人狼審問

『勇者ナサニエルは、アイスソードを手に入れた』

※「今日は僕の１４歳の誕生日。
　　何故か村長さんの所に行く事になっているらしい。
　　一体何が起こるのだろうか」

……波動を感じます。
見ることはできませんが感じます。黒い影を……。
気配がします。
唸りを上げる闘いの風が感じられます。
それは悪い兆し。死の大群が見える……。

※「お母さん、まさか、父さんは・・・・・・

　　僕は決意しました。魔王を倒すため、僕は勇者として
　　旅立つ事にしました。

　　・・・・・・　嘘です。まずこの村で狼を退治するイベントを
　　こなさないと、旅人の扉の使用許可が出ないそうなので
　　頑張ります」　

名前：ナサニエル
職業：勇者（冒険家）

ＨＰ：８２
ＭＰ：３６

ちから　：２８
まもり　：１９
すばやさ：９１
かしこさ：　２

そうび：アイスソード、たびびとのふく、かわのぼうし、おなべのふた

こんな時間に呼び出すなんてなにかあったのかね？

みんなこんばんは。僕はトビー。
牧場で動物達に囲まれて、僕は生きてるんだ。

みんな宜しくね。

なんだか物騒な噂だねえ。
こっちは商売で来ているというのにこんな事で足止めを食らうとは全くついてないねえ。

ふにゃ…？
眠いよう……。

ママにここに行くように言われたけどなにかあったのかな？

※「みんな、これから冒険の旅が始まる。よろしくお願いします」

ごめんなさいー、遅くなってしまいました。

名前：ナサニエル
職業：勇者（冒険家）
ＬＶ：１５
ＨＰ：８２
ＭＰ：３６
（以下略）

※「出来ればパーティ構成は
　　直接打撃系・魔法系・回復系
　　を希望します。私は万能系（という名の中途半端）です」

ねえ、ナサニエルさん。仲間を指名するのはいいけど…
もう少し強そうな人を指名したほうがいいと思うんだけどなあ…。

イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ。

とりあえず･･･この時間からお茶も何ですので、お酒を用意しときますね。
今日は、ブランデーしか無いです。氷と冷たいお水も置いておきますね。
明日からは、ご主人様の書斎から、もっとお酒を持ってくることにします。

LV15でかしこさ2かね。
こりゃあかしこさの種がいっぱいいるねえ。

ナサニエル。ばぁは指名してくれないのかや？

『語り部　デボラが現れた』

「たたかう」

ネリーお姉ちゃん。
眠っちゃいそうだからコーヒー下さいな。
お酒はまだ飲んじゃだめってママが言ってたの。

ナサニエル様は･･･勇者なのですか？
私はフライパンで叩くか、バンソウコウを貼るしか、できませんよー

まてまて若いの。年寄りをいきなり攻撃するんじゃない。

※「ネリーさん、ホイミを習得してください」

※「ナサニエルは、語り部　デボラから逃げ出した」

うん、ウェンディちゃん、まだお酒はダメだよぉ。
コーヒーにミルクいっぱい、入れたげるね。
後、私の明日のおやつだったビスケットもあげる。

その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし・・・！

ナサニエルさん…
僕も…あんまり役には立てないと思うよ…

(実は僕、動物と会話をする事はできるんだけどね…
誰にも言ってないんだけど…
毎日牛や馬、山羊や羊の世話をしてたからなのかなあ。
気が付いたら、いつの間にか、話すことができるようになってたんだ。)

