人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(792)脅威なるウイルス : 8日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

農夫 グレン は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
見習いメイド ネリー は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、文学少女 セシリアに投票した
文学少女 セシリア は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、流れ者 ギルバートに投票した
流れ者 ギルバート は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した

お嬢様 ヘンリエッタ は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、農夫 グレンが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、文学少女 セシリア、流れ者 ギルバート、の4名。
流れ者 ギルバート
・・・そういうことだ。
グレン、ネリー。すまなかった。
(0)2005/08/30 02:01:15
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2005/08/30 02:01:48
酒場の看板娘 ローズマリー
グレン…!!!

[ローズマリーは崩れ落ちるグレンの身体を抱きとめた]
(1)2005/08/30 02:02:36
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/30 02:02:53
流れ者 ギルバート
…俺はもう長くないだろう。
ネリー。お前に殺されるなら本望だ・・・。俺もお前にこの病気を感染させる気は・・・ない。
だが・・・。軍の連中に復讐を誓った俺たち3人の誓いは、果たさねばならん。
最初にソフィーを感染させようとしたのは軍所属だから。
・・・本当にそれだけだったのさ。
(2)2005/08/30 02:03:10
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/30 02:03:22
見習いメイド ネリー
[ギルバートを無言で見て頬を抓った]

私も軍属ですよ、ギルバートさん。
(3)2005/08/30 02:04:36
流れ者 ギルバート
そう。俺は最後の軍関係者。
受検者のローズマリー。お前を・・・排除する。
(4)2005/08/30 02:05:12
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーはグレンの身体をそっと横たえ、閉じられたまぶたにそっと口を寄せた]

……あたしは…あんたを信じて良かった…
ほんとはずっと幸せだったよ。ありがとう。
(5)2005/08/30 02:07:42
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートを睨みすえた。
2005/08/30 02:08:28
流れ者 ギルバート
いいや?
ネリー。君は研究所所属で、軍関係者ではないのをしっている。
その機器も・・・軍とのかかわりのないものだと調べがついている。
もし俺がここで生き残ってももう長くない。
だが死ぬ前に落とし前だけはきっちりとつける。
保菌者も発症するんだ。ケネスの死がそれを・・・教えた。
・・・君だけは生きろ。
(6)2005/08/30 02:08:35
酒場の看板娘 ローズマリー
あんただったのねギルバート。

…あたしは受検者。
あんたには汚されない。

ネリーには悪いけど、刺し違えてでも、あんたを排除する。
(7)2005/08/30 02:09:58
流れ者 ギルバート
友を手にかけるのは辛いさ・・・。
だが、俺にはもう時間がない。俺たち3人の無念を晴らすために・・・。グレンには死んでもらった。
ローズマリー。あんたに許してくれとはいわねえよ。
(8)2005/08/30 02:10:25
流れ者 ギルバート
そう。あんたが生き残るか、俺が生き残るか、だ。
お互いこれだけ屍を積み重ねてきたんだ。どっちにしろ長くはないだろうが。
あんたは、ここを出たら何をする気だ?
この陰惨な実験をしでかした軍に戻るのか?
また俺たちのような実験台を探すのか?
(9)2005/08/30 02:12:10
見習いメイド ネリー
確かに研究機関に所属していますが、軍命を受けた時点で軍人であるのと同じことです。
つまりは、あなたと仲間が保菌者となった責任の一端は私にあるわけです。

憎んで私を殺してください。
(10)2005/08/30 02:14:51
流れ者 ギルバート
…わりいな。
そいつだけは・・・もう聞けないんだ。
俺の唯一残った人間らしい心ってやつか?
ネリー、君は殺せない。
好きに生きれば・・・いい。
(11)2005/08/30 02:17:43
酒場の看板娘 ローズマリー
あたしの父親は軍人だ。
シスターの両親とは対極に居たけど、かけがえのない友人だったそうだ。

あたしは反対派から、シスターは強硬派から命を狙われかねない立場に居た。
だからあたしの父様は、木を隠すなら森…あたしたちを護るために敢えて、研究所のある地区へ送ったんだ。
うちのマスターと女将は父様の部下さね。

