学生 メイ [それから、暫くして――。 8人の生徒が体育館に到着した。] 「何があったの…?」 「嘘でしょ…?」 「何だ、これ……」 [何が起こったのか分からず――分かるわけもないだろう――、11人はまだ鳴り響く雷の中、身を震わせていた。] 「とりあえず、校長を葬ってやろう。 このままじゃ、あんまりだ。 お前らは、保健室で休んでてくれ。」 [そう言ったのは、士郎だった。 士郎と雄二、瑞樹の3人は校長だった身体を抱えると、校庭へと向かった。 京子は、残された7人と共に、校舎の1階にある、保健室へと向かった。] | |
(2006/07/21 19:45:38、学生 メイにより削除) |
学生 メイ 【保健室】 [京子は保健室に戻る間、恵の手を離そうとはしなかった。 保健室に着いた京子らは、今まで見てきた事――学校の中に自分ら以外居ない事、学校の外にある筈のものが無い事――を伝えた。] やだ…っ。 家に、帰りたい…。 [京子は、嗚咽交じりの声を漏らし、*その場に崩れた。*] | |
(2006/07/21 21:27:35、学生 メイにより削除) |
双子 リック 俺は学園に来て日が浅いからさ。 Akikoの話を信用した。 校長――井上先生は、Akikoが3年のときの担任だったんだそうだ。 Akikoは井上を好いていた。 Akikoの想いに気づいた井上は、2人のときに――酷い侮辱をした。 ―――内容は聴くに耐えなかった。 それからは、Akikoのクラスメイトと井上はグルでAkikoを甚振った。 彼にとっては一人の女生徒なんてひねり潰すのはカンタンだろうに。 なんであんなに粘着質に… Akikoは井上を酷く恨み、クラスメイトを恨み、自分の高校生活を恨み―― [保健室の窓から見える屋上に目をやった。] あそこから散ることでアピールしたと言っていた。 | |
(*11)2006/07/21 21:29:10 |
双子 リック 北里… [リックは北里を保健室の端に連れて行く。 京子には聞かせたくなかった。] ――もし、今までいた世界と本当に遮断されているのなら、だ。 俺は到底信用できないけど―― もし遮断された後に、井上校長が殺されたのだったら。 ――現在居る者のうちの誰かが井上校長を…?? や、考えすぎか。 | |
(2006/07/21 21:49:13、双子 リックにより削除) |
流れ者 ギルバート ちっ、鍵がかかってやがる。 | |
2006/07/21 22:13:35 |
学生 ラッセル [だれもいない引き戸は閉められたまま、ただ隙間風だけが吹いていた。] あれ、確かに今…。 気のせいか。 [いやに冷たい扉から視線をはずすと、こちらをみつめる瞳に気付いて微笑んだ。] | |
(2006/07/21 22:27:12、学生 ラッセルにより削除) |
流れ者 ギルバート ん…次のページは結構新しい紙だな。 ―――最近、明子の夢をよく見る。 毎年、この時期になると決まってみる。 彼女は私を責めるのだ。 なぜ私は死なねばならなかったのか なぜ、貴方は私を守ってくれなかったのか と。 しかし、毎年と違うのは…夢の最後で私は無残な死体になっているのだ。 私を責める明子の姿が段々と獣に変わり、その爪で私の身体を引き裂き…体育館に転がっている。それを生徒たちが呆然と見ている。 そこで私は汗をびっしょりかいて夢が覚める。 …私は死ぬのは仕方が無い。 自分の過ち故の事だから。だがせめて生徒たちだけは何の罪も無い。彼らに加護があらんことを…。 | |
(69)2006/07/21 22:53:43 |
修道女 ステラ あーん、神様守って! | |
2006/07/22 00:43:00 |