アーヴァインとやら、
人狼もいいがどうやらこの村にはでかい芋虫が襲ってくるかもいれんぞ。そっちも気をつけた方がいいんじゃないか？

『ナサニエルは、デボラに回り込まれた』

『ナサニエルのこうげき　デボラに２３ポイントのダメージを与えた』

『デボラをたおした。５の経験値、１０Ｇを手に入れた』



『デボラは起き上がり、仲間にして欲しそうにこちらを見ている』


『なかまにしますか？』

　はい
⇒いいえ

逃げて回り込まれているのに自分が攻撃するとは考えにくいな。ナサニエル。実際は逃げると見せかけてデボラを襲ったな。
それよりも倒してはいかんだろ倒しては。

※『ナサニエルは呪われた』

デロデロデロデロデ〜デロリン

あれ〜？まったくうちの先生どこいったんでしょうか･･･
手術中の患者ほったらかして突然どっか消えちゃって･･･　(適当に詰め込んで縫い針と絹糸で縫合したけど大丈夫かなぁ?)

※『勇者ナサニエルは、呪いを解いてもらうために教会へと向かった』

え？え？なんの指名ですかナサニエルさん？
私に出来ることなんて注射器を投げて小鳥を落としたりすることぐらいしか出来ませんが･･･(オロオロ)

やっとベッドの用意ができましたっ。
眠いからって、ソファで寝ないでくださいねー。

ニーナちゃん、私よりも戦闘力高そうです･･･。
私がホイミ使えるなら、こんなケガすぐ直せますってば。
[両手を突き出す。その両手には無数の生傷がある]

それでは、私はそろそろ部屋に戻りますね。
朝ごはんは･･･、何とかして出したいと思うのですが･･･。
ムリだったら･･･、ごめんなさいっ。

えー　そんなことないですよネリーさん
落とせるといっても麻酔薬が入った注射器を投げて鳩とかを眠らせるだけですし･･･

ん〜デボラさんとベンジャミンさんが喧嘩してますねー・・・
喧嘩はよくないですよ〜・・・どうしましょう、止めなくては･･･

・・・「見える！ソコっ！」
(ニーナは何やら液体が入った小型の注射器をデボラとベンジャミンに放った！)

お部屋に戻って寝るの。
ここは怖いの。
お休みなさい。

中身は私特性の麻酔薬ですよ〜　まだ動物実験もしてないんですけど多分変な症状は出ないと思いますし大丈夫でしょう〜(クスクス)

さて私もそろそろ休ませてもらいますね　では皆様また明日〜

ニィナ。やるじゃないかぇ。

おはよう、みんな。

どうやら、酒場で暴れている人がいるようだが、あまりほこりを立てないで欲しいもんだね。
ま、元気なのはいいことだけど。

おはようございます。何とか起きられましたっ。

朝ごはんをテーブルの上に置いておきますねっ。今朝は、パンケーキですよ〜。
いーーっぱい焼いたので、お好きなように食べてくださいね。私のおすすめは、シンプルにハチミツかけです。

