人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1236)虚ろな箱庭 : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、霊能者が1人、狂人が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、村長の妻 エレノア、見習いメイド ネリー、双子 ウェンディ、新米記者 ソフィー、学生 メイ、美術商 ヒューバート、吟遊詩人 コーネリアス、ちんぴら ノーマン、のんだくれ ケネス、の9名。
双子 ウェンディ
ぱぱ?

[少女は覚醒した]

あ……体が動くわ!
ここがお父様の言ってた楽園なの?
ねぇ、お父様?

[少女は辺りを見回した]

どうして?
お父様がいないわ。
(0)2006/02/25 22:07:33
吟遊詩人 コーネリアスは、村へと戻って行った
2006/02/25 22:10:19
ちんぴら ノーマン
[ノーマンは立ち上がった]

いつまでもここにいても仕方がねぇな。
誰かいないのか探してみっか。
(1)2006/02/25 22:10:43
のんだくれ ケネス
[小鳥がさえずり、花が咲き誇り、光が溢れている。

 美しい水の流れ、花の香り。]


…息はできる。

匂いも分かる。

音も聞こえる。

光も見える。

…誰に、俺が死んだなんて言える?

は、は、ははは!

見渡す限りの楽園、楽園、楽園!

幸せだな、幸せだな!オイ!
(2)2006/02/25 22:12:02
村長の妻 エレノア
−−夫はいつも忙しかった。
村の為に身を粉にして走り回っていた。
村の皆に尊敬され……時には敵対する動きがあったとしても、人々に支えられて夫はいつも、村長として尊重される存在だった。

家族のことを振り返る余裕が無いほど−−

[そして、エレノアは病に倒れた。
忙しい夫は妻の看病をする暇もなく
エレノアは息を引き取った。]
(3)2006/02/25 22:12:09
学生 メイ
ん……。

[メイは昼寝に飽きたように、ゆっくりと上体を起こした]

村へ戻るかぁ。何か飲みたくなってきたな。

[彼女は無造作に立ち上がってスカートについた草を荒っぽくはらうと、両手を一杯に延ばしながらあくびをした]
(4)2006/02/25 22:12:52
新米記者 ソフィー
【寝るのは嫌い。思いだすから。父さんのことも母さんのことも、あの男のことも。ここでは気にしなくていいんだ】

[ソフィはポケットからビスケットを取り出すと、半分を齧り、残りを砕いて手のひらに乗せた。リスや小鳥がソフィの手元に集まってくる。]
(5)2006/02/25 22:13:55
新米記者 ソフィーは、大きな木の枝に跨って、小動物たちと戯れている。
2006/02/25 22:14:34
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスはあたりをゆっくりと眺めながら歩いている]

やはりここは美しい……
なぜ、このような楽園を旅立ちあの過酷な現世へと戻らねばならぬのか?

確かに記憶は無くなり、その様な自覚も無いならば転生後ならば今のような疑問も感じないでしょう。

しかし、私は……
自分の魂が再びあの過酷な現世へ戻るのは受け入れがたい……
(6)2006/02/25 22:14:40
ちんぴら ノーマン
[ノーマンは歩きながら生前のことを考えていた]

死ぬ寸前にゃ色んな思い出が読みがえるっつうが、小さいときのことばっか思い出したな。
初めて悪さしたのは5つの時か。
すっかり忘れちまってた。

……なんで、あんなふうに育っちまったんだろうな。
(7)2006/02/25 22:14:40
双子 ウェンディ
綺麗な歌声が聞こえるの。

楽園にはこんなに綺麗な声で鳴く鳥がいるのね。

いい匂いがするの。

楽園にはこんなにいい匂いの花が咲くのね。
(8)2006/02/25 22:14:50
村長の妻 エレノア
現世での愛情など、泡沫の幻……。

私は疲れたわ。
あぁ。


なんて、なんて綺麗な楽園なのかしら。

[エレノアは、深くため息をつくとゆっくりと人の気配がする方へ歩き出した。]
(9)2006/02/25 22:15:03
のんだくれ ケネス
ここが、天国ってヤツか?

くく、ははは。

俺様が天国かよ。
神様ってのはどうも、脳味噌からして幸せすぎるらしいな!


ははは、はははは!


…ふぅ。
(10)2006/02/25 22:15:25
学生 メイ
[メイは歩きながら乱れた髪を手で整え、ずれた首元のリボンを直した]

……ちぇ、もうやらなくていいのに、やっちゃった。少しはなじんでたんだな、あの生活に。

でももう嫌だ。もういらない。もうお嬢様の振りなんてこりごりだ。もう何も演じたくない。
(11)2006/02/25 22:17:08
のんだくれ ケネス
…これが地獄だったら笑いもんだがよ。



ま、天国なら酒池肉林だな。



酒探すか。
(12)2006/02/25 22:17:41
ちんぴら ノーマン
にしても。

ここはずいぶんとのどかだな。
俺はてっきり地獄に落とされるとばかり思ってたんだが。

これだけ平和な様子を見せ付けられると、許されたような気になるから厄介だ。
(13)2006/02/25 22:17:50
双子 ウェンディ
お父様はどこにいるのかしら?
だって、ここは楽園だもの。
ずうっと一緒にいられるはずなの。
わたしね、もう体は痛くないのよ。
お父様と一緒におでかけもできるの。
お父様を探さなきゃ……

