人狼審問

マンジローさんの話によると、見分けのつかない人物が人狼か人間か判別する能力を持つ……そんな方もいらっしゃるようです。

どのような方法で、見分けるのかはわかりませんが……。

人間に化けてちゃ見つけようがねぇな。
マンジの言ってた「人間か人狼かを判断できる者」なんて奴が本当にいれば楽なんだけどな。
でもあれか、そんな奴がいると分かったら狼も黙っちゃいなさそうだ。
口封じなんてことにもなりかねん。

はぁはぁ…。

遅くなっちゃったわ。編集長にこの事件を追う許可をもらわなくてはいけなくて…朝早くでかけていたの。
教会に行かなきゃ…ステラごめんなさいね。

ギルバート、シャーロットこんにちは。

昨日のヒューの話や、マンジローさんの話とても興味深いわね…。マンジローさんの話は実際にあった話なのね、これからの良い手がかりになりそうだわ。

おうソフィー。忙しそうだな。なんかステラが書置きしてたぞ。
またいろいろ調査するんだろ。何か分かったら聞かせてくれ。

マンジローさんの話を私なりに解釈すると…。
人狼がもしいるのなら、村には

・生者を判別する者
・死者を判別する者
・人狼を撃退できる者
・人狼を支援する者

が、いるという事からしら…。

撃退というのが、人狼を退治することができるのか…それとも、殺されないよう守る事ができるのか…、他に力を持った者はいるのか…。

ヒューの話もあわせて考えると、その力を持つ者たちの力を使って、人狼と思われるものたちを自分達の手で処刑して言ったのかしら…。でも、誰かわからなかったというのは…うーん。

ソフィーさん、そうですね。
そういった能力を持った方がいるかもしれません……が、そのような能力を持っていると公言してはギルさんの言うように狙われてしまうかもしれませんね。

マンジローさんも人狼は狡猾で、自分が能力を持っていると人狼も嘘をつくとおっしゃってましたし。

って、いけないっ。ステラを待たせてるんだったわ。
それに、勘違いで人狼という仕業じゃないかもしれない…まだまだわからないわよね。考えすぎだわ。

それじゃ、教会にいってくるわね。
えぇ、ギル期待していてっ。

四番目の「人狼を支援する者」って人狼の味方だよな。つまり俺たちの敵。

あと、「人狼でないことを保障できる者」もいるみたいだが、いまいちどういうことか分からん。
マンジにもう少し話を聞きたいところだが…雑魚寝してやがる。

あ、そういえば今日があけるのはまだ半日以上あるわ、皆あせらないでね。私もまだまだがんばらなきゃ。

行ってきますっ。

狡猾で嘘をつくか。
「俺は人狼を見分けられるぜ！」って言ってきた奴の言葉を鵜呑みにしたら人狼だったなんてことにもなりかねないのか。
人狼を支援する奴も嘘ついてきそうだな。

俺たちには嘘を見抜く洞察力ってぇのか必要になりそうだ。

おう、ソフィー。新情報期待してるぜ。
さて、俺もちょっくらでかけてくるか。
日の当たらないところにずっといたら気が滅入ってくる。
シャロ、また後でな。

邪魔するよ。
…ふう、やれやれ。帳簿を付けながら考えて一つ判ったことがある。

ツケ売り商品の代金を回収しないうちは死ねない、ってな。ハハハ

ん？　ケネスは大丈夫だったのか。俺の酒で意識を失っていると思ってヒヤヒヤしていたぜ。以外と頑丈な奴なんだな。ハッハッハ

ふむふむ。もぐもぐ。　誰かさんが今までの話を書き記しておいてくれたか。セシリア嬢かな？
……ふむん。そこに転がっている異国の御仁の話は興味深いね。俺の聞いたおとぎ話と、「人の中に入り込む」「狡猾」って共通点があるのも面白い。…フフ、人狼が神さんの使い？そりゃ無いだろ。感じるのは畏れじゃなくて「恐怖」だけだよ。
で、妙な能力でスバッと人狼を見分ける奴がいるって？　…んー、そんな奴がいたら、助かるんだがな。幾らでも酒奢ってやるんだが。

…ああ、ソフィー。俺の聞いたおとぎ話だが、うろ覚えだから職業だの順番だの細かいところはあまり気にしないでくれ。（なにせン十年前に聞いた話だぞ！）

俺は、「奴が人狼だ！」と叫んだ男、そいつが人狼だったんじゃないかって、子供の頃から思っていたよ。　村の人間は恐慌状態になっていたんだろうな。叫んだ男の言う事を鵜呑みにして、片っ端から殺してしまった。　村の人間同士が、冷静に「どうしてそいつが人狼なんだ？」とそいつに反論したり、互いに信頼していれば、みんな殺されることはなかったんじゃないかな。

きっとあの話は、疑心暗鬼で全滅した村の悲しい話、だ。
とにかく、パニックと疑心暗鬼が一番怖いと思う。耳に甘い話を鵜呑みにするのもいけない。　…フフ、ギルもそう言ってるのか…。

ちょっと席を外すよ。

ふう……街から伝書鳩を送らせていただきます。この手紙を集会場へ届けて下さい……お願いしますよ、ヘルメス。
『私の担当教区および近隣の教会に犠牲者の身元を確認した所、旅人はこの付近を回っている行商人であるとのこと。彼の所属する組合にも確認はとれました。明日、ご家族の方へ遺体の引き渡しを行います。」

