学生 メイ [矢のように拳が体中を打つ] [その底で] ────あなたが、─してくれるの? [狂喜を孕んで] [けれど、その声は声にはならず] | |
2006/06/20 00:08:27 |
学生 メイ ─して ─して ────わたしだけを、みて? わたしはもうあげられないけれど わたしをみてくれるのなら わたしをすべてあげるから だから だから だから わたしのすべてを─して? [渇望] [彼女の”始まり”で生まれ、今の彼女の全てを成す] [その口元が歓喜に歪む] [”彼”は気付かない] | |
2006/06/20 00:15:02 |
学生 メイ [肩から血を流し、腹から血を流し、折れた骨が薄い皮膚を突き破り] [その様はもう──”人”ではなく] ──あはは、もっと、ねぇもっと─して? [貪欲に求める心] [体は動かず、されるがままに] ──素敵、素敵、素敵、素敵。 [”彼”の姿に”彼”が重なる] [”彼女”の全てだった”彼”] ──あかい、あかい、きれいな、おはな。 [視界は闇の紅] [自らの紅] [ひやり、と] [闇に晒される己が体に身震い] | |
2006/06/20 00:32:16 |
流れ者 ギルバート [こちらとの武器のリーチの差は何とかなるとしても。 少女には打突技も効かず、刃も立たない。 傷つけても瞬時に再生してしまう。 攻めあぐねた彼が考えたのは。 硬い殻に覆われた敵には、強い衝撃を与え続けて、内部にダメージを与える。 それが、彼の選んだ戦術だった。] | |
2006/06/20 00:39:20 |
学生 メイ [濡れる。溢れる。それは心に連動する歓喜の証] [口元が歪む] [三日月に] ──そう、そこ。 ──もっと、もっと、もっと、もっと。 [腰が揺れ──激痛] [それすら、更なる歓喜を呼び起こして] | |
2006/06/20 00:44:00 |
学生 メイ [持ち上げられる] [”予感”に打ち震え、そして] ──っ。 [二人目] [これで二人目] [彼女を─す、これが二人目] [気絶することも許されぬ激痛と─される悦びに] ──シアワセ。 [声を成さない嬌声] | |
2006/06/20 00:51:28 |
学生 メイ [殴られ、衝撃で体が上下する] [首を支えることも出来ず、ただがくがくと頭を揺らし] [紅が散る] [白い膚に紅い水、その更に奥に白く硬い──] [視界は闇の紅] [自らの紅] ────。 [死者の色を纏い始めて] | |
2006/06/20 01:01:51 |
学生 メイ [闇の中に横たわる白い”シタイ”] [やがて死者の色を纏い] [闇の紅と水の紅] [見るも無惨なはずの”それ”の口元は] ──シアワセ。 [それでも三日月の笑みを浮かべ] | |
2006/06/20 01:08:23 |
学生 メイ ────────。 [闇の中] [物言わぬ姿になり] [ただ静かに] [己だけの幸せを抱き] [ただ、そこで朽ちるのを待つ] | |
2006/06/20 01:13:23 |
酒場の看板娘 ローズマリー [足元のリボンも同じように悲鳴をあげながらも、素直に千切れて舞い散る。マリーは久しぶりに解放された手足を試すように、動かし、腹這いの姿勢のまま、さらにユージーンを覗き込んだ。] ──ありがとう。 [殺意も無く刃物を握ったユージーンの手に触れる。 握ったその形を確かめるように、ゆっくりなぞりながら、] 奥さまをとても愛しているのに──。 それ以上に殺し合う事を──殺すか殺されるかのギリギリを──あなたは望むのね。 ご主人様が此の島に居るのか──。 ────哀しい事に私達にはまだわからない。 ご主人様と私達は随分と離れてしまったから。 私がご主人様を──裏切ったと────ご主人様は信じて。 | |
