人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1349)昏き森にて : プロローグ
 村は数十年来の大事件に騒然としていた。
 夜な夜な人を襲うという人狼が、人間の振りをしてこの村にも潜んでいるという噂が流れ始めたからだ。

 そして今日、村にいた全ての人々が集会場に集められた……。
自警団長 アーヴァイン
 ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
流れ者 ギルバートが参加しました。
流れ者 ギルバート
…その男はそっと目の前の盃を手に取り、小さな水面を見つめていた。

…水面に揺れる月の姿を映し出していた彼の眼は、戦いの中に身を置いている時の鋭い眼差しからは想像もつかない程に…優しかった。

…彼はまた、今日も生きのび…月の刻を生きていたのだった。
(0)2006/04/11 00:00:20
流れ者 ギルバート
…周囲の喧騒や、酒という魔法の力によって変わっていく空気の中。
…彼は何処までも…寡黙だった。

…いや、寡黙…というのは違うかもしれない。
…彼は、沈黙する事で…何かを感じていたのかもしれない。

…目に見えるもの、耳に聞こえるもの…。
…それだけが、全てではない…。

…それが、彼の奥底に流れている観念だった。
(1)2006/04/11 00:06:32
流れ者 ギルバート
…勿論、彼は言葉を失っているわけではない。

…必要とあらば大きな声を響かせる。
…必要とあらば饒舌になる事もある。
…時には滅多に見せない感情を表に出す事もある。

…ただ、それが…彼の場合は…少々極端なだけなのだ。

…そう、彼は何処までも…不器用に生き、それが故に生き続けている。
…その事に彼はまだ、気がついていないのだった。
(2)2006/04/11 00:10:04
流れ者 ギルバート
…彼の名はギルバート、通称ギルと呼ばれている。

…ギルが何故冒険に身を投じるようになったのかは、ギルだけが知っている事であった。
…それが明るみに出るのは、何時の日になるのだろうか…。

…それは、神のみぞ知るところであった…。
(3)2006/04/11 00:16:44
流れ者 ギルバート
…ふと、彼は視線を背中のほうへと移す。

…そこには、質素ながらどこか…何かを感じられる、一張りの弓と矢筒があった。

…この弓で、彼は数多の時を越え…今宵の月の刻にこうして生きている。
…彼にとって、この弓は…自分自身、そして…もうひとつの思いの具現でもあった。
(4)2006/04/11 00:21:37
流れ者 ギルバート
…目の前ではささやかな酒宴の席が今も尚続いている。
…ギルはその片隅で、そっと静かな時を過していた。

…寡黙が故に誤解をされる事もある。
…近寄り難く思われる事もある。

…しかしギルは、ギルだけの道を…月の光のその道を真っ直ぐに見続けていた。
…そしてそれは、沈黙する事で…初めて見えてくるものだ。

…ギルはそう考えていた。
(5)2006/04/11 00:30:07
流れ者 ギルバート
…目に見えるもの、耳に聞こえるもの。
…それだけに惑わされず…ただ沈黙する事で、何かを感じ、それを認識する。
…自分の声や、思いで…真実は簡単に移ろってしまうから。

…それが、彼の信念であった。
(6)2006/04/11 00:33:28
流れ者 ギルバート
…ふと彼は席を立ち、少し離れた場所へとやって来た。

…そっと降り注ぐ月の光を見つめる彼。
…そして彼は…何かと語り合っていた。

…一見、何もない空間、ただ木や風が通り抜ける世界の中。
…彼は、その中で…何かと語り合っていた。

…そう、彼はアーチャーであると同時に…精霊使いでもあったのだった。
(7)2006/04/11 00:42:50
流れ者 ギルバート
…ただ…彼はあまり人前で自分が精霊使いである事を見せようとはしなかった。

