人狼審問

――ポストにメモが投げ込まれているのを発見し、読む――

はあ・・・ついに、きたのね・・・

ーバーの戸口で、そわそわと待ち続けー

…そろそろ、戻る頃だよね。

ー暗闇に目を凝らしているー

―酷くそわそわとしている―
―そしてママの様子に気付き―

…何かあったの？

…え？何が、来たって。

ー戸口から振り返りフレディの言葉をおうむ返しにするー

フレディ、きたってまさか･･･
おめでた･･･か･･･？

(とりあえず誰にも見つからずに名簿を盗み見れた…でもこの先、こんなに上手くいくかどうか。
今日だってあと少しで見回りの警備員にバレるとこだった…)

──カウンターにもたれかかったまま、時計を見続けている──

ん、いいわ、ユージーンが戻ってみんな揃ったらにしておくわ。

――ママの声に顔を向け――

どうかしたの？

>>4
バカおっしゃい！
誰の子を孕むのよ！！！

──視線を巡らせ、フレディを見つつ──

……？何が来たと？

―――先延ばしにされたフレディの「発表」を、落ち着かない様子でぬるくなったコーヒーを飲んで待っている―――

―ユージーンの姿に気付き身体の力ががくっと抜ける―

良かった…無事だったんだね…

――水を飲みながら――

…まだ、でしょうか…

ー「揃ったら」に頷いたー

ジーン！
……！

ー声にならないため息をついて、へたり、と扉の脇に座り込むー

──ユージーンの姿を見つけ、カウンターのスツールに座り込み──

……お帰り……。

──詰めていた息を吐いた──

たらったらったらったー・・・っと・・・

ん？
どしたんだー？
──重苦しい空気に、ちょっと戸惑う──

ママなら産める、そんな気もするが・・・

ユージーン、おかえり。

ユージーン･･･
だからな、あのな、帰って来てるならそう言えっつうの！ほんっっっとに神出鬼没だな！

いいわ、ユージーンの方からお願いできるかしら？

──ユージーンの姿を見つけ──
よっ、墓屋！
無事に帰ってこれたんだ！

ヨカッタヨカッタ♪

>>17
産めたらこんな所で働いてないわよ・・・

――ふっと悩ましげにため息を吐いた――

──ヒューバートは戻ってくるユージーンを見た──

おかえり
…私の名前は載っていたかい？

>>17
同感だ･･･
つーか、産めなかったのか･･･

>>19
わかった。

…しょっぱなからショックな報告だ。
美術商は捜査員名簿に名前が記載されていた。

――ユージーンはヒューバートを何の感情もない目で見た――

…何か弁明は？

フレディから産まれた子供……

―――考え込む―――

―>>17のクインジーと>>23のナサニエルの言葉に、何言ってるんだろうと呆れたような顔をしている―

…変なジョークだなぁ…

──フレディを指差し──
お、ママ、今の溜息イロッポイ！

よーし、俺も真似してみよう！

ﾌｯ･･･
──フレディを真似る、が、どうも全然違う──

──力の抜けかけた身体がスツールから落ちそうになる──
>>24

……なん……。

ー安堵の表情が、ユージーンの声とともに硬直してー

……旦那、が？

ーゆらりと立ち上がるとヒューバートに目を細めるー

――違う意味でイスから落ちた――

なん･･･だ･･･と？
おっさん、あんた･･･

――ヒューバートから離れるように一歩後ろへ下がった――

>>24
無いよ

私が捜査員だ…立場的にも身分的にも当然だろう？
おハイソだからね

――ヒューバートはユージーンにウィンクしてから、気取ってコーヒーを飲んだ――

>>24
………は？

―――混乱して言葉が出てこない―――

>>24
―その言葉を聞いて一瞬ぽかんとする―

…ヒューバート、さん…

…そんな…ヒューバートさん…
貴方は僕をここに誘ってくれたのに…？

──首を傾げ、腕をあれこれ動かし──
・・・っかしーなぁ・・・何が違うんだろうなぁ・・・ﾌｯじゃなくてﾌｩ、か？

──ユージーンの言葉に、一瞬動きを止め──


　　　　　　　　　　　　　は？

フー、ヒューバートが捜査員かよ・・・。

>>32
―――コーヒーカップを持つヒューバートの手を掴み―――

ちょっと待てよ。
君も……認めるのかい？

…勘が、当たってしまいましたか…

>>32
けっ、気取りやがって…。

――ユージーンはヒューバートの気取った姿に背を向けた――

道理であンた、誰のことも「お気に」にしてなかったわけだよな…。

──周りの音が煩い、が何も聞こえないような気がする──

……ミスター・ダーハム……？

まあ、ユージーンに言われたんなら、認めざる終えないよな。

幸先いい、か？

――ヒューバートの堂々とした姿を見て――

なぁ、これやっぱり何かの間違いだろ？
ユージーンとおっさん２人でオイラたちをハメようってのかい？悪い冗談はやめとけって、な？な？

>>38
…認める？
何の事だい？

──ゲラゲラと大笑いしながら──
うっひゃひゃひゃ！
最近の捜査官ってーのは空を飛びながらダンスを踊って魔法のステッキを振るうんだ！
──驚きのあまり何かを間違っている──