(41)2006/06/20 01:48:31 |
酒場の看板娘 ローズマリー [目元を覆っていたリボンが、手足のリボンに習うようにひとりでに解ける。マリーはユージーンを見つめているが、そのエメラルド色の瞳は何も映してはいない。左の目元に引き攣れたような傷跡。] 殺したければ、今ここで私を殺しても良いのよ? そうすれば、ご主人様が────迎えにきてくださるかもしれない。 | |
(2006/06/20 01:52:01、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除) |
お嬢様 ヘンリエッタ 駄目よ、駄目、駄目。 他のものを見るなんて。 私だけ見てくれなければ、厭よ、厭、厭。 [子供の駄々のように甘えた声に 応えながら女の両の腕より放たれる銀糸を 中空を舞う薔薇の花弁が切り裂く。 両の腕へと仕込み刀を一閃。 かわす片腕とぱっくりと内側を開き血を滲ませる片腕。 飛び散る紅に広がる芳しい香りに 薔薇色の唇から止め処なく透明な雫が零れる。] 私しか見えないようにしてあげる。 [傷のない腕が銀糸を紡ぎ傷付いた腕を縫い癒す。 迫る片羽根に返す刀を刺し壁に縫い付け 長い髪を纏める紅いリボンを引き抜き女の腕に絡め ――クシャ…… 其の腕を閉め潰す。 長い睫毛が蠱惑的に震え首を傾げさらさらと落ちる髪が肩にかかり揺れる。] | |
(*13)2006/06/20 12:26:31 |
学生 メイ [闇より昏い、闇の淵] ――――。 [”意識”が浮上] ――ここは?……ひぁあっ!? [眩しい] [不快感] [不快感] [不快感] ――いやだ! [耐え切れず、闇に逃げ込んだ] | |
2006/06/20 12:29:21 |
学生 メイ [闇の中で安堵の吐息] ――ここは。 わたし、は。 [嗚呼、と] ……さむい。 だれもいないの? ――さみしいよ。 ねぇ? | |
2006/06/20 12:32:55 |
学生 メイ ――――。 | |
2006/06/20 12:33:26 |
学生 メイ [やがて、アイを渇望するこころは奇妙に捩じ曲がり、姿は亡者のそれと成り果てて] ――う、ふ、ふ。 [地上が生者の世界なら、大地の下は死者のそれ] ――あそびましょう。 [闇より昏い死の闇で*亡者はわらう。*] | |
2006/06/20 12:34:59 |
お嬢様 ヘンリエッタ ステラはとても美味しいわね。 [爛爛と欲望を滲ませ潤んだ瞳が上目遣いに女を見上げ 傷口から離した薔薇色の唇を其れより紅い血に染めたまま釣り上げる。] ええ。とても、とても、とても。 素敵ね、美味しいわ、愛しいわ。 [細い十本の指が女の肢体の上を蠢き 宝物に触れるように繊細に撫ぜ傷口に到達して止まる。 ――ズブリ…… 躊躇いなく傷口から内側に手を入れ 温かく痙攣を繰り返すのにぞわりと肌をあわ立てる。 掻き混ぜながら肝を掴みぶちぶちと引き抜き 上を向いて口を開き滴る血を受け止める。] …嗚呼… [ねっとりと肝を舐め口に含み恍惚の表情を浮かべ其れを食む。 味わって味わって口いっぱいに広がる。] | |
(*18)2006/06/20 14:13:21 |
流れ者 ギルバート [とは言え、そんな放置された屍骸を喰らうモノもいるのか、折り重なった屍の上をもぞもぞと、灰色がかった肉色の不定形の妖物が蠢いている。 どうやら死体を消化吸収しているようで、死体に覆い被さった肉色の小山は、しばらく後には少々大きさを増して、もったりとした速度で次の死体へと移動して行く。 後には、悪臭を放つ濁った灰色の粘液の軌跡が残るのみである。 と、突如肉色の妖物が圧し掛かった死体ごと火焔に包まれる。 街を歩いていた何者かが戯れに放ったのだろうか。 それは轟々と燃え盛りながら、狂ったようにのたうつ。体から分泌する粘液が多少火勢を弱めたが、それでも火は消えず、辺りに肉の焦げる臭気が充満する。] | |
