人狼審問

.｡o(… 夏姫（なつき）様…今、貴女は何処にいるのですか…？）

Per la gloria d' adorar - vi voglio amor - vi o luci care...♪

うにゃーどぉにもしっくり来ない…。
まだみんな来てないのかなぁ？
来るまで歌っててもいいよねっアーヴァインさん？

ありゃ、お侍さん…かな？
えっと…初めまして……ですよね？？

…初めまして…で、間違ってはおりませぬ。

拙者、名は万次郎と申す。
この国から遥か遠い東…日の本の国から参りました。

失礼だが…貴女は、この里の長の…？

こんにちは。

何か問題がおきたって聞いたけど。

でも私、開店準備前でちょっと忙しいのよね。

まんじろーさん、中々発音しにくいお名前ですね…。ん、まんじろーさん、まんじろーさん（発声練習）

シャーロット、と申します。発音しにくければシャロって呼んで下さいな♪

そうですー。村長の一人娘です。親のお金をたぁっぷりつぎ込んでもらって、大好きな音楽の勉強してます。
どうぞよろしくおねがいします（深々

シャーロット、相変わらず早いのね。

ええとマンジローさん？
ずいぶん遠くから来たみたいね。私酒場で働いてるローズマリーよ。呼び方は適当でいいわ。

来たばかりだけどちょっとはずすわ。

あ、マリー。やほー☆
忙しそうだね…間に合いそう？

やっぱ忙しそうね…(笑)

さぁって私もちょっと外で練習してこよーっと。

Per la gloria...♪

たっだいまー。
ひっさしぶりだわ、この空気。
テーマパーク作るって言ってるけど進み具合はどんなものなのかしら。

この村のことを取材してそれが新聞に載っちゃったりしてそれを見た大手出版社からドキュメンタリー執筆の依頼が来て本を出すことになってそれを元にして映画作られて全世界が感動に打ち震えてアタシは億万長者になったりしちゃったりして。
キャーーーーー！！

あぁ、やはり。
貴女は、里長殿…いや、村長殿と面差しがよく似ていらっしゃる。

拙者、主君の命により、諸国を旅している途中なのです。

村長殿のご好意により、暫くこの地に滞在させていただくこととなりました。
こちらこそ、よろしくお願い致します。

……ご友人が参られたようですな。
ご婦人方の話の邪魔をしては申し訳ない。

拙者は調べ物をさせていただきたいので、この場は失礼します。

では。 （ぺこり

ま、またやっちゃった……。

誰も聞いてなかったわよね。

取材しようにもあいっかわらず人がいないじゃない。
モー、このアタシが大々的に村を宣伝してあげるって言うのにーっ。

誰かいないか探してこよっと。

やっと戻ってこれたのね…

ほとんど覚えてないけれど…少しずつ思い出せるんだろうか…

やっぱだれもいない……。

今日はついたばっかりでアタシも疲れてるもの。
ここはやっぱりたっぷり睡眠とって明日の朝からがんばればいいってことだねっ。

明日になってみんなから話を聞いてそれをアタシが天才的な文章で完璧に纏め上げて編集長に送ったら編集長が涙流してひれ伏してどうかこれを一面に飾らせてくださいなんていってきちゃってアタシがそれをしぶしぶオーケーしてあげたらあなたは女神だとか言われちゃったりして、売り上げも天井知らずで上がり続けていっそあたしが編集長になっちゃって好きなものを発行してそれもまたどこまでも売れちゃってアタシはどこからも引っ張りだこの売れっ子スター記者になっちゃったりして。
キャーーーーーー！！

……またやっちゃった。

今日はもう寝よ寝よー。

…誰もいないな…。

ふむ、帰って語学の勉強でもするか。
異国の名前は、日本人の拙者にはちと発音が難しすぎる…。

名前を間違えるなどといった失礼のないよう、練習せねば…。

このあたりに泉があったらいいんだけどね…。
もう少し捜してみないとね。

レディース、エンッ、ジェントルメーーーン。

さあさあ、ボブがやってきましたよ〜。
皆様に愛され続けて１８年。
大道芸一筋１８年。
町に笑いと潤いを。
各地を巡業して早１０年。故郷に帰還して、大道芸の聖地と謳われる村にするのが、おいらの夢なんですよ〜
って訳でですね、早速、みぃて下さいよ〜

ここか！ここが俺の、汗と涙の結晶が実を結ぶ場所か！

まずは場所を確保しなければならないな。

[辺りをキョロキョロと見回している]

[その時、集会場のモニターに自分の顔がアップで写っているのを見つけた]

むっ！

･･･いかんいかん。

野郎共！今夜は解散だ。明日から作業を始めるから、今日はゆっくり休んでくれ。好きなだけ飲んで構わないぞ。

Ho sognato che stavia ginochi, Comeun santo che pregail Signor...♪

んん、外が寒くて喉が冷えちゃった…はちみつきんかん湯〜(￣¬￣*)
ってあなたダレ?!かなり怪しいんですけどっ
今日は解散ってホント？

[集会場のテーブルに置かれたインカムを装備し、おもむろに喋り始めた]

あー、あー、テス、テス。
この放送を聴いているみなさんこんばんわ。
私の名前はナサニエルです。

この村にテーマパークを作ると聞きつけてやってきました。
どでかいものを作りますので、作業員がたくさんいますが･･･
　私　が　監　督　で　す。

何か問題があったら仰って下さい。

ん？そこの可愛い少女。解散したのは俺の部下だ。
俺はこれでも監督だからな。めぼしい場所を探す必要がある。

なんたって、どでかいものを作る予定だからなうははははは。

戻ってきたんだけど……なんだか変な人がいるわ

顔はいいのに暑さにやられちゃったのかな。

シャーロット、店からワインくすねてきたんだけど一緒に飲む？

ん？そこの美女。変な人かもしれないがいたってまともだ。
むしろまともだ。

[おもむろにしゃがみこむと、何かをいじっている]