ここの住民のほとんどが、軍の関係者だったのさ。
(12)2005/08/30 02:18:55
見習いメイド ネリー
セシリアさんに昨日言った言葉は私の本心です。
保菌者であっても幸せを願う権利はあります。
まして人の手で、望まず保菌者となった身なら…
(13)2005/08/30 02:19:19
見習いメイド ネリー
[ギルバートの頬を両手で思い切り引き伸ばした]

騙されたのは私が悪いのです。
どうせなら、最後まで騙してください。

…生きてこの村を一緒にでるんでしょ?
(14)2005/08/30 02:25:28
流れ者 ギルバート
ほう。
そうか。
この村は俺やケネスやクインジーを・・・苦しめる元凶そのものだったってのか。
そしてその元凶に感染させられ復讐されてきたと!
はははははは!!
・・・この村は明日にも火に包まれる。
・・・俺らじゃねえよ。軍の上層部の決定って奴らしいがな。ラッセルがこんな紙をもってやがった。
決着はつけないといけねーが、ローズ、あんたが生き残ったら上手く逃げるんだな。
(15)2005/08/30 02:27:31
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーにすまない・・・と申し訳なさそうに謝った。
2005/08/30 02:28:00
流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリーを冷たく見据えると集会所を静かに*出て行った。*
2005/08/30 02:28:49
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/30 02:39:54
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2005/08/30 02:41:27
酒場の看板娘 ローズマリー
…逃げるのは趣味じゃない。
だけど、負けるわけにもいかないのサ。

軍部がここを燃やすのは当然さね。
遺体の焼却処分もしてないンだからねェ。

…ま、あたしは十中八九生き残っても検体だ。
それでも生きろと言ってくれた人が居るから、あたしは諦めない。

それだけさね。
(16)2005/08/30 02:44:18
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートの後姿を横目で見送った。
2005/08/30 02:44:30
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/30 02:47:24
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習いメイド ネリーにかける言葉が見つからないまま、ふらふらと自室へ戻った。
2005/08/30 02:53:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、グレンの遺体にシーツをかけに戻ってきた。
2005/08/30 02:54:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[冷たくなったグレンの頬にそっと手を添えて口付けた]

…もう会えないかな。
今までありがとう。
おやすみ。
(17)2005/08/30 02:56:13
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーは自室に戻り、ベッドに疲れた身体を横たえた]

…あたし、なんのために生き残ったかわからなくなってきたよ…
そっちはみんな、元気でやってるかい?
明日あたしがそっちへ行ったら、馬鹿だって叱ってね…

[ローズマリーは*眠りに落ちた*]
(18)2005/08/30 02:59:38
見習いメイド ネリー
[ギルバートが出て行った扉をずっと眺めていた]

そんな言葉が欲しいわけじゃないのに…
………ふぅ。

いっそ憎まれて殺されるほうがよっぽどいいです………
無関心は… 一番辛い…
(19)2005/08/30 03:35:48
見習いメイド ネリーは、小さくため息をつくと、その場で*瞳を閉じた*
2005/08/30 03:38:08
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 06:57:56
文学少女 セシリア
【回想】

[セシリアはラッセルとキャロルの遺体を横目に自室に戻った。]

後少し…後少しで終わる。
ケネスを殺した村人への復讐が。

分かってる。
村人を殺したところで、ケネスが還って来ない事くらい…。

それでも…許せないんだよ。
ケネスを殺した村人が…。
私から大事な人を奪った村人の事か…。
(20)2005/08/30 07:56:13
文学少女 セシリア
[暗い自室で一人ケネスの事を考えながら、セシリアは窓から見える月を眺めていた。その時、ローズの叫び声がロビーから聞こえる。]

「グレン…!!!」

[セシリアが部屋から出ると、グレンを抱きしめながら泣き叫ぶローズの姿が目に入った。]

ローズ。
一人になった気持ちはどう…?

辛い…?淋しい…?

