人狼審問

大丈夫だよ、アタシは起きてるから
みんな一緒じゃないと不安でしょ？

……別に。俺は平気だ。

ふん。寝れそうもねぇからな、食いもんやらどっかにないか探してくらぁ。
電気は来てるみたいだし、家庭科室の冷蔵庫、生きてるだろ。
んじゃな。

……ち、いってぇなぁ。

このままここで寝るのも気が引けるね。

ノーマン、ユージーン、僕たちは隣の教室で休むことにしないか？

・・・・・・そうですね、先輩。暗い方がよければ天文部の部室は暗幕張れますがいかがでしょうか。寝るには最適です。

あーー君たち、あんまりバラバラで行動しないように
紳士的に隣の教室も解らないでも無いけど
ここのお嬢さん方守のも君らの仕事だと言う事を忘れないようにねっ

しょうがないな。ユージーン、今日はここで休もう。
机を動かすから手伝ってくれないか？

―机を教室の中央に並べて簡単に仕切りを作る―

僕はそろそろ休むよ。
イザベラ先生もご無理なさいませんよう。

・・・・・・・・・女性が沢山いるところで、寝れると思いますか？

―半分眠りながら―
…ユージーン…起きていたいんならそうしても良いんじゃないかな……
……君がそんなに女の子の寝顔に興味を持つとは意外だったよ……
明日、ゆっくり話を聞かせて欲しいな………

・・・・・・興味ではありません。誤解です。僕だって眠いです。先輩・・・・・・。

―部屋を出るわけにも行かず毛布を取り座り込んだ―

・・・・・・。
（何でこんなことになってるのだろう）

……ふん。

おはようございます。
昨日はイザベラ先生が大事なお話をなさっている途中で睡魔に負けてしまったの。
誰かイザベラ先生が何をお話になったか教えて下さいな。

みなさんおはよう。
今日も雨止んでないわね。時計見ないと朝かどうかすらはっきりしないわ。

―全員ぶんの朝食を用意しがてら、セシリアに昨日のあらましを話した。―

・・・まさか学校で一夜を明かすとは思わなかった・・・なんつーか・・・教室ってのは案外冷え込むねぇ・・・・

・・・結局みんなでザコ寝ってことだったのか。
ま、アタシに手ぇ出すような馬鹿はいないだろうが・・・

・・・それにしても・・・あの先公・・・マジで寝てないのなら真っ先に倒れるのはあの先公だな・・・

・・・夜中は交代制にしてやるか・・・

ニーナさん、ありがと。
大体のところはわかったわ。
昔も似たようなことがあって、まだ解決していないのね。
でも、やっぱり悪霊なんて信じられないな。
しかし、ガラス窓の文字は確かに変ね。

ダニエルさん…どこに行ったんだろうね？
こんな時だから、姿を見ないのは不安だね…

ダニエルさん、深夜まで見回りでしたし、夕方くらいには顔を出して下さるといいですわね…。

oO(…こんな時間まで寝こけてしまったわ…。仕事出来る状態じゃないとはいえ、こんなだから威厳がないとか言われちゃうのね…。大人は少ないんだもの、私もしっかりしなきゃ。ううっ。)

──黒板に何やら書いている──
『窓に血文字なんてイタズラした子は正直に名乗り出ましょう。先生は相談室で待ってます。
もし、自分じゃないけど怪しい人を目撃したという人がいたら、いつでも話しにいらっしゃいね。』

…誰なのかしら。もう。みんなの不安な気持が晴れるためにも、せめて何らかの目撃証言が集まればいいのだけれど…。
はあ…。

記録の整理でもしながらのんびり待とう…時間ならあるわよね…。

〜図書室〜
―調べ物の手をとめて窓の外を見る―

まだ雨は降っているみたいだな。
……早く調べ物を済ませてしまおう。

昨日の血文字、先生ちょっと取り乱しちゃったわね、ごめんね
もしかすると、追試に文句が有って誰かが悪戯したのかな？とも先生ちょっと思ってみたりもしてるのよ？

自分がやったって人は居ますか？

もし居ないなら……うーんそうだなぁ
ステラ先生の言ってた「霊能」とかで当てて貰っちゃおうか？
暫く外には出られそうにないし、何かしてないと、みんなどーも暗くなって駄目だなって先生思うの。

―シャーロットはゆっくりと目を覚まして、身体を少し起こした―

……ここは、学校？
そういえば昨日、帰れなくなっちゃったんだっけ。

―時計をちらりと見て―
もう夕方と言っても良いくらいまで眠っていたのね。
昨日の血文字、あれが悪霊って言うならば、図書室に確か当時の事件の資料があった筈。

……行かなきゃ。

―校舎裏・中庭―

…ほら…出てきな……

『にぁ……』

…アタシの食い扶持分けてやるんだ……ちゃんとまっとうに生きて、早く一人前になって…狩りができるようになりな……

『……にぁ〜』

……アンタが独り立ちできるころには……アタシも三年だな……アンタが独り立ちできなきゃ、アタシの負けだ、死ぬまで面倒見てやるよ…

―昨日、寝る前に記入したメモがカバンから落ちた―
図書室の裏にある倉庫に当時の新聞があるはず。
日付は****年*月**日。これは昨日、メイさんと話していた事件について書いてある記事。
もう一つは霊能者、霊媒師と名乗って霊と関わりを持とうとした人たちの物語。この本はどちらかと言うと学術書と言うよりは趣味や遊びについての本かしら。
これはまだ市販されてるから図書室探せば見つかるはず。