ーヒューバートの開き直りに顔をしかめてー
だから…紳士会の連中は…。…それに、オクサマガタとあることないこと………。


>>35
ハーヴ、アンタをだまし討ちでしょっぴく気だったんじゃないか…？おれもさっぱり、だまされそうだったよ。

――目を伏せながら――

そう、ヒューバート、アナタなのね。

追い討ちをかけるようでわるいんだけど、アタシからも報告があるわ。

―>>32の言葉を聞き、冷めた目でヒューバートを見つめる―

…………。

>>43
伊達や酔狂でこんなこと言えるかよ。

…それに俺が冗談が得意な性質じゃねぇってのはあンたも先刻ご承知って奴じゃねぇのか？

そこら辺りから「ドッキリ」って看板持ったアーヴァイン辺りが飛び出してくるんだろ？ここか？ここか？

――机の下や物陰をわざとらしく探している――

―――緩やかに首を振って―――

ヒューバート、君とはここに来てから、随分と話したよ。
良い友人、良い理解者だと思ってた。私はね。

あれは全部、嘘だったのかい……？

さっきのメモね、隠れている仲間から貰ったものなんだけれども、アーヴァインが逮捕されてしまったそうよ。

──ぽん、と手を叩き──
ナサ！それだ！
よーし、俺も手伝う！

──一緒になって探し始める──

ー自分の口から出た言葉に嫌悪の表情を浮かべて、がさつにそばの椅子へ腰をおろしー


…ママからも、あるんだっけ…。
いいニュースではなさそう、だね。
ー誰の顔も見ないよう深く俯くー

──視界がかすむような気がする──

……そうか。
……あなたが……。

──耐えきれず、床に座り込む──

――ユージーンの言葉に、探している動きを止めてうつむき――

ああ･･･わかってる･･･
ユージーンの生真面目さは･･･
････分かってる。

――ケネスの腕を掴んで首を振った――

座ってろ。

…僕を…騙して…？

――ママの声が耳に入り、若干気を取り直す――

たい、ほ・・・？　アーヴァインさんが？

──首を上げてフレディを仰ぎ見つつ──

……なんだって……？

>>53
うるせぇよ飲んだくれが茶化すんじゃねえ…。

――ケネスの首根っこを掴んでクインジーの前に突き出した――

あンたもこいつに少しは責任取れよ…！

>>52
な、何だっｔ・・・
──テーブルの下に潜っていたが、驚いて立ち上がろうとし・・・──
ーーーガンッ！！ーーー

──頭を強打し、もんどり打っている──

アーヴァインが……

―――絶句して―――

捜査員の情報を流したことで、目を付けられたのか？

―――恐る恐る、ヒューバートに視線を向けた――

>>40
お気に入りなんて作れるわけが無い…

残念ながら私は私が一番好きなんだと
…昔恋人を捨てる決心をした時に思い知ったのさ

ヒューバートが捜査官の一人だとわかった以上、アーヴァインも本当に逮捕されてしまったんだと思うわ。

だから、アタシ決めてもいいかしら・・・
怪しいと思った人を、そのつど追い出すって。
もうここには入れさせることは出来ないわ、って。

……え？何だって？ママ、何て今…

―フレディを見上げる―

――ユージーンを見て切なそうな目で首を振った――

無理かも、しれん・・・・・・

>>52
はぁ？
マジかよ…。

俺らはとうとうケツに火が点いたってワケか…。

――ヒューバートの方を見遣り――

あんたらは今後、どんな方針でココを攻めるつもりなんだ…って訊いたって応えそうにないけどな。

――言いつつ顔色を伺う――

追い出す……。
まず、最初の一人は……

―――自然とヒューバートを見る―――

>>51>>55

悪いね、お二方
君たちのお陰で色々…まぁ楽しかったよ

──頭をおさえ、ヒューバートの前まで這いずって行き──
なぁ、ダンナ・・・
──服の裾を引き──
嘘・・・だよな・・・？

アーヴァインが逮捕って･･･
･･･容疑は万引きか？

