人狼物語


72 檻の中の人狼

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視点:


双子 ウェンディ は お尋ね者 クインジー に投票した


ちんぴら ノーマン は お尋ね者 クインジー に投票した


逃亡者 カミーラ は ちんぴら ノーマン に投票した


文学少女 セシリア は 逃亡者 カミーラ に投票した


資産家 ジェーン は 逃亡者 カミーラ に投票した


お尋ね者 クインジー は ちんぴら ノーマン に投票した


医師 ヴィンセント は 資産家 ジェーン に投票した


ちんぴら ノーマン に 2人が投票した
逃亡者 カミーラ に 2人が投票した
資産家 ジェーン に 1人が投票した
お尋ね者 クインジー に 2人が投票した

逃亡者 カミーラ は村人の手により処刑された……


ちんぴら ノーマン は、医師 ヴィンセント を占った。


【赤】 文学少女 セシリア

医師 ヴィンセント! 今日がお前の命日だ!

2007/11/23(Fri) 23:30:00

次の日の朝、医師 ヴィンセント が無残な姿で発見された。


現在の生存者は、双子 ウェンディ、ちんぴら ノーマン、文学少女 セシリア、資産家 ジェーン、お尋ね者 クインジーの5名。


文学少女 セシリアは、ちんぴら ノーマン を能力(襲う)の対象に選びました。


文学少女 セシリアは、双子 ウェンディ を投票先に選びました。


双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:41:35

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:43:22

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:45:34

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:50:48

文学少女 セシリアは、ちんぴら ノーマン を投票先に選びました。


文学少女 セシリアは、双子 ウェンディ を能力(襲う)の対象に選びました。


資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:52:43

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:55:28

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:56:06

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/23(Fri) 23:59:27

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:00:20

文学少女 セシリア

[聖銀と接触したナイフの刃から黒い雫が滴った。そしてその柄にもびっしりと黒い指紋が浮かび上がる。
 ナイフを掴もうとしたカミーラとナイフを弾こうとしたセシリア。
 二人の手がぶつかり、ナイフは滑って檻の入口に弾かれる。]

(0) 2007/11/24(Sat) 00:00:46

ちんぴら ノーマン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:01:23

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:01:48

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:04:58

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:05:18

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:06:50

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:09:08

ちんぴら ノーマンは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。


資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:19:10

お尋ね者 クインジー

「ナイフよりも、爪や牙を使えばいい…」
「すでに人狼と化しているならば――」

[セシリアは、そう挑発してカミーラを煽った。

 本当だろうか?

 クインジーは、二人のやりとりが欺瞞でないか動きを観察していた。手の中では、イザという時のために聖銀の鎖を弄んでいる。]

(1) 2007/11/24(Sat) 00:25:58

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:27:11

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:43:22

お尋ね者 クインジー

[セシリアの手から離れたカミーラのナイフは、黒い雫を孤のように描いて檻の入り口へと滑った。

 不気味だった。何らかの呪具だろうか。

 触っていいものか知れたものではない。


 カミーラの手から武器が離れたの見て、クインジーは頃合いと見てとった。]

 そのへんにしておけ。
 カミーラが人狼であれ人であれ、できれば供述書に署名をして貰いたいのでね。

 これから、尋問にかける。

(2) 2007/11/24(Sat) 00:45:06

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:45:23

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 00:48:55

資産家 ジェーン

―アーチボルト家→広場―

[木の棒を支えにしつつも、強引に広場へ引き連れられる。粉屋の女将はここにはいない。何故なら――ミッキーの元に居るからだ。呪いとしか思えない状態のミッキーの元に。

ジェーンの手に、一振りの刃物が渡される。形状はカルドに似ており、突き刺す形――掌の縦1.5倍程度の長さをしている。]

「魔女じゃないって言うンなら――あの人狼を殺せ!」

[殺せ!殺せ!殺せ!と、周囲が野次を飛ばす。
 ―――”セシリア”を殺せと。
 雨が上がり、大気中の塵が地に落ちて空気は綺麗だったが、怨恨の声が蔓延しているのは良い皮肉だ。

檻の中からは、「殺せ」という声だけで、ジェーンが近くに来ているのは見えない。]

(3) 2007/11/24(Sat) 00:51:21

資産家 ジェーン

―檻―

[カミーラはクインジーの言葉を聞く事なく、またセシリアもカミーラに冷ややかな瞳を注いでいた。
 ――カミーラが懐から予備のナイフを取り出し、再度の格闘――

しかし、それは呆気なく幕が下りた。]

「良し――入れろ。」

[檻の元に、一団が現れ――鍵が開けられた。
その瞬間、その身からは思いもよらぬ速さで――そう、実際には遅くもあったのだが――ジェーンは、刃物ごとカミーラにぶつかっていった。]

[吸い込まれるように。
偶然にも、鋭い切っ先がカミーラの心臓を貫く。
切っ先が、カミーラの肌から嫌な煌きと共に顔を出し、血が舞った。]

―――くぅ……。

[ジェーンは顔を歪め、目を瞑って、ぐいぐいとカミーラへ刃物を押しつける。――もう、絶命している事も知らずに。]

(4) 2007/11/24(Sat) 01:02:48

資産家 ジェーンは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。


資産家 ジェーンは、ちんぴら ノーマン を投票先に選びました。


お尋ね者 クインジー


[言葉を聞かぬ二人に、クインジーが制止にいざ入ろうとした時だった。
 ガチャ、と檻の戸が開かれる音とともに、クインジーの死角から一つの影がカミーラにぶつかった。

 ……ジェーン!?

[誰何する声にいらえがあるより早く、カミーラの躰が傾ぐ。]

 お、おい!

[ジェーンは強い意志を込めるかのように目を閉じていた。
 カミーラの躰が海老反る。喘ぐようにぱくぱくと上下する頤。持ち上げられるように反った足は痙攣していた。]

 しまった――

[クインジーはカミーラからジェーンの躰を離そうと、割って入る]

(5) 2007/11/24(Sat) 01:18:05

資産家 ジェーン、無我夢中で刃物を押し続けている。

2007/11/24(Sat) 01:19:31

【赤】 お尋ね者 クインジー

[割って入る刹那、一瞬だけ爪が鋭利な刃物のように切り立った。

 す――と音もなく背中側からカミーラの心臓を刺し貫いていた。]

(*0) 2007/11/24(Sat) 01:21:04

お尋ね者 クインジー

 ジェーン! ジェーン、よせって!!

 嗚呼……

[その時には、既に遅かった。仰け反ったカミーラの瞳に意志の光は既になく、彼女は絶命していたのである。]

(6) 2007/11/24(Sat) 01:22:39

資産家 ジェーン

「くそッ、誰がこっちの女を――」
「やぁやぁ待て。仲間だと、確か言っていたぞ。」
「フン。それがどこまで信用出来るものか――」

[檻の外では言い争いが始まっている。]

ふぅ…ぅぅぅ…ぅ、ぅ……

[食い縛っていた歯を緩め、息を継ぎ、気持ちの悪い汗を流して。クインジーに強引に、身体を引き剥がされ――視線は地に。]

[激しく息をつく。]

(7) 2007/11/24(Sat) 01:27:23

お尋ね者 クインジー

 ……なんてこった。参ったな――

[セシリアに更なる拷問を加え確証を得ることも、カミーラ自身から真偽を聴き出す間もなく、カミーラ自身の生命は喪わしめられたのだった。]

(8) 2007/11/24(Sat) 01:28:34

お尋ね者 クインジー

 ジェーン!

 ―― 一体どうしたんだ?

 こいつに恨みでもあったのか?

[当惑と失望、欲すべき情報が失われた苛立ち、怒りやカミーラの命を惜しむ感情以上に、ただ不可解な眼前の出来事への混乱と動揺が先に立つ]

(9) 2007/11/24(Sat) 01:34:58

資産家 ジェーン

「大体、この人狼は未だ殺す訳にはいかない。そうだろ?――まだまだ吐いて貰わなければならない。」
「コイツが本当に人狼だったか――、訊き出すしか」

[檻の外では、カミーラの真偽を質すべく更なる尋問を求める気配がある。

ジェーンは、カランと刃物を落とした。
身体を支える力もなくなり、へたり込もうと――]

(10) 2007/11/24(Sat) 01:35:24

資産家 ジェーン


―― 恨みなんて、ないわ。

(11) 2007/11/24(Sat) 01:36:26

【墓】 逃亡者 カミーラ

[愛用のナイフを拾い損ねたため、懐から予備のナイフを取り出し、再び戦闘態勢に入る。
だがその時、唐突に檻の扉が開かれた。
次の瞬間…刃物を持ったジェーンが、何かに吸い込まれるように、カミーラを背後から刺した。
その刃はカミーラの心臓部を貫き、刃先が血を滴らせて姿を現す。鮮血が噴水のように飛び出していく。]

(+0) 2007/11/24(Sat) 01:36:42

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 01:37:55

お尋ね者 クインジー、資産家 ジェーンの肘を支えた。「――おい……」

2007/11/24(Sat) 01:39:18

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 01:39:53

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 01:41:29

資産家 ジェーン

[肘だけを上げられた中途半端な格好のまま、ジェーンは膝をつく。]

……恨みなんて…ありません。

――咄嗟に
             動いてしまった
     それだけ

[ジェーンは自嘲した。]

(12) 2007/11/24(Sat) 01:41:42

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 01:45:15

お尋ね者 クインジー

[クインジーは嘆息し、今一度カミーラの疵を確かめた。

 背中側から心臓を一突き。

 武器を取る身である己には、背中側から心臓に達する疵を与えることは難しいことを知っていた。背骨と筋肉、骨が邪魔になる。

 ジェーンの無我夢中の力がそれを可能ならしめたのか、それとも彼女はこうしたことにある程度の習熟があったのか――]

 ……見事なもんだ。

[クインジーは呟いた。]

(13) 2007/11/24(Sat) 01:48:33

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 01:50:49

お尋ね者 クインジー

「咄嗟――」

[その言葉に、ハッとジェーンの顔を見直した。
 そこに浮かぶ何らかの感情の影を窺うかのように]

(14) 2007/11/24(Sat) 01:54:33

【墓】 逃亡者 カミーラ

[背後から来たジェーンに刃物で刺されたことにより、カミーラの身体が海老反る。口がぱくぱくと上下し、足が痙攣をもって反るように持ち上げられていく。瞳からは鋭い意思の光が消えてしまう。
こうしてカミーラは、ジェーンに刺殺されて絶命した。]

[残念!カミーラの「戦い」は、
ここで終わってしまった!]

(+1) 2007/11/24(Sat) 01:55:13

お尋ね者 クインジー、資産家 ジェーンの隣に佇み、彼女が落ち着くのを待っている。

2007/11/24(Sat) 01:58:59

文学少女 セシリア

[村人達の声]
 [殺せ][殺せ][殺せ][殺せ][殺せ][殺せ][殺せと、]
[──檻へ向かい来る。]

[群衆の怒声はかつて彼女自身が、絶望の淵に立たされた日々を想起させる。][鳥肌][恐怖]
[人間1人1人の力等、微々たるもののはずだが──。]

(15) 2007/11/24(Sat) 02:00:29

文学少女 セシリア

[新しく取り出されたやや細身のナイフが、カミーラの手の中で、反射する。雨はあがり分厚い雲の隙間から、太陽が覗いた。
 彼女は反射光の眩しさに──一瞬、片目を閉じる。]

    [殺せ]    [殺せ]    [殺せ]

[憎悪][村人はまだこれだけ村に居るのか。]
 [人の数にカミーラを殺そうとする意志に、僅かな躊躇をおぼえる。────人狼である者の数を減らしている場合では無いのかもしれない。]

   [けれども、]

(16) 2007/11/24(Sat) 02:10:03

資産家 ジェーン


何が見事なものなのです……

[また、それは自嘲だった。
ジェーンの手には血が付いている。
へたり込んだジェーンの目の前には、
カミーラの動かぬ屍体。]

[檻の外は喧騒]

(17) 2007/11/24(Sat) 02:10:45

【墓】 逃亡者 カミーラ

[魂がまた一つ、地上から闇に降りてきた。
その魂の正体とは…ジェーンに刺殺された
黒衣の逃亡者、カミーラである。]

…やはりそういうことか…。

(+2) 2007/11/24(Sat) 02:11:59

文学少女 セシリア

──不完全な人狼を、殺す。

(18) 2007/11/24(Sat) 02:13:33

お尋ね者 クインジー

[ポーチから出した布で、ジェーンの手の血を拭った。
 ジェーンを右目だけが見ていた。

 カミーラが人狼か否か。
 その真実は、左目の痛みと共に刻まれていたろう。]

(19) 2007/11/24(Sat) 02:16:25

【赤】 お尋ね者 クインジー

カミーラ……

目覚めきっていなかったが故に――。

――哀れな。

[その述懐はほんの僅かな間とはいえ遭遇した“同族”への手向けであった。]

せめて安らかに……。

(*1) 2007/11/24(Sat) 02:21:00

文学少女 セシリア

[大きな男の影が、近接する彼女とカミーラの後ろにやってくる。
 その時、檻の扉が開く、重い音が聞こえた。
 
 目の前に居るのは。
 檻に無理矢理放り込まれたのは、]

──…お母さん!

[セシリアの目が大きく見開かれる。]
 [檻を囲む──群衆の声に震えた。ジェーンが再びここに連れて来られたと言う現状に。彼女は揺れ、蒼白になって立ち尽くす。]


[ドスッと重い音が響いた。]

        [────カミーラが目の前で崩れ落ちる。]

(20) 2007/11/24(Sat) 02:21:59

【墓】 逃亡者 カミーラ

[今言ったカミーラのこの一言には、一体どんな意思がこめられているのだろうか。

…最初にカミーラは、最初から最後まで「独り」であることをここで再認識した。
なぜならば、カミーラは人狼として「力」を、最後まで使わなかったからである。あの化け物共の「仲間ではない」という意思を表すかの様に。]

(+3) 2007/11/24(Sat) 02:22:08

文学少女 セシリア

[生命が失われる瞬間に立ち会う事には、慣れている。
 目の前に倒れる、短い黒髪の女が、すでに絶命している事は、明瞭だった。]

(21) 2007/11/24(Sat) 02:24:34

資産家 ジェーン、心此処にあらずといった態で、へたり込んでいるまま。

2007/11/24(Sat) 02:24:50

お尋ね者 クインジー

 念のためだ。

 焼いた方がいいな……。

[クインジーはカミーラの血が付着した布を丸め、その遺体を見下ろしながら云った]

(22) 2007/11/24(Sat) 02:27:17

お尋ね者 クインジー

 大丈夫か?