[少女は歩き始めた]
(14)2006/02/25 22:19:05
美術商 ヒューバート
[目をつぶれば、死の間際のことを思い出す。家族に囲まれてベットの上での安楽な死だった。
戦後、荒廃したある国に孤児として生き残り、必死に生き残って身を立てて成功した身、何の文句も無い死。]

全てを満足に終えたのだがな……

蛇足以外の何者でもない今だ……
(15)2006/02/25 22:20:28
村長の妻 エレノア
誰か居ないのかしら。

病の床に伏せった時……

顔も見に来てくれない夫を恨んだ。
涙が止まらない夜もあった。


もう、寂しい思いをするのはいや。
寂しい思いはもう、こりごりよ。


暖かで綺麗な楽園……
誰か居ないかしら。
(16)2006/02/25 22:20:37
新米記者 ソフィー
道場の師範代とか、えばりくさって。
酔っ払いの駄目オヤジのくせに。

なんであたし、もっと高貴でステキな家庭に生まれなかったんだろ。

体罰ばっか。汗臭い道場とか、鬱陶しい門下生とか。
またあんなうちに生まれたら、あたし、舌を噛んで死んじゃうかも。
(17)2006/02/25 22:22:01
ちんぴら ノーマン
だが、俺は許されたいなんて思ってねぇ。
何をしてきたのか、死ぬ寸前にまで見せ付けられたからな……。

俺は生きてちゃいけなかったんだなと気づくのが遅すぎだぜ。
かといって、いい事をしようと思っても、なにすりゃいいのかわからん。

一番いいのは、俺がずっとここにいること、か。
(18)2006/02/25 22:22:44
吟遊詩人 コーネリアス
しかし、最近この村に流れ始めた不穏な噂。
神より命じられこの楽園に降り立ったといわれる"導き手"

彼らは私達に無理矢理転生させようとしているという……


――ならば闘わねばなるまい。
己の魂が辛き現世へと舞い戻るのを防ぐ為にも。
(19)2006/02/25 22:23:13
学生 メイ
そっか……どうせ飲むなら……。酒がいいな。ふふ、もう気兼ねなく飲めるってのに、ここに来てから一度も飲んでなかったな。

もっとはぎ取ろう。もっともっと、生きていた頃のオレをはぎ取ろう。飾り付けた違う生き物のオレをはぎ取って、元のオレに戻ろう。誰ももうオレを叱らないし、誰ももうオレを縛らないんだし。
(20)2006/02/25 22:23:55
見習いメイド ネリー
[ネリーは立ち上がって葉っぱをはらった]

早く行かないとまた……。

あ……もう怒られないんだ。
働かなくてもいいんだ……。

【もうあの笑い声聞かなくてもいいのね……。
ママを殺した後、私を代わりにして嬲って笑っていたあの男の側にいなくていいのね……】
(21)2006/02/25 22:24:07
美術商 ヒューバート
まあ、死後の世界でまさか自殺すると言うわけにも行くまい。ただ待っているのもつまらんし、少し歩いてみるか。
(22)2006/02/25 22:24:16
新米記者 ソフィー
あなたたちが一緒にいてくれたら、あたしは寂しくなんてないよ。

えへ

[優しく微笑んで、ソフィの身体を駆け回る動物を指でつついた。]
(23)2006/02/25 22:24:20
のんだくれ ケネス
ない、ない、ない!

くそ、くそ、くそ!

天国ってのは川に酒が流れてるんじゃなかったのかよ!



…ぜぇ、ぜぇ。


どっかに、人はいねぇのか!オイ!

くそ、実はここが地獄だなんてオチじゃねぇだろうな!

オーイ!オーーーーイ!

誰か、誰かいねぇのか!
(24)2006/02/25 22:25:47
双子 ウェンディ
[少女の耳にかすかな音が届く]

誰か、泣いてるの?
気の所為かしら?
楽園で泣くはずないわ。
きっと木の精ね。ふふっ。

[少女は自分の体を見回す。生前の彼女とは違い、肉付きのよい手足、血色の良い肌]

わたしじゃあないみたい……。
(25)2006/02/25 22:25:49
学生 メイ
[メイは村のくたびれた建物を見つけて、看板を仰ぎ見た。酒屋だったここは、主がいつの間にかどこかへ去ってしまってから無人になっている]

ここんとこずっと前を通ってたってのに、入ろうとも思わなかったな。やっぱ、まだ“癖”が残ってるんだな。
(26)2006/02/25 22:26:57
新米記者 ソフィー
誰か叫んでる。男っ。

[ソフィーは身を強張らせた。その警戒心に気付いて、動物たちがソフィーの身体を離れていく。]
(27)2006/02/25 22:27:19
新米記者 ソフィー
【男は、嫌い。あいつ。憎いあいつ。あたしを騙して殺した人でなし。】
(28)2006/02/25 22:28:29
ちんぴら ノーマン
[歩いていたノーマンの目に、集落らしいものが映った]

こんなところに村があるのか。
てこた、俺みたいにここに留まってるやつがいるらしいな。

どんなやつらだ?
(29)2006/02/25 22:28:59
村長の妻 エレノア
……。


あら?

誰か。誰か?どこかにどなたかいらっしゃるの?