３つ目は当時の生徒名簿。
これも記憶が確かなら倉庫にあると思われる。

―シャーロットはメモを拾い上げて立ち上がったが、再び床の上に崩れ落ちた―

まだ身体が重いし、喉や胸も苦しい…。
みんな、ごめん……。少しでも調べ物しておかないとならないのに。

―そのまま闇に吸い込まれるように意識が遠のいていった―

―いくつかのメモと図書室倉庫から勝手に拝借した本を抱えながら図書室を出た―
…　…　…
―床に倒れているシャーロットを見つけて抱え起こす―

大丈夫かい？
保健室まで行こう。君は少し横になった方が良いね。
ニーナさんがいてくれたら安心なのだけど

──セシリアは床に落ちていたメモを読んだ──

シャーロットさんはラッセル先輩が保健室へ連れて行ったけど、大丈夫なのかな？

―ラッセルに抱え起こされたのに気がついて目を覚ます―
ラッセル…さん？
ごめんなさい……。

調べ物をしておいた方が良いと思って、図書室へ向かおうとしたのに、また迷惑をかけてしまいました。
まだ胸が苦しいけど、何とか歩けますわ。

気が付いたみたいだね。
昨日からずいぶん無理をしてるんじゃないかい？

調べ物のメモは見たよ。偶然、と言って良いのかな。
僕も同じような事を調べていたから、図書室から拝借した資料と君のメモを一緒にして、教室に置いておいたけれど、それで良かったかな？

―ラッセルに頷いて―
そういえばラッセルさんも噂については知っているほうでしたわね。
悪霊って聞いて、中等部の時に流行したあの噂かもって思って、メモに資料の名前を書いて今日起きたときに取りに行こうと思ったのですが…。

ごめんなさい。私だけ休んでいるわけにはいかないと思って…。

資料については持ち出しても大丈夫だと思います。

―ため息をついて―
さすがに昨日や今日とこんな状態を繰り返しているようでは皆に申し訳ないです…。
ラッセルさんの言うとおり、保健室で少し横になってます。

調べてみて分かったんだけど、実際に生徒の集団失踪が定期的に起こっている様だね。
全てがそうだという訳じゃないけど、悪霊や霊感と言った記述が多いね。それと、鏡という単語が多く見られるのも共通点かな。
科学の光がまだ当たっていない部分をオカルトと呼ぶなら、これは間違いなくオカルトの領域だね。

おっと、話しすぎてしまったね。
僕はしばらくここに居るから、要るものがあったら言ってくれて構わないよ。

―シャーロットはラッセルのポケットにそっと飴玉を入れてから、保健室のベッドに腰を下ろして、横になった―

そうね…オカルトの領域だわ。
イザベラ先生やステラ先生とかニーナ先輩ならある程度知っていそうな気もするんだよね…。

少し休ませてもらうわね…と言ってもずっと休んでばっかりだね。私。
ラッセルさんもラッセルさんでやる事あるはずだし…。おやすみなさい。
皆が集まる頃には何とか起きて向かうように努力はするからね。

―定期的に飲む必要がある残りの薬を飲んで、シャーロットはゆっくりと眠りに落ちていった―

……霊能ねぇ。

―後ろから、しけってないタバコを一本ノーマンに刺しだし―

無いよだよっと。

ノーマンはどう思う？
霊能ってのが本当に居ると思うかい？

私は居ないと思いますわ、先生。

……別に。
見た事も食った事もねぇからな。

悪霊より、生きて歩いてる人間の方がよっぽどおっかねぇぞ。
生徒にタバコ差し出す教師とか、わけのわかんねぇ事する奴とかいるしな。

ねえ、なんで煙草なんか吸うの？

あら？セシル
セシルの読んでる本には出てこないかい？

アタシはさぁ…例えそれが眉唾ものでも
姉さんが見つかるならって思って、探した事が有るんだよ
霊能は見つからなかったけど、霊媒師ってのには逢う事が出来てね。
普通の女の子だったんだけどさ

姉さんは……もう死んでるって伝えられたよ…

まあ、そんなことよりシャーロットさんが持ってたこのメモを見て。
このメモをどう思う？

……別に。理由がいるか？

手伝うんなら後で分けてやるよ。

どう思う、と言われてもな。与太に見える。
お前は霊なんかいないっつったが、おまえ自身はこれをどう思うんだ？　マジもんだと思ってる？

そうだな、俺は外に出て地滑り食らって腕を折ったが、悪霊のせいかつったら雨のせいだろ？
そこの窓ガラスのアレにしたって、俺が書き足したみたいに誰でも書けるし、その気になれば外からでもやれっだろ？

