人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 エピローグ 
(1725)砂漠の村 : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、守護者が1人、霊能者が1人、狂人が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、学生 ラッセル、牧童 トビー、お嬢様 ヘンリエッタ、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、墓守 ユージーン、のんだくれ ケネス、の10名。
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/10/03 03:41:37
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/10/03 03:45:53
牧童 トビー
[...はキョロキョロ辺りを見回した]

うーん、頭が痛い……。
どうして僕はこんなところにいるんだろう?
日が暮れそうだから、羊たちを連れて帰るところだったのに……。

……ここはどこ?
羊は……盗まれたの?
(0)2006/10/03 03:51:54
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/10/03 03:56:04
牧童 トビー
[少し歩き出そうとするも、砂が足枷となり前に踏み出せない。
月明かりに見えるのはただただ砂。
疲労と眠気に襲われて、その場にうずくまると
そのまま意識が途絶えた……]
(1)2006/10/03 03:57:48
学生 ラッセル
[…は集会所にやってきた]

ん?…狼がいるのかい?
僕は勉強が忙しいのに……。
(2)2006/10/03 03:58:29
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/10/03 03:58:35
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/10/03 03:59:24
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/10/03 04:00:01
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/10/03 04:02:03
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/10/03 06:03:04
書生 ハーヴェイ
〈日の滴が目に入った。いつもの煌めく光ではない。〉

あぁ、終焉はまだ寄っては来ていない、か。
長老どもにも見せて遣りたいものだな。

玻璃の結界を砕いたのだから、疾うに永久を知っただろうが
(3)2006/10/03 06:56:56
書生 ハーヴェイ
ふふ、嘲笑ってしまうよ。
永久を恐れたお前たちは、成す術もなく殺されたのだろう。

見ることも叶わなくて残念だよ


……さて、食糧でも探すか。
獣の肉はもう飽いた。
(4)2006/10/03 07:05:07
書生 ハーヴェイは、暑くなるかと呟いて、布のフードを深く*被った*
2006/10/03 07:06:28
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/10/03 07:09:07
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/10/03 07:31:25
冒険家 ナサニエル
[意識に『光』が差し込む。

それが呼び込むのは、『目覚め』]

…………夜が…………明けた?

[蒼の瞳を、薄く、開いて。
意識が途切れる前と、変わらぬ場所である事に……戸惑いと、安堵とを、感じて]

……奇跡……か。
(5)2006/10/03 07:35:18
冒険家 ナサニエルは、小さく呟き、そしてまた、*静かに瞳を閉じる*
2006/10/03 07:36:04
お嬢様 ヘンリエッタ
[緋色の瞳を細め、あたしは呟く。]

       夜明けか。

[朝陽の下では、星の光は遠過ぎる。]
[星の泉は、今は何も映しはしていなかった。]

            [砂漠の昼は、暑い。]
(6)2006/10/03 08:34:28
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/10/03 08:35:27
のんだくれ ケネス
[魔物は夢を見ている。
遥か昔に力を喪いふるさとを追われ、
人の間で暮らすようになってから
幾度となく見る夢。

あたたかく湿ったふるさとの大気と、
つんとする金属のかおり。
羽ばたく翼のうねりを背に感じ
飛翔する時の悦びを。

皮袋に満たされた血の中で、
ゆったりと夢を見ている。]
(7)2006/10/03 08:37:32
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 08:39:00
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/10/03 08:39:36
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 08:41:51
お嬢様 ヘンリエッタ

 [あたしは泉を遠くに見ながら、*微かに口唇を動かす。*]
(8)2006/10/03 08:44:41
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/10/03 08:46:34
のんだくれ ケネスは、夢を*見ている。*
2006/10/03 09:03:04
牧童 トビーはメモを貼った。
2006/10/03 11:40:55
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 12:25:34
墓守 ユージーン
[じりじりと焦げつく太陽。
地面へ這い蹲らせるような強大な力。
オアシスの水がある事で、
この邑は僅かな緑を砂漠の中に抱えている。]
(9)2006/10/03 12:46:49
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 12:49:50
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/10/03 12:55:35
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 13:03:46
酒場の看板娘 ローズマリー
[...はぼんやり目を開く。光が眩しい]
朝?うそぉ、夜は明けないと思ってたのに。
[...は傍らのナサニエルに気付く。]

ナサ、消えてない、の?

[眠るナサニエルの手を持ち上げ、だいぶ水面の低くなった泉に映してみる。きちんと映る…!]

あなた、生き返ったの?
(10)2006/10/03 13:04:41
墓守 ユージーン
[木陰に座りながら、ローズマリーの歓喜の声を聞く。
視線は次に進む砂漠の海の方向を。
荷物は纏めて。
ジンが入った皮袋をふと揺らした。]
(11)2006/10/03 13:07:07
のんだくれ ケネス
[血で満たされた皮袋の中から、泡沫のような夢想とも寝言とも付かぬ呟きが、音にならない声で聞こえてくる。]
(12)2006/10/03 13:07:20
のんだくれ ケネス
『・・・・・・・・・』
(13)2006/10/03 13:08:34
酒場の看板娘 ローズマリー
[目が覚めてみると、センチメンタリズムは消し飛んで、...は赤面した]
振り出しに戻ってしまったみたいね。良くも悪くも。
[...はナサニエルにベールだけ残してそばから*立ち去った*]
(14)2006/10/03 13:11:13
墓守 ユージーン
朝か…
ローズマリーから、この邑は一度人狼によって滅んだと聞いたが、結構活気がある邑のようだ。

[水分の多い干し果物を口に運びながら。
外套のフードに髪の毛は、隠されているが白くなっている。]
(15)2006/10/03 13:11:42
墓守 ユージーンは、皮袋の呟きに耳を傾ける。
2006/10/03 13:12:29
墓守 ユージーン
[砂漠をゆく民は、砂漠にすむ人外のものは、
人に聞こえぬ言葉を話す。
昨夜のヘンリエッタのように。
聞く事が出来、話す事が出来る人間というのは、とても少ない。]
(16)2006/10/03 13:15:17
のんだくれ ケネス
『・・・・・・此処は何処だ。』
(17)2006/10/03 13:16:37
のんだくれ ケネスは、つぷつぷと囁いている。
2006/10/03 13:17:26
墓守 ユージーン
ここは邑だ。

『ここは邑だ。お前が宿っていた人間の首を持ってきたから、もう邑の結界は解かれている。』

[皮袋に答える。]
(18)2006/10/03 13:19:06
のんだくれ ケネス
『・・・邑?ここが?』

[心臓(或いはそこに宿った魔物)は、しばし考え込むかのように間を取った後、]

『・・・・・・確かにこの泉の気配は邑にあった一つきりのあの泉だ。星の泉とか言う。』
(19)2006/10/03 13:23:52
墓守 ユージーン
『その星の泉の邑だ。』

[軽く笑って答えた後、]

『そういえば名前を聞いていなかった。
 砂漠のジンは名前を持っているのか?』
(20)2006/10/03 13:25:56
のんだくれ ケネス
『だが、邑は・・・・・・
・・・何処となく奇妙な感じがする。
あるはずのものがないような、ないはずのものがあるような・・・・・・
あると思っていたものの形が覚えていたものと全く違っていたような・・・。』
(21)2006/10/03 13:26:37
のんだくれ ケネス
『名前?己の名前か。
旅人よ。
あんたの種族じゃどうか知らないが、少なくとも己の一族にとって名前を教える、と言うことは自分を支配する力を相手に委ねると言うことだ。
だから、幾ら恩人のあんたでも教えられないね。』
(22)2006/10/03 13:29:50
のんだくれ ケネスは、「スライマーンにこき使われた魔神の話、知らないか?」と。
2006/10/03 13:31:57
のんだくれ ケネスは、皮袋の中でたぷたぷと揺れながら考え込んでいる。
2006/10/03 13:35:43
墓守 ユージーン
[暫く、悪霊(ジン)の話を聞き、
「邑が奇妙だ」という事について考えていたが、]

