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[...も夜空に目を向けた]
綺麗でしたよねぇ。花火。
けど、こんなに静かだと花火が幻だったのかと思ってしまいます。
…素敵な人かぁ。
私もそうなりたいなー…。
[...は筋を取らず蜜柑をモグモグ]
幻…ですか。
[もう一度、窓の外の空を見やる]
確かに、終わってみれば静かなものですね。
でも、それでいいのかもしれません。
いろんな人の、いろんな想いがこもった花火ですから。
いつまでも残ってたら、なんだか恥ずかしいですよ…。
[少し俯きがちに、肩をすくめて小さく微笑む]
ステラさんは、素敵な人だと思いますよ。
現にこうして、新しい道を探しはじめてる…。
あたしなんて、またお店に戻ってやりなおしですよ。
変わらなきゃって思っても、なかなかその一歩を踏み出せません。
[手元のみかんに視線を落として、小さく苦笑する]
…ここで会った人たち、ですか。
それはどうでしょう?あたしにもわかりません。
ほんとのところ、あたしもこの数日間は夢だったんじゃないかって、ときどき不安になるんです。
[肩をすくめて微笑む]
でもきっと大丈夫。
今は分かれ道になっていても、きっとどこかで道はつながっているはずです。
みんながこうして前に進んでる限り、またいつかどこかで会えるでしょう。
ありがとうございます
[セシリアの言葉に照れる]
お店ですか?
じゃあ、私が旅に出掛けながらセシリアさんのお店を必ず探し出してみせますよ。
[...はセシリアに微笑む]
でも、セシリアさん「旅に出てみよう」と思ったのが変化の第一歩じゃないですか?
ねっ?
あ…。
[ステラの言葉に、一瞬考え込み]
…そうかもしれませんね。
あのままずっと、同じことを繰り返すだけの生活を送っていたら、今ごろあたしはどうなっていたのやら?
ふふ、ありがとうございます。
お店、きっと見つけてくださいね。
旅のお供に、素敵な本をご用意しておきますよ。
[顔を上げて、にっこりと微笑む]
…さてと、気がつけばこんな時間ですね。
そろそろお部屋に戻りましょうか?
夜更かしはお肌に悪いですから。
[...は仕方がなく火燵から出て来た]
お肌に悪いのは嫌だ…。
素敵な本楽しみにしてます。
中)
そうですか…。なかなか時間が合わないですね。
もう少しお話したかったんですが限界に近いのでこの辺で。失礼します
[...はこたつから出てきたステラに、クスリと微笑み]
ふふ、楽しみにしててください。
あたしも素敵な旅のお話、楽しみにしてますよ?
それではおやすみなさい、良い夢を…。
(中/
あたしもそろそろ寝ないと起きれないかも…。(苦笑
遅くまでお付き合いありがとうございました。
それでは、おやすみなさい…。
[――談話室。...はこたつに座って、セリアからもらった口紅を眺めている]
…口紅、かぁ。
[なんとなくキャップを外し、くるくると中身をくり出してみる]
そういえば、最近はいつもリップクリームだけだったね。
[ぼんやりとその淡い桃色を見つめる]
…ま、あたしは乙女って柄でもないけどね。
[小さく肩をすくめて微笑むと、再びキャップを閉じる]
ありがとう、セリアさん。
(中/
セリアさん、反応遅くなっちゃってごめんなさい…。
口紅は大事に使わせていただきますよ。
って、使いかけですか!(笑
これはセリアさんとの思い出として、大事にとっておこうかな?
[...は部屋の窓から旅館に出入りする人達を眺め微笑んでいた]
今日も此処の旅館は賑やかですね。
セリアさん忙しそうだけど頑張っているみたいで。
[そう言いながらセリアから貰ったエプロンを鞄にしまう]
セリアさん、ありがとうございます。大切に使わせていただきます。
[...は此処を出発する時間が刻々と迫ってきていた。
部屋を見渡し忘れ物が無いか確認をし、部屋を後にする。
その鞄には照る照る坊主が―――]
[...がこたつで暖まっていると、鞄を持ったステラの姿が見えた]
…あ、ステラさんこんばんは。
[ぺこりとお辞儀をする]
その鞄…ステラさんも、出発されるんですね。
はい。
でも、お別れじゃないですよ。
みんなに会える事を願いながら、また此処にいつか帰ってきます。
[...は微笑んだ]
では、いってきますね
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