双子 リック ―部屋― [分厚いカーテンは締め切られ、光源はそろそろ切れそうな蝋燭の微かな灯だけ。 寝台の上に存在する黒を纏った少年が微かに身を捩るたびにやはり黒いシーツに皺が刻まれ、声を押し殺したような微かな吐息が空気を震わせる。 その指先は太股の付け根を迷い、やがて自身へと辿り着き、それにゆるりと絡められる。 淡い色の睫毛は水滴を含み、少し薄い朱唇は微かに噛み締められて声を塞き止める。 空いたもう片方の指先は薄い胸の上を彷徨って] ………にぃ…さ、ま…っ…… [義父に抱かれているときも、ここに来てからもずっと心の拠り所だった義兄の姿を思い浮かべようと瞳を閉じる。 ぽろぽろと零れる涙は薄い胸を伝ってシーツに落ちた。 こんなことをやめたいと思う気持ちを義父によって快楽を隅々まで教えこまれた細い体が許すはずはなく、それをこうして慰める行為の度に改めて思い知らされる。 十二歳という年齢にひどく不釣り合いな艶のある嬌声を吐息と喉の奥に隠しながら、快楽と自己嫌悪の暗闇は*まだ続く*] | |
(476)2006/08/15 14:25:05 |
学生 ラッセル >>478 /*個人的にハーヴェさんの考えに異存はありません。 折角流れができた訳ですし…。 ただ、現状カップルを刺激しないような組み合わせですが、修羅場が有ってもいいと思うんですよね。 今まで入っている方も設定を覆しても構わないと言う感じで良いのではないでしょうか? って、思考垂れ流しで申し訳ございません!!(>_<) 流れを維持しつつも、新しい設定も有かな?っと思っただけですので(汗) */ | |
(481)2006/08/15 20:07:32 |