…この世界、精霊使いはそこまで稀有…という程ではない。
…それにもかかわらず…彼はあまりそういった一面を見せようとはしなかった。

…それは彼の寡黙な部分にも帰するところもあるが…。
…それ以上に、彼の精霊に対する考えの現れでもあった。

…彼にとって、精霊は…大切な友だったから。
…その友を、自分を守るために易々と使うなど…彼には出来なかったのだ…。
(8)2006/04/11 00:45:59
流れ者 ギルバート
…今宵も、彼は月の光の下、そのかけがえのない友と暫しの静かな時を過していた。

…この時が、彼が最も優しそうな表情をする時であったが…。
…その微笑みを見たものは…殆どいない。

…そう。
…彼はどこまでも不器用で、それが故に行き続けている…。

…そんな存在が、彼であり、ギルであった。
(9)2006/04/11 00:48:39
流れ者 ギルバート
…そして暫しの間、彼はその友と語り合っていた。

…ささやかな酒宴の席と、静かな月の下での語り合い。
…彼は2つの場所を行き来しながら…今宵も*月の刻を過していた。*
(10)2006/04/11 00:51:49
村長の娘 シャーロットが参加しました。
村長の娘 シャーロット
青みがかった、引き締まった細い足が地面を蹴立てる。
蹄の先で踏みつけた小枝を折りとばし、駆けて、駆けて──
やっと辿り着いたときは既に夕暮れ。
森の一角に開けた、ちいさな広場。休憩所と定めたそこでは、やはり。仲間達が勝利と携帯していた酒瓶に酔いしれていた。漏れ聞こえる笑い声に、思わずため息が漏れ、蹄を鳴らす。苛立たしげに青い尾を振るが、だれも気にも留めない。
雲が開いて月明かりがシャーロットを照らす。
青い長髪をリボンでまとめ、青く染めたキルトのチュニックで守った背筋を凛と伸ばす立ち姿。細いウェストから女性らしい腰の丸みへの線に沿って、ぴったりしたブラウスが上品に引き締めている。腰からうしろに伸びた胴に鞍はなく、かわりに大きなザックがみっつほどまとめて背負われている。すらりと伸びた前足も、後ろ足も、地面を踏みしめる蹄は荷の重さを感じさせない軽快さで、シャーロットの苛立ちを伝えていた。
出口のない迷いの森を彷徨い、蹄をすり減らせて帰ってみれば宴も酣。文句のひとつも出ようというものだった。

 やはり、抜け道はみつかりませんね。地図はもとより、感覚もどこか狂わされているような。‥‥とりあえず、地図は返しておきます。マッパーのあなたが持っていた方が有用でしょうし。
 って、アーヴァイン、あなたまで呑んでっ‥‥。すこし暢気が過ぎるんじゃありません?
(11)2006/04/11 06:07:41
村長の娘 シャーロット
腰に手を当ててすごんで見せるも、緊張感のない仲間達。
諦めて火を囲む一角にどっかり座り込むと、後腹に括っていたリュックとランスを解いて、空の杯を突き出した。
誰かがなみなみと酒を注いで、誰かがおなじ阿呆なら呑まねば損、と囃し立てる。
杯の果実酒の香りをひととき楽しむと、*一気に煽った*。
(12)2006/04/11 06:15:29
書生 ハーヴェイが参加しました。
書生 ハーヴェイ
[ローブを緩やかに揺らし 森から帰ってきたシャーロットに振り返り 含みを持った笑みを浮かべた]

まぁ そう怖い顔をするな
折角の可愛い顔も台無しだぞ

それに今日はもう暗い
今動くよりも 明日の朝 日が昇ってからの方が 森の出口も探しやすいだろう

[そう宥めながら 先端に奇妙な瘤のある古めかしい樫の杖を傍らに置くと 近くにあった革袋を手に取り その口を傾け 中に在った真っ赤な液体を銀のカップに満たしていった]

普段は思考を鈍らせる故 控えているのだが 今日は俺も飲ませて貰おうかな

[シャーロットに果実酒を勧め 自らもそれを口に運んだ]
(13)2006/04/11 06:59:03
学生 ラッセルが参加しました。
学生 ラッセル
[若い男が熱をもったカップを右手に持ち、ゆっくりと口に運び、そして小さく息を吐いた。
保存食とはいえ、都から持ち込んだものは美味には違いはなかった。