ま、このクソッたれの足止めを仕組んだ奴がいるってんなら、犯人探しは興味がないでもない。つーかぶん殴る。

まぁ、あれだろ
まず、誰か見つけない事には殴る事も出来ないじゃないか？

そりゃそうだ。
まてよ、ここにいる人間全部殴ってけば、いずれは当たるのか？

殴りがいのなさそうなのが多いな。
せんせは、見つける方法に心当たりでもあんの？

いやぁ、無いからさぁ
藁をもすがるつもりで、その「霊能」とやらが居るなら
一人ずつ見て貰えば済むんじゃないかな？と思ってね。

―突如、ラッセルの背中にのしかかりながら―
がんばってるわね。
窓のグラフィティ作者追及の趣向作りかしら? 雨が上がるまで時間をつぶすのも大変だし、せいぜい盛り上げましょ♪


…… (しばらく沈黙して) ちなみにね、最後に悪霊騒ぎが流行ったのは4年と少し前。ちょうどあなたやシャーロットさんが中等部にいたころよ。
そして結局見つからなかった3人のうち、一人は私の友達。

……ふーん。
もしかして、その手の知り合いがいる奴が集められてんの？
マジ？

―突然のニーナの声にびっくりして資料を取り落とす―

うわっ！

……なんだ、ニーナさんですか。（大きな溜息）……おどかさないで下さいよ。シャーロットが起きるじゃないですか。

噂は、本当の事だったんですか。新聞も調べてみましたけれど、この学校は失踪が多すぎますね。もしかしたら、報道されていない失踪ももっとあるかも知れない。

……差し支えなければ、４年前の事を話してもらえませんか？

あの子が部活の合宿に行ってた間のことだから、あまり詳しくは知らないわ。 それに、私はなるべく、あのことと悪霊騒ぎを結びつけて考えたくないの。

ただ、帰ってきた子が言うには、最初の行方不明らしき子がいなくなった夜にある子が「自分には霊が見える」という話をした途端、「それは嘘だ、本当に霊が見えるのは私だ」と声高に主張しだしたらしいの。
そんな霊感のあるように見える子じゃなかったのにね。

それが発端で2人の喧嘩が始まって、しまいには部員が2人のどちらにつくかで喧嘩に参加する始末。
あの子は、最後には例の蝋燭の儀式で名前を書かれて本当にいなくなったそうよ。

目の前で消えたんですか。単なる家出とかじゃないんですか。

そんなお話。
でも真に受けちゃ駄目よ? あまりそっち方面にのめり込むのは体に良くないわ。

それに、話してくれた子の脚色がだいぶ入ってるんじゃないかとも思ってるしね。

さてと、夕食にシチューでも作ってきましょうか。みんなが戻る頃に準備できるでしょうし。

そうですよね。こういう話って伝わってくうちに大げさになったり、脚色されたりしますもんね。

―少し照れながらニーナに手を振ってから独り言の様に呟く―

霊感、ね。
霊の存在自体、眉唾物の話だと思うよ。いくら、存在しない事が証明できていないとしても、ね。
とは言え、そんな領域を切り開き光を当てていくのが科学の力であり責務だとも思うね。

可視域や可聴域に個人差がある様に、気配を感じる感覚にも個人差はあるんだろうな。それを霊感と呼ぶのかどうかは分からないけど、ね。

まあ、そうですね。
それを仮定したら、たとえば質量の保存則が成り立たなくなるとかだったら否定出来ますけど、そうじゃなかったら、頭から非科学的だって否定する方が非科学的かも知れませんね。

――机から顔を上げて――
んっ…もうこんな時間…

――教室を見渡して――
皆どこ行ったのかな…

私ならここにいるわよ、メイ。

セシリア、君のそういうところはずっと変わらないな。
昔から自分の目で確かめないと気が済まないたちだったね。
非科学的という事と、それがインチキだと言う事はイコールじゃないと思うよ。

それに、多分事態はもっと単純だね。
誰かが窓に落書きをした。僕たちはその犯人を捜している。
それだけの話さ。

ステラ先生は夕食を作りに行ったわ。カミーラさんはいつもの通りエスケープ。
シャーロット先輩は保健室で寝てるはずよ。

まあ、そうね。話は単純に。
オッカムの剃刀だっけ。

ねぇ、さっきから何の話してるの？科学的とかなんとか……

――顔をしかめて――
せ、せしりあ〜、何言ってるか解らないよう…

ゆうべも言ってた悪霊は存在するか、というかその存在を感じ取れる人が存在するか、って話かな。
そもそも悪霊が存在しないんなら、その存在を感じ取れる人がいるはずは無いんだけどね。

――泣きそうな顔で――
また霊の話…そんなの居る訳…
でもその話…悪霊が居るなら…それを感じ取れる人が居るって事なのかな？

うーん、そうね。本当に存在するんなら、感じ取れる人がいても不思議では無いわね。

。o0○(本当に悪霊が存在するなら、ね。)

ん…もうこんな時間なのね。
みんなは教室にいるのかしら？

…悪霊なんているはずがないわ、
悪いけど、私は超常現象なんて信じてないもの。

―メイの方をみて可笑しそうに―
霊の話も良いけど、あまり机に向かって寝るものじゃないね。

顔に跡がくっきり残っているよ。
ひょっとしたら、これも霊のしわざじゃないかな？

――ラッセルの言葉に真っ赤になって――
あわわ、見ないで下さい…先輩のえっち…

……えっち？

――家庭科室で完成間近のシチューを横目にニーナと雑談中――

何だか怖いですね。ニーナさんのお友達もそんな大変な目に遭われたんですか…。
自称『霊能者』が複数現れてケンカですか? 女の子ってそういうの憧れちゃうお年頃ですものね。