『聞いた事はある。スライマーンはジン達を駆使して豪奢な宮殿を作り上げたという。そして、立ちながらにして死したという。』
(23)2006/10/03 13:39:30
のんだくれ ケネス
『そうそれ。
人間と言うのは自分では大した力を持たないが、悪知恵だけはどの魔物も敵わない。そうだろう?』
(24)2006/10/03 13:44:15
墓守 ユージーン
『全くだ。』

[肩を竦める。]

『だが、人間は思いもかけずに強い力を持つものだ。本当にスライマーンがジン達を操る力を持っていたのかもしれない。何にせよ、この一帯では欲望を制した理性ある人間は天使達より上に位置し、天使達はそれを拝するとも言うではないか。』
(25)2006/10/03 13:49:34
のんだくれ ケネス
『さあて、どうだか。
その頃働かされていた奴の言うことにゃロクなもんじゃなかったらしいが。
人間は何でも自分の都合のいいように解釈したがるからな。自分が天地の主と思ってやがるのさ。』

[微妙に険のある呟きがつぷつぷと洩れてくる。]
(26)2006/10/03 13:54:25
墓守 ユージーンは、皮袋の呟きに、ククっと笑った。
2006/10/03 13:56:30
のんだくれ ケネス
『ともかくも、己はひとに名前を教えないことにしている。
あんたにその気がなくても、どっから人間に洩れるか分からないからね。
名前が必要なら、俺が宿っていた人間の名前で呼べば良い。』
(27)2006/10/03 13:59:51
お嬢様 ヘンリエッタ
[からりとした暑さが世界を包む。全く、昼と夜とでは別世界だ。]
[砂漠の太陽は恵みを与える以上に、生者にとっては毒とも成る。]

 世界に終焉は訪れるだろうか。
   終焉の前に夜は訪れるだろうか。
     貴女は此処に訪れているだろうか。

[見上げた空は、何処までもあおくあおく澄み切っていて。]
[あたしは白いフードを目深に被り、極々小さく息を吐いた。]
(28)2006/10/03 14:04:41
お嬢様 ヘンリエッタは、口許をも覆い隠して、邑の中を歩く。
2006/10/03 14:06:09
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 14:07:40
墓守 ユージーン
『構わない。…しかし、私は貴方が宿っていた人間の名前を聞いていない。』

[やや苦笑。]
(29)2006/10/03 14:09:34
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタの姿を見かける。
2006/10/03 14:13:18
お嬢様 ヘンリエッタ

 ……………
(30)2006/10/03 14:16:08
お嬢様 ヘンリエッタは、じりじりじりじりじり。
2006/10/03 14:16:19
お嬢様 ヘンリエッタ

 …あづい。
(31)2006/10/03 14:16:41
のんだくれ ケネス
[こぷり、と溜息に似た泡を吐き]

『・・・そいや、そうだったなあ。
この人間は「ケネス」とか言ってたな。
だから「ケネス」でいいさね』
(32)2006/10/03 14:17:26
お嬢様 ヘンリエッタは、冷を求めて木陰にてけてけてけ。
2006/10/03 14:17:30
のんだくれ ケネスは、たぷたぷ揺れながら近付いてくる足音を察知した。
2006/10/03 14:19:23
墓守 ユージーン
どうかしたか、ヘンリエッタ。

[皮袋を胸元に乗せて。
両手を組み合わせたものを、口を隠すように持っていく。両足は膝をたて。木陰で笑っている。]

『ケネスだな。分かった。
 私はユージーンだ。今向かってきている少女はヘンリエッタ。』
(33)2006/10/03 14:21:35
のんだくれ ケネス
『ほう?邑の人間じゃないみたいだな。はっきりそうとは言えないが・・・。
歩き方が砂漠の民とは思えない。余所者か・・・
この感じは子供なのか。』
(34)2006/10/03 14:25:32
お嬢様 ヘンリエッタ
ユージーンか。何だ、無事だったのか。

[口許の布を僅かにずらして、あたしは声に応える。]
[昨日はあの後直ぐに寝たから、何が在ったかあたしは知らない。]
[邑の雰囲気からして、殺生沙汰は無かったようだが。まあ、いいか。]

如何したも何も無い。暑いんだ。
  あたしはとても暑いと感じているんだ。

[木陰に入れば、緑が陽射しを和らげてくれた。自然は偉大だ。]
[あたしは座るでもなく、木下で大きく伸びをした。]
(35)2006/10/03 14:26:37
のんだくれ ケネスは、お嬢様 ヘンリエッタの気配を探っている。
2006/10/03 14:27:25
お嬢様 ヘンリエッタ
変な感じだな。
 変な感じがする。
   何か、いるのか。
(36)2006/10/03 14:29:51
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 14:30:35
墓守 ユージーン
昨日はヘンリエッタのおかげで助かった。ありがとう。

[偉そうな態度に笑いかけ、
水分の多い干し果実を差し出した。]
(37)2006/10/03 14:30:43
墓守 ユージーン
砂漠には魔物がいるからな。
「星の泉」に誘われて、私の他にも誰かいるのかもしれない。
(38)2006/10/03 14:32:24
のんだくれ ケネス
[笑い声なのであろうか、小さな泡の弾ける音が皮袋の中から微かに聞こえてくる。]

『こういうのは子供の方が案外と鋭いのかもなあ。あんまり鋭いようならちょっとアレだが・・・』
(39)2006/10/03 14:36:15
お嬢様 ヘンリエッタ
あたしが勝手にやっただけだ。
礼を言われる事じゃない。

[相変わらず何が可笑しいんだろうか、此の男は。]

…でも、それは貰っておこう。
喉が渇くからな。喉が嗄れては歌えないからな。

[言いながら、両の手で果実を受け取る。僅かに冷たいか。]

砂漠の魔物か。
まあ、あたしには関係無いな。
悪意あるモノなら、星が教えてくれるだろうさ。
(40)2006/10/03 14:39:26
のんだくれ ケネスは、お嬢様 ヘンリエッタの小生意気な口調にくぷくぷと笑っている。
2006/10/03 14:41:27
墓守 ユージーン
『子供は大いなる力と繋がっているとも言う。』

[皮袋へ向けて。]

それでもお礼を言っておく。
私だけなら、多少手荒に彼らの力を削いでから力を使わなければなかっただろう。

[果実を受け取った様子を見て、背中の木へとまた凭れ掛けた。]

星を見る民か… どこから来てどこへ行くつもりだ?
(41)2006/10/03 14:47:09
のんだくれ ケネス
[一頻り泡の弾ける音が連なった後、皮袋の中の心臓は沈黙した。
少女と男の会話にじっと耳を傾けているのかも知れない。]
(42)2006/10/03 14:55:48
お嬢様 ヘンリエッタ
[泡のような、妙な音が聞えたのも気の所為か。]

…砂漠の向こうから来て、砂漠の向こうに渡る。
星の導きに従って、星の光を皆に与えるために。

   その筈だった。

でも、あたしは止めたんだ。
世界が終わるかもしれないなら、此処に来たかった。

[ユージーンから視線を外して、果実にかぶりつく。]
[じんわり、甘みと水気が口の中に広がった。]
(43)2006/10/03 14:58:28
のんだくれ ケネス
『世界が終わる、か・・・』

[こぽり、と大きな泡を一つ。]
(44)2006/10/03 15:00:41
のんだくれ ケネスは、皮袋に満たされた血に浸りながら、その言葉を反芻している。
2006/10/03 15:05:57
墓守 ユージーン
世界が終わるか。
あまりぞっとしない。

世界が終わらなければ、何をしたい?
…子供一人では、砂漠は本来は渡れないだろう。

[言外に誰か連れがいるのではないかと尋ねながら。]
(45)2006/10/03 15:09:02
お嬢様 ヘンリエッタ
…考えても無かったな。
終わるものだと、思い込んでいたから。

[後の質問に、あたしは肩を竦めてみせる。]
[誤魔化したって無駄だろう、あたしは軽装過ぎる。]

ああ。渡れないな。
…でももう、キャラバンは先に行ったろう。
小娘一人に構っている暇もないからな。
(46)2006/10/03 15:17:09
墓守 ユージーン
[呆れて笑い出す。]

一体、どうする気なんだ。
私は知らないぞ。
(47)2006/10/03 15:21:46
のんだくれ ケネス
『ふん?キャラバンの子か・・・道理でな。
余程大事にされていたのか、足音があまり歩きなれていない足音だ。』
(48)2006/10/03 15:22:39
お嬢様 ヘンリエッタ
あたしだって、知らないさ?