ラッセルもまた、学院の導師の命を受けてこの場に集った者だった。]

三度の食事は欠かせないっていうからな。
(14)2006/04/11 13:54:58
学生 ラッセル
設定は今から考えます(やめなさい)

本当はシャーマン、ドルイド系を目指そうと思ってたけど、ギルバートさんがやってたので、やめ(笑)
2006/04/11 13:55:51
学生 ラッセル
早速だけど固まってきた。

地方出身の賢者の学院?に出仕する古代魔法使い系で。
2006/04/11 13:56:46
学生 ラッセル
中身ステルス…いっちょう頑張ってみる?
2006/04/11 13:57:16
学生 ラッセル
[彼の名はラッセル。丘陵のふもとにある、いくばくか小さめの街出身であった。
5年程前、街の有力者の子供が馬車に引かれそうになったところをすんでの所で救出し、それが有力者の目についた。
彼はラッセルに礼を述べるとともに魔力の潜在を見抜き、都へ留学させたのだった。

ラッセルもまた深く感謝し、故郷と国のために自らの魔術師としての腕を磨いた。]
(15)2006/04/11 14:04:43
学生 ラッセル
究極の魔法…僕が触れてはならぬ禁忌の存在やもしれない。導師は何故僕をアーヴァインさん護衛に選んだのだろうか。

いや…今は忘れよう。この素晴らしい仲間達と出会えたのだから。
(16)2006/04/11 14:06:52
学生 ラッセル
まずは夜が白み始めるまでに、精をつけなおさなくちゃな。

[ラッセルは酒を飲み、自らが用意していた羊皮紙に探検記を*認めていた*]
(17)2006/04/11 14:10:02
お尋ね者 クインジーが参加しました。
お尋ね者 クインジー
あったまいてえー
[と言いつつ横にある瓶に入っている酒を一口飲んだ]
アーヴァインの野郎なんでまた盗賊の俺なんかに護衛頼んできたんだかな。しかもこんな大人数で…。
早くこんな森からオサラバしてえ。

よし、*寝る。*
(18)2006/04/11 16:46:06
酒場の看板娘 ローズマリーが参加しました。
酒場の看板娘 ローズマリー
少し飲み過ぎたかしら...

ローズマリーは、周囲の喧噪をどこか遠くの出来事のように眺めていた。焚火の焔に照らされた仲間達の姿は、彼女がかつて住んでいた世界、屍肉の腐臭が鼻をつく陰惨たる世界とはまるで違う。豪放なまでの陽気さ、ぶつかる言葉、そしてお互いを見る温かい目差し。

彼女は小さく溜息をつくと、杯に口をつけた。

死霊使い<ネクロマンサー>... つい数年前まで、彼女はそう呼ばれていた。呪われた血脈から生まれ出でし異能の娘。代々死霊使いを営んできた一族の中でも、彼女の能力は傑出していた。そして幼い頃から血と死を纏って生きてきた彼女は、それ故に孤独だった。

夢...なのかも知れない...

彼女が死霊使いであることを、このパーティーの仲間は誰も知らない。死を操る以外に彼女ができること... ささやかな精霊召喚と、街に出てから覚えた料理と、そして精一杯の笑顔と。彼女が今ここにいるのは、その呪われた力故ではなく、アーヴァインに買われたその料理の腕故であった。

初めて得た「仲間」。彼女に畏怖も侮蔑も抱かない仲間達。

ローズマリーは、その琥珀色の瞳に映る情景を決して忘れまいと心に決めた。
(19)2006/04/11 18:07:04
学生 ラッセル
やばい、みんな策士な設定だ(笑)

負けないようにしないと。
2006/04/11 18:10:57
酒場の看板娘 ローズマリーは、ちびちびと杯の酒を飲みながら、軽く*目を閉じた*。
2006/04/11 18:12:31
吟遊詩人 コーネリアスが参加しました。
吟遊詩人 コーネリアス
[リュートを奏でながらコーネリアスは高く低く詩を紡ぐ。
 宴にふさわしい、陽気な曲を。
 思い出を包む、やさしい曲を。
 夜の闇に溶け込む、静かな曲を。