私だって同じだったんだ。
今のローズと同じ気持ちだったんだよ
(21)2005/08/30 07:56:29
文学少女 セシリアは、宿を飛び出しラッセルの研究所に向かっていた。【回想終了】
2005/08/30 07:57:07
文学少女 セシリア
【ラッセルの家】

[ラッセルの家に辿り着くと、セシリアは生前ラッセルが作っていたワクチンと治療薬を見つけた。その隣には薬の作り方が記された一枚の紙切れが置いてあった。]

E-virusに感染し、発症しながらも死なない特別な血液…。
これさえあれば、薬は完成するわけだね。

[セシリアがそれを手に入れるために墓地へ向かおうとした時、何かが机から落ちるのに気がついた。それはセシリアに向けて書かれたラッセルからの手紙だった。セシリアはそれを読み終えると、静かにその場を離れ*墓地へと向かった。*]
(22)2005/08/30 07:58:10
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーは教会の礼拝堂の祭壇の前で、倒れているヘンリエッタを見つけた。穏やかな顔で息絶えた少女の髪をそっと撫でてから真白い布で包み、苦労して運んでから、ステラの隣に埋葬して小さな墓石を置いた。]

……墓だらけになっちまったねェここも…
今日ですべて終わるんだね。
結局あたしも一人きり。
これで満足かい、セシリア…

[ローズマリーは墓石を見つめてへたりこむセシリアにそうつぶやいて、墓地を後にした]
(23)2005/08/30 17:51:01
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/30 17:53:34
酒場の看板娘 ローズマリー

…グレン、最後はあんたの隣に居るよ。

[ローズマリーはグレンの亡骸の隣に腰を下ろし、*時を待つことにした。*]
(24)2005/08/30 17:54:17
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 19:07:08
流れ者 ギルバートは、集会所を静かに*見ている*
2005/08/30 19:17:07
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/30 19:17:59
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 19:19:51
文学少女 セシリア
【回想】

[セシリアが墓の前で佇んでいると、ローズがヘンリエッタを連れて墓地へとやってきた。ローズはエッタをステラの隣に埋めると、セシリアに向かって一言呟いた。]

…満足だよ、ローズ。

[そう答えるセシリアの表情は、どこか淋しそうで、その瞳は濡れているようだった。
瞳を覆う何かを拭うと、セシリアは墓地に並べられた墓を見つめた。アーヴァインを始めとする12個の墓石の少し離れたところに、セシリアの両親の墓があった。]

お父さん、お母さん…。
……ごめんね。

私はもう、ケネスにも…お父さんやお母さんにも逢う事なんてできないんだ。

私は本当の意味で…ずっと一人ぼっちなんだ。
(25)2005/08/30 19:26:57
文学少女 セシリアは、ある一つの墓を掘り返し、その指を一本切り取った。
2005/08/30 19:27:35
文学少女 セシリア
[セシリアはそれを持って、再びラッセルの家へと向かった。]

【ラッセルの家】

もう凝固してるから、うまくいくか分からない。
それに、本当にこの人の血液で合ってるのか…正直自信ないよ。

[セシリアはラッセルが残したメモに従って、感染者と思われる人から切り取った人差し指からワクチンと治療薬を完成させた。ラッセルの家に辿り着いたときにはまだ外は明るかったが、いつのまにか空には輝く月が昇っていた。]

【回想終了】
(26)2005/08/30 19:48:02
文学少女 セシリアは、ラッセルの家を出ると、薬を持って宿へと向かった。
2005/08/30 19:49:38
文学少女 セシリア
【宿】

…誰も居ないね。
この村に、自分しか居ないみたいに静かだよ。

そうだ。これだけ言っておこうかな。
私が狂者だと名乗り出た理由…ギルバートを排除させない為だったんだよ。私が確実に狂者になれば、ソフィーは分析官。そしてソフィーに血を抜かれたギルバートは感染者ではない。最後まで生き残れる可能性が大幅に上がる。ギルバートが残った時に私も生きていられれば、ギルバートにウイルスを撒き散らして貰う事ができるからね。狂者の私は、人にウイルスを感染させる能力は持ってないからさ。
(27)2005/08/30 19:57:39
文学少女 セシリア
でもね、ギルバート。
今、迷ってるよ。

