自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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農夫 グレン [...は屋敷内を駆け回り出した。 グレンにとっては、暮らして行くには十分過ぎるほどの あまりに多くのものがある。 広間には座り心地の良いソファも、椅子も、テーブルも。 キッチンも、バスルームも、たくさんの個室も、図書室さえも。 まだ把握もしきれないほどの数の部屋に繋がる 多くの扉には胸の高まりを覚える。何があるんだろう? 何かあるかもしれないし、特に何もないのかもしれない。 また誰かが来ることで、その人が明らかにしてくれるかも。 家具も調度品も、きっと趣味が良いと言われる類のものだ。 壁には、美しく目立ちすぎない模様だってあしらわれている。 その模様は、実はもう誰も読むことができない古い古い文字だ。 そこにはこのように書かれている] | |
(4)2006/05/29 11:20:08 |
農夫 グレン 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【世界観】 ここは屋敷ではあっても、結局は収容所。 酔狂な金持ちに買われた者達が、集められつつあります。 集められるのは主に、罪を犯した者。 アーヴァインの財力でもって、適当に選ばれ買われてきたのです 強盗、殺人、暴行、その様に真に罪を犯した者かもしれません。 実は冤罪であり、無実だったのに…ということもあるでしょう。 思想、活動を問題視され捕らえられただけという事も考えられ、 取るに足らない微罪で、こんな所に押し込まれる羽目になる者も いるのかもしれない。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |
(6)2006/05/29 11:21:32 |
農夫 グレン 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一日目 〜〜〜〜 アーヴァインは、もしかすると人の良いと感じられる点もある 優しげな声で説明します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今この時から、屋敷から出ることはおすすめしない。 許可なく逃げようとした者は、周りをを隙なく囲んだ 警備兵によって、捕まってしまうことになるかもしれない。 仮にも君達は囚人であった者達だから。 しかしそれ以外は自由だ。 この広く、君達には分不相応なほどの屋敷で 何をしようが、どこで寝ようが。 自分達で用を足してもらうが、食事にも困ることはないだろう。 好きなように過ごしていなさい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |
(9)2006/05/29 11:25:47 |
農夫 グレン 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一日目その2 〜〜〜〜〜〜 ただただ自分達にとって、 ありがたい話でしかない内容に、囚人達は訝しむかもしれません しかし酔狂な金持ちのやることであると、あるいは楽観視し、 素晴らしい人徳者だと感謝しながらそれを甘んじて受けようとし、 または理由など考えず純粋に屋敷の生活を楽しもうとするかも。 現実主義者も自分達はせいぜい人身売買の良い商品であるか アーヴァインに気に入られた場合傍に仕える事になるかだろうと 少なくともこれから自分達を待ち受ける運命は、 まだ想像することは難しいかもしれません。 彼に関する悪い噂を聞いた者くらいは、いるかもしれませんが。 ともかく歓談の時は流れ、仲良くなったりならなかったり、 身の上話がなされたりなされなかったりする事が予想されます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |
(10)2006/05/29 11:26:28 |