[エレノアは、覚束ない足取りで、声のした方に走り出す。]
(30)2006/02/25 22:29:04
新米記者 ソフィーは、声の聞こえてきた方に、注意深く目を凝らした。
2006/02/25 22:29:31
美術商 ヒューバート
[ふとヒューバートは転生の話しについて思いをはせる。]

…せっかく満足の行く絵がかけたのに、白く塗りつぶしてまた一から書けというのかね。
俺は自分にはすぎる絵を既に描いた。
後は満足な気持を胸に抱きながら消えたいものだな。
もはや、現世に未練は無い。

神とやらがいるならば、随分とまた無粋な事をするものだ。
(31)2006/02/25 22:30:31
双子 ウェンディ
[少女は人の気配を求めて彷徨う。短い人生の中で、父親と絵本の中だけが彼女の<<世界>>だった]

歌を歌っていたら、お父様は気づいてくれるかしら?

[少女は幽玄の底に沈む途中で聴いた歌を口ずさむ。生前は痛んだ肺の痛みが取れていることに喜びを感じながら]
(32)2006/02/25 22:31:22
のんだくれ ケネス
[走り回る。止め処もなく汗が流れ落ち、焦燥に顔が歪む。]

はぁ、はぁ、はぁ。

返せ、返せ、返せ!
酒を返せ、酒場を返せ、人を、人を返せ…!


[血走った目で周囲を見回す。]


人。人…だ。
(33)2006/02/25 22:31:29
学生 メイ
[メイは酒場の扉をくぐって辺りを見回したあと、振り向いてすっと背筋を伸ばした。さっきまでのがさつな雰囲気がどこかへ散ってしまったかのように、すましたお嬢様風の少女の顔になっている]

いらっしゃいませ、メイ様。ささ、皆様がお待ちになっておられます。お急ぎ下さいませ。

[そう言い終わって一礼をした後、メイの顔が苦い笑みに変わる]

……はっ、馬鹿らしい。こんな馬鹿らしい事を死ぬまでやってたのか、オレは。
(34)2006/02/25 22:31:33
新米記者 ソフィー
油断さえしなければ、あたしの蹴りでいくらでも退治してやる。

ここは楽園。
あたしの幸せを誰にも邪魔させない。
(35)2006/02/25 22:32:22
美術商 ヒューバート
ん?誰かの声が聞こえるな。

死してなお慌ててるようだが……

[ヒューバートは叫んでいるケネスに気づいた。]
(36)2006/02/25 22:32:44
村長の妻 エレノア
[ふらふらとたどり着いた先には、古びた建物。
ついぞ楽園には似つかわしくないソレを見つけ、暫しの逡巡ののち、エレノアはゆっくりと建物に近寄る。

短い髪の少女が建物の前に佇んでいた。]


お嬢さん、こんにちは。
(37)2006/02/25 22:33:40
吟遊詩人 コーネリアス
何か向こうの方で声がしましたね……
行ってみましょうか
(38)2006/02/25 22:34:35
新米記者 ソフィー
へー、あの男が。

楽園の秩序を乱すのなら、あたしは容赦しない。

[木の上から、ケネスのうろたえる姿を冷ややかな目で見守った。]
(39)2006/02/25 22:34:36
吟遊詩人 コーネリアスは、ケネスの声がした方へと歩いて行った
2006/02/25 22:34:53
ちんぴら ノーマン
誰か、いないのか?

ずいぶんとしずかだな。

人がいるような気配もあんまり感じられねぇ。
俺の感覚が鈍ったのかそれとも、本当に誰もいないのか。

だが人がいたところで何かあるわけじゃないか。
(40)2006/02/25 22:34:57
学生 メイ
親父よぉ……金ってのは、幸せをくれる青い鳥だったんじゃなかったのかよ?

[メイは乱雑に並べられていた酒瓶のなかからバーボンを一本取り上げると、粗っぽく栓を開けてグラスへと注いだ]

あんたが金持ちになったせいで、こうやって気ままに酒も呑めなくなったのはどうしてなんだ。十四、五で普通に飲んでたのに、十八になってまだ若いからって飲めなくなったのはどうしてなんだ。

何かが歪んでるよ。
(41)2006/02/25 22:35:07
村長の妻 エレノア
暖かな楽園に似つかわしくない少女の疲れ果てた表情に、エレノアは思わず呼びかけたもののその場に留まった。
(42)2006/02/25 22:37:21
美術商 ヒューバート
[ヒューバートはケネスの血走った目に驚く]

どうしたんだ、君。

酒?酒ね…あいにく私は持っていないが、集落に行けばあるかもしれないな。
(43)2006/02/25 22:37:42
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/02/25 22:38:52
のんだくれ ケネス
[それは紛れもなく、人の気配だった。

 すっと、全身の汗が引き、血の気が戻る。]


…ふぅ。


[終わってしまった人間達。
 酒場にたむろしていた連中にも似た…。]

何だ、ちゃんと先客がいるのかよ。
(44)2006/02/25 22:39:03
双子 ウェンディ
[少女は遠巻きに古ぼけた建物を見た。朽ちた木、澱んだ空気。楽園の中で其処は彼女に<<現実>>を思い出させた]

あそこに行けばお父様に会えるかしら?
(45)2006/02/25 22:39:05
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは半ば取り乱しているケネスの姿を見つけた]

おや、どうしました?そこの方。

この辺りじゃ見ない顔ですね……もしかして新しくこの楽園に来た方ですか?
(46)2006/02/25 22:39:41
村長の妻 エレノア
私だけじゃない……

辛い思いに涙を零して生きていたのは私だけでは……。

[酒に逃げるようなメイの姿に、そっとそう呟いた。]
(47)2006/02/25 22:39:45
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/02/25 22:40:22
ちんぴら ノーマン
[酒場らしき建物を見つけると、懐かしい視線を投げかけた]

酒か。
生きてたころは浴びるように飲んだがな。
今は飲む気があまりしねぇ。
酒のせいにはしたくないが、逸る気持ちを促進させていたのは確かだからな。

……中に誰かいるのか?
(48)2006/02/25 22:40:29
学生 メイはメモを貼った。
2006/02/25 22:40:45
双子 ウェンディ
[少女は建物の前で呆然と佇んでいる気配に気づく]

お父様?!