――と言いかけてクインジーの「茶化すな」という視線を感じてやめた――

名簿を見る次は、追い出す、か・・・

…出入り禁止…ってことだね…

仕方が無いこと…なんだろうね…

――ヒューバートを今一度みつめ、視線を落とした――

>>63
――ヒューバートのどこまでも気取った態度に辟易して――

てめえがそんなおハイソ気取ってるから「お気に」さえ作れねぇんだろ…！
ま、捜査員なんざおハイソじゃなきゃ務まらないのかも知れねえけどな…！

…兎に角俺からは、こいつを叩きだすことを提案する。

（しっかりしろ、R・V・ルーサー。）

──スツールに手を突いて立ち上がり──

……真贋の判定に心を砕く美術商である方が、真贋を判定されるお立場でしたか。

>>64
……となると、やっぱり。

ー控えめにヒューバートに視線を向けたー

―頭の中で色々と整理して―

…仕方ない事、か…
もう、嫌だとは言ってられないもんな…

な、なぁ、逮捕ったってすぐ出てこれるんだろ？
弁護士は？ハーヴェイ、オイラ難しい事はわかんねぇ。でも、アーヴァイン、すぐまた会えるんだよな？

――ヒューバートの前にいるケネスを自分の席に引っ張って――

コイツには近寄るな。

>>69
私は、まだ……まだ、絶対君が捜査員だって思えないよ。
もう1年近くだ。そんなに長い間、他人を、自分を騙し続けられるものなのか？

それとも、長い時間をかけて信頼関係を作り、じっくりと私を投獄する時期を見計らっていたのか？

ごめん。少し頭を冷やしてくるよ。
ママ、上の空き部屋を貸してもらいたい。

―――そう言うと、早足で2階へ*去っていった*―――

>>78
それが、詳しくはわからないからこっちも苦労しているのよ・・・

すぐに出れたら逮捕なんてしないでしょう？

──ようやく立ち上がり、ヒューバートの襟首を掴んで揺さぶった──

なぁ、ダンナ・・・！
何かの間違いだよな？な？

>>75
あンたもよくよく甘いな…、R・V・ルーサー。

あンたは俺とあいつと、どっちを信じるんだ？

アーヴァインが…。

――ヒューバートに視線を移し――

まずは、貴方を追い出す他、無いのかも知れませんね…。

そして、逮捕なんて強硬手段を使うってことは、それなりになにかされると、思うのよね・・・

――何かを思い出し、眉をしかめる――

――ナサニエルの声に力なく――

それは…上の考え次第だよ…
普通ならば…弁護の機会もあるんだろうけど…
今回のこれは、いわば魔女狩り…

容疑者…いや、被告に弁明の余地があるのかどうか…

>>69
人生を賭けた愉悦ですね、ミスター・ダーハム。
……本当のご職業がどちらかは存じ上げないが。

……どこから「退去」であるかもお考え下さるよう。

──クインジーに引かれ、ヒューバートから離される──

なぁっ！
ヒューのダンナってばさ！

出入り禁止ね…まぁ当然だろう

それで？
とっとと帰ってくれって私を追い出すかい？
それとも何かしゃべれと拷問でもするかい？

私はどちらでもいいよ

――ヒューバートは諸手を挙げてみせた――

>>82>>88

……間違いじゃない、恨んでくれていい

──ユージーンに振り返り、虚ろな目を細める──

……もちろん、ユージーン、あなたを信じている。
……事実をもたらしているものと思っていますよ。

……私は、「信じる」ではなく。事実を「知った」のです。

――ユージーンに温かいココアを持たせ――

お疲れ様だったわね、今日はゆっくり休んで頂戴。

>>86
魔女狩りにしたのは、奴らの無策故だ。
ひとつ間違えば俺らの方が魔女狩りの犠牲になったんだってことを忘れるな。

…ナサニエル…冒険家がなんと言おうと、お前が今この場で「魔女狩り」を持ち出したことは後々響いて来るかも知れないぞ…？
それを忘れるな。

――フレディとハーヴェイの言葉にハッと息をのんで改めてヒューバートを睨みつける――