[ジェーンに声をかける。
 詰め所に居た衛士たちがカミーラの遺体を藁に包んで持ち去っていく。]

(23) 2007/11/24(Sat) 02:30:17

資産家 ジェーン、お尋ね者 クインジーに、頷くが――

2007/11/24(Sat) 02:31:23

資産家 ジェーン

[ジェーンは、セシリアの方を見まいとしたようだが、
結局、そっと窺うように見てしまった。]

(24) 2007/11/24(Sat) 02:32:46

【墓】 逃亡者 カミーラ

[だがそれに伴い、人狼達の企てた策によりカミーラはここで命を絶たれてしまった。
だがカミーラにとっては、寧ろそれで良かったのであろう。忌々しい穢れから開放されたからである。
そして現にカミーラは、

孤独を…愛しているのだから。]

(+4) 2007/11/24(Sat) 02:33:07

【墓】 逃亡者 カミーラ

[その次に、自分の村が滅びた際に己の「時」が色々な意味で「止まっている」事と、
今まで旅をともにした銀のナイフが、この村を訪れたときには既に「穢れていた」事にも…新たに気付いた。]

(+5) 2007/11/24(Sat) 02:36:30

お尋ね者 クインジー、資産家 ジェーンと檻の中で再び対峙した、セシリアに視線を向ける。

2007/11/24(Sat) 02:40:52

文学少女 セシリア

────…カミーラ。
お前の村を滅ぼした人狼、狼憑き、と呼ばれる者は確かに複数居たが…─。あの村に滅びの呪いを持ち込んでしまったのは私だ。

お前も私が私だとは、気が付かなかっただろう。
──…あの頃の私は、よみがえったばかり。
呪われた躯だった。

親しい者達と共に死すべき人間を、不完全な人狼に作りかえてしまった。…一度、目覚めた者を、不完全さ故に消すと言うのは──傲慢なのかもしれないが。

(25) 2007/11/24(Sat) 02:45:53

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラの魂は今、幻影と化して生前の姿をハッキリと保っている。意思がまだ残っているせいだろうか。
しかし残念ながら、幻影は生きている者達の目には見えない。

そして…己の亡骸が炎で「浄化」される事を知って、安心する。]

村の皆、どうか…奴らの暴走を、
「止めて」やってくれ…。

[カミーラは村の住民達に向かって、
応援の言葉をこの場で*送る。*]

(+6) 2007/11/24(Sat) 02:47:57

文学少女 セシリア

…──この村の森に辿り着いた時も。
私はまだ、肉体を持たず、黒い呪詛の塊の様な、半ば死したおぞましい存在だった。

(呪いがとけたのは──)
(……お母さん。)

[セシリアも同時にジェーンを盗み見た。
 ジェーンの視線に気付く。動揺した声で、]

…ヴィンセントさんは何処へ。

[彼が使者を出していた事等、知るはずも無く。
 ジェーンがまた此処へ来てしまった事に口唇を噛んだ。]

(26) 2007/11/24(Sat) 02:49:47

資産家 ジェーン

[ジェーンは、セシリアの長い独白を聞いていたが、
やがて、こう言った。]

…分かりません。

[それは僅かに視線を落として。]

(27) 2007/11/24(Sat) 02:53:25

文学少女 セシリア

[床にカミーラのナイフから滴った黒い雫が、数滴。
 甲高く不快な悲鳴の様な音を立てて,蒸発しはじめる。]

(28) 2007/11/24(Sat) 02:53:50

文学少女 セシリア、資産家 ジェーンを、眉根を寄せて見つめた。──戻って来て欲しく無かった。

2007/11/24(Sat) 02:54:50

【赤】 お尋ね者 クインジー

 手にかけたのは私です。
 ――エロイーズさま。

 それが咎であるならば、私も共に負いましょう。

(*2) 2007/11/24(Sat) 02:55:01

資産家 ジェーン

――貴方は

[クインジーから肘を解放され、両手ともに地へ。
 一層顔を俯き加減にして――]

貴方はセシリアであって、
セシリアではない……そうなの…ですね。

(29) 2007/11/24(Sat) 02:58:16

お尋ね者 クインジー

 わからねえな……

 ――なぜだ?

[セシリアの言葉に、呟きが漏れる。]

 なぜ、戻って来たら困る。

(30) 2007/11/24(Sat) 02:59:41

【赤】 文学少女 セシリア

──…怒りは無いのか?

例えば、檻から出た後で行うべきであったとか。
お前は私とは違う事を望んでいたのだろう?

(*3) 2007/11/24(Sat) 02:59:58

文学少女 セシリア、資産家 ジェーンに、苦しそうに頷いた。

2007/11/24(Sat) 03:00:54

資産家 ジェーン

[飲み下しがたいものが
喉元を通り過ぎていくのを待つかのように、沈黙。
動きはない。]

(31) 2007/11/24(Sat) 03:05:21

文学少女 セシリア

[檻を囲む村人には聞こえない様に、
 囁く様な声でジェーンに告げる。]

ジェーン・アーチボルド。
セシリアでは無い私も、貴女のおかげで生まれなおすことが出来た。
私も、貴女の事を、愛しているのです。
母として。

(32) 2007/11/24(Sat) 03:05:33

【赤】 お尋ね者 クインジー

 人たる身として異端審問官であることを貫こうとしました。
 貴女様を此処より出すことが私にとって全てに優先する事柄。そのためにとった行動を後悔してはおりません。

 しかし、意に沿わなかったことにご不興あらば、如何様にも罰してください。

 意に沿えなかった胸苦しさこそあれど、怒りなど――ありえましょうか。

(*4) 2007/11/24(Sat) 03:08:43

お尋ね者 クインジー、黙ったまま、不機嫌そうに眉を蹙めた。

2007/11/24(Sat) 03:11:01

【赤】 文学少女 セシリア

罰する理由等何処にも無い。

[瞬き]

カミーラを尋問してどうするつもりだったのだ…──。

(*5) 2007/11/24(Sat) 03:13:40

双子 ウェンディ

[ウェンディは檻がどうなっているのか、非常に気になった。一度クインジーが本当に尋問を行なっているのか、確かめようと思った。]

セシリアお姉ちゃん、殺されていないといいのだけど。

(33) 2007/11/24(Sat) 03:15:41

資産家 ジェーン

[この少女が人狼である事は分かっているのに。

 この少女は、
 娘<セシリア>であり
 憎まなければならない敵<人狼>――]

――……私に何が出来たでしょう……
私は……セシリアを失いたくなかっただけですよ…

[同じ姿勢のまま]

………私は

(34) 2007/11/24(Sat) 03:16:07

資産家 ジェーン、ツンとする鼻の痛み。涙は、――出ない。

2007/11/24(Sat) 03:17:02

資産家 ジェーン

何故……この村へ……

いいえ

貴方は……本当は誰なのですか。

(35) 2007/11/24(Sat) 03:18:34

【赤】 お尋ね者 クインジー

[不思議そうに]

 カミーラを尋問したそうに見えましたか?


[そうして、やや悪戯めいた口調で]

 ただ、今少し主を“尋問”しそこねました。

[といい、笑った]

(*6) 2007/11/24(Sat) 03:20:29

お尋ね者 クインジー、やってくるウェンディに気がついたが、話に耳を傾けている。

2007/11/24(Sat) 03:23:02

【赤】 お尋ね者 クインジー

[その言葉は、やや不遜であっただろう]

(*7) 2007/11/24(Sat) 03:24:27

文学少女 セシリア

人狼に母と呼ばれるのが不名誉な事はわかっています。
そして、貴女を傷付けてしまったのは、ノーマンでは無く、私だと言う事も。

[口唇を震わせて──一瞬、遠い目をする。]

この村へは、川の清流に漂いながら。偶然に。
…──私の名は、エロイーズ。
姓は失った身ですので、ただ、エロイーズと。


[彼女の声は囁く様に小さかったが、熱が籠っていた。
 檻の外は騒がしく声は届かないだろう。
 けれども、クインジーには聞こえたかもしれない。]

(36) 2007/11/24(Sat) 03:32:31

資産家 ジェーン、自分でも理解らぬまま、ゆっくりと頭を左右に振った。

2007/11/24(Sat) 03:34:43

お尋ね者 クインジー、二人の対話を妨げることなく、遥か遠くに視線を旅立たせている。

2007/11/24(Sat) 03:36:44

双子 ウェンディ

[ウェンディは檻まであと100歩200歩の所までやってきた。騒がしい。危険ささえ感じる。
今にも暴発しそうな群衆。或いはすでに何らかの実力行使があったのか。]

今は、あまり近付かないほうがいいのかな…クインジーさんあたりが保障してくれないとダメかも…

(37) 2007/11/24(Sat) 03:36:45

資産家 ジェーン

もう……良いのです。

[左目に穏やかな光を宿し――それはある種の諦念も交えてはいたが――呟いた。]

エロイーズ、唯一つ、教えて下さい。
――セシリアを選んだその理由を――ただ。

(38) 2007/11/24(Sat) 03:42:11

お尋ね者 クインジー

[担ぎ出されたカミーラの遺体を群衆が抱え上げ、村はずれへ運び去ってゆく。]

「人狼らしいぞ!」

「――人狼がついに殺された!!」

[熱に浮かされたような人々の声が村の中心から次第に外側へと伝播していった]

(39) 2007/11/24(Sat) 03:44:28

資産家 ジェーン、文学少女 セシリアの言葉に耳を*傾けた。*

2007/11/24(Sat) 03:45:22

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 03:49:04

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 03:50:39

お尋ね者 クインジー、村はずれから立ち上る煙を*見ている*。

2007/11/24(Sat) 03:51:58

文学少女 セシリア

[──突然。
 檻からはある程度、離れた地点、カミーラの遺体が運ばれた方角から叫び声があがった──。

 カミーラを包んでいた藁から、ナイフから滴ったのと同じ、黒い液体が大量に染み出しはじめたのだ。遺体を運んでいた兵士達を巻き込み、周囲に黒く濁った粘液質の海を作りだす。

 焦げる様な臭い──。
 遺体を運んでいた兵士達は、突如、自分達の腕が焼け爛れた事に気付きのたうち回る。恐怖に駆られた村人達は離散していく。

 ヴィンセントの姿を群衆の中に探していたセシリアは、それこそが呪いだ──と檻の外へもはっきりと聞こえる声で告げた。]

(40) 2007/11/24(Sat) 03:53:24

文学少女 セシリア

[檻の外を見つめたまま、]

──わかりません。
…ただ、貴女と同じ、澄んだ菫色の瞳に惹かれたのかもしれません。

[人数が減ったこの隙に、ジェーンが避難する事が出来ればと、彼女はぼんやりと考えていた。]

(41) 2007/11/24(Sat) 03:58:06

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 04:01:17

【赤】 文学少女 セシリア

[不遜な口調には、只、莫迦──と答えた。
 僅かに羞恥を滲ませて。]

(*8) 2007/11/24(Sat) 04:04:37

文学少女 セシリア、淡い*微笑みを浮かべた*。

2007/11/24(Sat) 04:05:24

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 04:12:58

双子 ウェンディ

――檻の近く――

[ウェンディはかなり離れた場所から檻および檻に群がる群衆を注意深く眺めていた。]

これ以上は危険かもしれない。あまり進まないほうがいいのかもしれない。

[歓声や怒号が、長いプラチナブロンドの前髪を掻き分けるように突き抜けていく。
正の感情にも、負の感情にも聞こえる。]

(42) 2007/11/24(Sat) 08:48:49

双子 ウェンディ

[ふと、群衆の一団が檻から離れた。かなり遠くなので詳しくは分からない。
彼らはウェンディのいる方向とはまた別の方角へ歩いていく。何かを抱えているようにも見える。]

まさか…セシリアお姉ちゃん!?

[ウェンディは小走りで去っていく群衆に近づいた。]

「ふ…ん。あの犬っころを作った甲斐があったってもんだぜ!」
「まったくだ」

[と、概ね好意的な会話が多そうだ。]

(43) 2007/11/24(Sat) 08:52:26

双子 ウェンディ

[どうやら大人の男性達が、人間を運んでいるらしい。しかも会話を収束するとそれは人狼と推測できる。 まさか!と思い見上げたりしたが、どうもセシリアとは違う。
黒に彩られた女性のようにも見える。]

セシリアお姉ちゃんじゃない…あのお姉さんは人狼だったわけ?
どうなってるのかしら。

[ウェンディは再び檻に向き直した。]

(44) 2007/11/24(Sat) 08:56:55

双子 ウェンディ

[どうやら檻に接近している人間はかなり少ない。
また危険そうな人物もあまり見受けられない。近づくなら今がチャンス、と思った。

ウェンディはやや慎重な足取りで、檻へ向かった。檻が視界に入ると、何人かがいる。セシリアは無事のようだ。
他にもセシリアのお母さんや、クインジーがいる。]

無事だったみたいね、よかった…

(45) 2007/11/24(Sat) 08:59:14

双子 ウェンディ

[ウェンディは檻に近づき、誰かに事情を聞いてみたいと思った。
セシリアはジェーンと大事な話をしているように見える。近くで監視している大柄の男性に声をかけた。
すると――その男性はこちらを向いたが、ウェンディの想像している姿とは非常にかけ離れているものだった。]

わっっ! クインジーさん!どうしたの!??

[ウェンディは憚らず*悲鳴を上げた*]

(46) 2007/11/24(Sat) 09:02:08

双子 ウェンディ

あの…ど、どうしてそんな怪我をしたんですか?
聞いてもいいですか?

[ウェンディはおそるおそる*尋ねた*]

(47) 2007/11/24(Sat) 09:03:35

【墓】 見習いメイド ネリー

[闇が、燃え上がる。]
[天を突き、地を這う黒。]

「殺せ」「殺せ」「殺せ」

………………………………。

[怒号が地響きとなり、村の広場を激しく揺らす。]

………そうかェ。
だったら次はおめえらが死んでしまえ。
狼っ子に殺されちまえ。
飢饉で死んじまえ。

こン人殺しがよォ………
てめぇらがなぁんにも罪無ェ人間とでも言いたいンかェ?

