・・?』

[青い長髪の少女。明らかに理解できていない。それを見て取り、必然的に感じ取った。が、それはさほど重要視することではなく、すぐにあたりに視線を飛ばす。心の恐怖が、体を震わせていた。]
(59)2006/08/27 00:22:53
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/08/27 00:26:02
双子 リック
[ソレがかくされ、わずか、安堵。
ただ心に産まれた恐怖は消えることなく、

かちゃかちゃと食器のなる音

こんなときに。
食べられるのは赤子だから?

思い出して、また、吐気]
(60)2006/08/27 00:26:17
酒場の看板娘 ローズマリー
[ナサニエルの声につられるように、ギルバートを見た。そして再度青い髪の青年に視線を戻し、呟く]

衰えてる、か……
それがもし嘘だったら、すぐにばれるような嘘ね。

[腕を見れば。と小さく付け加えて。――比較的関わりの少ないもう一人の青年のこれまでの行動について、考えた。深い理由は見えずとも、一度芽生えた疑心は、すぐには払えずに。]
(61)2006/08/27 00:27:12
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/08/27 00:28:42
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/27 00:29:18
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/08/27 00:29:25
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 00:32:13
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/27 00:32:24
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/27 00:33:49
村長の娘 シャーロット
[食器の転がる音。笑う赤子に、少女は微笑んだ。
 それを楽しく思う気持ちが彼女には理解できたから。]

 もう、おなかはいっぱいなの?
 あなた、あれを食べたの?

[言ってから、ちょっとだけ間をおいて考える]

 あなたなら、あんなに食べのこさない?
(62)2006/08/27 00:34:07
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/27 00:36:51
ごくつぶし ミッキー
[長い髪の少女に声をかけられて、それをきょとん?と見上げている。]

…あー?

[ちょっと首をかしげた後、スープにまみれた指を舐めた。]
(63)2006/08/27 00:37:33
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/27 00:37:56
冒険家 ナサニエル
[疑いの視線に肩を竦め、右腕をローズマリーへと向ける]

見てみるか?

[差し出す腕は元々然程脂肪は付いていなかったのだろう、比較的細身。筋肉は平均成人男性より僅かに劣る程度。しかし、酷い傷跡がそこかしこに残されている]
(64)2006/08/27 00:38:14
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/27 00:38:24
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/27 00:39:33
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 00:39:33
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/08/27 00:40:58
酒場の看板娘 ローズマリー
わざわざいいのに。

[言いながらも、ナサニエルが腕を差し出す様子に端末の傍から離れ、彼の元へ歩み寄って]

見せろって言われたらどうせばれるような嘘は……

[言いかけて、ふと言葉が止まる。確かに成人男性に比べ細い腕――それよりも、彼の腕に幾つも残る傷に、目を引かれて。]
(65)2006/08/27 00:42:18
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 00:46:41
冒険家 ナサニエル
[途中で途切れた声に、何を思ったかを察して苦笑する]

…珍しいか?
俺としてはこの程度、日常茶飯事だったがな。

[左手で軽く腕を叩く。左の腕にも矢張り跡は刻まれていた。
右腕よりも更に多く]
(66)2006/08/27 00:49:46
村長の娘 シャーロット
[指を舐める赤子に自分でも気づかぬうちに微笑んでいた。]

 あなたにもわからないのね。

[言葉はなくとも、目の前の生き物から伝わってくる感情はとてもわかりやすい。
 それが少女にある種の安心感を与えていた。]
(67)2006/08/27 00:50:15
流れ者 ギルバート
[突然の真後ろからの声に、びくりとして振り返る。
どう答えたらよいものか、発する問いの意味を解するのに時間を要した。]
 
…ああ。隠す、というか……。
 
[ふと、この場所まで平然と歩いてきた少女に、]
 
……怖くないの?
 
[聞き返す形で、問いが漏れる。]
(68)2006/08/27 00:55:11
見習い看護婦 ニーナ
[胃の中の物を全て吐き出し、少し落ち着いた...が戻ったのは、ちょうどナサニエルが腕を白衣の女に見せているところだった。
ソファに戻りつつ...も見る。その細い、傷だらけの腕を。
果たして人をあんな風に、無残に、残酷に、惨たらしく殺せるのか…ただそれだけを、考えて。]
(69)2006/08/27 00:56:15
村長の娘 シャーロット
[青年の問いに、小さく首をかしげた。]

 こわいのは、きかい……じっけん。
 これはうごかないから、わたしになにもしない。
 
(70)2006/08/27 00:58:58
酒場の看板娘 ローズマリー
[日常茶飯事。その言葉に、自らの日常が非日常だったのか、或いは青年の日常が其れなのか、どこか不思議そうに瞬く。傷だらけの腕に、言葉は出ず。]

『……彼が、人を、食べる?』

[静かに自問した]
(71)2006/08/27 00:59:36
双子 リック
[だれが、かれのことを食べたのか。]