[ぶつかってから、それが父親ではなく、父親よりももう少し年上の婦人の魂であることに少女は気づいた]

あ……ごめんなさい……。
(49)2006/02/25 22:41:45
新米記者 ソフィー
[ソフィは、手近な枝に掛けておいた皮のジャンパーを掴んで羽織った。短いスカートがめくれあがるのも気にせずに、俊敏な動作で木の枝を滑り降りて、草の影に潜んだ。]
(50)2006/02/25 22:41:48
学生 メイ
[メイは扉の向こうの気配に気付いた]

客かぁ? 開いてるから勝手に入れば?
(51)2006/02/25 22:41:48
学生 メイはメモを貼った。
2006/02/25 22:42:44
のんだくれ ケネス
おう、すまねぇな。

その通り、さっきここに来たばかりなんだがよ…。

ここは天国か?それとも地獄か?

[にやり、と笑う。]

ま、とりあえずそれはいいんだ。
集落があるなら、連れて行ってくれよ。

俺の名前は、ケネス。
ここに来る前は、「飲んだくれ」のケネスで通ってた。

とりあえず、よろしく頼むぜ。
(52)2006/02/25 22:42:52
ちんぴら ノーマン
[酒場の中をのぞくと、メイの後姿が見えた]

ガキか。
とめてもいいが、ここでは酔った所で何かあるわけでもないだろう。
飲ませておくのもいいか。
(53)2006/02/25 22:43:33
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/02/25 22:43:40
新米記者 ソフィーはメモを貼った。
2006/02/25 22:44:01
見習いメイド ネリー
[花畑を抜け、斜面を駆け下りて小川を飛び越える]

小さい頃はパパとママと……こうやって遊んだっけ。
パパが死んでお屋敷を追い出されてから……働いてばかりで遊んだ記憶ないな。
ママと住み込みで働いたあの屋敷じゃずっと働いて……あいつの楽しみに殴られて……。

ううん。もうこんな事思い出さなくてもいいんだよね。

あら?向こうで声が聞こえる?
あっちは酒場だったかしら?
(54)2006/02/25 22:44:24
村長の妻 エレノア
[ふいに、背後から子供が抱きついてきた。驚いて振り返る。]

まあ……。
貴女こんなに小さいのに。

[思わず少女ウェンディの両手をとった。]
(55)2006/02/25 22:45:07
吟遊詩人 コーネリアス
ここが天国か地獄か、その二択ならココは"天国"でしょうね。

[コーネリアスは笑みを浮かべてケネスの質問に答えた]

ようこそ魂の楽園"界の狭間"へ。
先ほどの叫びを聞いた所、お酒をお探しのようですが……
それならばきっと集落にあるでしょう。

そちらに行かれてはどうです?
(56)2006/02/25 22:45:44
双子 ウェンディ
[建物の中から聴こえた張りのある声に少女は一瞬身を竦めた。勇気を出して恐々と中を覗く。父親と医者以外の人間に会うのは、現世では初めての体験であった。]

こ、こんにちは……。
(57)2006/02/25 22:45:56
村長の妻 エレノアはメモを貼った。
2006/02/25 22:46:05
学生 メイ
なんだ、一癖も二癖もありそうな面してる奴が来たな。

この酒場はマスターがどっかへ行っちゃって無人なんだ。酒を飲みたいなら勝手に取って飲みなよ。それともあんたがマスターを引き継ぐかい?
(58)2006/02/25 22:46:21
新米記者 ソフィー
【人が集まってる。ぶっさいくなオヤジばっかじゃん。別に挨拶する義理も無いし、さっさとどっか消えてくれないかしら?】
(59)2006/02/25 22:46:42
双子 ウェンディ
[少女は婦人に手を取られ、驚く。]

お父様の手と全然違うわ……。
(60)2006/02/25 22:47:08
新米記者 ソフィー
【楽園に来てまで、人に気を遣わなきゃなんないってのは、やーね。さっさと新しい秘密基地を見つけようっと。】
(61)2006/02/25 22:48:00
学生 メイ
注いでほしけりゃ、ウェイトレスの真似事ぐらいはやったるぜ? あははははははっ!
(62)2006/02/25 22:48:26
ちんぴら ノーマン
[メイの声に気づいて、中へと入った]

よう。
ずいぶんと酒が進んでるみたいだな。
ここの酒は金がいるのか?

金なんて持ってないからな、
(63)2006/02/25 22:48:33
新米記者 ソフィー
【あたしの縄張りに入ってきたら、蹴り飛ばしてやるんだから。】
(64)2006/02/25 22:49:02
村長の妻 エレノア
[小さな少女の手をとろうとした瞬間、柄の悪い男の魂が横を通り過ぎ、酒場へと入っていった。

酒場の中には、やさぐれた少女が一人。

自然保護者のような心持ちになり、エレノアはウェンディの肩に優しく手を置き再び酒場を覗き込んだ。]
(65)2006/02/25 22:49:08
ちんぴら ノーマン
別にそんなんはいらねぇよ。

飲みたきゃ勝手に注ぐさ。

…しかしずいぶん見た目と違うんだな、あんた。
(66)2006/02/25 22:50:02
のんだくれ ケネス
[ぞわり、と。

 視線を感じた。

  まとわりつくような…。]





[振り返っても、そこに広がる光景はただひたすらの…楽園。]


…気のせいか?