コーヒーも淹れておきました。紅茶は、黄色い花柄のティーコージーかぶせて、ティーポットに入ってますよ。

ローズマリー様、おはようございます。

んと･･･デボラ様にベンジャミン様が･･･目を開けたまま動かない･･･です･･･ね。

ふーっ、怖かった。これで、よしっと。

それでは、私はお屋敷に戻ってご主人様の様子を見てきますね。

ああ、おはようネリー、今日も働き者で助かるよ。
とりあえず2人には奥の部屋で寝ていてもらうとするか。
ベットはひとつしかないが、まあ、かまわんだろう。

おはよ…。
僕、まだ、ちょっと、眠いや…。

アーヴィンさんに叩き起こされて来たんだけど…
人狼なんているわけないじゃん、みんなおおげさだなぁ。

（そんなことよりも、昨日の夜、ママとパパが話していた
ことが…頭から離れなくて、眠れなかったよ）

（ウェンディと僕が、血が繋がってないって…どういうこと？

僕が、ママとパパの子じゃないってこと？
それとも、ウェンディが？

僕ら、美少年＆美少女の、ちょーいけてる双子だったのに
本当は、血が繋がってない、他人なの？

僕、もう、何がなんだかわかんないよ…。
はぁ…ウェンディに会ったら、ちゃんと、いつも通り話せるのか
自信ないや…）

みんなおはよう。
僕も朝のお仕事が終わったから、朝ご飯もらうね。

うわぁ、パンケーキがいっぱいあるー。
僕はやっぱりハチミツが好きかなぁ。

シンプルイズベスト、っていうんだっけ？

僕はあまり他の国の言葉は知らないけど、聞いたことはあるんだ。

トビー、おはよっ！　（拳でガチンコ挨拶）

…っていうかさ、そこの冒険者のおにーちゃん。
そのツラと図体で、14歳っていうのは…犯罪じゃないかな？

ごめん。
おにーちゃんひょっとして、痛い人？
生温かく見守るのが、お約束な人？

そうだったらごめんね！
いい年して 「おなべの蓋」 持って、勇者様ごっこしてても、
僕、馬鹿にしたりしないからさ！
楽しく遊んでいってね！

おはよう、リック。
(同じく拳を重ねて挨拶をするトビー）

(小声で)
…リックも、そう思うんだ…。
ナサお兄ちゃん、いくらなんでも14歳には見えないよね…。

（小声で）
…だろ？
っつか、マジで痛い人だったらどうしよう。

僕、真面目に指摘してあげちゃったんだけどさ…
心を病んでいる可哀想なおにーちゃんだったら、
悪いことしちゃった。

おや、来ていたのか、おはよう２人とも。
･･･なんだ、リックは深刻そうな顔をしているな。
オレンジジュースでも作ろうか、パンケーキも食べていいぞ。
トビーは･･･もう食べてるようだな。

リック、ナサニエルの鼻にそんなことしたら可哀想だろう、花が。

(さらに小声で)
それにLEVEL15でWisdomが2、っていうのもね…。

LEVEL1から14回レベルUPしてるのに、
初期値が1だとしても、1回しかUPしてないってことだよね…。

あ、ローズおねーちゃん、ごめん。
そうだよね、可哀想だよね……花が。

(さらに小声で)
へたれはどんなにＬＶがｕｐしても、へたれだっつーことかなっ？

リックは、そんな軽口を叩けるようなら、
まだ大丈夫のようだな(微笑）
まあ、ナサニエルも昨日は飲んでいたようだし、
起きれば、少しは真っ当になるんじゃないのかな。

おはようございます〜
む〜・・・うちの先生来ませんでした〜？
昨日突然手術中の患者ほったらかしてどっか行っちゃってから帰ってきてないんですよね〜･･･
今日も診療あるって言うのにどうしたらいいんでしょうかぁ・・・
とりあえず私特性の薬渡してごまかすしかないかなぁ･･･(はぁ・・・)

(さらに小声で)
まあ…マイナス成長した可能性も…
でもAGLが凄く高いんだよね。DEXはどうなのかなあ？

あ、ローズお姉ちゃん。
僕もオレンジジュースもらうね。

ニーナ、手術中に患者をほったらかしたら、死んでしまうんではないのかな？･･･軽い手術ならよいんだが。

おはようトビーちゃん　なんかナサニエルさん昨日から少し様子おかしいよねぇ・・・
なにかあったんでしょうかぁ？
なにかあったとしたら一昨日・・・私が作った肌年齢若返り薬の実験台になってもらった日だけど･･･関係なさそうだしねぇ･･･う〜ん

あ、パンケーキもらいますねぇ　丁度おなかが減ってたんですよ

あ、マリーちゃん　大丈夫だよ〜
ちゃんと適当に詰込んでから私が持ってたお裁縫セットで縫っといたから(ニコニコ)

そういえばその後メスが一本どっかいっちゃったんですけど見つからないんですよねぇ・・・　まぁいいかぁ！

ではそろそろ診療所の方に戻りますねぇ　もし先生が着たらすぐに診療所に戻るように言ってもらえる？マリーちゃん

※『やあみんな。今日も朝から元気だねえ。
　　おっと、これはル○ーダさん改めローズさん、
　　おはようございます。
　　ところで昨日指名した僧侶ネリーと商人ベンジャミン、
　　あと戦士ニーナの返答はいただけましたか？