………笑わせる。

(+7) 2007/11/24(Sat) 09:19:35

【墓】 見習いメイド ネリー

[右腕をブンと横に薙ぐ。
 闇が、観衆の渦の中に入り込む。]

[闇はある者の目を塞ぎ、ある者の口から体内に侵入する。
 またある者の首を締め、ある者の腹を蹴り飛ばした。]

………カミーラさまァが、死んだンか。

「あの女が人狼だ!」「人狼を殺したぞ!」
「くたばれ人狼!地獄に落ちろ!!」
「二度と人の世に現れるんじゃねえぞ!!」

………そうかェ。
カミーラさまァが、人狼だったんかェ……。
そんなら、オレを見捨てンのも分かるわなァ……
[クッ……と、ネリーは小さく笑った。]

(+8) 2007/11/24(Sat) 09:32:18

【墓】 見習いメイド ネリー

[カミーラの遺体がどこぞに運ばれるのを横目で見ているネリーは、ピクリと肩を動かした。]

………カミーラさまァよ。
そこにおるンかェ。

死んでも死にきれんのかェ。
それとも、狼っ子は、身体殺されても死なねぇのかェ。

[カミーラがいる場所を探し当てようと、ぐるりと周囲を見渡した。]

(+9) 2007/11/24(Sat) 09:36:39

【墓】 見習いメイド ネリー

[ネリーが放つ闇が、観衆の身体に次々と侵入する。]

[闇は人間の身体に入り込み、首を締め――

 ――その者を何ひとつ変えることなく、いずこへと消え失せた。]


……ついでに、あの狼っ子達も殺せたら、どんなにいいモンかのぅ……

[ネリーは、憎々しげに*目を細めた*]

(+10) 2007/11/24(Sat) 09:41:09

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラの幻影は、自分の遺体が運ばれていく様子を見守っている。]

(+11) 2007/11/24(Sat) 09:42:06

【墓】 逃亡者 カミーラ

[だがその時、遺体からは黒い液体が出始め、ワラやその場の周辺をも染め上げていく。
遺体の運搬者がそれによって悲鳴をあげる。どうやら液体に触れたことにより、腕などを蝕まれてしまったようだ。]

(+12) 2007/11/24(Sat) 09:52:44

【墓】 見習いメイド ネリー

[カミーラの遺体を運ぶ者の身体が、黒い液体で蝕まれるその様を、ネリーは冷ややかな目で見つめて居る。]

[唇が、ひきつれるように歪んだ。]

(+13) 2007/11/24(Sat) 09:57:36

【墓】 逃亡者 カミーラ

[そんな惨状を見てカミーラは、こう思った。]

そういえば確か…この村には神の加護とやらは、もう無くなっていたっけ…。

だいたい心の拠り所が失われた途端にこんなざまじゃ、また同じ…滅びの結末を迎えてしまうかもな…。

[幻影は村の行く末を*心配している。*]

(+14) 2007/11/24(Sat) 10:05:03

文学少女 セシリア

[眉根を寄せる。
 ヴィンセントがもしこのまま来ない様な事があれば。
 ──彼の立場ならば、一人で村外へ逃げる事も可能かもしれない、逃げたのか──と、実際のヴィンセントの選択、狂った村に残る──とは異なる、想像がセシリアの内側を廻る。呪詛の様な言葉が胸を這い上がって来る気配すら感じる。]

[もし、仮にそうならば。
 彼がジェーンを見捨てたのならば。ジェーンは檻の中に居た方が安全なのかもしれない。石つぶてから身を庇う事も出来るし、彼女を直接傷付ける者が居ても、檻の中なら彼女が殺す事、或いは身代わりになる事も出来る。]

(貴女を守るから此処に居てください。)
(と、口にする事が出来ないのは、尋問風景をジェーンに見せたく無いと所為だ。)

(嗚呼、尋問中に何が起きても、私がどの様な反応をしたとしても、それは只、私──Eloiseと言う女が淫蕩であるだけなのです。)
(それはセシリアでは無いのです。)
(セシリアは純潔だった────。)

(48) 2007/11/24(Sat) 10:14:54

【赤】 文学少女 セシリア

[ノーマンによって彼女が傷付けられた時、エロイーズはセシリアが既に乙女では無かったと言った。]

その事についても、私は貴女に謝らなくてはならない。
──…ジェーン。

[胸苦しさと躯の内側が焦れる様な感覚に息を吐く。]

(*9) 2007/11/24(Sat) 10:17:40

文学少女 セシリア、資産家 ジェーンから罪悪感に目を逸らした時、クインジーが視界に入る。

2007/11/24(Sat) 10:19:34

文学少女 セシリア

[格子を挟んでクインジーの向う側にウェンディのプラチナブロンドの髪。現実感が欠如した様に無邪気な少女が、此処で、また何かをはじめるのでは無いだろうかと──「無事だったみたいね」と言う澄んだ声に、彼女は不吉なものを*感じた*。]

(49) 2007/11/24(Sat) 10:23:40

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 10:25:46

【赤】 文学少女 セシリア

[彼の姿が視界に在る。]

(*10) 2007/11/24(Sat) 11:53:30

【赤】 文学少女 セシリア

「ただ、今少し主を“尋問”しそこねました。」

[先刻の声が甦り、躯の芯をドロリとした何かが駆け抜ける。
 母の前だと言うのに。彼の姿が在る事に頬や指先が熱くなる。]

(笑われた。)

[潤んだ目尻の端に滲んだ感情を、読み取られてしまったのかもしれない。]

(嗚呼、)
(アストールに侮蔑されたらどうしよう──。)

[息を*零す*。]

(*11) 2007/11/24(Sat) 11:54:08

お尋ね者 クインジー

―檻―

 わからねえなぁ……。

 お前が人狼なら――
 セシリアです、あなたの娘です、たすけてお母さん――と泣きついて…母親にもっと周囲の目を引きつけて引きずり込むことも――同情心を買って利用することも容易かっただろうに……。

“お前”がどんなヤツなんだか――知ってみたい気はするな。

[“人狼”の名を口にすることは呪いを受ける危険があろうかとその名は口にはしなかった。]

(50) 2007/11/24(Sat) 22:35:46

【赤】 お尋ね者 クインジー

『――エロイーズさま……』

[その名を思い浮かべるたび、埋み火のような熱を胸の裡に感じた。]

(*12) 2007/11/24(Sat) 22:36:03

お尋ね者 クインジー

[プラチナブロンドの少女が話しかけてきた。

 驚駭に見開かれた瞳に、外貌の異常に改めて気づく。]

 ……ああ、悪ィ。

[檻の中に持ち込んでいた布袋の中から包帯を出し、左の眼窩を隠すように巻いた。]

“セシリア”に抉られたんだよ。
 ノーマンに片目を奪われたジェーンと同じようにな。

[そう云って、布に覆われたジェーンの右目に一瞬だけ視線が向かった。]

(51) 2007/11/24(Sat) 22:36:23

お尋ね者 クインジー

 細い腕して、えらい力だ。

[ネリーの血と脂が未だ纏い付きおどろに彩られたセシリアのか細い指を、改めてまじまじと見つめる。目の前で起きたその出来事が確かに現実だったのだと思いおこす。]

 よもやこの俺が小娘に熨されるとは思ってもみなかったんで、油断しちまった。

 ウェンディも、セシリアに近づく時は気をつけるんだぜ?

(52) 2007/11/24(Sat) 22:41:27

お尋ね者 クインジーは、ちんぴら ノーマン を投票先に選びました。


お尋ね者 クインジー

[少し離れた所では、カミーラの遺体を運び去ろうとしていた人々の間で騒ぎが起きていた。

 風に乗って、何かが焦げるような、或いは死そのものを感じさせる澱んだ虚黒い泥濘の腐臭のような異常な臭気が漂ってくる。

 吸い込めば胸を侵食し腐敗させかねないとまで感じられる程のその汚臭に、ある者は堪らず胃の内容物をすべて吐瀉し、ある者は烈しく咳き込んだ。そこに集まっていた村人たちは、散り散りになって逃げ去ってゆく。]

 ……ひどい臭いだな。

[檻の方は風向きの加減でまだしもだったが、クインジーは鼻の上に僅かに皺を作り顔を蹙めた。]

 尋問は一旦お開きにした方がよさそうだ。

(53) 2007/11/24(Sat) 22:54:35

お尋ね者 クインジー

 ジェーン、どうする?

 家に帰るなら、送って行こう。

 億劫であるなら、教会の宿坊を寝所としていつでも利用できる。

[教会に落雷があっても、雨の降る最中の事とて周囲の建物への延焼は避けられたようだった。宿坊の建物は無傷で残されている。]

 宿坊であるなら、またすぐに此処に来れるだろうし――

 俺も近くで寝起きしている。
 異変があればすぐに駆けつけられるだろう。

 ――もっとも……あのような取り調べを行った俺に……
 職業的な意味に於いてすら信を置けなくとも、無理からぬことではあるが。

(54) 2007/11/24(Sat) 23:04:02

資産家 ジェーン

……クインジー、それは間違っています。
私は、自ら瞳を抉ったのです……。

愛しい、”我が娘” セシリアに会いたいが為に。

(55) 2007/11/24(Sat) 23:25:43

資産家 ジェーン

 クインジー……本当は貴方も理解っているのではないのですか?私には、既に帰る家――もしくは、愛する家族というものが――いないという事を……。

[ジェーンは、クインジーを見上げ、仄かに――透明なる笑みを浮かべる。]

(56) 2007/11/24(Sat) 23:27:08

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 23:31:50

お尋ね者 クインジー

[クインジーは片膝をつき、ジェーンの話を聞いていた。]

 ――家族……

[セシリアが処刑台に送られた時、それは確かな現実となる。
 だが、セシリアと決別の言葉を交わした彼女に於いては、“セシリア”は既に“此処”には居ないのであろうか――

 ――だが]

(57) 2007/11/24(Sat) 23:47:28

お尋ね者 クインジー

 貴女には、ご主人の残した家が――帰るべき場所は未だある。
 俺は貴女を人間だと見定めた。

 貴女の立場を保証できる。

[法的には、その筈だった。
 尤も、この小さな村でこれからの彼女の立場が苛酷であろうことは想像には難くなかったが――]

(58) 2007/11/24(Sat) 23:47:57

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/24(Sat) 23:48:57

お尋ね者 クインジー、資産家 ジェーンの背中に手を携え、抱き起こす。

2007/11/24(Sat) 23:51:06

お尋ね者 クインジー

 気が沈むのも無理はない。
 だが、孰れ風向きも変わろう。


[少しだけ微笑んだ]

 腹が減った。飯くらいはつきあって貰えるだろうか。
 随分、何も食べていない気がするんだ。

 人と食事をしたのも、そういえばかなり前の事だ。
 一人で摂る食事は、味気ない。

(59) 2007/11/24(Sat) 23:56:40

双子 ウェンディ

――檻――

片目を!? じゃあやっぱりセシリアお姉ちゃんはすごい力持ちって事なの!?

[ウェンディはジェーン容態についてあまり詳しい事は知らなかったが、片目を失っている事は知らなかった。クインジーからそれを聞かされ、なお一層ショックを受ける。]

セシリアお姉ちゃん、やっぱり人狼なんだ…

[ウェンディは檻のほうへ目を遣る。]

(60) 2007/11/24(Sat) 23:59:23

【赤】 お尋ね者 クインジー

[主が苛辣な拷問を受け苦悶する姿は、見るに堪えない――そうされずにはおかない状況であるならばいっそのこと己が――と異端審問官たる身を乞うた私だった。

 だが、カミーラの名を引きずり出す方法において、その過程に歉りない思いを抱くのは我ながら奇妙なことだと感じていた。


 私は一時でも長く、主に触れていたかった。
 その声を聞き、熱を感じていたかった。

 一瞬一瞬が果てしなく永く、永劫とも思える別離の果てに漸く巡りあうことのできたその人と――]

(*13) 2007/11/25(Sun) 00:02:33

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:04:07

お尋ね者 クインジー

[ウェンディに]

 細い腕だからな……どういう理由でそんな力を出しうるものか、俺にも察しがつかない。

 呪術による暗示によって、人の限界を凌駕し得るものなのかもしれないが。

[人狼――という言葉に頷いた。]

 少なくとも、俺と話している時は、怪物の姿に変化することはなかったがね。
 署名の通りだ。

(61) 2007/11/25(Sun) 00:07:42

資産家 ジェーン

 その帰るべき場所………

『一人だけの帰る場所……それだけの意味しか……もう既にありません……。』

 付き合いを求めるというのでしたら、私に拒否する理由はありません。

[そう言って、クインジーに抱き起こされるがままに]

(62) 2007/11/25(Sun) 00:09:51

双子 ウェンディ

ちょっと待って。セシリアお姉ちゃん、あんなに小さい――そりゃあ、私よりは大きいわ。のに。クインジーさんより力持ちって事なの?

[流石にセシリアよりもまだ一回りウェンディは背も低い。目方だけで言えばウェンディはクインジーの半分にも満たないのは間違いない。]

署名って、セシリアお姉ちゃんは人狼って認めてることなの?

[以前、ウェンディ自身が檻に入って直接見た事を思い出した。]

(63) 2007/11/25(Sun) 00:11:31

ちんぴら ノーマンは、お尋ね者 クインジー を能力(占う)の対象に選びました。


双子 ウェンディ、檻のほうへ目を遣った。セシリアの様子は窺い知れない。

2007/11/25(Sun) 00:26:53

お尋ね者 クインジー

 有難う。

[ジェーンの肩に手を携え、檻の戸口を潜る。
 檻を出る時、セシリアの方を向いた]

 お前の“食事”は我々とは別様だ。

[一瞬だけ、無惨な姿を晒すネリーに視線が落ちる。]

 もはやその機会がないことを願っている。

[そう言い残し、檻から出た。]

(64) 2007/11/25(Sun) 00:27:48

お尋ね者 クインジー

 聖銀を外すと、一瞬だったが突き飛ばされた。
 聖銀で痛みを与えると、捕まえることができたがな……。

[目の前の小さなプラチナブロンドの少女の問いかけに答えた。]

 ウェンディはどうする?
 俺はこれからジェーンと飯を喰うんだが。

(65) 2007/11/25(Sun) 00:28:08

ちんぴら ノーマン

―教会←→詰め所の路上―

[ぜえぜえと咽びつつ、路上に這い出る。
右手には力が入り、甲に浮き出ている。]

これもみんな…人狼のせいだ……。
あの犬ッころさえいなければ………
俺ぁ今頃………畜生……生きては帰さねえ…

[足腰立たない状況。表情は憤怒。]

犬ッころ…ぶっ殺してやるッ!!!!!!!!

[叫ぶ。]

(66) 2007/11/25(Sun) 00:31:06

双子 ウェンディ

う、うん…一度行ってもいいですか。

[このような子供に向かって真剣に議論を投げかける大の男は、本来滑稽な物であったのかもしれない。一歩間違えれば誘拐にも受け取れる。 だがウェンディにはその気は全く感じられない、と言う何処かしらの自信があった。]

(67) 2007/11/25(Sun) 00:31:08

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:31:37

ちんぴら ノーマン

[叫ぶと、泥濘に顔を突っ込む形に。
体力も消耗しているようだ。]

畜生……やらせはしねえぞ…。
こんなところで…こんなところで……。

[泥濘に倒れこんだまま、呪いのように呟く。]

(68) 2007/11/25(Sun) 00:33:05

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:33:15

ちんぴら ノーマン、ずりずりと詰め所の方へ這って行く。

2007/11/25(Sun) 00:34:26

お尋ね者 クインジー

檻→教会・宿坊方向

[ジェーンと同道している身のクインジーには、ウェンディが考えるような状態は到底想像だにできなかっただろう。

 クインジーはウェンディの心中など知るよしもなく、促した。

 歩みを進めると、向こうの方から叫び声が聞こえる。]


 あれ……?

[路上に、泥に汚れながら這うノーマンの姿があった。]

(69) 2007/11/25(Sun) 00:38:35

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:40:04

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:41:23

お尋ね者 クインジー

 ノーマン、一体何を――

 泥だらけだが……
 何か掘り出したのか?

 それとも、今、何かを掘っている途中なのか?