…………　くそぉ

アーヴァインの野郎はどこだっ！！

…野郎、どこへ行きやがった！？

今日はいい天気だった。こんな日はのんびり過ごしてぇ。
こんなときに人狼なんて物騒なもんで騒がしくしねぇで欲しいぜ、ったく。

みなさんのお話を聞きながら、わたしなりにいろいろと考えていたんです。
それで思ったことなんですが……

人狼って怖れるべきものなんでしょうか？

ん？手紙が来てるな。ルーサーからか？。
何か分かったみてぇだな。ちと読ませてもらうぜ。

旅人は行商人か。ほんと酷いことしやがるぜ。
旅人の冥福を祈る。

それにしても旅人で行商人か。
なんだか緑色な気がするのは…あ、いやなんでもねぇ。

人間っていろんな動物を殺しますよね？
でも、食べて血肉となるのはその内のほんの少しだけ。

人間も他の動物の血肉になるというのは自然なことなのじゃないかしら？

あら？
ギルバートさんとかぶってしまいましたね。
ごめんなさい。

えーと、お話の続き。
だからわたしは、どうしても人狼がわたしを食べたいというのなら、食べられてもしょうがないのかなぁ……なんて思ってしまったんです。
こんな考えはきっと異端なんでしょうね。

死んで、埋められて、他の動物の血肉とならないことが、どうしても自然の摂理に反してるような気がしてるんです。

だから、今は、わたしを食べる動物がいるかもしれないことにとてもときめいているんです。

変ですね、わたし。

よっ！、セシリア。

なんだい、小難しいこと言い出したな。
人間は確かに他の動物を食うぜ。
命ある者生きるためには食すこと必然。
そうなら本来は食されることも必然ってか？。
なんて言うんだっけな、食物連鎖？。

でもよ、だからってなすすべなく食われてやる義理はないぜ。
我が身に害を加える者は全力で抵抗する。全力で排除する。
当然のことじゃねぇか。
俺は食われるなんてまっぴらだぜ。
まだまだやりたりねぇこといっぱいあるしな。

セシリアさんのおっしゃる事も一理ありますわね。
ただ私たちも、神より命を与えられて生まれてきた者として、精一杯生きる義務があるのではないでしょうか?

勿論、我々が他の生物を食してきた様に、我々も他の生物に食されるかも知れません。それでも、精一杯生を主張し、生きる為にあがくンだと思いますわ。

私も教会で色々考えてみましたの。
マンジローさんとヒューバートさんの話から想像すると、
疑心暗鬼になるという事は、明確な情報が提示されていないという事、
これは、ギルバートさんの言う、「狡猾で嘘をつく」者が存在し、正しい情報が伝わらない、もしくは正しい情報が抹殺されてしまうという事ですわね。

わたしだってやりたいこともいっぱいあるし、生きていたいと思う。
でも、全力で抵抗するって言っても……
人狼がどういうものかわからないし、わたしに抵抗できるほどの力があるとも思えないのよ。

そしてパニックを避ける為には、常に個人個人が冷静に状況を判断する必要がありますわね。
ただ、人の心は弱いモノです。誰を、何を信じればよいのかを見失った時、自ら破滅に向かいかねません。

まず、神を信じましょう。次に自分自身を。そうすれば心も安らぎ、真実を見いだす道も開けるでしょう。

！！

おい、セシリア。

セシリアが残してるこのメモ、俺たちが人狼容疑者ってやつ、本当か？。
俺たちに人狼の疑いがあるってか？。それで集会場に集められたのか。
俺はてっきり危険だから皆を集会場に集めたのかと思ってたんだが。
アーヴァインの奴、俺たちを容疑者扱いしやがって。

狡猾、嘘つき、か。
ステラの言う通りだな、ヒューバートの話じゃねぇが、
ここで皆で疑心暗鬼になってたんじゃ相手の思うつぼだぜ。
冷静に行動しなきゃいけねぇ。

セシリアさんに限らず、個々の人間は弱いモノですわ。
でも、まず生きたいと思う事が肝心だと思いますわ。

そして、その思いを持った人が集まれば、より強く成れると思います。

冷静に状況を判断する、か。

冷静に考えて今すべきことは…飯だな。

そうね、シスター。力を合わせればなんとかなるのかもね。

でも、神様がいらっしゃるのなら、なぜ人狼などというものを創られたのかしら？
万物の創造主たる神が、なぜ悪魔や人狼などというものを創られたのか……そう考えはじめると、わたしには神様を信じることが難しくなっちゃったの。
この村に住む者達への試練なのかな？

頭の中が堂々巡りなのよ……

ギルバートさんの言われる通りですわね。
落ち着いて、冷静になる事。

セシリアさん、人はそれぞれその人にしかできない事を持っていると思います。私には私しか出来ない事がある様に、セシリアさんにはセシリアさんしかできない事があると思います。
もっと自信を持って下さいね。

ふふ、ここの辺りは牧師様の専門なんですけどね。
試練だと思いますわ。もし神様が人間を滅ぼそうとお考えになられたら、その人狼とかいう生物が大挙して押し寄せている筈ですわ。

ありがとう、シスター。
出来るだけがんばるわ。

わたしって本の読み過ぎで頭が馬鹿になってるのかしら？

二人とも張り詰めすぎると体壊すぜ。
いつどんなときでも心のゆとりは持つべきだっ。

俺が言っても説得力ねぇか。

こんばんは。往診も終わってやっと今日の診療が終わりました。
往診した先でお土産を頂いたんですが、先生もいいとおっしゃってくださったので皆さんで分けてください。
カステラです。

セシリアさん、本を読む事は良い事だと思います。
それを知識にすると、自由に扱える様になりますわ。
それはもっと素晴らしい事だと思います。
貴方は知識という武器を持って人狼に立ち向かえるかも知れませんわね。