農夫 グレン 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 二日目(それ以降) 〜〜〜〜〜〜〜〜 【システム上アーヴァインは殺されていますが、ストーリー上で彼は死にません】 アーヴァインは本性を現し、説明を始めます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 病気を防ぐための接種と銘打って、ここに連れてくる前 君達各々に注射を打ったことは覚えていることと思う。 あれは真実ではなかった。 ただの栄養剤が大半だが、その中に様々に君達の肉体を 変えてしまう薬を紛れ込ませた。 人狼と称されるほど肉体を強化し、あるいは超能力をもたらし 精神的には二晩に一人は人を襲撃せずにはいられなくなる、 そんな薬を2つに混ぜた。性質に合えば喜んでこなすかもな。 当然私やたくさんの警備兵を凌駕する程の力は与えてないが。 ~~~~~二日目その2へ続く~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | |
(11)2006/05/29 11:27:33 |
農夫 グレン ~~~~~二日目その2~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ つまり君達のうち二人は、 そのような化け物じみた存在として、君達の命を脅かす。 逃げれば殺す。屋敷は私の手の者に囲ませている。 死にたくなければせいぜい、二晩に一人づつでも そのような化け物である疑いの濃い者を人を殺し 全滅させるよう努力することだ。 君達が選べなければ私が選んでやろう。 ただし私が選ぶ場合、人狼だろうが無害の人間であろうが 構いはしないのだから君達が選ぶのが良い方法だと思うがね! ~~~~~~二日目その3へ続く~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | |
(12)2006/05/29 11:28:12 |
農夫 グレン ~~~~~二日目その3~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そして感謝することだ。私は希望も与えてやった。 二日に一度、 1対象が人狼かそうでないかわかる能力が付与される薬も一つ 同様に、襲撃されたような無惨な死体は無理だが殺された者が 人狼であったかそうでなかったかわかる能力が付与される薬も。 それらの力も利用しつつ、頑張って互いに殺し合ってくれ給え! 人狼は自分と同程度の数の人間くらいならば問題なく殺せるぞ。 だが人狼を殲滅させた場合褒美として解放する事を約束する! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その言葉を信じようが疑おうが、共に過ごした者よりは アーヴァインに憎しみをぶつける者がいようが そんなこととは関係なく、それは間違いなく起こるのです。 彼はいずこからか、少なくとも安全な場所からそれを見ている。 そして三日目以降ともなれば、もはや疑う余地もないことでしょう 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 | |
(13)2006/05/29 11:29:08 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― 【ルール】 ●コミット進行はしません。それなりに長くなるご覚悟を。 ●プレイヤーとしての発言(中の人発言)はメモのみで。 ファンタジーっぽさを醸しだして下さい。 携帯電話、パソコンなどは無いです。 しかし出される料理などはそれっぽさが出せるなら たとえ和食でも、最近のカクテルなんかでも大丈夫です。 家具の類やバスルームなどの部屋はご自由に設定して下さい。 大抵に当てはまるお約束ですが、 『それじゃおかしいというものにならない限り、 最初の設定が採用されます』 ――――――――――――――――――――――――― | |
(14)2006/05/29 11:30:48 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― ●人の死を重く受け止めるという意味では、基本シリアスです。 もちろん性格的に歪んでいれば喜んで良し、 嫌いな奴が死んだのならば嬉しがって良し。 「あ、死んでる(棒読み)」「わー成仏してね(適当)」 こういった反応が無しという意味です。 ●一人で物語を作っていくのも、恋愛対象を求めるのもOK ●「リアルタイム=屋敷の時間」で構いません。 日をさす場合は「1日目」「2日目」という言い方で 構いませんし、その他の場合もうまく察せる言い方をし つじつまが合わなくても周りも何となく察しましょう。 ――――――――――――――――――――――――― | |