 詩を歌い人を鼓舞することしかできぬ彼は
 冒険においては役立たずと言われることが多かった。
 一つの冒険が終わりを迎え、人々の気が緩み
 詩を迎え入れる余裕ができてはじめて彼は必要とされる。

 ともに行動した仲間たち。
 一時の慰めであれ、詩を求められるなら、
 応えて歌うことが彼の幸せであった]
(20)2006/04/11 18:17:55
吟遊詩人 コーネリアスは、リュートをゆったりと*奏で続けている*
2006/04/11 18:19:02
学生 メイが参加しました。
学生 メイ
[―――どこからか、透き通った歌声が聞こえてくる。
その声の主は、一本の大木の枝に横たわり、地上を見下ろしていた。]

アーヴァインさん、どれだけの人に護衛を頼んだんだろう。
私一人じゃ、不安だったのかな。
まだまだ子供だけど…精霊魔法は使えるのにさっ。

[女は、心地よい風を感じると、見えぬ存在――女からは見えている――に話しかけた。

―――すると。
突如、強風が吹き、森の木々がざわめき始めた。]

ふふふ。
もう、いいよ。
あんまり強く吹き荒れると、私がここから落っこちちゃう。
(21)2006/04/11 18:42:57
学生 メイは、再び見えぬ存在に話しかけ、穏やかな風を取り戻させた。
2006/04/11 18:57:40
学生 メイ
それにしても……
究極の魔法かぁ、どんな魔法なんだろう。
私にも使えるのかなぁ。

(その魔法があれば、お母さんより強くなれるかもしれない。)

[女の名はメイ。
人間の父とエルフの母を持つ、ハーフエルフである。
小さい頃から、人間とエルフに苛められてはいたが、心は屈曲する事なく成長した。
現在、年齢は15歳である。]
(22)2006/04/11 18:58:55
学生 メイ
おー、寒い…
そろそろ戻った方がいいかな。

(でも、怖いよ…
また、あの時のように苛められるかもって思うと…)

[メイはふわっと木から飛び降りると、小さな広場へと*向かった。*]
(23)2006/04/11 19:04:36
酒場の看板娘 ローズマリー
とりあえず、RPに合わせて霊能者を希望してみました。うわーん、ファンタジーって書いたことないし読んだこともほとんどないからよく分からないよ〜 (> <)
2006/04/11 20:25:45
冒険家 ナサニエルが参加しました。
冒険家 ナサニエル
[マントを羽織った男が佇んでいた…、男はどこからともなく刀を取り出し剣の鍛錬を始めた。
暫くの間、刀が空を切る音だけが響き続けていた]

これぐらいにしておくか…、宴に一人顔出さないってのもあれだしな…。

[男はそう呟くと刀をどこかへと消し、騒がしい音がする方へとむかった]
(24)2006/04/11 21:10:40
吟遊詩人 コーネリアス
[ リュートをかき鳴らしていた手を止める。
 曲の余韻が喧騒の中に消えていくのを聞きながら深く息をついた。 ]

少し疲れましたね…。

[ つぶやくと己の荷を引き寄せ
 桃の果汁にはちみつを加え水で薄めたものを取り出し杯に注ぐ。 ]

皆楽しそうにしている。
やはり一仕事終えたあとの宴はよいものですね。

[ 楽しそうな様子を眺め、杯を傾けた。 ]
(25)2006/04/11 21:19:48
吟遊詩人 コーネリアス
それにしても…。

これほどの人数が必要なのでしょうか。
私のように戦いに向かぬ者まで護衛に雇うとは。
究極の魔法とはそれほどのもの…。

…詩にしてみたいものですね。

[ 思案をめぐらせ目を閉じる。
 ゆったりとした紺色のローブがさやと音を立てた。]
(26)2006/04/11 21:21:05
双子 リックが参加しました。
双子 リック
……