[いきたいと願ってしまった...は、震えながら視線を飛ばす。
しにたくない
こんなふうに、なりたくない

そう考えながら、だれがそれなのかを、しりたいと思う。
……細いうでの女たちには無理なのだろうか。
だが力を強くすることもできると聴いたことのある...には、それはたいした違いではない

震えながら、息をはいて]
(72)2006/08/27 00:59:47
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 01:07:59
冒険家 ナサニエル
[ニーナの視線が己の腕に向かっていることに気付き、一度顔を向ける。何か――それは解り切っているのだが――を考える様子に、すぐに視線を逸らした]

[ローズマリーが瞬くのを気配で感じて、微かに笑う]
(73)2006/08/27 01:08:43
文学少女 セシリア
・・・・・。

[無残な死体。実験体。適合者。頭の中でいろんな情報が行き来し続ける。誰がそうなのか。わからない。少女はひどく神経が過敏になっていた。小柄な体を抱きしめるようにして辺りを観察しつつ*じっとしている*]
(74)2006/08/27 01:09:19
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/08/27 01:10:07
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/08/27 01:12:44
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/27 01:16:11
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 01:17:49
流れ者 ギルバート
[ナサニエルとローズマリーの視線と言葉を受け、]
 
もっともだが、俺はやっていません。
人喰いが異常な力を持っているかもしれないことと、
――人喰いは二人、いるというのだから。
 
『誰が人喰いであるか、全く分からない』
 
[最後の言葉は心の中で、呟いた。]
(75)2006/08/27 01:20:11
酒場の看板娘 ローズマリー
[ナサニエルの小さな笑み、その意図まで問い糺せば、非難のそれなのかもしれないけれど。この密閉された狭い空間で、――否、実験する者だった頃から、だろうか。随分久しぶりに、人の笑みを見たような気がした]

『……疑えない』

『疑いたくない』

[表情には出さずに。唯、他の者の近くや、機械的な端末の傍に戻るのも不思議と憚られて、青年からほんの少しの距離を開けて、その場に留まった。]

……厭なら離れて。

[それだけ呟いて、*目を伏せる*]
(76)2006/08/27 01:20:20
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/27 01:21:06
双子 リック
[なぜ、わらえるのだろうと思う。
この状況で、なぜ。

どうして。

死ぬのは怖くないはずだったのに、ただ、怯えたまなざしで]
(77)2006/08/27 01:21:46
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/08/27 01:25:26
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/27 01:29:22
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの言葉に小さく笑い声が零れた]

俺は冗談のつもりだったんだがな?
どう喰われてたのかは知らないが、男の腕力と云えども限界はある。

二人掛かりで無くとも…人喰いは異常な腕力を持っているかもしれないし、な。
(78)2006/08/27 01:31:18
流れ者 ギルバートは、村長の娘 シャーロットの言葉に、頷いた。
2006/08/27 01:32:05
双子 リック
[はっきりとした、やっていないという言葉。
それからナサニエルの言葉に、小さく、頷いた。震えはとまらないけれど]

……そう、することも、できると、聞いたことが、ある。
そういう、素体も、できたと……


[だから受けた実験によっては、異常な腕力くらいもっていておかしくはない。

だれが、たべたのだろう]
(79)2006/08/27 01:34:29
村長の娘 シャーロット
[頷いた茶色い髪の青年を、表情を確かめるように見上げる。]

 あなたはこわいの?

『こわい……?』

[この部屋に流れる空気は怖いと言う感情なのだろうか?
 それは、自分が実験を受ける時−−−意志を全て否定され、泣いても喚いても続く苦痛と脳内を勝手にされる嫌悪感への恐怖とは、なにかが違う気がした。]
(80)2006/08/27 01:36:00
冒険家 ナサニエル
[僅かにローズマリーが移動するのを空気の動きで察する。

……厭なら離れて。

その言葉の意図が量り切れずに、少し首を傾げる。
此方には離れる必要性が感じられず、その場に腰を下ろした儘]

[ローズマリーから視線を離し、リックからの視線に気付く。
怯えた色合い。この状況では仕方がないと、息を吐いた]
(81)2006/08/27 01:39:15
村長の娘 シャーロット
[単調な機械音がして、PCのスピーカーから音が聞こえる。

「さあ、時間だ。お前達の探し出した人喰いを私達に指し示せ」

 少女にその言葉の意味はよくわからなかったけれど、「人喰い」の言葉に視線を遊ぶ*赤子に向けた*。]
(82)2006/08/27 01:48:57
流れ者 ギルバート
〜〜〜悪かったな。
 
[どう喰われてたのかは知らないが、という男の声に、彼が視力を失っていることを思い出す。
この状況で尚、冷静で居続ける男は何を考えているのだろうと探ろうとしたが、読めるわけはなく。]
 
[彼とローズマリーをそれぞれ一度ずつ見やり、やがて静かに視線をはずした。]
(83)2006/08/27 01:49:03
見習い看護婦 ニーナ
[リックの言葉を受け、納得した様に微かに頷く。]

そりゃ、普通の人にあんな真似が出来るとは思いにくいよ。腕力的にも…精神的にも。

[ついでに、どんな天文学的な偶然が重なろうともあんな死体は事故で起きたりしないだろう。つまり人喰いは、この中に、確実にいる。]

