人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 エピローグ 
(1781)synthetic Savior : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、霊能者が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、見習い看護婦 ニーナ、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、文学少女 セシリア、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、ごくつぶし ミッキー、の8名。
文学少女 セシリア
・・・・・・!!!

[少女は辺りの様子を探る。人の姿。あとずさるように、重い足かせを響かせながら人のいないほうへと下がり四隅にくると膝を抱えて人間に怯え震えながら*蹲った*]
(0)2006/08/24 15:56:37
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/08/24 16:24:58
双子 リック
/PL/
(*^▽^)/★*☆♪



あわあわあわ。まとめサイトなおそうと思ってた矢先に! 嬉しすぎるっ……!

つられRPも、なぶりぐいされるのも、楽しみで仕方ありません(変態言うな!
2006/08/24 17:54:48
酒場の看板娘 ローズマリー
[鈍痛を伴って覚醒した意識。朧に室内の人々を目で捉えた。増えている。自分も含めて10の数の人間]

『――気持ち悪い』

[吐息と邪険そうな表情だけが浮かぶ。点滴によって幾分かの体力が戻ったか、重い身体を引き摺るように、また、端末へ向かった。
触れるか否かの時、不意に、ディスプレイに浮かぶいつもと違う文字。瞳が揺らめく。ほんの少しの変化でも今は新鮮だった。]
(2006/08/24 18:39:12、酒場の看板娘 ローズマリーにより削除)
酒場の看板娘 ローズマリー
[鈍痛を伴って覚醒した意識。朧に室内の人々を目で捉えた。増えている。自分も含めて九の数の人間]

『――気持ち悪い』

[吐息と邪険そうな表情だけが浮かぶ。点滴によって幾分かの体力が戻ったか、重い身体を引き摺るように、また、端末へ向かった。
触れるか否かの時、不意に、ディスプレイに浮かぶいつもと違う文字。瞳が揺らめく。ほんの少しの変化でも今は新鮮だった。]
(1)2006/08/24 18:40:12
酒場の看板娘 ローズマリー
[少しの点滅の後。この部屋を司るコンピューターに久しぶりに人間の意思が介入したらしい。機械的な声は告げた。

――「適合者」
    既に目的を

  ―――死亡した。
実験適合者を

   一日に一人

  そうすれば、
      ――この施設から出してやる。

ただし――

 ――適合者は、人を食らう化け物だ。]
(2)2006/08/24 18:40:53
酒場の看板娘 ローズマリー
適、合者……?

[小さく反芻する女に気付いているのか、いないのか。今まで部屋の片隅で、唯、呼吸だけを続けていた男が――傍に転がったネームプレートにはIrvineの文字――彼が、愉快そうに、笑った。
闇を、虚像を、幽玄を黒い目に映しながら
男は笑っていた。]

何を、知っている、の……?

[恐る恐る問いかける女に目を向けるでもなく、アーヴァインは震える唇を*動かした*]
(3)2006/08/24 18:50:54
酒場の看板娘 ローズマリー
ロゼは世界を識りたかった。
ロゼは歴史を識っていた。
ロゼは未来を識りたかった。

――本当は何も識らなかった。

[少女の声色で囁く。
唇に指を当てて、声を漏らした。
何が可笑しいのか、くすくす、笑い声を漏らす。]

嗚呼、ロゼはただ
すべてをこの掌で、遊ばせたいだけなのに。

[グリーンの瞳が深い闇を宿した。
絶望の淵で、終末の少女は嗤う。
呼応の声を待つでもなく、唯。]
(*0)2006/08/24 18:59:48
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
嗚呼、びっくりした……。
早い内に決めておいた方が良いかな。
更新時間の希望だけ出しておきます。

26時更新(25-26赤RP)
23時更新(22-23赤RP)
24時更新(23-24赤RP)

前後も対応可能ですが、25時更新(24-25時赤RP)は少し厳しめ。絶対無理ではないもののやや口数が減ってしまう時間帯、です。丁度コアな時間帯に申し訳ない……。
他の方のコアも見ていると26時は無理かな、遅くて25時更新、でしょうか。
(*1)2006/08/24 19:18:19
ごくつぶし ミッキー
…あー。

[その心には理性も知能もなく、ただ飢えと本能だけがあった。
もそもそと残飯をむさぼり食うと、満足して眠った。]
(*2)2006/08/24 19:21:26
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
紅くてびっくりした。
じ、人狼……!?
霊希望で人狼ってなぁに。
びっくりした。

まさか喰うことになるとは。
びっくりした。

というか、相方ミッキー……!?
更にびっくりした。
2006/08/24 19:22:41
ごくつぶし ミッキー
/中/
こちらは26時更新の方が都合良いですな。
お食事タイム前に皆さんには就寝して貰う方向で。

まだ鳩です。帰りは遅いかも。
(*3)2006/08/24 19:24:33
村長の娘 シャーロット
[PCのスピーカー越しの声が膝を抱える少女の耳を打つ。

 『このおとはいや。こわいことがあるの』

 実験を受ける際、機械を通して流れる声を彼女は覚えていた。
 何を言っているかは理解出来ずとも、その苦痛は鮮明に体に刻み付けられている。
 少女は人形を硬く抱き締め目を閉じた。つれていかれまいとするように片手でベッドの足を握る。
 目を閉じても、恐怖の源である音が聞こえなくなるわけはない]

 「---この施設から出してやる」

[ ダシテヤル。少女には理解出来ない多くの言葉の中でそれだけがただ、意味を成した]

 どこから……?
(4)2006/08/24 20:48:20
双子 リック
[何度か扉が開き、そして大きなものと、少女が入ってきた。
舞台はすべて整ったのだろうか。
やがて端末を通して、声が響く。
内容を聞こうと、意識を集中させ――]

……はっ

[やがて、浮かんだのは嘲笑だった。こんな声。
どうせいつものように約束不履行となるのだろう。
だが。

それでも。
今回は目的に、いつもよりは近いのだ。彼らの狂った野望が叶う可能性が高い……]


『いいや、違う。おれは、そんなこと、信じやしない』
(5)2006/08/24 20:49:43
双子 リック
[だが、それでも。

すがりたくなるのは、もうこの苦痛から逃れたいからなのか。


それとも、ただ単に。
いきたいからなのだろうか]
2006/08/24 20:50:19
村長の娘 シャーロットは、アーヴァインの言葉に*耳を傾けた*
2006/08/24 20:51:46
双子 リック
/PL/
シャロに逃げられたー(ぁ
2006/08/24 20:54:54
村長の娘 シャーロット
/PL/ミッキー素敵……!
 さて、はじまったと言うことで素村人です。プロと同じ設定で、得に灰で裏を作る必要はないかな。

 セシとキャラがかぶらないようにしないとなぁ。
 怯えよりも、状況を理解出来ないが故の残酷だったり、滑稽であったりな部分を強調していくか。
 セシはどっちの方向なのかしら?
2006/08/24 20:55:54
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
はーい、了解です。
26時更新にしてもらって大丈夫かな。
吊られる人も25-26にRP。>>1
25時までコアの人が多いのでそこがやや心配。

一日目の更新はリアル明日の方が良さそうですね。
暫定でまとめサイトに書き込んできます。
(*4)2006/08/24 21:05:44
双子 リック
[冥い考えから...を引きずり出したのは、狂ったような男の哂い声。
紙を拾っても反応を見せなかった男が、自分たちを見て嘲笑っていた。

そうしながら彼が話しだした言葉に、眉を寄せ、聞き入る。
三体の実験体。
一体は死亡。残る二体はこの中に。本能で人を喰う化け物が。]
(6)2006/08/24 21:07:51
文学少女 セシリア
[聞こえる音。声。内容。顔を上げて音を感じ取る]

・・・・・・

[ココから出られる。出たい。生きたい。生への渇望。共に湧き上がる外への恐れと疑問。]

『ココから出て、どこにいくの?』

[少女は相反する気持ちをもてあましてぼんやりしている]
(7)2006/08/24 21:18:12
双子 リック
[説明を聞くうちに、気分が悪くなってきた。
だというのに食事は今日も運ばれ、...はなんとか身を起こす。
体は赤い痣だらけ。

外へ出れば元に戻れるとでも?

全員のところに、ロボットは食事を運びこんだ。
この食事のように、自分は、化け物とやらに食われてしまうのだろうか。
そう思うと、普段よりも躊躇うように、ゆっくりと手を伸ばした]
(8)2006/08/24 21:21:01
双子 リック
[かちゃり。...の食事の音が響く。

食べないのだろうか、と、全員の顔をぼんやりと見る。
それともこんなことを聞かされて、いつものように食べられる自分がおかしいのだろうか。]
(9)2006/08/24 21:31:14
文学少女 セシリア
[死の気配の漂う部屋の中、動く姿を見れば一瞬ビクっと身構えるが距離は遠い。・・・・・・・少年くらいだろうか?警戒と観察をしながら運ばれてくる食事に手を伸ばす]

・・・・・・・・

[味など感じない。そこにある物をただ口に運ぶ。生かされているだけの動き。]
(10)2006/08/24 21:31:43
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/24 21:35:47
双子 リック
[観察されていることに気付き、ゆるり、手の動きを止める。
少女だろうか。]


…………


[この少女が人喰いなのだろうか? 浮かぶ思考に蓋をする。
少女にとっては自分がそれであるのは、想像に難くないのだから。
哂い続けるアーヴァインは、やがて疲れたように、ぱたりとそれをやめた。

食べる音だけが、部屋に響く]
(11)2006/08/24 21:41:42
流れ者 ギルバート
[何度目かの扉の開く音に、...は目を覚ました。体を起こし、周囲に目をやる。]
 
[そのとき、頭上のスピーカーが研究員の声を伝えた。続けて、か細い女性の問いかけに応えるように、眼窩の窪んだ、男の声。]
 
『出られるのか…!?』
 
[立ち上がり、男を見る。問い詰めようと開きかけた口はしかし、男の表情を見て言葉を失った。]
 
[気味悪く哂い続ける男の瞳は死人のように、何も映していない。]
(12)2006/08/24 21:52:22
文学少女 セシリア
[彼が?いろんな考えが浮かんでは消える。]

・・・・。

[この部屋にいる。それだけが真実。自分以外の人間。それだけでも少女には正直怖かった、それなのにさらに大きくなる恐怖。食べる物をそこそこに手を止めてしまうと激しく辺りを警戒してさらに身を小さくして震える]
(13)2006/08/24 22:00:50
双子 リック
[やがて食べ終えれば、じっと、周りの人を見る]

誰が、ばけもの?