(61)2006/06/20 14:38:11 |
流れ者 ギルバート [既に、一昨日の街での出来事を女から、時間を掛けて詳細に聞き出していた。 あの男が甲冑の一団と如何に戦ったか。どの方角に向かったか。 その光景をくっきりと思い描けるほど正確に。 数時間に渡る「尋問」は、持てる技巧の限りを尽くしたものとなったが、その結果はそれなりに満足出来るものだった。 膚の張りはいささか衰えが見られるものの、脂の乗った肢体を丹念に細心の注意を払って責めて行くうちに、亡くなった旦那のとの性生活やら成人した息子と娘が居ることまで知ってしまったのはまあご愛嬌と言うべきか。 一通り聞き出した後、確認の為に更に二度ほど試してみたが、情報に変化はなく作為もなさそうだった。その後の数回は、十分な情報をくれた謂わば「お礼」である。] さてねえ。 遊んでたせいで丸一日差が付いちゃったけど。 追いつけっかねえ・・・。 [呟き、辺りを探り、煙草とライターを掴み取る。 残り1本しかないそれを抜き取り口に銜え、火を点けた。] | |
(63)2006/06/20 15:45:07 |
酒場の看板娘 ローズマリー ─地底湖→西南部(資材置き場)─ [地底湖から西南部に向かって流れる冷たい水脈を、マリーは熱くなった体を冷やそうとするかのように泳ぎ続けた。だが、一度何かを自覚した体は内側から光るように肌を淡く輝かせ、泳ぎ続けることで疼くような快感が徐々に増して来る。 唯一ずっと肌を覆い続けているのが、ラバーと同質の素材と金属で出来た貞操帯だけだと言うのもいけないようだった。──下腹部が甘く重い。] ──あぁ。 坊や、どうしましょう。 これではまるで、私は、私は、私は。 [資材置き場が近付くにつれ需要から人が増えても良いだろうに、時折木材が流れてくるだけで、水脈は静まり返っている。 期待した訳では無いが、後ろから誰かが追って来る気配も無い。マリーは恍惚とした思いに沈みながらも、深く潜り、資材置き場の元船着き場付近で一気に浮上した。] | |
(67)2006/06/20 16:44:25 |
酒場の看板娘 ローズマリー ─西南部(資材置き場)─ [細く黒い雨、しゃらしゃらと言う音。 ──マリーの上に細く硬質な網が降り注ぐ。 資材置き場付近を全て覆うほどの大きさの捕獲用の網が。 身体が浮いたと思った瞬間、既に陸地に放り出されてる。 体を包む滑らかな水の変わりに、硬質な金属が肌に食い込み赤い傷を幾つも付ける。マリーには、寧ろこちらが馴染んだ痛み。だが、痛みが体の熱さを通常に戻してくれる事はなく。] [マリーの20M程先に捕鯨用の銛を片手に持った男が影のように立っている。通常の視覚を持ったものが、天井からさげられた消えそうなカンテラの灯りに目を凝らせば、資材置き場の壁一面に、串刺しにされた何十体もの死体がぶら下がって居るのが見えただろう。ツンと鼻を刺す腐臭。] 「……女なら銛じゃなくて包丁だな。 男は吊す。女は捌いて生のまま喰う。」 [銛を大きな出刃包丁に持ち替えた男が打ち上げられたマリーに近付いて来る。漁師の話を聞いているのか居ないのか、マリーは男の服を*奪う事を考えている*。] | |
(68)2006/06/20 16:44:58 |
墓守 ユージーン そいつは、殺したって事で? [へらりとした笑みがなりを潜めてゆく。] | |
(2006/06/20 17:00:28、墓守 ユージーンにより削除) |