『二人…いや、二匹が実験を受ければ…ボクは解放されるんだ。』

[...を突き動かす感情は、死への恐怖なのか、生への希望なのか。]
(84)2006/08/27 01:50:07
双子 リック
[その声を聞けば、ふる、と、首を振り、目を閉じる。
一度だけ、視線はその子どもにむいたろうか。

それからは、ぎゅっと、自分の体を抱きしめるように]
(85)2006/08/27 01:51:27
流れ者 ギルバート
[シャーロットの言葉を反芻する。その思考は、...とは異なっていたが……それでも彼女の考えは、少しだけ、理解できた気がした。]
 
["こわいの?" 問いに口を開きかけたとき、
遮るように機械音が響く。]
(86)2006/08/27 01:53:45
冒険家 ナサニエル
[ギルバートの声にまた小さく笑って。
スピーカーから聞こえた言葉に、ゆるりと顔を向ける]

[無邪気に笑い、遊ぶ、*赤子の方を*]
(87)2006/08/27 01:57:07
見習い看護婦 ニーナ
『わからないわからないわからない。誰が…人喰いなの?』

[その時流れるスピーカーからの無機質な声が...を追い詰める。その中で...が選んだのは………。

名も知らぬ大きな肉塊。誰の目から見ても明らかな異形。言葉も通じず、ただ、喰らう事を望むモノ。

...はソレを指差し、後はただ解放される日を夢見て*そっと瞳を閉じる。*]
(88)2006/08/27 01:57:56
流れ者 ギルバート
[ゆっくりと周りを見渡す。分かるはずがないだろう、という言葉を飲み込んだ。]

[人喰い、異形、……その言葉に、一人の赤子のもとへ*視線が動いた*]
(89)2006/08/27 01:59:51
双子 リックは、*ただ震える*
2006/08/27 01:59:53
ごくつぶし ミッキー
[照明の落とされた暗い部屋。
ぴちゃり、ぴちゃりと血の音がした。]

…あぁぁぁぁぁぁあぁぁ……。
うぁぁぁぁぁあぁぁ…。

[泣き叫ぶ異形の赤子。
その声はまるで産声のようで。
その両手と頭は血にまみれ。]
(90)2006/08/27 02:34:27
ごくつぶし ミッキー
[彼の膝の下には、既に息絶えた少女。
臍から引き裂かれた腹の中の臓腑は食い荒らされ、骨盤は中からの力で左右に引き裂かれ割られていた。

膝をついたまま、ただ泣き叫ぶ赤子。

白衣の男たちが入ってきてそれを掴みあげようとする。]


あぁぁぁぁぁぁっ!!!!

[食事の邪魔をされた怒りなのか、聖なる儀式を邪魔された怒りなのか、赤子は恐るべき力で男の腕に噛み付き、筋肉ごと食いちぎった。

スタンガンの電極をいくつも当てられ、赤子は悲鳴を上げる。]
(91)2006/08/27 02:39:00
ごくつぶし ミッキー
あぁぁ…あぁぁぁぁ…。

[口から、少女と男の血と、涎をだらだら流しながら、赤子は天を向いて泣いた。

ただひたすら泣いた。]
(92)2006/08/27 02:40:49
ごくつぶし ミッキー
[息が尽きて、うずくまる。
丸めた背中がぴしりと音を立てた。]

うぅっ…うぅぅっ…

[呻き声。その度に無様に太った背中が揺れる。]
(93)2006/08/27 02:42:05
ごくつぶし ミッキー
[

そして、

それは、

まるで芋虫から羽化する蝶のように…

]
(94)2006/08/27 02:43:10
ごくつぶし ミッキー
[背中から、ずるりと白い人影が姿を現した。

淡く発光するそれは、長く細い手足、長く白い髪。

そしてその背には6対の閉じた翼。]
(95)2006/08/27 02:45:01
ごくつぶし ミッキー
[男たちは息を呑んでそれを見守る。

大きく反り返り、それはゆっくりと羽を広げ…]
(96)2006/08/27 02:46:01
ごくつぶし ミッキー
[その紅い瞳が、男の一人を見て、



笑った。



それはあまりに無垢な、赤子の笑み。]
(97)2006/08/27 02:46:54
ごくつぶし ミッキー
[天に両手を伸べ、6対の翼を広げ、

それは、声のひとつも立てず。]
(98)2006/08/27 02:47:49
ごくつぶし ミッキー
[高く伸ばした指先から、


黒く染まるように腐食していき…



ぐしゃり、と崩れ落ちた。

むっとする悪臭があたりに漂う。]
(99)2006/08/27 02:49:02
ごくつぶし ミッキー
[男たちは落胆の声を上げた。

コイツだったが、未完成だったと。

まだ、早すぎた。]
(100)2006/08/27 02:50:10
ごくつぶし ミッキー
[何事も無かったかのように、その残骸は*運び出されていった*]
(101)2006/08/27 02:50:35
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/27 03:07:14
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