[問いかけの声は小さくも、静まり返った部屋には大きく。]
(14)2006/08/24 22:04:01
冒険家 ナサニエル
[...がゆるりと顔を上げる。
聴覚に届くのは誰かが食事をしているらしい音]

[目蓋を閉じる。気を読む。
床に座る己の横に置かれている食事に、薄く笑った]

『人も増えたな』

[皿を手に取り、ゆっくりとスープを口に運ぶ。
浅い眠りの間に聞こえた言葉を、必要なことだけ選別して遡る。
それは昔からの癖。
睡眠と情報を効率良く得るために身に付いた技術]
(15)2006/08/24 22:09:01
文学少女 セシリア
・・・・・・あなたじゃないの?

[部屋に響く声にぽつりと幼い声が響く。長く伸びた前髪から覗く気味の悪い色の瞳は探るように怯えるように警戒の色を示している]
(16)2006/08/24 22:16:38
ごくつぶし ミッキー
[与えられた食事をひたすらにむさぼり喰う。
彼の分だけはまるでバケツのような器で出された。]

ふはー、ふはー、ふはー…

[バケツに頭を突っ込み、顔も両手もべとべとにして、出された食事をたいらげる。]
(17)2006/08/24 22:23:11
ごくつぶし ミッキー
[両手に付いた分をきれいになめとると、満足したようにニッコリ笑った。

…そのうち、小さなあくびをして、うつらうつらと*ねむりはじめる。*]
(18)2006/08/24 22:25:47
双子 リック
[返った言葉に顔を上げる。
感情を浮かべない顔のままで、少女をみやる]

ばけものは、やつらの方だ

[それは、もう随分と長い間、口にすることのなかった言葉]
(19)2006/08/24 22:26:08
文学少女 セシリア
・・・・・・・

[少女はその言葉を聞くと無意識のうちに頷いた。彼女にとって彼女以外の人間もそうだが、なにより研究員たちは両親も含めて化け物であることは身にしみていた]
(20)2006/08/24 22:35:46
村長の娘 シャーロット
[皆が食事をする様を、ぼんやりと見ていた。
 こんなにたくさんの生き物が集まっているのを見るのは初めて……いや、久しぶりだ。自分も自然に食事に手がのびる。
 ここにいるのは、食事をする生き物。機械ではない。
 それが良いこと何か悪いことなのか、少女には判断がつかなかった。
 ただ、何か慣れない環境に居心地の悪さを感じた]

 『ばけもの、てんし』

[1人、食事をとろうとしない男の言葉を反芻する。]

 ばけものが、てんしになるの?
(21)2006/08/24 22:40:14
村長の娘 シャーロット
 だれも、にんげんをたべてない。
 シャロがたべてるごはん、にんげん?

[反芻し自分の頭の中に刻み込む。理解は出来ずとも、覚えることはできた。
 ふと、スープに落とした目線をあげると、大きな生き物に目がいった。
 ちょうど、手についた食事を舐めとりにっこり笑った顔が目に入る。
 生き物を見るのが久しぶりなのだから、笑顔を見るのも久しぶりだ。...は何かを思い出すように自分を見ない笑顔を見つめた。]
(22)2006/08/24 22:47:23
双子 リック
[少女がうなずいたのを見て、また視線を動かした]

『人は、美味しいものなのか?』

[食べるということは既に義務でしかなく。
ゆる。と、すべての人に視線を向ける]


『人をたべるものが二人。』
(23)2006/08/24 22:54:48
冒険家 ナサニエル
[己が来てすぐの記憶には何も情報はなかった。
最後の少女がきた後、スピーカーと男から伝えられた情報]

へぇ…。

[小さく零れるは嘲笑に近い音]

『今更此処から出て何になる?』

[何も映さない瞳を、僅かに細めた]
(24)2006/08/24 22:58:15
冒険家 ナサニエル
/PL/
早々に皆の台詞回しの深さに追いつけずに撃沈中。
思わずメタ推理で人喰いを推理しちまったが…なぁ。
まぁメタっつーか勘にも程があるしな。

…襲撃してくださーいっ(おまえ
2006/08/24 23:06:30
酒場の看板娘 ローズマリー
……化け物。

作られた、天使?

[男が語る内容に、好奇に似た表情を浮かべた。彼が以前に研究員だったこと、未知の研究に携わっていたこと、それは虚言にすら聞こえたが、本能的な笑いは真実味を帯びていた]

天使を作る……
この研究所でそんなことを。
――凄い。

[ぽつりと零した後、視線は人々へ移る]
(25)2006/08/24 23:06:30
酒場の看板娘 ローズマリー
「適合者」を見つければ、ここから出して貰える。
化け物が天使に成る。
凄い……凄い……
過去に成し遂げられなかった、新しい歴史……

[誰が、ばけもの?――少年の声に、少し瞬いた]

偉大だわ。天使を作るお手伝いが出来る。
化け物を差し出せばいい。
此処から出してもらえる。

ふふ……協力しなきゃ……化け物見つけなきゃ……

[何処か恍惚とした表情で、床に落ちた白衣と眼鏡を拾い上げる。其処にあるのは人食いの化け物に対する恐怖を勝った、天使への興味。]
(26)2006/08/24 23:07:24
文学少女 セシリアは、酒場の看板娘 ローズマリーを不気味なものを見るかのように見た
2006/08/24 23:13:52
冒険家 ナサニエル
/PL/
とりあえず現状の設定のおさらい。

・盲目(擦り硝子越し程度には見える)
・無機物の気配も読める
・以上より人の手を借りずに動けるがかなり遅い
・極浅い眠りを長時間行うが、その間のことは全て記憶
・生きるということにすでに執着がない
・諦観し切った物事の考え方をする

…こんなもん?
2006/08/24 23:16:19
冒険家 ナサニエル
[使い終えた食器を乱雑に傍らに置く。
恍惚とした女の声と混ざるように、その音は高く部屋に響いた]

悪趣味な暇潰しだな。

[誰へともなく言葉を吐き出す。
何かを捉えることもない視線が天井を泳いだ]
(27)2006/08/24 23:24:45
酒場の看板娘 ローズマリー
化け物――ひどいなぁ。
ばけもの。
そんな言い方、しなくていいのになぁ。
ばけものは、貴重な実験材料。くすくす。

ロゼは天使に会いたいな……。
天使を、作りたいな。

でもそれより先にこのお部屋から出たいや。
どうすればいいのかなぁ……。

[ぼんやりと虚空を眺めた後、ふと、異形の姿をしたミシェルを見つめ、幾つか瞬く。にこり、笑った]

君は、もしかして化け物さん?
だいじょうぶ、ロゼは実験材料は、大事に扱うよ。
(*5)2006/08/24 23:25:21
双子 リック
[女の言葉は、酷く狂ったものに聞こえた。
否、ここにいるすべての者が狂っているのだろうか。]

[と、考える。人食いの化け物はこの中に。
ということは喰われるのはこの中の者でしかない]


……そういう、ことか


[ぽつり、呟いた。
アーヴァインの哂った、暇つぶしという言葉を思い出して]
(28)2006/08/24 23:28:08
双子 リックは、冒険家 ナサニエルの言葉に、ただ、一度、頷いた。それから背の痛みに顔を顰める
2006/08/24 23:31:58
酒場の看板娘 ローズマリー
……なぁに?

[菫色の髪をした、まだ幼さを残す少女の視線。表情には笑みを、唯その視線は人間ではなく物を見るかのように、冷たい。]

生きて此処を出る……
天使を作る実験……

チャンスが与えられたのに。

[独白に似た声で云っては、仄かに笑う。
少年の自己完結するような言葉に、瞬いて、小首を傾げて見つめた。――少年の意図が汲めないことに内心苛立ちながらも、それを表情には出さずに]
(29)2006/08/24 23:34:00
文学少女 セシリア
『怖い』

[恐怖。狂気。死にたくない。でも、楽になりたい。いろんな感情が少女の中でうずをまき少女は自分の体を抱きしめてブルブル震え続ける。自分を含めて、正常なものなどこの部屋には存在しない。モルモット。実験体。中でも恍惚に語る女性、それはまるで少女の両親のようでさらに恐怖をかき立てていた]

・・・・・・・・・。
(30)2006/08/24 23:38:37
見習い看護婦 ニーナ
[スピーカーから声が流れていた…準備が整ったのだろうか。...は内容に耳を傾ける。]

「――この施設から出してやる。」

[その…言葉が…彼女に届いた。渇望してやまない世界…そこへ、戻れる。]

…ほん…とに………?
(31)2006/08/24 23:39:49
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
>>26日02:00更新となるとき、アーヴァイン喰い描写
まとめサイトより。
時間もあるのでしておきたいなと個人的に。
有りで良いですか?
(*6)2006/08/24 23:41:17
冒険家 ナサニエル
[この中にいる誰よりも小さい気配が呟き、頷いた気配がした。
顔を其方へと向ける。見る、に似た行動]

[その気配が何かを堪えるような色に揺れたが、動くことはしない。
動く必要はないと判断する]

『本当に出られると思っているのか?』

[笑みに彩られた声に問おうとして、やめる。
出られると思っている者たちから不興を買うは後が面倒だろうと]
(32)2006/08/24 23:45:29
ごくつぶし ミッキー
[白衣の女に気がつく。
それは、前居た所で世話をしてくれた人と同じ格好で。]

…マーマ?