うふふっ、さっきからギルバートさんの目が訴えていますので、何かすぐ食べられるものを探してきますわね。

疲れているときは悲観的なことばかり頭に浮かんでしまうそうですよ。
糖分を取って落ち着いて,ゆっくり休んでくださいね。

ステラさん、お昼はありがとうございました。
おかげで先生の機嫌もいつもより良かったんですよ。

こんばんはー。
今日は学校に立ち寄ってきたんだけどね、みんなおまえが人狼じゃないかって目でボクを観てたよ。
噂は相当広まっているみたい。
考えてみたらそうだよね。ここに集められた人たちの何人か･･･に人狼がいるんだったら、他の人から観ればボクがその人狼でもおかしくないんだもの。

でも、なんだか人間不信に陥っちゃった。やな気分だね････。
もし、この事件が解決したとしても、ボク達は普通の日常に戻れるのかな･･･

セシリア、人間を食べる生き物はいっぱいいるよ。
鳥や虫や色んな獣は人間の屍骸を貪るでしょう？南の方には生きた人間を殺して食べる獣だっている。
でも、人狼っていうのは半分は人間。
普段はボク達と同じ姿をしているんだ。

人の姿をして、人の言葉を話し、ボク達と意思の疎通ができるのに、人間を殺し食らう。
おぞましいことだ、と思うよ。

ところで君はその眼鏡を外した方がずっとチャーミングだと思うんだけどな･･･。

あ、美味しそうなカステラがあるね。
ニーナちゃんが？
わあい、さすがよく気がつくねー。
いただきます。

今日、診療所に立ち寄ってみたけど、ニーナちゃんの姿が見つけられなかったからそのまま帰ってきちゃった。
残念だなあ。

メイさん、こんばんは。
今ノートを読み返していました。
どうやら集会所に来るように言われた私たちの中に人狼が居る、と疑われているようですね。
今日診療所に患者さんがあまりこなかったのもそのせいでしょうか？
事実とは異なることで疑われるのは悲しいものですね。

すぐ食べられそうなものは、このフランスパンぐらいですわねぇ。
とりあえず、紅茶を入れましたので、皆さんでどうぞ。

あ、メイさん、こんばんわ。

メイさん、ごめんね。
今日は往診の日だったんです。明日は診療所に居る予定です。
そこの患者さんからお礼に頂いたカステラなんですよ、それ。先生も了承してくれたので持ってきました。良かったらどうぞ。
明日から往診も控えたほうがよさそうかも･･･。はぁ。

よ。　綺麗どころが揃っているな、ハハハ。

ギルバートよ、腹減ったって、お前「も」嫁の来てが無さそうだから、ちぃとは自分でやらねーか。
……ああ、でもこのカステラは美味そうだ。ちょっともらうよ。

ごめんなさいね。すぐ食べられそうなものはハムエッグぐらいですわ。

私もニーナさんのお土産頂きますわね。

厳しいこと言うぜヒューバート。

とりあえず俺は素直にカステラをいただく！。

ああ、ステラさん。昼のお勤めの後にそう無理するなって。　ギルバートには俺が「男の」ハムエッグを作ってやる。　てめえ、食いさらせよ。

こんばんわ、みなさん、星を見ていたら少し遅くなってしまいました。

…うっしゃあ！出来たぜ。　男のハムエッグだ！食え、ギル。
赤くて黄色くて黒くて白くて妙な煙が立っているが美味いぞ。卵たっぷりだ。

シスター、紅茶、いただきますねｗ

ニーナちゃん、確かに往診は危ないかもしれないね。
人狼が本当にいるのなら、襲われてしまうかもしれない･･･。

（そうか、明日は診療所にいるのか。ふふふ･･･
でも医者が邪魔だなー　くっ）

なんだか賑やかになってきたね。

みんな、今晩は。

ねえ、アーヴァインさん来ていない？
頼まれたチーズを持って家まで行ったんだけど･･･こんな時間になっても戻っていないみたいなんだ。
集会場に来ればいると思ったのに。

！！。

なんじゃこりゃぁ！。
おいヒューバート。仮にも美術やってるんだろ。
見た目くらい美術家らしくできんのかい！。

…な、なんか、人狼騒動に巻き込まれる前に俺の人生が…。

アーヴァインさん、作りたてのチーズじゃなきゃ要らないって我が儘言うからさ。
明日また作って持って行くから、今日の分はみんなで食べてよ。
はい。

（ニーナちゃんが持ってきてくれたカステラ。
　シスターが煎れてくれた紅茶に、フランスパン。
　････なんか、幸せだなあ。
　　この騒ぎが起きてよかったかも･･･）

やあ、メイ、トビーこんばんは。遅くまでお疲れさん。
トビー、アーヴァインは俺達の身を案じて見回ってくれているよ。…んー、美味そうなチーズだ。喜ぶぞ、きっと。

ギル。　食え。　見た目はともかく、美味い。多分な。

ギルバートさん、大丈夫！？
壮絶だなあ。

みんな、今晩はー。

議事録が増えてるな。読まなきゃいけないのか、これ。
ふう。

トビー、こんばんはー。
･･･そう云えばアーヴァインさん、観てないね。
･･･どうしたんだろう･･･

チーズありがとう。
フランスパンに挟んで食べたら美味しいかな。

足りない方は、ネリーさんを待った方が良いかも知れませんわね。うふふっ

カステラも頂いちゃいましたので、一端教会に戻りますわね。ルーサー牧師もまだの様なので、戸締まりを確認してから修道院でお風呂を頂いて参ります。

ヒューバートやるじゃねぇか。
中身が何だかよくわかんねぇけど。
赤い物体と
黄色い物体と
黒い物体と
白い物体の
みごとなコラボレーションだ。

ギル、細かいことは気にするな。
お前が大丈夫なら、俺もつまんでみるかな。

ただいま戻って参りました。
……食卓の上からやたらと邪悪な空気を感じるのは私の気のせいですか……（冷汗）？

とりあえず、犠牲者の方のご両親は他界してしまったそうです。家族は他に生き別れの妹さんがいらっしゃるくらいだそうで……とりあえず、行商人組合の組合長さんに遺骸をお渡しすることになりました。