(70) 2007/11/25(Sun) 00:44:31

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 00:45:41

ちんぴら ノーマン

おぉぉ……殺す…殺す……殺す…
殺す………殺す……殺す……殺す…

[襤褸雑巾のようになりつつも、殺気を漂わす。
憤怒に心奪われ、周囲の様子が視界に入らないようだ。]

殺す………殺す…殺す……殺す…

(71) 2007/11/25(Sun) 00:45:53

ちんぴら ノーマン、お尋ね者 クインジーを殺気立った目で見つめる。

2007/11/25(Sun) 00:48:13

【墓】 見習いメイド ネリー

……しかし、奇妙なモンだのぅ。

[ざわめく観衆の中で、ネリーはぽつりと呟いた。]

カミーラさまァの死体はさっさと片付けたのに、オレの死体は檻ン中に置き去りかェ。オレを永遠に餌にでもするつもりかィ。

……オレの死体は、オレの肉は、いずれ腐る。
そン時ァ、どうするつもりかィのぅ……

(+15) 2007/11/25(Sun) 00:49:43

【墓】 見習いメイド ネリー

[ピクリ、右肩が殺意を察知した。]

[死して闇の身体となったネリーは、ノーマンの声を聞く。]

ノーマンさまァかェ……
あン方は、よく誰かに噛み付かれるからの……

(+16) 2007/11/25(Sun) 00:52:57

双子 ウェンディ

――檻の中――

[ウェンディは檻の中に入った。セシリアをねめつける。]
かなり危険な行為だった。セシリアの四肢はともかく、顎は自由に使える。事実、顔の付近は血で汚れている。まるで血化粧をした直後のように。
それでもウェンディがセシリアに襲われなかったのは、幸運と言うべきか、セシリアがウェンディに何かしらのを感じているか、一種の躊躇いがあったからだろう。]

セシリアお姉ちゃん…お姉ちゃんは人を殺すことができるくらい、恐ろしい事ができるのね。

[ウェンディはセシリアが人間を捕食した事やネリーの姿を見て哀しくなった。]

(72) 2007/11/25(Sun) 00:53:05

お尋ね者 クインジー

[殺気立ったノーマンの様子に、表情は僅かに緊張を帯びた。

 もっとも、昏迷の状態にある村のこと。
 村人の多くは殺気立った刺々しい気配を纏わせていたが。]

 ――俺も、いずれあんたとは決着をつけるつもりだ。

(73) 2007/11/25(Sun) 00:53:07

資産家 ジェーン

[檻を出ていく時、クインジーがセシリアにかける声は聞こえたものの、セシリアを振り向く事なく――。]

―檻→教会・宿坊方向―

[クインジーに支えられ、歩む先にはクインジーの姿。ノーマンの姿を認めたが、情動はない。]

(74) 2007/11/25(Sun) 00:53:10

お尋ね者 クインジー

 セシリアの仲間、最後の一人。それはあんただろう?

(75) 2007/11/25(Sun) 00:54:46

ちんぴら ノーマン

俺ぁもうおしまいだ……だが、ただじゃあ死なねえ。
尻尾ぉつかんでやる……からな…絶対に。

[クインジーを睨む。ほとんど動かない右腕。
甲に力が入り、皺が浮き出る。
その様子は傷も相まって悪魔のような皺。]

殺す…殺す………殺す…。

[額から一筋の血。]

(76) 2007/11/25(Sun) 00:56:59

ちんぴら ノーマン

なぁに言ってんだ。その言葉ぁ……
そっくりそのまま、アンタに返すぜ…。

[真っ赤に染まった顔。]

(77) 2007/11/25(Sun) 00:58:09

お尋ね者 クインジー

[もっとも、それはセシリアが言った「仲間が二人」であることと、「カミーラが人狼」という二つの事柄が事実であるという前提に立つならば――という話だったが。

 ノーマンが悪魔であり、獣性を帯びていることは疑いはしなかった。]

 尻尾などない。
 なんなら、見てみるか?

[そう言って笑う。]

(78) 2007/11/25(Sun) 00:58:22

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは先程の場所から一転し、
現在はクインジーたちの様子を見ている。]

(+17) 2007/11/25(Sun) 01:01:13

資産家 ジェーン

――……どういう、事ですか?

[互いを互いに人狼だと言っている二人を見比べる。]

(79) 2007/11/25(Sun) 01:01:13

双子 ウェンディ

お姉ちゃん、どうしてこんな事をするの?悲しくなっちゃう。
悪いことをしたら、罰を受けなければいけないのよ。
お父さんやお母さん、神父様にいつも言われているでしょう?

[ウェンディは再び枷を持ち、セシリアの背後から近づいた。]

(80) 2007/11/25(Sun) 01:01:18

ちんぴら ノーマン、お尋ね者 クインジーとともに笑う。

2007/11/25(Sun) 01:01:36

お尋ね者 クインジー

 ああ、そうだ。
 教会が崩れ落ちてしまった――

[行く先にある、教会の方を仰ぎ見る。]

『神父……』

[だが、言葉にしたのは別の男の名前。]

(81) 2007/11/25(Sun) 01:06:49

ちんぴら ノーマン

[異端審問官とクインジーが名乗った時から、
どうも胡散臭そうな表情を浮かべていた。]

へっへっへっへ……俺ぁこのザマよ。
殺るなら、今のうちだぜ?
だが、この場で殺るならただじゃあ死なん…。

[力なく言う。]

(82) 2007/11/25(Sun) 01:07:02

お尋ね者 クインジー

 あんたの兄――村長のアーノルドの遺体は瓦礫の下敷きになって無惨に潰れていたようだ。

 彼が亡くなった時の涙が空涙でないならば、彼の眠りが妨げられたこともまた、無念なことだろう。
 お悔やみ申し上げる。

[アーノルドの死が人狼によるものか、人の手で殺められしものかは、そのことによって我々には終に知ることのできない事柄となったのだった。]

(83) 2007/11/25(Sun) 01:07:04

お尋ね者 クインジー

ジェーン、俺はノーマンが悪魔だと思っていると、セシリアを最初に尋問した時言ったぜ。

まだ、証拠はあげてはいないが、ノーマンの周辺を探すかセシリアから吐かせれば明らかになるだろう。

(84) 2007/11/25(Sun) 01:10:01

ちんぴら ノーマン

ハハハハハハハハ………。

[今となっては、兄の死の真相がバレようが
もう永久に闇の中だろうがどうでもいい問題だった。
元取り巻きにボコボコにされ、この場で
立ち向かってもどうにもならないだろう。
もはや、笑う以外になかった。]

(85) 2007/11/25(Sun) 01:13:22

お尋ね者 クインジー

 ノーマン。俺は今はあんたを手にかけるつもりはない。
 俺は私闘をしたいわけじゃないからな……

 だが、証拠が挙がった時――それがあんたの年貢の納め時だ。

(86) 2007/11/25(Sun) 01:13:43

お尋ね者 クインジー、ちんぴら ノーマンに瞭然と己の意志を伝えた。

2007/11/25(Sun) 01:14:57

ちんぴら ノーマン

そうかい……そうかい…。
じゃあ、正々堂々といこうや……。

[クインジーの意志に応えるように、
燦然と闘志を込めた口調で言う。]

頼む…簡単でいいから手当を……。

(87) 2007/11/25(Sun) 01:16:32

ちんぴら ノーマン、お尋ね者 クインジーの足にすがるように力が抜ける。

2007/11/25(Sun) 01:17:21

お尋ね者 クインジー、ちんぴら ノーマンの腋に手を携え、抱き起こした。

2007/11/25(Sun) 01:19:19

お尋ね者 クインジー

 ひどい怪我だな……
 一体どうした。

[力を失ったノーマンを支えながら、呟く。]

 ギャドスン医師に診てもらえ。

 ジェーン――

[ジェーンの方を見る。]

 ギャドスン医師はどうしたか知らないか?

(88) 2007/11/25(Sun) 01:21:26

資産家 ジェーン

[そう――ジェーンもノーマンの事は”悪魔”だと思っていた――それは、醜い醜い醜い――しかして、矮小なる心理としての――。

しかしそれは――

人狼に連なるものであるか否か、現時点でジェーンは言葉にはしないだろうとも思われた。]

(89) 2007/11/25(Sun) 01:23:18

ちんぴら ノーマン

へっ……名誉の負傷さ………。

[意地か、何があったかは敢えて言わない。
人狼と互いに主張する相手だが、こいつは
男だと心から認めたような、安らかな顔。]

……ありがとぉよ。

(90) 2007/11/25(Sun) 01:24:19

資産家 ジェーン

――…いいえ、ギャドスン先生は……。

[頭を振る。]

クインジー……ノーマンを、人狼だと……?

(91) 2007/11/25(Sun) 01:24:51

お尋ね者 クインジー

[見渡したところ、医師の姿は見られない。]

 是非もない。
 たいしたことはできないが――

[ノーマンの肩を負い、宿坊の方へと向かう。そこには打ち身や多少の傷を手当する程度の薬は置いてあることだろう。]

(92) 2007/11/25(Sun) 01:26:10

双子 ウェンディ

[ウェンディは前回よりもより慎重に、セシリアの全身の拘束を変更していった。
両手の手枷を後ろ手に引く。檻周辺の聖銀の鎖を拾い集め、上腕部や胸部を巻き込んでの鎖による巻き付け。少し扇情的に。
両足首にもそれぞれ聖銀の足枷を加える。鉄球はついていないが、鎖の長さは歩幅一歩分ぐらいの長さしかない。
さらに今度は天井から吊っている鎖に枷を加え、首輪にしてセシリアの首を捕まえた。首輪の鎖の長さに余裕はなく、檻の四方を這いずり回るのはもちろん、横に臥す事も苦しい長さ。
ウェンディにとって睡眠や休憩を制限させる意図があるらしい。]

大人しくしてて。今、私がきれいにしてあげる。

[そう言うとウェンディはポケットから布を取り出して、セシリアの顔を拭いていった。その瞳は何色だろうか。セシリアは抵抗しない。]

(93) 2007/11/25(Sun) 01:26:29

双子 ウェンディ

うん、ちょっとはましになったかな――?
本当は私、お姉ちゃんでもっと遊びたいけど、そこまでするのも何だか可哀想だから、ここまでにしとくね。

[そう言うとウェンディはセシリアの右胸に手を置いた。心臓の音を確かめているらしい。
と思ったら今度はセシリアの柔らかい右胸を一度ぎゅっと捻る。それで満足したのかそのまま檻から出ていった。]

(94) 2007/11/25(Sun) 01:27:16

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 01:28:00

お尋ね者 クインジー

…………。

礼には及ばん。いずれ弾劾するためだ。

(95) 2007/11/25(Sun) 01:28:17

双子 ウェンディ

――檻の外――

[ウェンディは檻の外からもう一度セシリアを見た。何の意図かは図りかねたが、セシリアは口を閉じてこちらを見ている。彼女はウェンディの意図を図りかねているのかもしれない。
ウェンディは何も言わず、背を向けて歩き出した。]

さて、クインジーさんが待ってるわ。

(96) 2007/11/25(Sun) 01:29:42

ちんぴら ノーマン

へっへっへっへ……まあ、その企みぃ
逆の結果になるだろうが……な…。

[笑みを浮かべたまま、力を*失う*。
極度のストレスと体力が不足したためだ。]

(97) 2007/11/25(Sun) 01:31:14

お尋ね者 クインジー

[ジェーンに感情の窺い知れない表情を向けた。]

 ああ。俺はノーマンを“狼”だと思っているよ。


 セシリアが、潔白であろうと思っていた彼女すらも人狼であると見定められたように。

(98) 2007/11/25(Sun) 01:31:31

お尋ね者 クインジー

 そうでなければ、セシリアが「人狼が他に二人居る」と俺たちを謀ったのだろう。

 まあ……呪詛によって村人同士を終わりのない戮しあいの只中へ陥れようとしたが故とも考えられなくもないがね。

(99) 2007/11/25(Sun) 01:33:56

【墓】 逃亡者 カミーラ

[クインジーとノーマンの会話を聞いているカミーラに、村についてのある結末が見えてくる。]

…この村は、もう駄目…か。

[それは、村の「終焉」である。]

(+18) 2007/11/25(Sun) 01:35:02

お尋ね者 クインジー、ちんぴら ノーマンを宿坊の一室へ運び入れ、簡単に手当を済ませた。

2007/11/25(Sun) 01:35:28

資産家 ジェーン

[ジェーンはクインジーの言葉>>98に、訳もなく再度首を振る。理解が及ばないが故に。]

優しいのですね……クインジー……。
貴方であれば、”人狼”と見なした瞬間、セシリア――エロイーズと同様に――拘束を施すものかと思っていました。

(100) 2007/11/25(Sun) 01:40:32

双子 ウェンディ、教会・宿坊の方向へ歩き出した。

2007/11/25(Sun) 01:41:19

お尋ね者 クインジー

―宿坊―

[ジェーンを炉辺の椅子にいざなう。
 椅子に腰を落ち着けると、人心地ついた。

 炉では薪が燃え、肉が炙られている。
 香ばしい薫りが食欲をかき立てた。

 ウェンディももうじきやってくるだろうか。
 パンを切り分けて、ジェーンに渡した。]

(101) 2007/11/25(Sun) 01:42:03

お尋ね者 クインジー

 ノーマンが“悪魔”たる証拠を未だ挙げていない。
 それが理由であるに過ぎない。

 手続き上の問題だ。
 セシリアが捕縛されたそもそもの始まりは俺のやり方ではなかった――とだけは言っておくよ。

 俺が優しいわけがあるまい。

(102) 2007/11/25(Sun) 01:45:31

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは唐突に、この人狼騒動が終わった後の事について考えてみる。]

この村の行く末を見終わった後、
これからどうしようかな…。

…そうだ、地獄へ行こう。

[どうやらカミーラは人狼騒動が終わった後について、何かを*決心したようだ。*]

(+19) 2007/11/25(Sun) 01:47:09

双子 ウェンディ

――宿坊前――

ここかしら…ここは始めてだな。ごめん下さい。

[ウェンディはドアを軽く叩いた。自分の倍ほどもありそうな男性が出てくるかもしれないと思い、小さい背筋を伸ばした。]

(103) 2007/11/25(Sun) 01:47:38

お尋ね者 クインジー

[“エロイーズ”という名に、ふん、と鼻を鳴らす。]

 信じているのか?
 ――そんな名前を。

 そうでなくとも、獣の名前など口にしない方がいい。

(104) 2007/11/25(Sun) 01:49:37

お尋ね者 クインジー

 ウェンディ、遅かったな。
 なにか面白いことでもあったのか?

[クインジーはそう言って、少女を炉辺へ招き寄せた。
 パンを切り、渡す。

 炙られた兔の肉が全体的に色づいてきた。]

(105) 2007/11/25(Sun) 01:51:46

資産家 ジェーン

―宿坊―

[歯で噛み締めねばならぬものは辞退し、スープを所望する。香ばしい匂い……だが、ジェーンには、それすら自分には分相応なものだとも思えた――そんな事はある筈がないというのに。

――生きている限り。]

――…。

[クインジーの言葉に、少しだけ視線を逸らす。]

それでも――…貴方はどこか、
歪ではあるけれど――優しいと感じています。

私の、勝手な想像でしかないのかもしれませんが。

[パチリと薪が爆ぜる。]

(106) 2007/11/25(Sun) 01:51:53

資産家 ジェーン、お尋ね者 クインジー>>104を聞いて、炉火に視線を注ぎ続ける。

2007/11/25(Sun) 01:53:12

お尋ね者 クインジー、身長をつんと伸ばしたウェンディの様子に、つい表情を綻ばせた。

2007/11/25(Sun) 01:53:18

双子 ウェンディ

遅くなりましたごめんなさいクインジーさん。
面白い事ですか? ううん、つまんない事ばっかりです。
人がこんなに簡単に死んでしまうなんて。

[ジェーンが側にいる手前、セシリアで遊んで来た事には一切触れず。近くにはノーマンもいるだろうか。]

(107) 2007/11/25(Sun) 01:55:54

お尋ね者 クインジー

[時間をかけて柔らかく煮られた鶏肉、キャベツとレンズ豆、ローリエなどの香草の入った鍋を味見し、岩塩を僅かに削り入れた。

 小鉢にとりわけ、マスタードを添える。
 できあがったスープをジェーンにすすめる。]

(108) 2007/11/25(Sun) 01:58:48

お尋ね者 クインジー、隣室の寝台に身を横たえるノーマンに食事を運んだ。

2007/11/25(Sun) 01:59:49

お尋ね者 クインジー

[「歪ではあるけれど――」というジェーンの言葉に、クインジーは応えない。ただ、呟くように云った。]

 此処はいい村――だった……

(109) 2007/11/25(Sun) 02:01:36

お尋ね者 クインジー

 俺は争うことも、誰かを火刑台に送る必要もなく過ごすことができた。

 ジェーンがそのように思うのは、俺が此までにしてきた事を見ることがなかったからだろう。
 人は己の居る場所に己をあわせる……。

 もし、そのように見えたなら……それはこの村が悪くはない場所だったからだろうさ……

(110) 2007/11/25(Sun) 02:05:10

資産家 ジェーン

いい村……ですか?