[そう、分厚い頬肉に挟まれた小さな唇が動く]

/中/
アーの人は喰いたいですね。
ぺしゃむしゃもぐごく。
(*7)2006/08/24 23:45:50
冒険家 ナサニエル
/PL/
…よく考えたらミッキーの方が小さかったな…
俺の馬鹿…っ
2006/08/24 23:47:20
見習い看護婦 ニーナ
[詳しく内容を聞こうとする...の耳に、暗い笑い声が響く。最初からいた男…アーヴァインのコワレタ嘲笑。
その伝える言葉を理解した時、...の、希望に満ちかけた瞳が…恐怖に塗り換わる。]

この中に…人を…喰う………化け物が…?

[思わず呟き、震える両手で我が身を抱える。用意された食事に手をつける余裕も無く、...は伝えられた内容を頭の中で整理する。]
(33)2006/08/24 23:50:38
双子 リック
[女の視線は、ただ僅かの間、其方を見ることだけで。

と、ナサニエルの動きに首を傾げる。
ぺとり。
手を使い、足もなんとか動かし、近づいて。
それはとても遅く。]

…………

[じっと、見上げる。何の色も浮かべぬ目で]
(34)2006/08/24 23:54:19
酒場の看板娘 ローズマリー
[言葉が通じていないような様子に動じるでもなく、小さく呼ばれた声に楽しげに笑った]

ロゼが?
うん、それでもいいよ、君のママ。

ふふ。
ロゼは天使のママ。くすくす。
(*8)2006/08/24 23:56:28
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
よし、アーヴ喰い行きましょう。(書いてきました
ぱくぱく。
(*9)2006/08/24 23:57:05
冒険家 ナサニエル
[何かに耐えるようにしていたように感じた気配は、這うような音と共に此方へと近付く。
ゆるりと眼を向ける。
気配と音は次第に己の下へと]

…何か?

[見上げられる気配。
向けた顔は自然に見下ろす体勢を作っていた]
(35)2006/08/25 00:02:25
見習い看護婦 ニーナ
[人を喰らう適合者…二人いるらしいソレを見つけて、差し出せば解放される………簡単に一言で言うならそういう事。だが、簡単じゃないのは安易に想像出来る。]

『…どうやって見分ければいいのよぉ…。』

[部屋にいるヒトを見回す。この中に…二人。]

『まさか餌として腕一本食べさせる…訳にもいかないしね。』

[そんなアリエナイ手段を考え出した自分自身に少し驚きながら、...は自らを落ち着かせようとシャワーを浴びに向かう。]
(36)2006/08/25 00:02:27
文学少女 セシリア
『・・・・・・・・・この場所から出る。出て私はどこへいくの?きっと出られない。たとえ扉が開いていても・・・・』

[両親の声。言霊。それは見えない縛る縄のようで、開放への渇望はやがて不安に成り代わる。普通じゃない。普通とはなにか?少女にはわからないことだらけで、視線だけ辺りに向けそれぞれを警戒し、怯えながら観察している。自分の身を守るために。]
(37)2006/08/25 00:02:33
冒険家 ナサニエル
/PL/
確定しねぇ…
(2006/08/25 00:01:11に確定)

…さて、何分だ?
2006/08/25 00:02:50
村長の娘 シャーロット
[口のなかの固形物を噛み締め、飲み下す。]

『たべる ひと』

[人というのはこの部屋に集められた機械ではないものだ。
 少女はあたりを見回した。無機質な部屋に、明らかに異質な生命をもつものたち。
 ここにいる動いているものを口にいれ、飲み下すということ。どう考えても、それは可能なことに思えない。
 なぜこの部屋に連れて来られたのかさえ理解できない少女は不思議そうに*あたりを見まわした*]
(38)2006/08/25 00:05:05
見習い看護婦 ニーナ
[体を洗い、頭を洗い、微温湯を浴びる。いつもの動作を繰り返すうちに...は少しずつ落ち着きを取り戻していく。水音に紛れる様に小さな声で呟きながらもう一度整理していく。]

…つまりは二人の適合者を実験材料に差し出せば晴れて解放されるのよね。問題としてはその間に喰われる危険と、誤ってボク自身を実験台に差し出される事…か。

[それがどれほど困難な事なのだろうと…違う、今までとは大きく違いすぎる。これは...にとって最初で最後のチャンスなのかもしれない。逃す訳には…いかない。]
(39)2006/08/25 00:08:14
双子 リック
……見えてない?

[ただ、尋ねる。
それから視線を、少女たちに向ける。]

[希望を純粋に持てることが、うらやましいと。
そう思っているのか。それとも、愚かだと思っているのか]
(40)2006/08/25 00:08:18
酒場の看板娘 ローズマリー
化け物……か。

[怯えた様子でシャワーに向かったの青い髪の少女の言葉を復唱し、少し笑って。眼鏡を掛け、ゆるり人々を見渡した。割れた其れは余り意味を為さず、軽く舌打ちをしたが]

食べる食べないなんてリスクは、希少価値である以上あって当然。奇跡はそのリスクを越えた者だけが目に出来る。そう、簡単なことじゃない。

[誰に言うでもなく――言ってみれば自らの思考を言葉に乗せたに過ぎない――告げては、軽く自らのこめかみに触れて考え、ふと端末に向かう。コンピューターを映す瞳は、残酷で]

『少しくらいの犠牲は厭わない。此処に居るのは奇跡を起こす者とモルモット、たったの二種類なのだから――』

[ホストコンピューターへのアクセスを試みる。何でもいい、天使の情報を*引き出す為に*]
(41)2006/08/25 00:13:15
冒険家 ナサニエル
[唐突に、且つ事実を問われ、僅かに動揺が走る]

まぁ、な。

[口元に薄く笑みが浮かぶ。其れは自嘲だっただろうか]

[室内の気配の殆どから感じる興奮と絶望の色に視線も向けず、
くつりと、小さく笑い声が零れた]
(42)2006/08/25 00:16:08
双子 リック
[女の奇跡、という言葉に、眉を寄せる]

[それから、ナサニエルの動揺には、気付かず。
ただ、似たようなものだねと呟いて]


[疲れた。そういうように、*床に力なく崩れた*]
(43)2006/08/25 00:20:12
見習い看護婦 ニーナ
[…そんな中、フッと...の脳裏に閃く事があった。そうか、それなら…]

…ボク以外を、みんな差し出せば…イインダヨネ?

[その声を誰か聞いていたなら、どんな表情を見せるだろう。濡れた蒼い髪に隠れた瞳は、その時どんな色を発していたのだろう…。

考えがまとまった...は蛇口を閉め、体を拭う。のんびりしてはいられない、外の世界が...を待っているのだから。少女の口許は…どこか歪ながら笑みを浮かべていた。]
(44)2006/08/25 00:20:16
ごくつぶし ミッキー
[床に座り込んだままうつらうつらと夢を見ている。]

…マンマ、…マンマ……。

[分厚い頬肉に挟まれた、小さな唇が微かに動いた。]
(45)2006/08/25 00:22:49
冒険家 ナサニエル
[似たようなものだと、近くの気配が呟く。
そうかもしれないと...は思った。
此処に居るものは皆、何も変わらないのだと]

[倒れる音に顔を向け、何かする訳でもなく部屋の方へ向き直る]

[女が端末を叩く音を聞きながら、*浅い眠りに落ちた*]
(46)2006/08/25 00:32:15
見習い看護婦 ニーナ
[部屋に戻った...は食事をしながら回りのヒトを眺める。やはり、誰が適合者かなんて今の段階ではわかりそうにない。]

まぁ、早いか遅いかの違いだよね。

[そう、確かに早いか遅いかの違い。ヒトは誰も死からは逃れられない。最初に差し出されようが、喰われようが…解放されて外に出ようが。
...は忘れようとしているのだろうか、それとも本当に忘れているのだろうか…自分自身もまた、逃れられないという事を。]
(47)2006/08/25 00:37:21
文学少女 セシリアは、部屋の隅で*じっとしている*
2006/08/25 00:43:55
見習い看護婦 ニーナ
[食事を終えた...は食器を片付けながら、また一人考える。]

『7人の内、2人が適合者って訳か。運良ければ3,4日くらいで解放されるんだね。』

[近づきつつある外の世界に想いを馳せて、...は静かに*眠りについた*]
(48)2006/08/25 00:51:06
ごくつぶし ミッキー
/中/
あ、設定的に…一人は女性食べておきたいですね。

生を受けて最初に口にした食物が母親なものですから。
(*10)2006/08/25 00:59:54
流れ者 ギルバート
[ベッドに腰掛け、側の食事に手を伸ばした。先ほど、機械を通じて告げられた言葉と、アーヴァインの言葉を脳内で反芻する。繰り返し繰り返し。]

こんな場所にいなければ、絶対信じなかっただろうけどな……。
 
[全てが異質なこの部屋では……逆にそれこそが「あり得ること」として納得できそうでもあった。]

[部屋を見渡す。逃げる場所も隠れる場所も見当たらない。
当然、扉も開かないだろう。…実験者を送り出すとき以外は。]
(2006/08/25 01:03:08、流れ者 ギルバートにより削除)
流れ者 ギルバート
[ベッドに腰掛け、側の食事に手を伸ばした。先ほど、機械を通じて告げられた言葉と、アーヴァインの言葉を脳内で反芻する。繰り返し繰り返し。]