(15)2006/05/29 11:32:22 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― ●能力者、人狼はCOする必要すらありません。 (占い先などは能力者に一任されるでしょう) もちろんしても構いません。 ただし能力者が嘘をつくこと、村人が嘘をつくこと、 偽だけがCOしている状態で能力者が黙り続けることは禁止です ただし能力者と言えども、 「その日の結果を言わない」「涙ながらに言う」 「何かの間違いだから、対象を殺さないで欲しいと付け加える」 等が可能。 もちろん囚人達も、その人物が人狼判定をされたからという 理由で殺すこととする必要性が必ずしも出るわけではありません ――――――――――――――――――――――――― | |
(16)2006/05/29 11:33:16 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― ●処刑は【くじか、話の流れによって決められます】(後述) ●襲撃は人狼の采配によります。 赤ログもRPが推奨とはいえ、話し合いが困難なので 素の発言で話し合うのも構いません。 (特に初日、人狼はなぜ自分達が「囁け」るのかも わからない状態ですので。 もちろん何だかんだと理由をつけて、 → {こんなことができる事を周りに知らせても、 頭のおかしい輩だと思われるだけだ、などなど} それを表にばらすわけにはいかないわけですが) ゲームの進行を作り上げる側の存在のつもりでお楽しみ下さい。 襲撃は、盛り上がりを意識する方向。 選択基準は、多忙者、寡黙者がいれば優先といったふうに。 ――――――――――――――――――――――――― | |
(17)2006/05/29 11:34:10 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― 【くじについて】 話の流れもまだなかったりで、死ぬ者がいないなどの場合 アーヴァイン側が無作為に選んで、連れて行ってしまうことに なります(処刑)が、その対象はくじで決定されます。 ○くじを利用する場合の流れ 村建て人が存在する場合は、村建て人が「親」に。 既に存在しない場合は(村建て人は参加者の一人であり、 処刑や襲撃の対象となりえます)、任された一人が「親」に。 【全てはメモで実行され、また親は独り言も必要なため 実行時までの間、使い過ぎにはご注意下さい】 ――――――――――――――――――――――――― | |
(19)2006/05/29 11:36:16 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― 【くじについて その2】 ●実行時間 「更新のある日、更新時間の二時間前、夜0時からとなります」 よってその時間帯参加できることが望ましいです。 が、絶対ではありません。 いなければいないでどうにかする事です。 ●その方法 一、 まず「親」が「独り言で」生存者数分の番号のうち、一つを 「独り言」に書きます。このように 「【番号は、○】」(○に数字) ○の部分にリアルにくじをひく等で決めた数字を書いておきます これが、親のやっておく準備です。それが終わったら… 「親」は「メモ」で、 「皆さん、1から□(□この部分にはその日の生存者数が入る) までの好きな数字をメモに貼って下さい、くじです」等宣言します ――――――――――――――――――――――――― | |