[あたしは口の端をあげて、笑ってみせる。]

月の沙漠に埋もれて、星に成るのも一興だ。
生きとし生けるものは皆、星に還るんだ。
(49)2006/10/03 15:33:48
墓守 ユージーン
素敵な話だ。

『私は…どこへ還るのだろうか。』

[次へ向かう邑の方向を指差しながら。]

私は次はこの方向へ向かうつもりだ。
もし、キャラバンの目的地が此方なら、一緒に行くか?
どちらにせよ、一人は危険だよ、ヘンリエッタ。
(50)2006/10/03 15:40:17
のんだくれ ケネス
『星ねえ・・・少なくとも己の種族は星にはならんと思うな。人間がどうなるかは知らんけど。』
(51)2006/10/03 15:44:39
のんだくれ ケネス
『おいおいおい・・・あんたこのガキんちょも一緒に連れて行く気か?人間なのに?』

[少々呆れたように囁きを送ったその後で、はたと気付いたように声を潜めて]

『・・・保存食か?』
(52)2006/10/03 15:47:13
墓守 ユージーン
『・・・・。』
(53)2006/10/03 15:51:42
お嬢様 ヘンリエッタ
[ユージーンの指さす方向を、あたしは見遣った。]
[確かキャラバンの目指すのと同じだったとは思うが。]

……、考えておく。

あたしは此処で、遣りたい事が在るから。
後の事は、後で考えるさ。

[呟くように言って、泉の在る方に視線を移した。]
(54)2006/10/03 15:51:52
墓守 ユージーン
私はもう暫くは此処にいる。
その間に考えるといい。

[ヘンリエッタの呟きに応えて、眸を閉じる。
木陰の涼。]
(55)2006/10/03 15:54:05
お嬢様 ヘンリエッタ

 言われなくても、そうするさ。
(56)2006/10/03 15:56:47
墓守 ユージーンは、のんだくれ ケネスが入った皮袋を、ぷらぷら揺らした。
2006/10/03 16:02:07
お嬢様 ヘンリエッタは、怪訝そうに、それをじーっと見詰める
2006/10/03 16:04:45
墓守 ユージーン
どうかしたか?

[怪訝そうに見つめ返す。]
(57)2006/10/03 16:05:54
お嬢様 ヘンリエッタ
一瞬、よくない気配を感じただけだ。

[とは言え、星の光の弱い今は、よく解らないのだが。]

…まあ、いい。
駱駝を預けた侭だ。様子、見てくる。

[一言告げて、あたしは教会へと*足を向ける。*]
(58)2006/10/03 16:11:23
のんだくれ ケネス
[魔物の宿った心臓は皮袋の中で血に浸されてたぷたぷと揺れている。]
(59)2006/10/03 16:11:29
墓守 ユージーン
[教会へ行くヘンリエッタ…今は視界にいれても何も感じない…を笑って見送りながら、たぷたぷとまた皮袋を揺らした。]
(60)2006/10/03 16:13:15
冒険家 ナサニエルは、静かに瞳を開き、虚ろに周囲を見る
2006/10/03 16:20:22
冒険家 ナサニエル
[開いた瞳に、映る真白。

意識の混濁。

ここは何処か。
自分は誰なのか。

答えを探し、意識の虚空へ手を伸ばす]

……俺は……ナサニエル。
ここは……星の泉の邑。

[確かめるような呟き。
だが、その先は続かず。

今朝、一度目覚めた時には鮮烈に思い出していた諸々の事にも、再び霞がかかっていた]
(61)2006/10/03 16:21:16
冒険家 ナサニエル
……奇跡。

[霞む意識の内を、短い言葉がよぎる]

奇跡の……代価?

[次に浮かんだ言葉を、消え入りそうな声で独り言ち。

掛けられていた真白のヴェールを手にして。
*ゆらりと何処かへ歩き出す*]
(62)2006/10/03 16:23:52
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/10/03 16:27:09
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 16:46:33
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/10/03 17:15:15
のんだくれ ケネス
『嗚呼・・・また少し寝る・・・疲れた。力は温存しないと・・・。
たまに血でも足してくれると凄く助かるんだが・・・。ちょっと粘ついてきた・・・。』

[魔物はそう呟き、皮袋の中でたぷん、と*揺れた。*]
(63)2006/10/03 17:18:50
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 17:22:35
墓守 ユージーン
『血か…人間の血か?それとも、人間の血でなくてもいいのか?』

[心なしか、たぷたぷ感がなくなった気がしないでもない。]
(64)2006/10/03 17:35:38
書生 ハーヴェイ
〈僕は邑の女から、果実を買った。女は楽だ、玻璃で造られたものに目を奪われるから。〉

――緋色の果実は、禁断の味がすると謂う。


ハハ、可笑しいものだね。
僕はこんな風に果実を食らったことは無かった。

〈僕は、果実をかじる。汁が溢れて喉を潤す。薄汚れて薄くなった布のフードが、僕の視界の邪魔をした。〉
(65)2006/10/03 17:42:51
書生 ハーヴェイは、唖いながら皮ごと食らう。手を伝う緋い汁を、舌で舐めとり
2006/10/03 17:46:55
のんだくれ ケネス
『出来れば人間の血が良いが。無理なら仕方がない・・・獣でも良いさ。』

[囁きが気だるげに答える。]
(66)2006/10/03 17:50:58
墓守 ユージーン
『人間の血は不味いだろう。獣か… 』

[すっと双眸を細めて、辺りを見渡す。]
(67)2006/10/03 17:53:17
のんだくれ ケネス
『・・・あんたの血を分けてくれるのか?』
(68)2006/10/03 17:54:13
書生 ハーヴェイ
〈食べ終えると、僕は泉へ向かう。途中で少女にすれ違う。三日月の教会にでも向かうのだろうかと考えたが、僕には関係ない。〉

玻璃は役立たずだ、熱もしのげれば良いと云うのに。

〈乾々に成った手が気持悪い。〉
(69)2006/10/03 17:57:00
墓守 ユージーン
『ああ、それがいいかもしれないな。』

[心臓が入った皮袋の紐を解いた。血の匂いが漂う。
手首を下向きに、皮袋の口へと密着させるようにすると、何時の間にか手に持っている黒い短剣で、手首を切り裂いた。血が勢いよく、迸る。]
(70)2006/10/03 17:59:26
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンの姿を見て足を止める。
2006/10/03 17:59:38
書生 ハーヴェイは、何をしているかは見えなかったが、其れを知ろうとは思わなかった
2006/10/03 18:00:36
墓守 ユージーンは、書生 ハーヴェイに気づいているようだ。
2006/10/03 18:07:54
書生 ハーヴェイ
〈人との接触を避けなければならない理由はない、害意ある者の見分けくらいつく。ぢゃあ何故止まるのかと問われれば、煩わしいからと答えようか。〉

『全くもって面倒だ、人など滅んでしまえば良い』

〈僕は人ではある筈だが、僕に苦痛を強いる種族が好きになれる訳も無い。〉



〈違う道をゆこうと思った。砂漠に出る前に、食糧と水を補充しなければ〉


『何より此の手を洗いたい』
(71)2006/10/03 18:08:20
書生 ハーヴェイは、気付かれているのに気付かずに、さて如何ゆくかと考える
2006/10/03 18:08:58
のんだくれ ケネス
[とくとくと皮袋に新たな血が注がれる。心なしか血の泡の呟きも恍惚とした色合いが混ざる。]