・・・

行商人さんは、このゴムひもを取り扱う問屋さんだったそうです。この村に商品を卸しに来る途中だったそうで……お気の毒です。

ケネスさん、また貴方は酔い潰れていらっしゃるのですか？主が与えたもうた身体を自ら傷付けては、主の御心を損ねますよ？

…うん、以外とイケるじゃないか。ギルにやるのは勿体なかったかな。フフ。

牧師様、お疲れさまで。まあ……このハムエッグでも。　あの旅人も…帰れるところがあっていいですな。

ん？ケネス、どうした？

・・・びょーんびょーんってか、ゴム紐売りかい？
俺は一滴も飲んでないぜっ！人を見てくれで判断するな。

自警団の奴らにさんざん殴られてきたんだよ、たった今なぁ。やぁみなさんご機嫌うるわしぅ。
俺は不機嫌だぜ！

牧師様、ケネスさん、今晩は。

行商人さん、気の毒ですね･･･。
それにしても人狼の仕業だなんて、僕はまだ信じられないけど･･･

殴られたって･･･うわ、酒臭いなあ。

ケネス飲んでねぇのか。信じられねぇなぁ。天変地異でも起こるんじゃねぇか？。

ルーサーお勤めご苦労さん。もうこんなことは起きて欲しくないな。

村の中も隣町でも行方不明や惨殺死体でいっぱいだとよぉ。自警団の奴ら気が立ってやがる。俺がキョロキョロしてたらいきなり取り囲まれて殴られたんだ。
「お前は集会所に行っていろ」って命令されたぜ。

……いえいえ、私はここに来る前に夕食を済ませてきたもので……是非、ケネスさんに勧めてあげてください。それにしても、まだご両親がお嘆きになる所を見ずに済んだのが幸いでした。ご両親と同じ楽園に彼の魂が召されるのをお祈りします。ゴム紐を販売するお仲間の皆様はショックだったようですが……

ケネスさん、申し訳ございません。どうもお顔が赤かったもので、つい勘違いをしてしまいました。今日は少し肌寒いですからねえ……まあ、ハムエッグでもいかがですか？

ケネス、そいつぁ災難だったな。…まあ、皆が神経質になってる所へお前の面が来たら、怪しまれるわな。ハハハ。
奢るから機嫌直せよ。　フフ。密造酒じゃ、ないぜ？

みてくれだとかくさいとかそんな理由で
俺は奴らに人狼扱いされてんだ。くそくらえってんだ。

口の中が切れてるからな・・・びじゅつしょうさんよ。ありがとな。俺は探している人がみつかった時の為にのんでいねぇんだ。気を悪くしねぇでくれ。
もうすぐ例のコインが化けるんだ。好機到来のコインがなぁ…

災難だったなケネス。自警団も殺気立ってるのか。
このままじゃおちおち外も歩けねぇな。
なんか対策立てないとな。
人狼をとっ捕まえられればいいんだけどな。
何かいいアイデアねぇか？。

ちょっと横にならせてもらうぜ…

俺はよぉ・・・俺はよぉ・・・

酒はもう・・・

ごめん、ケネスさん。
ボク、てっきり
「あーこの人、また酔っ払って暴れたんだあ」
って思っちゃった。

外見じゃないよ。
ボク達全員が容疑者なんだ･･･
でも、自警団の人達がそんなに殺気立ってるとしたら、
本当にいるってことなのかな、人狼･･･

ケネスさん本当に呑んでないの？
じゃあ服や髪の毛に臭いが染み付いてるのかなあ。
ごめん、僕、アルコールの臭い苦手なんだ。

でも「疑いがある」だけで殴るなんてひどいね。
みんな殺気立ってて･･･厭だな。なんだか、厭だ。

ギルさんよ、あんたも流れ者だから色眼鏡でみられるぜ、きっと。

もとからこの村に住んでねぇ奴は優先的に目を光らせているらしいぜ。気をつけな。

ケネスさん、こんばんは。
大丈夫ですか？
怪我の手当てをしますね。

ケネスが飲まねえってのも、不安だぜ。その瓶、丸ごとやるから好きなときに飲め。
うん？その傷を見せてみろ。…結構やられてるな。　それ、この手巾で冷やしといてやる。

すまねぇみんな。ありがてぇけど、普段が普段だからなぁ俺も。まぁしかたがねぇよ。

…おっとと。本職のニーナさんに任せるか。　ケネスを、よろしくな。

ニーナさんすまんが、その…
膝小僧を消毒しておいてくれると助かる。ありがとう。

ヒュー！サンキューな。ありがとな・・・
でもよ、このコインが日の目をみるかどうかで俺は願掛けの酒絶ちをしてるんだ。気持ちだけ受け取っておくよ。

村人じゃない人、か。
まあギルバートさんは顔なじみだけど、あそこの変な服を着た人の事はよく知らないな。
どこから来たんだろう？

って、いねぇのか。素早い奴だ。あんな奴が出世するんだなぁ世の中は…俺みたいに悩みこんでグズグズしている奴なんて。まぁいいまぁいい。ケ・セラ・セラ…

全く、人を疑う者は逆に疑われるというのに……ケネスさんも災難でしたね。
ヒューバートさん？自警団の皆様に暴力を振るってはなりませんよ？「剣によりて生くる者は、剣によりて死すべし」と主がおっしゃっております。