おう、兄さん。
それなんだがよ、俺には集落の場所が分からねぇんだ。
すまねぇが、暇だったらお二人さん、案内してもらえねぇか?
(67)2006/02/25 22:50:06
村長の妻 エレノア
お父様?

ああ、そうね。お譲ちゃんのお父さんなら、もっと大きな手だったのでしょうね。

[ウェンディの言葉に静かに頷いた。]
(68)2006/02/25 22:50:41
双子 ウェンディ
[少女の頭の中は混乱している。少女の望みは父親を探して永遠に一緒に居ることだけであった。しかし、どうやら楽園には父親以外の魂も存在するようだ]

わたしね、お父様を探しているの。
どこにいるか、知らないかしら?
(69)2006/02/25 22:50:42
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/02/25 22:52:21
新米記者 ソフィー
【にぃっ、気付きやがったか、あいつ。オヤジの癖に。】

[一層冷たい目で眺めながら、口元だけを笑わせる。笑顔ではなくただ残虐なだけの、感情を殺した顔だった。]
(70)2006/02/25 22:53:19
美術商 ヒューバート
不思議な感覚だな、死後ずっとここにいるような気もするし、今来たばかりのような気もする…ひどく時間の感覚が曖昧だ。
…俺だけなのかもしれないが。

君とは初対面だったよな?

[ヒューバートはコーネリアスに問う]
(71)2006/02/25 22:53:46
ちんぴら ノーマン
俺がマスターね。
ガラじゃねぇな。

[ノーマンは棚に並んでいるラベルを眺めている]

酒は味なんて気にせず飲んでたからな。
何がうまいだとか気にしたこともなかったぜ。
ま、ワインなんてもんはあんまり飲まなかったが。
(72)2006/02/25 22:54:00
吟遊詩人 コーネリアス
ええ、いいですよケネス。
私も丁度村へ帰ろうとしていたところですからね。

[村のほうへ足を向け、歩き出そうとした瞬間、何かに気付いたように動きを止め振り返った]

まだ名前を名乗っていませんでしたね、私の名はコーネリアスといいます。
以後お見知りおきを……
(73)2006/02/25 22:54:15
学生 メイ
見た目? ははっ。

[メイは少し首を傾げて馬鹿にしたような顔つきになると、グラスに残っていたバーボンを勢いよく飲み干した]

まだオレにはこぎれいな「見かけ」がこびりついてるってか? なんだ、参るな。

[空になったグラスをそっと置くと、メイはすっと立ち上がって刺のない視線をノーマンに向けた]

こうしてすました仕草で静かににこやかに笑っていた方が、私には似合いますか、おじ様?
(74)2006/02/25 22:54:30
双子 ウェンディ
【お母様はずうっと前に亡くなったってお父様に聞いたけれど……お母様ってこんな感じなのかしら。お母様にも会えるなら、わたしはずうっと此処に居たいわ】
(75)2006/02/25 22:56:12
村長の妻 エレノア
お父様?


ええと。私もここに来たばかりなの。ごめんなさいね。


[お父様、という言葉が心臓に刺さるように胸が痛む。

私の夫は……夫は……。

絶望の淵に再び沈みこみそうになるのを堪え、空を振り仰ぐ。真っ青な空。]
(76)2006/02/25 22:56:31
学生 メイ
[メイはすぐに崩れた笑みを浮かべて、どかっと椅子に座った]

オレだって何がうまいかなんて知らねぇよ。どれが高級で気品のある酒なのかって事はさんざたたき込まれたけどな。けっ!
(77)2006/02/25 22:56:39
吟遊詩人 コーネリアス
どうでしょうか……
この楽園は知っての通り"魂だけ"が存在する世界。

生前の記憶は"脳"に蓄積され、その情報は肉体を介して"魂"に刻まれる。

故に、生前の記憶は魂にしっかりとのこっているのですが……
先程も言ったとおり、この世界では介するべき肉体が無い為、記憶の蓄積が酷くあやふやになるのです。
(78)2006/02/25 22:57:47
ちんぴら ノーマン
似合うだとか似合わないだとかは関係ねぇ。

だがそんな風に笑われるといやな記憶が掘り起こされるんでね。
あんたがやりやすいほうでいいんじゃないのか。

俺にはどっちでも変わらんよ。
(79)2006/02/25 22:58:05
のんだくれ ケネス
[やはり、誰か見ている。
 突き刺さるような、無感情。
  長く酒場にいれば、そういうのと出会うこともあった。
   仕事柄、長く付き合ってきた視線でもあった。

 無感情という名の、殺意。]


…お二人さん、長い付き合いになるかも知れねぇし、ゆっくり酒場辺りで語りあわねぇか?

何、ここが天国なら、時間はたっぷりあるさ。
(80)2006/02/25 22:58:59
双子 ウェンディ
[少女は敏感に婦人の表情の変化に反応する]

どうして悲しむの?
此処は楽園だから、悲しみも苦しみもないのよ?

