 | 墓守 ユージーン ［時折言葉を探しながら、時間をかけて話す］ 私…私、は、昨日… リックの事を生き物として好きだ、と言った。 リックは…それを、悲しいと思ったと言った。 私が、リックを、生き物として好きだ、と、言ったのは… リックを人として、みてない、からとかじゃなくて… なんといえば、いいのだろう…うう… リックは…人とか狼とか、気にしてるみたい、だったから …人としてって言ってしまうと… 狼になったときにどうするって… 悩んでしまうかな、と思ったんだ。 私は、リックが狼でも人でも、半分でも 気にしない。関係ないと思って。 リックの事、は…リックとして好き。 そう言いたかったんだ。 まとめるのに、一晩、かかったけど。 |
(406)2006/07/23 16:04:25 |
| 墓守 ユージーン それで…ああなにを。…何を何と言えば。 ［言うつもりだった言葉が、全て頭から飛んでしまう。 それは、自分も周りと違う疎外感を感じていたという事や 自分が１０年間、人と関わりを絶っていて、 それはとても辛いのだと言う事。 それと、もっとたくさんのしなくちゃいけない話。 でも、全て飛んでいってしまった。 真っ白になってしまった。］ 私、は今日…人を埋めてきた。仕事、で。 普段だったら、何も考えずに仕事を終わらせられる。 今日は、いつもと、違った。 リックの事しか考えていなかった。 リックがもしこうなったら、と、想像してしまって …泣けてきて、泣けてきて、仕方なかった。 |
(407)2006/07/23 16:09:34 |
 | 双子 リック [ユージーンの言葉に耳を傾けつつも…] …ユージーンお兄ちゃんはさぁ、今一時的な感情に流されて居るだけだと思うよ？ 僕の事を好きだって言ってくれているのも、ユージーンお兄ちゃんは、ギルお兄ちゃんやナサニエルお兄ちゃん達より、ほんのちょっとだけ僕の事を知って、ほんのちょっとだけ深く関わったから、多分、情に流されているだけなんだと思う。 僕は、こんな形をしているけど結構長生きしていてね。その中でユージーンお兄ちゃんみたいな優しい人と、何度か出会ったことがあるんだ。 その人達は皆、僕の事をカテゴライズを取り外した核の部分で好きになってくれたんだ。今のユージーンお兄ちゃんみたいにね。 でも・・・。 最終的には皆僕の元を離れていった。在る者は仕方がなく、また在る者は…僕の一番弱い部分を攻撃してね。 だから僕は、人を信用しないんだ。優しさなんて信用しない。ユージーンお兄ちゃんの優しさだって…。 僕は怖いと思っている。 |
(411)2006/07/23 16:26:23 |
| 双子 リック [ユージーンの傷付いた発言に対し…] うん、僕はユージーンお兄ちゃんが傷付くことを知って居ながら、わざと一時的な感情に流されているんだって言ったんだ。 だって僕は…、お兄ちゃんを加害者にしたく無いから。 [...は、零れ落ちそうな涙を、上を向くことによって堪えながら…] 僕はユージーンお兄ちゃんが、一時的な感情に流されて僕を好きだとか、誰かの死と僕の死を重ね合わせて、悲しんだりしているだなんて思っては居ないよ。 ユージーンお兄ちゃんは、ちゃんと僕の全てを受け入れた上で好きだって言ってくれてるのだって知っている。 でも、知って居るからこそ…。 ――怖いんだ。裏切られるのが。 怖いよ…、僕の本当の姿を見た時の、お兄ちゃんの反応を見るのが…。 [と、そこまで言って、...は大きく溜め息をついて…] ねぇ…。僕が今なんでドアを閉めたままでユージーンお兄ちゃんと話しているか…。判る？ |
(415)2006/07/23 17:07:01 |
| 双子 リック [ユージーンの辛い思いをさせていると思うに、首を振り…] 違う！僕が…、…僕がユージーンお兄ちゃんを辛くさせているんだよ。 僕が弱いから…。 [顔を見たくない発言に対し、] そんな事は無い！ 僕は今すぐにでもお兄ちゃんの顔を、姿を、言葉を紡ぐ唇も全て…、見たいと思っているよ。 ――嫌ってなんか居ないよ。嫌ってなんかね… [...はもう一度大きく息を吸い、溜め息に変えた後、何か決心したように…] ねぇ、ユージーンお兄ちゃん、もし…本当に僕の事が好きだったら…。 今から…僕が良いよって言ったら、このドアを開けて入ってきて？ でも…、怖いなら逃げても良いから。 [と言うと、...はベッドに腰掛け、ユージーンの名を呼んだ] |
(418)2006/07/23 17:43:38 |