　　ええと、朝僕の鼻の中に花がいけてあったのですが、
　　これは薬草とみなしてよろしいのでしょうか？』

※『おはよう、リック。そしてトビー。
　　ははは、僕はどこからどう見ても１４歳だよ。
　　ただ人よりちょっと勇者なだけさ。

　　あと、すばやさが高いのは勇者の証さ。
　　いかなる時でも先手を取らないといけないからね。
　　リーダーたる所以、って奴かな。

　　賢さは・・・・・・まあゆっくりやるよ。
　　まだホイミが覚えられないんだけどね』

おはよう、ナサニエル。手術の後遺症は深刻なようだな。
僧侶はネリーじゃなくて、ステラとかの方がそれっぽいんじゃないかな。
たぶん、突っ込みどころはそこではないんだろうけど。

※『ああリック。私の体力か？
　　５０００だ。

　　以前知人にこんな事を言われたことがある。
　　「お前はよく攻撃されるが、なかなか死なないタイプの
　　人間だな」
　　・・・・・・　多分誉めていないんだと思うし、何が言いたい
　　のか微妙ではあるが』

※『ローズさん、ネリーは今後ホイミを覚えそうだし。
　　あとニーナさんのあの投擲技術は間違いなく戦死系だ。

　　まあ魔法戦士でもいいけどね。どっちにしろ強そうだ。

　　ベンジャミンは・・・・・・　お金が欲しいから。
　　あと何とかパークって町があるらしいので、さくっと。

　　何がどう「さくっと」かは言えない。

　　ベンジャミン、これからも一緒に頑張ろう！！』

※『・・・・・・　手術の後遺症？　はて、何のことだろう？

　　まあ、僕は１４歳なんだが。と言ったらお母さんが泣きながら
　　目を合わせてくれなかったのも気になる。

　　・・・・・・　既に魔王の陰謀が！？』

まあ、落ち着いてそこのパンケーキでも食べるといいぞ。
ところで勇者とやらは、死んでもお金半分で蘇れるそう
じゃないか。
ということは、いきなり吊られても大丈夫ということに
なるが、どうかな？

※『嫌です』

なんだ嫌なのか、命を惜しむとは贅沢な奴だな。
勇者の名も泣くと言うものだ。

※『今、破邪の剣貯金の最中なんです。
　　１Ｇでもお金を稼ぎたい所ですので。

　　じゃなかったらベンジャミンを冒険の旅にゲフン』

※『女性戦士うぃずオオバサミ。

　　やばい、萌える』

おはようございます。
ネリーはいつも働き者ですね。
パンケーキ頂きます。
おや、この紅茶は、ファーストフラッシュですね。もう、そんな時期になりましたか。いい香りです。

冒険者のおにーちゃん、いきなり殴ってゴメン。

でも、僕のウェンディに手ぇ出したらダメだよ！

まったくひどいですよね〜
こんな女の子に対して戦士系だなんてぇ・・・
戦いとか怖くて私には無理ですよ〜?
それじゃ診療所に戻ります　ではではっ！

(ニーナは最後にぼそっと「次はこんなものじゃ済ましませんよ〜」と言って診療所に帰っていった)

ねぇねぇ、コーさんっ！

コーさんがショックで総白髪になっちゃった時の、
冒険のお話、もう一度聞かせて欲しいな。

…だめ？

※『戦士ニーナ・・・・・・
　　なんて強いんだ。ぜひとも仲間にしたい』

※『一度冒険の記録を取りに行こう。また来ます』

えへっ…えへへっ…ヒック…。

なぁ…酒…くれよ…ヒック…。

ある日わたしは未来からのメッセージを受け取りました。
「人狼を倒さなければ村に未来はない。」
しかし、誰もわたしの言葉に耳を貸してはくれませんでした。それどころか、不吉な予言の歌を歌うわたしを、“悪魔の使者”として告発したのです。
わたしは村を追放されました……。
森を彷徨っている間に、わたしの目は見えなくなりました。そうですか。わたしの髪は白くなっていましたか。もとはブロンドだったのですが。
そして傷つき力尽きて、あるお屋敷の前に行き倒れているところを、ネリーに助けていただいたのです。
しかし、皮肉なものです。この村にも黒い影が...。わたしは呪われているのでしょうか？