こんな場所にいなければ、絶対信じなかっただろうけどな……。
 
[全てが異質なこの部屋では……逆にそれこそが「あり得ること」として納得できそうでもあった。]

[部屋を見渡す。逃げる場所も、隠れる場所も見当たらない。
当然扉も、開かないだろう。実験者を送り出すとき以外は。]
(49)2006/08/25 01:04:17
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
なるほど。それは消化したい。(そして怖い
私も女の子がいいnコホン!
アーヴ喰いRPの前なり後なり辺りで決める感じで。

立ち位置的に私が危ないですが気にしない方向で……
(*11)2006/08/25 01:16:11
流れ者 ギルバート
……人喰い。
 
[声にすると、その言葉の持つ意味が改めて現実に迫る。一人一人をゆっくり見回すが、人に襲い掛かる人物は見当たらない。]
 
[異様なのは人喰いの存在か、それを知って尚、この部屋で、整然と秩序を保つ自分たちか――。
思考を振り払うように、こつんと軽く額をたたき、少女と入れ違いにシャワー室へと向かった。]
(50)2006/08/25 01:22:02
流れ者 ギルバートは、静かに、シャワーに*打たれている*
2006/08/25 05:40:48
双子 リック
/PL/
む、むずかしいや

もうちょい憎める子にしとけばよかった
2006/08/25 06:49:02
双子 リック
[目を覚ます。其処はいつもと変わらぬ部屋。

いるのか? 人食いは
ならばこの身も、食らわれるのだろうか

ぶるりと震えたのは、恐怖のためか。それとも……]
(51)2006/08/25 06:53:13
双子 リック

それとも、歓喜のためか
2006/08/25 06:53:43
双子 リック
[どちらにせよ此処は最初から死に近かったはずだ。
そう考えて、...は再び*目を閉じた。*

端末を通した声が、頭の中を駆け巡っている]
(52)2006/08/25 07:01:52
文学少女 セシリア
[わずかな浅い眠りしか体はとることができず少女はぼんやりと取り留めのない考えに身を任せる。]

『もしかしたら・・・・・』

[死んだ方が楽になれるのだろうか?いや、死にたくない。生きたい。押し寄せ引く波のように、霞のかかった脳裏は同じことを繰り返し問う。答えなど、でるはずもない問いを]
(53)2006/08/25 07:47:42
冒険家 ナサニエル
/PL/
…風呂入らせようかとか思ったんだが、ギルの位置がわからん。
下手に何かあるといけないし…避けるか…

あと、リックが一番小さい、で大丈夫そうだ。
ミッキーの体重考えたらリックより大きそう。
2006/08/25 08:46:58
冒険家 ナサニエル
[顔を上げる。記憶の確認はほぼ瞬時に済んだ。
昨日までの記憶にはなかった男の声]

…人喰い。

[なぞる様に呟く。零れたのは笑みだった]

『救世主は所詮、ヒトならざるもの、か』

[薄い笑みを口端に乗せたまま*目を閉じた*]
(54)2006/08/25 09:02:40
双子 リック
/中/
なんかナサさんに近付いてみたけど行動の理由がわからない…
2006/08/25 12:23:16
双子 リックが「時間を進める」を選択しました
双子 リック
/中…設定/
リック。リカ。

子どもの頃に拐われ、裏の奴隷市へ。親はその時に殺された。(どうやら親は裏社会に関わってた?)
一斉摘発がおき、逃げ出す。

スラムに住み着き、ものを盗んだりして暮らしていけた。いろいろやっていたのだが、ある日、不特定を狙う罠にひっかかり、研究所へ。

環境適応がよすぎたせいで生き残った。年齢はおそらく15
2006/08/25 12:40:18
ごくつぶし ミッキー
[ぼんやりと目を上げて、回りをきょろきょろ見回した]

…あー…。

[よだれだらけの口から、言葉にならない声が漏れる。
芋虫のように這いずり回ると、室内に置かれたままの食べ残しを貪った。]

マンマ!マンマ!

[それでも足りぬと床の上でじたばたと暴れる。
壁の一部が開いて、機械がどろりとしたスープの詰まったバケツを運んでくる。]

あー♪

[キャッキャと嬉しそうな声を上げ、バケツに顔を突っ込んで食事を始める。]
(55)2006/08/25 14:37:59
ごくつぶし ミッキー
[からりとバケツが転がった。
流れ出したどろどろのスープをかまわず床を舐めるように食べている。]

あはー♪

[床を舐めまわし、べとべとになった自分の身体も舐めた。]
(56)2006/08/25 14:40:39
ごくつぶし ミッキー
[スープのバケツが倒れた時に、跳ねたその飛沫が眠る男の腹へと染みた。

その男の胸には助手のプレートがあった。]
(*12)2006/08/25 14:42:08
ごくつぶし ミッキー
[満足すると、その巨大な肉塊はうつらうつらと居眠りを始めた。

食べて眠り、また食べて眠る。

赤ん坊の彼にはそれが当然の事だった。

ただ、量が尋常ではなく、その身体も際限なく成長し続けた、それだけのこと。

着せられていた服のボタンは、既にはちきれそうになっている。]
(57)2006/08/25 14:45:15
ごくつぶし ミッキーはメモを貼った。
2006/08/25 14:50:37
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/25 17:55:08
酒場の看板娘 ローズマリー
……ノルマ。

[そう呟いて、義務とされた睡眠を取ったのはいつだったか。汚れた毛布は使わず、無造作に布団が幾つも敷かれた場所も嫌い、彼らから距離を取って、膝を抱いた。眠りに落ちるまでも、貪欲にその目は観察を続けていた。――化け物は、そして天使に成り得る存在は、一体誰なのか。]

……ノルマ。

[義務とされた食事を摂る。無駄に制約を受けるより、時間を大切にするには与えられた義務をこなすことが賢明と判断した。そして与えられる不自由の元の自由時間に、壊れた眼鏡で一人一人を、射止める]
(58)2006/08/25 18:10:33
双子 リック
[びちゃびちゃという音に目をあければ、巨大なものが床をはっていた。
そのたべる様子から、目をそらす。彼が何か……聞いたことはあった気がする。
実験の終わった時にきいた、妊婦の話。

その妊婦は大きな子どもに、ひきさかれるように死んだときいた。

だがこれがそれなのか?

それではもし自分が子を成すとし……]
(59)2006/08/25 18:11:02
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/08/25 18:14:28
双子 リック
[それを考えて、目を見開いて。

そんなことはない。
有り得ない未来を考える意味も]


[それでも、そんな...をあざ笑うように、声がくりかえし再生される。
頭の中にこびりついてはなれないそれを、首を振って*払おうと*]
(60)2006/08/25 18:14:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[中でも一際目を引き、脳は一瞬で異形と認識する、奇妙なまでの赤子を眺める。その背丈や小さな唇から発せられる声は、生まれてそう長い期間を経ているとは思えない。しかし相反して、身体についた脂肪もまた、生後の短い期間で蓄えられるものとは思えなかった]

『実験による退化?否、それにしても……』

[どのような過程を経てあの体型が作られるのか。納得が行かず眉を顰める。知能と背丈だけが著しく退化するだろうか。寧ろ逆の発想なのか――そう考えた所で、まだ自らが研究する側であった頃に聞いた、奇異な噂を思い出す]

……妊婦を破り殺した、胎児?

[しかしそれは実験に於いて極めてレアケースであり、噂の出所すら曖昧で。赤子が食べ散らかした残飯を眺めながら、少し首を捻っては、他の者に目を向けた]
(61)2006/08/25 18:28:58
酒場の看板娘 ローズマリー
科学者さんは、自分が出来ない実験をみとめたくないの。
だから疑問は疑問のままで「ついきゅうのよちあり」なんて云って、ごまかしちゃうのね。

ろーずまりー。大人のばかなわたし。
ロゼは違うよ。

君はすてきな存在。
ふふ、認めた上でそれをロゼのものにすればいい。
いずれこの研究所も。天使を作る実験も。
ロゼのものに。

[くすくす。笑い声は闇に消え行くように儚く。
一頻り笑みを漏らしては、ふと表情を変えた]

……おかしいな。さっきご飯食べたのに。
なんだかお腹すいちゃったなぁ。
君を見てるからかな……。
(*13)2006/08/25 18:37:55
村長の娘 シャーロット
[びちゃびちゃと湿った音に顔をあげた。視線の先にあるのは床を舐める巨体。
 ぶよぶよと形を変える柔らかそうな生き物。赤子さえ見たことの無い少女には、それが自分と同じ生き物であろうとは及びもつかなかった。]

『たべる、いきもの』

[部屋に集まった他のいきものとは明らかに違うそれがただ珍しく、目が放せない。] 
(62)2006/08/25 18:57:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[三人の少女は、それぞれ掴み所がなく、接触も憚られるように、ただ眺めるに留めた。

長く蒼い髪の少女は、直接的ではないが、幾度かその声を聞いた記憶がある。外見と相応していない、舌ったらずで幼い印象。

雰囲気は前述の少女より幾分しっかりしているように見受けられる、やや短い青髪の少女。落ち着きも見られるが、彼女は此処とは違う何処かを見ているように思えた。真意は図れぬ侭。

一度だけ接触したことがある菫色の髪の少女は、そう、自らに明らかに好意的とは言えぬ視線を投げ掛けたことがあった。その恐怖の所以は何か。この状況下に於いてなのか、或いは少女の本質的な部分なのか]
(63)2006/08/25 18:57:56
酒場の看板娘 ローズマリー
[見目は少年の、小さな姿。彼は何を見、何を思い、存在しているのだろう。やはり深くを読むことは出来ず、ただ一つだけ感じられるとしたら、その少年には光が見えない]

……此処から出られるかもしれないのに
どうして、そんなに……

[言葉は続かず、暫し少年を眺めるだけだった]
(64)2006/08/25 19:00:36
村長の娘 シャーロット
[ やがてそれが食事を終え眠りに落ちるまでを見守って、少女は自分の食事に目を落とす。
 ひとくち、ふたくち。冷めてしまったシチューを口に流し込み少女の手が止まった。
 眠る巨体を色の無い瞳でしばらく眺める。
 かたり、スプーンを置くと眠る子供の前にそれを*押しやった。*]
(65)2006/08/25 19:04:11
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/25 19:06:11
酒場の看板娘 ローズマリー
[微かな金属音に振り向き、少女の行動に一寸目を取られる。黙したまま、赤子の傍へ移動したシチューの器を眺めるも、女はその意図が深く理解出来ない。
すぐに興味をなくしたように、視線を逸らした]
(66)2006/08/25 19:10:47
酒場の看板娘 ローズマリー
[二人の青年の姿。青色の髪、茶色の髪。
彼らの声も殆ど聞いてはいない気がする。
この場では不自然な程に、蔓延しつつある狂気の渦から一歩引いている印象だった。――彼らならば、と。
二人の青年を交互に見ては、一寸考え、青い髪の青年の傍へ歩み寄った]

……名前、聞いても?