[リックはどきまぎしていた。初めての仕事……

ギルドのボスは、若手が多く楽な仕事だろうと言っていた。ところがどっこい、『究極の魔法』とやらを探しにいく旅らしい。

どう見ても危険だ。本当にそう思った。

若手が多いと聞いていたが、リックと年のあまり違わぬ者は、ほとんどいないようだった。

リック15歳。駆け出しシーフ、初めての冒険。]

はぁ…

[ため息をつきながら、まだ慣れない酒をぐいっと飲んだ。]
(27)2006/04/11 21:34:33
双子 リック
それにしてもこんな大人数…
大変な仕事を当てられちゃったなあ…
ボス…

[不安な気持ちに*おののいた*。]
(28)2006/04/11 21:38:27
吟遊詩人 コーネリアス
[ 目を開き、かすかに首を振る ]

だめですね、どのようなものかわからなければ上手く言葉を紡げない。

あぁ…音楽のない宴が続いては申し訳ないですね。

[ 杯を空け、リュートを手に取り再び楽の音を響かせ始めた。 ]
(29)2006/04/11 21:44:49
新米記者 ソフィーが参加しました。
新米記者 ソフィー
『昏き森の恐らく最深部に私たち一行はいた。
生い茂った樹海は光をも飲み込むのか、昼でも僅かな木漏れ日しか届かない。
特に夜ともなれば人外のものを寄せ付けないために篝火を絶やすことはできなかった。

篝火の中心では皆、思い思いに今宵の宴を楽しんでいる。
長い探索の果てに明日は帰還となれば普段は堅いアーヴァインですら気が多少は緩むのだろうか。
自ら輪の中心に加わり、珍しく酒盃を重ねていた。

所々から歓声と笑い声が起こり、場は和やかな空気に包まれていた。
我々の使命は無事に魔法書を送り届けるところまで続くがこんな夜があってもよいだろう。
だって今宵は宴なのだから。』

[簡素なノートの端書を書き終えると私は顔をあげ篝火を眺めた。
頬にかかっていた金色の髪を右手でかきあげると傍らにあった酒盃をあける。]
(30)2006/04/11 22:18:53
新米記者 ソフィー
これでよし…っと。
何か食べに行こうかしらね。

[満足そうに微笑むと立ち上がり皆のいるほうへとゆっくりと進んだ。
彼女の歩みに従い、ゆったりとしたローブが揺れる。
彼女の左手には先端に白い石のついた短めの杖が握られていた。

彼女にとっては旅らしい旅は今回が初めてに近いものだったが、
幼い頃から共にある杖を握ると不思議と安堵することができた。
尤も見習い魔法使いの彼女が腕を振るう機会は皆無に等しかったのだが。

彼女は専ら自分の好奇心を満たすため、旅の仲間たちから聞いた色々な話を
自分のノートに書き溜めることに旅の殆どの時間を費やしていた。
その知識が使われることはいつのことになるか。
彼女自身もまだ知らないことではあるのだが…。]
(31)2006/04/11 22:20:13
新米記者 ソフィー
結局…究極の魔法ってなんだったのかしらね?
お爺様は何かご存知だったのかもしれないけれど……

[独り言を呟きながら、旅に送り出した祖父の顔を思い浮かべ小首を傾げた。
顔見知った冒険者が彼女を見つけ手招きをしているのに気がつくと小さく手を振りながら*輪に加わった。*]
(32)2006/04/11 22:20:46
吟遊詩人 コーネリアス
[ 手を止め、周りを見渡す。 ]

楽がなくともこの盛り上がりが冷めることはないでしょうね。

私はそろそろ喉を休ませなければ。

[ コーネリアスはそっと隅へ行き、
 リュートを大切そうに抱えて*丸くなった* ]
(33)2006/04/11 23:03:04
学生 ラッセル
究極の魔法…おそらくは僕の想像をはるかに越えるであろう未曾有の遺失魔法なのだろうな。

一体どんな…? 