なぁ…ローズマリィ…酒…くれよ…ヒック…。

イヒッ…イヒヒヒッ…ヒック。

コーさんは、電波系の人だったんだねっ。
ピピピ、ピピピピピっ☆

コーさんに、未来からメッセージ送ったのって誰かな？
受信用の、触覚とか、髪の毛の中に隠してたりする？

（…トビー、僕、オトナに成長した気がするよ…。
僕達の村、いつからこんな痛いオトナばっかりになっちゃったの？
ウェンデイはいないし…僕と双子の兄弟じゃないかもしれないし…
僕、僕、困っちゃってるよ…）

おいリック！おめぇバケツなんか被ってないで、酒でも持ってきやがれってんだ！…ヒック…。

そうだな…そのバケツ一杯に酒を注いでくるんだ…いい子だから…なぁ…頼むよ…ヒック…。

えへっ…えへへへへっ…ヒック…。

なぁ…嬢ちゃん…酒…持ってねぇか？…ヒック…。

みなさま、おはようございます。

ケネスさん。また呑んでいらっしゃるのですか。
お体を労わって下さいね。

これはみなさんには内緒ですよ？
（懐から小瓶に入ったワインを差し出す）

去年のワインです。大事に飲んでくださいな。

シャーロットォ…おめぇ、いい女になるぜぇ…イヒッ…イヒヒヒヒッ…ヒック…。

意味も無く出てしまいましたわ

あら？エッタさん？

村から出ても普通に戻って来ることができるのですね。勉強になりましたわ。

おはようございます。。。

シャーロットさんは心配されないで下さい。　

おはようございますセシリアさん。紅茶でも淹れてきますね。
エッタさんもご一緒にいかが？

何だか騒がしい朝だったようですね‥‥
今日は読みたい本が沢山ありますので、
図書館にでも行ってきます。

［セシリアは「教育と体罰」「中国拳法−その科学性」「暗殺秘話」の三冊を抱えている。］

では紅茶を頂いてから出ることにします。。。

良かった。ではどうぞ召し上がってください。
（テーブルに３杯の紅茶を置く）

随分と難しそうな本を読んでいらっしゃるのですね。
……なんかどれも、野蛮な気がするのですが。

ふぅ、もっとお喋りしてたいのだけど……母のお手伝いをしてきます。
また夜に戻ってきますわ。

ふう‥‥美味しい紅茶でした。
では、私も図書館に行って参ります。
戻るのはそうですね、この３冊を読み切ってからにしたいので、
夜遅くになると思います。

みんな、集まりだしたようだね。今日は忙しくなりそうだ。
（と、持っていた花瓶を傍らに置く。）
リシアンサスと言う花だ。紫の花が、なかなか綺麗だろう？
花言葉は「良い語らい」というらしい。

“所詮お前は流れ星。落ちる定めにあったのだ”

