人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1674)Last Memory : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
見習いメイド ネリーが参加しました。
見習いメイド ネリー
[白い雪が陽光に照らされてまぶしく映える。その近くを歩く生徒が一人。
彼女―――沖浦恵もまた、残り一週間をもって私立白桜高校を卒業する生徒の一人であった。

運動神経も中。成績も中、やや中の上。身長も中、やや中の下といったところだろうか。ふたつの三つ編みが目立つものの、どちらかというと学校の話題などにクローズアップされるほうではなかった。
生徒会や大事件、といったものには、とんと縁のない生徒だった。]

あと一週間で、みんなともお別れなのか・・・
でもあとふたつ、とても大きな行事がまだ残ってるから、しっかり楽しまなくちゃ。

[恵は脇に固められた小さな雪山を長めながら、普段通りにグラウンドを*散歩していた*]
(0)2006/07/16 09:24:17
双子 リックが参加しました。
双子 リック
【1-A教室/夕方】

ひくしっ!

[派手にくしゃみをして、床から顔を上げた。幸い、塗っていたポスターカラーへのくしゃみによる被害はないようだ。]

ああ…疲れたぜ。ちょっと休憩するかな。うぅーん!

[伸びをして机の上に飛び乗る。制作にいそしむクラスメイトの頭を見回す。
皆おしゃべりをしつつも真剣に制作しているようだ。]
(1)2006/07/16 10:33:52
双子 リック
うーん・・・頑張るね、皆。

[誰にも聴こえないようにつぶやく。
リックの担当は微々たる範囲であったが、既に飽きが来ていた。]

…気温が低いのでポスターカラーが乾くまでには時間がかかるだろうな、うん。
[クラスメイトに気づかれないように、リックはこっそり外へ出た]
(2)2006/07/16 10:44:25
双子 リック
【学校外、最寄のコンビニ】

[路肩に雪の残る坂道を、ポケットに手を入れてゆっくりと下る。
最寄のコンビニに顔を出す。オニオンスープの缶を手にとる。
レジで会計を済ませたそのとき、ポンと肩を叩かれ、
びくっとしてリックは振り返った。]

「リッくんじゃん。何してんのさー。」

[2Dの宮崎が、右手をひらひらさせていた。
宮崎が左手に持ったコーラの会計を済ませる間、
スープ缶を両手のひらで転がして暖をとる。]
(3)2006/07/16 11:10:41
双子 リック
それにしてもさぁ、いいんちょ。かあいいんだけど、厳しいよな、アレ。
ちょっとでもサボると「高橋ぃぃぃ!」なんて叫びだぜ。参っちまうよ。
…でもサボるけど。

「ははは。ま、伊藤ちゃんはそういう娘だからなぁ。
俺去年同じクラスだったけど、去年の縁日もあんなだったぜ。
今回はうちの加瀬があんなんだから、だから余計イラだってんじゃねぇの?」

あれじゃ学園祭終わった後にこじれるだろーに。なー。

[2-Cは今年は2-Dと合同で、お化け屋敷を制作していた。
2Cの実行委員は2Dの実行委員の彼女であった筈だが、
最近実行委員の伊藤が加瀬にキレまくりなのは周知の事実だ。]
(4)2006/07/16 11:18:23
双子 リック
ところでたっちゃん、なんでこの学校って2度も学園祭するんだ?
楽しいことが沢山あるのは俺的にはありがたいけど、
年に2度も伊藤ちゃんに怒られるのはちっとしんどいなぁ。

[宮崎と2人、坂道を上りながら、スープ缶のプルタブを開ける。
リックより背の高い宮崎がおどろいた顔をする。]

「へ、リッくん、知らなかったの?!…ってまあ、転校してきたばっかりだもんね、知らないか。」
(5)2006/07/16 11:25:35
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
【午後/図書館】
[クラスメイト達は今ごろ慰霊祭の準備をしているだろうか、イベントで張り切る者はどこにでも居るもので大きな仕事はすでに残っていなかった。
もちろん探せば細々とした仕事はあっただろうが彼にそんなやる気はなかった。]

……

[慰霊祭の準備をさぼった河野はなんとなく見覚えがある
彼が一ヶ月前に読んだばかりの本を*読んでいた。*]
(6)2006/07/16 11:46:48
双子 リック
【白桜高校/廊下】

「ほんとは、慰霊祭なんだってよ。
10年くらい前かな?誰かがこの時期に自殺したんだって。
だけど、いつの間にか学園祭ノリになっちゃったみたい。」

ふぅん…随分と不思議な理由で学園祭やってんのな。
ま、授業なくなるし、いいか。

[教室のドアの前で宮崎に手を振り、ドアをがらっと開ける。
文化祭委員・学級委員長の伊藤がリックの姿をめざとく見つけた。]

「高橋ぃぃぃ!仕事、終わってないでしょ!何してんのよ!」

ああ…はいはい。もう乾いたかな?
(7)2006/07/16 12:04:44
双子 リック
「リッくん、乾いてるっぽいよ。もうそろそろ仕上げだね。」

[伊藤に見せ付けるようにゆっくりした足取りで持ち場に戻る。
京子が、リックの塗った赤色のポスターカラーを覗き込んでいた。]