アーヴァインを･･･どうするつもりだ？
えぇ！？オイラが応援するって言った時、あんたはどんな気分だったんだ！？

いろいろとヒューバートさんに伺いたい事はありますが…今日は、いろいろあり過ぎて少し疲れました…。
先に休む事と致します…。

>>92
――ママから渡されたココアを礼を言って受け取る――

…ごめんママ…。
ちょっと暴れすぎた…今日はもう寝かせて貰う。

――ママから渡されたカップを持って、階上への階段をゆっくり上がっていった――

―色々なものがごっちゃに混ざり、何を言えば良いのか分からなくなっている―
―辛い事実を知ったルーサーに、何の言葉を掛けてやれば良いかすら、分からない…―

――ユージーンの言葉に視線だけを動かし――

反論の気力もないよ…
それに、ナサニエルは関係ない…疑うなら疑えばいい…

──ソファに近づきユージーンの頭に軽く触れ──

疲れたでしょう。
あなたの働きはあなたが想像する以上ですよ……。
ありがとうユージーン。
今は安らぎを…神……あなたの欲するものよりの。

みんなも、ほどほどにして休みなさいね？

ヒューバートも。お酒は飲んじゃだめよ。

おれは、ジーンの提案に賛成だね。
センセーやケネスみたいに、今まで通りヒューの旦那を見ようってのはおれには無理だ…。
旦那の二重…いや、三重だか四重だかしらないが…そんな「分厚い」仮面にだまされてたってこった…。
…悪夢だ。

ー悲しげに目を伏せるー

──クインジーに身を預け、すすり上げたまま──
ダンナは・・・紳士で、金持ちで・・・
なのに、俺みてぇなヤツに気取らず普通に接してくれて・・・

そんで、たまに変なヤツで・・・

大嫌いな金持ち野郎でも、いいヤツはいるんだって・・・俺、そう思って・・・

……ねえ、牧師サン。
紳士会のミナサマガタってのは、みんな「ああ」なのかな？ああやって、分厚い仮面をとっかえひっかえしてウマいことやってくのかな…？
牧師サンは、違う…よな？

ー先程のユージーンへの言葉を思い出しー

そう、思ってたのによ・・・

──ふらりと立ち上がり、突然声を荒げ──
アンタも、所詮は道楽モンの金持ち野郎だったって事か！！

――ケネスの慟哭に眉をしかめて――

だが、ヤツは捜査員だった・・・。それが今わかってる唯一の事実だ。

今日はもう、寝よう。忘れるわけにはいかないが、他に何もできない。

──ヒューバートを振り返る──

ミスター・ダーハム。

>>89
拷問や責めを、我らに望まれますか？
……警察署のように、我らもことを為すと？

あなたもここには長い。我らのやり方も少しはお分かりかと思えるが。

センセーや牧師サン、ヒューの旦那に近いだろ。特に、牧師サンは…ジーンのそばにいるでしょ。
だからおれは牧師サンを信じたいのかな。昨日っから、アンタを疑ってばっかりなのは、そのせいかな…。信じたいから調べて欲しいだなんて、今になって、甘すぎるよな。

ーぼそぼそと、聞いてもらうか否かに関わらず言葉を紡いでいるー

…案外罵詈雑言が少ないね…
君たちもなかなか紳士だと思うよ、お上品だ

──姿勢を崩して頬杖をつく──

──無言でクインジーに頷き、ヒューバートをギッと睨みつける──

・・・最悪だ！

>>108
まー、罵っても事実は変わんねぇからな。

それとも殴られたいのかい？

──ヒューバートを見つめたまま──

ギルバート。
あなたが名士会の方々を見て、どう感じられるか私には分かりません。
……そして、どう感じようとも、あなたにとってそれは正しい。

ユージーンの言う通り、アーヴァインじゃなければ逮捕されてたのはオイラたちの中の誰かだったかもしれないんだな･･･。
捜査っつーのはどうなってやがるんだ？
オイラたち全員、一気に逮捕、ってわけにはいかないのか？潜入捜査なんてしてるってことは、せいぜい逮捕できるのは一人だけって事でいいのか？
･･･んで、それは捜査官がここにいる限り続く、と。