窓の血文字、どう思われますか? グラフィティっていいですわね! そう言えば良かったわ。「まあステキ! この作者はだあれ?」そう言えば名乗り出てくれたのかしら…。

――シチューをどう運ぼうか考えつつニーナと雑談中――

…そんな、あの場所にあの時いなかった子が犯人とは限らないと思いますわ。
判りませんけど…。
普段優秀に見える生徒ほど、鬱屈して小さなイタズラに走るなんてことも、あるかも知れないですし…。

いえ、誰を疑っているとか、そういうつもりはないんですけど…。
でも…霊能者さん、とかいう探偵さんがいてくれたら、見つけて下さるのかしら。そんなイタズラな心さえも…。

このままずっと待っていてもここに顔を出す方はいないでしょう。
……教室へ行きましょう。

―シャーロットは身体を起こしてゆっくりと教室を目指して歩いていった…、窓の外はまだ強い雨が降り続いている―

―ノーマンの手元の煙草とノーマンの顔を交互に見つめて―
心外だな。僕はメイの顔に机の跡がついているのを指摘しただけだよ。

それより…煙草は隠れて吸った方が良いね。ミルズ先生の小言が気に入ってるなら話は別だけれど。

―セシリアの方に向き直り―
オッカムの剃刀、か。そうだね。
過去の記録と今の状況を照らし合わせると、困ったことに、霊の仕業だ、という仮説が一番シンプルかも知れないよ。

ともあれ、今は犯人探しが先だね。
セシリアはどう思っているんだい？

僕は、この件は先生達が僕たちを担ごうとしてるんじゃないかと思ってるよ。

生徒に一本くれた先公の方を先に説教すべきだろ。
そろそろ集まってきたようだが、この中に悪霊憑きに霊能者？
こっくりさんでもやるか？

……こんばんわ。
みんなはここにいたんですね。

―近くにいたラッセルに今日起きた事柄を尋ねて、記憶している―

そうですね。あの校長先生、ああ見えて悪戯好きだそうですし。
イザベラ先生も乗りやすいタイプですよね。
先生たちがグルになってる、って仮説は成り立ちそうですね。

。o0○(霊なんて認めたくないからね)

イザベラ先生は霊能に見て貰おう、みたいなことを、おっしゃってたわ。

――顔に跡が残ってないか気にしながら――
そ、そうだよね、霊なんて居ないよね…
誰かの悪戯だよきっと…

悪霊の仕業という考えが有力なのですね…。
うーん、酷似しているとはいえ簡単に悪霊の仕業と決め付けてよいものなのでしょうか。
あと、霊媒師や霊能者って呼ばれていた子たちですけど…ここに取り残された私たちの中に霊媒や霊能に触れた事のある方っているのかしら？
最近は校内でも殆ど聞かなくなっているし…。

―椅子に腰掛けて、ラッセルに体調の事を尋ねられたので返答する―
調子に関してはあまり変わってないけど…寝てばかりではダメだと思ったから。
食欲も沸かないし、平行線かな…。

私にはコックリさんも霊能もどっちも眉唾に見えるけど。

――シチューの鍋を抱えて現れる――

よいしょ。みんな集まってるみたいね。ニーナさんがさきほど言って下さってたわね、シチュー作ってみたのよ。具は少ないけど、何日篭城することになるのか判らないし、節約しなきゃならないから許してね。
マトモな食器類はないから、とりあえず理科室のビーカーを使うしかなさそうね…スプーンは家庭科室で授業で使って余っていたらしい使い捨てのが何本かあったから、持って来たわ。

それで、えーと、あの窓のイタズ…こほん、芸術作品は、誰の作品なのかしら?(ちょっとむりやり気味にニッコリ)

――話を小耳に挟んで――

え、せ、先生たちがグルでみんなをかついでるなんて、そんなことするはず…ないじゃありませんか、もう!

――困ったように微笑む――

──ステラ先生に向って──
私には2階の窓ガラスの外側から文字を書くなんて器用な真似は出来ません。

――ステラの方を向いて――
わ〜、いい匂いだ〜、美味しそう…
ところで先生家庭科室に食器無かったの？

先生たちがグルになって…か。
有力かもしれませんわね。確かに。
校長先生とかもそういうの好きそうですもの。

…でも、窓ガラスの外側から文字を書くと言う器用な事が出来るんでしょうか？
ここは２Ｆだし…やるとしたらそれなりの準備が必要な気がしますわ。

。o0○(窓枠ごと外して文字を書いてからまたはめれば、いいのかな？
でも、雨が降る前には、あんな文字は無かったはずだし、降りだしてから窓枠を外したら、雨が教室に吹き込んでるはずよね？)

先生方の誰かか僕たちの誰かか……
こっくりさんでも良い気がしてくるな。
良く知らないけれど、「こっくりさん、こっくりさん、この人が犯人ですか？」と聞くんだろう？
そうしたら、「はい」か「いいえ」で答えてくれる。