あ、ヒューバートさん！
アーヴァインさんがいたら、チーズの事伝えておいて･･･って、行っちゃった。

ケネスさん、よかったらチーズ食べますか？

ありがとなぁ・・・牧童。。名前なんだっけ？
チーズ頂くよ。。

トビー、こんばんは。私もチーズをもらっていいかな？
それにしても･･･。何かこの辺りでよくないことが起こってるみたいですね。
ケネスさんもそのせいで殴られてしまったようですし。

やれやれ。どうも変な噂が立っているようですね
我々の中に人狼が居るなんて、また何の根拠もなく騒ぎ立てられて散々でしたよ
もう少し理性的に判断をしてもらいたいものです

トビーくん、よろしければ私にもチーズをいただけますか？
私も街でワッフルを買ってきましたので、皆さんよろしければどうぞ。

こんばんは、みなさんお集まりですね

んあ？どうしたヒューっ

みなさん遠慮しないで食べて下さい。
今日出来上がったチーズだから美味しいですよ。

ケネスさん、すぐ人の名前とか顔忘れちゃうんだからなあ。
僕はトビーだよっ！

トビー、ヒューさんに肩をかしてやんな

（いてて…）　フフ、自警団の奴等に話付けてきたぜ、ケネス。奴等も後で侘びを入れるそうだ。　そん時は酒でもたかってやれ。
やれやれ、その前にアーヴァインのパンチ食らっちまったよ。ハハハハハ。
トビー、すまんな。チーズの話は言えなかったよ。

ヴィンセントさんよ！美術商のだんなをちょっとみてやってくれ。

おおぉぉぉっヒューバートさん…
なんていったらよいのか・・・すまねぇことした。
俺なんかの為に…

ヒューバートさん、大丈夫ですか？
本当にみんな苛々してるんだね。こんな事今までなかったのに。

ふむ。殴られたのかね？
どれ、見せてみなさい
うら若き乙女で無いのが至極残念であるが
この私が診察して上げましょう

ヒューバートさん…　一体何が…！？
と、とりあえず冷やしたほうがよいですかね

ヒューバートさん、お疲れ様です……貴方の慈悲深い行いを、主は必ずご覧になっておられます。
自警団の皆様も、私達のために頑張って下さってるだけに、どうしたらいいのかわからないところですね。

ネリー、こんばんわ。
なんか町全体が殺伐としてるみたいだね･･･。

いつのまにか、怪我人だらけだ。
でもヒューバートさんは、ボク、ちょっと見直しちゃったよ。

「俺なんか」だぁ？！ふざけるな、自分を安く見るんじゃねえ！
…フフ、未来の大金持ちなんだろ？「将来の顧客」を大事にしない奴を叩きのめしたまでさ。

……失礼、ケネスさんがお酒を断っているのに、目の前で飲むのはいけませんね。

ああ、ありがとう。先生。　いててて！
……その胸ポケットのメスはしまってくれ。気になる。

少々腫れてはいますが問題ないです
唾でも付けとけば自然に治りますよ
2,3日立っても腫れが引かないのであれば
改めて診療所まで来なさい

いつも思うんだけど、ヴィン医師の診察って、男と女じゃ大差があるよね･･･（ぼそ

…ああ、先生ありがとう。恩に着るよ。

うん？ネリーが冷やしてくれたら、一発で治っちまったな！ハハハ。

・・・ちょいと夜風にあたってくるぜ。

ついでに浮浪者仲間の学者センセイのところに行って
裏情報をしいれてくる。何か腑におちねぇ。この状況は気にいらねぇ。

・・・なんで俺にとって最大の人生の節目になんでこんなことになっちまうんだ？納得できねぇ。ブツブツブツ…

殺伐…そうかもしれないですね…
私達、容疑者という扱いのようですし…
ケネスさんとヒューバートさんはそれでひどい目にあわれたのですね…

ヒューバート大丈夫か？。

ったく自警団も見る人見る人人狼とか思うようじゃ当てにならねぇな。自警団が聞いて呆れる。
こりゃ俺たちでなんとかするしかないか。

皆、集まってるのね。こんばんわ。

もう少し調べたかったのだけど、戻ってきたステラに怒られてしまって…心配かけて、だめね、私。
でも、凄く役にたったわ。ルーサーさん、また明日も見せてもらっていいかしら？。

（ところで、メイ…。「見直した」って…今まで俺をどんな目で見ていたんだ…。）

さて、少々早いですが、私は仮眠を取らせていただきます。なにぶん、久々に遠出をしてきたもので。

それでは、お先に失礼します。
皆様に主のご加護がありますように。
父と子と聖霊の御名において、Amen.