貴方に力を貸してローズを排除するか。
それとも貴方が大切に想ってるネリーを排除するか。

ギルバート。
私がネリーを排除するとしよう。
自分が生き残る為に、私が排除しようとするネリーを殺すか。
それとも、ネリーを護る為に自分の死を選ぶか。

ギルバートはどっちを選ぶ…?
(28)2005/08/30 20:01:12
文学少女 セシリア
『ギルバート。

 研究所で待ってる。    
         
      セシリアより。』

[セシリアはギルバートにメモを書き残し、研究所があった場所へと*向かった。*]
(29)2005/08/30 20:04:46
流れ者 ギルバート
[ギルバートはセシリアのメモを見つけた]
・・・俺たち保菌者とて長くはないのに・・・それでも復讐を願うのか。あの娘は。
ケネスの気持ちは届かなかったんだろうな・・・。
しかし俺に用が?
何の用だ?
[ギルバートは首を傾げつつ研究所へ向かった。]
(30)2005/08/30 20:23:19
文学少女 セシリアは、研究所でギルバートを待っていた。
2005/08/30 20:30:31
文学少女 セシリア
ギルバート。

聞きたい事が二つあるの。
(31)2005/08/30 20:31:37
文学少女 セシリア
ケネスが死んだ日。
貴方が注射をして、とどめを刺したって聞いたよ。

如何して、仲間のケネスを殺したの…?
(32)2005/08/30 20:33:39
文学少女 セシリア
もう一つ。

私が今日ネリーを排除するって言ったらどうする…?
貴方が生き残る為には、私の力が必要。

ネリーに手をかける…?
それとも、ローズを排除する…?

私は見てみたいね。
貴方がネリーを排除するところを。
(33)2005/08/30 20:35:49
流れ者 ギルバート
セシリア。
あいつは・・・ケネスは発症した。
安楽死のつもりで・・・俺は注射を打った。
この意味がわかるか?
俺たち保菌者は発症しない、っていうこと自体が嘘だ。
俺もいつ発症して死んでもおかしくねえ。
(34)2005/08/30 20:53:26
流れ者 ギルバート
奴は苦しんでいた。
・・・それ以上に、死に場所を探していた。
じゃなければなぜあいつが真っ先に名乗り出なければいけないんだ?

・・・ネリーを排除・・・するのか?
お前は。
ケネスは言ってた。お前を感染させたくない、とな。
俺にとってのネリーはそういう存在だ・・・。
もう一度聞く。お前は、ネリーを排除する気なのか・・・?
(35)2005/08/30 20:55:32
文学少女 セシリア
ケネスが死に場所を探してた…?

嘘だっ!そんなの信じない。
だって、ケネスは…

私と一緒にこの村から出ようって言ってくれたもん。
ケネスが自ら、死を選ぶなんて…そんなの嘘に決まってる。

[セシリアの感情を読み取れない表情が、みるみる険しくなっていった。]
(36)2005/08/30 21:00:56
文学少女 セシリア
私が本当にネリーを排除するのかって…?

それは…
ギルバート。貴方の答え次第だよ。

貴方が一番望む事。
私はそれを知りたい。
(37)2005/08/30 21:02:58
流れ者 ギルバート
セシリア。
あいつは発症しちまったんだよ。保菌者なのに、な。
俺はケネスの意思を汲むのならお前を生かすべきだと思っている・・・。
だが、俺個人の感情でネリーは死なせたくないんだ。
この答えを決める前に聞いておかないとな。
セシリア。
お前は・・・俺とお前が生き残ったら、その後どうする?
どうしたい?
(38)2005/08/30 21:05:29
文学少女 セシリアは、流れ者 ギルバートの問いかけに、言葉を紡ぎだそうにもできなかった。
2005/08/30 21:16:08
文学少女 セシリア
私はどうしたいんだろう…。

分からない。
考えた事もなかった。
(39)2005/08/30 21:18:37
文学少女 セシリア
[セシリアはケネスの死後、復讐だけを考えたきた。しかし、ギルバートの突然の問いは、セシリアの心を激しく揺さぶった。
復讐の先にあるもの――それは、恐らく…何もない。セシリアはこの事に気づき始めていた。]
(40)2005/08/30 21:26:51
流れ者 ギルバート
・・・お前が生き残るという意思を強く持っているのなら、ケネスの意思を優先しようと思っていた。
ネリーを大事に思っていても、それでもだ。
だが、これが終わったあと死ぬつもりであったと言うなら・・・あいつは生かしてやりたい。
(41)2005/08/30 21:30:34
文学少女 セシリア
如何して…如何してそんな事言うの…?

