村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った…… | 見習いメイド ネリー [...はステラの声>>6に、固く閉じていた瞳を開けて瞬いた。 小さく震えながら見渡すが、あの元気のいいトビーの姿はやはり見つけることが出来なくて] トビ様……そんな…………ギル様…本当に……？ [ステラの言葉の内容から、また被害が出た事は間違いなく――終りの見えない悪夢に落ちるように*意識を手放した*] |
(19)2006/08/20 02:03:40 |
 | お嬢様 ヘンリエッタ [カップから聞こえて来たのは、ギルバートの声でした。 最初はちゅうというねずみの鳴き声。いつものギルバートの声。ヘンリエッタがほっとしかけましたが、その内容にかたまります。 ギルバートの声は、>>3:236〜からのハーヴェイとの会話の流れでかれが語っていたことと同じような内容をしめしていました。] |
(35)2006/08/20 02:25:29 |
 | 学生 メイ ごめんね、僕は、どっちも出来なかった。 人間に協力することも、皆に教える事も。 言っちゃいけないって言われてた。 黒い服を着た、怖い人に。 言えば僕に首輪の魔法をかけるって。 その魔法は、僕が僕のままでいられなくなる魔法で。 僕が、僕でなくなってしまうのが怖かった。 だから人間を知ってても、伝えられなかった。 だけど、誰が人間だって嘘をつくことも出来なかった。 みんな、優しくて、いい人で、だから、僕は、ずっと黙って、いるしか、なくて。 [喉を押さえる。その隙間から、黒い光が漏れ。 喉には、今まで見る事が出来なかった鉄の首輪が現れて。] でも。もう、終わらせ、ないと。 …………もう一人の人間は…ナサニエルさん、だよ。 |
(66)2006/08/20 03:20:16 |
 | 墓守 ユージーン ー村はずれの森ー 〔視界の利かないユージーンを撒くのは簡単な事で。夜のうちに匂いは遥か遠くや近くや…詳しい匂いが分からなくなって。木々に阻まれて先に行けなくなって。鼻先を地面に近づけて探していたけれど、何時の間にか森を彷徨う事になっていた〕 何で…俺はナサニエルを追っている…？ ………人間なのに。 …でも、人間のところから逃げてきた時に助けてくれた人間みたいに…悪い人間じゃない…？…。狼の匂いだから、騙されてるんじゃ…ない。そう思うけれど…。 〔夜半を随分過ぎた頃に、木々の根元に身を横たえて眠っていた。久しぶりに外で眠って、色んな事を思い出していた。前肢に置いていた頭をもちあげると、ぷるりと震わせた〕 |
(76)2006/08/20 11:58:39 |
| 見習いメイド ネリー あ、メイ様……あああの……？ [...は部屋を出て行くメイに気付き背に声を掛けるも、振り返ることはなくて。 その様子が気にはなったが意識なく横たわるナサを残し部屋を出ることは出来ず、不安げに見送る] [手をぺろりと舐めるユージーンにゆらりとシッポを揺らした。尋ねる声はやはりユージーンのもので、そして伏せる黒狼もやはりナサニエルである事を知った] メイ様が…薬草を持ってきて下さいましたわ。 たぶん、これで血は止まると思うんですけれど……。 [メイと違い薬への知識がほとんどないゆえにジーンに大丈夫と安心させてあげる事も出来ず...はゆらゆらとシッポを揺らすしかなかった] |
(96)2006/08/20 15:31:21 |
| 見習いメイド ネリー [撫でていた手が止まり、もどかしげにきゅっと握り締める。 メイの明るく透明な声は...も大好きで。 一日聞いていな事に気付いて、とてもとても寂しくなった] ユー様……私もメイ様の声が聞けなくて、とても悲しいですわ。 メイ様の呪いは……どうやったら解けるのかしら？かしら？ 小さな頃に聞いた御伽噺なら―――悪い魔法使いの呪いは王子様のキスでとけるのでしょうけれど。 同じく魔法使いのアー様なら、何か知っていらっしゃるかも…？ [...は一度階下におり、食事の支度を始めにやってきた黒ひよにアーヴァインへ伝言をお願いし。 そして洗面器に氷水とタオルを準備しナサの部屋へと戻った] |
(104)2006/08/20 20:35:44 |
 | 冒険家 ナサニエル 黒ひよこのおせっかいのおかげで、手当してもらったみたいだな…助かったぜ。けど、ここまでだ。 [二本の足を踏みしめて、ベッドから降り立ち上がる。ユージーンの言葉>>118には、僅かに目を細め] ああ？そういや、そんなことも言ったっけ？逃げ出す口実だよ、ああ言えば、お前が怖がって追って来ないと思ったんだ。 |
(119)2006/08/20 21:48:04 |