[視線を合わせるように身を屈め、*問いかける*]
(67)2006/08/25 19:11:33
文学少女 セシリア
・・・・・・。

[さも動物にえさでも与えるかのように出てくる食事。ただ手の赴くまま口にする。わずか短時間。もとより食欲のない少女はすぐに食事をやめ、また膝を抱えて怯えるように四隅で小さくなる。今の彼女にとって、背後と片側面につく壁の感触だけがすべてのリアルであり守りだった]
(68)2006/08/25 19:48:44
文学少女 セシリア
『怖い怖い怖い』

[少女は適合者かもしれない、人々に視線を写す。人が怖い。目に見える死の気配が怖い。すべてのものが怖くて、ただただ全員を警戒して見ている]
(69)2006/08/25 20:29:33
冒険家 ナサニエル
[……名前、聞いても?
問う声の近さに、それが己に向けられていることを知る]

[俯いていた顔を上げ、目線を相手と思われる方へ向けた。
傍目には見詰め合っているようにも見えるだろうか]

…問うなら先に名乗ったらどうだ?

[その声は感情を伴わず。酷く冷酷に響いた]
(70)2006/08/25 20:32:27
冒険家 ナサニエル
/PL/
発言してから何だけど、俺宛で良かったんだよねアレ。

基本性格は冷徹、かな。
やべ、最後までもつかなこのRP(爆)
2006/08/25 20:36:47
文学少女 セシリア
[少女は声のするほうに視線を向ける。大人の、男と女。女は研究者らしい、怖い。危険。研究者は化け物]

『・・・・でも、ここにいるということはあの人も・・・・。』

[男。大人、怖い。何を考えているかわからない、危険。少女はただ息を潜めて二人を観察している。]
(71)2006/08/25 20:46:18
双子 リック
[間近で行われる問答に気付いて、...はゆっくりと、その場から逃れる。足の力はまだしっかりとは入らず、転げてしまうので、仕方なく手を使いながら。

女の声は、……ここからでられるかもしれないのに……
その声が、言葉が、怖かった。
期待をもつのなんてとうにあきらめたはずだったのに。

床から視線を前に向けると、首輪をつけられた少女の怯えた目にいきあたった]
(72)2006/08/25 20:54:58
冒険家 ナサニエルは、双子 リックに一瞬意識を向け、すぐに目の前の女へと戻した。
2006/08/25 21:06:15
酒場の看板娘 ローズマリー
/PL/
首輪!?
しまった、描写に見逃しが……
拙い、難しい。
RP的に反感買って吊られそう。
そういう位置を狙ってるんだけど。
解離性同一性障害の描写が更に難しい。
赤い方でやってるから表に出て来ません……。
2006/08/25 21:06:25
酒場の看板娘 ローズマリー
[青年の返答に一つ瞬いては、唇を、僅かに笑みに歪ませた]

失礼。
ローズマリー・ヘイルよ。

名乗るなら先ず自分から……なんて
そんな礼儀を弁えている人間が居たのね。

喜ばしいこと。

[皮肉めいた言葉と共に、会話が極端に少ない人々をちらりと見遣る。すぐに青年に目を戻し、伺っても?と小首を傾げた]
(73)2006/08/25 21:14:23
双子 リック
[ここにきて何度約束に裏切られただろう。
もともと信じていないものであったとしても、期待する度に裏切られ、...はもう疲弊していた。

それでも。
人食いと、実験体を一緒にするということは。
実験体を大事にする彼ららしからぬことで。

捨てたはずの希望が。生きる道が。
この苦痛から解放される場所が、手を伸ばせば届くようで。


少女の警戒する様が、鏡のようで。]
(74)2006/08/25 21:15:53
冒険家 ナサニエル
[皮肉の色を乗せた言葉に低く笑う。
笑みの形に表情を歪めたまま]

ナサニエルだ。

[それは名前というよりはコードネームとして記憶していたが。
自分というものを表すには、その言葉しかなかった]
(75)2006/08/25 21:20:47
文学少女 セシリア
[目があう。たぶん、少年の目と。親が漏らしていた言葉が一瞬脳裏に浮かぶ。曖昧な記憶。彼もまた、被害者]

・・・・・。

[少年の空虚な瞳。すべてを語っているようで、怯えることを忘れて、じっと見ている。言葉は、ないのだけど。]
(76)2006/08/25 21:22:20
文学少女 セシリアは、それでも、警戒だけはとくことはない。
2006/08/25 21:22:38
双子 リック
[ふと、女の声に、其方を振り返る。
名前。

頭の中に押し込みながら、次に青年を見やる。
青年の回答に、彼の名前も頭の中にいれる。


それから、少女を見る。こちらを見ている少女を。近づくことはなく。]

……おれは、リック。

[何かを喋ろうにも、話題などなく。ただ、名乗る。口に上らせる名前は、出ることへ、僅かな期待を書き立てた]
(77)2006/08/25 21:25:11
双子 リック
/PL/

変換ミスばっかり!orz
2006/08/25 21:26:05
見習い看護婦 ニーナ
/PL/
ログをご覧の皆様、こんばんわ。
RP村初参戦のsiisanと申します、以降お見知りおきを。
さて、昨日より始まりました【synthetic Savior】…どの様な物語を紡ぎ上げるのでしょうか。
短い日数かもしれませんが、皆様よろしくお願いいたします。(ぺこり
2006/08/25 21:26:08
冒険家 ナサニエルは、双子 リックの声に視線を向け、軽く頷いた。
2006/08/25 21:26:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[菫色の髪をした少女の視線を感じ、ちらりとそちらを見遣ったが、彼女の色を認識しただけで、目が合う前に逸らす。今は何かを聞きだせるようにも、思えなかったから。]

ナサニエル……ね

[青年の名をぽつりと復唱した所で、小さな声に気付く。リック。そう名乗った少年を見つめ、すっと目を細めた]
(78)2006/08/25 21:35:09
双子 リックは、視線を向けられ、僅か、うつむいた。
2006/08/25 21:37:25
文学少女 セシリア
・・・・・・・セシリア。

[リック。ついでに聞こえた女の名前と男の名前を霞のかかる頭に記憶する。久方ぶりに名乗った名前。普段はこの名で呼ばれる事もなく、ナンバーで呼ばれる。そう、実の親にすら・・・・。]
(79)2006/08/25 21:42:46
酒場の看板娘 ローズマリー
ナサニエルおにいちゃん。
あの子は、リックくん。
それから……うーんと?

[二つの名を指折って数える。
まだ他の者の名は知らず、小首を傾げた。
だがさして気にせず、にっこりと笑う]

天使のためには、ぎせいが必要なの。
天使……適合者……モルモット……

[呟いては、軽く喉に手を当てて、こくり、唾を飲む]

喉渇いたなぁ。お腹すいたなぁ。
なんでだろぉ……
(*14)2006/08/25 21:46:09
冒険家 ナサニエル
[女が復唱するのを聞き、己も心の内に呟く]

『ローズマリーとリック、ね…』

[何に必要なのかは知らないが、それでも相手を呼ぶことがあるのならば便利だろうかと、記憶の淵に留める]

[追って聞こえたセシリアの名も、記憶に残した]
(80)2006/08/25 21:48:23
酒場の看板娘 ローズマリー
[思案の中、聞こえた声に瞬いて少女を見る]

あ、セシリアちゃんって言うんだ。
そっかぁ……

[こくん。少し掠れる声を、喉を潤す様に唾を飲んでも。変わらない。そして求めるものは、冷えた発砲飲料でも、温かいシチューでも、甘いケーキでもない。
何を求めているのか、自覚すら出来ない。
視界には、人々の姿が、ぼやけて映っていた。]
(*15)2006/08/25 21:50:37
双子 リック
セシリア……

[名前を、ただ復唱する。]


『ニーナ、シャーロット、ローズマリー、ナサニエル、セシリア。アーヴァイン。』


[床に座り込んで。
今までで知った6人の名前を思い出す。
あとの人の名は知らない。

……そして、きっと、研究員たちも知りはしないだろう。]
(81)2006/08/25 21:51:21
見習い看護婦 ニーナ
[...の瞳が開かれる。久しぶりにゆっくり寝た気がする。]

うー、…ん?