私は貴方からネリーを奪おうとしてた。
皆を…一人ぼっちにしようとしてた。

私は皆から憎まれて当然な事をしてきた。
それなのに…私が望むのなら、それを叶えるって言うの…?
大切なものを失ってまで…?
(42)2005/08/30 21:34:37
文学少女 セシリアは、流れ者 ギルバートの前で嗚咽交じりの声を漏らした。
2005/08/30 21:35:22
流れ者 ギルバート
・・・この村は、軍関係者しかいなかったんだよ。
お前とヘンリエッタを除いて、な。
他はそれぞれ軍と関わりを持っているか、家族が軍関係者だ。
俺ら保菌者にとって軍そのものが憎むべき対象。
そしてケネスの、最初に死んでいったあいつの気持ちを、俺もクインジーも汲む気だっただけさ。

ケネスの本当の気持ちは、おまえには死んで欲しくない、ただそれだけだったんだ!

それを理解してくれるなら、俺も・・・お前の命を奪う気もない。ただ、排除すべきはローズマリーで・・・ネリーを感染させる。
それだけだ。
(43)2005/08/30 21:39:55
流れ者 ギルバートは、文学少女 セシリアの頭を優しくなでた。
2005/08/30 21:43:48
文学少女 セシリア
[セシリアは自分の頭に触れるギルバートの手をとると、その手に治療薬を渡した。]

たぶん、これで貴方は治るよ。
どんな副作用が出るのかは分からないけどね。

貴方にこれをあげる代わりに、一つだけお願いがあるの。
(44)2005/08/30 21:56:01
文学少女 セシリアは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2005/08/30 21:57:36
流れ者 ギルバートは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2005/08/30 22:02:23
文学少女 セシリア
私は…ケネスと同じ血が欲しい。
E-virusを感染させて…?

もうケネスに逢う事はできない。
それなら、せめて…同じ血を持ちたい。

E-virusを持つことで…私はケネスを感じたい。
(45)2005/08/30 22:04:22
文学少女 セシリア
私は死んでも、ケネスと同じ処には逝けない。
それでもいいの。

ギルバート。
貴方はネリーと幸せになって…。

こっちはワクチン。これはまず完成してる。
もし、治療薬が効果を発揮しなくても、これをネリーに使えばネリーは感染しないよ。

[セシリアはギルバートのもう片方の手にワクチンを渡した。]
(46)2005/08/30 22:08:19
文学少女 セシリア
貴方はローズを…軍関係者として排除しようとしてる。
私は…ローズをグレンの傍に逝かせてあげる事にするよ。

それが…今、私ができる唯一の事。
(47)2005/08/30 22:10:16
流れ者 ギルバート
・・・これが、治療薬なのか。
セシリア。向こうでケネスが待ってる。
お前と一緒の場所に居たいと、あいつは待ってる。それは信じてやれ。
そういう奴だ。
・・・俺もお前を感染させて向こうに送るのは心苦しいが・・・。ケネス。すまない。この子はお前と一緒に居たいらしい。
ワクチンも・・・すまない。いただいておく。
(48)2005/08/30 22:13:57
文学少女 セシリア
…ありがとう。

