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ちょっと!
[あっという間に駆け上がって行くのを急いで追う。]
あれだけ人から奪っておいて
その言い方は何よ。
宝具出してまで殺せないのはそっちの落ち度じゃないの!
[遠のく背中に向かって叫ぶ。
恐らく聞いてもいないだろうが。
駆け足で上っているとすぐに息が切れ、
徐々に追うスピードはゆっくりになっていた。]
うるせぇよ。
[空を飛ぶ姿に、一瞬、目を奪われたんだ。]
っち。
んなこた、どうでもいい。
目の前に、俺を楽しませてくれる奴がいる。
愛してるぜ。
お前だろ?
[見上げると、姿が見える。]
沖田、敬一郎…!
俺をコケにしやがったその代償、払ってもらう…!
[走りながら、右手を上げる。
ろくに狙いもつけず、撃つ。
…殺してやるぜ。
俺が、お前を。]
あれは……出来たら最初に出会ってみたかったね。
同盟を結べていたら。
キャスターと敵対にはなったか、上手くしたら三同盟組めたかも……とは思う。組めたら、ライダーに「沖田敬一郎を殺せ」と話すのが、ウツホになったかもしれないし、クニヒコとも敵対になったかも。
展開は勿論変わったとぼくは思うけれど、ヒサコは?
[相手が銃を発射するのに合わせ、日本武術独特の歩行法で僅かに右斜め前に一歩出る。まるで飛ぶかのように低く。
単純な射撃ならば、教会で対銃戦闘の訓練を受けている。相手もサーヴァントだが、今の沖田も英霊。勢いだけで発射された弾丸が彼を貫く事はない]
行くぞ、アーチャー!
[アーチャーに対して左右にジグザグに、低くまるで滑走するかのように距離を詰めていく]
はぁ……っ、はぁ……。
[ようやくたどり着いたときにはすでに戦闘が始まっていた。]
……教会で会ったときとあの人、雰囲気が違う。
本当にサーヴァントを吸収して……。
[息を整えながら戦いの様子じっと見つめ、
手のひらの令呪に視線を落とす。]
……使わせないでよ。
あぁ、お前も速いよな。
[ランサーともまた、少し質の違う速さ。
体感としては、同じくらいか。]
ウハッ。
いいじゃねぇか。
リベンジマッチにゃ、ふさわしいぜ。
[こちらの狙いを定めにくくするためだろう。
姿勢を低く保ち、不規則に動きながら近付いてくる。]
あぁん。
面倒臭ぇことしてんな、また、お前も。
くだらねー。
[ぐ、と両手を上げ、前に向ける。]
[乱れ撃つ。
次々と地面に穴が空く。
別に細かく狙いを定めずとも、最終的に打ち抜けば同じことだ。]
あはは!
さっさとここまで来いよ!
がっつり戦ろうぜ?
クフ、ふ。
ハッピートリガーめ・・・・・・
[数を撃てば当たる、そういう思考の持ち主である事はこの数秒で理解した。その程度ならばこのままいける。
その銃撃全てを避け、間合いに入った瞬間に胴を横に凪ぐ]
本当は今日キャスターと激突する予定だったようです。
残念ながら相手のマスター殿が就寝したのでもうキャスターは動けないそうで。
キャラを変えつつ戦闘両対応とか、なかなかマゾいな(笑)
まあ、どっかで無言のままエビチュでも飲んでるんだろう。
よぉ。
ようやくここまで来たな。
クハッ。
[に、と笑う。
半歩だけ引く。
脇腹から腹にかけて、かなり深く切り裂かれる。
だが別に、致命傷にならなければ、大した問題ではない。
「彼」が少し文句を言うだけのこと。
もう奴も慣れただろう。]
ここなら、そう簡単に避けられないだろ?
[撃つ。撃つ撃つ撃つ。
左は腰だめに、右は自由に伸ばす。]
こいつ・・・・・・!
[斬られても、全く怯む様子を見せない。
まさか接近戦でその戦闘力を発揮するアーチャーが存在するとは予想もしていなかった。
一歩右に大きく跳びながらその銃弾をそらす。
全てを避けきる事が出来ず、左肩を掠める]
ぐっ・・・・・・!
[久子は悩んでいた…
主に変態バインのせいでいろいろなものがなんだかアレっぽく思えてしまうことに。]
敬一郎とアンリ・マユも合体…じゃなくて吸収だったか。
最初にアサシンTと接触してたら…たぶん、同盟は保留してたかな。
隙のなさそうな相手との同盟って怖いし、なにより中身がいっぱいいっぱいで(笑)
ランサーの目的を知ってからは、相談相手がいる同盟がうらやましかったなー。
…んだよ。
逃げんなよ。
[敬一郎が飛んだ方向へ、撃ちながら距離をつめる。]
お前だって、俺が遠くにいたら困るだろ?
なんでお前ら、そうなんだよ。
それで、やってられるのか?
それで、楽しいのかよ?
我慢が効かねぇよ。
俺は。
それでいんだよ。
[ランサーとの戦いでも、見た。
少し身体をずらす。
左腕も上げ、交互に銃を連射する。
刺し違えても、殺してやる。
だが、その弾丸が向かう先を見る間もなく、三つの光が身体を貫いたのを感じる。
激痛が全身に広がる。
急所は外れているはずだ。
だが、急速に力が奪われていく。
激痛のあまり、どこを貫かれたかも、瞬間、判断できない。]
ッ…んだよ。
違うだろ!?
もっと動けよ!もっと…
まだ、あいつを殺してねぇぞ!
・・・・・・
[手ごたえはあった。
だがきっと彼は消滅する寸前まで銃を打ち続けるだろう。
ならばここで決めなければいけない]
”星を喰う者”
斬撃皇帝
[境内が揺れる。そしてその剣は巨大は塊へと変貌を遂げていく]
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