あら、可愛いだなんて(*/∇＼*)ありがとうございます。
（小声：さっきのお侍さんにはあのヲッサンに似てるとか言われちゃったのが聞こえてショックだったのよね…）

私はシャーロットです。
おっきなモノかぁ…いいですね。村の目玉になるんじゃないでしょうか？監督頑張って下さいね！

これでよし。
さあ、挨拶するんだパトラッショ。

『……あーん？』

･･･おかしいな。

いやん、マリー気が利くじゃない！さんきゅー☆
今日の練習は終わったから飲んじゃおうっと。
じゃ、フランスパンとクリームチーズも一緒にvv

そこの美女。暑さになどやられたら大変だ。これから大きな仕事があるんだからなうはははは。

[再びしゃがみこみ、何かを調整している]

あら監督さん、口が上手ね。でもそんな言葉聞きなれちゃっててあんまり新鮮味がないわ。

シャーロット、私にも貰える？　ちょっとお腹すいてたの。

私の名前はローズマリーよ。｢そこの美女さん｣じゃないわ。
いつも酒場で働いてるの。お酌はして上げられないけど、美味しいお酒なら揃ってるわよ

･･･これでどうだ？
さあ、パトラッツオ。挨拶をするんだ。

『……笑止！』

･･･。

そこの美女。上手なのは口だけじゃないぞ！
だがしかし、鮮度は命だ。

･･･あまり意味はないから気にするな。

[目をそむけるようにしゃがみこみ、何かを叩いている]

よせよ。照れるだろ。

これでいいか。
さあ、パトリーナ。ご挨拶を。

『……ぱおーん。』

あ、あれ？！

いいよ〜一緒に食べよっ。
クラッカーとサワークリームもあるよ〜♪後ね、缶詰のパインもあったからさっき器に入れて凍らせておいたの。シャリシャリしておいしいよ〜どぉ？

あ、私のお使いロボはピンク仔熊の「スモモ」よ。ロボ同士の交流もよろしくね、パトラ…ツォ？

別にただみてるだけだから照れることないわよ。

ところで名前が違ってるのはどうしてなの？

『スモモ……ちゃん。』

お？なんだなんだ？

『うち、パトリーナ言うねん。よろしゅうな。』

･･･ま、まあいいか。

名前が違うのはロボが違うからだうん。

そこの美女は、パトラッショとパトラッツオとパトリーナとパトレイバーと、どれが好みだ？

こんにちはー。
えーと……集合って聞いてきたんですけど、何かあったんですか？

『ガルルルルル』

こ、こらパトリーナ。静かにしてろ！
こんにちは。私はナサニエルです。何も無いがこれから何かある。

みなさん、初めまして。

！！！！！

追え！パトラッツオ！！！

こう暗いと、さっきの雲がどこに行ったかも判らねえな…。

さてと、今夜の宿はどこにすっかなー。

今度、テーマパークの医務室のほうで働くことになりました、ヴィンセントといいます。
よろしく。

荷物のほうは、たぶん明日の朝には届くと思います。

あ、初めましてナサニエルさん。私はコーネリアスと申します。
[ぺこりと一礼]
これから何かあるんですか…一体何なんでしょうね…。

[パトラッツオがヴィンセントを追跡したのを確認している]

何かあるさ。俺がやる。どでかいものを作るんだ。

ふぅ、今日はこんなモンでいいだろ。
続きはまた明日とするかな･･･

[ゴードンは作業の手を止めると少し離れた所で雑用をしている馬型作業用ロボットを呼び寄せた]

すまねぇが、ちと試しでコレを売って来てくれるか？
まだテーマパークは完成してねぇが旅人やガキとかが買ってくれるかもしれねぇからなぁ。

[ゴードンは馬の引く車にハリセンに少し凝った柄を取り付けた日本刀型ハリセン「覇璃戦丸」と西洋刀型ハリセン「リ・ハーセン」を積んだ]

まぁ、少し凝ったおもちゃみてぇなモンだが･･･良い宣伝にゃぁなるだろ。
それじゃ、たのんだぞ？

[馬型作業用ロボットは人工音声で一声鳴くと荷を牽いて出て行った]

さてと、それじゃ俺も作業場の後片付けをするかねぇ。

[ゴードンは仕事場の後片付けを始めた]

むさ苦しい野郎ばっかいるな…まあいいや。

俺はギルバート。
流れ者も何かやれって言われたもんだから、流しそうめん屋でもやろうかと思ってるんだ。
まあ、色々とよろしくな。

ふっ。
俺はナサニエル。

熱いところに流しそうめんか。心が休まりそうだ。よろしくな。

どでかいもの……できたら是非見せてくださいね。

……あ、忘れてた。
[服の中から仔ねずみ型ロボットが這い出してきて肩に乗った]
こいつ『チロ』って言います。こっちもよろしく。

あら。随分賑やかになってきたのね…。初めましての方も結構いらっしゃるみたい。父ってば結構気合入れて呼び込みしてんのねー…。

こんにちは。シャーロットです。わが村の催しにご参加頂きありがとうございます。これからどうぞよろしくお願いしますね。
良ければこれ、どうぞ。
[ポテトチップスの上にポテトサラダを乗せてマヨネーズをかけ、オーブンで焼いたものをテーブルに]

『スモモ、シャロのおてつだい。なでてくれるひと、だぁいすきーvvシャロ、今日ちょっと飲みすぎ』

…コホン、失礼しました（照）

『チロ……ちゃん』

お、なんだなんだ？

『うち、パトリーナいうねん。よろしゅうな。』

･･･。

あら、ちょっと目を離してたら男が増えてるのね。
こんばんは。

ナサニエルさん、私はパトレイバーが好みよ。

あはは。
こいつはパトラッツオっていうのかい。
よく出来ている。

これは、テーマパークの完成が楽しみだね。

ほう。パトレイバーか。

他を当たってくれ。

ヴィンセント!!!