[何やら会話が聞こえる。男と女…少年に少女。]

ボクはニーナだよー。

[寝起きで少しぼんやりした頭で喋る。どうやら自己紹介してるらしい、と判断して。]
(82)2006/08/25 21:52:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[少女の声に、少し意外そうな表情を浮かべた。セシリア――彼女の名を記憶に留めながら、その様子を眺める。
そう、意外だった。リックにしてもセシリアにしても。
思考に割り込むように聞こえた、ニーナという名もまた。
自らの偏見の証だ。元よりナサニエルに名を問うた事だって、彼ならば会話が成立するかもしれないと、他の者を見下した故の選択だったのだから。
唯、それが意外であった所で、女の根本的な考え方が変わることはない]

『最低限の知能はあるモルモット……か』
(83)2006/08/25 21:58:33
冒険家 ナサニエル
[起き上がる気配と微かな衣擦れの音。
寝惚けたような声の後の名乗り]

『…ニーナ』

[復唱は矢張り声には出さず。
彼女には聞こえていなかったかもしれないと、
己の名を再度述べた]
(84)2006/08/25 22:04:10
見習い看護婦 ニーナ
[しばらくぼーっとした後、ようやく覚醒していく。]

『…ん?ボクなんで名前なんて言ったんだろ?』

[馴れ合うつもりなどない。彼らは、...が外に出る為の尊い犠牲。それ以上でも、それ以下でもない。
...は、ただ待てば良いのだから。バケモノがいなくなって、ココから解放される…その時を。]
(85)2006/08/25 22:04:43
双子 リック
[ニーナの様子は、なんの気負いもなく。
緊張も、していないのだろうか。
そう考えるも、それを問うことはなく。

わずか、かすむ視界に首を振り。
*ゆるり、目を閉じた*]
(86)2006/08/25 22:06:24
見習い看護婦 ニーナ
『まぁ、名前くらい別に良いんだけどさ。』

[...は寝惚けてた事をちょっと恥ずかしく思い、顔を洗いに洗面所に向かった。]
(87)2006/08/25 22:08:43
ごくつぶし ミッキーは、すやすや眠る。「…まぁま…。」と寝言。
2006/08/25 22:11:08
文学少女 セシリア
[ニーナ。聞こえた名前。記憶する。いくにんかの名だけは得られた。ただそれだけのことで、人間は怖い。研究者はもっと怖い。ぎゅっと両手で体を抱きしめ警戒を決して解こうとはしなかった]
(88)2006/08/25 22:11:11
冒険家 ナサニエル
[幼い口調の言葉が聞こえて顔を向ける。
其処に在る…いや、居るのは圧倒的な質量]

『…人、なのか?』

[人としての気配ではあった。
だが、その存在が異質な雰囲気を醸し出していて。
俄かに、信じられなかったというか]
(89)2006/08/25 22:21:58
冒険家 ナサニエル
/PL/
日本語崩壊警報発令中_| ̄|○
おかしい、明らかにおかしいよ文章が…!!
2006/08/25 22:24:15
流れ者 ギルバートは、ゆっくりと周りを見渡し、交わされる会話に耳を傾けた。
2006/08/25 22:35:15
文学少女 セシリア
[声。それはまるで赤子のようで。でかいその物体。これもまた両親から聞いた代物であることに気づく。実物など、見たのは初めてだが。]

『普通なんてものはココにはない・・・・。』

[同類。姿かたち違えど。だからこそ警戒を解いてはいけない。同じだから、こそ。である。]
(90)2006/08/25 22:36:56
見習い看護婦 ニーナ
『誰から送り出すか…順番を考えないとね。』

[顔を洗い、幾分すっきりした思考で周りの状況を確認する。その時視界に入ったモノを見て、思わず言葉がこぼれる。]

…ヒト…なの?

[一際目立つ、丸い大きな物体。あれは…ヒトと呼んで良いのだろうか?もしそうなら、...は何なのだろう。とても同じ存在とは思えない。]
(91)2006/08/25 22:43:08
冒険家 ナサニエルは、見習い看護婦 ニーナの台詞に軽く肩を竦めた。
2006/08/25 22:45:22
双子 リック
[ざわめき……というほど大きくはないが、みなの戸惑った様子に、再び目を開ける。一度では焦点は合わず、何度か瞬きをして。]

……人、だったはず。
きいた、気がする。

[薄れる意識の中で、たしか。
そう、ぽつりと呟く]
(92)2006/08/25 22:52:35
冒険家 ナサニエル
/PL/
今んトコ名前わかってんのは

ニーナ・ローズマリー・リック・セシリア(サマリー順)

だけ、か。一応半数には行ったんだな。
シャーロットとギルバートも聞ければいいんだが。
ミシェルは無理だろうしな…赤ん坊だから。
2006/08/25 22:55:44
双子 リックはメモを貼った。
2006/08/25 23:01:29
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
冒険家 ナサニエルが「時間を進める」を選択しました
村長の娘 シャーロットが「時間を進める」を選択しました
双子 リック
/PL/
そしてそんなことを言う私は狼ではないわけで。
気を使うなぁ、狼だかそうじゃないか、わからないようにするのは。
2006/08/25 23:04:48
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました
見習い看護婦 ニーナ
[呆然とした...の耳にリックの言葉が届く…。]

………。

[言葉が出ない。アレも実験の結果なのだろうか。ということは、...もあの姿になってた可能性もあったのだろうか…?...は戸惑いを隠せない。落ち着こうとして、...はソファに座り*少し目を瞑った*]
(93)2006/08/25 23:08:30
文学少女 セシリアが「時間を進める」を選択しました
村長の娘 シャーロット
『おと、たくさん……いきもののおと、こえ』

[高く澄んだ声、低く枯れた声、太く、空気までも震わすような声。
 自分の産毛がぴりぴりと粟立つ。
 実際、言葉を交わす彼らの声は決して大きくはなく、距離も離れていたのだから、その音により震えたわけではなかった。
 彼女を震わせたのは、それがスピーカー越しではなく直に自分に伝わってくる言葉であったからかもしれない。
 たくさんの生き物が音をだしている。音が混じりあい、途切れ、重なる。
 それにあわせるように、言葉の意味は理解出来ずとも音を拾うように、指先で床を叩きリズムをとり始めた]
(94)2006/08/25 23:17:27
双子 リック
[じぃっと、それを見つめる。
少し考え、運ばれてきて、残した食事を、それに差し出した。

自分はパンを齧り、ただ、皆の様子を、見るともなしに、見て。]
(95)2006/08/25 23:18:23
双子 リックは、村長の娘 シャーロットの指の動きに、見回す目を止めた。
2006/08/25 23:20:11
文学少女 セシリア
[不意になにやら指先で床を叩き始めた少女に視線を向ける。幼そうな動き、相反して姿は自分より上の気がして、不思議で。さらに警戒を強めるが、それ以上のことはせず、じっと少女を見ている]
(96)2006/08/25 23:20:40
村長の娘 シャーロット
[音にあわせるように床を叩いていた指が、つと止まる。
 まわりの音が途切れがちになり、静寂が一点に集中するのを感じ、少女は顔をあげた。
 皆の視線が集中しているのは横たわる赤子だ。彼女もまた気になってならない、大きなからだ。

 それが夢のうちに漏らしたつぶやきが少女の耳を打つ]

『まぁま……?』

[懐かしい響き。彼女もまた、よく口にした言葉]

『お母さん』

[少女は忘れていたものを思い出し、静かに泣き出した]
(97)2006/08/25 23:28:05
ごくつぶし ミッキー
…うー。

[少し機嫌が悪いのか、ぐずりながら目を覚ます。
だが、自分の前に食べ物がおいてあることに気が付くと、きゃう♪と声をあげて笑った。
もそもそと、食事をはじめる…。]
(98)2006/08/25 23:28:38
村長の娘 シャーロット
/PL/す、すいません……。発言タイミングが上手く合わせられないorz
まわりの場面を壊さないように動くのって難しいな……。
2006/08/25 23:29:51
流れ者 ギルバート
『…人、なのか……』
 
[呟いた少年に目を向け、床に転がる赤子の姿をじっと見つめる。]
 
[…ローズマリー。ナサニエル。リック。セシリア。ニーナ。
……ぽつりぽつりと聞こえてくる声を、名前を、彼らの姿と共に記憶に留める。]
(99)2006/08/25 23:33:00
冒険家 ナサニエル
[男の視線が己や他の人物に向いている気配に、一度顔を向ける]

[が、不意に耳に届いた何かを叩く軽い音の羅列に、少女の方を見る。何かの音色を紡ぐような音を解釈しようと耳を傾けたところで、其れは途切れた。
次いで聞こえるは涙の溢れる音。思わず溜息が零れる]
(100)2006/08/25 23:33:17
流れ者 ギルバート
[と、自分がまだ、何も名乗っていないことに気付き、]
 
……俺は、ギルバートです。 
 
[逡巡した後、少し大きな独り言…くらいの声で名を告げた。]
(101)2006/08/25 23:36:24
酒場の看板娘 ローズマリー
[定刻通りに運ばれてきた食事に無言で手を伸ばす。パンの糖分を脳に運びながら、聞いた幾つかの名のスペルを思い出し、ちらりと端末を見遣って。
微かに聞こえた、リズムを刻む音。それを奏でる少女の名は知らず、観察に似た眼差しで眺めていた。

途切れた音。室内の静寂。不意の嗚咽。

いつか、何処かで見下ろした存在に似ていた。
今は視線が平行であることに、僅かな苛立ちを感じて。
煩わしそうに少女から*目を逸らす*]
(102)2006/08/25 23:37:07
村長の娘 シャーロット
[聞こえてきた笑い声に涙で汚れた顔を上げた。
 大きな生きものが笑っている。
 笑顔。人のそれを見るのはずいぶん久しぶりだ。
 泣く為に強張っていた肩から力が抜ける。
 自分が見たかったのは、これかもしれない。
 まだ涙の残る目が笑顔ににた表情に弛んだ]
(103)2006/08/25 23:37:08
村長の娘 シャーロット
/PL/泣いたり笑ったり忙し過ぎ!>シャロ
   でも、ミッキーと遊べて嬉しい。
2006/08/25 23:38:39
文学少女 セシリア
[突如泣き始めた少女。何を感じ、何を思い、何を悲しむのか。わからない。知りたいとも思わない。]