(20)2006/05/29 11:37:24 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― 【くじについて その3】 ●続・その方法 二、 親以外はそれを目にしてから、(それを目にする前に数字を言ってしまった場合、その日の処刑対象はその人に決定する……くらいの気持ちでご注意ください。つまりは、言われた数字を見てから親が数字を決める事が無いよう。……独り言に前もって書く事が義務なのでありえないことですが、一応) 発言数が多い人から順に等(同数の時はptの少ない人が先等) そんな感じで順次に、しかし数字が被らないよう番号を メモに貼っていって下さい。 こんなふうに 「【番号 ○】」 (「」内がメモ貼り部分、○が数字) 不在者の分は、不在者の次の順番の人が代わりに 決めて差し上げるなどして下さい。 その決定によって処刑対象となってしまっても思いやりの心を。 本気で文句を言ったり罵倒することは、どうぞなさいませんよう。 残ったいちばん最後の番号が、自動的に親の番号となります。 ――――――――――――――――――――――――― | |
(21)2006/05/29 11:39:23 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― 【くじについて その4】 ●続・その方法 その後、「親」が独り言に記しておいた数字をコピペなどで 「メモ」に発表。結果、誰が処刑先となったかわかるでしょう。 その日の投票は、その処刑先となった人に全員一致させます。 話の流れ(話し合い)で決まらない場合、 ランダムで処刑される人が決まるのとほぼ同義ですが、 更新までの時間を「連れ去られていくRP、それを見守るRP (成功はしませんが止めようとする、冷静または興奮、 あるいは悲しみ、喜び、怯えながら見ているRPなど) に使うことができることが相違点です。 ランダムが嫌な場合、誰かを殺そうとするRPを開始などをする 必要が出てき、また推奨でもありますが絶対ではありません。 (もちろん結果的に死ぬことになるとして、それは メモ等で関係者双方の同意が必要でしょうが。 バトルになった場合は、傍観者にジャッジ投票をメモ等で求める事も可能です) ――――――――――――――――――――――――― | |
(22)2006/05/29 11:41:02 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― ○そのエピローグについての詳しい説明 [人狼側勝利の場合] ・人狼は囚人を襲う(必ずしも襲う必要はありません※)RP {※一緒にどうにかして逃げる事を考える、 アーヴァインを何とかすることを目論んでみる等} →その後の行動のRP 狂人が人狼に襲われてしまうか、生き延び行動を共にするか、 襲われはしないが行動は共にしないかは、それまでの関係性に よるでしょう。狂人はどう動こうが比較的自由ということになります ・襲撃された人は襲われる(必ずしも襲われる必要は無い※)RP {※一緒にどうにか逃げる方法を考えて貰える事になる、 アーヴァインを何とかする事を狙ってみる等} 処刑された人間は既に死んでいるとして黙っているのでも、 死ぬところを描写するのでも構いません。 ――――――――――――――――――――――――― | |
(26)2006/05/29 11:46:28 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― [囚人(村人)側勝利の場合] ・人狼は囚人に倒される(必ずしも倒される必要は無い※)RP {※許されどうにかして共に逃げることを持ちかけられる、 一緒にアーヴァインを何とかすることを考える等} 狂人が人に殺されてしまうか、許されるかなどは それまでの関係性によるでしょう。 狂人はどう動こうが、比較的自由ということになります。 ・囚人は人狼を倒す(必ずしも倒す必要は無い※)RP {※許してどうにか一緒に逃げることを考えてみる、 共にアーヴァインを何とかすることを考えてみる等} →その後の行動のRP ――――――――――――――――――――――――― | |
(27)2006/05/29 11:47:46 |
農夫 グレン ――――――――――――――――――――――――― ○補足 占い希望や処刑希望等の記号は禁止ですが(● ▼) その他は特に制限されるものでもありません(強調記号等) 誰に話しかけているか分かりやすくする為使うアンカーに限り、 使用も可能です(>>)ただし、文中での使用は不可です。 (不可例「>>[話しかける相手へ] △△は>>[話題の人物の発言を引用]って言ってたよ」 可能例「>>[話しかける相手へ] △△は〜〜〜〜〜〜[具体的な文章]って言ってたよ」) ハリセンアクションすら使用可ですが、基本はシリアスです。 更新時間的に [コアタイムが深夜(0時以降参加可の方など)のほうが推奨] ではありますが、ルールではありません。 【推理なしのRP村であることや、注意、世界観、ルールを 承諾して頂ける方なら、どなたでも参加をお待ちしております】 ――――――――――――――――――――――――― | |