おぉ、じゃあ京子のパーツとくっつける・・・だっけか。
でもそれが重労働だよなぁ。今日も遅いかもね。

[クラスメイトの京子は、比較的くだけて話せる女子だ。話が解るし、頭の回転が速い。
リックを観た後伊藤のほうをちらっと眺め、リックに向かって苦笑した。]

うっし…じゃあ、京子も一息入れたら、声かけてくれよ。

[リックはオニオンスープの缶を机に置き、京子が覗き込んでいたダンボールに*目を落とした*]
(8)2006/07/16 12:12:17
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
【早朝/体育館】
―――だむだむだむだむ…スパッ。

[校内は慰霊祭一色だったが、体育館で1人黙々と練習していた。

強豪高とは決していえない白桜高校だが、昨年は県予選ベスト4だった。
そして3年生が抜けた新チームを引き継いで主将に就任したが、秋の新人戦では3回戦敗退。
何よりも責任を感じている彼だった。]

もうこんな時間か…。そろそろ着替えないとな。
(9)2006/07/16 17:28:48
流れ者 ギルバートは、辺りを見回した。
2006/07/16 17:30:06
流れ者 ギルバート
ここも、慰霊祭の飾りつけが着々と…うちのクラスは何するんだったっけか。

[葵は、タオルで顔を拭くと更衣室に消えた*]
(10)2006/07/16 17:32:38
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
(あ、沖浦先輩だ…。)
[雪の残るグラウンドを、ゆっくり散歩する少女を横目に、両手にスプレー缶を抱えた少年が歩き去っていった。氷点下の校庭がざくざく、霜柱の砕ける音を立て。]

【1-A教室/午前】
リック先輩!
赤のポスターカラー、奪ってきました!

屋台の連中で独り占めしてるんですよ。大きな蛸描くんだって。まったく…

じゃ、先輩。あとよろしくお願いしますね。
僕?僕はほら、仕掛けを用意しないと、ね。へへへ。
(11)2006/07/17 04:06:54
お尋ね者 クインジーが参加しました。
お尋ね者 クインジー
【3-B教室】
こんな陰湿な祭り 毎年々よくもまぁ 飽きもせずやるもんだぜ
一度やりゃあ 十分じゃねぇか

学習能力って奴がないんかね ここの連中は……


ここにあるパン貰うぜ!
[誰ものかも知れないカツサンドを無造作に手にとって袋を開けるとかぶりついた]

ちぃ やべぇ カマキリの奴が聞いたら俺は体育館の裏に行ったって言っといてくれ

(カマキリとは 担任でもある頬の扱けた細目の数学教師の渾名らしい)

じゃあな!

[そう言うと体育館とは逆 もっとも無縁と思われる図書館の方へと走り去った*]
(12)2006/07/17 12:22:08
双子 リック
「リック先輩!赤のポスターカラー、奪ってきました!」

[聞きなれた声に目を開けると、後輩の大谷が覗き込んでいた。
どうやら、寝てしまったらしい。]

…もう、朝かよ。げぇ、間に合わねぇ…。

[辺りを見回す。
合体され完成された墓のパーツの横に、京子が眠っていた。]
(13)2006/07/17 12:33:05
双子 リック
お、京子偉い。

…ちょっと大谷、手伝ってくれよ。コレ、うちのクラスに運ぶからさ。

[後輩の大谷を手招きして、墓のオブジェを持ち上げる。
京子を起こさないように注意を払いながら、リックと大谷は2-Cに墓オブジェを運んだ]
(14)2006/07/17 12:34:41
双子 リック
【2-C教室/午前】

[教室のドアをがらっと開ける。
クラスメイトが数人、床に倒れこむようにして寝ていた。]

寒いのによく、しかもこんな堅いトコでよう…
ま、俺も似たようなもんか。

[墓オブジェをクラスの隅に配置する。大谷に礼を言うと、彼は去っていった。]

そろそろ、通り道も作らなきゃいけねぇんじゃねぇの?
…ま、いっか。後2日あるんだっけかな?

[口を開けて眠る伊藤を見下ろし、苦笑する。
首と肩を鳴らす。床で寝たせいか、身体が強張っていた。
リックは自分のスポーツバッグを持って、体育館に*向かった*]
(15)2006/07/17 12:39:53
踊り子 キャロルが参加しました。
踊り子 キャロル
[春先とはいえまだ寒い朝、私はフルートの入った鞄と楽譜をしっかりと抱え渡り廊下を小走りに音楽室へ向かっていた]

うっわぁー…合同練習に遅れちゃうよー…!!
ただでさえ、今日はパート練習に出られなかったのに叱られちゃう。
いそがないと…!!