クインジー。

―心のうちをまとめる事が出来ず、ラッセルは鞄と本を抱えて―

此処にいると…もう、何だか自分すらも分からなくなりそうだから…帰る。家に…
お休み、なさい

―静かにバーから*出て行った*―

ケネスでも。
……フレディは奥へ行ってしまったようだけれど。

ミスター・ダーハムをここ……BARの１階に座らせておくのですか？

――力なくヒューバートを見詰め――

罵詈雑言か…いざとなると出ないもんなんだね…
あなたは僕を理解してくれたと思っていた…のに…

皮肉ですね。
あなたが常日頃言っていた…はずれない紳士の仮面、
…今、見事に取れてますよ…

何もしそうもないし、人を殺すわけでもない。いいんじゃないか？
縛って俺が見張っておこうか？

>>110
殴られたいのかもね

…何故殴らない？

>>118
殴った俺の手が、痛くなるからさ。

どう感じようとも正しい？
……おれが、アンタを捜査官だって決めつけても正しいの！？

ー立ち上がった反動で、椅子が倒れたー

昨日っから！
そうやってのらりくらりと躱すのが、おれはヤだったんだよ。ジーンは、きっとアンタを信じたいんだ…！
頼むから…牧師サン、アンタだけは捜査官であってほしくない……。

ー最後は消えるような声で呟いたー

>>119
…成る程、明快な回答だ
「殴る価値も無い」って事だね…
好きだよ、クインジー

――肩にぶつかったケネスに向かって――

君も大好きだよ！ケネス！！

──ギルバートに振り返ると、またスツールに力なく腰を下ろす──

……。
>>117
どのみち、フレディに馴染みのある者にミスター・ダーハムの処遇を決めていただきたい。

──ヒューバートに視線を投げる──

また甘いと、ユージーンに叱責されるだろうけど。
捜査の一切について話す気は……ないのでしょうね、ヒューバート。

それに、俺が殴ったらアンタ死ぬかもしれないしな。
今は手加減できる気分じゃない。

今夜は居ずらいだろうが、ここで大人しくしていてくれ、紳士どの。

>>122

…まだ私が真実を話すと思いますか？ルーサー牧師
今まで貴方に打ち明けたことすら全て嘘かもしれないのに？

>>120
私の目ではなく、あなたの目で見なければ。
私の耳ではなく、あなたの耳で聞かなければ。

ギルバート。
私もあなたのように、聞かされれば判断できると思っていて……今のこの無様な状況をあなたにどう釈明したらいいのですか。

ヒューバートを追い出す。
それは、いい･･･。
その後、どうするんだ？
捜査官はまだ残ってる･･･。
明日また誰かが･･･何をされるかも分からない、弁解の余地も無いムショにしょっ引かれる･･･。
そうやって一人ずつ捕まって、檻の中でBAR　Alfred開店ってか！
そういうわけにはいかねえぜ。
フレディが言った「追い出す」の意味はそういうことなんだな･･･肉を切らせて骨を絶つってワケか。ヤツらが一人ずつ逮捕していくなら、こっちもってわけだ。