[少女は幼い手で婦人の両頬を挟み込む]

わたしが居るわ。だいじょうぶよ。
(81)2006/02/25 22:59:04
見習いメイド ネリー
[ネリーは寂れた集落の一角にある酒場へたどり着いた。中をそっと覗く。]

【怖い人、居ないかな……?】

えっと、こんばん……は。
(82)2006/02/25 23:00:02
美術商 ヒューバート
そうか…だが集落があるのは確かに知っていた。
まあ、そちらに向かうとするか。どの道やることもないしな。

[ヒューバートはコーネリアスの後についていくことにした。]
(83)2006/02/25 23:01:30
吟遊詩人 コーネリアス
だから、数日の間の出来事ならば鮮明に覚えていられるでしょうが…
暫く前の出来事となると、覚えていない場合が多い。

まぁ、簡単に言ってしまえば……
もしかしたら会っているかも知れないし、会っていないかもしれない、でしょうね。

[コーネリアスはおどけたように笑った]
(84)2006/02/25 23:01:33
学生 メイ
見かけの割に随分と繊細なこったな。悪い女にでも引っかかったか? あははははははは!

お言葉に甘えて、オレはオレの普通でいさせてもらうよ。自分でない生き物を演じるのはもうこりごりだ。
(85)2006/02/25 23:01:39
新米記者 ソフィー
【あいつの顔は覚えておこう。危険だよ。断然危険だ。あたしの幸せに土足で踏み込んだりしたら容赦しない。】
(86)2006/02/25 23:01:43
新米記者 ソフィーは、草むらに一層深く身を沈めた。
2006/02/25 23:01:56
ちんぴら ノーマン
[棚から一本のウィスキーを取り出したところで、框窓のほうのネリーに気づいた]

何だ? 新たな客か。

勝手に入れよ。俺も客だが、ここには主人はいないらしい。
(87)2006/02/25 23:01:59
村長の妻 エレノアはメモを貼った。
2006/02/25 23:02:01
美術商 ヒューバート
ああ、私も自己紹介をしておかないとな。
私はヒューバートというものだ。よろしく。
(88)2006/02/25 23:02:38
ちんぴら ノーマン
引っかかったんなら別にいいけどな。

10年前に殺した女がそんな感じだった。
実際に手にかける時は無感動なものだ。

だが、今じゃそれが重くのしかかる。
(89)2006/02/25 23:03:22
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/02/25 23:03:49
吟遊詩人 コーネリアス
まぁ、難しく考える事はありません。

楽しめばいいのですよ、"楽園"なのですから。

[コーネリアスはそう言うとケネスのほうに振り返った]

そうですね、ケネスも飲みたいようですし、そろそろ日も沈む頃です。
酒場へ行くとしましょうか。

[コーネリアスは2人を案内するように酒場へと向かった]
(90)2006/02/25 23:03:51
ちんぴら ノーマン
そういや名前を言わなかったな。

俺はノーマンだ。あんたは?
(91)2006/02/25 23:04:31
ちんぴら ノーマンはメモを貼った。
2006/02/25 23:04:42
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/02/25 23:05:20
学生 メイ
お客様もう一人ごあんなぁい! あははははは!

[メイは無駄に笑ったあと、バーボンの瓶を危なっかしく傾けてグラスへと注いだ]
(92)2006/02/25 23:05:29
のんだくれ ケネス
[天国…ね。

そんな場所だからこそ、歪むのか。

感情、記憶…。

  それとも、ここはやはり地獄か?

 …ま、俺には似合いの世界か。


俺の手は血に塗れて…洗っても、洗っても、洗っても洗っても、洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても洗っても]


あぁ、くそ。
早く一杯やりたいもんだ…。

コーネリアスに、ヒューバートね。
なぁ、お二人さん。あんたらは飲るのかい?
[にや、と笑いながら]
(93)2006/02/25 23:05:37
村長の妻 エレノア
まあ…有難う。優しいのね、お嬢……

ウェンディちゃん。

[ウェンディの小さな身体をぎゅっと抱きしめる。
私にも娘が居たら……

夫との関係も違うものになっていたのかも知れないという微かな胸の痛みごと。]


有難う。
そうね、悲しまなくてすむ世界があるのならば、そこは本当に楽園……

さしづめ貴女は天使ってところなのかしらね?
さあ、入りましょうか。

[そっと少女の背中を支えて酒場へと入っていった。]
(94)2006/02/25 23:05:57
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/02/25 23:06:29
新米記者 ソフィー
ふぅっ。

[緊張を解き放って、息が漏れた。どうやら、男たちは別の場所に向かうらしい。]
(95)2006/02/25 23:06:41
吟遊詩人 コーネリアス
さぁ、ココが酒場です……おや?

どうやら先客がいらっしゃるようですね。
まぁ、とりあえず中へ入りましょうか。
(96)2006/02/25 23:07:15
ちんぴら ノーマン
また人が着たみたいだな。

今度は親子連れか?
(97)2006/02/25 23:07:19
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/02/25 23:08:27
学生 メイ
なんだあんた、人殺しか。面通りに悪さをやらかしてたってわけ?