『・・・・考えない。考えてはいけない。』

[少女は涙に暮れる少女から目線を外すとぎゅっと改めて体を抱きしめる。いろいろなことがありすぎて、ひどく精神的に擦り切れていく感覚を感じつつも決して警戒を解こうとはせずにちぢこまっている]
(104)2006/08/25 23:41:14
冒険家 ナサニエル
[そうすればヒトらしい気配からぐずり声が聞こえ。
何やら、食事をしているらしい気配]

[感じるのは純粋な感情で。
其れがただの子供なのだと漸く納得する]

[唐突に届いた名乗りの声は、正確に...の耳に届いて。
また、声には出さずに復唱する。
そうして男へ視線を向ける。何も見えはしないのだが]
(105)2006/08/25 23:44:02
流れ者 ギルバートは、村長の娘 シャーロットの見せた笑顔のような表情に、僅かに胸を撫で下ろした。
2006/08/25 23:49:19
文学少女 セシリア
[ギルバート。大人の男もう一人。記憶すると視線を飛ばし、じっと見る。男、危険、怖い。日はあまりたっていないというのに、ひどく体が重かった。しかし、本能は警笛を鳴らし続ける。それに従い怯えている。]
(106)2006/08/25 23:50:44
双子 リック
[シャーロットは泣いて、そしてやがて微笑った。
それを見るともなしに、見て。
ギルバートの声を聞き、そしてその名前を、]

ギルバート

[小さな声で復唱した]
(107)2006/08/25 23:50:58
双子 リックは、文学少女 セシリアを、再び、じっと見る。
2006/08/25 23:54:16
文学少女 セシリアは、双子 リックの視線にいち早く気づくと相手をみた
2006/08/25 23:55:28
双子 リックは、文学少女 セシリアに、少し考え、「……疲れない?」
2006/08/25 23:58:59
文学少女 セシリア
・・・・・・・え?

[突然の言葉。一瞬目を瞬きさせる。思いもよらない、言葉だったから。それは、少女が始めてみせる表情だった。少女はすぐに表情を戻したが、どことなく驚いている。]
(108)2006/08/26 00:04:32
双子 リック
[驚きの様子に、言葉を付け足す。]
……気を張っていると。

どれだけ、そうしても、結局、連れて行かれるときは、連れて行かれるから

[それは、あきらめることに慣れすぎたが故の言葉。]
(109)2006/08/26 00:08:28
流れ者 ギルバート
[こちらに視線を向けた男を見つめ、微かに頭を下げる。何故そうしたのか……...にも分かっていない。]
 
[まだ幼さの残る、怯えた様子の少女。名前は…セシリア。怖がられているのだろうかと、少しだけ距離を開く。]
(110)2006/08/26 00:11:52
文学少女 セシリア
・・・・・・疲れる、よ?でも・・・・。

[怖いのだと、小さな蚊の鳴くような声で呟く。連れて行かれる。それは現実。諦める言葉。慣れてしまっている、彼もまた。一つの、絶望に似た感覚が精神に体にすべてに駆け巡り、少女は膝をさらに抱える]

行き、たくない・・・・。

[どこへ行きたくないのか。外へか、はたまた実験室か、この部屋か。生きる事など、できない。わかってるのに、感情だけは、そう、呟いていた。]
(111)2006/08/26 00:14:40
冒険家 ナサニエル
[僅かに張ったローズマリーの気配。
彼女の意識が一瞬端末に向いたことに気付き、不審に眉を寄せた]

[その一方で緩む、まだ名も知らぬ少女の気配。
...には理解が出来ずに僅かに首を傾げるだけで]

[少女の気が緩んだことに安堵したように感じた男…ギルバート。
頭を下げた気配に、矢張り意図が解らず目を逸らした]
(112)2006/08/26 00:20:08
村長の娘 シャーロット
[...は食べ続ける赤子をただ見つめていた。
 機械は物を食べない。ここに集められた動くものたちは、機械ではない。
 では、なんなのだろう?]

『ばけもの、てんし』

[朝に聞き取った言葉を反芻する。]

『このなかにふたり』

[では、それ以外の生きものは? 化け物でも天使でもない存在はいったいなんと呼べばいいのだろう?
 ...は、赤子から目を放すと残りの生き物をひとりひとり確認するように視線をめぐらせた。]
(113)2006/08/26 00:21:35
双子 リック
[膝をかかえる少女に、それ以上の言葉をかけることもできず。]

……

[暫しの沈黙の後、じっと、見上げ。]


…………きっと、今は、どこにも、いかない
(114)2006/08/26 00:22:21
文学少女 セシリア
・・・・。

[どこにもいかない。その言葉。停滞する自分。でも、何故か、少年の言葉。すんなりと耳に入る。頷きを一つ。そのまま、またじっと辺りに視線を飛ばしている。ただ、その目からは、警戒の色ではなく、空虚な色に、*染まっていたけれど。*]
(115)2006/08/26 00:27:26
村長の娘 シャーロット
[視線をめぐらせた先で、こちらを見て首をかしげる男に目が止まった。
 少女を見ているはずの濃紺の目は、まるで機械のように動きがない。
 その異質さに、同じように首をかしげる]
(116)2006/08/26 00:27:47
双子 リック
[セシリアが、少し落ち着いたのを見て、そのまま視線をずらす。
しかし、どこにさだめたら良いかわからずに。]
(117)2006/08/26 00:37:24
冒険家 ナサニエル
[少女の目が...の元で止まる。
首を傾げるその仕種に、静かに口を開く]

名前は?

[不躾に問う。自分から名乗ることもせずに]
(118)2006/08/26 00:37:40
村長の娘 シャーロット
[---名前は
 その問いが自分に向けられたものだと気づくのに少し時間がかかった。
 生き物から話し掛けられると言う状況に、反射的に体が強張る。
 それでも素直に問いに答えた。]

 シャーロット

[もう長い間、誰も呼ぶことのない名前。使われることなくとも、それは自分の持ち物だ。]

 あなた、いきてる?

[相手の名前を逆に問い返すことはしなかった。
 ただ、不思議そうに相手の目を見る]
(119)2006/08/26 00:44:55
村長の娘 シャーロット
/PL/デンパーですいません。会話のキャッチボールの出来ない子。
 でも、吊られるまで好きなように生きるよ。
2006/08/26 00:46:10
双子 リックは、冒険家 ナサニエルとシャーロットの会話の様子を、じっと、見る。
2006/08/26 00:50:33
流れ者 ギルバート
[少年の復唱に、頷く。少女とナサニエルを交互に見ながら、部屋の中の人物達と、横になったまま動かないアーヴァインを見渡した。]
 
[視線を一巡させ、一つ息をつく。]
 
『参った……』

[この中の誰が、人喰いの遺伝子を受け継いだ存在に見えるというのか。声は音になることなく、拡散し、...は仰ぐように*瞳を閉じた*]
(120)2006/08/26 00:51:27
冒険家 ナサニエル
[問い掛けから少し間があって、答えが返ってくる]

シャーロット、な。

[音として空気を震わせる。
返された問いは予想外で、思わずくつくつと笑い声が零れた]

…生きてはいると思うがな。
こうして動き、呼吸し、食事をしている。

[生かされている、かろうじて生きている。
そう、言おうとも思ったが、何となくやめた]
(121)2006/08/26 00:51:47
村長の娘 シャーロットは、冒険家 ナサニエルの目をじっと*見つめた*
2006/08/26 00:52:10
冒険家 ナサニエルは、また小さく笑って、逸らすように*目蓋を下ろした*
2006/08/26 00:53:32
双子 リック
[生きている、その言葉は、一体、なんだろうか。

……自分は生きているのだろうか?

考えることは、すべて、砂のように零れ落ちる。
そのとき、突然、何かの音が。

しゅぅという、響く、音。]


[部屋の中に万遍なく撒き散らされるそれを吸い込むと、...の意識は、疑念など考えるまでもなく、*闇の中に堕とされた*]
(122)2006/08/26 00:56:03
村長の娘 シャーロット
『わらってる?』

[それは、赤子の笑顔とは明らかに違っていて、少女には相手の感情はわからなかった。]

『でも、いきてる』

[笑い声をたてるのは機械じゃない。
 少女は青年の答えに生真面目な顔で*頷いた*。]
(123)2006/08/26 00:57:00
酒場の看板娘 ローズマリー
おかしいなぁ……
ロゼ、いつから食いしん坊なのかな……

でも、パンもシチューも要らない……
喉が……渇いた。
(*16)2006/08/26 00:58:51
ごくつぶし ミッキー
[食事を食べ終え、それでもまだ足りず。

皿をしつこく舐めるも、空腹は満たされない。


すんすんと鼻を鳴らしてはいずりまわる。]
(*17)2006/08/26 01:04:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[室内に霧散していく睡眠ガス。けれど不思議と、女はその影響を受けなかった。逆に人々が眠っていくのが、不思議で。]

……あ、ぁ

[掠れた声を漏らす。
人々を見ていると飢餓が酷くなる。堪え切れない程に。

「人食いの化け物」
――コンピューターを通して告げられた言葉を
思い出すか、否か。
パチンと、理性が弾け飛ぶ]
(*18)2006/08/26 01:06:11
ごくつぶし ミッキー
[室内にシュゥ…と甘い匂いが立ち込めた。
目がとろんとしたが、それよりも空腹の方が勝っていた。

美味しそうなにおいがすると、這い寄ったのは、ずっと横になったままの助手の名札をつけた男だった。

彼の服に付着した、スープの美味しそうな匂い。]
(*19)2006/08/26 01:06:52
ごくつぶし ミッキー
[その服を舐め、噛み付き、啜った。

乾いたスープが唾液で溶け、口の中に広がった。]