ふぅん、三癖も四癖もあるような連中ばかり集まってるな。まぁ、そういうのはキライじゃない。

俺は《流星》ギルバート。しばらくこの村に厄介になるぜ。よろしくな。

『わん！　わん！』

あぁ、わかったわかった。すぐにメシをやるからもう少し黙ってろ。……ふぅ、やっぱりちゃんと躾しておけばよかったな。

この村にやってきた記念に、一曲披露といこうか。このギルバート様の音色を楽しんでくれや。

……キカイダー０１じゃねぇぞ。

えっと…流れ者の兄ちゃん、気持ちは受け取ったよ、さんきゅ！

あのさ、この村、割と静かな村だからさ、そーゆーハイカラな
楽器の音とか、似合わないと思うんだよね！
さ、しまって、しまって！！

おぉ、坊主。俺のペットはどうだった？　あんまり上手くはねぇけど、味はあるだろ？

『わん！　わん！』
あぁ、わかったわかった。しょうがねぇな。いまメシをやるよ。

あ、仔犬だ！
可愛いなぁ…よしよし。（仔犬の頭なでなで）

兄ちゃん、犬連れて旅してんのか？
今の演奏、ひょっとして、宿代稼ぎだったりすんの？

……集会所に、ネリーお姉ちゃんが作ってくれたパンケーキが
あるから、それ、食べていったらいいよ。
こいつにも、ちゃんとメシ食わせてやってくれよな。

あぁ、こいつと一人一匹で気ままな旅の途中だ。ペットはただの趣味だよ。

『きゅうん？』
……全く、こいつは人に媚びるのだけは一人前だな。

なんだか騒がしいな。
お客さん、店内に犬を連れ込むのは…って、まあいいか。
犬にはミルクでいいかい？

あぁ、ミルクでいいよお嬢さん。

『わん！（白い歯キラーンっ☆』

……どうしようもねぇなこいつ。

ふふ、可愛いもんじゃないか。
で、あんたの注文はなんだい、流れ者さん。ミルクでいいのかな？

隻眼の宇宙海賊じゃあるまいし、ミルクなんて頼まねぇよ。バーボンをくれ。

いそがしい。いそがしい。（ばたばた）
あたいもさっさと開店しなきゃねー。

＜めにゅう＞
やくそう：８
どくけしそう：１０
まんげつそう：３０
きえさりそう：３００
しょうりのびしゅ：５００
はいしゃのやけざけ：５
おもいで：ぷらいすれす

思い出――priceless。お金で買えない価値がある。

お嬢さん、「笑顔」って奴はメニューに無いのかい？

真昼間から飲むのも、どうかと思うけどね。
…なんて、酒場の娘が言う事じゃないか。

レベッカは今日も忙しそうだね。

商品めにゅうに追加追加。（ばたばた）
よかったら買ってちょうだい。

あいのべんとう：１５
こんしんのえがお：ぷらいすれす

さて、あと１人で全員だな。最後は誰が来るのかね。

この分だと予定通りに人が集まりそうだな。ん？　予定って何だっけか。

愛の弁当！　いいネーミングじゃねぇの。売れそうだな。
そういや世の中には愛妻弁当とか愛妹弁当とかニヤけながら喰ってる奴らがいるんだよな。そういう奴見ると奪い取って腹の中に納めたくなる気持ちが沸々と沸いてきたりするんだけどよ、これってやっぱ寂しい感情って奴かな？

そんな目で俺を見るんじゃねぇ！

『きゅうん？』
……お前もそんな目で見るな。

レベッカお姉ちゃん、最近、町で流行ってるっていう
【ネコミミ】売ってる？

ウェンディが欲しがってたんだけど…。

あぁ、猫耳売るんだったら「牙」もおまけに付けるとなんかいいらしいぜ。でもなんで牙なんているんだろうな？　わかんねぇな。

ギルバート、趣味に関してとやかく言いたくはないんだけどさ。
これはサービスしとくね。

あら、リック、ネコミミがほしいの？
えーと（ばたばたごそごそ）

ごめん。
【ねこみみぼうし】と【ねこみみかぶと】はあるんだけど、【ネコミミ】はないわ。
今度仕入れておくから待っててもらえないかな？
ウェンディとあんたの分、おそろいで探してあげる。

レベッカお姉ちゃん、ありがとう！

（…おそろい、か。 そうだよな、まだ皆、僕とウェンディが
血が繋がってないってこと…知らないんだからさ…。
僕とウェンディ…これからどうなるのかな？
離れ離れで、暮らすようになるのかな？ ）