俺のパトラッツオに何をした！

『……愚問！』

『パトリーナさん、こちらこそよろしくなの』
[チロはコーネリアスの肩に乗ったままパトリーナに挨拶した]

えっと…皆さんよろしくお願いしますね。

『1人1人の名前言うの面倒になったでしょ、コーネ』

…………あはは…。

あら…うちのがやってきたわ。どうやら酒場にお客さんが来たみたい。

ちょっと店に戻ってくるわ。

[黒猫がナサニエルの前を横切った]

･･･。

すっかり遅くなっちゃったな…。

おっ、綺麗なお嬢ちゃんもいるじゃねえか。
俺！ギルバート！よろしくな！

って、どっかいっちまったか…。

さて、そろそろ寝る事にする。
明日から作業を始めるから英気を養わなければならない。
興味があったら見にくるといい。

お休み。

『みんなも早よ寝えや？』

はーはー、人使いが荒いんだよ。

（どさっと重たそうな袋を置く）

村長にこの村全員を手伝うように言われてるから仕方ないんだけどよ…この袋何なんだよ。何に使うんだよ。謎だよ。

[パトリーナはナサニエルのあとを、もきゅもきゅとついていった。パトラッツオはヴィンセントをマンツーマンでマークしている]

あふ…眠くなってきちゃった…。
マリーも行っちゃったし、私もそろそろ寝ますね。

『シャロ、ちろがかわゆいの』
そうね。
『あれ、ほしい。ねえシャロ、ちろ食べていい？』
駄目。

今晩泊まる場所がない方は、ここの宿直室に寝袋がいくつかあったはずですから、ご自由にお使い下さいね。それではおやすみなさいませ…。

『ねぇシャロ、スモモね、パトリーナに恋しそう』
…恋愛は自由よ。

結構、集まってるみたいだね。
こんばんは。僕ネリーです。
明日から皆のお手伝いしようと思って、今夜はあいさつだけ。

知らない人もいるみたいだけど、よろしく。
何かすることあったら声かけてね。

じゃー、お休みなさい。

『まったくもう、綺麗な人を見るとすぐそれなんだから…』
まあそう言うなって。

あ、こいつは猫型ロボットのイシターってんだ。
ちょっと口うるさい奴だけど、俺ともどもよろしくな。

『口うるさいとは失礼ねっ！』（ガリッ）
いてっ！爪はやめろって！

さてと、片付けも終わったしそろそろ寝るとするか。
あいつは･･･まぁそのうち帰ってくるだろ。

玄関の鍵は開けておくかな。

[ゴードンは寝床に入ると眠り始めた]

『(ゾクッ)…な……何だか寒気を感じたの…』

……え？チロ…風邪？………ってそもそもロボットは風邪引くのかな…。
…まあいいか。もう夜も遅いし、一旦家に帰りますね。皆さんおやすみなさい。

[手を振って集会場を*後にした*]

戻ってきたのは良いけど…もうすぐみんな眠る時間みたいね。
人がまばらになってるわ。

…トビー、その重そうな袋って何？

お、ローズさん。まだ起きてたっすか。

知らないっすよ。
なんか、誰だったかに運んでこいって言われたんすよ。
やたら重いんで苦労しましたよ。

あー、皆いなくなっちまったし、俺もそろそろ寝るかな。宿もねえし、いつものように寝袋で寝るか。

んじゃ、また明日。
『皆さんおやすみなさーい』

……ここに用意して何かに使うのかしらね。

ご苦労様、重かったでしょ。何か飲み物でも飲む？
さすがにアルコールはまずいけど、ジュースとか紅茶ならあると思うわよ

ああ、そろそろ宿にもどらなきゃいけない時間だ。
さて…、この村に来る前に少し変な話を聞いたんだけど。

この土地では、夜０時を過ぎてうろうろしていると、なにか恐ろしいことが起こるらしいんだ。
まぁ、根も葉もない噂だと思うけどね。

でも、まぁ、気をつけたほうがいいかもね。

ちょっと、そこのおにーさん、ここで寝るのはいいけど、ちゃんと隅の方で眠ってね。
誰かに踏まれても知らないわよ。

や、すまねっす。今日疲れたんで、眠いんすよ。
目ぇ覚めちまうのもアレなんで、今日はもう寝るっす。

お疲れっした！
また明日、なんかあったら言ってくださいよ。

トビー、おやすみなさい。私もそろそろ家に帰るわね。明日も早いし。

それじゃ、又明日ね。

あれ、なんか踏んだか？
まぁいいや。


…いやしかし、個性的な村だよなァ。
テーマパークって発想も突飛だし、いる人そのものも突飛だし、テーマパークって言ってるのに何がテーマなのか分からんバラバラっぷりも突飛だし。