済まない。ただの冗談だよ。

――セシリアとシャーロットの言葉に頷きながら――
本当器用だよね〜、外側からだと向きも…どうやってやったんだろう？

はしご、用務員室にあるぞ。アルミの軽い奴。

ま、せっかくステラ先生とニーナ先輩がシチューを作ってくださったんだから、まずはいただきましょうよ。
おなかに何か入れれば、また別の考えが出るかも知れないしね。
あ、まだ教室に来ていない人の分はちゃんと残すのよ。

……ダニエル犯人？

そういやおっさんみねぇな。

…もう夕食の時間なのね。
昨日今日となにも食べてない気もするけど…食欲はわかないし私は眺めてるわ。

ダニエルさんとユージーンさんは今日も散策なのかしら。

――シチューを受け取って――
いただきま〜す
こうしてるとキャンプみたいだね………

……このまま誰も救助に来なければ食料の問題もあるのね。
―シャーロットは苦笑して皆を見ている―

ダニエルさんは、昨日からずっと見てないね。
地滑りに巻き込まれていなければ良いんだけど…

ノーマン、腕の怪我はもう大丈夫なのかい？

怪談の方が飯より先のキャンプなんて、聞いた事もねぇ。

んじゃラッセル、食い終わったらヤケクソでこっくりさんやってみっか？
ほんとに悪霊とやらが居るなら、ほっぽっとかねーだろ。

――とりあえずビーカーとプラスチックのスプーンを配る――

はいはい、お腹空いてる人は使ってね。
シャーロット、本当に平気? 少しだけでも胃に何か入れないと、お薬飲めないんじゃ…ううん、余計なことよね。うん。ごめんなさい。

ダニエルさん、どうしたのかしら…。

――シチューを飲み込んで――
すっご〜い疑問なんだけど…コックリさんは悪霊じゃあ無いの??

>>300
……別に。一晩で骨はくっつかねぇよ。
セメダインさがさねぇと。

―ステラの声を聞いて、少し反応が遅れたが頷く―
薬は、手持ちの分はもう無いです。
日帰りだと思っていたのでそんなに余裕を持って持ってこなかったです。
あまり薬を持たせすぎるとまずいと両親にも思われているので…。

―もう一度ちらりとみて―
すみません……それじゃ、少しだけいただきます。
ステラ先生の手料理というもの美味しそうですし。

登山部の部室に、山へ行くときのための備蓄食糧があったりしないかしら。
他人の物に手をつけるのはいけないけど、緊急避難よね。
まあ、家庭科室の食材が尽きてから考えましょ。

そうだね、ノーマン
きりがないから、質問は一つに絞ろうか。
「だれそれさんは犯人ですか？」で十分だね。
僕なら、、、そうだな。ステラ先生が犯人かどうか聞きたいよ。

腕がくっついたら、その方が怖いね。熱や傷みがないなら安心だよ。セメダインはないけれど、ご飯粒でも付けてみたらどうだい？

>>303
やってみてから考えるっつ―のはどうだ。
「皆殺しにしてやる」とか窓に落書きしといて、そのあとわざわざ質問に返事くれる悪霊もいねーだろ。
勿論わかってたって、そもそも悪霊もこっくりさんもいねーだろ、とかはナシな。

今晩暇になっちまうからよ。

狐狗狸さんは、霊なんだろうけど、悪霊というわけじゃなさそうね。
プランセットってのもあったっけ。
でも、どっちも霊というより、深層心理の問題だって気がするな。
つまり、心の奥で思ってたことが、表面化するのね。
今夜、コックリさんで遊ぶ、ってのなら反対はしないわ。
でも、その結果を本気にはしないからね。

このまま閉じ込められたままというのも暇になってしまいますし…ちょっと怖いけど賛成しますわ。
悪霊ねぇ…やっぱりいると考えた方が良いのかしら。

う〜ん、わたしは少し怖いなぁ〜…
でも他にすること無いし…変に考え込んじゃうよりはその方が気が楽になるかな…

で、これってなんかやり方あるんじゃね―の？　真夜中じゃなきゃ駄目とか、そんな奴。
女子、詳しい奴いねぇ？

所で、そのこっくりさんを出来る人は居るの？
まぁ、返事をしたくなきゃしなくても良いんだけどね

結果ってのがどうやって解るのか？ってのがちょっと気になったからねぇ

どうせなら、ステラ先生じゃなくって、校長先生のことを聞いてみましょうよ。
お遊びなんだから、誰でもいいんだけどね。

そう言えば私はやり方は知らない。誰かが知ってると思ってたから、それもいいかな、って思っただけ。

本とかは読んだけど、詳しいやり方とか私は知らないわ。ごめんなさい…。
こういうのって中途半端にやってもあまり良い事ってないんでしょ？

誰か知ってそうな方はいるのかな？

ふーん。まぁ、適当でいいか。

遅くなってごめんなさい、せっかくだからダニエルさんを探しに行ってみましたけど、見つからないのよ。
ま、適当に探しただけですし、そのうち戻ってらっしゃるでしょうけど。