美術商 ヒューバート [男の表情が一変するのを不思議そうに] えぇ・・・契らせていただきました。 少女の柔肌は甘美で・・・ふふふふふふ。 私の唯一の楽しみですよ。 ところで・・・ [紳士の方も表情をやや強張らせる] 「ヒューバート」とか聞こえましたが、 私、名乗りましたかな?殿方に名乗る名前はないのですが。 | |
(2006/06/20 17:01:58、美術商 ヒューバートにより削除) |
墓守 ユージーン へぇ。ヒューバート。 少女殺しのヒューバート。 いいねぇ、いいねぇ。 悪鬼とか? 虫けらみたいに幾多もの。殺人鬼達殺れるのか? つまらない男なんかじゃないようだ。 [眸を爛々と輝かせて。] [歓喜。] | |
2006/06/20 17:15:55 |
修道女 ステラ [闇。 艶やかで黝い髪は鎔けるように広がる。 ばさり、羽ばたく音。] | |
2006/06/20 21:15:49 |
修道女 ステラ ……。 [漆黒の虹彩に金色の光。 猫のような眼がきょろり、と。] ……何処かしら。 何処かしらね。 ああ。 そう。 [ぎゃあ、と鴉がひとこえ啼く。] 冥府(よみのふ)ね。 冥府だわ。 懐かしいわ。 懐かしいわね。 | |
2006/06/20 21:18:31 |
修道女 ステラ 此処へ来て、 此処へ帰るのよ。 帰るのだわ。 ああ、そう。 獣の者は此処には居ないのね。 居ないのだわ。 そう。 死してなお叫ぶといいわ。 叫ぶといいのよ。 私に声を聞かせて頂戴。 [ぬるりと満ちた血をひと舐めして、嗤う。] | |
2006/06/20 21:22:27 |
学生 メイ ――う、ふ、ふ。 [闇より昏い闇の紅] ――さいごは、しぬの。 ――もがいて、さけんで、くるしんで。 ――ねぇ、シアワセでしょう? ――しね、しねばいい。 [意味のない呪詛を繰り返し] ――だあれ? [ぎゃあ――鴉の声] | |
2006/06/20 21:37:13 |
修道女 ステラ [最早完全に金色となった眼を細める。] あら。 誰か居るのね。 居るのだわ。 こんな暗い所に。 深い闇に。 [ばさばさ、女の肩には鴉。 気配へ数歩歩み寄る] 誰? 誰かしら。 私はステラ。 ステラよ。 [闇の中でもよく見える。 鮮やかな翠の髪をした少女へ、笑んだ] | |
2006/06/20 21:44:41 |
学生 メイ [闇の向こうから声] [白痴のように首をかしげ] ──すてら? ──わたしは、わたしは…… [亡者は名を失い] ──だぁれもいなかったの。 ──ひとりはさみしい。 ──みんなみんなしねばいい。 [三日月の笑み] | |
2006/06/20 21:50:05 |
修道女 ステラ [小首を傾げて] 貴方は? 貴方は? 名前は無いのかしら。 [眼を細めた] そうね。 死ねば綺麗だわ。 綺麗よ。 真っ赤だもの。 素敵ね。 素敵だわ。 [微笑んで見せる。] 此処なら何回も死ねるわよ。 何回も。 何回も。 | |
2006/06/20 21:55:56 |
学生 メイ [ステラの言葉に嬉しそうに笑み] ──あかい、おはな。 ──すてき、すてき。 ──う、ふ、ふ。 ──しねる? ──きもちいい? [いつの間にか手には朽ちた刃物] | |
2006/06/20 21:59:51 |
酒場の看板娘 ローズマリー ─西南部(資材置き場)─ [シャワーを浴びた後、リボンをさらしのように巻いた上に男物の上着をワンピースのように被り、出刃包丁を持ってマリーは佇んでいる。近くには網目の形に刻まれ銛で壁に縫い止められたボロ布のような持ち主の死体。 指先で刃先の感触を確かめながら、] ──立派な出刃だわねえ。 どこかでお台所が借りられれば、久しぶりにお料理でもしたいのだけど。 坊やもお腹が空いたでしょう。 お乳は張るけど、ミルクはそろそろ止めにしようと言ったものねえ。授乳はしやすいけども、この恰好では、はしたなくてご主人様の前には出られないわねえ。 [シャワーを浴びてもまだ体は熱を帯びており。うっとりと首を傾け、少しユージーンの顔を思い出しながら包丁を握る指を一本ずつ開く。漁師小屋に有った清潔な布で包丁を包み、鞄にしまい込んで。] | |