[ジェーンは笑った。ただ笑った。]

(111) 2007/11/25(Sun) 02:08:29

双子 ウェンディ

[クインジーはこの村の負の側面も知っているらしい。ウェンディにとっては全く知らない部分だ。]

この村はいい村だった。ってどういうことですか?
私はこの村が好きよ。他の村はどうなっているのかは知らないのですけど。

[当然、ウェンディはこの村を出た事は一度もない。]

(112) 2007/11/25(Sun) 02:08:52

双子 ウェンディ

ジェーンおばさんこんにちは。
こんなに怪我をしてしまって…お身体は大丈夫ですか?

[ウェンディはまず挨拶から。と両親に教えられていたのでその通りに従った。]

(113) 2007/11/25(Sun) 02:09:58

資産家 ジェーン、双子 ウェンディの方を見る。言葉に出した挨拶はないようだ。

2007/11/25(Sun) 02:11:24

お尋ね者 クインジー

[「人がこんなに簡単に死んでしまうなんて」というウェンディの言葉に、苦笑いする。]

 ディー……
 すぐに死ねた方が幸せだろうぜ。

[人間をいかに殺さず長く苦しみを与え得るかについて、実際的な知識を欲する種類の職業がある――だが、それは知らずに済むならそれに越したことのない社会の一面だっただろう]

(114) 2007/11/25(Sun) 02:11:55

資産家 ジェーン

こんばんは……貴方は確か……ウェンディだったかしら。
心配しなくても大丈夫ですよ。

(115) 2007/11/25(Sun) 02:13:23

双子 ウェンディ

[ウェンディはそれでも何か言わなければならない、とジェーンに話しかける。]

あの…私、セシリアお姉ちゃんには以前、本を読んでもらったりしてお世話になりました。 最初、お姉ちゃんが捕まった時は信じられないと思ったけど、この前に見た時は本当に…その、人狼だと思ったんです。
どうしてこんな事になったんでしょう。

(116) 2007/11/25(Sun) 02:13:37

資産家 ジェーン、本当の体の状態を告げる事はせず、ありきたりの返事を返した。

2007/11/25(Sun) 02:14:29

お尋ね者 クインジー

[ジェーンには、それは皮肉としか思えなかっただろうか。]

 比較において――ね。

[クインジーは小さく笑みを浮かべた。

「――だった」と過去形で語らざるを得ないのは残念なことではあったが。
 怒りと憎悪に呑み込まれ、村は軋み声を挙げている。]

(117) 2007/11/25(Sun) 02:17:12

お尋ね者 クインジー、焼き上がった兔の肉を切り分け、パンに包んですすめた。

2007/11/25(Sun) 02:19:22

双子 ウェンディ、お尋ね者 クインジーが出してくれたものをありがたく受け取った。

2007/11/25(Sun) 02:20:03

双子 ウェンディ、文学少女 セシリアに何をしたかは、ジェーンには決して言わない。

2007/11/25(Sun) 02:20:28

資産家 ジェーン

さあ……どうしてでしょうね。

[ジェーンでは既に手を触れ得る事の出来ない金色の枝を取るかのような――遠い何かに想いを馳せる声音。]

ねぇ――…ウェンディ、人狼だからと……拷問を為す事をしようとはしない者を……貴方はどう思いますか?

[何処か自問の声音を帯びてはいたが。]

(118) 2007/11/25(Sun) 02:21:42

お尋ね者 クインジー

 ジェーン。
 貴女のご主人は――どんな人だったんだ?

[不意に、セシリアの眼鏡を御料林官たる領主から賜った、その人のことを聞いてみたくなった。]

(119) 2007/11/25(Sun) 02:21:55

双子 ウェンディ

[お母さんにとって、セシリアとは既に自分の手から滑り落ちてしまったものなのだろうか。そんな風に感じられた。]

はい、おばさん――私、悩んでいます。
人狼はやっつけなければいけないと思います。その為に尋問をしようとするのは、なんとなく分かるような気もします。
でも、セシリアお姉ちゃんは優しい。人狼は村の人たちを食べる悪い人達だと思ってました。
だから私、どうしていいか分かりません。

拷問はしなければいけないのか、してはいけないのか。私は、したほうがいいと思います。
あんな檻を作って拷問するのか、方法はともかく。

(120) 2007/11/25(Sun) 02:26:37

資産家 ジェーン

[ジェーンのその心情は。
単に遠くなってしまった事に対する感情だ。
滑り落ちる――そういう類のものであると、言い切れないもの。]

[ジェーンは、ウェンディの言葉に耳を傾けながら、クインジーに勧められたスープを啜る。]

私の夫ですか。
私には――分相応な人物――…”セシリア”が眼鏡を持っていた事からも理解るでしょう。

[ジェーンは多くは語らない。
過去は――己の身の内にのみ留めておきたいかのようだ。]

(121) 2007/11/25(Sun) 02:38:51

お尋ね者 クインジー

 人狼や魔女について、客観的かつ確定的な証拠は存在しない。

 俺には、ジェーンの躰に悪魔との契約の証がないことがわかった。だが、それを他の人間にも確信させるすべはない。

 だからこそ、様々な手続きを……それは儀式と云ってもいいんだろう……経て、有罪とされる要件を形成していく他ない。
 尋問と自供もまた――その一つなんだろうな。

(122) 2007/11/25(Sun) 02:40:23

資産家 ジェーン

 罪――……罪とは、一体何なのでしょう。

[自問]

(123) 2007/11/25(Sun) 02:45:00

双子 ウェンディ

罪。罪は悪いことよ。
悪い事をしたら、私もお父さんやお母さんに怒られるわ。
でも悪いことをしているって知っていてやっているのか、知っていても止められないのか、いろいろあるのかもしれないわ。
それでもするのなら、怒られるのは当たり前だと思う。

[と言いつつも、セシリアが罪を犯したのを目の当たりにした事がないウェンディにとっては、空中分解寸前の話だった。]

(124) 2007/11/25(Sun) 02:47:41

お尋ね者 クインジー

「分相応な人物―」か……

[クインジーはややその言葉は謙遜が過ぎるのではないかと思ったのか首を傾げた。]

 貴女は……ギャドスン先生がそのように扱う様を見ても、淑女なのでね。

 一体どんな相手が伴侶たりえたものか
 不思議に思えたものだが――


 ――不躾なことを聞いた。

[そのように詫び、多くを問わなかった]

(125) 2007/11/25(Sun) 02:48:40

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 02:51:57

お尋ね者 クインジー

 罪――

[ルーサーなら、神の教えに従い、戒律と神の定めた大罪について話しただろうか。

 数々の異端審問に携わった過去を持つクインジーはただ――

 法と社会が定めるものだ――と云った]

(126) 2007/11/25(Sun) 02:54:34

お尋ね者 クインジー

 ジェーンは見定めるつもりはないか?
“セシリア”の行く末を。

 どのように彼女から真実が引き出され、それが彼女を何処へ導くかを。

(127) 2007/11/25(Sun) 02:58:09

双子 ウェンディ

[ウェンディはパンやお肉に手をつけている。大柄なクインジーの食事量とは全く異なる。あっと言う間にウェンディはお腹いっぱいになった。 それでも美味しくいただいた。]

もうお腹いっぱいだわ。ごちそうさま。

(128) 2007/11/25(Sun) 02:59:47

お尋ね者 クインジー

 他にたってと希望者が居なければ、俺はセシリアを再び尋問することだろう。

“人狼”がすべて、処刑台に送られるその日まで……。

(129) 2007/11/25(Sun) 03:01:33

お尋ね者 クインジー、双子 ウェンディに無言で頷く。柔らかい眼差しで。

2007/11/25(Sun) 03:03:28

双子 ウェンディ、資産家 ジェーンやクインジーの言葉に*聞き入っている。*

2007/11/25(Sun) 03:03:59

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 03:04:14

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 03:05:53

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 03:09:39

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 03:14:32

お尋ね者 クインジー

―宿坊―

[炉の中の火を見つめる、クインジーの陰影が揺らめいていた。

 やがて、ウェンディは宿坊を出て自宅へと向かう。

 姑く時を経て、男は静かにその場を後にした。]

(130) 2007/11/25(Sun) 03:19:28

文学少女 セシリア

──檻──

[ジェーンと共に宿坊へ食事に向かうと言うクインジーの言葉。
 母が人間らしく過ごす事が出来そうだと言う安堵と、存在を線引きされた事に対して、胸を突かれた様な痛みを感じた。]

(異端尋問官って、何ですか。)
(何も言われたくない。)
(──教会に行くべき日に、あるいは、偶然村のどこかで出会った時に。
 私をみてた事がありませんか?)

[思わず喉に出掛った言葉をのみこむ。

 尋問の具体的行為、今の様に現実を突き付ける類の鋭い言葉、着替えや手当てと言った一時的な安堵を与える事で、逆に感じさせられる胸苦しさ。
 多くの痛みを与えるクインジーの存在が、いつの間にか大きくなっている事に、戸惑う。]

(131) 2007/11/25(Sun) 07:19:23

【赤】 文学少女 セシリア

[アストールでは無く、人として己を偽るクインジーと言う彼の在り方が──。]

(*14) 2007/11/25(Sun) 07:21:34

【赤】 文学少女 セシリア

私が失われていた時間──。
どうやって生きてきた?

(*15) 2007/11/25(Sun) 07:23:11

文学少女 セシリア、お尋ね者 クインジーに相づちを打った。

2007/11/25(Sun) 07:24:46

文学少女 セシリア、お尋ね者 クインジーがジェーンと共に出ていく様子に*瞬き*。

2007/11/25(Sun) 07:25:19

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 07:27:12

【赤】 文学少女 セシリア

[彼の事が知りたかった。
 そして、彼のすべてを欲している自分自身がおそろしかった。

 古き盟約が失われていなかったとは言えども、今の自分には彼に与えるものが何も無いと感じていた。

 彼等の騎士団は、とうに滅びて存在しない。
 そして彼女は今、檻の中の囚人──枷に繋がれたあわれな獣。彼の手助け無しには、着替えや食事はおろか、身じろぎすらもと言うふがいなさ。


 ────それなのに。]

(*16) 2007/11/25(Sun) 09:18:01

【赤】 文学少女 セシリア

(否、何もかもを失っているから。
 彼にすがりついてしまいたいのかもしれない。)

[かつて、予言の声の波紋から騎士団の未来にきなくさい気配が漂いはじめた時期に。
 彼女の従僕のひとり──鼻筋が猛禽類を思わせる──に、己は騎士達のためには、騎士団を解散させ、修道女となるのがよいのではなかろうかと、相談した事があった。
 三人目の婚約者(顔もあわせた事がない)に辟易していた事、彼女に対する口がさのない噂。
 それに何より、すべての騎士達に平等に接する事が彼女の中で困難になりつつあった事。

 神の花嫁になってしまえば──。]

(私は弱い。かつても、今も。
今はもっと────。)

(*17) 2007/11/25(Sun) 09:35:32

【赤】 文学少女 セシリア

[今、何よりもおそろしいのは──。]

(*18) 2007/11/25(Sun) 09:49:03

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――――――――――――――


 目の前に立ちふさがった大きな影に、黒い外套の男は戦いた。

「何方に使いを?」

 嗄れた声が男に問う。何故その事を――外套の男は眼鏡を直し、相手の表情を窺い知ろうとするように目を眇める。
 目の前の男の向こうでは日昃の陽が山の稜線に消えゆき、その輪郭を橙色の赫きで縁取っていた。

「どこだっていいだろう! 私は君には用はない――」

 その紳士の声に感情の色が混じり、稍上擦り震えていたのは男の指摘した事柄への後ろめたさの所以であっただろうか。
 否。或いは既に、この男の怖ろしさに気づいていたが故にか。須臾の間とてこの男と差し向かいであることは危険であると本能が告げていた。

「……残念ながら、私には用がある」

 眼窩に溜まった闇の中で、右の睛眸だけが冷たく乾いた光を湛えていた。仄日の中で世界の色が失われゆく。
 周囲の音が消えた。

(*19) 2007/11/25(Sun) 11:20:07

【赤】 お尋ね者 クインジー

「貴方を異端、背教者として告発する」

 影の輪郭が緩やかに持ち上がる。長大にして魁偉なその男の影の中へ、呑み込まれゆくようだった。遠く稜線にかかっていた陽が、今まさに消えゆこうとしている。
 闇が広がる。

 声にならない呟きに眼鏡の男の喉が戦慄いた。


 影の中。擡げられた手の中で、銀の燦めきが蛇のようにうねる。その、積み重ねられた銀貨が緩りと崩れ落ちるような玲瓏な響きが、叫喚に彩られた死の音曲の前奏となった。


――――――

(*20) 2007/11/25(Sun) 11:21:07

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――――


 ヴィンセント・ギャドスン医師の遺体を森の中で最初に発見したのは、森の中の小屋にて生活を営むマイルズなる樽製造人であったと現地を後に訪れたシトー会の修道士の巡行録には記されている。

(*21) 2007/11/25(Sun) 11:22:06

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――

 四肢が引き千切られ、胴体は臓器を顕わにするように綺麗に裂かれていた。内臓は腑分けするように叮嚀に並べられ、一つ一つの臓器には医師所有の医学書の該当ページが針で止められていたという。
 残念ながら、マイルズが発見した折には野犬が既に食い散らかしており、幾つかの部位は欠損していた。

 医師の医学書はその断片を除いて、すぐ脇で、彼の人物の所持していた私物と共に焼却されていた。
 外套には何故か鉛が詰め込まれていたとされるが、当然此の人物の私物ではない。

「外は金を施したれば、みる目眩暈くばかりなれども、内はみな鉛にて、その重きに比ぶればフェデリーゴの着せしは藁なり」


 此村より一マイル半ほど南西の野逕脇の草群の中で頸骨を骨折したと思しき男性の遺体が発見されるのは、それから数日後の事。発見時には鴉がたかり、眼球は欠損していた。
 遺体の腐敗の程度から、医師の死亡の同日前後の出来事と推定されるためここに附記する。

 近辺で所有者の明らかでない乗用馬が発見されたことから、落馬による事故死と考えるのが妥当であろう。医師の死との因果関係は不明である。

――――

(*22) 2007/11/25(Sun) 11:23:15

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 12:20:51

【赤】 お尋ね者 クインジー

[婬蕩な妖婦であるとかのひとに噂が立った時、私はそれが剰りに慮外の事にて寧ろ秋毫の感興も催さずにいた。

 私の知る主は凛として気高く、牢乎にして崩れたところのない人であった。それでいて辺幅を脩めぬ寛厚な人である。
 己の則を過つ人ではない。

 
 唯、誼を結ぶ者の心を惹きつけずにはおれぬ魅力は、その本質に於いて罪なのだろうか。強いて云うなれば、主の瑕疵とも云えぬ事柄にしか由を見いだせぬ己であった。]

(*23) 2007/11/25(Sun) 12:39:06

【赤】 お尋ね者 クインジー

[寧ろ――と私は思う。
 かのひとのお側に仕え、姦邪の想いに心亂れる己に恥じ入るばかりだった。

 主は常に変わることなく清きひとだ。

 魔女を作り上げるのは邪な判事であり、それこそが己の悪しき稟性であると自照していた。]