(28)2006/05/29 11:48:43 |
踊り子 キャロル [意外なほどに座り心地のいいソファに手足を伸ばしながら] 牢獄のベッドよりは遥かにマシ、ね…… [独りごちると、誰の気配もないのを確認して、身体を横にする。 出自不明の、囚人。そして闇の世界で生きる自分の身元を引き受けられた、と聞いたときはいくつか残酷な想像が頭をよぎったが…… 少なくとも、彼女が想像するようなことは何一つなさそうな雰囲気だった。 アーヴァインは個室も用意していると言っていたが、自分に宛がわれた部屋は案内してもらわないと分からない。 二度目からは自力でたどり着けるとはいえ、流石に盲目では限界がある。 アーヴァインが戻ってこないかとぼんやりしているうちに、*眠ってしまった*] | |
(38)2006/05/30 00:51:28 |
農夫 グレン >>58 男?でもその服女の子のじゃん。 ヘンなの。 そうだよ。ぼくもアーヴァインさんに助けてもらった。 いい人だねえ!君もそう? あ、ぼくグレン。 よろしく! [帽子を取ろうとして…もう無いことに気付いた。 いつかの自分の個室と主張するつもりの部屋の扉に かけっぱなしだ。とりあえず笑顔だけは向けておく] | |
(59)2006/06/01 00:28:10 |
農夫 グレン オッサン…アーヴァインさんに? ふーん。 君かわいい顔してるから、女の子と間違われたのかもねー。 [眠り姫を起こす王子様の役はこういう子がしそうだなあと ぼんやり見ながらも、果物のたくさん詰まったかごを 手にして立ち上がる。広間のテーブルの上に置くつもりだ。 そしてせめてキスで起こせなくても、目隠しのお姫様が 起きていたら、朝食としておすすめするつもりなのだ] うん、捕まってたんだけどたくさんお金払ってもらって こっそり出してもらっちゃった。 君もそうなのかなあ? …リックは泥棒さん? [目覚め際に見た、ナイフを服の下に隠す様子をかすかに 思い出し、広間へ向かってリックに近付きながら、ちらりと うまく膨らみもなく隠せている腰の辺りを見た] | |
(61)2006/06/01 00:47:10 |
農夫 グレン そうじゃないと生きていけないのかあ。 じゃあしょうがない。 リックは悪くないよね。 [後ろに続くリックに前を向いたまま喋りかけながら広間に到着] あ…。 [席を立ち、手探りで壁をつたいながら歩いている様子の キャロルを目にして] 起きたんだね、お姉さん。 初めまして! ぼくはグレンといいます。 お姉さんもアーヴァンさんに、ここに連れてきてもらったの? お姉さんはお姫様?どうして目隠ししてるの? 何でそのまんまにしてるの? [矢継ぎ早に質問をしてしまったことに気付いてちょっと赤くなり 少しは落ち着こうと考え] …今、りんごむくね。これおいしかったよ。 お姉さんも食べるでしょ。 [くるりとリックの方を向く] | |
(65)2006/06/01 01:03:43 |
農夫 グレン >>68 いいんだ。疲れてる時はぐっすり寝たらいいよ。 アーヴァインさんだって、ここにいるかわりに働けなんて 言わなかった。きっと何してても大丈夫。 ずっと寝ててもさ。 [目が見えないと聞き、もちろん彼女には見えないのだろうが 同情の目つきを向ける] お姉さん目が見えないんだ…。 お名前聞いていい? お姫様って呼んだ方が良かったそうするけど… ぼくあなたがあんまりきれいだから、お姫様だと思ったんだ。 でも…いくらなんでも、違うよね。 ぼくにもできることだったら、何でもするから言ってね。 | |
(70)2006/06/01 01:18:40 |
農夫 グレン >>69 [顔色を変えて、女の子のように悲鳴をあげたリックを 驚いてじっと見た。目に涙まで溜めている] そっ…そんな… [自分の行動で、どう見ても年下の子を泣かせて しまったんだろうかと酷く動揺する] べ、別に…ぼくは苛めたりしないし…借りるだけだから! りんご、君にもむいてあげるから泣かないでよ! [...自身すら泣きそうになりながら椅子に座って 不器用にりんごの皮をむき始める] はあ…ビックリした。リック本当に男…? [座ると多少は落ち着いて、聞こえるか聞こえないかの 愚痴も洩らす] | |