オレの名はメイだ。メイ・マークレイン。人殺しの次ぐらいのろくでなしの家の人間さ。平たく言えば成金って奴。

その家の人間だった、か。もうあんな家はオレとは何の関係もねぇものな。
(98)2006/02/25 23:08:48
ちんぴら ノーマン
ぞろぞろ人がきやがったな。

まあいい、俺は俺で勝手にやらせてもらうさ。
(99)2006/02/25 23:09:14
双子 ウェンディ
[少女は背中に柔らかな暖もりを感じた。促されるままに酒場に入る]

【ウェンディ……?
そっか、わたしはここではウェンディっていうなまえなのね。
この楽園はきっと<<ネバーランド>>っていうところなんだわ。
ピーターパンやティンカーベルにも会えるのかしら】
(100)2006/02/25 23:10:01
新米記者 ソフィー
【あたしをもてあそんで、殺して、殺した後に散々おもちゃにしたあいつ。どこの世界に行っても、あいつと同じ様に仮面を被った、オヤジばっかり。】

【あたしは、動物たちと戯れてればそれで満足なんだ。人のしがらみなんか嫌い。】
(101)2006/02/25 23:10:32
ちんぴら ノーマン
人殺しなんて簡単に言うな。
人殺しなんて奴はいっぱいいるのさ。

それと成金と人殺しは一緒にすんなよ。
(102)2006/02/25 23:10:41
美術商 ヒューバート
集落にはこんなに人がいたのか……
会った事があるのか無いのか、曖昧で思い出せないが、俺はヒューバートというものだ、よろしく。

…もしかすると、何回目かの自己紹介なのかもしれないが…ま、いいだろ。
(103)2006/02/25 23:10:43
新米記者 ソフィーは、再び木の上へと俊敏な動きで戻った。
2006/02/25 23:11:41
吟遊詩人 コーネリアス
ええ、もちろん飲めますよ?
……なんなら飲み比べでもしますか?

[コーネリアスは愉快そうに笑うと酒場へと入っていった]
(104)2006/02/25 23:11:44
村長の妻 エレノア
[酒場の中には、酒を飲む先ほどの男女の姿、そして初めて見る人が数人。]

はじめまして。
楽園の住人のみなさん……。

[ウェンディの背中に手を添えたまま、そう人々に呼びかけてみた。

憧れていた。

こうして、娘を連れて歩くこと……

夫と3人で……。]
(105)2006/02/25 23:12:10
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/02/25 23:12:26
双子 ウェンディ
[少女は思考の流れの中で一つの推論を導く。そして小声で呟いた]

此……は、……ンじゃあ、ないの?
ねぇ、お父様……。
(106)2006/02/25 23:12:45
学生 メイ
なんだ、親子連れか? ここには酒瓶しか転がってないぜ? それでもいいんなら好きな所に座って好きな酒飲んだら?

そのお嬢ちゃんもどうやらまだ酒は知らなさそうだけど、軽い酒だったら覚えたっていい年だろ。

[メイは喋る合間にグラスを動かして酒を補給し続けている]
(107)2006/02/25 23:13:08
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/02/25 23:13:35
新米記者 ソフィー
ほら、おいで。
なによぉ、あたしのこと怖がってる?

え?

うん、ちょっと嫌な事思い出しちゃっただけだよ。
えへ

[ソフィの周囲に再び動物たちが集まってきていた。]
(108)2006/02/25 23:14:09
学生 メイはメモを貼った。
2006/02/25 23:14:19
ちんぴら ノーマン
俺は俺を止められなかった。

いや、止める気なんてなかった。
止める必要があるのかと思ってたくらいだ。
肉を裂く感触は始めは厄介だったが、慣れればどうって事はねぇ。

後悔したのは死ぬ寸前だったからな。
遅すぎだぜ。
(109)2006/02/25 23:14:25
のんだくれ ケネス
[二人に続いて酒場へ入る。

 渦巻くような昏い空気、喧騒、匂い。

  帰ってきたような錯覚。]


おう、俺は新入りのケネスっていうもんだ。
昔は「飲んだくれ」のケネスで通ってた。
以後よろしく頼むぜ!
(心底から楽しそうに)
(110)2006/02/25 23:15:45
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは酒場へ入ると中を見回した]

これはまた大人数ですね。
まぁ、何回目かなん的にしてたら始りませんよ、ヒューバート。

次から次へと忘れてしまうんですからね……
さて、カウンターにでも座りますか?
(111)2006/02/25 23:16:17
双子 ウェンディ
[酒の匂いになら覚えがあった。父親が時々纏う、頭の芯を麻痺させる匂い]

あなたは、わたしのお父様なの?
(112)2006/02/25 23:16:21
新米記者 ソフィー
え…?

[ソフィーは、一瞬悲しそうな顔をした。魂が呼び合える事で、動物たちの考えも曖昧にではあるが感じ取る事ができていて、ここ数日はずっと戯れていたのだが。]

あなたたちも…転生しちゃうの?
(113)2006/02/25 23:16:45
村長の妻 エレノアはメモを貼った。
2006/02/25 23:16:52
学生 メイ
ふぅん、後悔したのかあんた。じゃ、ちょっとはましに出来てるってこったな。

オレの親父はきっと後悔しやしねぇよ。お袋もな。あんたは成金よりはましな生き物だ。あははははは。
(114)2006/02/25 23:17:17
見習いメイド ネリー
えっと……初めまして。
ネリーと申します。

[おどおどと周りを見回す]

ここにいる方はこれで全員ですか?
先に逝った父と母が見あたらないんですが……。
こちらに来てから探してみたんですけど、人に会えたのは今日が初めてですわ。
(115)2006/02/25 23:17:28
吟遊詩人 コーネリアスはメモを貼った。
2006/02/25 23:18:09
新米記者 ソフィー
怖くないの?
嫌じゃないの?

自分が自分でなくなっちゃうんだよ?
また酷い目にあうかもしれないんだよ?

ろくでもないオヤジが父さんかもしれないんだよ?
陰険なババアが母さんかもしれないんだよ?

なんで…なんでなのよ?
(116)2006/02/25 23:18:33
のんだくれ ケネス
おう、コーネリアス。話が分かるな。

ここは、セルフサービスかい?