貨幣製造、あるいは究極兵器。
いいや石化魔法? 無から有への具現化。

それとも意志操作…なるものなら国家権力はもとより、言い換えれば媚薬とも置き換えることができる。
(34)2006/04/12 00:34:29
学生 ラッセル
駄目駄目。考えるのはよそう。それは確かに僕のお師匠様が目をかけるものなんだ。夜もふけているし夜更かしをすれば明日の集中力に影響する。

油断すればモンスターの来襲を受けるやもしれない。オーガーやウェアウルフだって出ても不思議ではないのだから。
(35)2006/04/12 00:37:28
学生 ラッセル
ここには僕の知人友人も何人かいることだし、見張りを順番に立てて眠れば大丈夫だろう。

[ラッセルは塩漬けの肉を少しずつ口に運びながら自問自答をした。]
(36)2006/04/12 00:40:16
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/04/12 00:44:25
雑貨屋 レベッカが参加しました。
雑貨屋 レベッカ
[パチパチと、炎の中で小枝がはぜる音が耳に届いた。焚き火を囲んで座る人間たちの笑いさざめく声、様々な詩とともに奏でられるリュートの音色。ささやかな宴の場が、夜の森の中に設けられていた。]

……へえ、そんなことが? それは面白い話ね。
ああ、やっぱり時々は旅に出かけるのも良いものね、そんな場所がある、だなんて。しばらくして落ち着いたら、その泉まで行ってみようかしら。
……そうね、10年くらいしたら?
(37)2006/04/12 00:46:55
雑貨屋 レベッカ
[周りから笑い声が上がり、彼女の感覚のズレを茶化す言葉がそれに混じる。とはいえ、その言葉は全くの冗談というわけでもなかった。古より語り継がれた長命種、エルフである彼女にとっては、それは今までの生の一割にも満たない長さであった。]

【それにね……この“究極の魔法”を巡ってどれほどの争いごとになるか。せいぜい、教会と宮廷との間で物事が片付くなら良いのだけれど……大司教が私を遣わせた理由もおのずと見当がつくわね。】
(38)2006/04/12 00:47:33
雑貨屋 レベッカは、談笑の合い間に一瞬、天を仰ぐように視線を空へと向けた。
2006/04/12 00:49:15
雑貨屋 レベッカ
[木々の上を吹き過ぎる風に混じって、誰かの歌声が小さく聞こえた。遠い記憶の中にある旋律だった。彼女もまた、幼い頃に歌った曲。故郷でしか聞かれないはずの懐かしい音の連なりに、レベッカはしばし耳を傾けた。周囲から物音が遠のき、その情景が鮮明なイメージとして浮かぶ。
樹上から辺りを見下ろして歌っているのは、まだ幼さを残した顔立ちの娘。この数日、共に行動していた仲間の一人――そして、ある意味では彼女の同族ともいうべき存在だった。]

【メイ……また、一人離れて。……様子を見てこなくてはね】
(39)2006/04/12 00:49:42
雑貨屋 レベッカ
失礼、少し席を外すわよ。

[レベッカは杯に残った葡萄酒を飲み干し、腰掛けていた倒木から立ち上がった。一座の間を縫って輪を抜け出たが、何かを思い出したようにラッセルの言葉に振り返った。]

……ラッセル。
それは、嫌でもわかることよ。私達が無事、都に帰りついた時にはね。その時に――いえ、今はよしておきましょうか。
では、暫くの間、見張りは頼んだわよ。
(40)2006/04/12 00:54:24
雑貨屋 レベッカは、そういい残すと、歌声のする方向へと小道を辿っていった。
2006/04/12 00:56:17
学生 ラッセル
レベッカさん、分かりました。
…そうですね。今はアーヴァインさん達と共に、究極の魔法を持ち替えることに集中すること。ですね。