それにしても…調べているときは平気だったのに、一気にお腹が空いたわ…。
トビー私もこのチーズいただくわね。あなたの持ってきてくれたチーズはいつも絶品だもの。

おう、ありがとよ、ギル。
俺の傷はどうでもいいから、皆の話やそこに転がっている……異国の御仁の話を検証して、これからどうするか話し合った方がよかろ。

俺はあちらこちらで取引してるから、各地で色々な裏話を聞いてはいる。その知識も役に立つといいがな。

あ、ルーサーさんお休みなさい。
メモ、どうもありがとう。とても一日で読みきれる量でなかった…教会の書庫は本当に凄いわ。私もそれを活かせるように頑張らないとね。

私もチーズとワッフルを頂きながら、ノートを読ませて頂きますね

あ、ネリーさん、今晩は。
あの･･･朝に頂いたスクランブルエッグ、美味しかったです。

…けど、ヒューもケネスも災難だったわね…。大丈夫？。
確かに表の自警団の警戒は凄かったわ。仕方ない事かもしれないけれど、ちょっと参るわね…。

出来れば私達だけでも険悪にならずにいたいものだけど…。

ギルバートさん、ヒューバートさん。
なんとかするって、具体的にはどうするの。

村人の中から、人狼を見つける･･･って事？

ギル、ヒュー…確かにそうね。
人狼の仕業じゃないかもしれないけど、そのために対処を考えて置く事は大切だわ。

私が今日文献を調べて得た情報にヒューやマンジローさん。それに、今の状況に似た様子の記述があったわ。

どうするってそれがわかりゃ苦労はしないんだけどな。ははっ。
自警団に目の敵にでもされてそうな状況だからな、自分たちのことは自分たちで何とかしないと。
マンジの言う特別な能力持ってる奴なんてのがいれば話も変わってくるんだけどな。

殺気立つのもわかるがね
村人を閉じ込めておいて酷い真似をするもんでもないよ
自警団の連中にも困ったモノだな

ん･･･議事録読んでたけど、ソフィーさんこう云ってるよね。
・生者を判別する者
・死者を判別する者
・人狼を撃退できる者
・人狼を支援する者

がいるって。

ふふっ、トビーよろこんで貰えて嬉しいわ
トビーのチーズもすごく美味しいわ、ありがとう

人狼が本当にいるんだったら、その「特別な能力」を持っている人達だっているんだろうね。
みんなの話を総合すると。

･･･なんて、あんまり信じてないけどさあ。
ただ、行商人さんが殺された件。
殺され方が、普通じゃないみたいなのが、怖いよ。

村の雰囲気もとげとげしているしね。
なんとかできるなら、なんとかしたいよ。

おとぎ話のようなお話だったのだけど、人狼と村人との戦いの軌跡を書いた物語…。

＜闇目覚めるとき、光また目覚めるだろう＞
そこにマンジローさんの言ったような、人狼と、能力者たる者たちの情報があったの。
私が昼…えぇ、メイが言っている事と、血の盟約によって人狼ではないものたち、の事ね。

あ、そういえばですね！
お屋敷の書庫の本を漁ってみて、参考になりそうな本を見つけたのです
そこにはソフィーさんがまとめてくれたことと同じようなことが書いてありました

・生きている人狼を判別できる能力を持つもの
・死んだ人が人狼だったか判別できる能力を持つもの
・人狼から人を守ることができる能力を持つもの
・人狼の繁栄を願う狂えるもの
・お互いが深い信頼の絆で結ばれたもの

人狼が存在するのだとしたら、彼らもまた存在するそうです

ただし、人狼を判別できるものと人を守ることができるものは、それぞれひとりだけしか存在しないらしいのですが、人狼が嘘をつき人々を惑わせることもあるようです
注意が必要ですね

きっかけは突然だったらしいわ。

人狼が狼としての本能に目覚めてしまったのが突然のように、能力者たちもそれに反応するように突然目覚めるものらしいの。そう、まるで私達が能力者でも…人狼でもおかしくないような突然…。

（ネリーさんの言う事なら信じようかな･･･）

うん、能力者も実在するよね！
･･･人狼がいるならね。

そうね、トビー…　
明日になったら全部間違いだったよってアーヴァインさんが言ってくれるといいのにね…
そうしたらいつもの賑やかで楽しい村に戻るのかな

ただいまーっ。

ふーっ、まいったよ。今のいままで居残りだったんだよ。しかも今週はずっとこの時間まで居残りがあるんだってさ。まったくもう、ボクはなんだかんだでいそがしいのになぁ・・。

村人達は、彼らの力を使って人狼を探し出そうとしたのよ…。でも、その方法は…ヒューの言ったように…。
考えれば、そうなのよね。生きているものを判別するとして、私達がそこから取り得る方法は、彼らを殺す事だけ…。それも、人狼としての力をださせないように…皆が見守る中の処刑としてね…。

ネリーの言うとおり、人狼も死にたくないから嘘をつくわ。時には潔白なものも処刑してしまった…。

リック、今晩は。
普段怠けてるから居残りさせられるんだろ。同情の余地はないな。

ボクなりに考えてみたんだけどね。
もし人狼が本当にいるのだとして、
人狼に近づくことによって、危険を察知してその力に目覚めちゃう人たちがいるのかな？って思ったよ。

最後の、人狼の手助けをする者っていうのはよくわからないけど、「人狼に呼ばれる」んだろうか。

リック、おかえりなさい、遅くまでお疲れさま
夜道は怖かったでしょう

温かいココアをつくりましょうね
トビーもソフィーさんも一緒にいかがですか？

なんだかみんな深刻なハナシしてるなぁ。

人狼なんているわけないよね。みんな、ボクを怖がらそうとしてるだけなんだよね？

ねえ、ソフィおねえちゃ、そうだと言ってよ・・。

ソフィーさん、その話。

ヒューバートさんのおとぎ話と一緒だ･･･。
村人が村人を殺すんだね･･････

恐ろしいよ。とても現実の話だとは思えない。

けど、人狼がいるのなら･･･。
うまく、やらなくちゃいけないのかな。

ココア、頂きます、ネリーさんっ。

突然能力者として目覚めるね。俄かには信じがたい話だなやっぱり。
まぁでもあれだ、そんな奴がいるにしても能力に目覚めたからっておおっぴらに公表しねぇで欲しいな。
狼にとって邪魔な存在だろうから、きっと真っ先に旅人みたいにしちまうぜ。

