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貴方を倒す!
私を悩ませて来たものは
[脳裏に一瞬浮かび上がる、爛れた大地…ガイアの最期……
歯を食いしばった。
本当に正しいのは、正しい 願い とは何なのか……]
―教会―
[速度を落とし、気配遮断を行った。
無駄だろう
そんな事は判っていた。
打てる限りの手を打って、沖田敬一郎を倒す。
相反する二つの思いに……もう心を切り裂かれたくは…ない!]
Noircir......
彼女の真っ白なワンピースは、漆黒の闇の色を纏った。]
貴方を倒せば……
私は、聖杯から "召喚" されなくなる筈ですわ。
私は、悪しき干渉を止めるために……世界と契約を……
・・・・・・
[虚空に向かい、まるでその先に誰かが居るように語り掛けるような仕草をしている。
そして、その気配が近づいているのも把握している。気配探知ではない、違う何かのラインがそこには存在した]
[教会の扉に忍び寄る。
ここは、彼の"拠点"だ。当に自分の到着など、知れているだろう。
構わない、ならば。
神経を研ぎ澄ます。
中からは、静かな思念が溢れ出してくる。]
そしてまた英霊の座で。
君は嘆くだろう。
自分がなした事は歴史にとって闇でしかなく。
その結果何も変わりはしない。
君から見て人は愚かなままだ。
君の苦しみは、永遠に終わらない。
来たか、アサシン。
[静かに目を開き、扉を見据える]
君の答えが出たようだな。
愚かな娘だ、シャルロット。君の魂が安らかに眠る事は永遠に無いだろう。
……くっ。
[教会の扉を隔てたこちらとむこう。
流れてくる思念に、唇を噛む。
沖田敬一郎の言葉は、心の確信を突く。
そう、私は、民を……憎んでいるのだから。]
−駅前−
[駅から、帰宅途中の学生や会社員の群れが降りてくる。足を止めて歩き、不自然なスピードを隠す。
あがった息を整えて、教会方面の空を見つめる]
お願いです、マリア……。どうか早まらないで。
[扉の前で、シャルロットの髪が微かに揺れる。
それは風のせいではなく……
ナイフを握り締める指に力が入る。爪が手のひらに食い込む感触、未だ治癒されぬ皮膚の焼けるような痛み……]
私が望むのは
(本当に望んでいるのはなんだろう)
[チリチリと心が焼け付く]
(英雄になるとは、どういうこと?)
英雄とは即ち……
君の成した功績は誰に評価されたんだ。
歴史に残った君は、唯の暗殺者。
君は革命を起こしたかったのではないのか。歴史を変える聖人になりたかったのではないのか。
今の君は、黒く汚れているな。そのまま英霊の座に居続けるか。
−西ブロック・教会近く−
[ドクン、と魔力が騒ぐ。何の痛みかはわからない。令呪が痛んだ]
教会が、見えた。
[前方に教会。何事もないようにそこに佇んでいた]
……そう。
私は歴史を変えたかった。
私は英雄になりたかった。
そう。
私は"人類"に評価されたかったんだわ。
だから私はサーヴァントとして世界と契約した。
だから、今こそ、人類を救おう。
真の英霊になるために!
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