えっ……あ、ありがとよ。ありがたく頂かせてもらうぜ。これが愛の弁当か……。

『シッシッシッ』
そのケンケンみたいな笑い声だけはやめろ。

朝のお散歩してたら丘の上に村を見渡せるお花畑があったんで遊んで来ちゃった。
ついでにお昼寝もしちゃった。綺麗な場所だったわ。

ネリーお姉ちゃんのパンケーキ頂きます。お腹空いちゃった。
あら？ハチミツしかないのかな？メープルシロップもほしいなあ……。

ギルバート、悪いんだけどそれ【愛の弁当】じゃないよ。
そっちは【哀の弁当】なんだよ。

バターだけ塗って焼いていないパン（どっさり）
付け合せのパセリ（いっぱい）
トビーの牛乳（ちょびっと）

今日の哀の弁当は喉に詰まりやすいのよ。そこが哀しいの。


ウェンディ。【めーぷるしろっぷ】ならここにあるよ。
お代はちゃーんとギルバートが払ってくれるでしょ。
リックと仲良くね？

お帰り、ウェンディ。あそこの花畑か、私もよく花を摘みにいくよ。

ごめんなさいー。
お屋敷の掃除に手間どって、お昼ごはんを用意できませんでした。
何とか苺ゼリーは作れたので、持って来ました。皆さんで、どうぞ。

レベッカおねーちゃんありがとう（にこっ）
食べ終わったらダンスのお稽古に行ってくるね。ママがレディはダンスくらい踊れなきゃダメだってうるさいの。

リック！ほっぺがメープルシロップでべたべたよ？そこのケネスおじちゃんに食べられちゃうからちゃんと拭きなさい。

みんなこんにちはー。
ちょっとしか居られないけど、来てみたよー。

あ、ネリーお姉ちゃん。
これ、僕のところで作ったチーズとヨーグルトね。
よかったら使ってほしいな。

おいしそぉ。トビー君、ありがとぉ。

明日は、これで何か美味しそうなお菓子作ってくるね。

あれれ･･･コーネリアス様、ここにおられないんですね。
ご主人様が、お話をしたいと探されてたから、てっきりここだと思って探しに来たんですけど･･･。
あんなに、一人でお散歩はしないでくださいってお願いしたのに、すぐに、一人でどこか行かれちゃうんだから･･･（ぶつぶつ）

ちょっと、探してきます。森を一人で歩かれるのは心配ですから･･･。

僕もウェンディちゃんや、ローズ姉ちゃんと同じで、あの花畑にはよく行くよ。

僕もあそこでよくお昼寝をするんだ。
とっても気持ちいいんだー。

(ギルの仔犬と話しているトビー。仔犬からの話を聞いている。)
なになに…
君はきれいなお姉ちゃんが大好きなんだ。

ローズお姉ちゃん、ネリーお姉ちゃん、レベッカお姉ちゃん、ニーナお姉ちゃん、シャーロットお姉ちゃん…みんな甲乙つけがたい、だって？

あはは。本当にお姉ちゃんが好きなんだね。

トビー、そりゃ本当に犬の声なのかい？
実は、あんたの心の中の台詞だったりしてね、ふふ。

うん。僕にはわかるんだ。
昨日までちょっと隠してたけど…
まあ、もう隠してもしょうがないよね。

動物と話すことができるのが、僕の特技なんだ。
いつのまにか、できるようになってたんだけどね。

でも、僕もきれいなお姉ちゃんは好きだよ。
みんな優しいしね…へへ。
こうして牧場をやっていけるまでになったのも、みんなのお陰だもん…。

(早くに両親をなくしてしまった僕を…みんなずっと助けてくれたもんね…。)