しかし今日は疲れた。

（こっそりタバコを取り出し、すっぱーとばかりに吸う）

生き返るなァ。
さて、寝るか。もう仕事も無いだろし、明日もあるし。
つーかあるっつっても寝るけどな。辛いんだよォ。

（ぐるぐると肩を回しながら去る）

では、ぼくもそろそろ失礼する。
明日は朝から設営を始めなきゃいけないしね。

それでは、また。

…む、やはり誰もいないな…。

この国では…いや…この村では、警護を担当する者の言葉に、
民が従うか従わないかは、自由意志で選択できるのだろうか？

民主主義とは…よくわからぬな。

拙者には迷う道などありはしないのだから、そのようなことを
考えても意味がない…か…

この村はこれから、人が大勢集まる場所になると
村長殿はおっしゃった。

夏姫様の行方を知る手がかりを持つ者に会えるかもしれぬ。

頑張らねば…

ふぁ〜あ〜あ…。

うん、いい朝だ。
朝寝てられるってのは良い事だ。

…まだ仕事も無いだろうし砂でもこねてくるかね。

因果だよな、親父の押し付けや何でも仕事を優先するあの腐れた態度が嫌で飛び出してきたのに、長い間鏝を使わないと落ち着かない。



まァいいや…俺は俺。自由だろ。

うっとおしいなァ…二度寝してやろうか、くそ。

んはーっ…。
いやァ、タバコも学校行ってりゃ吸えなかったんだよな。まったく、そりゃ人生の損ってもんだ。
高いのが難だがよ。

…眠くねーんだよな。

田舎だけど、何も無さすぎなんだよ、ここ。
暇だよ。そりゃセメントくらいこねるだろ普通。

村長に許可貰ったボロ屋の壁でも塗ってくるかねぇ…。

おはようございます、テーマパークといえばお化け屋敷は必須ですよね！
ダンスを踊る亡霊たち、墓場でうごめく手、そして空を飛ぶ生首！

･･･ああ･･･すてきだわ･･･（うっとり）

ようし、私決めちゃいました！
牧師様のいない間に教会を大改造して、お化け屋敷に
しちゃいます。
子供たちに阿鼻叫喚を！そしてちょっぴりの夢を。

街へ出かけている牧師様も、帰ってきたらきっと涙し
て喜んでくれます。

おっはよ。

お酒と子供にはジュースと持ってきたわ。冷蔵庫に入れておくから勝手に飲んでね。

ところでステラが又教会前で妄想にふけってたんだけど……気にしない方がいいわよね。

それじゃ、改装準備に取りかかってくるわ

あふ……。
おっはよお。
なんか見知らぬ人も増えたわねー。これもテーマパーク効果なのかな？

こうやって人が増えていったらみんなの注目が集まってお忍びでどこかの国の王子様がやってきちゃったりして一生懸命村のために働いているアタシのこと見初めてくれたりしてプロポーズされちゃったりしででもアタシは記者になりたいからって断ったらぽんと新聞社ごと寄付してくれちゃったりして。
キャーーーー！！

へー、ここのモニターって村中が見えるんだー。

ステラがなんか夢見てるっぽい……。

うーん、誰か手伝いを必要としてる人はいないかなー。んで手伝いしながらさりげなく話を聞く。うん、アタシってば頭いい〜。

『おはようさん。今日もええ天気やなあ。うちの大将から伝言預かってんねん。聞いたってや。』


やあ諸君、おはよう
。
私は部下と共に朝から測量している。これから突貫工事が始まるからなうはははは。
何かあったらパトリーナがやってくれるだろう。たいがいの事は、こなしてくれるはずだ。
それでは。


『うち、役に立ってるんかな。』

[パトリーナはちょこんと座布団の上に座っていたが、ソフィーの視線に気付くと小首を傾げた。]

『……？』

中身……確かめてみたい……。

おいでおいで〜。

[パトリーナはソフィーの前で尻尾を振ってニコニコしている]

[ゴードンは目を覚ました。
部屋の隅で専用の充電装置に乗り充電をしている馬型ロボットを寝ぼけた目で確認する。]

おう、帰ってたかキセト

[キセトと呼ばれた馬型ロボットは充電装置から立ち上がると主人であるゴードンの近くに寄ると頭を下げ挨拶をした]

『おはようございマス、マスター。』

充電は･･･終わってるみてぇだな？
ハリセンは売れてねぇか･･･

『申し訳御座いまセン･･･』

気にすんな気にすんな、まだテーマパーク自体完成してねぇし客もいねぇんだ。
売れるほうが珍しいってモンよ！

ピコ、工具を取ってちょうだい。

[ソフィーの言葉を聴いて灰色ウサギが工具箱を引きずってくる]

さて、ちょっといじらせてねー。

[ソフィーはドライバーを手にするとパトリーナをわしづかみにして分解し始めた]

てと、それじゃ作業の続きするにはまだはええし･･･
集会場の方にでも顔出してみるか？

『了解しまシタ、どうぞお乗りくだサイ。』

おう、すまねぇなぁ
ハリセンは･･･一応持っていくか

[ゴードンが背に乗るとキセトはゆっくりと集会場に向けて進みだした]

ふんふん……。
なんか配線がおかしくなってる気がするけど……。
アタシにはよくわかんないや。

[そして何事もなかったかのようにパトリーナを解放し、工具箱をピコにしまわせた]

うーん、ローズがなんかやってるみたいだし、手伝いにいったらお昼ごはんなんかもらえちゃったりするかな。

『きゅ？』

アンタは勝手にそのあたりで充電でもしてなさい。

[ゴードンは集会所に到着した]

おう、ありがとうなキセト。

『イエ、マスターの役に立つのが私の仕事ですノデ。』

おめぇのそういう生真面目な所はかわんねぇなぁ･･･

『申し訳御座いまセン･･･。』

おいおい、怒ってるわけじゃねぇぞ？
それも個性だしなぁ。

[ゴードンは愉快そうに笑いながらキセトと共に集会所に入っていった]

あ、ゴードンじーちゃんだ。
やほー。ひさしぶりー。

[ソフィーは赤い顔でビールの缶を振って挨拶した]

[ゴードンは集会所でビールを飲んでいるソフィーに気がついた]

おいおい･･･こんな早くから飲んでるたぁ豪気な姉ちゃんだなぁ。
って、ひさしぶり？
･･･その顔はソフィーか？お〜、でかくなったなぁ！

『マスター、私のセンサーでは既に内容物が空になっている容器が２つ確認できますガ。センサーの故障でショウカ？』

ああ、俺の目にも見えるから大正解だな。
お前は正常だ。

[ゴードンは苦笑している]

あふ……。
なんかねむ……。
じーちゃん、残りのビールあげるー。

[ソフィーは一口だけ残っているビール缶をゴードンに押し付けた]

おいおい、そんなふらふらになって･･･
大丈夫か？

[ゴードンは押し付けられたビール缶を持ちながら呆れている]