『嗚呼・・・良いな。己はまだあんたの種族のものの血肉を味わったことはないんだが、結構乙なもんだな・・・。』

[満足げにゆらり、と血溜りで揺らいでいる。』
(72)2006/10/03 18:10:23
墓守 ユージーン
ヴィーは一体何をしているのだろう。

[血が一気に抜けてゆく心地を味わいながら、
ハーヴェイへとフードの奥から黒い双眸を向ける。]

あまり喰らって欲しくはない。

[悪霊に苦笑する。]
(73)2006/10/03 18:16:03
のんだくれ ケネスは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/10/03 18:18:26
のんだくれ ケネス
『お礼に少しばかり、幸運を授けてやるよ。どの位効くかは分からんが。』

[と、皮袋の中から、こぷこぷと少し異なる泡音が*立った。*]
(74)2006/10/03 18:18:31
書生 ハーヴェイ
〈暫く考えたが、道は思い付かない。僕は邑の人間では無いのだ。〉

そもそも何故僕が違う道をゆかねばならないんだ。
目眩ましをすれば見付からない。


〈腕をあげれば、指先から溢れる玻璃。綺羅と光の屈折を作り出し、彼を見た。〉

……気付いてたのか

〈纏った玻璃は地に落とす。〉
(75)2006/10/03 18:23:29
墓守 ユージーン
[手首をぐっと抑えるようにすると、切り裂かれた傷が一応塞がる。夜まで待たなくては。]

ありがとう、『ケネス。』

[再び先と同じように皮袋の紐を縛ると、フードを引き、外套を合わせるように。ヘンリエッタの決心がつくまで、暫く休もうと*眸を瞑った。*]
(76)2006/10/03 18:26:04
墓守 ユージーンは、閉じた眸を開け、「気づいていた。」 と声をかけた。
2006/10/03 18:26:38
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 18:27:35
書生 ハーヴェイ
…………ぢゃあ、通らせてもらう。
君は辛いんだろう。

〈そう云い、僕は彼の横を抜けるために地を踏んだ。〉
(77)2006/10/03 18:29:24
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/10/03 18:30:56
墓守 ユージーン
好きにするといい。

[再び眸を閉じる。道を塞ぐ気は元よりない。]
(78)2006/10/03 18:36:00
墓守 ユージーンは、木にもたれかかったまま、血の匂いに気付くだろうかと内心思い。
2006/10/03 18:37:11
書生 ハーヴェイ
……気を付けた方がいいんぢゃないか?
別に君が如何なろうとも知りはしないが、歓迎される事態に成るとも思わない。


〈なんとなく、云った。少し追い越した後、振り返って云う程の事ではなかったかもしれないが〉
(79)2006/10/03 18:42:51
墓守 ユージーン
風が消してくれる。
心配は、ヴィー自身の為にとっておけ。

[片方の眸だけをうっすら開けて。]
(80)2006/10/03 18:49:24
書生 ハーヴェイ
風がねぇ。
今は此んなに匂うのに其んなもので消えるのかな

〈若し其うだとしたら、彼は人ではないのだろうと思う。自分も違うのだが、〉


忠告、有難う。
唯云うなら、君を心配している訳では無いよ。
君は其れ程、命知らずでは無いだろう?
(81)2006/10/03 18:57:19
墓守 ユージーン
[閉じていた眸を、煩わしそうにハーヴェイへと向けた。]
(82)2006/10/03 19:41:09
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンの視線を受け、口の端を吊り上げた。酷く愉快だ。
2006/10/03 19:45:41
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/10/03 20:00:37
書生 ハーヴェイ
まあ、これ、あげるよ。
大したものじゃないけどね。

〈指先に玻璃の蝶。其れは僕の命令通り、彼に貰ったばかりのフルーツを渡して砕けた。〉


ペット?
まあなんでもいいけど、躾大変だね

〈恐らく聞いたら怒るだろう、解っていつつ云うのは悪い癖か。今度こそ、泉へ向かう〉
(83)2006/10/03 20:03:37
書生 ハーヴェイは、喉の奥を鳴らす。愉快、気分が好い
2006/10/03 20:20:52
書生 ハーヴェイは、泉に近づき覗き込む。笑みが見えて、それを消した。
2006/10/03 20:21:28
書生 ハーヴェイは、水を汲むと、視線を剥がす。乱暴に腕に水をかけた
2006/10/03 20:27:06
お嬢様 ヘンリエッタ
ふう。

[あたしはフード越しに額に手を当て、目の前の建物を見上げる。]
[こぢんまりとしてはいるものの、きちんとした教会。]
[何処ででも、神様への信仰というヤツは変わらないらしい。]
[更にその上へと視線をずらせば、満天の星。今宵も、綺麗だ。]
(84)2006/10/03 20:34:06
お嬢様 ヘンリエッタは、駱駝から離れて、教会を後に。
2006/10/03 20:35:27
お嬢様 ヘンリエッタ
 神様、ねえ。

   [ぽつり、呟いて。]

[夕方の木の傍を通り掛かれば、ユージーンが目を閉じているのが見えた。]
[流石に此の時間ともなると、冷えやしないだろうか。全く。]

風邪引くぞ。
   いや、あんたは引かないのか?

[夜の眷属とか言ってたっけか。返事を期待する訳でも無いが。]
(85)2006/10/03 20:43:48
書生 ハーヴェイ
〈腕を擦る。かさついた肌には強すぎる程に。〉

……ハハ、殺しても壊しても
結局は、逃げられないという事か。

折角お前を砕いたと云うのに、全く意味は無かった訳か。
(86)2006/10/03 20:47:52
冒険家 ナサニエルは、夜空を見上げて、ぼんやりと佇んでいる
2006/10/03 20:50:31
書生 ハーヴェイは、座り込んだ。天を見遣り、目を細める。
2006/10/03 20:52:34
墓守 ユージーンは、書生 ハーヴェイから渡されたもので喉を潤したが再び休んでおり
2006/10/03 20:53:18
お尋ね者 クインジーは、二度目の月を見上げる。
2006/10/03 20:53:27
お尋ね者 クインジー
…月を見ながら世界が終わるなら、それでも良かったんだ。
(87)2006/10/03 20:54:16
お尋ね者 クインジーは、のんだくれ ケネスに話の続きを促した。
2006/10/03 20:55:05
墓守 ユージーン
下手をすれば風邪も引こうさ。
決めたか?

[双眸を開きヘンリエッタに笑いかける。]
(88)2006/10/03 20:57:14
お嬢様 ヘンリエッタ
さて。
 逢えるか、逢えないか。
      …それ次第だな。
(89)2006/10/03 20:58:40
牧童 トビーは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2006/10/03 21:03:21
冒険家 ナサニエル
[邑の中を、一通り見て回った。

やはり、知っているような、知らないような……不可解な心地がしてならず。

そして、その不可解な心地は、決して晴れる事無く……気づけば、日は落ちていた]

……この場所で……なさなくては、なら無い事……。

[低く、呟きつつ。
ゆっくりと、泉へと戻って行く]
(90)2006/10/03 21:03:53
牧童 トビーは、羊を追いかける夢を見ている。
2006/10/03 21:04:03
お嬢様 ヘンリエッタ
なあ、ユージーン。
あんたは言ったな。

星へ還る事を、素敵な話だと。
    本当に、そう思うだろうか。

…届かないんだ。
見えるのに、すぐそこに在るのに。
幾ら手を伸ばしても、決して届く事はないんだ。
(91)2006/10/03 21:10:27
お嬢様 ヘンリエッタは、ふるり、ゆっくりと、首を振る。
2006/10/03 21:10:46
お嬢様 ヘンリエッタ

 …うん。
 下らない話をしたな。忘れてくれ。
(92)2006/10/03 21:11:17
見習いメイド ネリー
[目をゆっくりと開き、むっくりと起き上がる]

あたし…生きてるの?

世界は終らないの?