| 墓守 ユージーン ［開けてもいい、という言葉に緊張する。 覚悟はできているつもりだった、けれど、 何があるのか。自分はそれを受け入れられるのか。 暑くもないのに、汗をかいている、自分は。］ …ッ ［扉を開けるなんて一瞬の事だ。そう、意を決する。 ギュウと目をつむり、全体重と勢いを付けて扉を開ける。 不必要に負荷がかかり、扉はキィと不満げな音を出した。 ぐっと前のめりになった状態から、 まずは目を開け、ぱっと顔を上げた。 目に写るのは、獣の手と、耳、尾をもった、 …この数日で、なぜか愛おしく思えてきてしまった少年］ …リック！ ［...は、リックに飛びついた。 この姿のせいで、苦しんできたんだと思うと、 抱きしめずにはいられなかった。］ |
(419)2006/07/23 17:51:20 |
| 双子 リック [...はぎゅっと目を瞑ったまま音だけを頼りにユージーンの動きを察知していたが、いきなり抱きつかれて…] ユー…ジーンお兄ちゃん？ [包み込まれるように抱きしめられる感触とともに目を開けると、そこには昨日から触れたかったユージーンの姿] 本当に…入ってきちゃったんだ…。 本当に…。 ――馬鹿だよ、ユージーンは…。何で入ってきたのさ…。入ってこなければ…、ユージーンがこの先傷付く事は無くなっていたのに。 [...はユージーンに触れようとしたが、鋭い爪が目に入り、思わず手を引っ込めた。変わりに尻尾でユージーンの背中を摩りながら、彼に身を預けるように力を抜いた] |
(420)2006/07/23 18:08:18 |
| 墓守 ユージーン ［...を馬鹿だというリックに、何かを言おうとする。 …が、深呼吸に終わってしまう。 何を言っても駄目かもしれないと、少し思う。 自分はその姿に何も恐怖を抱いていないと、 多分この先も怖いと思う事はないであろう事を］ …何をどうしたら気がついてもらえるだろう ［口に出している事には、気がつかない。 姿がよく見えないから、抱きしめる事を一度やめて、 リックの姿を、見、耳と尻尾、それに、手を触る。 手の爪の鋭さに少し驚いて、それを自らの喉に当てた。］ ああ、なんかこういう事。 立場は逆だったが、詰め所でやったな。 ［頭の端で、リックに狼の本能があったら終わりだな、 と、ほんの少し思う。 が、終わりなら終わりで、それでもいい。 そういうふうにも、思った。］ |
(421)2006/07/23 18:18:23 |
| 墓守 ユージーン ［あまり言葉で物を考えられていない。 思った言葉はぐちゃぐちゃになって頭を回るし、 探しにいった先は真っ白。 とりあえず、手を振りほどこうとしているので、 あっさりとその手を離させてやる。］ 怖くはない。ちょっと不思議な光景だとは思った。 でも、不思議な事には、慣れる事ができるし、 怖い事にだって慣れる事はできる。 だから、ずっと一緒に居る事は簡単じゃないかなと 私は思っている。 ［甘いかな？と首を傾げる］ 本能か。…うん、正直に言ってしまえば、 もしリックがそれに忠実に動いたとしたら、 さっき、リックの手を喉にやったときに、 終わったんだろうな、って思った。 ただ、終わりなら終わりで、それでもいいかな、とも。 |
(423)2006/07/23 19:10:38 |
 | 冒険家 ナサニエル >>484 [首を振り、恐怖の言葉を伝えるハーヴェイを、そっと抱きしめる] 何かしたいのなら、一度、いってみるか？ そして、何かできそうなら、やる。 できなさそうなら、部屋に戻ろう。 ……オレも、一緒にいるから。 [ぽん、と撫でて。微笑んで] |
(486)2006/07/24 00:36:08 |
 | 流れ者 ギルバート ［ユージーンに「冷やし続ける事」を頼みつつ、ウォッカに栓しつつ 作業の為に放置した洗ったばかりのラッセルの上着を渡そうとしたところで >>525ラッセルに寄りかかられたのに気づき］ 本当に…お疲れ様…… ［と、そっと肩を抱く］ |
(526)2006/07/24 03:23:21 |
 | 書生 ハーヴェイ [柔らかく押し倒され、――― 一瞬、頭が真っ白になる。 視界いっぱいに、ナサニエルの姿] ……ぁ、……… [そう思った瞬間、耳にぞくりとした感覚。小さく、声を上げる] [甘い声に、何をされようとしているか。今更、理解が及んで。 過去のそれとは違うと、頭では解っている。 解っては、いるのだが―――] ……………っ、 それとこれとは別だっ、馬鹿ーーーーーッ！！！！ [先程までの気分も全てが吹き飛び、顔も耳も真っ赤。 何処にそんな力があったのか。 多分、火事場の馬鹿力とか、そんなの。 ナサニエルを勢い良く突き飛ばし、 毛布を掻き寄せ寝台の隅っこに寄り、全身包まって顔を隠した] |
(580)2006/07/24 20:59:40 |
| 書生 ハーヴェイ >>595 何処が萌えポイントなのか解らない中の人がいる。 |
(598)2006/07/24 21:41:02 |