(101)2006/06/20 22:02:07 |
学生 メイ [ざわり] [闇がざわめく] ────。 [闇の奥から、無数の気配] [敗者の末路] ──う、ふ、ふ。 [三日月の笑み] ──あなたは、だあれ? ──ねぇ。あそびましょう。 [ふうわりと、浮かぶ] | |
2006/06/20 22:03:13 |
学生 メイ ──きゃはは。 [狂笑] [手には朽ちた刃を持ち] ──一ぉつ、二ぁつ。 [一言につき首一つ] ──三ぃっつ、四ぉっつ、五ぅつ、六ぅっつ。 [亡者が亡者を屠る] ──七ぁつ、八ぁっつ、九ぉつ。 [屠れど屠れど玩具は尽きず] | |
2006/06/20 22:28:58 |
学生 メイ ──十。 [吹き上がるは幻の] ──ぁハ。たのしいね。 | |
2006/06/20 22:29:19 |
修道女 ステラ まあまあ。 [ふわり、身が軽くて。] お上手ね。 お上手だわ。 お嬢さん。 素敵ね。 [首を、ぽうん。 と 弾きながら] | |
2006/06/20 22:34:21 |
学生 メイ ──あはは、あはは。 [ぽーん、と弾けた首を玩び] ──すてらもじょうず。 ──すてき、すてき。 [飛ぶように、舞うように] [死者の動きで、死者を屠り] ──たのしいね。 [幼女の笑みでステラを見る] | |
2006/06/20 22:37:08 |
修道女 ステラ ふふふ。 楽しそうね。 楽しそうだわ。 ありがとう。 [ぽーん、と首を投げて寄越す。 銀の糸が首を屠り。 鴉が肉を食む] 可愛いわね。 可愛いわ。 | |
2006/06/20 22:44:06 |
流れ者 ギルバート [と。 痩せ男に向かい、壁から、天井から、床から、一斉に無数の仕掛け矢が飛ぶ。 些か意外、とで言うような表情を痩せ男が浮かべ、それでもそれらを次々と炎で燃やし──ぎょっとして振り返り。 爆炎に包まれた人影が、流星雨のごとき斬撃と蹴撃を放ち・・・最後に渾身の一撃。 痩せ男は血袋と化し、壁に激突した。 火焔に包まれた人影は、血の染みとなった敵が起き上がってこないのを確認するや否や、急いで床に置かれた水瓶一杯の水を数瓶分引っかぶる。 ようやく鎮火したものの、殆ど黒焦げの人型の塊と成り果て、力尽きたように床に蹲る。 その人型の炭に向かい、毛布で体の前だけを隠した豊かな肉置きの中年の女性が、慌てて駆け寄った。] | |
(111)2006/06/20 22:51:19 |
学生 メイ ──あはは、はは。 [首を啄ばむ鴉を眺め] [闇に銀糸が走り煌く] [闇なお闇に鴉の声] ──あかいね、あかい。 [ぎゃあ──鴉の声] ──う、ふ、ふ。 [亡者の笑い] | |
2006/06/20 23:12:32 |
修道女 ステラ [翠の少女の瞳を覗き込み。 其の眼にある空ろな光を見つめて] ふふ。 [鴉の眼も赤く、紅く。] | |
2006/06/20 23:18:03 |
学生 メイ ──ねぇ、すてら。 [覗き込む黒い瞳を白痴の瞳が見返して] ──もうすぐだよ。 [嬉しそうに] ──う、ふ、ふ。 [亡者が笑う] | |
2006/06/20 23:23:24 |
学生 メイ ──ひとーり、ふたーり。 ──ふえるよ、ふえる。 ──おともだち。 [亡者の声に] [さざめき] [闇がさざめき] ──きれいな、おはな。 [新たな死者を迎える] | |
2006/06/20 23:29:55 |