（哀の弁当にむせながら）
あぁ、そいつは本当にオンナスキーだぜ。女とみりゃ尻尾振るからな。飼い主として恥ずかしいぜ。

そろそろお稽古にいかなきゃ。

そうだ！今度お弁当もってみんなでお花畑に行こっ♪
きっと楽しいよ（にっこり）

じゃあ行ってくるね。
ネリーお姉ちゃん、ごちそうさまでした。おいしかったです。

……お嬢さん、この哀は震えるよ。きっと別れ唄の弁当なんだな。

ギルバート、その弁当をそこまでして食べてくれたのはあんたが初めてだよ。
その気持ちに免じて、お茶入れてあげたから。

ギル兄ちゃんの食べているお弁当…。
別れの唄、かあ…。
どこか儚く、空虚なお弁当なんだね、きっと。

食す者達の心に、冷たい一陣の風を送り込むような…
そんなお弁当、かあ…。

[奏でていたリュートの手を止める]
おや？そこにいるのはネリーですか？

ギル兄ちゃん、大丈夫…？
もしよければこのミルクも飲んでね。

コーネリアス様･･･。

何故、いつも私が来る時に、わかられるんでしょうねー。
ほんと、目が見えてないとは思えないですわ･･･。

ん･･･それはともかくっ。一人で森に行かないでください。
何度もお願いしたじゃないですかっ。
心配してたんですからねっ

さて、僕もちょっとまた牧場に行ってくるね。
また時間ができたら戻ってくるよ。

ごめんね、慌しくて。
それじゃねー。またあとでー。

ギルバート、これ、さっきのネリーの苺ゼリー。
特別に今日仕入れたオレンジもあげるよ。
少しは楽になった？

もう、もう大丈夫だ。サンキュ。
トビーもサンキュ。

さて「あい」の弁当も食べた事だし、ちょっと腹ごなしに散策してくるとすっかな。いくぞシオ！

「わん！」

済まない。ネリー。わたしは神の声に導かれているだけですよ。
ネリー、音でわかりますよ。そしてあなたの驚く顔もね。
[そう言って、ネリーに微笑む。]

もう少しだけリュートを弾いていてもいいかな。

もう･･･仕方ないですねぇ。わかりましたよ。

ご主人様が、コーネリアス様のお話を聞かせて欲しいと言われてたので、またお屋敷に戻ってくださいね。

それでは、私は先に戻ってます。くれぐれも、気をつけてください。

[道ながら思う]
風の噂に、わたしを追放した村は滅んだと聞きました。そして、ついにこの村にも……。
ご主人様は、今度はどんな話を聞きたいのだろうか。今は波乱の未来しか見えないというのに……。

ちょっとだけ覗きに来たよー。
まだ集まってないみたいだね。

ネリーさんの苺ゼリー、僕ももらうね。
じゃあ、またもう少し後に来るよ。
また後でね。

後一名ですね。夜にまた来ます。

『記念すべき初仕事』って事で張り切って下調べをしに来たのはいいけど、この村、名前を出すだけで中央の役場の人が絶句して目を逸らすって……一体どういう事？？
アタシ、この取材を続けて本当に大丈夫なのかしら……？

ううんっ！　こんな事くらいで挫けちゃダメよソフィーっ！
貴女はこの取材で特ダネスクープ撮りまくって、一気に業界のスターダムへとのし上がるのよっ！
敏腕記者からコラムニストへ、そしてお昼のワイドショーのレギュラーになってバラエティーの女王、ＣＭ女王、ＣＤデビューなんかもしちゃったりなんかしてっ！　30歳になる頃には有名俳優とできちゃった婚で電撃引退っ！　２児をもうけて旦那と離婚、子供たちは天才子役になって私は経験を活かしたノンフィクション作家として華々しくデビュー！　カンペキよっ！　完璧すぎるわこの人生っ！
明日は、そんなアタシのＣＯＯＬな人生の第一歩なんだから、抜かりなく行かなくちゃ……！　よしっ！　頑張るわよーっ！



……ってきゃーっ！　もしかしなくとも寝坊したーーーーぁ！？