(72)2006/06/01 01:28:19 |
踊り子 キャロル >>70 ……そう?まぁ……何でもいいのだけど。 [買われた女が辿る末路なんて大体想像がつくし、と呟き。 名を問われるとそういえば名乗ってなかったか、と一つ首肯して] 私はキャロルよ……キャロル=アナスタシア。 お姫様はこんなところに売られてこないと思うわ……? ……あ、じゃあ……個室があるなら連れてってくれないかしら…… 一度行けば大体の場所はわかるのだけど…… 流石に一回も入ったことない部屋にはいけないの。 [そう言いながら声を頼りにリックの顔にそっと手を伸ばし触れながら] ……そう?でもどちらにしても可愛い顔ね。 [口元に小さく笑みを浮かべた] | |
(73)2006/06/01 01:28:21 |
双子 リック >>72 ・・・ぅぅ。 [...はしばらく黙っていたが、グレンの愚痴を聞いて] ・・・男さ、ボクは。 ・・・ゴメン、泣いてないから。気にしないで。 [そう言って、グレンが皮むきに集中している隙に、手で涙を拭う。・・・今となっては強がりに過ぎないかも知れない。 ただ、初めて物を取られる立場に立って・・・かなり動揺したのは確かだろう。] | |
(74)2006/06/01 01:34:38 |
農夫 グレン >>73 売られて…うーん…。 それも、そうだね。 [むき終わったりんごはやけに小さくなっていた] あ…?皮が厚いねこのりんご。 これなら切り分けなくても食べられるんじゃないかな。 (リックの分ないや…) はい。 [キャロルにそれを手渡し、もう片方の手を取る] うん、いいよ! 部屋いっぱいあるんだ。自由に選んでいいんだって。 キャロルさんはどの部屋が… えーと。 ぼくの向かいの部屋にご案内! | |
(75)2006/06/01 01:35:46 |
双子 リック >>73 ・・・キャロル・・・それがお姉さんの名前、ね。 [少し頷き、キャロルの顔をじっと見つめ・・・ と、その時、キャロルの手が自分の顔に触れているのに気がつく。 そして、キャロルの言葉に] ・・・?ボクの顔が見えるの? [頬を掻きながら、首を傾げた。] | |
(76)2006/06/01 01:37:30 |
農夫 グレン >>74 うん、ぼく気にしない。 はい! [ナイフを返しながら] これ、ありがとね。 これからキャロルさんに部屋案内するけど、リックも行く? と言うか、リックはもう部屋決めた? (見られた限りでは)一番広い部屋は、ぼくのって もう決めたんだ〜。それ以外は好きに決めていいんだよ。 | |
(77)2006/06/01 01:39:40 |
踊り子 キャロル >>75 [手渡されたりんごのごつごつとした感触に、男の不器用さが知れて。 くすりと笑みを漏らすと一口齧り] ……ありがとう、美味しい。 ごめんなさいね、手間かけて。 エスコートお願いするわ。 [取られた手を頼りに確かめるようにグレンの頬にそっと触れる。 「お礼よ」と呟くとその頬に軽く口付けた] | |
(78)2006/06/01 01:41:01 |
双子 リック >>77 ・・・まぁ、助かるけど・・・。 [ソコまで気にしないのも有る意味凄いな、と呆れたというか何というか。 そして、ナイフを受けとるとまた隠す。] ・・・ん、部屋勝手に貰っちゃって良いの? 決めてない、し。 [...はここにしばらく滞在するなら部屋を貰っておいて損はない、と考え、グレンに頷いて見せた。] | |
(80)2006/06/01 01:43:18 |
双子 リック >>79 触るだけでって・・・ボクには超能力者に見えちゃうな。 [...はそう言って軽く微笑むと、] ・・・グレンが居ない時はボクに言ってもらってもかまわないよ。・・・もっとも、この様子だと手助けはほとんど要らなくなるかも、だけど。 [苦笑した。一度行けば大体把握できる、彼女の話を聞いてるとそんな感じだ。凄いな、とポツリと呟いた。] | |
(81)2006/06/01 01:46:38 |
