17 薔薇恋愛RPようこそｱｰｳﾞｧｲﾝ屋敷へ
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流れ者 ギルバート
[押し退けようとする腕を掴み、強引に引き寄せる。
互いの顔が見えないように正面から強く抱き締めて]
誰が行かせるかよ。
言っただろ、離さないって。
[少しだけ腕を緩め、頬を撫ぜ]
…今、俺が誰のものなのか、教えてやるよ。
[そのまま、適うなら寝台まで移動しようと。
抗うならばいっそこの場で]
冒険家 ナサニエル
[普通なら安堵を感じる感触なのになぜか恐怖しか感じなくて。緩められた腕からも逃げられず]
は、離せよ、離せ、離せよっ！
[思い切り腕を振りほどこうとした...の体からふと力が抜ける。以前の熱がまた上がってきたのか。くらりと眩暈を覚え、僅かに抵抗がゆるむ。くずおれそうになり、一瞬ギルにしがみつく形に。
しまったと思ったときにはもう遅かったのかもしれない]
流れ者 ギルバート
[力が緩んだ隙に寝台へ連れ去って。
寝台に沈めたナサニエルの上で、状況に合わぬ苦笑が落ちる]
…流石にそこまで抵抗されっとな。
本気でお前が嫌だって言うんならできねぇよ。
俺は、ナサを傷付けたいわけじゃない。
[額に触れる唇は酷く慎重に。
一度触れればそれまでで、もう何もせず]
冒険家 ナサニエル
[ベッドの柔らかさと額へのキスで幾分か落ち着いたものの。それでも今の状況を改めて見ると顔に朱が広がる。離れていくギルに無意識に腕を伸した]
…ギル…！
[熱で頭が正常にならないのかそれともずっと吐き出せなかった何かか]
お前…結局何もできないんじゃないか。
一回ヤッて捨てるのと、俺からしたらかわんねぇよ
俺は大事にされなきゃ生きてけないほどひ弱じゃねぇ。
違うってんなら証拠見せろ。
無理やりでも、奪って見せろよ。
[最後はあの挑発的な...に戻り、ぐい、とギルを引き寄せると今までとは違った、深いキス。にやり、と笑みを浮かべると]
お前に度胸あるか、見てやるよ
流れ者 ギルバート
[伸ばされた腕に捕えられ、逆転したかのような立場。
深く唇が合わされば、其の熱さに目を見開いた]
…ナサ、お前…
[体調には気が付いた。
けれど、此処まで言われて引き下がれる筈も無い]
……悪かったな。
お前に嫌われたくなくて必死なんだよ、俺は。
無理矢理にしてこれっきりなんて嫌だったんだ。
[顔を落とし、口付けるのは耳朶]
覚悟しろよ、ナサ。
止めなかったのはお前なんだからな？
[囁いた耳元、其の直ぐ傍に吸い付いて。
赤い華を残そうと]
冒険家 ナサニエル
[触れられる所が熱を持ち、浅い息を繰り返しながら]
誰が…とめるか。
嫌だといわれても俺が止めさせないさ。
俺が嫌うんじゃない。
お前が俺に嫌われなきゃいい。
そうさせてみろよ。
俺が、離れられないようにしてみればいいさ。
[耳元で囁かれてふるりと震えたけれども。弱いところ見せたくなくてわざと気丈に振舞う。それでも肌に赤い華が咲いた瞬間、びくりとはねる反応は隠せない]
……ぁ…っ。
流れ者 ギルバート
難しいこと言うなぁ。
[肌に唇を触れさせた儘で小さく笑う。
つい、と指先で頬を撫で、襟元に滑り降りて釦を外し]
俺がお前から離れないってなら、幾らでも誓えるんだけど。
まぁ…精々努力はさせていただきますよ。
[冗談混じりのような口調は笑みに彩られ。
微かに上がった声にぴくりと肩が跳ねる]
…あー、ヤバイな。
手加減効く自信ない。
[くすりと自嘲を零して舌を出す。
肌から離れぬままの其れは皮膚を僅かに擽った]
冒険家 ナサニエル
ぅ…ぁ……っ
[肌蹴られた肌に触れられ声が上がるのを懸命に抑えて。言葉の荒さとは裏腹に胸を這うギルの頭をそっと抱きしめると髪にキスを落とす。熱はただ、情事への欲を促進させるだけで。熱のこもり始めた息を一つはき]
いいよ…離れないから…離すな…
俺を壊してもいい…から…ずっと…そばに…いさせろよ…
お前に…こうしていいのは俺だけだ。
[切なそうに一言、呟く]
流れ者 ギルバート
[呼吸に上下する胸元は酷く熱い気がした。
其れの恐らく半分くらいは彼の体調に因るものだろうけど。
解っていても、触れれば其の熱に煽られる]
壊さねぇよ。
ずっと一緒に居たいから、壊さない。
[幾つも散らした赤。
其の内のひとつ、心臓の上に付けたものにもう一度口付け]
…ああ、俺はお前だけのものだ。
その代わり、お前は俺だけのものだからな。
[所有印をまたひとつ増やして。
僅かに体を浮かせ、自身が纏う上着を*脱ぎ捨てた*]
冒険家 ナサニエル
[ギルの肌に触れ、首筋をなぞりながらそこへ小さく噛み付き、自分と同じ華を咲かせる。上気したギルの肌はその印を鮮やかな色へと変えた。
思考が塗りつぶされていきそうな中、ギルの言葉へ、挑発的ではなく、幸せそうな笑顔をほんの少しだけ、こぼし]
…ん…。大丈夫。
俺は…ずっとお前だけ…見てた…
…*愛してる、から*
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