逃亡者 カミーラ [カミーラは穴から這い出した。] さて、と。 冗談はともかく、真面目な戦術論も言っておこうか。 今回あたしが言った「占い師から吊り」って言うのは、10人村、占3霊確においては最も確実な方法だよ。 最も信頼できない占い師から吊って行く。たとえ狂人としか思えなくても、そう思われる事を狙う狼もいる。最終日は確実に来るから幾つか出た占い結果や、それまでの情報を元にラスト勝負を挑みに行く。 守護者保護も出来るため、GJが出れば優位。灰GJでも出ればほぼ詰み。 守護者のガードは、占い師は襲われても手数に余裕が出来るため守らない。堅く行くなら霊能者。だが、GJ1発で吊り回数に余裕が出来るため、霊能者を襲いGJされる事を狼は恐れるからGJ狙いで霊能者を守護しない手も有りだね。外して霊能者喰われたら、エピで泣かされる事になるが。 対して、初回の灰吊りで狼を吊れなかった場合、8人、狼2&狂が残る。結局占い師は決め打たねばならなくなり、偽が生き残ってしまう為、黒判定に惑わされる可能性が高くなる点が問題になる。 | |
(409)2005/07/26 20:06:44 |
逃亡者 カミーラ 例えばだが、今回あたしがジェーンに黒判定を出していたら。 COタイミングから、あたしは真狼どちらかだと考えられていた。 しかし、霊確定の状況では狼が黒判定を出す事は考えづらく、言動からあたしは真寄りに思われていた。恐らく、ジェーン吊りに動く事になったと思う。 しかし、吊ってみれば人間。 ここで、あたしへの判断に皆の迷いが生じる。狂人の可能性も考え始める事になったと思う。 ただ、狂人であれ狼であれ吊りと言う事にはなったろうね。 そして、あたしが吊られて霊能判定で黒、6人、残り狼狂、占い師は真狂と考えられる場合が多い。 ここからはかなり難しい状況になる。 誰が占われたか、黒判定が出されたかどうかによって変わるが、もう占い師を決め打つしかない。霊判定で黒が出ているため、灰からどうにか選ぶ事になっただろうね。 余談だが、占3COで自称占い師を吊って確定霊の判定で黒が出た場合、それ以上占い師吊りには向わない場合が非常に多い。ましてや、決め打たねばならない状況だとね。 狼が占に2人出ていた場合、かなりの確率で村人側の敗北になるだろう。 | |
(410)2005/07/26 20:17:27 |
見習い看護婦 ニーナ >>438 また狂気を露にするのかっ。 | |
(439)2005/07/26 21:56:16 |
見習い看護婦 ニーナ >>440 私も好きだよ、ラッセル。 | |
(442)2005/07/26 21:57:44 |
資産家 ジェーン >>152 そういえばグレンさん、村ページを作ってくださったのね。ありがとうございます。 わたし、自分のページの更新すっかり滞らせてしまっていて…いけませんわね。しばらくお休みして自分のページを更新しようかしら。 | |
(455)2005/07/26 22:06:58 |
見習い看護婦 ニーナ >>486 そうだね♪ | |
(488)2005/07/26 22:33:02 |
見習い看護婦 ニーナ >>502 その名言賞のやつ、凄い恥ずかしいんですぐぁ! | |
(503)2005/07/26 22:43:42 |
資産家 ジェーン ■MVP グレンさん 最初に潜伏狼を吊り上げた功績は大きかったですわ。 例えグレンさんが襲撃死していたとしても勝利は揺るがなかったと思いますの。推理も素晴らしかったと思います。 ■敢闘賞 カミーラさん わたし信じていましたのに…騙されていましたのね。信頼高い偽占い師でしたわ。 ■技能賞 トビーさん 初参加とは思えない立派な村人でしたわ。 (比べるわけではありませんけれど)わたしのファーストプレイなんてひどいものでしたのよ。 もっと慣れてくるといろいろ楽しめると思いますわ。またどこかでお会いしましょう。 ■殊勲賞 ラッセルさん 勝利を決めたGJで素晴らしかったわ。 ■RP賞 ニーナさん エンゼルケアする看護婦は新鮮でしたわ。妙な知識に詳しかったり… | |
(505)2005/07/26 22:44:36 |
見習い看護婦 ニーナ >>505 ふふふ。中の人も看護師だったりする(笑) | |
(506)2005/07/26 22:45:26 |
見習い看護婦 ニーナ >>509 悪い。もうあげてしまった。 | |
(511)2005/07/26 22:49:04 |
見習い看護婦 ニーナ >>515 適当に吹くな。 | |
(516)2005/07/26 22:53:39 |