貴方の血から、E-virusが排除される事を祈ってる。

生きてね…。
生きてネリーと幸せに―――。

[セシリアはギルバートに微笑むと、研究所を去り、再び墓地へと*向かった。*]
(49)2005/08/30 22:18:55
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 22:19:26
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/30 22:20:29
流れ者 ギルバート
俺は・・・生きれるのか。
生き残れる可能性があるのか。
・・・こんなに血に汚れた俺でも、生きていて・・・いいのか?
なあ?ケネス、クインジー。
(50)2005/08/30 22:29:31
見習いメイド ネリーは、ぼんやりと顔を上げ、暗くなった宿を見回した。
2005/08/30 23:18:38
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2005/08/30 23:19:36
酒場の看板娘 ローズマリーは、窓の外を見つめている。
2005/08/30 23:27:03
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/30 23:28:05
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/30 23:29:40
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 23:31:32
流れ者 ギルバートは、静かに集会所に現れた。
2005/08/30 23:32:53
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートの部屋に静かに入っていった。
2005/08/30 23:38:02
流れ者 ギルバート
・・・さあ。
ローズマリー。
決着をつけようじゃないか。
この馬鹿馬鹿しいまでに悲しい茶番・・・いや、殺人劇、人体実験の悲劇を・・・どちらが死ぬにしても終わらせなければならん。
黒幕は既にこの村を燃やす手はずを整えているようだ。
脱出リミットまであと少し。だが俺はお前を逃がす気は・・・ない。
(51)2005/08/30 23:38:26
見習いメイド ネリー
[ギルバートの部屋に入ると置き忘れてある鞄の中から、注射器をとりだし、小瓶に入った薬液で満たした]

この薬は今までギルバートさんが、死を与えるために使っていた薬…
これで……… 苦しまずにいくことができる。

………この村を生きて一緒に出たかった。
それが叶わないのならば…

[注射器を自分の腕に打とうとしているが手が震えてうまくいかない]
(52)2005/08/30 23:42:17
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートの片頬を平手で打った。
2005/08/30 23:44:25
酒場の看板娘 ローズマリー
……あたしは逃げない。
そう言っただろ。

ギルバート、あんたの境遇には同情する。
でもあたしはあんたを許さない。

あんたが軍部に受けた仕打ちと、
あんたが憎しみだけで屍を重ねてきた罪は別物さ。
(53)2005/08/30 23:45:56
文学少女 セシリア
【墓地/ケネスの墓前】

忘れようと心に決めたのに…無理だったよ。

[セシリアは暫し口を閉ざすと、地に大粒の涙を落とした。]

淋しいよ…っ。
逢いたいよ、ケネス。

でも、こんな事…私は望んじゃいけないんだ。
望んだって…叶うわけないんだ。

もう…無になりたい…。

[セシリアはケネスの墓を立ち去ると、宿へと向かった。]
(54)2005/08/30 23:46:49
流れ者 ギルバート
そしてネリー。君だけは死なせたく・・・ない。俺はな。
軍関係者だろうがなんだろうが惚れたものに手をかけることはできねえよ。
(55)2005/08/30 23:47:27
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーが居ないことに気付くと自分の部屋に駆け込んだ。
2005/08/30 23:47:51
流れ者 ギルバート
やめろ!ネリー!
俺は・・・お前にだけは生きていて欲しいんだ!
俺が死んでも、生きていても・・・お前が死ぬことだけは・・・みたくない。
見たくないんだ・・・。
[ギルバートはネリーから注射器を取り上げるとうつむきながら言った。]
(56)2005/08/30 23:49:40
文学少女 セシリア
【宿/ロビー】

[宿に辿り着くと、ローズが険しく…しかし、どこか淋しそうな表情で座っているのが目に入った。]

ローズ…。
(57)2005/08/30 23:50:02
流れ者 ギルバート
頼むから、死なないでくれ・・・死のうとしないでくれ、ネリー。
それが今の俺のたった一つの・・・まともな人間の心が望んでいることだ・・・。
[ギルバートはネリーの手を握り懇願した。]
(58)2005/08/30 23:52:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、文学少女 セシリアに気がついた。
2005/08/30 23:53:47
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートが突然戻ってきたのに気がつき動転している。
2005/08/30 23:54:12
文学少女 セシリアは、酒場の看板娘 ローズマリーを抱きしめた。
2005/08/30 23:54:33
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーを気遣いつつ共に集会所に向かった。
2005/08/30 23:54:59
酒場の看板娘 ローズマリーは、文学少女 セシリアを突き放した。 「…一体何のつもりさ?」
2005/08/30 23:55:28
文学少女 セシリア
許してくれなんて言わない。

