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[カツカツと革靴の音を立てて、二人に近付いて行く。]
──…ちょうど、自分も水鏡で誰を見たのか、知りたくて来たのです。
夜桜さんだけにお話があるんですがねえ。
[無表情で望月をじっと見つめ、]
『時間が無い。』
あたしが見ましたのは、
さつきさま、枚坂さま、雲井さま……そして、屍鬼であった碧子さまです。もし、望月さまの影を見ていましたら……この地では、影が薄くなっていたでしょう。
[夜桜は、望月の影を指差した。
この会話は、廊下にいるものには聞こえているだろう。]
見習い看護婦 ニーナは、学生 メイ を能力(襲う)の対象に選びました。
―2階/天賀谷の書斎―
[書棚から本を乱暴に引き抜き床へと叩きつける]
ふんッ、それより『刀』はどこだ…… アレか……
[書斎の奥に所狭しと並べられたいずれ劣らぬ名刀の数々。その中から来海が吸い寄せられるように手にしたのは『勢州信伝』であった。
信伝は名刀の呼び声高い逸品であったが、曰くの多いことでも知られていた。使い手を選び、時に主に災いを呼ぶというのである。]
フフン、俺は刀のことはよくわからんが、それにしても美しい…… コイツさえあれば、ヤツらとも十分戦えるだろう……
見てろよ…… 目に物見せてくれよう…… ククッ
[来海は満足そうに刀身を覗き込んだ]
―三階/階段―
[少し前、それが実際にはどれだけの時間を意味するか、判断する基準は疾うに失われていたが、其処は碧子が屍鬼と宣告され、死を向かえた場所であった。
誰が片付けたものか、その痕跡、と謂ってもその死は余りにも手際の良い物で有り過ぎたから、碧子の手から滑り落ちた拳銃位の物だっただろうが、痕跡は何一つ無い。
何の感慨も持たぬ様に、そのきざはしを踏み越え、二階へと降りて行った。]
[首を大きく横に振る]
俺は、人を殺した。
屍鬼が二人殺す間に、俺が、二人。
……俺にはわからないんだ。もう一人俺が俺の中に巣食っていて、それが俺の知らぬ間に、さらに人を殺めているのかもしれない。
逃亡者 カミーラは、冒険家 ナサニエル を能力(占う)の対象に選びました。
[異界と現実世界の距離が近い。
夜桜だけでは無い生者の匂いが辺り一面に漂い、仁科は気が狂いそうな程の衝動に駆られる。否、果たして──…異界におちてから既に…もうずっと狂うて居るのかもしれなかったが。]
──…苦しいィ。
[吐く息は異様なまでに冷たい。]
わからないんだ。
[呻く声。廊下に居合わせたほかのものにも声は聞こえたろう。]
俺自身にも俺が屍鬼でないと言い切れないのに、どうして夜桜さんが俺を人だと思ったのか……。
お尋ね者 クインジーは、冒険家 ナサニエル を投票先に選びました。
あなたさまは、ご自身が屍鬼と仰りますか?
それとも、──鬼と。
[夜桜は艶めいた笑みを浮かべた]
単なる鬼であれば──ここにも鬼はおります。
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