(*24) 2007/11/25(Sun) 12:39:22

【赤】 お尋ね者 クインジー

『もっと己が大きく強くあれば――』

[右掌の痛みと熱を改めて感じる。その疵を人狼の力を用いて癒すことはなかった。

 私自身の愚かさ、狷介の罪を忘れ得ぬように。]

(*25) 2007/11/25(Sun) 12:39:43

【赤】 お尋ね者 クインジー

「私が失われていた時間──」
「どうやって生きてきた?」

[主の呼びかけが耳に届く。]


 太陽の姿が消えた闇夜のこと。
 そう多くは語るべきことはありません……

[やや寂寞とした響きの声が答える。
 私はその時のことを思い出していた――]

(*26) 2007/11/25(Sun) 12:40:14

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 12:57:35

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――――――――――

 当時、アストールは既に人としてはクェンタンと名乗っていた。

 主と同様、凄惨な拷問を受け消耗しきっていた彼奴が地下室を脱出し得、主の救出に向かうことができたのは、終に“魔女”を火刑に伏すという段に於いて拷問吏に油断があったからに他ならない。
 主の身は町外れに設営された火刑台に既に運ばれ、街衢は深閑としていた。

 肉を裂き骨に直接食いこませられていた縛めを己の爪で肉を裂きながら漸く外し得たアストールは、拷問吏を喰らい僅かに己が身を癒した。
 未だ疵が癒えきらぬ四肢を叱咤し、やっとの思いで火刑台に辿り着いたアストールが見たものは、酸鼻を極める拷問を更に凌駕する絶望だった。

(*27) 2007/11/25(Sun) 14:25:57

【赤】 お尋ね者 クインジー

 其処でアストールが何人斬ったかは到底数えきれぬ。
 襲い来る兵士を片っ端から叩き斬る彼奴の貌は憤悶に歪み、将に悪鬼羅刹さながらだった。切って斬って、伐り倒し、血脂で斬れなくなった剣を捨て去ってはまた新たな剣を取る。
 劫火が柱の如く突き立ち主を焼く中、アストールにとっては寸刻の猶予もなかったろう。

 壮絶な唸り声と共に終に呪わしき十字架を引き倒した時――

 ――麗しき姿の面影は微塵もなく、その肉体は皮膚ばかりか筋肉の殆どまでもが焼き尽くされていた。

 その時のアストールの嗟歎は想像に難くない。
 ――――

(*28) 2007/11/25(Sun) 14:26:30

【赤】 お尋ね者 クインジー

 槍衾に刺し貫かれながらも、漸く囲みを脱したアストールが最後に逃げ込んだのは小邑の教会だったという。
 アストールは己の血を主の肉体に注ぎ、己と主の恢復を待ちながらと脱出の機会を窺っていた。 

――――――――――――

(*29) 2007/11/25(Sun) 14:26:49

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――――――――――

 却説――

 そこから先の事は、アストールも己も正確なことは与り知らぬのだった。

 教会に火が放たれ、アストールは奮戦虚しく捕らわれの身となり主と生き別れになってしまったからだ。


 後に様々に聞いた話を縒り集めたところでは、一説では、主はその折には焼失せしものと見なされ追っ手の追求を逃れ得たという。

 地下室の霊廟にありて、後日、小邑を占拠したイングランド兵により発見されることとなった。その折、身動きすること叶わなかった主は“腐らぬ死体”つまり“聖遺物”とみなされ戦利品として本国に鹵獲されたらしい。

 イングランドのとある僧院にて、一人の修行僧が不注意にも主の顔に触れ――

 ――それが、主の覚醒の切欠となった。

(*30) 2007/11/25(Sun) 14:27:13

【赤】 お尋ね者 クインジー

 他の説でも、最初は死体と誤認されたという類の話が最も多い。

 死体を集めて埋めようとしたところ、恐らくは他の死体を喰らい幾分恢復した主が逃げおおせることができたとも、その後やはり捕虜となったとも混乱した折に又聞きで知り得たこと故にかなり模糊としている。

 孰れ、王位継承の争乱に当時介入していたイングランド兵の撤収に併せて主は海を渡ったと伝え聞き、クェンタンはこの地へ至ったという次第であった。

 ――
 ―――――

――――――――――

(*31) 2007/11/25(Sun) 14:28:03

【赤】 お尋ね者 クインジー

――――――――――――――――

 かのひとの従僕はその時、驚駭の剰り、一瞬喉を詰まらせた。

 騎士達を解散させるとの言葉に、絶望に目の前が昏くなる。

 やがて、哀願するように懇請した。

「エロイーズ様、お隠れになりますな。
 太陽がなくなれば世界は死に絶えます。
 光を求め天蓋へ手を差し伸べる樹が、歉りぬと互いに陽の光を奪い合うことがあるでしょうか。」

(*32) 2007/11/25(Sun) 16:30:49

【赤】 お尋ね者 クインジー

 否。それが麗句でありイデアでしかないことを、従者自身がよくわかっていた。だが、それ故にこそ「分」を辨えるべく己に枷をかけた。
 己は檻を求めたのだ――

 そのひとなくば生きてはいけぬが故に。

――――――――――――――――

(*33) 2007/11/25(Sun) 16:31:06

【赤】 お尋ね者 クインジー


 太陽――

 その姿を追い、地の果てに至った男が見いだしたのは
 やはり― 檻 ―であった――。
 

(*34) 2007/11/25(Sun) 16:31:37

【赤】 お尋ね者 クインジー

“檻”……

 其処から自由になるのだろうか――

[私は、昏闇の中に暗愁の息を吐く。
 凛冽とした大気に、喉が*凍えた*]

(*35) 2007/11/25(Sun) 16:38:09

文学少女 セシリア

[ウェンディの様な子どもが、檻に何度もやってくると言うのは、セシリアにとっても不可思議な出来事だった。>>80]

[悲しいも何も。]
[悪い事も罰も何も。]
[厳密には生命の有り様そのものが人間と異なっているのだが、人肉を喰うと言うのは、彼女達に取って、日々の食事、肉、パンを求める事と何ら変わらない。

 食餌に関して言うならば、必要以上に狩る事もない。
 檻に拘束され、聖銀と傷の再生による摩耗がなければ、実のところ、暫く人肉を摂取する必要も無かった。セシリアに潜んだ「彼女」は13番目の月の夜から満月にかけて意識を取り戻し、狩りを行う事が多かったが、それも毎月の行為であるわけでも無かった。

 ネリーはセシリアが喉笛を噛み切らなくとも、半刻〜3日以内に絶命しただろう。頭部から出血している場合、その場所の傷が浅く見えても死亡に至るケースが多い。ネリーに致命傷を与えたのは、グレンをはじめとする村人達──複数の人間の悪意、社会の弱者対する暴力によるものではなかったか。

 かと言って、ウェンディに対して、超自然的なものに近く同時に人間でもある、己の有り様を説明する必然性は特に感じられなかった。]

(132) 2007/11/25(Sun) 19:21:07

文学少女 セシリア

   [アーヴァイン]
  [アーノルド]
 [ルーサー]

[──檻──に関わった者達が死んで行った事で、聖銀の拘束力は徐々に弱くなりつつある事に気付いた。鎖でがんじがらめにされても、以前ほどの苦痛を感じない。

 彼女は何故か少女の人形遊びに任せた。
 年端のいかぬ少女に命令され、四苦八苦して鎖を巻く兵士の姿は傍からみて滑稽である、と冷めたことを考えながらも、己の身に拘束と罰を求めていた──。]

(133) 2007/11/25(Sun) 19:21:27

文学少女 セシリア

[────罰。]


[ひとつは己の弱さについて。
 不完全な人狼を作りだしてしまうに至る状況。
 その人狼を救い導く事も出来ぬ──至らなさ。]

    [呪われた村][漆黒の][ナイフ][正しき覚醒に至らぬ屍体]

[カミーラは、人狼は群れ、仲間で行動すると村人に説明していた様だが、彼女にその様な「仲間」は居ない。世間に流布する人狼の噂を信じたまま、カミーラは死してしまった様に、彼女は思う。]

(134) 2007/11/25(Sun) 19:22:21

【赤】 文学少女 セシリア

[処刑されたエロイーズの遺体は、多量の金貨と引替に悪魔を崇拝する異端者へ売られたとも言われる。火刑後に或いは火刑に処される前、水の審判を受けた後の仮死状態の死体が擦り替えられ売却されたとも、言われる。
 彼女自身が呪われた状態で復活する事になったのは、復活の際何が執り行なわれていた所為で、あの様な状態で目覚める事になったのか、復活した彼女自身にも、分かってはいない。
 ただ、カミーラを巻き込んでしまったのは確かである。]

(*36) 2007/11/25(Sun) 19:22:34

文学少女 セシリア

[ひとつはやはり、ジェーンに対して罪悪感。
 彼女の愛娘セシリアの身体を傷付けた事についての罰を含めて。セシリアがあの様な形で処女でなくなってしまったのは、彼女の所為だ──。]

 [焼けた鉄棒][屈辱的な状況での][ケロイド][裂傷]


……………ぁあ。

(135) 2007/11/25(Sun) 19:22:53

【赤】 文学少女 セシリア

[ノーマンよりもそれより以前に、セシリアは村の少年と一度関係を持っている。──誘惑したのはセシリアから。少年──ラッセルは既に人狼事件の被害者として葬られている。]

それは、私の──、
新月の夜毎に見る悪夢、陰惨な淫夢──過去の拷問の記憶によって、セシリア自身が、清らかな乙女で有る事に堪え難くなってしまったからだ。

[ミッキーの「誘惑」の件関してにも、彼女が抱く罪悪感が影響を及ぼしていると言う点で、類似性があると思われる。]

(*37) 2007/11/25(Sun) 19:23:15

文学少女 セシリア

[ウェンディは、セシリアの躯にどのような興味を抱いているのか。聖鎖が、しろくまるい乳房の形状を強調する様に周囲をぐるりとかこって巻かれた。
 外気に曝されていた冷たい鎖に縛られて、衣類の内側で乳房がぴんと張る。それを隠す事が出来ない不自由な立ち姿勢に屈辱を感じる。
 目線を僅かに下ろしただけで分かるその光景に、彼女は己自身の身に穢れを感じて、睫毛を震わせながら息を零した。]

(136) 2007/11/25(Sun) 19:23:27

【赤】 文学少女 セシリア

[乳房は重たげに張りつめ、内側から熱を孕み、彼女をさいなむ。
 躯の芯がぐらぐらと揺れ──熱の奔流を止めて欲しくて、触れる手が欲しくなる。]

(*38) 2007/11/25(Sun) 19:24:05

【赤】 文学少女 セシリア

(──小さな少女の手ではなく。)
(大きなあの掌で、包まれたなら。)
(痛みなら。触れるものが、彼のその指先や犬歯であるならば。)

(*39) 2007/11/25(Sun) 19:25:18

【赤】 文学少女 セシリア

[想い描いた光景に心が咎め、彼女自身の欲望を否定する様に、眉を顰める。]

(*40) 2007/11/25(Sun) 19:25:57

文学少女 セシリア

[そう言えば、この後も尋問が続くのならば。
 クインジーが戻って来るのでは無いだろうか──。

 彼に彼自身の事を聞いてみたいと、今にしてはじめて思ったものの、この姿で聞くことにも、彼の手で鎖を解かれ拘束され直す事にも躊躇い、羞恥心を感じた。]

嗚呼、そんな事よりも。

此処に──私が檻の様な場所にとどまっていてはいけない。
はやく、束縛を断ち切り、檻の外へ出なくては。

(137) 2007/11/25(Sun) 19:27:18

文学少女 セシリア

[眉を顰めたままで、首を横に振る。
 ──ウェンディに捻られた右胸がまだ軽く痺れていたが。
 彼女は鼓動が静まるのをまってから、謡う様に呪言を紡ぎはじめる。
 呪言がヴィンセント・ギャドスンの死を招いたのかは*定かでは無い*。]

(138) 2007/11/25(Sun) 19:31:21

文学少女 セシリア

──翌日・森の中──

[ヴィンセントの遺体は、森の中で村人によって発見される。
 手足が引き千切られ、鋭利な刃物で切り裂いた様な傷が特徴的な遺体──。発見当時、臓腑が外に出ていた所為か、すでに野犬に臓腑の大半を喰われた後だったと言う。
 彼が身に付けていた高価なコートで、最初に身元が*わかったらしい*。]

(139) 2007/11/25(Sun) 19:48:35

双子 ウェンディ

──自宅──

[ウェンディはそのままジェーンやクインジーに別れを告げ、無事に帰宅した。洋服を煤で少し汚した事を両親に怒られたが、遭えて誤魔化すのも不味いと思い、神父様が気がかりで教会の中を探し回った、と言い繕った。

それからやがてウェンディは一人になったが、生命の存在、生物の意識は何処から発せられるのかなどを自問自答していた。]

(140) 2007/11/25(Sun) 19:49:45

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 19:50:44

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 19:51:15

【独】 文学少女 セシリア

目的を失い、ただ情慾に溺れた果てに、死んで行く事になってしまってはならない。

それは主として在るべき姿では無い。
──…彼をアストールを死なせてはならない。
後から、私自身が平凡で、ただおろかな女に過ぎない事がわかり、彼が離れて行ってしまうとしても。

(-0) 2007/11/25(Sun) 19:53:13

【独】 文学少女 セシリア

[村を救わんとするものに対しての呪いを──送った後。
 私は目を伏せて息をつく。
 一時的に納めた熱は、彼の姿を見ればまた元の温度に戻る事は分かっていた。迷妄して目的を失わない様に。
 そう思いながら、淡い微笑を浮かべた。]

(-1) 2007/11/25(Sun) 19:56:39

双子 ウェンディ

[生物も人間も、人狼も何時から存在しているのか、人は目的に対して正しい思考を持って、あるいは正義という名の元に、本当に行動できているのかという疑問が頭から離れなかった。
どうにも神様の思し召しだけでは説明できないものがあると思えてならなかったのだ。
この解決の糸口が見つかれば、より明確に人狼を知る事ができるだろう、殺戮を止めさせる事ができるであろう──と頭をよぎるようになっていた。

ウェンディは檻の中で動けないセシリアの身体に今まで2度触れているが、こと2度目はそのような事をおぼろげに感じながら彼女を凝視していた。]

(141) 2007/11/25(Sun) 19:58:28

双子 ウェンディ

[今後、私はだんまりを決め込んでいても、誰かしらの尋問官がセシリアを尋問にかけ、時と場合によっては処刑台に送るであろう。それはある程度は止むを得ないとも感じるが、それだけでは勿体無い、と感じていた。無論、それはウェンディ個人の人形遊びに関するものであったが。
セシリアから人狼の存在意義や価値観を洗いざらい聞いておきたいとも思う。それにはどのような手段を取ればいいのか。お互いに向き合って聞きだせるものなのか。はたまた強引に聞くべきなのか。]

(142) 2007/11/25(Sun) 20:05:22

双子 ウェンディ

どうやったら教えてくれるかな・・・セシリアお姉ちゃん。

[ウェンディは隠し持っている聖銀の針の先端を触りながら*呟いた*]

(143) 2007/11/25(Sun) 20:06:31

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 20:10:41

【墓】 逃亡者 カミーラ

[クインジーとノーマンの会話が一区切りを迎えた後、
カミーラは再び場所を移動する。]

