新米記者 ソフィー -juna通信連載:人狼の闇・3- 人狼問題で揺れるjuna国沼地の村で2日目、「吊り」と呼ばれる処刑対象者が決定された。処刑対象者は双子リック。子どもを処刑するという結果に、賛成票を投じた村民の顔も一様に暗い。 アーヴァインが殺されたことで、人狼の残忍さが浮き彫りになってはいたが、人狼の本当に残忍な部分が「人を惑わす」ということにあることを、今日村民は、嫌というほど実感させられた。 「みんな必ず君のいる場所へと行く。長い時間になるかもしれないが、必ず待っていてほしい」―1人の村人が静かに呟いた。 【juna通信社社会部ソフィー記者】 | |
(599)2005/03/17 22:57:56 |