それよりごはんよ、ごはん。
ステラ先生、しゃべりながらすごく手際良く料理するからびっくりしたわ。

う〜ん道具とか必要なのかな〜？

んで、こっくりさんにお伺いを立てるのはいいとして、誰を？

それとも、お前ら気がのらね―なら、やめとくか？
霊能者がいるっつーんならそいつの好きにさせればいい気もしてきた。

。o0○(日記とか見せて欲しいけどプライバシーがあるから、難しいだろうな。)

匂いにつられてきたら・・・シチューか・・・。

とりあえず、ちょいと探してきたよ。

―机の上にお菓子を広げる―


家庭科、調理室の菓子類に、保健室の先公の隠し菓子、それに、教員室に隠してあるのをちょいと拝借してきた・・・非常時だからね、助けあわなきゃさ〜・・・（にやり）

さっきも言ったけど、校長先生なんてどう？

――お菓子をじーーと見つめている――
わぁ〜…

カミーラさんって行動力があるのね。たのもしいわ。

えーっと、姉さんの日記にこっくりさんとは違うけど
なんか書いてあったから、それを参考にしたら良いのかな？

えっとね……夜中に一人だけ、悪霊かどうかを見分ける事が出来ると言ってる子が居る
信じたら良いんだろうか？
仲間を疑いたくは無いけど…もしそれで何か解決出来るなら…
一人だけ……あたしは一番疑いたくない友を見て欲しいとその子にお願いしてみる事にした、明日の朝結果はわかるらしい。

って書いてあるわね…
一人だけみたいね一晩に……まぁ、霊能とか出来る人がこの中に居ればって話だけどね。

あら、気が利くわね。
ちょうど、パンかクラッカーでもあればと思ってたところだったの。

―そう言って机の上からクラッカーの箱を取った―

わっ！カミーラそれ……

まぁ、いいか……アーヴァインの隠し菓子だし、誰も怒れないでしょう

―カミーラが持ってきたお菓子を見ている―
こんなに残っていたのね…意外な結果でびっくり。

まあ、カミーラったら…また勝手に忍び込んだりして…。
oO(相談室のキャンディは、カウンセリングの時の重要な小道具のひとつなのよね…。見つかってなさそうね。良かった。)

こっくりさん? 霊能者さん?…
うーん、その、遊びよ、あくまで遊びでやるんだったら、その「一番信じたい人」を見てもらうっていうのも、いいかも知れないわね。うん。

ニーナ先輩もこんばんわ。
その顔を見る限りではダニエルさん、見つかってないんですね…。

……ごめんなさい、ちょっと質問したい事が。
昨日、薬を保健室に持ち込んだって言っていたけど、
私に処方されている薬ってその中にありましたか？
もしあったら…滞在している間の必要な量だけでも分けて欲しいなぁと思っています。
持ち込んできた量が尽きてしまって…。

私は悪霊なんて信じてないから、可能性の話なんだけど、もし悪霊が存在したとしたら、霊能の力を持った人は邪魔になるんじゃないかしら。
だから、今ここで「私には霊能の力があります」って発表してしまったら、その人は悪霊にとりつかれてしまうんじゃないかしら。
あくまでも、霊能の力を持った人がいると仮定しての話よ。

―ステラの言葉に耳を傾けて―
ステラ先生、ごめんなさい。少しだけシチュー頂いちゃった。
…美味しかった。

信じたい人に霊能者さんに見てもらうって言うのも良いかもしれませんわね。

ここにいつまで閉じ込められてるか判らないんだから、そのお菓子も大切にして、いっぺんに食べない方がいいんじゃないかな。

―シチューを食べ終えるとビーカーを横に置き―
やり方はよくわからないけれど、キャンプの余興とでも思ってこっくりさんに聞いてみようか。
僕が思ってる事は言ったよ。
みんながどう思ってるか聞いてみたいね。

・・・何の話してんだ・・・？

―不思議な顔でシチューを食べている―

・・・ビーカー・・・味気無ぇ・・・・

さてと…
―ステラの方に向き直り―
ここは、アタシ達が纏めないと話が進まないのでしょうかね？

―みんなの方を向いて―
ちょっと聞いて欲しいの
ダニエルさんは昨日から姿を消してしまっていて…
彼の事だからきっとどこかを修理してるとは思うんだけど…
ユージーンくんはまだ部室から戻ってきて無い見たいなんだけど
余興としてでもなんでも纏まらないのは先生嫌いよ？

一人って言うなら、誰を見て欲しいか？って
今居る人は一人ずつ名前を挙げて行ったら良いんじゃないかな？って思うの。

(クラッカーを口に放り込みながら)

何か見へる、ね

そうそうシャーロットさん、お薬ならあの中に4日ぶんほど入ってますから、あとで見てみるといいわ。
保健の先生が、万一のためにって補充リストに入れていたようね。

検収前に使っちゃうのは少し問題ありそうですけど、今がその万にひとつの時ですし。

・・・そうだねぇ・・・ま、一応まだ他にも当たっていない場所はあるんだけどね・・・

・・・ねぇ・・・？（ステラのほうに視線を移しつつ）

ま、霊能者でござい、と言われたところで俺ぁ信じられねぇしな。
イザベラせんせの言う通りでも、そいつの好きにさせりゃいいんじゃねぇか？

ま、挙げろといわれたら、メイにしとこうか。

そうねえ。
私ならラッセルくんが気になるかしら。

頭のいい子のいたずらって、結構ブラックだったりするのよね。

oO(あ、遊びよ、これはあくまでも…。みんなの不安を少しでも和らげなくちゃ…。)