それにしても…奴は今、
どうなっているのだろうか…。

[どうやら檻の所へ向かうようだ。]

(+20) 2007/11/25(Sun) 21:36:51

資産家 ジェーン

―教会・宿坊―

[ジェーンは、ウェンディ>>124やクインジー>>126の語る言葉を聞いていた。唯、クインジーの言葉には軽く頷いたようだったが。]

「定めるもの」――    

[クインジーの誘いかけ>>127にすらも、
ジェーンは炉の揺らめく炎を見続けるがまま――
静かにクインジーが立ち去った後も、
己の内に沈み込んでいるままだった。]

(144) 2007/11/25(Sun) 21:42:45

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 21:44:03

お尋ね者 クインジー

―翌日

――――――――――

 クインジーは目を醒ますと、日頃のこの男には似合わぬ勤勉さで村の家々や詰め所を巡り、証拠集めと聴取に余念がなかった。
 日々昏迷を深めゆく村の雰囲気を見るにつけ、できうる限りの早期の解決が望まれたのだった。

 やがて調書の束と集めた証拠物件をまとめあげ、布袋に詰める。
 この日は、既に決意を固めたものか水車小屋の詰め所の私物を整理し、革鞘に入った長剣を携えた。
 それはこれまで、殆ど持ち出す必要のないものであった。

 そうして、己の持ち物が何一つなくなったその場所を後にした。一度も振り返ることはなかった。

――――――

(145) 2007/11/25(Sun) 21:47:12

お尋ね者 クインジー

―宿坊―

[クインジーは檻に向かう前、最後に宿坊を訪れた。扉を敲きかけた手が、上がったまま止まる。やがて、ゆっくりと降ろされた。
 扉越しに、言葉を残した。]

 ジェーン。これから俺はあの娘を尋問しに行く。
 趣味の悪いことだと思うだろう。

 だが、このどうしようもなく下卑た醜悪な行いを俺は長く生業としてきた。
 俺はどうやら、それをあんたに見て欲しかったらしい。

(146) 2007/11/25(Sun) 21:47:46

お尋ね者 クインジー

 俺をおぞましい“怪物”だと思ってくれて構わない。
 実際、随分非道なことを行ってきた。
 その過去に、何の言い訳も仕様がない。

 そのことで異端審問そのものを嫌悪してくれるなら――そのことも俺には好ましいことのように思える。
 ――この地で二度と同じような出来事が繰り返されないために。

(147) 2007/11/25(Sun) 21:48:16

お尋ね者 クインジー

 汚れきったやり方がなにかを為し得るものかどうか……
 檻に来ずとも、いつか結果を見届けてくれれば重畳だ。

[その時に、ジェーンが己に与えてくれた物の価値を思いおこしてくれることを、男は願ったものかもしれない。]


 ……騒がせてすまなかった。
 ――それでは。

(148) 2007/11/25(Sun) 21:49:10

双子 ウェンディ

尋問と言うものは。セシリアお姉ちゃんが生きている限り繰り返されるものなのかもしれない。それはとても悲しい事なのかしら。
セシリアお姉ちゃんに、死ぬつもりというのは一切感じなかったわ。 つまり。何かしらの脱出方法かを考えているのかもしれない、お姉ちゃんなりに希望があるのかもしれない。
前もってそれは、探しておかないといけないわ。

(149) 2007/11/25(Sun) 21:51:12

資産家 ジェーン

――待って下さい。

[ジェーンは、クインジーが立ち去ろうとする背中へと声をかけた。]

(150) 2007/11/25(Sun) 21:51:33

資産家 ジェーン

……連れていって下さい。
この私も――

[ジェーンは炉から視線を外すと、クインジーを見た。
木の棒を支えに、ゆっくりと立ち上がる。]

(151) 2007/11/25(Sun) 21:53:09

資産家 ジェーンが「時間を進める」を選択しました


【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは、檻がある場所へたどり着いた。
早速セシリアの様子を見てみる。]

[現在の拘束状態に、色々な意味で
カミーラは思わず目が釘付けになってしまう。]

(+21) 2007/11/25(Sun) 21:53:59

投票を委任します。

資産家 ジェーンは、お尋ね者 クインジー に投票を委任しました。


文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 21:54:56

お尋ね者 クインジー、資産家 ジェーンを見つめた。

2007/11/25(Sun) 21:55:19

お尋ね者 クインジー

 来てくれるか……。

 ――有難う。

(152) 2007/11/25(Sun) 21:56:26

お尋ね者 クインジー

 ノーマン――

[最後に、そこに居るであろう男に向けて声をかける]

(153) 2007/11/25(Sun) 21:57:28

資産家 ジェーン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 21:57:36

お尋ね者 クインジー

 仲間であるセシリアに口止めしなくていいのか?
 もっとも、この騒動が起きる前、或いは俺にはわからないような方法でじっくり口裏あわせをしているのかもしれないがな。

 あいつをなんとかしねぇと、俺が洗いざらい吐かせちまうぜ?
 それが厭なら、話に来ることだ――

(154) 2007/11/25(Sun) 21:57:49

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 21:58:10

資産家 ジェーン、お尋ね者 クインジーへ頷き、その手に、自らの運命すら託すかのように、手を添えた。

2007/11/25(Sun) 21:58:42

お尋ね者 クインジー、ちんぴら ノーマンに言葉を残すと、ジェーンと共に檻のある広場へと向かった。

2007/11/25(Sun) 21:59:10

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:00:57

双子 ウェンディ

セシリアお姉ちゃん、尋問に対してどんなつもりなんだろう。聞かなくっちゃ。

[ウェンディはもう一度、檻へ向かう事にした。]

(155) 2007/11/25(Sun) 22:01:48

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:05:08

お尋ね者 クインジー

―檻―

[ジェーンの手を引きながら、檻へと向かう。そこは、これまでの日々がそうであったように、檻を見物に来た多くの村人でごった返していた。

 彼らは怒声を張り上げ、揶揄の言葉を投げかけ、興奮した様子で檻の周囲で蠢いている。

 ジェーンを檻の脇の幄舎の席に導くと、セシリアの方へ向き直った。
 彼女の縛めは、気づかぬうちに扇情的な様へと改められていた。]

 セシリア……

[クインジーは声をかける。]

(156) 2007/11/25(Sun) 22:05:30

【墓】 逃亡者 カミーラ

[特に乳房の形状を強調する様な鎖の巻き方と、衣類越しに乳が張っていく所に、背徳的な美しさをも感じていく。

カミーラはふと、自分がセシリアと同じ様な感じで拘束されていく姿を想像し始める。]

(+22) 2007/11/25(Sun) 22:07:54

ちんぴら ノーマン

―宿坊―

[クインジーの言葉を、無表情で聞く。
彼のおかげか、体を動かすことができるだけの
体力がかえってきたようだった。]

……………。

[フッと笑う。]

…男の決着ぁ怨みっこなし……ってか。

[クインジー、ジェーンが出発した後
図らずも追うように檻へ向かう。]

(157) 2007/11/25(Sun) 22:08:27

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:10:07

文学少女 セシリア

──檻──

[クインジーが戻って来た事に気が付き、苦しげに反らして顎を僅かに正面に引いた。]

 ────……。

(158) 2007/11/25(Sun) 22:11:18

双子 ウェンディ、檻の方角へ向かった。

2007/11/25(Sun) 22:12:25

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:15:33

お尋ね者 クインジー、ゆっくりと檻の中へと入っていった。「――話を聞かせて貰おう」

2007/11/25(Sun) 22:17:09

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは、片手を右胸に軽く当ててみた。]

…ん、あれは…。

[その時、クインジー達が檻の方へ向かってくる。何かの尋問でも始まるのだろうか。
カミーラの心に、何かを楽しみに待っているような感情が出てくる。]

(+23) 2007/11/25(Sun) 22:17:30

お尋ね者 クインジー、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:18:41

お尋ね者 クインジー

―檻―

 随分といい格好だな……

[嘲るような言葉と共に、唇の端を歪めた。]

 ノーマンに可愛がってもらったか?
 あいつを昨日見た時にはそんな気力がありそうな様子にも思われなかったが、悪魔とはそうした見た目を装うことに長けたものらしい。

 どんなことを話した……

(159) 2007/11/25(Sun) 22:19:16

ちんぴら ノーマン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:20:39

双子 ウェンディ

――檻の周辺――

[檻の周辺はまた群衆が多い。物珍しさという人々が大半であろう、とウェンディには思われた。群衆に紛れて檻を見る。クインジーが檻に接近し、セシリアに語りかけている所だ。
目立った事はしていない為、彼らには知られていないはずだ。ウェンディは両手を合わせて檻を見つめた。]

(160) 2007/11/25(Sun) 22:21:09

文学少女 セシリア、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:22:08

資産家 ジェーン

―檻横/幄舎―

[宿坊で食事をとっていた時――
 誰が人狼であるのかないのか――
 そしてまた、誰が嘘をついているのかいないのか――

 それら全ては他者的視点からすれば簡単な計算で導き出せ得るものであったかもしれないが、既にジェーンの心は、それらの会話に心乱される事がなかった。
 それは外的なものに過ぎない。
 ジェーンは、ただ行く末を見守ろうとしていた。

 命ある限り。]

(161) 2007/11/25(Sun) 22:22:30

双子 ウェンディ、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:23:33

ちんぴら ノーマン

―檻―

ちょっと……通してくれ。

[檻近くに着くと、周囲の人にそう声をかける。
ノーマンの様子に唖然とする人をかき分け、
檻の様子が見える位置へと移動する。]

…………………。

[その場に座り込み、じっと様子を見据える。
体の様子とは裏腹に、目には闘志。]

(162) 2007/11/25(Sun) 22:24:25

ちんぴら ノーマン、メモを貼った。

2007/11/25(Sun) 22:25:25

お尋ね者 クインジー

[セシリアの胸元の鎖を引き寄せ、顔を覗き込む。]

 否――

[胴を縛める鎖がギリギリとたぐり寄せられ、首枷が頸部を締めつけた。]

 なんと云ったか……

 改めて聞くが、今のお前はセシリアではなく、別人なんだな?

[答えを聞くため鎖を掴む力を緩めた。首枷の締めつけが和らぐと同時に、振れた上体に併せて撓んだ乳房が服の下でゆったりと揺れる。]

(163) 2007/11/25(Sun) 22:27:07

文学少女 セシリア

こ、この鎖は、ウェンディが──、

[クインジーが戻って来た時に、聞いてみようと考えていた事が、混線した様に言葉にならなくなる。僅かに顰められた眉。]

ノーマン?
……その質問は尋問ですか?

(164) 2007/11/25(Sun) 22:28:27

双子 ウェンディ

お姉ちゃん…!

[はっきり言って、ウェンディは肉体的能力には誰よりも劣るのは間違いない。人狼の力を出さないセシリアにも及ばないだろう。 それでも彼女にとって唯一の禁忌に触れない限り、ウェンディはじっと見守ろうと決め込んでいた。
その禁忌とは、セシリアを殺めることに他ならない。]

(165) 2007/11/25(Sun) 22:29:06

双子 ウェンディ、文学少女 セシリアが自分の名前を発した事は、遠くて聞こえない。

2007/11/25(Sun) 22:29:45

お尋ね者 クインジー

 ――ノーマン
 やっと来たようだな。

[檻の外に彼の姿を見いだし、声をかける。]

 ここへ入って尋問してみたらどうだ?

[クインジーは挑戦的な眼差しを投げた。]

 そういえば、ずっとお前が尋問しようとする様を見たことがない。

(166) 2007/11/25(Sun) 22:30:17

お尋ね者 クインジー

[セシリアに答える。]

 ノーマンが悪魔であり、この村を掌握するために様々な手を尽くしてきたことは、およそ調べがついている。
 あとはお前との繋がりを見定めるだけだ――。

(167) 2007/11/25(Sun) 22:32:50

【墓】 見習いメイド ネリー

―広場、檻の前にて―

[生者には見えぬ闇が霧となり、観衆の上を包み込んでいる。]

……ほぅ。
また「ずんもん」かェ。
しかも、ノーマンさまァとクインジーさまァが、互いを狼っ子だとおっしゃってるとはのぅ……

……狼っ子は、あン娘以外に2人。
どっちかが嘘ついてるンかェ?
それか……2人とも嘘つきか。

[黒い霧から、娘の声が響いた。]

(+24) 2007/11/25(Sun) 22:34:31

【墓】 逃亡者 カミーラ

[あの拘束を施したのがウェンディだというセシリアの声を聞いて、カミーラは思わず感心した。]

…なかなかやるな…。

[そう思いつつ、カミーラはセシリアの方に視線を向けている。]

(+25) 2007/11/25(Sun) 22:35:24

ちんぴら ノーマン

……………。

[クインジーの挑発に、気迫ある視線で返す。]

……まずは、お手並み拝見。

(168) 2007/11/25(Sun) 22:35:42

文学少女 セシリア

[途端に息が出来なくなる──鎖を引かれて。
 苦しさに、咄嗟にくちびるを開く。背を反らされ戻った反動で、大きく息を吐く。ゆれた胸元が呼吸のためにさらに小さく震えた。

 生理的な涙で滲んだ涙。ぼやけた視界に入った衣服の色で、ジェーンが側に来ている事に気付く。]

──…ッ、別人。
…そう…ね、別人と思ってくれれば分かりやすくて良い。

(169) 2007/11/25(Sun) 22:35:56

文学少女 セシリア、もう一度、息を吐いた──。

2007/11/25(Sun) 22:36:15

【墓】 逃亡者 カミーラ

[その時、カミーラの近くに黒い霧が発生した。そこから声が聞こえてきたので、おもわず反射的に返事をする。]

少なくても…両者ともに嘘をついていることは、ない。

(+26) 2007/11/25(Sun) 22:38:11

【墓】 逃亡者 カミーラ

あの二人のうち、どちらかが…人狼だ。

(+27) 2007/11/25(Sun) 22:39:46

お尋ね者 クインジー

 今にして思えば、まんまと騙されたよ。
 俺は、人狼が斯様に尋常ならざる治癒力を持つことなど、想像だにしていなかった。

 証拠の隠滅を為さしめぬため、それを妨げたが――

[包帯の巻かれた右手が、セシリアの内腿に触れる。]

 ギャドスン医師の前で、見事に完治する様を見届けた。

[その手はそわそわと這登り、コートハーディのスカートの裾を擡げる。]

(170) 2007/11/25(Sun) 22:40:26

双子 ウェンディ、お尋ね者 クインジーがセシリアを挑発するかのように触れているのを黙って見ている。

2007/11/25(Sun) 22:41:47

双子 ウェンディ、意味もなく騒ぐ群衆が、ほとほとうざったいと思った。

2007/11/25(Sun) 22:44:08

お尋ね者 クインジー

 あのやりとりの結果――

[アンダースカートの上から、指の背がその場所をなぞった。]

 ノーマンはお前と直接やりとりせずとも不自然とは思われない立場を確保するに至った。

[左手は再び鎖を掴み、顔を引き寄せた。]

 ――そうだな?