踊り子 キャロル >>81 目が見えない代わりに、そういう感覚が発達しちゃうの。 でも形しかわからないから、貴方がどんな髪の色をしてるのかとか、どんな目の色をしてるのかまではわからないから…… 超能力なんかじゃないわ、決して。 ……そうね、グレンが居なかったら貴方にお願いすることもあるかも。 そのときは、お願いね? | |
(82)2006/06/01 01:49:47 |
双子 リック >>82 ・・・んー、そっか。やっぱり大変そうだね。 [...は髪を留めている鈴を外し、帽子を取って一息ついた。 少しクセのある金色のロングヘアが現れた。] ・・・何をしたのかも分からないわけか。 [少し残念そうに言うと、キャロルの言葉に微笑んで、] うん、お願いされるから、ね。 | |
(84)2006/06/01 01:55:20 |
双子 リック >>83 [...はグレンの状態を見て、口に手を当て、笑いをこらえている。] そ。・・・まぁ個室でベッドとかが整ってるなら、ちっちゃくても良いんだけどさ。 [自分の後ろ髪をもてあそびながらグレンについて行く。] | |
(85)2006/06/01 02:00:13 |
農夫 グレン >>84 [鈴を外し、帽子の下から現れた金色の長い髪に目を丸くした] リックの目の色は…近付かないとわかんない… でも髪の色は金色…キャロルさんと同じ… あ、キャロルさんより明るい金色…長い…波々した金髪。 リックー… [はあ、とため息をついて嘘を許さないとでもいうかのような 真剣な目で見る] 絶対女の子でしょ! | |
(86)2006/06/01 02:00:56 |
学生 ラッセル [両手を手錠に繋がれた少年が、アーヴァインに連れてこられる] やれやれ…俺をこんな所に連れてきて、何をさせるつもりなのやら。 [手錠を外されるとほぼ同時に。服の中に隠していた短剣を、アーヴァインに向ける] [だが、その刃はアーヴァインの護衛に叩き落された] ふぅん。 流石、俺をあの監獄から買い取っただけある。 結構良い護衛を連れてるじゃないか。 [クスッと悪意の無い微笑を浮かべて言うと、アーヴァインは面白そうに笑って、彼の仕事道具が入ったバッグを渡した] ……ふぅん。 まさかこれが戻ってくるとはね… 本当に、何考えてるんだい? [様々な薬草と毒草、調合道具が入ったバッグの中身を確認して顔を上げると] [いつの間にやら、アーヴァイン一行は居なくなっていた] ………何だか、面白くないね。 [目的も聞かされずに、豪勢な屋敷に置き去りにされて] [少年は、不機嫌そうに目を細めた] | |
(94)2006/06/01 06:25:19 |
学生 ラッセル >>99 [...は、キョトンとした顔をして見せたが、すぐにくすっと笑った] 多分、「自分が殺されたくないから」じゃないかな。 簡単に人を殺す人間が近くに居たら、いつ自分が殺されるかわからないから。 俺は別にそういうの気にしないんだけどね。 俺も殺す側の人間だから。 | |
(100)2006/06/01 07:02:17 |
見習いメイド ネリー ……変な人。 わざわざ大金を出してあたしを釈放して、何がしたいんだろ。 [...は、アーヴァインの後ろ姿を見ながらぽつりと呟いた。] >>112 あーれれぇ?あなたもあのおじさんに連れて来られたクチ? あたしはネリーって言うの! よろしくね、銀髪のお兄さん。 | |
(113)2006/06/01 21:37:23 |
村長の娘 シャーロット [ 暗い影を落としながら、彼らは黙々と歩いていた。 踏み鳴らした土地は乾ききっていて、時折何かが折れる音がした。 紅い月は不気味にあたりを照らし、強い風が静寂を壊した。 影の中心には彼女が居た。 少女というには艶やかで、女性とするには幼さの残る彼女は足を止め、緩やかに微笑んで空を見上げた。 黒服に身を包む男たちは、彼女を拘束する事は無かった。 急かす事もまた、無かった。 それが、無意味である事を知っていたのだろう。 そして、彼女が逃げ出さないだろうことも。 風がなぎ、再び影は動き出した。 切り開かれた視界の先に屋敷が見えた。 彼女は静かに息を零すと、ゆっくりと男に頷いた。 それから妖艶に微笑み、先を促すように扉に手をかけた男を制した。 そうしてから、1人ゆっくりと扉を開き自らの足で屋敷へと入っていった―― ] | |
(116)2006/06/01 21:48:09 |