[きょろきょろと辺りを見回す。]
(117)2006/02/25 23:18:47
学生 メイ
なんだ? 笑ってるうちにずいぶん増えたな。あははははははは。

酒に理屈はいらねぇ。適当に取って飲め飲め。たらふく飲んだって明日っぽいのは来るんだろ? 気ままに飲もうぜ。ははっ。
(118)2006/02/25 23:19:07
ちんぴら ノーマン
[ウェンディの声に気づいた]

俺は少なくともあんたのパパじゃねぇな。
子供を作った覚えはねぇ。
(119)2006/02/25 23:19:15
美術商 ヒューバート
いくら飲んでも、健康の心配をしなくていいというのは素晴らしい事だな。
俺も久々に飲んでみるか、死の間際はさすがに飲めるような状態ではなかったしな。

[ヒューバートは酒を注いだグラスを手に持ち、カウンターにある複数のグラスにも酒を注ぐ。]

んー、何に乾杯すべきかな。俺達はもう死んでるし……

[しばらく考えた後、ヒューバートはグラスを掲げる。]

蛇足たる安楽に乾杯。
(120)2006/02/25 23:19:17
村長の妻 エレノア
お酒は……。

[ちらりとウェンディの顔を見て言いよどみ。]

きっと、お茶の様なものもあるんじゃないかしら。

[静かにカウンターの奥の厨房へと入っていった。]
(121)2006/02/25 23:19:21
美術商 ヒューバートは、のんだくれ ケネスに酒を注いだグラスを手渡した。
2006/02/25 23:19:53
新米記者 ソフィー
さびしくなるね。
うん。

バイバイ、強く生きなよ。
(122)2006/02/25 23:21:20
吟遊詩人 コーネリアス
ええ、そうですよケネス。
金は要らない、その代わりに自分で注げって事です。

[コーネリアスはグラスを掲げると呟いた]

あとは……虚ろな楽園に乾杯、ってところですかね?
(123)2006/02/25 23:22:46
吟遊詩人 コーネリアスは、グラスに注いだ酒を飲んでいる
2006/02/25 23:22:54
ちんぴら ノーマン
後悔しても遅すぎだ。

大体あんたの親父はまだ生きてるんだろう?
今から後悔するかも知れねぇだろ。

人の気持ちなんざ本人にしかわからねぇのさ。
どう思ってそんなことを言ったのか、何を思ってそんな行動を起こしたかなんてな。
推測立てたって当たるもんじゃねぇ。

人をろくでなし扱いする前に、自分がそいつをどこまで知ってるか考えるんだな。

俺が「まし」だなんていう人間がいたら驚くね。
(124)2006/02/25 23:23:03
新米記者 ソフィー
【人間になるなんて、ろくなもんじゃないのに…】

ふあーあ

【あたしは嫌。あたしがあたしでなくなるのも。誰か別のオヤジにおもちゃにされるのも、嫌だ。】
(125)2006/02/25 23:23:24
双子 ウェンディ
[メイの言葉に、彼女が自分の父親ではない事を認識する。失望はそのまま溜息に形を変え、彼女の喉から排出された]

たくさん人がいるのに、お父様はいないの?
どうして?

わたしね、え……えっと、ウェンディって言うの。
お父様を探しているの。
此処が楽園ならきっといるはずなの。
此処でずうっとお父様と一緒にいるの。

[ぐるりと周りの魂を見回す。一度に是程の人数を観たのは初めてだった。知らず胸の内が燃える様に熱くなる]
(126)2006/02/25 23:23:28
村長の妻 エレノア
[楽園とはかくも不思議なところなのだろうか。

甘いお菓子が食べたいと願えば、テーブルの上の籠が焼き菓子で一杯になった。

ジュースが飲みたいと願えば、オレンジジュースがピッチャーに並々と満たされた。

ここではもう、女はおさんどんからも完全に解放されるのだろうか。]
(127)2006/02/25 23:24:40
学生 メイ
お嬢ちゃん、お嬢ちゃん。

[メイはずかずかとネリーに近づくと、軽くネリーの腹を叩いた]

ここから声を出すんだよ。ここ! そんなしみったれた声じゃ誰にも聞こえやしないよ。ここ使って大きく息吐き出して叫ぶの。わかった?

[メイはもう一度ネリーの腹を叩いた]
(128)2006/02/25 23:24:50
学生 メイ
[メイはノーマンの方を向いて嘲笑と哀しみが同居したような顔を見せた]

オレが死んぢまってから後悔したって……遅すぎるだろ?
(129)2006/02/25 23:26:40
のんだくれ ケネス
楽園が初めていいところに思えたよ。っくく。

ヒューバートも分かってるじゃねぇか。

俺も乾杯だ。明日の概念持ちし幸福に!

その悔恨に、その未来に!

楽園に集った、愛すべき人間達に!

[グラスをあおる。]
(130)2006/02/25 23:26:51
双子 ウェンディ
[ウェンディはノーマンの視線を受けて、目を伏せる]

子どもは、つくるものなの……?
お父様は、わたしと出会うことを生まれる前からずうっと待っていたって言っていたわ。
(131)2006/02/25 23:27:02
ちんぴら ノーマン
まあ、俺に説教たれる資格なんてないがな。
(132)2006/02/25 23:27:22
ちんぴら ノーマン
[メイの視線に気づいた]

なるほどね。
生きてるうちに言葉がほしかったってか。
俺も生きてるうちに後悔したかったさ。
後悔したとしても、自己満足にしかならねぇがな。
(133)2006/02/25 23:30:02
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