[耳元で、囁くように。]

(171) 2007/11/25(Sun) 22:44:45

お尋ね者 クインジー、再び鎖を離す。セシリアの躰が揺さぶられ、縛めが締めつけられた

2007/11/25(Sun) 22:47:02

ちんぴら ノーマン

………………。

[じっとクインジーの様子を見ている。]

なるほど…そうきたか。

[現状、ノーマンの体は暴行を受けた跡が残っている。
だとしても、治癒力には個人差がありしばらく
すれば同じように治ると言われればそれまでだ。]

(172) 2007/11/25(Sun) 22:47:29

【墓】 見習いメイド ネリー

………そうかェ。

[黒い霧がカミーラの横に集まり、静かに渦を巻く。]

どちらにしても……
こォんなひでェことする人間なんてのはよォ、もはや「人間」とは言えねェべ。

[渦巻く闇は、痩せこけた娘のカタチを作り上げる。生前、「ネリー」と呼ばれた娘の姿を――]

次はどんなひでェことすンのかィ。

(+28) 2007/11/25(Sun) 22:48:16

お尋ね者 クインジー

 別人――

[クインジーはジェーンの方に向き直った。]

 どのように思われるだろうか。

 慥かにセシリアと別人であると?

(173) 2007/11/25(Sun) 22:48:37

文学少女 セシリア

[黄金色の瞳をクインジーに向ける。]

…ノーマンと繋がり。
繋がりなんて、何処にも無いッ。

──…ッあ。

[突然に太腿に触れられた事に驚いた。
 最大で動く事の出来る足幅が、鎖の所為で肩幅ギリギリすらも無いかもしれないと言うのに。スカートが──。]

(174) 2007/11/25(Sun) 22:48:52

文学少女 セシリア、お尋ね者 クインジーに向けた視線が動揺に揺れ、頬が熱くなるのを感じた。

2007/11/25(Sun) 22:50:11

資産家 ジェーンは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。


文学少女 セシリア

[囁く様な声が耳元の産毛を掠る。]

──…何を言って。

(175) 2007/11/25(Sun) 22:52:23

資産家 ジェーン、お尋ね者 クインジーに答える事はなく、注ぐ眼差しも冷静そのものと言って良い程。

2007/11/25(Sun) 22:53:18

【赤】 文学少女 セシリア

[背筋がぞくりと震え、躯の内側の熱に簡単に火がつくのが分かった。]

(*41) 2007/11/25(Sun) 22:54:24

双子 ウェンディ、口を真一文字にしている。動揺は意外とない。

2007/11/25(Sun) 22:54:39

【墓】 逃亡者 カミーラ

[黒い霧がカミーラの隣へと集まり、静かに渦を巻く。
すると霧は、一人の見覚えがある娘に変化したではないか。

あの時負傷したカミーラを介抱してくれた、
ネリーである。

カミーラは、少し驚いた。]

(+29) 2007/11/25(Sun) 22:55:02

お尋ね者 クインジー

 直接やりとりをする機会が多ければ、どうしたってどこからかボロを出してしまう危険も多くなるものだ。

 ノーマンとセシリアの繋がりは、慥かに見えにくくはあるだろう。

 ノーマン、その欺瞞の誹りを免れ得たいのであれば、此処で証を立てて見てはどうか――

[クインジーは誘いかけるようにノーマンに言葉をかける。]

(176) 2007/11/25(Sun) 22:57:54

ちんぴら ノーマン

やれやれ……好き勝手言ってやがる。
熱気で暑くなってきやがったぜ。

[立ち上がり、上の着衣を脱ぐ。
右腕の動きがどこかぎこちない。]

……………。

[キッとクインジーを睨みつける。
準備はできているというような様子。]

(177) 2007/11/25(Sun) 22:58:48

ちんぴら ノーマン、お尋ね者 クインジーの方へ静かに歩きだした。

2007/11/25(Sun) 22:59:29

【墓】 見習いメイド ネリー

[ネリーのカタチをした闇の渦が、カミーラを横目でじっと見つめた。]

………驚くことかェ?
オレぁ、村人に「喰い殺された」死人だかンよォ……

多分、死んで生身と同じ色とカタチには、なれんかったんだェ……

(+30) 2007/11/25(Sun) 23:00:20

ちんぴら ノーマン

いいんだな?てめえの急所………
この犬ッころから引き出しちまうかもしれねえぞ。

[見上げるように、クインジーを睨む。]

吐いた唾飲まねえな?あァん?

(178) 2007/11/25(Sun) 23:00:37

【独】 文学少女 セシリア

[彼を睨みつけようとするが、目許が潤んで力が入らない。]

(──…莫迦。)
(まともに、答えられなくなったらどうする。)

 彼は、かつての魔女裁判がそうで有った様に──…、それらの状況を再現する様に、事を進めようとしている事が分かった。彼が味わって来た、憎悪、絶望、怨念に近い感情が、彼の残された右目から立ち上っている様に感じられた。]

(-2) 2007/11/25(Sun) 23:04:02

お尋ね者 クインジー

 俺の知る“セシリア”は清廉無垢と云っていい娘でね――

 ジェーン、貴女も同じ感想を持つと思うのだが。


 さて――
 ここにある“彼女”が果たしてどうか……

 それを見定めたいものだ

[セシリアの頬は今は薔薇色に色づいていた。眦の周囲は朱に染まっている。
 天井から首枷に至る鎖を一旦外し、檻と彼女との結びつきを断った。鎖を手にもち、セシリアを背中側から抱く。]

(179) 2007/11/25(Sun) 23:04:50

お尋ね者 クインジー

 急所?

 さァね。そんなものはないな――

[セシリアの背中を抱いているクインジーは、彼女の躰をノーマンの方へ向けた。]

 さあ……
 お前のご主人様が来たぞ。

(180) 2007/11/25(Sun) 23:06:22

双子 ウェンディ

[セシリアが人狼である事はウェンディにとって疑いのないものであった。だがセシリアが実際にその腕力を振るった事は見たことがない。 クインジーは危険な賭けに出たのではないかと思った。]

(181) 2007/11/25(Sun) 23:07:11

【赤】 お尋ね者 クインジー

 エロイーズさま……

[その名を耳元で囁き、小さく耳朶を咬む]

(*42) 2007/11/25(Sun) 23:07:37

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは、ネリーに横目で見つめられている。]

そうか…。

だが何はともあれ、お前とまた会えて…良かった。

ネリー。あの時の恩を返せなかったり、
助けることができなかったりして、
本当に…ごめん。

(+31) 2007/11/25(Sun) 23:08:06

文学少女 セシリア

[天井からの拘束が無くなった反動で後ろに倒れそうになる。
 クインジーに躯を押し付ける様な形で、正面から檻へとやって来るノーマンを見上げる事になった。]

(182) 2007/11/25(Sun) 23:09:29

ちんぴら ノーマン

[クインジーの行動を見て、鼻で笑う。]

ハン!仲のいいこった。犬のツガイってヤツか?

[左腕に力が込められ、わなわな震えている。]

その犬ッころを見定めるだぁ?
ネムてぇこと言ってんじゃねえぞ。

[セシリアにニヤニヤと視線をおろす。]

そんなベタベタしちまっていいのかぇ。
自分らぁただならぬ関係だって、自白している
ようなもんじゃあねえのか、あァ?

(183) 2007/11/25(Sun) 23:10:03

【墓】 逃亡者 カミーラ

…これらの罪を、
どうやって償えば良いのだろうか…。

[カミーラは付け加えるように、
小声でこの一言をぼやいた。]

(+32) 2007/11/25(Sun) 23:10:49

【墓】 見習いメイド ネリー

……良いモンかェ?

オレぁよ。オレがこんカタチになったのぁよ。
多分、ヒトと狼っ子を恨んでこうなっちまったんだわ……

だからよ。カミーラさまァ。
……オレに会えていいことなんか、何ひとつねェ。

(+33) 2007/11/25(Sun) 23:11:44

ちんぴら ノーマン

俺ぁどうやら、村長の器じゃあなかったようだな。

[自嘲気味に言う。]

だが、一度言った以上その務めを果たさにゃ。
これ以上村を好きにゃあさせんぞ。

(184) 2007/11/25(Sun) 23:12:06

ちんぴら ノーマン、真顔で言った。

2007/11/25(Sun) 23:13:21

【赤】 文学少女 セシリア

──…莫…迦。
こんな所で、名前を…。

[耳朶に与えられた刺激。
 ノーマンの目の前で、咄嗟に漏れそうになる喘ぎ声を隠すために、くちびるを噛んだ。]

(*43) 2007/11/25(Sun) 23:13:43

【墓】 見習いメイド ネリー

つぐない……

何のつぐないかェ?

[カミーラの方に向き直り、じぃと目を見た。]

(+34) 2007/11/25(Sun) 23:14:11

お尋ね者 クインジー

[ノーマンの「仲のいい」という言葉に意外そうな表情を向ける。]

 おかしなことを。
 俺と彼女はこの村で、尋問が始まる前、教会の彌撒で顔を会わせたことがある程度だったと云うのに。

 それは、村人の皆に聞いても証明してくれるだろう。

 全く身に覚えのないことだ。

(185) 2007/11/25(Sun) 23:15:01

お尋ね者 クインジー

 やれやれ、まったく。
 彼女は檻の中で。

 そして、俺が仮に人狼だったとして、この村の行方に常に翻弄される身だったのではないか……

[ノーマンの言葉に苦笑した。]

(186) 2007/11/25(Sun) 23:16:57

文学少女 セシリア

[長時間、直立不動の姿勢で居た所為か、予想もつかない状況で内腿に触れられた所為か、彼女の足元はガクガクと震えている。
 犬と言う言葉に眉を顰め、侮蔑した様な目でノーマンを見る。]

──…村を好きにさせないも何も。
兄であり、村長であるアーノルドを殺したのは、お前だろうノーマン。

(187) 2007/11/25(Sun) 23:17:22

ちんぴら ノーマン

ふん……どうだか。人ってえのは、
表に出ている顔だけがそいつじゃねえってこった。
そう…この犬ッころが何食わぬ顔でぬくぬく
生きてきたようになぁ…クククククク。

[セシリアを見据えたまま言う。]

あ、そうそう。この前、てめえ俺のこと咬んだよな。
ありゃあ…痛かったぞ。

(188) 2007/11/25(Sun) 23:17:56

ちんぴら ノーマン

おおっと……こりゃあ、何の尋問だ?
俺が兄貴を殺した件での尋問か?
違うだろ………立場ぁわきまえろってんだ。

[セシリアに左拳を振り上げて威嚇する。]

痛かったぞ…痛かったぞ………。

(189) 2007/11/25(Sun) 23:19:51

双子 ウェンディ

[セシリアの威圧的な言葉に眉を顰める。村長を殺したのがノーマンであるならば、膨大な推理材料が出来る。あるいはこれはセシリアの狂言なのかかまかけなのか。
しかしながら、ウェンディにはクインジーの冷静さにも酷く気になっていた。]

(190) 2007/11/25(Sun) 23:20:48

【墓】 逃亡者 カミーラ

[カミーラは、ネリーの「良いことはない」という一言を静かに否定し、こう返した。]

何を言っている。お前に会えて良いことといえば、こうして罪を償う機会が出来たことだ。

ネリー、私を…今から檻の奴と
似たようなことをしてくれても構わない。

[この後、以下の一言を小声でつぶやく。]

例えば、物理的でなくても
性的や精神的な罰とかでも…いいから。

(+35) 2007/11/25(Sun) 23:21:29

お尋ね者 クインジー

[セシリアを背中から支えるクインジーの片膝が後ろ側から彼女の両足の間に差し入れられ、太股がその躰を押し上げている。
 クインジーの膝の両脇で、セシリアの細い内腿が微かに震えを帯びていた。]

 さァ

“務め”とやらを見せてくれ――。

 時間稼ぎしているとしか見えないぞ。

(191) 2007/11/25(Sun) 23:22:05

お尋ね者 クインジー

 ――ほう……?

[ノーマンの、「俺が兄貴を殺した件」という言葉に眉を蹙める。]

 やはり……
 ノーマン、お前が――

(192) 2007/11/25(Sun) 23:24:36

双子 ウェンディ

危険なのは、セシリアお姉ちゃんじゃないわ。
あの「檻」そのものが危険。あの人、わざと引き入れようとしているように見える。

[ウェンディは何かあればすぐ動けるように、或いは動揺しないように心の準備をする。]

(193) 2007/11/25(Sun) 23:24:36

ちんぴら ノーマン

何の証拠もないが、仮に俺が兄貴を殺したとしよう。

[右手に力が入る。「悪魔」のような皺が浮かぶ。]

だからって、何が悪いってんだ?
そりゃあ、ただ兄貴が不用心過ぎた、
弱過ぎたってことじゃあねえのか。

[「悪魔」のような笑い顔。]

こんなギラギラした弟が近くにいながら、
甘やかした兄貴が全部悪いんじゃあねえのか。
弱ぇヤツは、常に強ぇヤツに喰われるんだよ。
てめえら、犬ッころだって……
強ぇ強ぇ人間様に喰われるんだよ。

(194) 2007/11/25(Sun) 23:24:40

ちんぴら ノーマン、お尋ね者 クインジーに「仮定の話さ。あくまでも架空よ。」と笑う。

2007/11/25(Sun) 23:26:21

【墓】 見習いメイド ネリー

罰……………

[ネリーは、カミーラを冷ややかな目で見つめた。]

するかと、思うかェ?

そんなことをやっちまったら、オレはあン檻ン中の「けだもの」どもと同じになっちまうべよ。

それに、もしカミーラさまァが、罰とやらを受けて楽になるンなら、オレは罰なんてやってやらねェよ。


……あんたさまァは、ただ、苦しめばいい……

[冷ややかな視線を、カミーラから檻の中へと移した。]

(+36) 2007/11/25(Sun) 23:26:24

資産家 ジェーンは、双子 ウェンディ を投票先に選びました。


文学少女 セシリア

[ノーマンの拳に、痛みを感じた様に片目を閉じる。
 反射的に一歩後ろに下がろうとして、両脚の間、クインジーの膝に増々躯を食い込ませる事になってしまう。]

ノーマン…。
──私よりも、お前が居ない方が村は平和だ。

(195) 2007/11/25(Sun) 23:27:16

お尋ね者 クインジー

 ノーマン。この村を乗っ取ったとして――
 何をしたかったんだ……

(196) 2007/11/25(Sun) 23:28:09

お尋ね者 クインジー

 おっと。逃げさせはしない。

[身を捩るセシリアを縛める。]

 ノーマンもセシリアを打つ気があるのか――

(197) 2007/11/25(Sun) 23:29:26

ちんぴら ノーマン

その眼だよ……俺ぁその眼がずっと嫌いだったんだよ!!!

[セシリアの言葉に、語気を荒げる。]

昔から出来の悪ぃ弟を蔑むような、
そんな眼が俺ぁ大嫌いだったんだッ!!
自分は無能の癖に、この俺を馬鹿にしやがって!!

[セシリアに左拳を放とうとする。]

兄貴と同じ眼で俺を見てるんじゃねえよぉ!!!!!

(198) 2007/11/25(Sun) 23:29:33

お尋ね者 クインジー、邪な笑みを浮かべた。

2007/11/25(Sun) 23:29:45

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生存者 (3)

セシリア
66回 残6318pt
ジェーン
27回 残7677pt
クインジー
113回 残4786pt

犠牲者 (4)

イリス(2d)
0回 残9000pt
ルーサー(3d)
65回 残6582pt
ヴィンセント(4d)
35回 残7819pt
ウェンディ(5d)
42回 残7534pt

処刑者 (3)

ネリー(3d)
21回 残8229pt
カミーラ(4d)
41回 残7880pt
ノーマン(5d)
25回 残8215pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




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