『マスター、彼女の体温の上昇率、及び直前の行動から推測するに約98％の確立で酔っていると推測しマス』

･･･見りゃわかるわい。

ネバーランドも随分出来てきたな。これは案外税金が期待できるかもしれないな？
後で役場に戻って業務にそろばんをはじかせよう。

皆様ご機嫌麗しゅう。（ぷよぷよ

どなたかいらっしゃいますか？
午前のお茶でもご一緒しませんか？（ぽよぽよ

ふはあっ。

……寝てた……。

ミッキー、お茶飲みたい〜。

[ソフィーはまだ少しふらふらしてミッキーの腹に激突した。]

[ゴードンはソフィーの奇妙な行動を眺めつつキセトとぼーっとしている]

しかしこのモニターはでけぇなぁ･･･
幾つもの画面を同時に映してるしなぁ。

『村の中のほぼ全てをカバーしていますカラ。
やや小さめの村と云えど、それ相応の数が必要デスカラネ』

ほー･･･

[*ゴードンは椅子に座りながらお茶を飲んでいる*]

うわあ。驚いた。

ソフィーさんこんにちは。（ぷよぷよ
・・・なんかお酒臭いですね。

マーサ。テーブルの準備を。
『かしこまりました。おぼっちゃま。』

爺。暇だ。
『では、なぞなぞはいかがですかな？』

『Ｑ.制限速度60ｷﾛの道路です。
バイクは90ｷﾛなのに,それを見た警官は何もしませんでした。
なぜでしょう?』

うーん、なんでだろう？（ぽよぽよ

[パトリーナはフラフラと歩いている]

『……うち、汚れてしもうた。かんにんしてな。』

いたた……って痛くない……。

お酒臭いのなんて気のせいよー。まだそんなに飲んでないもん。

お茶と一緒に当然お菓子も出てくるのよね？

[ソフィーはすでに席に座ってお茶が出てくるのを待っている]

[インカムを付け、流れる汗を拭きながら一服している]

やあ諸君。今日も暑いね。こんな日はキンキンに冷えたビールが飲みたくなるジュルリ。

ふぁーあ、よく寝た。

『もう、ギルったら寝すぎよ！』

まあ、そう言うなって。
…あー、寝袋に足跡がついてるな。これが噂のハイウェイスターって奴か？

『いつまでも寝てるから、誰かに踏ん付けられたんじゃないの！』

まあ、細かい事は気にすんな。

なんか知らない人が増えてきた。

ビールなら冷蔵庫にあるわよ。
お茶はいまミッキーが準備してくれてるから好きなほうを勝手にどうぞー。

あー、ナサニエルだっけか。おはようさん。

そっちの顔の赤いお嬢ちゃんは初対面か？
俺！ギルバート！よろしくな！

マーサ。今日のお菓子は？

『マーサ特性のチョコレートケーキでございます。』

『ジェノワーズアマンドショコラの台をグラサージュショコラでコートしました。
ショコラムースの中には、アールグレイがふっと香るクレームブリュレを仕込んでいます。
見た目よりもとても軽い味わいですよ。』

それはおいしそうだ。
レディに取り分けてさしあげて。

あー、そこのふっといのもよろしくな。

『相手によって態度を変えるのは良くないわよ』

お前って、ほんと細かいのな。

顔赤い……？

[ソフィーは辺りを見回したが自分以外に女性がいないことに気付き首をかしげる]

赤くないと思うけどー。ま、いっか。
アタシはソフィー。よろしくね〜。

おや、なにか美味しそうな匂いがビンビン伝わってくるね。

ケーキおいしそう。

[ソフィーは目を輝かせている]

ミッキーのとこのお菓子っていっつもおいしいよね。
そういえば、アンタは何かアトラクション作るの？

他の人たちもここにいるってことは何か作るんだよね？

ピコ、録音と録画の準備して。

『きゅ？』

いいからしてっ。

[ソフィーは紙とペンを取り出して取材体制に入った]

ふっといの？（ぷよぷよ
この亀のことですか。この亀はピエールといいます。
父上が「男は亀のようにゆったりと生きろ！」と仰るので。
全長１ｍもありますが、おとなしいですよ？

アトラクションですか。（ぷよぷよ

私は『お菓子の宮殿』を作るのですよ。
村の西区画にある別宅を改装するんです。
完成したらソフィーさんには最初に取材してもらいますね。
味見しても大丈夫ですよ。（ぽよぽよ

あー、アトラクションっつーか、流しそうめん屋な。
そうめんは流すに限るよな！

『大して違わないわよ』

ロボットのお前にはわからねえのかな。
風流ってもんだ。

『ふーん…』

ふんふん、ミッキーはお菓子の宮殿ね。
ぜひとも作成途中も取材させてちょうだい。
手伝いが必要だったらいくらでも手を貸すわ。

ギルは流しそうめんなのね。
冬は寒くて人がはいらなそうね。
ううん、でもいい目の付け所だと思うわっ。
何か手伝うことがあれば言ってねっ。

今日の午後はパティシエの皆さんと最終打ち合わせをやるのです。

このインカムをつけていれば村内のどこにいてもお話できますね。

[ミッキーはインカムを装備した！ かっこよさが1上がった！]