処刑…　なんて恐ろしい響きでしょう
無実のひとを死に追いやるかもしれないなんて…まるでヒューバートさんのおとぎ話のままじゃないですか…

おとぎ話のようなのに…とても残酷だったわ。これは真実だ、と私に語りかけているようだった。

それと、人狼について。その時、人狼として目覚めたものは３人だったらしいわ。…彼らは、満月の夜に目覚めるらしいの…。旅人が殺されたのは…満月だったわね。

メイお姉ちゃん。

「人狼に呼ばれる」だなんて、普通じゃない。
きっと気が狂ってるんだよ。

つまりは狂人だね。

トビーのいじわる〜！！そんなトビーにはボクの宿題全部あげるよ！

ボクはネリーおねえちゃんのココアいただいてるからね。

リック、トビー怖い思いさせてごめんなさいね。
ええ、そうだと思う…そうであってほしいと思うわ…。

ネリーどうもありがとう。…こんな話で場を暗くして申し訳ないわ…。

トビー、お待たせ。熱いから気をつけて飲んでね
メイさん、ギルさんの分もありますのでよろしかったらどうぞ

疲れたときには甘いものが一番ですからね
少しクリームを多めにしてあります

おい！見ろよ！東方には「羊のなる木」や、大きな一本足の人間がいるそうだぜ！
……いや、すまん。教会の書庫をあさっていたら、ついつい読みふけっちまった。

遠い異国にも、この御仁（マンジローを足でつつきながら）の言うように人狼…いや、「何か」が村に入り込んで人間を殺したって話があるようだな。その解決策は色々あるが、大抵は「人間の姿をしているうちに殺す」って奴だなぁ…。うう、ゾッとしないぜ。
そんな「何か」を確実に殺すにゃ、メイやネリーの言うように「能力」を持った奴の力が必要なのかもな。……おいおい、おとぎ話の世界に入り込んだみたいだぜ。

宿題は自分でやらなきゃ意味ないだろ！

ネリーさんのココア、僕だって貰うよっ！

ふぅ、どうにもこうにもこういった類の話は苦手だな
私は医師といっても学者の端くれだからね
この目で見、確かめて見なければ何とも言えないよ
信じる信じないの問題ではない。居るか、居ないかだ

人間と人狼を区別できる能力なんてものを本当に持ってる奴がいるなら皆を調べていって欲しいな。そうすりゃ狼が三人だろうが四人だろうが何れ見つかるぜ。

人狼が本当にいたとして、それを見分ける方法があるんですね。
また、人狼を撃退する力を持つ人も、裏切り者も居るのですか？
･･･人狼がこの中に居るかもしれない,というのもやや信じがたいですが、それに協力するというのは･･･。
本当に,気が狂っているんでしょうか？

人狼は３人、ですか…
満月の夜、そうですね、ちょうど事件のあった日ですね…

痛いじゃないか、トビー。人を殴ったりしちゃ、いけないんだぞ！

ヴィンセントのおじちゃん、ギルバートのおっちゃん、こんばは〜。

結局、ヴィンセントのおじちゃんは人狼ってこの村にいるって信じてるの！？

まぁ、犠牲者が出たと言ってもまだ何もわかっちゃいないのだ
慎重に調べ上げ、原因を追究していけば自ずと答えは見えてくるだろう
要は焦らず、落ち着いて物事を判断する事が重要なのだよ

旅人さんが殺されたのは確かに満月だったと思います。
･･･でも、なぜ三人の人狼なんだろう？

ハッ・・・、ハッ・・・・・・・・

はっくしょん！！

リック、自分の言動を見直せよ･･･。

いつまでもコドモでいちゃだめだぜ。非常事態なんだから。

あ、ギルの話を聞いてもう一つ重要な記述があったのを思い出したわ…。

能力者と人狼について…それは、能力者も人狼も万能ではないと言う事。人狼がすぐ村を滅ぼさない、いえ、滅ぼせないように、能力者の能力も解放される時間は限られているらしいの。具体的な記述はされてなかったのだけど…あの話では１日を区切りに進んでいってたわね、どういうことなのかしら。

ネリー、ココアありがとう。

潔白の人でも････。
もし、そんな判別できる人がいたとして、
ボク達はどうやって信じていけばいいんだろうね。
偽者が出てきてしまえば、見分けのつけようがない････

(小憎たらしいガキめ)

ううん？人狼なるものが居るかどうかなぞ私にはわからんよ
ただ、犠牲者が出た事は事実だ
動物の仕業としては･･･どうも不可解な点が多すぎる
人間がやったにしても手が込みすぎているだろう。わざわざ何処かから牙や爪を用意して殺したんだからね
まだ判断を下すには証拠が足りんよ
かといってこれ以上被害者が出ても困り物なんだがね

ニーナさん、きっと人狼はチームプレイをするんじゃないかな。
だから三匹･･･なのかな。
一匹ずつなら処刑で倒せるんでしょう。
なら、間違えないで三匹続けて処刑しようよ。