――セシリアとイザベラの言葉に頷きながら――
それなら、とりあえず「信じたい人」をみんなで挙げて、最多得票の人を「霊能者」さんに見てもらって、その人が悪霊じゃないなら、とりあえず黙っててもらう、というのはどうかしら?
だぁれも結果を言わないってことは、悪霊なんていませんでしたってことよね。
悪霊なんていたとしても、少なくとも、「信じたい人」については、悪霊じゃないってことになるわよね?

えーと、そういう風にしてもいいなら、私はラッセルくん。
色々知ってそうだし、落ち着いているし、なんだかリーダーシップを感じるの。すごく頼りになるわ。

正直本当にこっくりさんでおばけが出てくるのか分からないけど、強いてあげるとすれば…セシリアさんを挙げておくわ。

でも…私はあんな事が出来る犯人なんかいないって思いたいの。

信じたい人を選ぶんですね。それだったらラッセル先輩かな。

う〜ん、わたしは誰だろう…ステラ先生がいいかな〜、べ、別に先生が悪戯したと思ってる訳じゃないよ、うん、心の拠り所と言うかなんと言うか…
ほらどうせ遊びだし、悪霊が居るかどうかもわかんないし。

それとも…この中に悪霊が居て…それを感じれる人が居ると仮定して考えるのかな…

―シャーロットはニーナに深く感謝した―
ごめんなさい、本当に手間ばかりかけさせてしまって…。
後で確認しておきますわ。
えっと…以前から保健室に保存してある３日分とニーナさんが持ち込んできた４日分…。食料とほぼ同時期に尽きそうだけど救援を待つしかないか…。

ああ、ステラ先生の方法がいいみたいですね。
その方法なら、どっちにしろ安心ですね。

なぁ・・・あのラクガキ・・・誰が書いたんだ？


・・・ま・・・マサクゥル？・・・皆・・・殺し？


―カミーラの視線の向こう・・・窓の血文字に加え、新たな文字が描かれていた・・・―

ステラさんの言う方法で希望を提示するならば…。
私が一番信じたいのはラッセルさん…。
ずっと見てきたけど、いざと言うとき頼りになるし…。
ラッセルさんには重荷になるかもしれないけど、一人だけ最も信用したい方を挙げるならの選択肢ね。

>>348
ん。気にすんな。ありゃ、俺が書いた。

―ステラの話に頷いて話を続ける―
…そうね、もしその人が悪霊でないなら黙っていてもらっていた方が悪霊にも誰が霊能者なのか区別がつかないだろうし…。
無言でもその人に悪霊はいなかったという事になるわね。私は先生の意見に賛同するわ。

これは本当に悪霊がいて私たちに明確な敵意を向けているという場合の話ね。

やっぱり怖くなってきたわ…。

――窓の方を向いて――
えっ？なに？何かあるの??

え、この部屋にはいつも誰かはいたはずだから、あんな文字を書ける人はいないんじゃない？

え、え？何？どういう事？悪霊が居るの？今って何の話してるの？わたしよく解んなくなって来たよ？
セシリアやステラ先生、シャーロット先輩は悪霊が居ると思ってるんですか??
なんの話してるんですか？少し想像力が豊か過ぎません？
確かに今は変な状況ですけど…

>>350
・・・ったく・・・くだらない悪戯やってる場合かっての！！

。o0○(ノーマンさんは私たちを落ち着かせるために、自分で書いた、って言ってるみたいね。)

――我に返って――
そ、そうよね! イタズラよね。ふふふ。
oO(そうよイタズラねイタズラなんだわ…)

――出来る限り小声で――
メイ、きっと悪霊なんていないのよ。こんなお話、してたとしても、明日はきっと、だぁれも結果を言ったりしないわ。
杞憂だったねって笑ってオシマイ、先生はそう思ってるのよ。