何かあればピエールにお手紙を運ばせますよ。
ピエールは亀なのでゆっくりなのはご容赦下さいませ。

なんかみねぇ顔が増えてるな。
これもテーマパーク効果なのかねぇ？

『まだ完成していないテーマパークにお客が来るとは思えませんので、アトラクションを作成しに来た方々かと思われマスガ。』

ああ、なるほどねぇ･･･
しかしソフィーもさっきまで酔っ払ってたのに突然シャキッとしやがったなぁ。

『エエ、今現在の彼女の行動からは酔っていると思われるものは見当たりマセン』

そろそろお昼ね。大広間の方に人は集まってるのかな。
カフェメニューどんなの加えた方がいいか聞いてこようかしら。

じゃ、あんたはここで留守番しててね

［ローズマリーは酒場前にいる黒猫の頭をなで、集会場へと向かった］

ゴードンのじーちゃんてば、アタシはさっきからちっともさっぱり酔ってなんかないって。
どこをどうしたらアタシが酔ってたなんて言えるのよー。

ったく、さっきまで顔赤くして寝てた奴が何言ってやがる･･･
空き缶はキセトが全部捨ててくれたぞ？

『床に放置したままだと何かと不都合が起こると判断しましたノデ。』

それにしてもこのインカム邪魔でしょうがないわ……。お昼食べるのにも気をつかっちゃうし。

こうやって歩くとわかるけど、村の中も活気づいてきたわね。なんだか人も増えてるし。

顔赤くなんてなかったってばー。
そりゃ、ちょっと眠かったから寝ちゃったけど。

そっか。缶がなくなったと思ったらキセトが片付けてくれてたんだ。ありがとねー。
アンタってばほんとまじめでよく動いてアタシのピコと中身取り替えたいくらいだわ。

『きゅ？』

まぁ、確かにコイツはよく働いてくれるけどな。

[ゴードンはキセトの首を軽く叩いた]

『褒めて頂き光栄です、マスター。』

すこーし真面目すぎるが･･･な。

『申し訳御座いません、改善するよう努力いたしマス。』

だから別に注意してるわけじゃねーって･･･

[ゴードンは苦笑いしている]

みなさんの相方は喋るのですね。
私のピエールは無口なんです。

ナサニエルさんにちょっといじってもらえないかな。

さて、そろそろ作業に戻らなければなるまい。
ミッキー。夜でよければいじってみよう。

あ〜そういやミッキーの坊主んとこの亀はしゃべってんの見たことねぇな。

そいつはしゃべらねぇタイプの仕様なのか？

[ゴードンはミッキーの近くに佇んでいる大型の亀型ロボットを眺めた]

おい、イシター、あの爺さんの相方は働き者みたいだぞ。
お前もちょっとは働けよな。

『アンタに言われたくないわ』

……。

あらミッキーじゃない。やっぱり甘い物食べてるのね。
これ以上太くなるとドクターストップがかかるわよ。

私のロボは必要最低限しか喋らないわね。喋らなくても私が言いたいことはわかってくれてるし。

さてと、口うるさい奴に尻を突っつかれるし、流しそうめん用の竹でも探してくるかな。
やっぱ、流しそうめんは竹が命だよな！

『そうめんの方が大事なんじゃないの？』

…ま、まあ、それは追々な。

ローズー、久しぶり〜。

アタシのピコなんて「きゅ？」ってしかしゃべらないわよ。
しゃべってないのとなんも変わんない。

しゃべるはずなんです。
あんまりおしゃべりが好きではないのでしょうか。

どうなんだいピエール？

[ピエールはちらりと一瞥し、目を閉じてしまった]

ナサニエルさんに期待することにします。

ん…っ

…忘れてた
よく落ちなかったもんだねあたし……。

それで私オープンカフェやりたいんだけど、何か欲しいメニューはある？　簡単につくれる物がいいわね。
それから風に飛ばされないようなやつかな。

ここにメモ用紙置いておくわ。
また後で来るから希望メニュー書いておいてね。採用するとは決まってないけど。

[ゴードンはナサニエルとギルバートに目をやった]

あんた達は見かけねぇ顔だねぇ･･･
やっぱどっかからココでアトラクション作るためにやってきた業者かなにか？

まあ…ここしばらく寝てなかったから仕方ないね。

さて……夕方までもう少し見て回るかね。

ソフィーもお久しぶりね。この前里帰りしてたとき以来かしら。

そろそろ時間ですね。（ぷよぷよ

パティシエとの会議に行ってきます。
ローズさん、残り物で申し訳ないのですが、よろしければケーキをどうぞ。
ティーポットも置いていきますので。

それではみなさん、ごきげんよう。
爺、マーサ。行くよ。

ほしいメニュー……。

BLTサンドがいいなあ。
カンパーニュに生ハムとチーズはさんだサンドイッチもいいな。
それにそれにー、木の実ぎっしりのパウンドケーキ。
アップルパイとかスイートポテトとかもいいよね。
熱々のスープとかもほしいし、カップサラダもいいかもしれない。

……書いてたらおなかすいてきちゃった。

アタシ家に帰ってお昼ごはん食べてくるね。

それじゃ、みんなまたあとで。
ローズ、今度カフェのメニューについて取材させてちょうだい〜。

（緑髪のお嬢ちゃんはローズーって名前なのか、ふむふむ…）

ミッキーって言ったっけ、喋ったら喋ったで、色々大変だぜ。
こいつみたいに。

『なによ』（ガリッ）

いてっ！だから爪はやめろって！鉄製だぞ！？

…んじゃ、ちょっくら竹探しに行ってくるわ。

ミッキーありがとう。美味しくいただくわ。

といっても私もそろそろ酒場に戻らないとね。準備しながらケーキ食べようっと。

っと、俺もそろそろ作業に戻るとするかな。
キセト、帰るぞ〜

『はい、マスター。
　このハリセンはどうしまスカ？』

あ〜試作品って事でここに置いていくか。
ご自由にお取り下さいって紙でも貼っといてくれるか？

『了解致しまシタ』

[キセトは内部印刷した紙を胸部から取り出すと器用に口で貼り付けた]

よし、んじゃ帰るとするか。

[*ゴードンはキセトに乗り仕事場に戻っていった*]

…また、誰もおらぬな…

あちこちで賑やかな音がしているか、ここで人に会ったことがないのは、何故だろうか…？

……。

いや、拙者は、それよりも 『あとらくしょん』 とやらの作成に力を注がねば。

村長殿から、異国の民族性が感じられるものなら何でも良いと言われているが…何を作ればよいのか…？

おなかいっぱーい。
久々の母さんの作ってくれたご飯はおいしかったわー。

あれ、誰もいなくなってる。
みんな自分のところで作業中か。
しばらくモニターでも見てよーっと。

[テキパキと指示を出しながら自分も作業に加わっている]