[砂海の中一人佇み空を見上げる]
(93)2006/10/03 21:11:18
見習いメイド ネリーは、一人ゆっくりと当て所も無く歩き出す。
2006/10/03 21:12:09
墓守 ユージーン
だから、素敵なんじゃないのか?
私はそう思う。

ああもしかして、大きな星が今欲しいのだろうか。
(94)2006/10/03 21:13:42
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/10/03 21:14:10
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 21:15:49
書生 ハーヴェイ
〈泉はひんやりとしていた。風が強い。フードは邪魔だ。〉

……疲れたな。
(95)2006/10/03 21:17:14
お嬢様 ヘンリエッタ
あたしは、そうは思えないんだ。

…大きな星。そうかもしれないな。
 此処でなら手に入るかもしれないと、思ったんだ。
(96)2006/10/03 21:17:27
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 21:18:46
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 21:20:04
見習いメイド ネリーは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2006/10/03 21:21:21
冒険家 ナサニエル
[泉の側まで戻れば、玻璃を操っていた男の姿が目に入り。
気づくかどうかはわからぬものの、軽く、礼をして。

再び、夜空の星を見つめて立ち尽くす。

意識の奥に渦巻くのは深い霧。
何か。
そこから何か、掴まなくては、と想いが募る]
(97)2006/10/03 21:21:35
見習いメイド ネリー
みんなどこへいったの?
オアシスに行けばまた会えるのかな?

[そう言って四周を見渡す]
[砂に残る僅かな跡を見つけ*辿っていく*]
(98)2006/10/03 21:22:08
墓守 ユージーン
・・・・。

[姿勢を変えて胡坐を組む。瞑目してから眸を少女へと向け。]

人間は短い命だ。
その中でどう慰めを見出すかが必要となる時もあるだろう。
特に生きるものを選ぶ砂漠の中では。

星は、星自身を求めようとしなければ傍を片時も離れぬ事もあり、大きな星が貴方を守護してくれる事もあるだろう。

もしも手に入れようとするのなら、
…人間の少女よ、何を求めている?
(99)2006/10/03 21:27:17
書生 ハーヴェイ
〈天を見上げていた顔を、僕は降ろす。向ける。〉

こんばんは。

〈力ない表情など、他人には見せない。〉
(100)2006/10/03 21:27:31
冒険家 ナサニエル
[呼びかけられれば、ゆるりと視線を地上へ下ろし、蒼い瞳をそちらへ向ける]

ああ……こんばんわ……。

……静かな夜だな。
(101)2006/10/03 21:29:58
お嬢様 ヘンリエッタ
それでも。
 そうだとしても。

あたしは、求める。

 [声は震えてしまっていただろうか。情け無いな。]

   …唯、逢いたいんだ。逢いたかったんだ。
(102)2006/10/03 21:31:44
書生 ハーヴェイ
そうだね、静かな夜だ。
一人なんだね。
置いてきて大丈夫なのか?

〈誰をなどと、云わなくても解るだろう〉
(103)2006/10/03 21:32:18
墓守 ユージーン
誰に、何に?
(104)2006/10/03 21:33:23
墓守 ユージーンは、お嬢様 ヘンリエッタの震える声に、緋色の眸から視線を逸らさずに。
2006/10/03 21:33:47
お嬢様 ヘンリエッタ

 ……、…喋り過ぎた。
(105)2006/10/03 21:34:14
お嬢様 ヘンリエッタは、目を閉じて、再び首を振り。無言で、「星の泉」へと向かう。
2006/10/03 21:34:47
冒険家 ナサニエル
ああ……一人だ。

[置いてきて、という言葉に、僅か、眉を寄せ]

……目覚めた時には、いなかった。
一回りしたが、姿が見えなかった。

[だから、ここに戻ってきたのだと、答える]

俺は、ここにいなくてはならない……そんな気が、する……。
(106)2006/10/03 21:36:38
墓守 ユージーン
魔物によく喋る事だ。

[幾らか瞬きをして、立ち上がった。
空を仰ぎ見ると満天の星空。
今日も泉には星が光り輝いているに違いない。]
(107)2006/10/03 21:37:58
お嬢様 ヘンリエッタ
ユージーンは、ユージーンだろう。
そして、あたしは、あたしだ。
…素性がなんであれ。
(108)2006/10/03 21:39:19
お嬢様 ヘンリエッタは、一度、振り返って。小さな声で言い。
2006/10/03 21:39:57
書生 ハーヴェイ
そう、此処に。
何かあるのかもね。

一度、人狼が出たことに何か関係しているのかな。

探さなくていいの?
(109)2006/10/03 21:41:23
墓守 ユージーン
星を見るものは言う事が違うな。
尤も、砂漠ではどんな事も起こりうる…
ここで会った事も、一夜の夢でしかないかもしれない。
(110)2006/10/03 21:41:52
お嬢様 ヘンリエッタ
   星を見る者である前に、あたしは、あたしだ。

[視線の先に、二つの人影。…あたしは思わず、足を止めた。]
(111)2006/10/03 21:44:12
墓守 ユージーンは、何かに合点がいったように、木で頬杖をつき、双眸を細めた。
2006/10/03 21:45:50
書生 ハーヴェイ
〈僕の手から戯れに生み出された玻璃の蝶が、硬質な音を立てて飛んでゆく。〉

〈僕は銀の器に水を掬い、口を潤す。〉
(112)2006/10/03 21:47:50
お嬢様 ヘンリエッタ
[周囲を舞う蝶に、眉を寄せる。]

   [けれどあたしは構わず、泉の傍へと近付いた。]
(113)2006/10/03 21:49:20
冒険家 ナサニエル
あるのかも……知れないな。

[独り言のように呟けば、僅かに目を伏せ]

……歩き出せば、行き違う……そんな気がする。

[行き違うという事は、妙に、重たく感じられ。
それが、泉の側を離れさせなかった]
(114)2006/10/03 21:50:02
お嬢様 ヘンリエッタ

 …すまないな。邪魔するぞ。
(115)2006/10/03 21:50:50
お嬢様 ヘンリエッタは、会話する二人に、声をかけ。フードは目深に被った侭。
2006/10/03 21:51:01
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに気づき。そちらを見やって、軽く一礼する
2006/10/03 21:51:04
書生 ハーヴェイ
小さなお嬢さん、こんばんは。

〈蝶が何処かへゆくのを見もしなかったが、恐らく少女を見つけたのだろう。しかし蝶は戻らず、何処かへ飛んでゆく。如何でも良い。〉

水を飲みにきたのかな?
(116)2006/10/03 21:51:20
書生 ハーヴェイ
まぁ、待てば来るだろうね、彼女は。
水は人には必要だろう。

〈果たして何時来るか、それとも来ないか。考えて、笑みが浮かぶ〉
(117)2006/10/03 21:55:13
お嬢様 ヘンリエッタ
あたしの名前は、ヘンリエッタだ。

[二人を一瞥。] [軽く会釈。] [一応の礼儀。]

…泉を、星を、見に来た。
(118)2006/10/03 21:58:54
書生 ハーヴェイ
ヘンリエッタと云うのか。
僕はハーヴェイ。ヴィーとでも呼んでくれ

〈あの女の嫌いな呼び名を敢えて口にする。嗚呼、清々する。〉

泉に星が映っている
丁度良いだろう
(119)2006/10/03 22:01:17
お嬢様 ヘンリエッタは、書生 ハーヴェイに無言で頷いて、泉の傍らに立ち。水面を、じっと見詰める。
2006/10/03 22:02:43
お嬢様 ヘンリエッタ

 …綺麗だな。
(120)2006/10/03 22:03:27
墓守 ユージーン
『渇望の声は、何時しか。』
『それを手に入れた時に消えてしまう。』

『変わろうとする幼生の美しさに、一瞬時をとどめてしまいたいと私は思った。恐らく、何かを求めようとすれば、その身が傷つき泣く事もあるだろう。自分の運命を自らの力で手にいれ、蝶へと為ろうとするものか……綺麗な蝶になるだろう。』

『だが……与えられた中で翅を大きく伸ばそうとする蝶もいる。どちらも比べる事ではないのだが。そして、片方がよりよきものであると言えもしないのだが。』
(121)2006/10/03 22:03:49
冒険家 ナサニエル
ああ……そうだろう、な。

[ハーヴェイの言葉には、小さく呟いて。

ヘンリエッタには、そうか、と呟くように言って。
泉を見つめる様を何気なく見やる]
(122)2006/10/03 22:04:35
書生 ハーヴェイ
綺麗なものだね。

〈揺れる水面に映る顔は、あの女の顔ではなかった。ほっとした〉
(123)2006/10/03 22:05:31
お嬢様 ヘンリエッタ
[そっと、歌を紡いで。]

 Twinkle, twinkle, little star
  How I wonder what you are!
 Up above the world so high,
  Like a diamond in the sky.