>>355
……いいだろ、暇なんだから。

落ち着けよ、メイ。ありゃ俺の悪戯だ。明日もやるから、安心して窓を磨いとけ。

霊能者、ね。
その話が本当なら興味深いね。僕を視ることに決まったのかな。

ロッテ、重荷だなんてとんでもないさ。
君にそう思われるなんて光栄だよ。

――ステラの言葉に頷いて――
そうだよね、何も無いよね？霊なんて居ないよね。
でも皆変だよ？まるで明日何かが起こるって思ってる様に見えるんだ…

―窓の外を見て―
明日は晴れるといいなぁ…。
怖いけど、明日にはただの噂だったという事で終わるよね？

――窓の外を見て――
何も怖い事なんて無いと…思う…よ

>>360
なにもねぇよ、あほ。
いいか、よく見れ。

「We ll Kill you all」　「Massacre」
（お前ら皆殺し）　　　　　（まーさかー）

読んだか？
書いた人間がいうんだから安心しろ。そんな顔すんな。寝れ。

寝るのはぇえな。

よう、おっさん。おっさんも外に行こうとした口か？　すげぇ格好だぞ。

―憔悴した顔で口を開いた―
遅くなってすみません。どこか避難できる道はないかと見ていたのですが。

…駄目です、裏山も通れたもんじゃない。
うっかり転げ落ちる寸前でした。

……ダニエルさんかしら？おかえりなさい。
―ノーマンの言葉に苦笑しつつ、ダニエルに対して何とか微笑んで挨拶をする―

あぁ、信用したいと思う人の名を挙げた方が良いのかな。
そうだね……やっぱりミルズ先生かな。
大規模な追試の余興じゃないなら、この中で一番の人格者だと思うよ。

ダニエルさん、ご無事だったんですね。良かった。
宿直室か運動部の部室の方にシャワーがあった筈ですから、お使いになってはどうですか？

ああ、そうだったね。こっくりさんをやろうか、って時にラッセル先輩はステラ先生を対象にしようとしてたんだっけ。

―食器の片付けの手を止めて―
あら、ダニエルさん。こんな寒い中で無理すると風邪ひきますよ?
ひとまず、シチューでも召し上がって暖まってくださいね。

ちょっと着替えてきます。
皆さんの様子から見ると、どうやらややこしい事になりそうだ。

―窓ガラスに目を向けた―
…何ですかあれは。こんな状況でふざけられるのも困るんですがね。

ああ、そういえば皆さん
用務員室には風呂が付いてますから
良かったら使ってください、狭いですがね。
すぐ沸かしておきます。いつでもどうぞ。

そうそう、信頼できそうな人を選ぶとしても、もちろんラッセルくんよ。>>351はちょっと反語っぽく言っちゃって紛らわしかったわね。

>>341の間違いだったわ……

紛らわしかったかしら…。ごめんなさい。

―先生から今までのいきさつを聞いている―
生徒が行方不明になる事件は、私もいくつか聞いた事があります。
私がこちらの学校に勤めだしてからも何度かありましたし
それ以外の…噂話や怪談なんかではそれこそ山のように。

しかし私自身は信じてませんがね。
幽霊よりも生きている人間の方がよっぽど怖いですよ。

俺ぁもう寝るぜ。いい加減眠いしな。

なんかあったら起こしてくれ。……いや、いい。寝かしといてくれ。

・・・アタシも寝る・・・
流石にちょっと厳しいわ・・・

ラッセルくんはみんなに信頼されているのね。
――目を細めて頼もしそうにラッセルを見ている――

ダニエルさんとユージーンさんの希望が両方私じゃない限り、ラッセルくんでいいと思うわ。
oO(きっと誰も何も言ったりしないわ…何も起こらないわ…きっと…)

先生も少し眠くなって来ましたわ。ちょっと休ませてもらいますわね…。

ごめんなさいシャーロットさん、私の勘違いよ。

ちょっと寝ぼけてきてるみたいだから、今日はノーマンくんの腕を看てから寝ることにしましょう。

―そう言いながらそっとノーマンの腕の様子を見て、三角巾で腕を吊り直した―

…私もそろそろ起きてるのが辛くなってきたので一足先に眠りますわ。

薬の量が変わってからは、少し強い睡眠薬が含まれているみたいなので、突っつかれても起きられるかは分かりませんが…。
一足先に失礼します。おやすみなさい。

うん、言い直しているのに突っ込んでごめんなさい。
ニーナさんもおやすみなさい…。

こっくりさん、ですか？
……そういえば、娘も時々友達とやっていましたね。

私もやるんですか？はぁ。
そうですね、この中でしっかりしてそうなのは
やっぱりラッセル君でしょうか。

少しうとうとしている間にみんな休んでしまったみたいだね。
休み際にロッテが言っていた事が気になるよ。
突っついても起きない、か。
なかなか蠱惑的な言い回しだね。

さて、僕も休むことにしようか。

個人的にはカミーラさんも信頼していいと思いますがね。
ああ見えて優しい子なんですよ彼女は。

私、ドアの前に居ますから心配しないで
皆さんおやすみなさい。
大丈夫、きっと何もおこりませんよ。

まぁ、ダニエルが無事に帰ってきて良かったよ
大人の男手って言ったら、ダニエルだけ……
ごめんよ、アーヴァインもだね…

しかし、ユージーンはまだ部室なのか？
女子と同じ部屋は嫌と昨日ごててたから、それが原因なのかねぇ…

学校の真上は晴れているから
星が見えるのかい？

ユージーン、一人で居るのは危険だよ
みんなの所に戻っておいで…

・・・星が、いつもと違いました。
―イザベラに話を聞きながら―
・・・霊能で判断？

・・・・・・・ともあれラッセル先輩で、いいと思います。僕はステラ先生のほうが気になるといえば気になりますが。どう気になるのか自分でもよくわからないので・・・・・・寝ます。

おはようございます。
──教室を見渡して──
ユージーンさんも来てるみたいね。

カミーラさんが誰を希望したか思い出せないな。
ひょっとして、まだ希望を出していないのかな？

みんなが起きてから、寝ている間になにかあったのか聞かなくっちゃ。