――ウンザリしたように吐き捨てた――

じゃ、俺は寝る。

――ケネスを追って*二階に上がって行った*――

>>123
手加減…命にまで配慮してくれるとは、ね

ありがとう、クインジー
詩人の君の十八番でも奪って詩でも朗読しているよ

──力なく頬笑み、ヒューバートに頷く──

>>124
もとよりそう首尾よくいくなどと夢見てはいません。
さすがにカモであり続けることに疲れました。

……。
お休みなさい、ミスター・ダーハム。

>>129
お休み、ルーサー牧師良い夢を

>>125
つまりは…牧師サンも迷うってことだね？
フリにしろなんにしろ、今は「迷っている」らしい。それだけおぼえておくよ。

ー階段を昇りかけて迷ったあげくにー

…さっきの。>>120
ジーンには言わないでおいてくれるかな？なんて、言いたい放題言って酷い話だけどさ。ごめん。

ーぎこちなく口にして*二階に消えた*ー

──立ち上がり、軽くよろめきながらギルバートの背中に向かい──

……それでも、私を信じて欲しい。
私は捜査官ではない。密告者でもない。
言うことはたやすいが、納得させることは難しい。

それでも。

ナサニエル、それについて考えさせていただきますよ。
……あなたは冷静だ。

──階段の下で立ち止まり、しばし逡巡した後ゆっくりと*昇っていった。*──

少し、一人で考えたい･･･

――そう言い残して*席を立った*――

――皆の背中を見送り、残されたヒューバートをみつめる――

……楽しかった、ですか…僕等を欺くのは…

>>135
…楽しかった、と言って欲しいかい？ハーヴ

…そうだね…いっそ、そう言ってくれたほうが気が楽かもしれない…

いつからか知らないけど…貴方はこの日のために…ここに通って、信を得ていた…んでしょうね…

僕は…結構貴方を信頼してたんですよ…これでもね。
僕を認めてくれたのは…
この性癖も含めて認めてくれたのは…

ギルを除いては、貴方が最初だったから

>>137
……だったら、楽しかったよ
と言って置くさ

気が楽になったかい？

後は最初から騙すつもりで近寄ったんだ！とか
まるっきり君の事なんて心配してなかった！とか
酔って踊るのも大嘘で実はお芝居だ！とか

…これ位言ったら楽になるかな？

…ええ、楽になったような気がしますよ…

――作り笑顔を向けたが、すぐに崩れた――

…罵られたいみたいだから、一つだけ…言っておきます

貴方の真意はわからないけど…
僕はここに来て、安寧を得られた…
心を開くことのできる相手を見つけた…


…ありがとう、ダーハム氏…おやすみなさい

>>141
………………………おやすみ、ハーヴェイ

…良い夢を

――ヒューバートは暗い部屋を見つめて詩を暗誦した――

「貧しい人間を作らなければ、
憐れみはもういらない。
誰もが神のように幸せなら、
慈悲はもういらない。

相互の怖れが平和をもたらす。
するとわがままな愛がのさばり、
残酷な心がわなを編んで、
餌をたんねんにばらまく。

あいつは聖なる怖れを手にして座り、
地面に涙の水をまく。
するとあいつの足元に
謙遜というやつが根を張る。

あいつの頭は神秘の
陰鬱な影に覆われ。
毛虫や蝿がその神秘に
たかってはびこる。

ついには赤くておいしい
偽りの実をつける。
黒い烏はこの木のいちばん
暗いところにに巣を張った。

地と海の神々は
この木を見つけようとして
自然をくまなく探したが無駄だった。
こいつが生えているのは人間のオツムのなかさ。」

……おやすみ、良い夢を

――ヒューバートはそう言ってから*目を閉じた*――

―自室。見掛けよりも性能を優先するラッセルの部屋は簡素そのものだった。派手な物は何も無い―
―殆ど徹夜で小論を仕上げ、大学へ行く準備をしていた―

。oO(…頭痛いな。徹夜の所為だけじゃない痛み…理由は分かってる。分かってるけど…如何しようも無い)

。oO(認めたくない。違うと思いたい。俺の考え違いだと。俺は探偵なんかじゃないんだから…推理なんて、したって外れるモンだと思ってた。でも、ユージーンは調べてくれて…そして…当たっていた
もし…もしも、だ。俺の行き着きかけてる部分が、当たってしまっていたら…違うとは、思う。けど…)

―手が思うように動かなくなり、持っていた参考書が、床に落ちる―

。oO(あの言葉は、他に何か意味していたのか？していたかも知れないし、していないかも知れない。判断はつかない。つかないんだよ。なのに…その意味が、「そこ」と合致しているのか…していたら、如何しよう…？
そればっかりだ。ぐるぐる回る…気持ち悪い…)

―目を瞑り、深呼吸して落ち着かせようとする―

。oO(思い違いだ…そうに、決まってる。もっと、根本的な部分から、俺が間違ってるんだろうから…もう、忘れよう)

―必要な物を乱雑に鞄に突っ込み、肩に掛ける。そして部屋を*出て行った*―

――二階から降りて冷蔵庫を漁り二人分の食料を適当に掴んでケネスの部屋に戻った――

おい、起きたか？

──クインジーの声に気付き、毛布から顔だけ出す──

ん・・・

――持ってきたものを渡しながら――

落ち着いた、か？

――自分の分はパンに色々挟んで即席サンドイッチ――

──ようやく起きあがるが、渡されたパンを持ったまま、口もつけず俯いて──

昨日よりは・・・な・・・

こればっかりは、どうしようもねぇしな・・・。

力で解決もできない。

──視線をあげぬまま──
なぁ、クイン・・・金持ちなんてのは、やっぱ、あんなモンなのか・・・？
偉そうにふんぞり返って、俺らを玩具かなんかみてぇに弄んで、そんで、何かあるとすぐ金に物言わせて・・・