[あたしは、手を伸ばす。]

 When the blazing sun is gone,
  When he nothing shines upon,
 Then you show your little light,
  Twinkle, twinkle, all the night.

[泉に映し出された星を、掴もうと。]
(124)2006/10/03 22:06:51
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタの行動を黙って見守る
2006/10/03 22:07:16
墓守 ユージーン

 ヘンリエッタ、貴方は羽化がまだまだ遠い蝶の幼生だな。
 
(125)2006/10/03 22:07:23
お嬢様 ヘンリエッタ
[けれども。]

 Then the traveller in the dark,
  Thanks you for your tiny spark,
 He could not see which way to go,
  If you did not twinkle so.

[ぱしゃん。小さな水音。]

 In the dark blue sky you keep,
  And often through my curtains peep,
 For you never shut your eye,
  Till the sun is in the sky.

[水面に波紋が出来て、星は崩れ去った。]
(126)2006/10/03 22:07:26
お嬢様 ヘンリエッタ
[ああ。やっぱり。]

 As your bright and tiny spark,
  Lights the traveller in the dark, ――
 Though I know not what you are,
  Twinkle, twinkle, little star.

[星に手が届く事は、ないんだな。]

 Twinkle, twinkle, little star,
  How I wonder what you are!

[解って、いたんだ。解っては、…いたんだ。]
(127)2006/10/03 22:07:41
お嬢様 ヘンリエッタ
[満ち満ちる、星の光。泉が淡く輝いて。]

 [それが収まっても、何も見えはしなかった。]

   [あたしは濡れた自分の手を、じっと見詰めた。]
(128)2006/10/03 22:08:29
お嬢様 ヘンリエッタは、細く、長く、息を吐いた。フードを脱ぎ、濡れた手で顔を拭う。
2006/10/03 22:09:07
書生 ハーヴェイ
〈少女が何をしたかったのかなど解らなかった。やがて思いついたときに、可笑しくなった。〉

……タオルでも要るか?

〈笑みを出さぬように、僕は其れを差し出した〉
(129)2006/10/03 22:11:35
書生 ハーヴェイは、玻璃の蝶はひらひらと舞いながら、何かにぶつかって砕けた
2006/10/03 22:13:44
お嬢様 ヘンリエッタ
…要らない。

 [あたしは外套の裾で、顔を拭った。]
(130)2006/10/03 22:14:01
書生 ハーヴェイ
ふぅん?
汚れるよ、まぁ良いけれど。

〈別に少女が汚れた顔になろうと関係ない。〉

あまり水を汚さないほうが良いだろうね。
オアシスは貴重な物だから
(131)2006/10/03 22:16:44
酒場の看板娘 ローズマリー
[...は教会の裏手でひとり晴れた夜空を見上げている。不思議そうにため息をついて、青い月に語りかける]

世界は終わらない。そして、また、月は昇る…。
神様の気まぐれで、あたしは今、ここにいる。

[青い月は、奇妙にも昨日とまるで変わらぬ満月と見える。
 ...の傍らには小さな白い墓標。そこに刻まれた名前を撫でて、...は首をかしげる]

生きているのと、ここに眠っているのと、どちらが本当のあなたなのかしらね、ナサ?

[生きているあなたには、何て言って話しかけていいのか、わからないわ]
(132)2006/10/03 22:17:01
お嬢様 ヘンリエッタ
言われるまでもない。

[立ち上がって、あたしは泉の傍から離れる。]
[あたしが望んだものは、此処には無かった。]

        …かあさま。

 [ぽろり、と。呟きが、音となって零れた。]
(133)2006/10/03 22:19:17
冒険家 ナサニエルは、またぼんやりと。夜空へ蒼い瞳を向ける
2006/10/03 22:21:48
酒場の看板娘 ローズマリー
[どう話しかけたらいいのかわからないのに]
[それでも顔を見たいと思う]
[…あたしはよっぽどバカなのかな?]

[とまどう...の耳に、かすかな歌声が届いた。それはどこか、星のまたたく音に似て、清い。...はその声に魅せられて、月に照らされた細道を歩き出す]
(134)2006/10/03 22:21:50
書生 ハーヴェイ
〈この少女は母を求めているのか。傑作だった。片や憎み、片や求める。〉

面白いね、
実に可笑しい


〈僕はそれを*とめられなかった*〉
(135)2006/10/03 22:28:23
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/10/03 22:30:19
お嬢様 ヘンリエッタ
…何が可笑しい。

 [あたしはハーヴェイと名乗った男を、睨んで。]
(136)2006/10/03 22:32:19
お嬢様 ヘンリエッタ
逢えなかった。
 逢えはしなかった。

[唄うように、囁くように、言葉を紡ぐ。]

  あたしは、何処へゆこうか。
    あたしは、何処へゆきたいのだろうか。

     [*――星の満ちる泉を離れて、*]
(137)2006/10/03 22:35:33
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/10/03 22:36:40
墓守 ユージーン
[暫く様子を見ていたが、
つと泉の方へと歩き出すと、
そこへ置いてあった荷物を背負い始める。]
(138)2006/10/03 22:37:23
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 22:40:35
酒場の看板娘 ローズマリー
キレイ…

[キレイとつぶやいてから、あたしは思った。まだ、よ酔っているのかしら?
ただの石畳の小道が、細い銀色の小川のよう。この小道が小川なら、星の泉に流れ込む、月の河に違いない]

[星の泉の傍らに、人影が見える]
[たった一晩過ぎただけなのに、懐かしい気がして、歩を早める]

 …こんばんは。
(139)2006/10/03 22:41:29
酒場の看板娘 ローズマリー
行き違ってしまったかしら。さっきまで人がいたと思ったのに。
(140)2006/10/03 22:44:13
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/10/03 22:44:14
墓守 ユージーン
ナサニエル、貴方に幸あらん事を。

[来た時と同様に、大きな横向きの箱のようなものを背負い直し、砂漠を横断する為の荷物をも担ぐとナサニエルに声をかけた。]
(141)2006/10/03 22:44:32
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 22:46:32
冒険家 ナサニエル
[呼びかける声に気づいて、ふと、そちらを見やる。
近づく姿に、僅か、目を細めて]

ああ…こんばんわ。

[静かに挨拶を返した後。
ユージーンの言葉に、不思議そうに瞬いて見せ]

……俺に……幸?
(142)2006/10/03 22:46:45
書生 ハーヴェイ
別に。
君には判らないだろうね、甘えんぼのお嬢さん

〈嗚呼、可笑しい。笑いがとまらない〉
(143)2006/10/03 22:47:27
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/10/03 22:49:53
書生 ハーヴェイ
やあ、こんばんは

〈止められないから仕方なしに女に声を投げる〉


甘え盛りのお嬢ちゃんは、如何やらご機嫌斜めだね
(144)2006/10/03 22:50:34
墓守 ユージーン
こんばんは、ローズマリー。

[ナサニエルに問いかけられると、「ああ」と頷いた。]

私はもう行こうと考えている。
貴方が以前どうであったかは分からないが、ローズマリーと… [軽くローズマリーへと視線を向けた後] 幸せに暮らせれればと思ってな。
(145)2006/10/03 22:51:29
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/10/03 22:52:20
墓守 ユージーン
貴方も然程変わらないように見えるが。

[ハーヴェイへの呟きは呟きとして。]
(146)2006/10/03 22:53:51
冒険家 ナサニエル
[笑い続けるハーヴェイには、一瞬、怪訝な視線を向け]