…うま…うま…うま……。

[自分の唾液で濡れた、その男の服をじゅるじゅると啜る。]
(*20)2006/08/26 01:08:40
酒場の看板娘 ローズマリー
……きみは。

[睡眠ガスが撒かれた室内で、動く存在がもう一つ。
ミシェルが、「助手」の男に近づいて行く姿を少し眺めた後、ふらふらと、そちらへ歩み寄った]

いいにおい。
おいしそう。

人間。
美味しそう。

[そして一つ、笑う]
(*21)2006/08/26 01:09:05
ごくつぶし ミッキー
[それでも足りず、今度はその男の腹を舐めた。

腹にもべっとりと乾いたスープ。


歯を立てる。


ぶしゅりと赤い液体が噴出す。

それが口の中を満たし、舌を染め、咽を潤す。



どこかで味わったような、その赤い味。]
(*22)2006/08/26 01:10:23
酒場の看板娘 ローズマリー
[目の前で繰り広げられる、前菜を食すような様子に、うっとりと見惚れ、男を覗き込んだ。深い眠りの中でも、何かに気付いたように、時折魘される男の姿]

……あ。

[血が吹き出す様子に、触発されたように。ゆるり、ミシェルの反対側にしゃがみ込んで、血を指先で掬い、口に含む]

……美味しい。

[こくん、喉を潤す]
(*23)2006/08/26 01:12:05
ごくつぶし ミッキー
[皮膚を食いちぎり、薄い皮下脂肪を噛み、その奥の腹直筋を噛み千切る。
弱ってたるんだ筋肉は、柔らかくその歯に噛み砕かれ、胃の中へと納まっていく。]
(*24)2006/08/26 01:12:34
ごくつぶし ミッキー
…マンマ、マンマ……。

[ごふごふと音を立て、腹を食い破る。
ずるりとはみ出た腸を食いちぎり、噛み潰す。]
(*25)2006/08/26 01:13:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[かぷり。唇で助手の男の耳を食む。肌の味。実験室の匂いが染み込んでいる。かぷり。カツ。

鋭い八重歯で噛み切る。

広がる血の味。
耳が堕ちる男。]
(*26)2006/08/26 01:14:47
ごくつぶし ミッキー
[やわらかな肝臓は濃い血の味。
萎びてところどころ潰瘍のある胃は、酸っぱい味がした。
肋骨の下から手を突っ込み、肺を引きずり出す。
噛めばそれはぐしゅぐしゅと、スポンジのようにつぶれた。]
(*27)2006/08/26 01:16:32
酒場の看板娘 ローズマリー
[腹部を蹂躙され、食み出た内臓。それでも男はまだ微かに息をして。その目を見開いていた。]

くす。

わたしの、ごはん。

死ぬまで、ゆるさない。

[微かに声を漏らしそうになる男の唇を、塞ぐ。唇を噛む、かぷり。――血の味。]
(*28)2006/08/26 01:17:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[ふと、もう一人の晩餐の相席者に目を向け、小さく言った。聞こえるかどうかはわからないが。]

ロゼ、この人のお顔と頭、食べる。
いい?

[確認の言葉を掛けながらも、返答を待つでもなく、指でアーヴァインの目玉を抉り出した。]
(*29)2006/08/26 01:19:21
ごくつぶし ミッキー

…うま、…うま……。

[腹の中に頭を突っ込み、両手を真っ赤に染めて食い漁る。]
(*30)2006/08/26 01:20:20
ごくつぶし ミッキー
[腹の中にしか興味が無いように、無心に内臓を食い漁っている。

腎臓を抉り出し、それにこりり…と歯を当てる。]
(*31)2006/08/26 01:22:45
酒場の看板娘 ローズマリー
[目玉を軽く齧って、柔らかい場所を口にしてから、硬い部分を口の中に放り込む。飴のように口の中に転がした。]

ぜりーみたい。

[微笑んで、もう一つの目も同様に抉り出す。彼の目があった場所は醜く窪み、その空洞から涙のように血が溢れ出す]
(*32)2006/08/26 01:23:21
酒場の看板娘 ローズマリー
[一頻り目玉を味わった後、硬い部分は床に捨てて、小首を傾げてから思い切り喉に噛み付いた。微かに男がひゅ、と息をした、直後のこと。少ない肉を頬張りながら、笑う]

死んでも、ゆるさない。

[既に肉塊と化した男の器官を、舐めるように食む]
(*33)2006/08/26 01:25:51
ごくつぶし ミッキー
[太い腸は苦い。けれどもその周りについた脂肪はとろけるような味。
中身を扱き出し、腸だけをもぐもぐと噛み潰す。]
(*34)2006/08/26 01:26:41
酒場の看板娘 ローズマリー
[頚動脈を爪で掻き切った。びゅう、と噴き出す血液を惜しむように、夢中で唇を当てる。鉄の味、生臭いけれど、女にとっては甘味に他ならない。
血液のジュース。
血で汚れることも厭わず、溢れる血液を啜り続ける。
それでも零れる血液――内臓の方からも――男の寝床が、血の海と化していく]
(*35)2006/08/26 01:31:34
酒場の看板娘 ローズマリー
[一頻り血液で喉を潤せば、また肉を欲す。片方の耳に齧みつくが、少し口に含んだ後、すぐに吐き出した]

耳、美味しくない。

[やがて頭の方に惹かれ、顔を近づけるが、異臭に顔を顰める]

この人、頭もきれいじゃない。

[がりがり。がりり。爪で強引に、ぼさぼさの髪を掻き散らし、頭皮を破っていく。頭蓋骨と皮膚の間も少なく、少し残念そうに小首を傾げながらも、毛細血管からじわじわと流れる血液に唇を寄せた]
(*36)2006/08/26 01:35:52
ごくつぶし ミッキー
[赤く噴出す血は、甘美な味で。

葡萄酒を救世主の血だと言ったのは何処の誰だっただろう?
そんな知識はこの肉塊にはなかった。
だが、与えられる事の無かった母乳…それに一番近いものは、この赤い血潮だった。]
(*37)2006/08/26 01:36:09
酒場の看板娘 ローズマリー
[過去に助手だった男。
人を食らう化け物の研究の成功に携わった男。
もうとっくに息は無く――生み出した存在の胃の中へ。]

ねぇきみ、この中身、どうやって食べられるか知ってる?

[困ったように、ミシェルへ問いかけた。頭蓋骨の中身が気になって仕方ない様子で、硬いそれをかつかつと叩いている]
(*38)2006/08/26 01:41:01
ごくつぶし ミッキー
…だー?

[きょとん、と…その女が血を啜るのを見る。

もそもそと這いずって頭の方へ行くと、男の上顎と下顎に手をかけた。

メキメキ…と信じられない力でその顎が引き裂かれる。
べきりと口から上が後ろへ倒れる。脊髄に繋がった小脳が顕わになった。]

マーマ?

[血まみれの顔で、にっこりと笑う。]
(*39)2006/08/26 01:42:13
酒場の看板娘 ローズマリー
わ、凄い!
すごい、すごい。

[楽しげに、男の頭の形が変わっていくのを眺める。新しい玩具を与えられた子どものようにはしゃいで、引き剥がされた顎を眺めた後、くすくすと笑みを漏らす]

脳みそ。おいしそう。

[つぷ、と小脳に指を突き立てては、嬉しそうに笑みを返した]
(*40)2006/08/26 01:46:20
酒場の看板娘 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
ごくつぶし ミッキー
[キャラキャラと楽しげに笑う。
その声はあやされる赤ん坊そのままで。]
(*41)2006/08/26 01:48:06
ごくつぶし ミッキーが「時間を進める」を選択しました
酒場の看板娘 ローズマリー
[興味があるのは男の頭部周辺だった様だ。それはメインディッシュかデザートか。震える脳みそをぐちゃりと手で抉って口に運ぶ。]

……えへへ。

[表情が綻ぶ。最高のご馳走を口にした子どものように、屈託無く。そして夢中になったように、指と舌が届く限りの脳を、全て口にしていった。]
(*42)2006/08/26 01:50:18
酒場の看板娘 ローズマリー
[脳を啜り終えれば満足した様子で、やがて口を離す。]

ロゼ、お腹いっぱい。
ごちそーさま。

[血で汚れた口元を拭って、男の傍からゆっくりと立ち上がる。満腹感に満たされても、知った快楽は歯止めを知らない。笑みを浮かべて人々を見渡し]

また食べよう。
次はもっと柔らかいお肉……。
(*43)2006/08/26 01:54:45
ごくつぶし ミッキー
[鳥かごのような肋骨の中から、まだビクビクと震える心臓を掴み出す。

噛み付けばそれはしなやかで弾力のある歯ごたえ。
引きちぎりながら噛みくだす。

…美味しいけれども、…一番美味しい物が無い。

腹の中をあちこちまさぐり、噛み付くが…その腹の中にはそれだけが見当たらなかった。]

あー…。

[血と涎まみれの口から漏れる残念そうな声。]
(*44)2006/08/26 01:55:52
酒場の看板娘 ローズマリー
……?

[何かを探しているような仕草に不思議そうに瞬く。
けれど、睡眠ガスの中、誰かが寝返りでも打ったのか、気配を察して声は出さずに。

食べ散らかした男の亡骸から離れる間際、ふとミシェルに目を向けて一つ笑った]

このことは、ロゼと君だけの、内緒。

[そう囁いて、眠る人々の中へ隠れていく]
(*45)2006/08/26 01:59:19
ごくつぶし ミッキー
[それでも空腹は満たされたのか、満足して眠った。]
(*46)2006/08/26 01:59:36
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