よし、後は任せたぞ。今日は暑いから休み入れながらやってくれ。俺は図面を引いてくる。

[事務所に戻り図面を広げようとした時に、パトリーナが横たわっているのを見つけた。]

なっ！！どうしたパトリーナ！！


[パトリーナはビクッとしたが、ナサニエルの顔を見ると泣きながら答えた。]

『……うち……うち……汚れてしもうたんよ……』

[少し思案すると、ニコリと笑って答えた]

なに、後できちんとメンテナンスしてやるから。な？
それまでオイルでも飲んで休んでればいい。

[冷蔵庫からよく冷えたオイルを取り出し、パトリーナに与えた。]

[窓からそっとパトラッツオが入ってきて、ナサニエルに何やら耳うちした]

･･･そうか、ご苦労。引き続き監視してくれ。

『……承知。』

[入ってきた時と同じように、パトラッツオは窓から出ていった。]

くっくっく･･･。
そうか。医者は、ヤツか。
はーっはっはっは。

[パトリーナはすやすやと寝息をたてている]

わわっ！
学校終わってすぐ来たけど、すっかり遅くなっちゃったっ！！　せんせいのばかぁ〜！

えと、まずは何からしたらいいのかな〜？？

あれれ？　誰もいないの〜？

先におうちに帰って宿題しよっかなぁ･･･。

ウェンディ、ちはー。

[ソフィーは真っ赤な顔でビール缶を振っている]

あれ、帰っていっちゃった……。

アタシに気付かなかったのかな？
いっか。ビールのも〜。

ふあーぁ……。
もうだめー、ねむー。

う、酒くせっ。

あー、えっと…ソフィーだっけか。

昼間からビールかよ…。
だらしのない姉ちゃんだな。

ローズさんみたいに落ち着いたほうが良いぜ。

さーてと、次の仕事は…と。

しかし何だ、最近ロボやいきものが大活躍で出る幕が無いな。
なんか切ない。

…ま、力仕事の要りそうなところを手伝ってくるか。
建材をとっとと運んじゃうかね。

[ゴードンは作業場で1本目の剣の仕上げを行っていた]

よし、コレでとりあえずコイツは完成だな。

『お疲れ様デス、マスター』

おう！やっぱ伝説の剣といやぁコレだよなぁ？

『「エクスカリバー」デスネ？』

おうよ、やっぱコレ作らなきゃぁはじまらねーだろ。

『そこら辺はよく分かりませんが、数ある伝説に登場する武器の中でも最も有名な一つであるということは存じておりマス。』

そういや、武器展ができた時の説明はお前にやってもらう予定だったな･･･
コイツの説明、言えるか？

『少々お待ちを、只今検索しておりマス。』

『データ検索完了しました
■エクスカリバー
ウェールズ名は「カラドヴルフ」
かの有名なアーサー王伝説に登場する剣であり、アーサー王がカリルブヌスが折れた後に泉の精霊から授かった聖剣。
光輝く刀身を持っており、その輝きたるや30本分もの松明と等しいといわれている。
記述によって形状の違いはあるが両刃のバスタードソード（片手半剣）として描かれるのが一般的である。
また、鞘にも大きな特徴があり、持ち主の傷を癒すという能力を持っている。
よく間違われるのがアーサー王が岩から引き抜いた剣がエクスカリバーと間違われる場合だが、アーサー王が岩から抜いた剣はカリルブヌス(英名カリバーン)と呼ばれる剣であり、この二つの剣は別の物である。
ただし、この二つを同一視する説もある。
これはカリバーン(Caliburn)が折れた後に泉の精霊に鍛えなおされ、新たなるカリバーン(+Caliburn)つまりエクスカリバー(Excalibur)となったという説だが、どちらが正しいかは未だに分かっていない。』

[キセトの説明を聞き終わるとゴードンは満面の笑みでキセトの首を優しく叩いた]

おう、完璧だ！流石だな！

『恐れ入りマス、お褒めに預かり光栄デス。』

そんなかたっ苦しいお礼言わなくても良いっつーのに･･･
まぁ、そこがお前のいいところでもあるんだがな。
さぁて残りの剣もチャッチャと仕上げちまうとするかぁ！

『はい、マスター。お手伝いいたしマス』

うーん…太さが足りねえな…。
うーん…こっちは太さは申し分無いんだが、色がな…。
うーん…これは色も太さもいいんだけど、ちょっと反ってるしな…。
なあ、どれが一番風情があっていいと思う？

『アタシに風情なんて訊かれてもわかるわけ無いじゃない。
ロボットなんだから』

そりゃそうか。

[西地区：お菓子の大宮殿予定地にて]

『・・・以上が宮殿制作計画ですじゃ。』

爺。これは素晴らしいぞ（ぷるるん
きっとみんなも喜んでくれるはずだ（ぽよよん

『ぼっちゃまがお喜びで爺も嬉しゅうございますぞ。』
『それでは、各エリアのパティシエ長をご紹介しましょう。』

うん、よろしく。（ぷるぷる

『…ぼっちゃま。この者が「庭園」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「玄関ホール」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「大ホール」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「劇場」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「礼拝堂」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「芸術の間」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「王妃の間」を担当致します』

『…ぼっちゃま。この者が「王の間」を担当致します』

いっぱいいるなぁ。
みんな、がんばってれ。よろしく頼むよ。（ぷよぷよ

Sebben, crudele mi failanguir, sempre fedele, sempre fedele ti voglio amar...♪

ふぁー今日もよく働いたーっと。音楽の仕事はつい没頭しちゃうわ。
昼間はここは盛況だったみたいね。
うっかりインカムのボリューム最大にしてたら声が割れちゃって耳が痛かった…。