ここは見ておきます。安心してください。

[ラッセルはレベッカが灯りを持っていないような気もしたが、エルフは夜目の利く者たち。そのようなものは不要なのだろうと思えた。]
(41)2006/04/12 00:58:14
学生 ラッセル
[この社会には数多くの魔法の種類が知られていたが、ラッセルはその中でも(人間の)古代王国より伝わる魔法に長けていた。実力は中堅に差し掛かろうかという所であろうか。

ラッセルはまた魔法使いにしては行動派であり、ローブやフードはあまり好まず、積極的に遺跡へおもむき史料の発掘を行っていたりした。
しかしそれは穏健派の不興を誘うものであり『泥まみれの手では書物はよめまい』と揶揄されることもしばしば。
とはいうものの実践派としての評価は高く、それでこそ高位の導師にこの冒険を託されたのだった。]
(42)2006/04/12 01:00:25
学生 ラッセル
もう中身ばれしてそうだよなー(苦笑)
2006/04/12 01:01:55
学生 ラッセル
このまま無事に手にすることができればいいんだが…

[ラッセルはたき火や火の粉を静かに*見つめていた*]
(43)2006/04/12 01:08:21
雑貨屋 レベッカ
[小道へと入る折に、ほのかな輝きが視界の隅に入った。
杖を抱き、何ごとか手帳に書き付けている娘――仲間の一人、
ソフィーの姿だった。杖の先端に嵌った白い石から発せられる光が彼女の手元を照らす様子は、さながら勤勉な書記官のようにも見え、レベッカはくすりと忍び笑いを洩らした。
ソフィーが手帳を閉じて周囲を見回したのに気づき、取繕うような言葉を辺りに放った]

……もぅ、それにしてもメイはどこにいるのかしら?
まったく、こんな時にまで一人でいるものじゃないわ。
あの娘の夜遊びにも、困ったものね。
(44)2006/04/12 01:18:41
雑貨屋 レベッカ
[宵闇に瞳が順応するまでの一瞬、レベッカが考えていたのはメイの一人歩きをどのように叱ってやるか、という事だった]

……本当は、寂しがりやのくせに。……まったく、もう。
(45)2006/04/12 01:20:50
酒場の看板娘 ローズマリーは、空になった鍋を見て肩をすくめた。
2006/04/12 01:28:01
酒場の看板娘 ローズマリー
もう空っぽなの? さっき作ったばかりなのに...

ここが豊かな森でよかったわ。料理の材料には困らなくてすむもの。
(46)2006/04/12 01:33:28
新米記者 ソフィー
[仲のよい冒険者達とふざけあいながら酒を酌み交わしているとどこからともなく美しい旋律が流れてきた。
楽の音のするほうを見遣ると豊かな銀髪の男性が繊細な調べを奏でていた。]

確か、コーネリアスだったわね。
ねえ、それなんという曲なの? とても綺麗な旋律ね。

[穏やかな表情を浮かべコーネリアスが南の地方の名をあげた。
私が興味にかられ重ねた質問に答えながら時折美しい旋律を奏でる。]
(47)2006/04/12 01:53:04
新米記者 ソフィーは、吟遊詩人 コーネリアスの話に相槌を打ちながら、ノートに仔細を書き込んでいる。
2006/04/12 01:53:50
新米記者 ソフィー
「私はそろそろ喉を休ませなければ。」

もう、休んでしまうの?
またあなたの話を聞かせてね。

[大切そうにリュートを抱えて立ち去るコーネリアスに手を振って見送った]
(48)2006/04/12 01:54:53
新米記者 ソフィー
伝承に残る吟遊詩人は楽の調べで地獄の番犬をも眠らせてしまったというけれど…
そんな不思議な力があるかは別としても音楽っていいものだわね。
だってなんとなく気持ちが和らぐもの。

言の葉や詠唱で術を紡ぐ私達と似ているからそう感じるのかしらね。
(49)2006/04/12 02:02:50
見習い看護婦 ニーナが参加しました。
見習い看護婦 ニーナ
ランララランララ♪
赤い実を食べましょ。木苺かしら。
(50)2006/04/12 02:04:07
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 エピローグ 
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Statistical Summary
発言数
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