でも…ごめんね。
(59)2005/08/30 23:56:26
流れ者 ギルバート
ローズ。友人のグレンでも、今の俺には排除すべき障害にしか感じない。
間違ってることは俺にだって、クインジーにだってわかってたがな・・・もう引くことは出来ないんだ!
(60)2005/08/30 23:57:39
文学少女 セシリアは、それだけ言うと、水を一口飲み静かに瞳を閉じた。
2005/08/30 23:57:58
見習いメイド ネリー
[ギルバートに手を握られ、悲しそうに微笑んだ]

ギルバートさん、もう戻ってこないかと… 思っていました。
私はもうこの村を出ることは叶わない、そんな気がしているのです。
私は一体、どうすれば…
(61)2005/08/30 23:58:32
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/30 23:58:41
酒場の看板娘 ローズマリー
謝る必要なんかない。
許すも許さないもないさ。

…あんたには何も望んでない。
(62)2005/08/30 23:59:00
流れ者 ギルバート
ネリー・・・お前だけは・・・、お前だけは死ぬことは許さない。
俺たち保菌者を哀れに思うなら・・・。
生きてこの悲劇を繰り返させないでくれ。
(63)2005/08/31 00:00:32
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/31 00:00:42
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/31 00:01:39
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/31 00:01:53
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2005/08/31 00:03:54
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2005/08/31 00:04:43
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2005/08/31 00:04:49
見習いメイド ネリー
死ぬことを許さない、か…

保菌者が存在してはいけないなら、保菌者に心奪われた者もまた存在してはいけないと… その気持ちは罪なのだと…

あなたが望むなら今ここで殺して欲しい。
それが叶わないなら…

[苦してそれ以上の言葉が出てこない]
(64)2005/08/31 00:08:06
流れ者 ギルバート
(・・・共に生きていける道がないでもない。)
[ギルバートはネリーに言いそうになった言葉を飲み込んだ。]
・・・俺にとって憎い罪人だろうがなんだろうが・・・。
ネリーを死なせたくない、生きていて欲しい。
辛くても、悲しくても・・・生きていればいいことがあるだろうから。
(65)2005/08/31 00:10:58
見習いメイド ネリー
生きていていいこと…?

廃墟となった村にひとり残り、あなたのお墓をみて時を過ごすことが生きていいことだなんて思えない…
そんなの生きてるって言わない…
(66)2005/08/31 00:15:38
流れ者 ギルバート
・・・ネリー。
俺が生きている限りもとの健康な体に戻る術は探し続ける。
すべてが終わってから。
ただ、ケネスと同じでいつ発症するかはわからん。
だから・・・。俺は元に戻れたら君と生きたいんだ。
俺もまだ死ぬ気は・・・ないぜ?
(67)2005/08/31 00:17:47
見習いメイド ネリー
もとの健康な身体に戻る? そんなことが可能なのですか?
ギルバートさんが健康な身体に戻れるなら、私なんでもします。
ううん、させて欲しい。

ギルバートさんに死なないで欲しい。
一緒に生きてこの村を出たい。
(68)2005/08/31 00:20:48
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートを、しっかりと抱きしめた。
2005/08/31 00:22:00
流れ者 ギルバートは、見習いメイド ネリーを優しく抱きとめ、微笑んだ。
2005/08/31 00:23:48
流れ者 ギルバート
俺は生きる。
ケネスと違うから・・・他の人間を犠牲にして今日まで生きてきた。
生き汚いだろう?
軽蔑してくれても構わない。けれど、俺は・・・。
当初は軍部への復讐のためだけに生きるつもり・・・だった。
それを変えてくれたのはネリー。君の存在のおかげなんだよ。
(69)2005/08/31 00:25:44
見習いメイド ネリー
他の人を犠牲にしてきたのは私も同じです。
生き汚いなんて思うわけないです。
病気を抱えて、辛かったと思う…
軽蔑なんてしない。

ギルバートさんのこと大好き。生きていてくれてありがとう。
(70)2005/08/31 00:28:49
見習いメイド ネリーは、流れ者 ギルバートを見詰め、微笑んだ。
2005/08/31 00:29:10
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