ダンナがこの店に来るようになってから１年以上になっけど・・・
俺、ダンナみたいなヤツもいるんだなって・・・

それが、全部この日のための嘘だったなんて・・・俺・・・っ！

──唇を噛みしめ、涙をこらえている。握られたパンは今にも潰れそうだ──

俺の知ってる金持ちだって、そんなもんだよ。
だいたいえらそうなやつらってのは、な。

――ケネスの手からパンをとりあげコップを握らせる――

ヒューバートは、自分の仕事をしただけ、だろ。

仕事・・・

──堪えていた涙が零れ落ちる──

住む、世界が違うって事、なのかよ・・・

──クインジーの服の襟を握り、胸元に顔を埋める。カップは床に落ち、砕けた──

――潰れかけのパンを食いながら落ちたカップを見やり――

なんとも言えんな。

俺らには俺らの世界があるように、あいつらにはあいつらの世界があって、

――自分の言葉にはっと気がつき――
。o0(・・・なんで俺庇ってんだ？敵だろ・・・
上に逆らえない哀れな敵、だろ・・・もう思い出すのは止めろ俺）

──ふと顔を上げ──
クイン・・・？

──不思議そうに顔を覗き込み、暫し黙った後にボソリと──
俺は、たとえどんな世界でも、今はオマエさえいれば生きていける気がする・・・

・・・

なぁ、そういえば・・・

──口を開きかけ、何度か躊躇った後──
オマエさ、軍にいたん・・・だよな？
たしか陸軍って・・・

――軽く首を振ってケネスの視線を受け――

そりゃ俺だって・・・いっそ、お前以外を追い出しちまえばって思ったりしたが・・・・・・

ああ、陸軍だったが。

・・・スケベでデブで豚ッ鼻の、怒鳴ることしか能のなさそうなバカ上かｎ・・・

──はっと赤面し、手を放し──
あっ、いや、なんでも無ぇ！

ななな、何を言ってンだか！俺は！

・・・モーデルのことか？お前あいつのこと知ってんのか？

──かなり棒読みで──

やー美味いな！夕べっから何も食ってねぇから、もうハラ減ってハラ減って・・・
──詰まらせ、噎せ返る──

ゲホッ！ゲホッ！！

――もうひとつのカップに牛乳を入れて渡しながら――

あのオッサンと、何があった。
何でお前が・・・お前・・・・・・

──じたばたしながら牛乳を受け取り、一気に飲み干す──
あ、あんがと・・・

──取り繕うように──
あー、あ、いや、そのモーゼルとかラインヘッセンとかいうのはどうでもよくって・・・

いや、な、まぁ、なんだ、昔、上官に口答えしてメチャメチャ殴られてた馬鹿な新兵が・・・って、えーっと・・・！

――ケネスの言葉に何かを思い出し眉をしかめた――

・・・・・・。

──ベッドの上で膝を抱え、くぐもった声で──

初恋・・・だったかもしんねぇな・・・って・・・

――眉をしかめたままケネスを振り返り――

ありゃ、強引なモーデルが悪いん・・・・・って、お前、だったのか？

初恋？

なんだって、俺みたいな売春宿のガキを庇うんだって・・・
殴られンのは目に見えてたじゃないかって・・・

なのに、あいつは・・・


真っ赤な髪で、やたら気丈な目ェしてて・・・

──顔を伏せ、ごく小さな声で──
オマエに、そっくりだったんだ・・・

・・・・・・。

――ケネスの頭に手を伸ばし撫でた――

俺は、もう一度そいつに会いたくて・・・
だけど、そいつは二度と現れなくって・・・

この店にオマエが着た時には・・・俺、本当に驚いて・・・

けど、もしかしたら、俺が勝手にオマエとその初恋の相手を重ねてるだけじゃねぇのかなって・・・

――頭を撫でながらぼそっと呟いた――

安心しろ・・・そりゃ俺だわ。よく覚えてるよ。

──がばっと顔を上げ──
え、あ・・・それじゃ、俺・・・！

──クインジーに抱きつき──
クインッ・・・俺、ずっと、ずっと・・・！

――抱きつかれてそのまま腕を背にまわし――

俺もまさかなあ、とは思ってたんだがね。
聞くのもどうかと思ってな。

・・・ずっと、何？

──何かを決意したかのように、クインジーの隻眼を見つめ──

クイン、俺は決めたぞ・・・
俺は、何があろうと、この世界を・・・俺達の生きるこの場所を・・・守る。
たとえ何があっても、絶対に屈しねぇ・・・！

──瞳に力を込め──
だから・・・もう、泣かねぇ・・・！