･･･何だかいつのまにか、いるって前提で話しているけど。

ギルバートさんのいうように、もしそういう能力を持つ方がいるなら全員を調べていけばすむ話ですよね

ソフィーさんのお話はどういうことなんでしょう？？
能力を発揮できる時間が限られている…？

今まで黙ってお話聞かせていただいてましたけど、ソフィーさんのいう能力を発揮できる時間に限りがあるというのは、一晩に一度きりとかそういったものでしょうか？

３人という事に具体的な説明はされていなかったのだけど…、人狼には精神を共有するような感覚で書かれていたわ。それが本当なら、トビーの言うとおり仲間と協力しているのかしら…。

・・・

なんか、ヴィンセントのおじちゃんにすごく睨まれてる気がするなぁ。ボクなにか悪いコトしたっけ？なんだかわからないけど、とりあえず、謝っておこっと。

能力の発揮できる時間が限られているんですか･･･？
どういうこと？
････！
ひょっとして、人狼は1日に一人づつ襲うってことですか？また、人かどうかは1日に一人しか判断できない、とか？

まぁ仮定を立てて予測していく事も重要だ
人狼や能力者が実際に存在したとしよう
人狼の目的は何なのか？死体は酷く荒らされていた
自然の動物であるならばむやみやたらに殺生はしない物だよ。喰うのに必要なだけ殺し、あるいは身を守る
無駄な殺し合いをするのは人間くらいだ。まったく愚かしい話ではあるが

…うーん。人狼？能力者？　やはり俺はおとぎ話の中に入り込んじまったようで、現実感が無い。とは言え、妙な「何か」がこの辺りに居るってことは確かなようだ。（旅人よ安らかに）
能力者…ってのも現実的じゃないが、俺は取引先が飼っている錬金術師って奴も知っている。ほとんどがインチキだが、中にはちょっと見物になる奴もいるぜ？　うん、ここらに１人２人居てもおかしくはない。

…って、ケネス、どうした？

・・・みんなに伝えておきたいことがあるんだ。議事録にも書いておいてくれ。

俺の仲間の学者センセイは書置きだけ残してよその村に立ち去った…
村にいたはんぱもんは全員いないんだ。

おばあさまに占いのお話を聞いたことがあるのですが、人の宿命を占うような大掛かりな占いは、どんな優秀な星詠みでも、一晩の星の運行を詠む事が必要になるために一晩に一度きりと聞いたものですから……そのようなものかと思ったのですが……。

どこの家にも明かりが灯っていない…

家の中にいるのかいないのかもわからねぇ。ドアをどんどん叩いても呼び鈴を鳴らしても気配がねぇんだよ。

ええ！？
どういう事、ケネスさん。

･･･ここにいる僕達だけしか、村に残っていないって事！？

嘘だ。

ヒューバートのおっちゃん、おかえりー。

そう、旅人さんが襲われたからってさ、どうしてみんな人狼がいるって簡単に信じちゃうの？ボクにはそれが理解できないよ。みんなでボクをおどかそうと思ってるの？それってボクが悪い子だから・・？

ねえ、謝るよ・・。ごめんよ・・・。ボク、いい子になるから、もう許してよ・・。怖いよ・・。

となれば人に紛れ、人を襲う人狼の行動は正しく人の所業と言わざるを得ない
原因はわからんが人の生活に密着した生物である事は確かだろう
察するに、知能も相当高いはずだ。人狼を見つけられる能力者などが居るとするならば嘘や騙り、あらゆる手段を使って我々の眼を欺き、真実を隠そうとするだろう
無論、見つけられたら殺されるのは目に見えているからね。自分の身を守ろうとするならば当然の行動だ
相当、手ごわい相手になるだろうね

医師、確かにその通りね。でもそれなら、人の頭脳に…狼の本能、これはとても危険じゃなくて？。
…なんて、どうも医師にはきつくなってしまうわね。

…ケネスさん…それは…。

それとも、僕達に人狼の疑いがあるから、みんな身を潜めているって事･･･？

アーヴァインさんは何してるんだよ！

人狼の目的ですか？
考えたこともなかったですね
村の人を殺していくことが目的…なのでしょうか
でも何のために…？

ケネス、落ち着け。　とりあえず、お前は生きている。
…一杯やったほうがいい。神さんも許してくれるさ。

学者センセイの書き置きにはこんな風に書いてあった。
【人狼はこの村にいる。奴らを退治したくば光ある能力者に助けを求めよ。人狼は人とは区別が出来ぬ人外の魔物。だがひとたび狼の姿をまとえば人には抵抗できぬ膂力がある。ただし、人の姿をしているうちには人間が協力しあえば彼らに死を与えることが出来る。人の姿をしているうちに彼らを見つけ出し殺せ。私がケネスに教えることが出来るのはこれだけだ、もうしわけない。正直なところ、ケネス。お前すら怖いのだ。お互い生きていたらいつかまた会おう。】

え・・・？
この集会所に居る人以外･･･誰も居ないってことですか？
人の気配がないって･･･。私たち、孤立させられた？
・・・怖いです。

少なくとも、私が人狼の話を信じてしまうのは、おばあさまが過去に人狼騒ぎがあったというお話をしてくださったこと、先生の検死により行商人の方は、得体の知れない獣らしきものに殺害されたらしいということ、また、人狼の話について合致する点が多く見られることね……。

リック…　落ち着いて…
みんなで怖い話をしてごめんなさいね

やれやれ、どうもおかしな事になっているようだな
自警団の連中はどうしているのだ？
まったく、こんな時にこそ役に立ってもらいたい物だが

・・・この中に光の者がいるならどうか助けてくれ・・・
・・・狼とやらがいるならどこかへ行ってくれぇぇぇ！