ああ……行くのか。
気をつけてな。

[ユージーンの、「行こうと考えている」、という言葉には、静かにこう言えたものの。
その後に続いた言葉への返答には、何故か一瞬、戸惑って]
(147)2006/10/03 22:56:24
書生 ハーヴェイ
ああ、愉快だ。実に愉快だね。
其んなにも親を求めるものか

〈銀の器に水を掬う〉

さてと、僕も出ようか。
(148)2006/10/03 22:56:53
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/10/03 22:57:33
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンの声が聞こえたか聞こえぬか、定かではないが歪みは深くなり
2006/10/03 22:58:14
墓守 ユージーン
ナサニエル、貴方がどういう存在であれ、
旅人にそれぐらい言わせてくれ。

ああ、ありがとう。

[「気をつけてな」と言われ、感謝と共に笑い返した。]
(149)2006/10/03 23:00:23
墓守 ユージーン
ヴィー、貴方はどっちの方向へ?
(150)2006/10/03 23:03:28
冒険家 ナサニエル
どういう存在……か。
俺自身、それは理解できていない。

月の気まぐれで刹那還されたものなのか、それとも、死者のあるべき地を追い出された者なのか……。

いずれにしろ、ここにある意味は、確かめたい……が。

……もし、縁があるなら……また。

[静かな言葉と共に、微かに笑みが浮かび]
(151)2006/10/03 23:03:30
墓守 ユージーンは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/10/03 23:03:39
酒場の看板娘 ローズマリー
 行っちゃうのね。少し、名残惜しいわ。
 こんな形で出会わなかったら、もう少し話ができたでしょうに。
(152)2006/10/03 23:04:46
書生 ハーヴェイ
此処で遇ったも何かの縁ではあっただろうね。

〈再び、泉を覘くと其れが映る。〉


『……忌々しいものだがそれももう終りだろう。』
(153)2006/10/03 23:05:26
冒険家 ナサニエル
[ごく軽く、出ようか、というハーヴェイを見やり]

そちらも行くのか。
……気をつけて……などと言わずとも、何事もなく渡って行けそうだな。

[言葉と共に、こぼれたのは、苦笑]
(154)2006/10/03 23:05:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[...はスキットルから昨日とは違う酒を注いで二人に差し出す]

 一口飲んでから行きなさいよ。
 酒場の看板娘おすすめのシェリーなんだから。

 別れの杯って言うじゃない?
(155)2006/10/03 23:07:28
書生 ハーヴェイ
僕のゆく方向?
さて、きめてないな。
僕は終りへゆければ良い。
砂漠の果てに
(156)2006/10/03 23:07:49
墓守 ユージーン
ああ、縁があれば。
月の下でも陽の下でも。

[ナサニエルに人のよい笑みを向け、]

私は…
貴方に最初出会った時、生きているのに生きていないように見えた。今のローズマリーは、月の下でも陽の光の下にいるように見える。

[ローズマリーの言葉には直接答えずに、そう返した。]
(157)2006/10/03 23:09:40
墓守 ユージーン
それで最初に酒を煽っていたのが分かったよ。
頂く。

[本来夜には飲食は必要ではないのだが、
ローズマリーから手に収まる大きさの酒杯を受け取ると、やや上に掲げた。]
(158)2006/10/03 23:11:28
酒場の看板娘 ローズマリー
ハーヴは砂漠の果てに向かうの?
そしたら、そこに「海」もあるかしら。この村で生まれ育ったあたしは、砂の海しか知らないの。
(159)2006/10/03 23:11:32
書生 ハーヴェイ
玻璃はどんなものにも変わるからね。
確かに渡ってゆけるだろう

〈男の言葉は他をさしているだろうとは思う。〉


ぢゃあ頂くよ、
酒なんて…さて、何度目か


〈女から杯を受けとる。〉
(160)2006/10/03 23:12:18
酒場の看板娘 ローズマリー
旅立つ人たちの行く手に、幸いが…

[ふと口をつぐみ、言い直す]

いいえ、「幸せ」がありますように…。
(161)2006/10/03 23:15:46
墓守 ユージーンは、書生 ハーヴェイの杯へ酒杯を合わせて。
2006/10/03 23:15:51
書生 ハーヴェイ
海ね、僕も知らないよ。
僕はもっと砂の中にいた。そう、此処よりもっとずっと、砂が有ったよ。

僕が知るのは砂漠の果てに着けば、漸く逃げられると云う事さ。
(162)2006/10/03 23:16:34
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンの杯にぶつかり、杯が澄んだ音をたてた。
2006/10/03 23:16:49
墓守 ユージーン
ありがとう。
この出会いと、
これからの「幸せ」に。
(163)2006/10/03 23:16:55
冒険家 ナサニエル
……月の下でも、陽の下でも……な。

[笑みと共に向けられた言葉を、小さく繰り返し]

[ハーヴェイの言葉には、僅かに肩をすくめるのみ]
(164)2006/10/03 23:17:21
酒場の看板娘 ローズマリー
 杯は足りるわ。
 ナサニエルとヘンリエッタにも注いであげましょうか?
 お子様でも、一杯くらいいいでしょう?
(165)2006/10/03 23:20:34
書生 ハーヴェイ
幸せね。

『果てに着けば、手に入るのかな』


〈僕はそう思った。……甘い考えではあるだろうが〉
(166)2006/10/03 23:21:24
冒険家 ナサニエルは、酒場の看板娘 ローズマリーの言葉に一つ、頷いて。杯を受け取る
2006/10/03 23:24:37
墓守 ユージーンは、酒場の看板娘 ローズマリーに言葉に笑うが、ヘンリエッタに注ごうとしても止めない雰囲気。
2006/10/03 23:25:43
酒場の看板娘 ローズマリー
 幸せが道端に落ちてたって、今のあたしなら驚かないわよ、ハーヴ。
 だって、世界が神様の気まぐれで滅び損ねてるくらいだもん。

 これ以上の奇跡なんて、なかなかないと思わない?
(167)2006/10/03 23:25:57
書生 ハーヴェイ

あなたはどちらへゆく?

〈僕は男を見た。人なのか違うのか、どちらでも構わない。〉
(168)2006/10/03 23:26:20
酒場の看板娘 ローズマリーは、冒険家 ナサニエルの杯にシェリーを注ぐ。
2006/10/03 23:26:33
酒場の看板娘 ローズマリーは、お嬢様 ヘンリエッタの杯にシェリーをなみなみと注ぐ。
2006/10/03 23:28:08
墓守 ユージーン
私は世界中へ。
色んな所を見てまわるつもりだ。
…旅の道連れは歓迎するが?
(169)2006/10/03 23:29:29
冒険家 ナサニエルは、酒杯を掲げて。出会った人々の旅路の「幸せ」を静かに祈る
2006/10/03 23:30:14
酒場の看板娘 ローズマリー
 ねえ、ヘンリエッタ。見て。ほらキレイ!