農夫 グレン >>516 照れ隠しとは欠片も思わんのか、君は!!w | |
(519)2005/07/26 22:54:36 |
農夫 グレン >>522 俺様チャンはシャイなんだよ!!w | |
(523)2005/07/26 22:56:09 |
逃亡者 カミーラ ――カミーラは、眠るニーナにそっと口付けをした。 起こさぬように、そっと。 そして、やはり起こさぬようにそっと、柔らかく抱き締める。 「ニーナ。元気でな。幸せに……幸せになるんだよ。」 カミーラは暫しその温もりを確かめ……ニーナから身を離すと、聞こえるや否やの微かな声で、そう囁きを漏らした。 立ち上がり、集会場を背に、カミーラは何処へともなく雨の夜道を歩いて行く。 ――空を見上げる。 大粒の雨がカミーラを打つ。 「この雨が……あたしの全てを洗い流してくれれば良いのにねえ……地に塗れた両手も、呪われた運命も。」 そう言って、カミーラは目を瞑り、そして……肩を震わせる。そして、その喉から嗚咽にも似た声が漏れた。 | |
(525)2005/07/26 22:56:42 |
逃亡者 カミーラ 「く……く、っく……」 カミーラは顔を伏せる。 「くっ……く……ぷっ」 ぷっ? 「ぷあ〜っはっはっはっはっはっ!! やめやめ! ちょいと悲劇のヒロインぶってみようかと思ったけど、ちゃんちゃらおかしいね! 我ながら似合わないったらありゃしないよ! うわははははははっ!」 カミーラは笑った。大笑いだ。腹の底から笑っていた。折角のシリアスな空気が台無しである。まったく。 「あ! いたたったったたった! はっ、腹がっ!!!」 いくら人狼とはいえど、ニーナにざっくり開腹された腹は即完治という訳にもいかない。カミーラは、腹を抑えながらのた打ち回る。 やがて、思う存分のた打ち回ると、カミーラはぜぇぜぇと荒い息を吐きながら立ち上がり歩き出した。先程までの空気は何処へやら、カミーラは強く吹きつける雨などものともせず大股でざっくざっくと歩いて行った。 | |
(528)2005/07/26 22:57:06 |
農夫 グレン >>527 可愛いから許す!(笑) | |
(530)2005/07/26 22:57:38 |
逃亡者 カミーラ ――どれ程歩いたろうか。 やがて、大雨で増水した川のほとりへとカミーラは辿り着いた。 「さってと。」 カミーラはポケットから何かを取り出す――それは、ニーナからくすねた注射器だった。 「ふふふ。トビーには結局、あたしの技を見せてやれなかったね。しかし……最後の仕事がこれか。ま、それはそれで面白いやね。じゃあ――さくっと行こうか。」 すっと……己の腕のカミーラは注射器を当てがった。 「人の血管に空気が入って塞栓しないのは15mlまで。 なら、30CCの注射器で30ml入れれば、人狼とて死ぬ、か。まあ、ニーナもおっちょこちょいだからね。また死にぞこなわないように、更に倍! で行っとこうかね。」 つぷり、と針が腕に潜り込む。 後は、この注射器の中の空気を注入すればそれで終わり。この呪われた運命も、血に塗れた人生も終わり…… | |
(531)2005/07/26 22:57:40 |
逃亡者 カミーラ ――の筈だった。 だが、カミーラの指は動かない。 「……え? 何で?」 親指をちょっと押せばそれでいい。いつもの「仕事」よりも簡単すぎる程に簡単なその動作を、しかし、カミーラはする事が出来なかった。 「死ぬのなんて怖くない……だって、ずっとそうなりたいと思ってたのに……なのに……何で?」 カミーラの瞳から……大粒の涙がぼろぼろと零れて行く。 「あ、あああ……あたし、怖い……ニーナの傍に居られなくなるのが……ニーナの顔を見れなくなるのが、声を聞けなくなるのが……怖い……ああ……あ……怖いよう……ニーナ……ニーナぁ〜……」 カミーラは立っている事さえ出来ずにしゃがみ込んだ。涙を流し、嗚咽を漏らして。 「ああぁ……ニーナ……でも……あたし……あたし人狼だから……人間じゃないからぁ……だから……だからぁっ……」 カミーラは指に力を込め……血管に空気を送り込んだ。 そして、引き抜き……再びピストンを戻し、腕につき立てる。何度も、何度も…… そして……溢れる川へをその身を躍らせた。 | |
(532)2005/07/26 22:57:48 |
見習い看護婦 ニーナ >>526 永遠に見習いでいいのだっ! | |
(533)2005/07/26 22:57:58 |
墓守 ユージーン >>535 赤頭巾ちゃんな展開か… | |
(537)2005/07/26 22:59:23 |