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おぉぉ……殺す…殺す……殺す…
殺す………殺す……殺す……殺す…
[襤褸雑巾のようになりつつも、殺気を漂わす。
憤怒に心奪われ、周囲の様子が視界に入らないようだ。]
殺す………殺す…殺す……殺す…
……しかし、奇妙なモンだのぅ。
[ざわめく観衆の中で、ネリーはぽつりと呟いた。]
カミーラさまァの死体はさっさと片付けたのに、オレの死体は檻ン中に置き去りかェ。オレを永遠に餌にでもするつもりかィ。
……オレの死体は、オレの肉は、いずれ腐る。
そン時ァ、どうするつもりかィのぅ……
[ピクリ、右肩が殺意を察知した。]
[死して闇の身体となったネリーは、ノーマンの声を聞く。]
ノーマンさまァかェ……
あン方は、よく誰かに噛み付かれるからの……
――檻の中――
[ウェンディは檻の中に入った。セシリアをねめつける。]
かなり危険な行為だった。セシリアの四肢はともかく、顎は自由に使える。事実、顔の付近は血で汚れている。まるで血化粧をした直後のように。
それでもウェンディがセシリアに襲われなかったのは、幸運と言うべきか、セシリアがウェンディに何かしらのを感じているか、一種の躊躇いがあったからだろう。]
セシリアお姉ちゃん…お姉ちゃんは人を殺すことができるくらい、恐ろしい事ができるのね。
[ウェンディはセシリアが人間を捕食した事やネリーの姿を見て哀しくなった。]
[殺気立ったノーマンの様子に、表情は僅かに緊張を帯びた。
もっとも、昏迷の状態にある村のこと。
村人の多くは殺気立った刺々しい気配を纏わせていたが。]
――俺も、いずれあんたとは決着をつけるつもりだ。
[檻を出ていく時、クインジーがセシリアにかける声は聞こえたものの、セシリアを振り向く事なく――。]
―檻→教会・宿坊方向―
[クインジーに支えられ、歩む先にはクインジーの姿。ノーマンの姿を認めたが、情動はない。]
俺ぁもうおしまいだ……だが、ただじゃあ死なねえ。
尻尾ぉつかんでやる……からな…絶対に。
[クインジーを睨む。ほとんど動かない右腕。
甲に力が入り、皺が浮き出る。
その様子は傷も相まって悪魔のような皺。]
殺す…殺す………殺す…。
[額から一筋の血。]
[もっとも、それはセシリアが言った「仲間が二人」であることと、「カミーラが人狼」という二つの事柄が事実であるという前提に立つならば――という話だったが。
ノーマンが悪魔であり、獣性を帯びていることは疑いはしなかった。]
尻尾などない。
なんなら、見てみるか?
[そう言って笑う。]
お姉ちゃん、どうしてこんな事をするの?悲しくなっちゃう。
悪いことをしたら、罰を受けなければいけないのよ。
お父さんやお母さん、神父様にいつも言われているでしょう?
[ウェンディは再び枷を持ち、セシリアの背後から近づいた。]
ああ、そうだ。
教会が崩れ落ちてしまった――
[行く先にある、教会の方を仰ぎ見る。]
『神父……』
[だが、言葉にしたのは別の男の名前。]
[異端審問官とクインジーが名乗った時から、
どうも胡散臭そうな表情を浮かべていた。]
へっへっへっへ……俺ぁこのザマよ。
殺るなら、今のうちだぜ?
だが、この場で殺るならただじゃあ死なん…。
[力なく言う。]
あんたの兄――村長のアーノルドの遺体は瓦礫の下敷きになって無惨に潰れていたようだ。
彼が亡くなった時の涙が空涙でないならば、彼の眠りが妨げられたこともまた、無念なことだろう。
お悔やみ申し上げる。
[アーノルドの死が人狼によるものか、人の手で殺められしものかは、そのことによって我々には終に知ることのできない事柄となったのだった。]
ジェーン、俺はノーマンが悪魔だと思っていると、セシリアを最初に尋問した時言ったぜ。
まだ、証拠はあげてはいないが、ノーマンの周辺を探すかセシリアから吐かせれば明らかになるだろう。
ハハハハハハハハ………。
[今となっては、兄の死の真相がバレようが
もう永久に闇の中だろうがどうでもいい問題だった。
元取り巻きにボコボコにされ、この場で
立ち向かってもどうにもならないだろう。
もはや、笑う以外になかった。]
ノーマン。俺は今はあんたを手にかけるつもりはない。
俺は私闘をしたいわけじゃないからな……
だが、証拠が挙がった時――それがあんたの年貢の納め時だ。
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