 あたしの杯には月が映っているのに、あなたの杯には星が映ってる…!
(170)2006/10/03 23:30:41
書生 ハーヴェイ
世界中?
砂漠の果てを越えるの?
(171)2006/10/03 23:32:15
墓守 ユージーン
勿論。
砂漠の果てを越えて、草原と人が住む場所を越えて…その次は海岸線に沿って旅をするつもりだ。

[ローズマリーとヘンリエッタの会話を聞いてから、
ハーヴェイに向き直って答えた。]
(172)2006/10/03 23:35:40
酒場の看板娘 ローズマリーは、墓守 ユージーンに話の続きを促した。
2006/10/03 23:36:46
お嬢様 ヘンリエッタ

 ……………
(173)2006/10/03 23:37:26
お嬢様 ヘンリエッタは、思い切り真っ赤な顔で、グラスの星を見詰めている。
2006/10/03 23:37:30
お嬢様 ヘンリエッタ

 ……………ひっく。
(174)2006/10/03 23:38:01
お嬢様 ヘンリエッタは、思い切り真っ赤な顔で、グラスを傾け星を飲み込んだ。
2006/10/03 23:38:13
お嬢様 ヘンリエッタ

 ……………ふぇ。
(175)2006/10/03 23:38:50
お嬢様 ヘンリエッタは、思い切り真っ赤な顔で、ぽろぽろ涙を零し始めた。
2006/10/03 23:38:57
書生 ハーヴェイ
草原……海岸……
僕には判らない場所だな。

僕が道連れになると、厄介事にも巻き込まれるだろうけれど?
(176)2006/10/03 23:39:14
酒場の看板娘 ローズマリー
 海、か。
 ふふ。なんか、うらやましくなっちゃったな。海は青いってことくらいしか、あたし知らないわ。
(177)2006/10/03 23:39:28
冒険家 ナサニエル
……酔ったな。

[ヘンリエッタの様子に、どこか呆れたように、ぽつり、呟く]
(178)2006/10/03 23:40:22
酒場の看板娘 ローズマリー
[...はヘンリエッタをどこか愛しげに見ている]

 星見のお姫様。お酒を塩味にするつもり?
(179)2006/10/03 23:41:55
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタの泣く姿に気付いたが見るだけ
2006/10/03 23:44:10
お嬢様 ヘンリエッタ
あたしは、姫じゃない。
あたしは、ヘンリエッタだ。

あたしは、あたしだ。
(180)2006/10/03 23:44:16
墓守 ユージーン
たまにはいいぜ。
もう、厄介事は抱え込んでいる。

[ククっと笑って、皮袋を揺らす。]

私は、この砂漠の海を知らなかったよ。
海に着いたら、海の砂と貝殻を送る。

[泣き出したヘンリエッタを、だが慰める事は直ぐにはせずに。]
(181)2006/10/03 23:44:38
酒場の看板娘 ローズマリー
[自分もぐい、と杯をあおると、...はヘンリエッタの涙をそっとぬぐった]

[可愛らしいので、星を浮かべた杯を取り上げて、月を浮かべた自分の杯を渡そうかとも考えたが、やめた]
(182)2006/10/03 23:45:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[慰めるつもりなんかじゃないけど、と自分に言い訳しながら、...は口を開いた]

 ごめん。だってあなた本当に星のお姫様みたいに見えていたのよ。ヘンリエッタ。
 あなたは夜空に星を見て、あたしは夜空に月ばかり見ていた。

 本当はね、ヘンリエッタ。あたし、あなたの歌声に惹かれてここへ来たのよ。

 本当に本当よ?
(183)2006/10/03 23:47:20
お嬢様 ヘンリエッタ
     [世界が歪んでいる。]
                    [世界がぐちゃぐちゃだ。]

星は遠い。星が遠い。
   遠い。遠いんだ。

 どうやったら、近くなる。
  どうやったら、そばにゆける。

     世界の果てにいけたら、星に近づけるか?

          [ぬくもりがあたしの頬に触れた。]
(184)2006/10/03 23:48:47
酒場の看板娘 ローズマリー
 ねえ、ヘンリエッタ。

 遠い星はきれいだけど、遠い星からこちらを見たら、こちらも輝く星に見えるって、知ってる?
(185)2006/10/03 23:51:39
お嬢様 ヘンリエッタ
あたし?
     なんでだ。

あたしは何もしていない。
(186)2006/10/03 23:51:57
お嬢様 ヘンリエッタ

 星?
(187)2006/10/03 23:52:30
書生 ハーヴェイ
ああ、ペット?

〈違うだろうとは思うけれど、皮袋を見て問いかける。〉


そういうものか。
恋人にでも?

〈なんとなくそう思う。笑いながら、杯に口をつけた〉
(188)2006/10/03 23:52:40
墓守 ユージーン
ペットと言われると怒るだろう。
おいおい教える。

[たぷりとまた揺らして。]

いや、ローズマリーとナサニエルへ。

[「何時になるか分からないが」と笑って付け加えた。]
(189)2006/10/03 23:56:39
墓守 ユージーンは、酒杯を煽る。
2006/10/03 23:58:01
酒場の看板娘 ローズマリー
 歌っていたの、あなただったのね。あの月の砂漠で。
 さっきの声を聞いてやっとわかったのよ。

 ああ、この声だ、って。
(190)2006/10/03 23:59:23
酒場の看板娘 ローズマリー
 星の話はあたし自身見てきたわけじゃないし、又聞きなんだけどね。
 昔、酒を飲みながらそんなことを言ってた男がいたのよ。

[ナサニエルのほうをちらりと見て]

 遠くの星からこちらを見れば、あたしたちのいる場所も、瞬く星に見えるんだ、ってね。
(191)2006/10/04 00:01:37
冒険家 ナサニエル
[唐突に出てきた自分の名前に、不思議そうに瞬いて]

送る……?

ああ……楽しみに、待たせてもらう。

[その時まで、自分は存在しているのか、ふと疑問は感じたけれど。
それは、口にも表情にも出さずに、ただ、笑んで]
(192)2006/10/04 00:01:39
書生 ハーヴェイ
怒るのか、

〈如何やら血を飲む生き物は面白いもののようだ〉


ああ、成程。
此処にものを運ぶのは大変だろうな。
(193)2006/10/04 00:02:24
お嬢様 ヘンリエッタ
歌う。
そうだ。歌った。
あたしは、歌った。

 こわかったんだ。
 ひとりぼっちが、こわかったんだ。

…だから、歌ったんだ。
(194)2006/10/04 00:03:11
冒険家 ナサニエルは、酒場の看板娘 ローズマリーの一瞬の視線に、僅かに瞬いて
2006/10/04 00:03:49
酒場の看板娘 ローズマリー
 そう言われたら、星をそんなに絶望的に遠いとも思わなくなった。

 …うん。ごめんね。へんな話しちゃったわ。
(195)2006/10/04 00:04:06
墓守 ユージーン
[ナサニエルの言葉にも、ハーヴェイの言葉にも、
ただ自然な笑みを刻んで。一度、満天の星空を仰ぎ見て。]
(196)2006/10/04 00:05:23
お嬢様 ヘンリエッタ
地上の星は、天上の星を見ている。
 天上の星も、地上の星を見ている。

地上の星は、天上の星に逢えるだろうか。
           いつか、逢えるだろうか。
             もう、逢えているのだろうか。

   でも、あたしは、唯、単に、

[あたしは、何が言いたいか、解らなくて。]
     [後は、みんなみんな、嗚咽になってしまった。]
(197)2006/10/04 00:13:02
酒場の看板娘 ローズマリー
 海には、生きている星があるって聞いたわ。
 海星っていう生き物だそうだけど。それも送ってもらえるかしら、ユージーン?

[かすかにいたずらっぽく微笑んで言う]
(198)2006/10/04 00:13:41
酒場の看板娘 ローズマリーは、お嬢様 ヘンリエッタの肩を抱いた。「少しは温かい?」
2006/10/04 00:18:05
墓守 ユージーン
お望みとあらば。

[荷物を背負ったままだったが、ローズマリーへと、まるで今から踊りに誘うかのように作法通りの礼をしてみた。
それから、元の姿勢に戻って笑いかける。]

ありがとう、ローズマリー。
こういった酒は… 何時飲んでもいいものだな。

[ローズマリーに酒杯を返した。]
(199)2006/10/04 00:19:25
書生 ハーヴェイ
生きている星もあるのか。
不思議なものだね。

〈戯れに玻璃の蝶を作り出して〉


ぢゃあ、一緒にいかせてもらおうかな。
見てみたいものだから
(200)2006/10/04 00:19:52
墓守 ユージーン
[そして、ハーヴェイに頷きかける。]

行こうか。
(201)2006/10/04 00:21:18
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンに向かって笑みかけながら、杯の最後の一滴を
2006/10/04 00:22:02
書生 ハーヴェイ
ああ、うん。
ゆこうか。

〈僕は、女に杯を返す。〉


果てに早く着きたいものだ
(202)2006/10/04 00:22:55
インデックス プロローグ 第1日目 エピローグ 
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Statistical Summary
発言数
44
2
34
1
4
50
1
24
57
24