──直後、照れたように下を向き──

ずっと前から・・・好き、だった・・・って、改めて言わせンじゃねーよ！バーカ！！

嬉しいね・・・。俺も、お前と俺らが生きてゆくための世界を守ってやるよ。
逮捕なんかさせねぇ。

――ニヤニヤしながら――

・・・俺の前では泣いてもいいぞ？

──はからずも涙目になり──
ひひゃいひひゃい！ひゃひふんひゃ！
（痛い痛い！何すんだ！）

へへっ、可愛いじゃないか。

──じたばた暴れ、クインジーを叩きながら──
ひゃなひぇひゃなひぇ！（はなせはなせ！）

――手を離してケネスを抱きしめて――

俺も多分、あのころからずっとお前が好きだったよ。

･････博打打ってる気分じゃねえな･･･。
そろそろパトロールが始まる時間か、外をウロウロしてるわけにもいかねー。

フレディ、邪魔する･･･ぜ･･･

――ぶつぶつ言いながら扉を開けるや否やクインジーとケネスに気付いてすかさず閉める――

うわっ！たたた･･･ちょっ･･･まっ･･･
どうしたらいいんだオイラ！

――と言って扉の外に張り付いて棒立ち――

――そーっと扉を開けて中の様子を伺い、改めてケネスとクインジーの幸せそうな様子に赤面して――

あいつら･･･いい顔してるな･･･
ニック、どうしてオイラを一人にして逝っちまったんだよ、寂しいぜ･･･

――と言ってまた扉をそっと閉め、暮れゆく夕日を見上げた――

――ニヤニヤしながらケネスの反応を見ている――

――何かを思い立ったようによし、と頷いて勢いよく扉を開けた――

フレディーッ！
邪魔するぞぉーっ！

｡oO(あれ、ケネスとクインジーいなくなってる･･･幻覚でも見たか？･･･しっかりしろよオイラ･･･）

――面食らったように目をごしごし――

―少し赤くなっている右頬を抑えながらムクれた面でバーにやって来た―

。oO(…毛は全部NGなのかよ、あのハゲ…)

―そしてドアの直ぐ傍でぼっ立っていたナサニエルの背中にぶつかった―

あぷっ

―――2階から重い足取りで現れる―――

ああ、上着はやっぱりここにあったんだな。

―――椅子にかけられた上着を手に取る―――

あ…ごめん
ちょっと考え事してたんで…

―申し訳無さそうに言う―

――ラッセルにぶつかって身構え――

わああああーーーっ！！
成仏してくれアーヴァインアーヴァイン！！


･･･って、なんだよラッセルの坊主かよ。
その頬はどーした？

アーヴァイン死んだわけじゃねえよな･･･
めったなこと言うもんじゃねえな･･･
いやなんかさっきから幻覚見えたりしてちょっとおかしいんだオイラ･･･幽霊でも出たかと思ったぜ
気にしないでくれ･･･

――どんよりした面持ちでがっくり肩を落とした――

―――入り口のほうで騒ぐ声を聞き―――

ん？誰だ？
……ナサニエルとラッセルか。こんばんは。

──はっとして、クインジーから体を離し──
あっ！あっ！クインッ！ほら、もう店に出ねぇと！

──かなりわざとらしく──
わはははーーー!!

―ナサニエルの反応に吃驚する―
。oO(成仏って…)

あぁ。これはー…名誉の負傷と言うか何と言うか…
名誉…名誉かなぁ…たぶん名誉だよ。そうしとく

―まだひりひりとする頬を撫でながら―

――よっ！と片手を挙げて――
やあ医者先生、なんかラッセルが怪我してるみてーなんだけど？看てやってくれない？

アーヴァイン……大丈夫かな。
捜査員の情報を漏らしたことで、目を付けられたんだろう？
恨みを買って、痛めつけられてないといいけど。

―――心配そうに肩を竦めた―――

>>194
。oO(…随分とやつれてるね…ギャンブラーってのは精神的にタフな人種だと思ってたけど、案外そーゆーもんでもないのかな)

気にするな、と言われても気になるよ
ママに何か温かい飲み物でも作ってもらったら？落ち着くよ

―そしてヴィンセントの方を向き―

こんばんは、先生

―――ナサニエルの言葉を聞き、ラッセルの頬に目を向ける―――

どうした？虫歯……じゃなさそうだね。
名誉の負傷か。好きな人を守って殴られでもしたのかい？

―――からかうように言いながら、フレディに氷を貰い、氷嚢を作る―――

ああ、そうする･･･
ケネス、ちょうどいいや、降りてきたばっかりで悪いがコーヒーでも淹れてもらえっかな。