放送部も吹奏楽部もどっちも楽しいけどイベントのときは辛いなあ。
うー…頑張らないとっ。

[バタバタと激しい足音を響かせながら音楽室に辿りつく
一呼吸息を整え髪の乱れを直すと何事もなかったようにドアを開けた]
(16)2006/07/17 12:56:51
踊り子 キャロル
遅くなりましたっ。
……っと、セーフかな? ラッキー♪

「美兎、おそーい」

ごめんごめん。すぐに仕度するね。

[譜面台を用意して椅子に腰掛けると鞄からフルートを取り出し*セッティングを始めた*]
(17)2006/07/17 12:59:38
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
【屋上】
慰霊祭ねぇ、興味はないけど事業がないってのはいい事だよなー。

[ごろりと横になり眠りはじめる]
(18)2006/07/17 18:23:07
修道女 ステラが参加しました。
修道女 ステラ
【廊下】

はぁはぁ…練習に遅れちゃう…

[*廊下を駆け抜けていった*]
(19)2006/07/17 19:29:52
墓守 ユージーンが参加しました。
墓守 ユージーン
【コンピュータルーム/夕方】

[長い髪の生徒が1人、突然ガタンとPCの前から立ち上がり、時計を見上げた。]

あれ、いつの間にかもうこんな時間か…。少しゲームに夢中になりすぎたな。

[ふと気づいたように]

そういえば、買い物を頼まれていたんだっけか。しまったなあ…。
(20)2006/07/17 20:49:32
墓守 ユージーン
…ま、もうどっちにしろ遅れてしまってるんだ。このゲームをクリアしてからでいいや。

[木村雄二は、再びPCに向き直り、*マウスを握り締めた*]
(21)2006/07/17 20:53:03
学生 メイが参加しました。
学生 メイ
[白く降り積もった雪が解け、グラウンドの土が露になる。
校門の傍らにある木々は、少しずつ桃色の花のつぼみを膨らませていた。
来たる一週間後、私立白桜高校は卒業式を迎える。
私立白桜高校には一つ、伝統があった。卒業式の準備は生徒の自主性に任され、さながら第二の学園祭。
学園祭といっても、正式には慰霊祭だが―――。]


【昼過ぎ/2階・廊下】

しまったっ!寝ちゃったよっ!!
…って、もう完成したんだっけ?!

[素早く起き上がると、京子は自分のクラス――2-Cの教室へと向かった。]

よかった…
出来てたよ。

[京子は2-Cの教室の隅に置いてある完成した墓のオブジェを見つけると、ほっと胸を撫で下ろした。

さて、後は何をすればいいんだろう。
伊藤さんに聞けば分かるかな…?

…あれ?
伊藤さん、どこに行っちゃったんだろう。
リッくんの姿も見当たらないなぁ……

[京子は教室の中を見回した後、パネル作りや通り道の作成等、大きな作業がされている体育館へと向かった。]

【夕方〜夜/体育館】

[体育館で、陸や伊藤と合流した京子は、再び作業を始めた。
白桜高校の体育館はバスケットコートが2面あり、今では1面を部活動に…もう1面を慰霊祭作りのための場としていた。]

ついに、明日だね。
すっごい楽しみだよっ。
リッくん、暇なら明日一緒に回らない…?
3年生がやる屋台とか行きたいなぁ。

[京子は作業の手を休めると、慰霊祭を一緒に回ろうと陸を誘った。]

リッくん…?
ねぇ、聞いてる…?

「あっ、ごめんごめん。
昨日、宮崎に聞いた話を思い出してね。
この学園祭の由来ってやつ…?」

あー、自殺した学生が居たみたいだね。
私もあんまり詳しくないんだけどさ。
でも…死んじゃった人、かわいそうだね。

[京子はやや暗い表情で陸を見つめていた。
陸は気づかないのだろうか、暫く考え込んだ後、再び作業の手を動かし始めた。]


[慰霊祭の由来――。
十年前、卒業式を目前に迎えた学生が、校舎の屋上から飛び降り自殺を図った。

学生の名は、赤星明子。
明子は三年間、苛めにあっていた。明子を助ける者はいなく、明子は孤独で苦痛な学生生活を送っていた。
明子が飛び降りた場所から見つかった一通の遺書。

「許さない。
みんな、地獄の業火で焼き尽くされるがいい。」

何故、卒業式目前に自殺をしたのか…それは誰も分からなかった。その年の卒業式は、予定通り行われたが、例年よりも静かなものであった。

それから、今に至るまで―――。
卒業式前に、明子の死を悼むための慰霊祭が行われるようになった。数年の間は、校長の話と校歌、鎮魂歌を歌う程度のものであったが、何時からか学園祭の如く、学生たちは慰霊祭を卒業式前の最後のお祭りのように楽しむようになっていた。]

あー、疲れた。
少し、外の空気でも吸ってくるよ。

[京子は陸への誘いの返事が無い事に気になりながらも、気分転換に校庭へと向かった。

ひんやりとした風が京子の短い髪を揺らす。
京子は右手で前髪をかき上げながら、夜空に浮かぶ月を仰いでいた。

―――やがて。
東の空が白みを帯び、私立白桜高校は10回目の慰霊祭を迎える事となる。]
(22)2006/07/18 00:29:38
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 エピローグ 
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