『シャロー、ちろいないの』
振られたの？可哀相に。
『めそめそめそ…』

よし、今日はここまでにしよう。みんなお疲れ。明日も頼むな。工事は順調だ、ゆっくり休んでくれ。

[事務所に戻るとパトリーナが起きて待っていた。]

さあ帰ろう。集会場なら賑やかだし。ミッキーの亀のメンテナンスもあるからな。

『……うん。』

そろそろ皆帰ってくるかな〜。

夕飯ってか、軽食でも用意しとこう。
【かぼちゃとじゃがいものスープ】
【鮭とキノコのムニエル】
【ライ麦パン】

ハイハーイ、ボブがやってきましたよ〜。

今日は、ボブの相方「パン君」と一緒だよ。
このパン君は、芸達者だ。凄いよ、ボブが出来ない動きもパン君には出来ちゃうんだ。

ほら、パン君拍手〜

[ボブが連れているサル型ロボット「パン君」は、くしゃみをした]

『ハックシュ！』

［ローズマリーは酒場の入り口に｢しばらく休業｣の張り紙を貼っている］

さて、明日からは内装をいじらなきゃね。
集会場の方に行ってみようかな。そろそろメニューのリクエスト回収しないといけないし。
後は……手土産に何かもって行ったほうがいいのかな。まあいっか。手ぶらで。

さ、アニス、いらっしゃい。一緒に行くわよ。

ハイハ〜イ、パン君ベタだねぇ。

さて、広場を見渡したところ、もう早速村の皆は色んな設備を作り始めているようだね。
でも、ボブは毎日、その日やっと食べる分だけしか稼げないから、作業員を雇うお金なんてないよ。しがないその日暮らしは辛いね〜。

って事で、大道芸がいつでも見られる小屋はボブが手作りで作っちゃうよ。

何だかボブ、インカム装着して誰かに解説してるみたいで不自然ね。まあいいよ。独り言喋ってる怪しい人じゃ無いって事だよ！

おおっと！

ちょっとパン君どこ行くの〜！！！

[パン君は、ネリーの視線に気が付くと一目散にネリーに向かって駆け出した]

あーあ、パン君飼い主に似ちゃって女好きなのね〜
ボブは恥ずかしいよ。オーマイーゴッドだ〜よ。

って、ああああああああああ！

[パン君は、ジャンプするとネリーの手から「ライ麦パン」を奪い取った]

あああ、ダメよパン君、それパンだよ〜

え、あ、うっ？？

[ネリーはパン君の勢いに驚いて、さっと身をかわしてしまう]

いい匂い…
[シャーロットは匂いにつられて集会所にやってきた]

ネリーさんきゅー☆
スープはほっこりするからいいよね♪
ムニエルもしっかりバターの香りがして…おいしいぃぃ!!

あー、パン君しょうがないなぁ〜
脅かしちゃってごめんね〜パン君パンに目が無いのよ〜

[パン君は、勢い余って床にべちゃっと落っこちている]

こんばんはー。

『何だか賑やかなの』

おおっと、いつの間に。
みなさんこんばんは〜

ボブは久方ぶりに故郷に帰ってきたのね〜。
ここに居る皆とは、小さい頃に一緒に良く遊んだような記憶があるようなないような気がするのね〜

[ボブはパン君を床から摘みあげた]

『ちろ!!ちろがきたの!!ねぇちろ、おいしそうだから食べてもいい？』

[スモモは目を輝かせている。]

[シャーロットは食事に夢中。]

何だかいい匂いがすると思ったら…私も貰っていいですか？
[とかいいつつ既に食べている]

『相変わらず食べ物には目がないの…』

…だって美味しいし(もぐもぐ)

『……ぁ…え…？美味しそう！？……ち…チロは美味しくないの…！食べちゃやーなの…っ』

…………(むぐむぐ)
[コーネリアスは食事に夢中]

ん、ごめんね。パン君。よーしよし。（なでなで）

シャロさん、コーネリアスさん、ええと…ギルバートさん？　こんばんは。
ふふ、料理頑張ってみたのです。

『きゅーーー！！かわゆいっっ!!ちろ、超おいしそぉなのっ☆スモモめろめろーvv』

[スモモはぽてぽてとチロの傍に歩いて行った。で、*充電切れでぱたり。*]

竹選びってのも、なかなか難しいもんだなぁ。

『どれも一緒よ』

またお前は…あー、いい匂いだねぇ。
俺も一つもらっていいかな？

[ギルバートは返事を待たずにライ麦パンを手にとって食べ始めた]

もぐもぐ…うん、美味いな。

うおおお、ボブもご飯を頂きたいのでーす。
パン君は、パンなんて食べられないくせにパンを見ると興奮しちゃって困るのよ〜

[ネリーに撫でられると、パン君は喜んだ］
『うっきー♪』

[食べながら]
……ん、これ作ったのはネリーですか。ありがとうございます。美味しいです(もぐもぐ)

[その横でチロが必死に命乞いしているが気付いていない]

『……あ…あれ？スモモさん充電切れ？………どうしよう…』

[チロはこの隙に逃げるべきかどうかでオロオロしている]
[コーネリアスは黙々と食事中]

ぷは〜
旨かったね〜、流石メイド服着ているだけあって、料理がうまいね！ボブ感激よ！
いろんな村を回ったけど、中々ここまで美味しいパンを食べた事なかったね〜

ね？パン君…？

[パン君は、集会所の真ん中で踊っている]


………。

（ネリーに向かって）あー、俺、ギルバート。よろしくな。料理ありがとさん。

（小声で）なあ、あのネリーってのは男なのか？女なのか？

『知らないわよ。本人に聞いてみれば？』

（小声で）バカ、声がでかいって。

こんばんは。なんだか美味しそうな匂いがするわね。

ネリーが作ったの？　私にも貰える？

多分、ネリーは女の子だと思うね〜
スカートはいているからね〜

[ボブはうっかりギルバートの横に立っていた。
ひそひそ声が聞こえていた。
馬鹿でかい声でつい、そう教えてみた]